JP2577039Y2 - プラスチックテープ用カッタ - Google Patents

プラスチックテープ用カッタ

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JP2577039Y2
JP2577039Y2 JP1992065619U JP6561992U JP2577039Y2 JP 2577039 Y2 JP2577039 Y2 JP 2577039Y2 JP 1992065619 U JP1992065619 U JP 1992065619U JP 6561992 U JP6561992 U JP 6561992U JP 2577039 Y2 JP2577039 Y2 JP 2577039Y2
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JP
Japan
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plastic tape
cutter
cutting
edge
piece
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JP1992065619U
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JPH0627802U (ja
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健二 渡邊
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King Jim Co Ltd
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King Jim Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラスチックテープ、
殊に例えば各種機具等の貼付対象物上にその用途等を表
示するために貼付する粘着性プラスチックテープ用のカ
ッタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、前述したような貼付用粘着性プ
ラスチックテープ(以下、単にプラスチックテープと称
する)は、テープ収納容器内に収容されており、使用に
際して適宜の長さに引出して切断した上で、所望の貼付
対象物上に貼付している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チックテープの前記引出し切断および貼付に際しては、
以下に述べるような難点があった。
【0004】すなわち、テープ収納容器に備えられる切
断手段は、通常直線的な刃形であるため、この様な切断
器具により切断されたプラスチックテープ切断片は、貼
付対象物上において殊にその切断部角部から容易に剥ぎ
返される難点を有していた。なお、前記剥ぎ返りは、貼
付対象物の体裁を著しく損なうばかりでなく、遂には切
断片が貼付対象物から剥ぎ取られるに至る難点を有して
いる。
【0005】そこで、本考案の目的は、テープ収納容器
から引出して切断されるプラスチックテープ切断片の角
部および/または端縁部全体を、適宜に丸め加工あるい
は整形加工することができるプラスチックテープ用カッ
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本考案に係るプラスチックテープ用カッタは、可撓
性金属板の短手方向一端縁部を残して長手方向中央部か
ら切断分離することにより形成した左挾み片および右挾
み片と、前記左挾み片および右挾み片の接触部に形成し
加工切断刃形とを備え、前記加工切断刃形はプラスチ
ックテープの加工切断個所を丸め加工または整形加工す
る刃形であることを特徴としている。
【0007】この場合、挾み片上には、プラスチックテ
ープの端部を位置決めするガイドを形成することができ
る。
【0008】また、加工切断刃形の挾角は、前記刃形が
プラスチックテープの角部を丸め加工する刃形である場
合には90゜〜135゜に設定し、さらに、端縁部全体
を整形加工する刃形である場合には平行(0゜)〜90
゜に設定することができる。
【0009】
【作用】テープ収納容器から引出して切断されるプラス
チックテープ切断片は、その加工切断すべき角部あるい
は端縁部を、カッタに対しガイドを介して所定の状態に
位置決めした後、挾み片を閉鎖することにより、前記角
部あるいは端縁部全体を所定の設定された加工切断刃形
の形状に容易に丸め加工あるいは整形加工することがで
きる。
【0010】
【実施例】次に、本考案に係るプラスチックテープ用カ
ッタの実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0011】図1および図2は、プラスチックテープ切
断片の角部を丸め加工するためのカッタの実施例を示
す。すなわち、本実施例において、カッタ10は、基本
的には、矩形状の可撓性金属板をその短手方向一端縁部
10aを残して切欠き丸穴10bから長手方向中央部に
沿って切断分離して左挾み片20および右挾み片22を
形成し、この左挾み片20および右挾み片22の接触部
に2つの加工切断刃形12,14および16,18を
成している加工切断刃形12,14および16,18
は、プラスチックテープの角部28a,28bを丸め加
工する半径r1,r2の円弧部を有する。なお、前記
端縁部10aには、部分的に断面で示されているよう
に、凸形稜線24および凹形稜線26を形成し、左挾み
片20,右挾み片22の拡開操作(図2参照)を便利に
している。また、左挾み片20,右挾み片22の操作端
部には適宜樹脂30を被覆する。
【0012】そして、加工切断刃形12,14および1
6,18の挾角αは、収納容器(図示せず)から引出し
て切断されるプラスチックテープ切断片28の端部角部
の外形角度(90゜)と等しいかまたは大きく、例えば
90゜〜135゜に設定する。なお、この場合、挾角α
は、通常は僅かに大きく、例えば95゜に設定すれば好
適である。そして、左挾み片20,右挾み片22には、
前記切断片28の端部を位置決めする切起こしガイド3
2,34および36,38を、前記加工切断個所が前記
挾角αの中央部に位置するように、すなわち両側にそれ
ぞれ2.5゜の角度で配分されるように形成する。な
お、切起こしガイド32,34は、切断片28が左挾み
片20に対してはその図において表面に配置されるの
で、この表面から突出するよう上向きに形成する。一
方、切起こしガイド36,38は、切断片28が右挾み
片22に対しては裏面に配置されるので、下向きに形成
されている。
【0013】したがって、本考案によれば、切断片28
、これを拡開された左挾み片20、右挾み片22
表、裏表面のいずれかにガイド32,34あるいは3
6,38を介して所定の状態にセットした後、前記左右
挾み片を閉鎖することにより、その角部28a28
のみを容易に丸め切断加工し得ることは明らかであ
る。そして、この場合、例えば両刃形12,14および
16,18の曲率半径r1,r2を異ならせておけば、
切断片28の加工丸みを、例えば上側を下側に対して大
きく設定することができる。なお、刃形は、図示される
ような円形のみならず、適宜の形状に、また2つではな
く、1つのみに形成しても良いことは勿論である。
【0014】次に、図3に本考案に係るプラスチックテ
ープ用カッタの別の実施例を示す。本実施例は、切断片
に対する切断加工を、先の実施例とは異なり、切断片の
端縁部全体に対して行なうよう構成したものである。す
なわち、カッタ10は、基本的には先の実施例と同様
に、矩形状の可撓性金属板から形成する左挾み片20,
右挾み片22から構成されている。なお、図中の参照符
号は、10aは一端縁部、10bは切欠丸穴、24は
凸形稜線、26は凹形稜線、30は樹脂である。しかる
に、本実施例においては、加工切断刃形42,44は、
その刃形幅を切断片40の全幅に亘って形成すると共
に、その挾角βを切断片40の端部の外形角度(0゜)
と等しいかまたは大きく、例えば0゜〜90゜に設定す
る。なお、この場合、挾角βは、通常は僅かに大きく、
例えば5゜に設定すれば好適である。そして、左挾み片
20上には、前記切断片40を位置決めする切起こしガ
イド46,48が、切断片40を前記挾角βの中央部に
位置させるよう、すなわち両側にそれぞれ2.5゜の角
度に配分されるように形成する。したがって、本実施例
によれば、切断片40およびカッタ10を先の実施例に
準じて操作することにより、その端縁部40a全体を容
易に整形切断加工できることは明らかである。
【0015】なお、図4(a),(b)は、切断片40
端縁部のそれぞれ別の整形形状40b,40cを示した
ものであるが、これは、本実施例において前記刃形4
2,44の形状を適宜変更することにより容易に達成し
得ることは明らかである。また、1つのカッタ10に2
つ以上の前記刃形を並列して形成できることも容易に理
解されるであろう。
【0016】このように、本考案によれば、収納容器か
ら引出して切断するプラスチックテープ切断片の角部お
よび/または端縁部全体を、極めて容易に、丸め加工
るいは整形加工することができる。
【0017】以上、本考案の好適な実施例について説明
したが、本考案は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの改良変更が可
能である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るプラ
スチックテープ用カッタは、可撓性金属板の短手方向の
一端縁部を残して長手方向の中央部から切断分離するこ
とにより形成した左挾み片および右挾み片と、前記左挾
み片および右挾み片の接触部に形成した加工切断刃形と
を備え、前記加工切断刃形はプラスチックテープの角部
または端縁部を丸め加工または整形加工する刃形とする
ことにより、収納容器から引出して切断するプラスチッ
クテープ切断片の角部および/または端縁部全体を適宜
に丸め加工あるいは整形加工することができる。また、
本考案のカッタは、構造が簡単でしかも容易に操作でき
る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプラスチックテープ用カッタの一
実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示すカッタの右挾み片を一部拡開した状
態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係るプラスチックテープ用カッタの別
の実施例を示す平面図である。
【図4】本考案に係るプラスチックテープ用カッタによ
り切断される切断片の端縁部の整形形状を示す説明図で
あって、(a)および(b)はそれぞれ異なる形状の
明図である
【符号の説明】
10 カッタ 10a 短手方向の一端縁部 10b 切欠丸穴 12,14,16,18 加工切断刃形 20 左挾み片 22 右挾み片 24 凸形稜線 26 凹形稜線 28 プラスチックテープ切断片 28a,28b プラスチックテープの角部 30 樹脂 32,34,36,38 切起しガイド 40 プラスチックテープ切断片 40a 端縁部 40b,40c 端縁部の整形形状 42,44 加工切断刃形 46,48 切起しガイド

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性金属板の短手方向一端縁部を残し
    て長手方向中央部から切断分離することにより形成した
    左挾み片および右挾み片と、前記左挾み片および右挾み
    片の接触部に形成した加工切断刃形とを備え、前記加工
    切断刃形はプラスチックテープの角部または端縁部を丸
    め加工または整形加工する刃形であることを特徴とする
    プラスチックテープ用カッタ。
  2. 【請求項2】 前記左挾み片および右挾み片には、プラ
    スチックテープの端部を位置決めするガイドを形成して
    なる請求項1記載のプラスチックテープ用カッタ。
  3. 【請求項3】 前記加工切断刃形は、プラスチックテー
    プの角部を丸め加工する刃形であり、その挾角は90°
    〜135°に設定してなる請求項1記載のプラスチック
    テープ用カッタ。
  4. 【請求項4】 前記加工切断刃形は、プラスチックテー
    プの端縁部全体を整形加工する刃形であり、その挾角は
    平行(0°)〜90°に設定してなる請求項1記載のプ
    ラスチックテープ用カッタ。
JP1992065619U 1992-09-21 1992-09-21 プラスチックテープ用カッタ Expired - Lifetime JP2577039Y2 (ja)

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JPH0627802U JPH0627802U (ja) 1994-04-12
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937253U (ja) * 1982-08-31 1984-03-08 デ−タイ−スト株式会社 カツタ−
JP3033857U (ja) * 1996-07-19 1997-02-07 潤一 齋藤 バストアップ用v棒

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