JPH053445Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053445Y2 JPH053445Y2 JP1942488U JP1942488U JPH053445Y2 JP H053445 Y2 JPH053445 Y2 JP H053445Y2 JP 1942488 U JP1942488 U JP 1942488U JP 1942488 U JP1942488 U JP 1942488U JP H053445 Y2 JPH053445 Y2 JP H053445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- flat plate
- plate part
- load
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pallets (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、入庫側から出庫側へ下降傾斜するレ
ール上で荷を載置する流動棚に於いて使用される
トレーに関するものである。
ール上で荷を載置する流動棚に於いて使用される
トレーに関するものである。
(従来の技術)
この種の流動棚用トレーとして、荷支持用平板
部と、この平板部の前縁から立ち上がる荷受け板
部とから成るL形トレーが、例えば実開昭61−
98709号公報等により知られている。このような
L形トレーは、皿形トレーと比較して極めて軽量
安価に構成し得るだけでなく、載置される荷がト
レーから多少はみ出るような大きさのものであつ
ても、一応支障なく使用し得る便利さがあるが、
載置された荷の後端よりもトレーの後端(前記平
板部の後端)が後方に突出している通常の使用状
態に於いて、滑動してくる後続トレーの前端が先
行停止トレーの後端より平板部上に乗り上げてし
まう恐れがある。
部と、この平板部の前縁から立ち上がる荷受け板
部とから成るL形トレーが、例えば実開昭61−
98709号公報等により知られている。このような
L形トレーは、皿形トレーと比較して極めて軽量
安価に構成し得るだけでなく、載置される荷がト
レーから多少はみ出るような大きさのものであつ
ても、一応支障なく使用し得る便利さがあるが、
載置された荷の後端よりもトレーの後端(前記平
板部の後端)が後方に突出している通常の使用状
態に於いて、滑動してくる後続トレーの前端が先
行停止トレーの後端より平板部上に乗り上げてし
まう恐れがある。
このような不都合を回避するために、前記公報
に記載された従来のトレーでは、トレーの前端中
央位置から下方へ突出する突出板部を平板部から
の切り起こし加工により形成し、この突出板部に
より、後続トレーの前端部が先行停止トレーの平
板部上へ乗り上げるのを阻止するように構成して
いた。
に記載された従来のトレーでは、トレーの前端中
央位置から下方へ突出する突出板部を平板部から
の切り起こし加工により形成し、この突出板部に
より、後続トレーの前端部が先行停止トレーの平
板部上へ乗り上げるのを阻止するように構成して
いた。
(考案が解決しようとする課題)
上記のような従来の流動棚用トレーでは、前端
部中央の突出板部が邪魔になつて、荷積み降ろし
作業等のためにトレーをテーブル上等に安定的に
載置することが出来なくなるばかりでなく、この
テーブル上等へのトレーの載置により、乗り上げ
防止のための前記突出板部が変形する恐れもあつ
た。
部中央の突出板部が邪魔になつて、荷積み降ろし
作業等のためにトレーをテーブル上等に安定的に
載置することが出来なくなるばかりでなく、この
テーブル上等へのトレーの載置により、乗り上げ
防止のための前記突出板部が変形する恐れもあつ
た。
(課題を解決するための手段)
本考案は上記のような従来の問題点を解消する
ために、荷支持用平板部と、この平板部の前縁か
ら立ち上がる荷受け板部とから成り、前記平板部
には、移動方向と平行に延び且つ底面側へ突出す
る補強用リブを少なくとも左右一対形成すると共
に、当該平板部の後端から斜め後方上方へ延出す
る突出片を平板部から一体に連設して成る流動棚
用トレーを提案するものである。
ために、荷支持用平板部と、この平板部の前縁か
ら立ち上がる荷受け板部とから成り、前記平板部
には、移動方向と平行に延び且つ底面側へ突出す
る補強用リブを少なくとも左右一対形成すると共
に、当該平板部の後端から斜め後方上方へ延出す
る突出片を平板部から一体に連設して成る流動棚
用トレーを提案するものである。
(実施例)
以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図及び第2図に於いて、1,2は入庫側か
ら出庫側へ下降傾斜するローラーレールであつ
て、この左右一対のローラーレール1,2により
一つの荷支持レーンが構成される。各ローラーレ
ール1,2は、レール材3に荷支持用ローラー4
をレール材長さ方向適宜間隔おきに軸支して成る
ものであり、出庫側端部(傾斜下端部)を支持す
る支持枠材5には上方に突出するストツパー6が
形成されている。勿論、このようにストツパー6
と支持枠材5とを一体に形成しないで、別に構成
したストツパーがローラーレール1,2や支持枠
材5に取り付けられる場合もある。
ら出庫側へ下降傾斜するローラーレールであつ
て、この左右一対のローラーレール1,2により
一つの荷支持レーンが構成される。各ローラーレ
ール1,2は、レール材3に荷支持用ローラー4
をレール材長さ方向適宜間隔おきに軸支して成る
ものであり、出庫側端部(傾斜下端部)を支持す
る支持枠材5には上方に突出するストツパー6が
形成されている。勿論、このようにストツパー6
と支持枠材5とを一体に形成しないで、別に構成
したストツパーがローラーレール1,2や支持枠
材5に取り付けられる場合もある。
7は前記左右一対のローラーレール1,2上で
支持されるトレーであつて、荷8を支持する平板
部9と、この平板部9の前縁から略直角に立ち上
がる荷受け板部10とから構成されている。前記
平板部9には、前記左右一対のローラーレール
1,2の内側に近接する位置で、移動方向と平行
に平板部9の後端まで延びる左右一対の補強用リ
ブ11,12が、底面側へ突出するように一体成
形されている。更に、第3図及び第4図にも示す
ように、前記平板部9の後縁左右両端部には、斜
め後方上方へ延出する左右一対の突出片13,1
4が当該平板部9から一体に連設されている。
支持されるトレーであつて、荷8を支持する平板
部9と、この平板部9の前縁から略直角に立ち上
がる荷受け板部10とから構成されている。前記
平板部9には、前記左右一対のローラーレール
1,2の内側に近接する位置で、移動方向と平行
に平板部9の後端まで延びる左右一対の補強用リ
ブ11,12が、底面側へ突出するように一体成
形されている。更に、第3図及び第4図にも示す
ように、前記平板部9の後縁左右両端部には、斜
め後方上方へ延出する左右一対の突出片13,1
4が当該平板部9から一体に連設されている。
荷8はトレー7の平板部9上に、当該荷8の前
端が荷受け板部10に当接するように載置され
る。然して当該トレー7は、流動棚内にある多数
の荷支持レーンの内、選択された特定の荷支持レ
ーンを構成する左右一対のローラーレール1,2
の入庫側端部(傾斜上端部)上に、両補強用リブ
11,12が両ローラーレール1,2の内側に嵌
合するように載置される。この結果、当該荷載置
トレー7は、重力により荷支持用ローラー4上を
傾斜下方へ滑動し、出庫側端部のストツパー6に
荷受け板部10が当接して停止する。又、同様に
入庫された後続の荷載置トレー7は、第1図及び
第2図に示すように先行停止トレー7の後端部に
当接して停止する。このとき、後続の荷載置トレ
ー7の荷受け板部10が先行停止トレー7の後端
にある左右一対の突出片13,14に当接するの
で、後続トレー7の前端部が先行停止トレー7の
平板部9上に乗り上げることはない。又、後続ト
レー7と先行停止トレー7との衝突時の衝撃は、
突出片13,14の前方への弾性撓みにより緩衝
される。
端が荷受け板部10に当接するように載置され
る。然して当該トレー7は、流動棚内にある多数
の荷支持レーンの内、選択された特定の荷支持レ
ーンを構成する左右一対のローラーレール1,2
の入庫側端部(傾斜上端部)上に、両補強用リブ
11,12が両ローラーレール1,2の内側に嵌
合するように載置される。この結果、当該荷載置
トレー7は、重力により荷支持用ローラー4上を
傾斜下方へ滑動し、出庫側端部のストツパー6に
荷受け板部10が当接して停止する。又、同様に
入庫された後続の荷載置トレー7は、第1図及び
第2図に示すように先行停止トレー7の後端部に
当接して停止する。このとき、後続の荷載置トレ
ー7の荷受け板部10が先行停止トレー7の後端
にある左右一対の突出片13,14に当接するの
で、後続トレー7の前端部が先行停止トレー7の
平板部9上に乗り上げることはない。又、後続ト
レー7と先行停止トレー7との衝突時の衝撃は、
突出片13,14の前方への弾性撓みにより緩衝
される。
出庫作業は、出庫側端部のストツパー6に当接
している先頭の荷載置トレー7から行われる。即
ち、ストツパー6に当接している先頭の荷載置ト
レー7を持ち上げて出庫すると、停止している全
ての後続の荷載置トレー7が順次ローラーレール
1,2上を傾斜下方へ滑動して、前詰め作用が行
われるので、常に先頭の荷載置トレー7をしてス
トツパー6に当接する位置、即ち荷支持レーンの
傾斜下端位置に待機させておくことが出来る。
している先頭の荷載置トレー7から行われる。即
ち、ストツパー6に当接している先頭の荷載置ト
レー7を持ち上げて出庫すると、停止している全
ての後続の荷載置トレー7が順次ローラーレール
1,2上を傾斜下方へ滑動して、前詰め作用が行
われるので、常に先頭の荷載置トレー7をしてス
トツパー6に当接する位置、即ち荷支持レーンの
傾斜下端位置に待機させておくことが出来る。
尚、補強用リブ11,12は少なくとも左右一
対形成すれば良く、幅方向中央位置等、他の適当
な箇所にも補強用リブを追加形成することが出来
る。又、左右一対の補強用リブ11,12は、ロ
ーラーレール1,2の外側に隣接する位置に形成
しても良い。更に左右一対の突出片13,14
は、平板部9の後縁左右両端より内側に寄つた位
置に連設することも出来る。
対形成すれば良く、幅方向中央位置等、他の適当
な箇所にも補強用リブを追加形成することが出来
る。又、左右一対の補強用リブ11,12は、ロ
ーラーレール1,2の外側に隣接する位置に形成
しても良い。更に左右一対の突出片13,14
は、平板部9の後縁左右両端より内側に寄つた位
置に連設することも出来る。
(考案の作用及び効果)
以上のように本考案の流動棚用トレーによれ
ば。荷支持用平板部と、この平板部の前縁から立
ち上がる荷受け板部とから成るL形トレーであり
ながら、前記平板部の後端から連設された突出片
により、先行停止トレーの平板部上に後続トレー
の前端が乗り上げるのを確実に防止し、常に後続
トレーを先行停止トレーの後端に正常に当接する
状態で停止させることが出来る。
ば。荷支持用平板部と、この平板部の前縁から立
ち上がる荷受け板部とから成るL形トレーであり
ながら、前記平板部の後端から連設された突出片
により、先行停止トレーの平板部上に後続トレー
の前端が乗り上げるのを確実に防止し、常に後続
トレーを先行停止トレーの後端に正常に当接する
状態で停止させることが出来る。
しかも本考案の構成によれば、薄板で構成され
る平板部の曲げ強度を増大させるための左右一対
の補強用リブ以外に底面側へ突出する部分がない
ので、当該左右一対の補強用リブを利用してトレ
ーをテーブル上等に安定的に載置させることが出
来、又、テーブル上等へのトレーの載置によつ
て、乗り上げ防止のための部分が変形してしまう
ような恐れもない。
る平板部の曲げ強度を増大させるための左右一対
の補強用リブ以外に底面側へ突出する部分がない
ので、当該左右一対の補強用リブを利用してトレ
ーをテーブル上等に安定的に載置させることが出
来、又、テーブル上等へのトレーの載置によつ
て、乗り上げ防止のための部分が変形してしまう
ような恐れもない。
更に、前記突出片は斜め後方上方に傾斜して延
出しているので、後続トレーが先行停止トレーに
衝突したときの衝撃を当該突出片の前方への弾性
撓みによつて緩衝させることも可能であり、荷崩
れを生ぜしめることなく円滑に後続トレーを停止
させることが出来る。しかも、この突出片に対す
る後続トレーの衝突によつて、先行停止トレーの
平板部後端部が上方へ曲げられる傾向にあるが、
左右一対の補強用リブが平板部後端部分の変形を
確実に防止する。
出しているので、後続トレーが先行停止トレーに
衝突したときの衝撃を当該突出片の前方への弾性
撓みによつて緩衝させることも可能であり、荷崩
れを生ぜしめることなく円滑に後続トレーを停止
させることが出来る。しかも、この突出片に対す
る後続トレーの衝突によつて、先行停止トレーの
平板部後端部が上方へ曲げられる傾向にあるが、
左右一対の補強用リブが平板部後端部分の変形を
確実に防止する。
特に実施例のように、前記突出片を左右一対設
けておくときは、この左右一対の突出片で後続ト
レーを受け止めることになるので、従来のように
後続トレーが左右横方向に振れて、平板部の片側
が先行停止トレーの平板部上に乗り上げる恐れも
ないし、このトレーの振れによつて荷崩れが生じ
る恐れもない。
けておくときは、この左右一対の突出片で後続ト
レーを受け止めることになるので、従来のように
後続トレーが左右横方向に振れて、平板部の片側
が先行停止トレーの平板部上に乗り上げる恐れも
ないし、このトレーの振れによつて荷崩れが生じ
る恐れもない。
尚、実施例で示したように、左右一対の補強用
リブにより左右一対のローラーレールに対するト
レーの位置決め用ガイドを兼用させることも可能
である。
リブにより左右一対のローラーレールに対するト
レーの位置決め用ガイドを兼用させることも可能
である。
第1図はローラーレール上に支持されたトレー
を示す側面図、第2図は同平面図、第3図はトレ
ーの背面図、第4図はトレーの一部切り欠き縦断
側面図である。 1,2……ローラーレール、7……トレー、9
……平板部、10……荷受け板部、11,12…
…補強用リブ、13,14……突出片。
を示す側面図、第2図は同平面図、第3図はトレ
ーの背面図、第4図はトレーの一部切り欠き縦断
側面図である。 1,2……ローラーレール、7……トレー、9
……平板部、10……荷受け板部、11,12…
…補強用リブ、13,14……突出片。
Claims (1)
- 入庫側から出庫側へ下降傾斜するレール上で荷
を載置する流動棚に於いて使用されるトレーであ
つて、荷支持用平板部と、この平板部の前縁から
立ち上がる荷受け板部とから成り、前記平板部に
は、移動方向と平行に延び且つ底面側へ突出する
補強用リブを少なくとも左右一対形成すると共
に、当該平板部の後端から斜め後方上方へ延出す
る突出片を平板部から一体に連設して成る流動棚
用トレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1942488U JPH053445Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1942488U JPH053445Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01123617U JPH01123617U (ja) | 1989-08-23 |
JPH053445Y2 true JPH053445Y2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=31234923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1942488U Expired - Lifetime JPH053445Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053445Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP1942488U patent/JPH053445Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01123617U (ja) | 1989-08-23 |
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