JP2003252324A - 合成樹脂ケース及び合成樹脂ケースの製造方法 - Google Patents

合成樹脂ケース及び合成樹脂ケースの製造方法

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JP2003252324A
JP2003252324A JP2002115259A JP2002115259A JP2003252324A JP 2003252324 A JP2003252324 A JP 2003252324A JP 2002115259 A JP2002115259 A JP 2002115259A JP 2002115259 A JP2002115259 A JP 2002115259A JP 2003252324 A JP2003252324 A JP 2003252324A
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synthetic resin
straight
case
ruled line
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JP2002115259A
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Yuuzou Sakamoto
優蔵 坂本
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SAKAMOTO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、組み立て作業時の作業者の傷付き或
いはケース使用者の傷付き等を防止でき、差し込み部、
折曲部等のような部材の離脱、抜出しという不都合を無
くすことができ、更に外周部及び罫線部の形状を種々に
多様化した合成樹脂ケースを製造できる合成樹脂ケース
の製造方法を提供する 【解決手段】本発明の合成樹脂ケースは、合成樹脂シー
トSを素材とし、波形状の刃部2a又はストレート状の
刃部を有する打ち抜き刃2と、波形状の刃体として形成
した波形状の突出端又はストレート状の刃体として形成
したストレート状の突出端を有する罫線形成用突部とを
組み合わせて、外周部及びケース形成用の折り曲げ部分
となる罫線部Kが、波形部と波形でないストレート部と
の組み合わせからなる合成樹脂ケース10Aを組み立て
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する残術分野】本発明は、外周部、罫線部に
斬新な改良を施した合成樹脂ケース及びこの合成樹脂ケ
ースの製造方法に関するものである。
【従来の技術】組み立て後において例えば箱型となる合
成樹脂ケースの従来例を図28を参照して説明する。図
28に示す合成樹脂ケース用の成型品50は、合成樹脂
シートを素材とし、例えば、4個の壁面部51、差し込
み部52、折曲部53、接着部54を、図示しない抜型
装置を使用しこれらの外周を画する輪郭すべてをストレ
ートにカットし、また、点線で示す所要数の罫線部60
はストレート状に部分的な切り込みを入れて形成してい
る。そして、この成型品50を前記罫線部60の位置で
各々折り曲げ、また、接着部54に接着剤を塗布する等
して、箱型状の合成樹脂ケースを製造するものである。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の成型品50の場合、壁面部51に差し込み部5
2、折曲部53、接着部54の全ての外周部分は各々ス
トレート状にカットされているため、例えば組み立て作
業に際して差し込み部52、折曲部53等の突出綾部に
作業者が手を触れたとき、突出綾部の鋭角部分によって
指が切れるというような傷つきやすい危険性を伴ってい
た。また、前記罫線部60においては、ストレート状に
部分的な切り込みを入れているものであるため、例えば
組み立て作業に際して差し込み部52、折曲部53等を
折り曲げた場合に差し込み部52、折曲部53等が成型
品50から切り取られてしまうという不都合が生じてい
た。更に、差し込み部52等の外周部分は、既述したよ
うにストレート状にカットされているため、差し込み部
52の外周部分と被接触部分(例えば壁面部51、折曲
部53等の内側部分)との間の接触抵抗は少なく、一旦
差し込んだ差し込み部52が抜け出てしまうという不都
合も生じていた。本発明は、上記従来の事情に鑑みてな
されたものであり、外周部及び罫線部の形状に種々の改
良を施し、組み立て作業時の作業者の傷付き或いはケー
ス使用者の傷付き等を防止でき、また、差し込み部、折
曲部等のような部材の離脱、抜出しという不都合を無く
すことができ、更に外周部及び罫線部の形状を種々に多
様化した合成樹脂ケース及び該合成樹脂ケースの製造方
法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の合
成樹脂ケースは、合成樹脂シートを素材とし、外周部全
体及びケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部全部が
波形状として組み立てられたことを特徴とするものであ
る。請求項2記載の発明の合成樹脂ケースの製造方法
は、合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部を有する打
ち抜き刃と、波形状の刃体として形成した波形状突出端
を有する罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部全体
及びケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部全部が波
形状である合成樹脂ケースを組み立てることを特徴とす
るものである。請求項1、2記載の発明によれば、外周
部全体及び罫線部全部が波形状に組み立てられる合成樹
脂ケースを得ることができ、外周部全体に鋭角部分が無
くなり、組み立て作業時の作業者の指等の傷付きを防止
できるとともに、ケース使用者の傷付きを防止できる。
また、外周部全体及び罫線部全部が波形状であることか
ら、特に罫線部の折り曲げ抵抗が弱く折り曲げ易くなり
組み立て作業性が向上するとともに、罫線部がストレー
ト状のものに比べ、罫線部を介して隣り合う部材間が離
脱しにくくなる。更に、差し込み部となる部材の外周部
全体も波形状であることから、他の部材との接触抵抗が
大きくなり抜出しにくくなる。請求項3記載の発明の合
成樹脂ケースは、合成樹脂シートを素材とし、外周部及
びケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が、波形部
と波形でないストレート部との組み合わせとなる形状に
組み立てられたことを特徴とするものである。請求項4
記載の発明の合成樹脂ケースの製造方法は、合成樹脂シ
ートを素材とし、波形状刃部又はストレート状刃部を有
する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形成した波形状
突出端又はストレート状の刃体として形成したストレー
ト状突出端を有する罫線形成用突部とを組み合わせて、
外周部及びケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
が、波形部と波形でないストレート部との組み合わせか
らなる合成樹脂ケースを組み立てることを特徴とするも
のである。請求項3、4記載の発明によれば、外周部及
びケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が、波形部
と波形でないストレート部との組み合わせとなる形状に
組み立てられる合成樹脂ケースを得ることができる。こ
れにより、外周部の鋭角部分を減少し、作業者、使用者
の傷付き防止を図ったり、罫線部の折り曲げ時の組み立
て作業性を調整したり、罫線部を介しての隣り合う部材
間の離脱性を調整したり、差し込み部となる部材の他の
部材との接触抵抗を調整したりというような製造時の作
業性の調整や、完成状態での使用感の調整が可能とな
る。請求項5記載の発明の合成樹脂ケースは、合成樹脂
シートを素材とし、外周部が波形部で、ケース形成用の
折り曲げ部分となる罫線部がストレート部となる形状に
組み立てられたことを特徴とするものである。請求項6
記載の発明の合成樹脂ケースの製造方法は、合成樹脂シ
ートを素材とし、波形状刃部を有する打ち抜き刃と、ス
トレート状の刃体として形成したストレート状突出端を
有する罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部が波形
部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部がスト
レート部となる形状の合成樹脂ケースを組み立てること
を特徴とするものである。請求項5、6記載の発明によ
れば、請求項3、4記載の発明と同様、外周部が波形部
で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部がストレ
ート部となる形状の合成樹脂ケースを得ることができ
る。これにより、外周部の鋭角部分を無くし、作業者、
使用者の傷付き防止を図ったり、罫線部の折り曲げ時の
組み立て作業性を調整したり、罫線部を介しての隣り合
う部材間の離脱性を調整したり、差し込み部となる部材
の他の部材との接触抵抗を調整したりというような製造
時の作業性の調整や、完成状態での使用感の調整が可能
となる。請求項7記載の発明の合成樹脂ケースは、合成
樹脂シートを素材とし、外周部がストレート部で、ケー
ス形成用の折り曲げ部分となる罫線部が波形部となる形
状に組み立てられたことを特徴とするものである。請求
項8記載の発明の合成樹脂ケースの製造方法は、合成樹
脂シートを素材とし、ストレート状刃部を有する打ち抜
き刃と、波形状の刃体として形成した波形状突出端を有
する罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部がストレ
ート部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が
波形部となる形状の合成樹脂ケースを組み立てることを
特徴とするものである。請求項7、8記載の発明によれ
ば、外周部がストレート部で、ケース形成用の折り曲げ
部分となる罫線部が波形部となる形状の合成樹脂ケース
を得ることができる。これにより、特に罫線部の折り曲
げ時の組み立て作業性を良好なものとすることができ
る。請求項9記載の発明の合成樹脂ケースは、合成樹脂
シートを素材とし、外周部に波形部及びストレート部を
有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が波形
部となる形状に組み立てられたことを特徴とするもので
ある。請求項10記載の発明の合成樹脂ケースの製造方
法は、合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部を有する
打ち抜き刃と、ストレート状刃部を有する打ち抜き刃
と、波形状の刃体として形成した波形状突出端を有する
罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部に波形部及び
ストレート部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分とな
る罫線部が波形部となる形状の合成樹脂ケースを組み立
てることを特徴とするものである。請求項9、10記載
の発明によれば、外周部に波形部及びストレート部を有
し、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が波形部
となる形状の合成樹脂ケースを得ることができる。これ
により、請求項3、4記載の発明と同様、外周部の鋭角
部分を少なく、作業者、使用者の傷付き防止を図った
り、罫線部の折り曲げ時の組み立て作業性を調整した
り、罫線部を介しての隣り合う部材間の離脱性を調整し
たり、差し込み部となる部材の他の部材との接触抵抗を
調整したりというような製造時の作業性の調整や、完成
状態での使用感の調整が可能となる。請求項11記載の
発明の合成樹脂ケースは、合成樹脂シートを素材とし、
外周部に波形部及びストレート部を有し、ケース形成用
の折り曲げ部分となる罫線部がストレート部となる形状
に組み立てられたことを特徴とするものである。請求項
12記載の発明の合成樹脂ケースの製造方法は、合成樹
脂シートを素材とし、波形状刃部を有する打ち抜き刃
と、ストレート状刃部を有する打ち抜き刃と、ストレー
ト状の刃体として形成したストレート状突出端を有する
罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部に波形部及び
ストレート部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分とな
る罫線部がストレート部となる形状の合成樹脂ケースを
組み立てることを特徴とするものである。請求項11、
12記載の発明によれば、外周部に波形部及びストレー
ト部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
がストレート部となる形状の合成樹脂ケースを得ること
ができる。これにより、請求項3、4記載の発明と略同
様にして、外周部の鋭角部分を少なく、作業者、使用者
の傷付き防止を図ったり、差し込み部となる部材の他の
部材との接触抵抗を調整したりというような製造時の作
業性の調整や、完成状態での使用感の調整が可能とな
る。請求項13記載の発明の合成樹脂ケースは、合成樹
脂シートを素材とし、外周部に波形部を有し、ケース形
成用の折り曲げ部分となる罫線部が波形部とストレート
部との組み合わせからなる形状に組み立てられたことを
特徴とするものである。請求項14記載の発明の合成樹
脂ケースの製造方法は、合成樹脂シートを素材とし、波
形状刃部を有する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形
成した波形状突出端を有する波形状突部と、ストレート
状の刃体として形成したストレート状突出端を有するス
トレート状突部とからなる罫線形成用突部とを組み合わ
せて、外周部に波形部を有し、ケース形成用の折り曲げ
部分となる罫線部が、波形部とストレート部との組み合
わせからなる形状の合成樹脂ケースを組み立てることを
特徴とするものである。請求項13、14記載の発明に
よれば、外周部に波形部を有し、ケース形成用の折り曲
げ部分となる罫線部が、波形部とストレート部との組み
合わせからなる形状の合成樹脂ケースを得ることができ
る。これにより、請求項3、4記載の発明と同様、外周
部の鋭角部分を少なくし、作業者、使用者の傷付き防止
を図ったり、罫線部の折り曲げ時の組み立て作業性を調
整したり、罫線部を介しての隣り合う部材間の離脱性を
調整したり、差し込み部となる部材の他の部材との接触
抵抗を調整したりというような製造時の作業性の調整
や、完成状態での使用感の調整が可能となる。請求項1
5記載の発明の合成樹脂ケースは、合成樹脂シートを素
材とし、外周部にストレート部を有し、ケース形成用の
折り曲げ部分となる罫線部が波形部とストレート部との
組み合わせからなる形状に組み立てられたことを特徴と
するものである。請求項16記載の発明の合成樹脂ケー
スの製造方法は、合成樹脂シートを素材とし、ストレー
ト状刃部を有する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形
成した波形状刃部を有する波形状突出端と、ストレート
状の刃体として形成したストレート状突出端を有するス
トレート状突出端とを組み合わせた罫線形成用突部によ
り、外周部にストレート部を有し、ケース形成用の折り
曲げ部分となる罫線部が波形部とストレート部との組み
合わせからなる形状の合成樹脂ケースを組み立てること
を特徴とするものである。請求項15、16記載の発明
によれば、外周部にストレート部を有し、ケース形成用
の折り曲げ部分となる罫線部が波形部とストレート部と
の組み合わせからなる形状の合成樹脂ケースを得ること
ができる。これにより、特に罫線部の折り曲げ時の組み
立て作業性を調整することができる。請求項17記載の
発明の合成樹脂ケースは、合成樹脂シートを素材とし、
外周部全体が波形状で、ケース形成用の折り曲げ部分と
なる罫線部が、波形部と、波形非形成部との組み合わせ
からなる形状に組み立てられたことを特徴とするもので
ある。請求項18記載の発明の合成樹脂ケースの製造方
法は、合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部を有する
打ち抜き刃と、波形状の刃体として形成した波形状突出
端を有するとともに該波形状突出端の一部に凹部を設け
た罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部全体が波形
部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が波形
部と波形非形成部との組み合わせからなる形状の合成樹
脂ケースを組み立てることを特徴とするものである。請
求項17、18記載の発明によれば、外周部全体が波形
部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が波形
部と波形非形成部との組み合わせからなる形状の合成樹
脂ケースを得ることができる。これにより、請求項3、
4記載の発明と同様、外周部の鋭角部分を無くし、作業
者、使用者の傷付き防止を図ったり、罫線部の折り曲げ
時の組み立て作業性を調整したり、罫線部を介しての隣
り合う部材間の離脱性を調整したり、差し込み部となる
部材の他の部材との接触抵抗を調整したりというような
製造時の作業性の調整や、完成状態での使用感の調整が
可能となる。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
合成樹脂ケースの製造装置を示すものである。この製造
装置は、薄板状に形成した合成樹脂シートSを打ち抜く
図1のシート面表裏方向に連続する薄形直方体状の打ち
抜き刃2及び同じく薄形直方体状の罫線形成用突部3を
配置した上型4と、この上型4に対向配置され、合成樹
脂シートSを載置して前記上型4側に上昇駆動される下
型7とを有し、例えば図4に示す成型品Coのような外
周及び点線で示す罫線部Kを有するように前記合成樹脂
シートSを打ち抜き、且つ、折り込み用の罫線部Kの形
成を行い、図5に示すような合成樹脂ケース10を組み
立て可能としている。本実施の形態1においては、前記
合成樹脂ケース10を組み立て成形する素材として合成
樹脂シートSを用いているが、この他、塩化ビニール樹
脂、ポリエチレン、プラスチック等を素材として幅広く
用いることができる。前記上型4は、固定配置の抜型チ
ェイス5に、前記打ち抜き刃2及び罫線形成用突部3を
下方に突出させた状態で保持する上型基板6を取り付け
た構成となっている。また、前記下型7は、基台8上に
下型基板9を取り付け、図示しない駆動手段により駆動
されて、上型4側に上昇し、又は下降するように構成し
ている。前記下型7における下型基板9上の前記罫線形
成用突部3に対応する位置には、図2にも示すように、
罫線形成用の受体1を所要数配置している。この罫線形
成用の受体1は、金属材料、例えばステンレス材料によ
り平面形状が例えば細長六角形状を呈する形状の本体1
bを形成している。また、前記受体1の本体1bには、
図2、図3に示すように、中央部に長辺方向に沿って前
記罫線形成用突部3の波形状刃体として形成した突出端
3aの形状に対応した長受溝1aを形成している。ま
た、前記受体1は、下型基板9上において、図4に示す
成型品Coにおいて罫線部Kを形成する各部分に対応す
る配置で多数箇所配置されるものである。ここで、前記
打ち抜き刃2の形状について図3を参照して説明する。
打ち抜き刃2の刃部2aは、図3に示すように、その長
さ方向に沿って波状の刃体として形成している。この結
果、図4に示す成型品Coにおいては、外周部全体及び
全ての罫線部Kがいずれも波形状(波形部)を呈するよ
うに形成される。上述した製造装置を使用した本実施の
形態1の製造方法により製造される成型品Coを組み立
てて構成される合成樹脂ケース10によれば、前記成型
品Coの外周部全体及び罫線部K全部が波形状であるこ
とから、外周部全体に鋭角部分が無くなり、組み立て作
業時の作業者の指等の傷付きを防止でき、また、同様
に、組み立てられた合成樹脂ケース10を扱う使用者の
傷付きをも防止できることになる。また、前記成型品C
oの外周部全体及び罫線部K全部が全部波形状であるこ
とから、特に罫線部Kの部分の折り曲げ抵抗が弱く折り
曲げ易くなり、組み立て作業性が向上するとともに、罫
線部Kがストレート状のものに比べ、罫線部Kを介して
隣り合う4個の壁面部11、差し込み部12、折曲部1
3、接着部14相互間が離脱しにくくなる。更に、差し
込み部12の外周部全体も波形状であることから、他の
壁面部11等の接触抵抗が大きくなるので、差し込み部
12の各部分が、成型品Coが図5に示すような合成樹
脂ケース10として組み立てられた後には抜け出しにく
くなる。上述した本実施の形態1の製造装置の他に、図
6に示すように、合成樹脂シートSを打ち抜くロータリ
ー式、即ち、外周に打ち抜き用の刃部2’、罫線形成用
突部3’からなる刃体20を備えた回転体21と、この
回転体21と対向配置される補助回転体(アンピル)2
5とを有し、補助回転体25の罫線形成用突部3に対応
する位置に、前述のような受体1と同様な受体1’を具
備するようにしたロータリー式の成形シートの製造装置
でも図4に示すような成型品Coを製造できる。なお、
前記回転体21、補助回転体25は、図示とは上下逆に
これらを配置して実施できる。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2の合成樹
脂ケース10A及び図1に示す製造装置を使用する製造
方法について図7乃至図9を参照して説明する。本実施
の形態2においては、図7に示すように、波形状の刃部
2aを有する打ち抜き刃2と、ストレート状の刃体とし
て形成したストレート状の突出端33aを有する罫線形
成用突部3とを製造装置に取り付けて、外周部が波形部
で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部Kがスト
レート部となる形状の図8に示す成型品Coを成形し、
これを基に図9に示す合成樹脂ケース10Aを組み立て
るものである。本実施の形態2によれば、外周部が波形
部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部Kがス
トレート部となる形状の合成樹脂ケース10Aを得るこ
とができる。これにより、外周部の鋭角部分を無くし、
作業者、使用者の傷付き防止を図ったり、罫線部Kの折
り曲げ時の組み立て作業性を調整したり、罫線部Kを介
しての隣り合う部材間の離脱性を調整したり、差し込み
部となる部材の他の部材との接触抵抗を調整したりとい
うような製造時の作業性の調整や、完成状態での使用感
の調整が可能となる。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3の合成樹
脂ケース10B及び図1に示す製造装置を使用する製造
方法について図10乃至図12を参照して説明する。本
実施の形態3においては、図10に示すように、ストレ
ート状の刃部42aを有する打ち抜き刃2Aと、波形状
の刃体として形成した波形状の突出端3aを有する罫線
形成用突部3とを組み合わせて、外周部がストレート部
で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部Kが波形
部となる形状の図11に示す成型品Coを成形し、これ
を基に図12に示す合成樹脂ケース10Bを組み立てる
ものである。実施の形態3によれば、外周部がストレー
ト部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部Kが
波形部となる形状の合成樹脂ケース10Bを得ることが
できる。これにより、特に罫線部Kの折り曲げ時の組み
立て作業性を良好なものとすることができる。 (実施の形態4)次に、本発明の実施の形態4の合成樹
脂ケース10C及び図1に示す製造装置を使用する製造
方法について図13乃至図15を参照して説明する。本
実施の形態4においては、図13に示すように、波形状
の刃部42bを有する打ち抜き刃42と、ストレート状
の刃部42aを有する打ち抜き刃2Aと、波形状の刃体
として形成した波形状の突出端3aを有する罫線形成用
突部3とを組み合わせて、外周部に波形部及びストレー
ト部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
が波形部となる形状の図14に示す成型品Coを成形
し、これを基に図15に示す合成樹脂ケース10Cを組
み立てるものである。実施の形態4によれば、外周部に
波形部及びストレート部の両方を有し、ケース形成用の
折り曲げ部分となる罫線部Kが波形部となる形状の合成
樹脂ケース10Cを得ることができる。これにより、外
周部の鋭角部分を少なくし、作業者、使用者の傷付き防
止を図ったり、罫線部のの折り曲げ時の組み立て作業性
を調整したり、罫線部のを介しての隣り合う部材間の離
脱性を調整したり、差し込み部となる部材の他の部材と
の接触抵抗を調整したりというような製造時の作業性の
調整や、完成状態での使用感の調整が可能となる。 (実施の形態5)次に、本発明の実施の形態5の合成樹
脂ケース10D及び図1に示す製造装置を使用する製造
方法について図16乃至図18を参照して説明する。本
実施の形態5においては、図16に示すように、合成樹
脂シートを素材として用いて、波形状の刃部42bを有
する打ち抜き刃42と、ストレート状の刃部42aを有
する打ち抜き刃2Aと、ストレート状の刃体として形成
したストレート状の突出端23bを有する罫線形成用突
部3Aとを組み合わせて、外周部に波形部及びストレー
ト部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
Kがストレート部となる形状の図17に示す成型品Co
を成形し、これを基に図18に示す合成樹脂ケース10
Dを組み立てるものである。実施の形態5によれば、外
周部に波形部及びストレート部を有し、ケース形成用の
折り曲げ部分となる罫線部Kがストレート部となる形状
の合成樹脂ケース10Dを得ることができる。これによ
り、外周部の鋭角部分を少なく、作業者、使用者の傷付
き防止を図ったり、差し込み部となる部材の他の部材と
の接触抵抗を調整したりというような製造時の作業性の
調整や、完成状態での使用感の調整が可能となる。 (実施の形態6)次に、本発明の実施の形態6の合成樹
脂ケース10E及び図1に示す製造装置を使用する製造
方法について図19乃至図21を参照して説明する。本
実施の形態6においては、合成樹脂シートを素材として
用いて、図19に示すように、波形状の刃部42bを有
する打ち抜き刃42と、波形状の刃体として形成した波
形状の突出端23aを有する罫線形成用突部3と、スト
レート状の刃体として形成したストレート状の突出端2
3bを有する罫線形成用突部3Aとを組み合わせ、外周
部に波形部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる
罫線部Kが、波形部とストレート部と組み合わせからな
る形状の図20に示す成型品Coを成形し、これを基に
図21に示す合成樹脂ケース10Eを組み立てるもので
ある。実施の形態6によれば、外周部に波形部を有し、
ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部Kが、波形部
とストレート部との組み合わせからなる形状の合成樹脂
ケース10Eを得ることができる。これにより、外周部
の鋭角部分を少なくし、作業者、使用者の傷付き防止を
図ったり、罫線部Kの折り曲げ時の組み立て作業性を調
整したり、罫線部Kを介しての隣り合う部材間の離脱性
を調整したり、差し込み部となる部材の他の部材との接
触抵抗を調整したりというような製造時の作業性の調整
や、完成状態での使用感の調整が可能となる。 (実施の形態7)次に、本発明の実施の形態7の合成樹
脂ケース10F及び図1に示す製造装置を使用する製造
方法について図22乃至図24を参照して説明する。本
実施の形態7においては、合成樹脂シートを素材とし、
図22に示すストレート状の刃部42aを有する打ち抜
き刃2Aと、波形状の刃体として形成した波形状の突出
端23aを有する罫線形成用突部3と、ストレート状の
刃体として形成したストレート状の突出端23bを有す
るストレート状の罫線形成用突部3Aとを組み合わて、
外周部にストレート部を有し、ケース形成用の折り曲げ
部分となる罫線部Kが波形部とストレート部との組み合
わせからなる形状の図23に示す成型品Coを成形し、
これを基に図24に示す合成樹脂ケース10Fを組み立
てるものである。実施の形態7によれば、外周部にスト
レート部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫
線部Kが波形部とストレート部との組み合わせからなる
形状の合成樹脂ケース10Fを得ることができる。これ
により、特に罫線部Kの折り曲げ時の組み立て作業性を
調整することができる。 (実施の形態8)次に、本発明の実施の形態8の合成樹
脂ケース10G及び図1に示す製造装置を使用する製造
方法について図25乃至図27を参照して説明する。本
実施の形態8においては、合成樹脂シートを素材とし、
波形状の刃部2aを有する打ち抜き刃2と、波形状の刃
体として形成した波形状の突出端3aを有するとともに
該波形状の突出端3aの一部に凹部3bを設けた罫線形
成用突部3Bとを組み合わせて、外周部全体が波形部
で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部Kが図2
6に示すように波形部と波形非形成部K’(図26で点
線で示す)との組み合わせからなる形状の図26に示す
成型品Coを成形し、これを基に図27に示す合成樹脂
ケース10Gを組み立てるものである。実施の形態8に
よれば、外周部全体が波形部で、ケース形成用の折り曲
げ部分となる罫線部Kが波形部と波形非形成部との組み
合わせからなる形状の合成樹脂ケースを得ることができ
る。これにより、外周部の鋭角部分を無くし、作業者、
使用者の傷付き防止を図ったり、罫線部Kの折り曲げ時
の組み立て作業性を調整したり、罫線部Kを介しての隣
り合う部材間の離脱性を調整したり、差し込み部となる
部材の他の部材との接触抵抗を調整したりというような
製造時の作業性の調整や、完成状態での使用感の調整が
可能となる。
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、組み立て
作業時の作業者の指等の傷付きを防止できるとともに組
み立てられた後のケース使用者の傷付きを防止でき、罫
線部を介して隣り合う部材間が離脱しにくく、また、差
し込み部等のような折り曲げた部材の抜出しがない合成
樹脂ケース及びかかる合成樹脂ケースを組み立て作業性
よく製造できる合成樹脂ケースの製造法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の合成樹脂ケースの製造
装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態1の合成樹脂ケースの製造装置に
おける罫線形成用突部及び受体を示す拡大断面図であ
る。
【図3】本実施の形態1の合成樹脂ケースの製造装置に
おける打ち抜き刃及び罫線形成用突部を示す拡大斜視図
である。
【図4】本実施の形態1の合成樹脂ケースの製造装置に
より形成する成型品を示す平面図である。
【図5】本実施の形態1の製造装置により形成する成型
品に基づく合成樹脂ケースの斜視図である。
【図6】本実施の形態1に係るロータリー式の合成樹脂
ケースの製造装置の概略構成図である。
【図7】本発明の実施の形態2における打ち抜き刃と罫
線形成用突部との組合わせを示す斜視図である。
【図8】本実施の形態2における成型品を示す平面図で
ある。
【図9】本実施の形態2の合成樹脂ケースを示す斜視図
である。
【図10】本発明の実施の形態3における打ち抜き刃と
罫線形成用突部との組合わせを示す斜視図である。
【図11】本実施の形態3における成型品を示す平面図
である。
【図12】本実施の形態3の合成樹脂ケースを示す斜視
図である。
【図13】本発明の実施の形態4における打ち抜き刃と
罫線形成用突部との組合わせを示す斜視図である。
【図14】本実施の形態4における成型品を示す平面図
である。
【図15】本実施の形態4の合成樹脂ケースを示す斜視
図である。
【図16】本発明の実施の形態5における打ち抜き刃と
罫線形成用突部との組合わせを示す斜視図である。
【図17】本実施の形態5における成型品を示す平面図
である。
【図18】本実施の形態5の合成樹脂ケースを示す斜視
図である。
【図19】本発明の実施の形態6における打ち抜き刃と
罫線形成用突部との組合わせを示す斜視図である。
【図20】本実施の形態6における成型品を示す平面図
である。
【図21】本実施の形態6の合成樹脂ケースを示す斜視
図である。
【図22】本発明の実施の形態7における打ち抜き刃と
罫線形成用突部との組合わせを示す斜視図である。
【図23】本実施の形態7における成型品を示す平面図
である。
【図24】本実施の形態7の合成樹脂ケースを示す斜視
図である。
【図25】本発明の実施の形態8における打ち抜き刃と
罫線形成用突部との組合わせを示す斜視図である。
【図26】本実施の形態8における成型品を示す平面図
である。
【図27】本実施の形態8の合成樹脂ケースを示す斜視
図である。
【図28】従来の合成樹脂ケースの組み立て前の状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 受体 1’ 受体 1a 長受溝 1b 本体 2 打ち抜き刃 2A 打ち抜き刃 2a 刃部 3 罫線形成用突部 3’ 罫線形成用突部 3A 罫線形成用突部 3B 罫線形成用突部 3a 突出端 3b 凹部 4 上型 5 抜型チェイス 6 上型基板 7 下型 8 基台 9 下型基板 10 合成樹脂ケース 10A乃至10G 合成樹脂ケース 11 壁面部 12 差し込み部 13 折曲部 14 接着部 20 刃体 21 回転体 23a 突出端 23b 突出端 25 補助回転体 33a 突出端 42 打ち抜き刃 42a 刃部 42b 刃部 Co 成型品 K 罫線部 K’ 波形非形成部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂シートを素材とし、外周部全体及
    びケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部全部が波形
    状として組み立てられたことを特徴とする合成樹脂ケー
    ス。
  2. 【請求項2】合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部を
    有する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形成した波形
    状突出端を有する罫線形成用突部とを組み合わせて、外
    周部全体及びケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
    全部が波形状である合成材脂ケースを組み立てることを
    特徴とする合成樹脂ケースの製造方法。
  3. 【請求項3】合成樹脂シートを素材とし、外周部及びケ
    ース形成用の折り曲げ部分となる罫線部が、波形部と波
    形でないストレート部との組み合わせとなる形状に組み
    立てられたことを特徴とする合成樹脂ケース。
  4. 【請求項4】合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部又
    はストレート状刃部を有する打ち抜き刃と、波形状の刃
    体として形成した波形状突出端又はストレート状の刃体
    として形成したストレート状突出端を有する罫線形成用
    突部とを組み合わせて、外周部及びケース形成用の折り
    曲げ部分となる罫線部が、波形部と波形でないストレー
    ト部との組み合わせからなる合成樹脂ケースを組み立て
    ることを特徴とする合成樹脂ケースの製造方法。
  5. 【請求項5】合成樹脂シートを素材とし、外周部が波形
    部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部がスト
    レート部となる形状に組み立てられたことを特徴とする
    合成樹脂ケース。
  6. 【請求項6】合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部を
    有する打ち抜き刃と、ストレート状の刃体として形成し
    たストレート状突出端を有する罫線形成用突部とを組み
    合わせて、外周部が波形部で、ケース形成用の折り曲げ
    部分となる罫線部がストレート部となる形状の合成樹脂
    ケースを組み立てることを特徴とする合成樹脂ケースの
    製造方法。
  7. 【請求項7】合成樹脂シートを素材とし、外周部がスト
    レート部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
    が波形部となる形状に組み立てられたことを特徴とする
    合成樹脂ケース。
  8. 【請求項8】合成樹脂シートを素材とし、ストレート状
    刃部を有する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形成し
    た波形状突出端を有する罫線形成用突部とを組み合わせ
    て、外周部がストレート部で、ケース形成用の折り曲げ
    部分となる罫線部が波形部となる形状の合成樹脂ケース
    を組み立てることを特徴とする合成樹脂ケースの製造方
    法。
  9. 【請求項9】合成樹脂シートを素材とし、外周部に波形
    部及びストレート部を有し、ケース形成用の折り曲げ部
    分となる罫線部が波形部となる形状に組み立てられたこ
    とを特徴とする合成樹脂ケース。
  10. 【請求項10】合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部
    を有する打ち抜き刃と、ストレート状刃部を有する打ち
    抜き刃と、波形状の刃体として形成した波形状突出端を
    有する罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部に波形
    部及びストレート部を有し、ケース形成用の折り曲げ部
    分となる罫線部が波形部となる形状の合成樹脂ケースを
    組み立てることを特徴とする合成樹脂ケースの製造方
    法。
  11. 【請求項11】合成樹脂シートを素材とし、外周部に波
    形部及びストレート部を有し、ケース形成用の折り曲げ
    部分となる罫線部がストレート部となる形状に組み立て
    られたことを特徴とする合成樹脂ケース。
  12. 【請求項12】合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部
    を有する打ち抜き刃と、ストレート状刃部を有する打ち
    抜き刃と、ストレート状の刃体として形成したストレー
    ト状突出端を有する罫線形成用突部とを組み合わせて、
    外周部に波形部及びストレート部を有し、ケース形成用
    の折り曲げ部分となる罫線部がストレート部となる形状
    の合成樹脂ケースを組み立てることを特徴とする合成樹
    脂ケースの製造方法。
  13. 【請求項13】合成樹脂シートを素材とし、外周部に波
    形部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
    が波形部とストレート部との組み合わせからなる形状に
    組み立てられたことを特徴とする合成樹脂ケース。
  14. 【請求項14】合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部
    を有する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形成した波
    形状突出端を有する波形状突部と、ストレート状の刃体
    として形成したストレート状突出端を有するストレート
    状突部とからなる罫線形成用突部とを組み合わせて、外
    周部に波形部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分とな
    る罫線部が、波形部とストレート部との組み合わせから
    なる形状の合成樹脂ケースを組み立てることを特徴とす
    る合成樹脂ケースの製造方法。
  15. 【請求項15】合成樹脂シートを素材とし、外周部にス
    トレート部を有し、ケース形成用の折り曲げ部分となる
    罫線部が波形部とストレート部との組み合わせからなる
    形状に組み立てられたことを特徴とする合成樹脂ケー
    ス。
  16. 【請求項16】合成樹脂シートを素材とし、ストレート
    状刃部を有する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形成
    した波形状刃部を有する波形状突出端と、ストレート状
    の刃体として形成したストレート状突出端を有するスト
    レート状突出端とを組み合わせた罫線形成用突部によ
    り、外周部にストレート部を有し、ケース形成用の折り
    曲げ部分となる罫線部が波形部とストレート部との組み
    合わせからなる形状の合成樹脂ケースを組み立てること
    を特徴とする合成樹脂ケースの製造方法。
  17. 【請求項17】合成樹脂シートを素材とし、外周部全体
    が波形状で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線部
    が、波形部と、波形非形成部との組み合わせからなる形
    状に組み立てられたことを特徴とする合成樹脂ケース。
  18. 【請求項18】合成樹脂シートを素材とし、波形状刃部
    を有する打ち抜き刃と、波形状の刃体として形成した波
    形状突出端を有するとともに該波形状突出端の一部に凹
    部を設けた罫線形成用突部とを組み合わせて、外周部全
    体が波形部で、ケース形成用の折り曲げ部分となる罫線
    部が波形部と波形非形成部との組み合わせからなる形状
    の合成樹脂ケースを組み立てることを特徴とする合成樹
    脂ケースの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240118A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Kawakami Sangyo Co Ltd 合成樹脂製気泡ボードの加工方法および加工装置
JP2009222385A (ja) * 2004-04-08 2009-10-01 Mikuni Corp 自然蒸発式加湿器の加湿エレメント
US8006960B2 (en) 2004-04-08 2011-08-30 Mikuni Corporation Natural evaporation humidifier, humidifying element of the humidifier, and case for the humidifier
JP2019018533A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 大日本印刷株式会社 ブランク板の製造方法、容器の製造方法およびブランク板

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