JP2003252244A - ステアリング支持構造 - Google Patents
ステアリング支持構造Info
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Abstract
タパネルなどのレイアウトとを両立することができるよ
うにする。 【解決手段】 車両前部1に車幅方向3へ延びるステア
リングメンバ4を設け、ステアリングメンバ4に、ステ
アリングコラムブラケットアッパ6およびステアリング
コラムブラケットロア7を有するステアリングコラムブ
ラケット5を介して、ステアリングコラムを吊り下げ固
定したステアリング支持構造であって、ステアリングコ
ラムブラケットアッパ6をステアリングメンバ4の上下
方向10略中央部に突き当てると共に、この突き当て部
分11からステアリングメンバ4の表面に沿って上方で
且つ車両前方へ延びる延長部12を形成し、ステアリン
グメンバ4の上部と延長部12との間に接合点を設ける
ようにしている。
Description
持構造に関するものである。
持構造として、図3、図4に示すように、車両前部aに
車幅方向bへ延びるステアリングメンバcが設けられて
おり、このステアリングメンバcに、ステアリングコラ
ムブラケットアッパdおよびステアリングコラムブラケ
ットロアeを有するステアリングコラムブラケットfを
介して、図示しないステアリングコラムが吊り下げ固定
されている。
00−1172号公報や特開2000−62649号公
報などが知られている。
うな従来のステアリング支持構造では、以下のような問
題があった。
パdが、ステアリングメンバcの上下方向略中央部に溶
接などによって接合固定されているため(接合点g)、
走行時の振動などによるステアリングコラムからの上下
方向入力に対する剛性が不足するおそれがあった。
ように、ステアリングメンバcに対するステアリングコ
ラムブラケットアッパhの接合点iを上方に設定しよう
とすると、メータパネルjなどの配置に影響を与え、メ
ータパネルjを車室内側へ移動する必要が生じてしま
う。
解消し、ステアリングコラムに対する支持剛性とメータ
パネルなどのレイアウトとを両立することのできるステ
アリング支持構造を提供することにある。
に、請求項1に記載された発明では、車両前部に車幅方
向へ延びるステアリングメンバを設け、該ステアリング
メンバに、ステアリングコラムブラケットアッパおよび
ステアリングコラムブラケットロアを有するステアリン
グコラムブラケットを介して、ステアリングコラムを吊
り下げ固定したステアリング支持構造であって、ステア
リングコラムブラケットアッパをステアリングメンバの
上下方向略中央部に突き当てると共に、この突き当て部
分からステアリングメンバの表面に沿って上方へ延びる
延長部を形成し、ステアリングメンバの上部と延長部と
の間に接合点を設けたステアリング支持構造を特徴とし
ている。
明によれば、ステアリングメンバの上部にステアリング
コラムブラケットアッパの接合点を設けることができる
ので、ステアリングコラムからの上下方向入力に対する
剛性を向上することができる。また、ステアリングメン
バの表面に沿って延長部を設けるようにしているので、
メータパネルなどの配置に影響を与えることがない。更
に、延長部をステアリングコラムブラケットアッパに対
し一体成形することにより、部品点数を増やすことなく
且つ重量を僅かに増やすのみで効果的な補剛を行うこと
ができる。
ングメンバの上下方向略中央部とステアリングコラムブ
ラケットアッパとの突き当て部分に接合点を設けた請求
項1記載のステアリング支持構造を特徴としている。
明によれば、ステアリングメンバの上下方向略中央部と
ステアリングコラムブラケットアッパとの突き当て部分
に接合点を設けることにより、ステアリングコラムに対
する取付剛性を更に向上することができる。
ングメンバに対し、少なくとも延長部の両側部を、両者
が当接する周方向の略全域に亘って溶接固定した請求項
1または2記載のステアリング支持構造を特徴としてい
る。
明によれば、ステアリングメンバに対し、少なくとも延
長部の両側部を、両者が当接する周方向の略全域に亘っ
て溶接固定することにより、ステアリングコラムに対す
る取付剛性をより一層向上することができる。
態について、図示例と共に説明する。
すものである。
右のサイドパネル2,2間には、車幅方向3へ延びるロ
ッド状のステアリングメンバ4が設けられている。この
ステアリングメンバ4は、この実施の形態では断面が略
円筒形状を呈している。
リングコラムブラケット5を介して、図示しないステア
リングコラムを吊り下げ固定することにより、ステアリ
ング支持構造が構成されている。
ステアリングコラムブラケットアッパ6およびステアリ
ングコラムブラケットロア7などを有している。ステア
リングコラムブラケットアッパ6は、ステアリングメン
バ4の車両前後方向9後側に配設される略平坦な板状体
であって、平面視略凹形状を呈している。また、ステア
リングコラムブラケットロア7は、その前部にステアリ
ングメンバ4の下部形状に略合致する切欠8を有してい
ると共に、その後部がステアリングコラムブラケットア
ッパ6と対応する平面視略凹形状を呈している。この実
施の形態では、ステアリングコラムブラケットロア7の
前部の切欠8は、断面が略円筒形状のステアリングメン
バ4に対応して、円弧状に切欠かれている。そして、ス
テアリングコラムブラケットアッパ6およびステアリン
グコラムブラケットロア7の凹形状部分を利用してステ
アリングコラムを支持するようになっている。
リングコラムブラケットアッパ6をステアリングメンバ
4の上下方向10略中央部に突き当てるようにする。そ
して、この突き当て部分11からステアリングメンバ4
の表面に沿って上方で且つ車両前方へ延びる延長部12
を形成する。この延長部12は、ステアリングコラムブ
ラケットアッパ6に対して一体成形するように構成す
る。この実施の形態では、この延長部12は、断面が略
円筒形状のステアリングメンバ4に対応して、略円筒面
状のパッチ形状を呈している。また、延長部12の肉厚
は、ステアリングコラムブラケットアッパ6の本体部分
と略同一の肉厚とする。更に、ステアリングメンバ4の
上部と延長部12との間に第1の接合点13を設ける。
0略中央部とステアリングコラムブラケットアッパ6と
の突き当て部分11に第2の接合点14を設ける。
メンバ4に対し、少なくとも延長部12の両側部を、両
者が当接する周方向の略全域に亘って溶接固定するよう
に構成する(全周溶接部15)。
グメンバ4に対して、両者が当接する車幅方向3の略全
域に亘って溶接固定(連続溶接またはスポット溶接)す
るようにしても良い。
する。
ステアリングメンバ4の上下方向10略中央部に突き当
てると共に、この突き当て部分11からステアリングメ
ンバ4の表面に沿って上方へ延びる延長部12を形成し
たことにより、ステアリングメンバ4の上部にステアリ
ングコラムブラケットアッパ6の接合点13を設けるこ
とができるので、ステアリングコラムからの上下方向1
0の入力に対する剛性を向上することができる。
ステアリングコラムからの上下方向10の入力によって
生じる局部的なステアリングメンバ4の断面変形を抑制
することができるため、ステアリング支持剛性を大幅に
向上させることができる。
て延長部12を設けるようにしているので、メータパネ
ルなどの配置に影響を与えることがない。
4の表面に沿う略円筒面状を呈しているため、ステアリ
ングメンバ4にとっては、実質的に局部的な肉厚アップ
となったのと同様であり、以て、メータパネルやその他
のインストレイアウトの設計自由度に影響を与えずにス
テアリング支持剛性を向上させることが可能となる。
ラケットアッパ6に対し一体成形することにより、部品
点数を増やすことなく且つ重量を僅かに増やすのみで効
果的な補剛を行うことができる。
10略中央部とステアリングコラムブラケットアッパ6
との突き当て部分11に接合点14を設けることによ
り、ステアリングコラムに対する取付剛性を更に向上す
ることができる。
くとも延長部12の両側部を、両者が当接する周方向の
略全域に亘って溶接固定する(全周溶接部15)ことに
より、ステアリングコラムに対する取付剛性をより一層
向上することができる。
グメンバ4に対して、両者が当接する車幅方向3の略全
域に亘って溶接固定(連続溶接またはスポット溶接)す
るようにしても良く、このようにすることにより、ステ
アリングコラムに対する取付剛性を更により一層向上す
ることができる。
明によれば、ステアリングメンバの上部にステアリング
コラムブラケットアッパの接合点を設けることができる
ので、ステアリングコラムからの上下方向入力に対する
剛性を向上することができる。また、ステアリングメン
バの表面に沿って延長部を設けるようにしているので、
メータパネルなどの配置に影響を与えることがない。更
に、延長部をステアリングコラムブラケットアッパに対
し一体成形することにより、部品点数を増やすことなく
且つ重量を僅かに増やすのみで効果的な補剛を行うこと
ができる。
ンバの上下方向略中央部とステアリングコラムブラケッ
トアッパとの突き当て部分に接合点を設けることによ
り、ステアリングコラムに対する取付剛性を更に向上す
ることができる。
ンバに対し、少なくとも延長部の両側部を、両者が当接
する周方向の略全域に亘って溶接固定することにより、
ステアリングコラムに対する取付剛性をより一層向上す
ることができる、という実用上有益な効果を発揮し得
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】車両前部に車幅方向へ延びるステアリング
メンバを設け、該ステアリングメンバに、ステアリング
コラムブラケットアッパおよびステアリングコラムブラ
ケットロアを有するステアリングコラムブラケットを介
して、ステアリングコラムを吊り下げ固定したステアリ
ング支持構造であって、 ステアリングコラムブラケットアッパをステアリングメ
ンバの上下方向略中央部に突き当てると共に、この突き
当て部分からステアリングメンバの表面に沿って上方へ
延びる延長部を形成し、ステアリングメンバの上部と延
長部との間に接合点を設けたことを特徴とするステアリ
ング支持構造。 - 【請求項2】ステアリングメンバの上下方向略中央部と
ステアリングコラムブラケットアッパとの突き当て部分
に接合点を設けたことを特徴とする請求項1記載のステ
アリング支持構造。 - 【請求項3】ステアリングメンバに対し、少なくとも延
長部の両側部を、両者が当接する周方向の略全域に亘っ
て溶接固定したことを特徴とする請求項1または2記載
のステアリング支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002054373A JP3767495B2 (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | ステアリング支持構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003252244A true JP2003252244A (ja) | 2003-09-10 |
JP3767495B2 JP3767495B2 (ja) | 2006-04-19 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005113320A1 (en) * | 2004-05-21 | 2005-12-01 | Showa Denko K.K. | Steering support beam |
JP2012106517A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Honda Motor Co Ltd | ステアリングハンガビーム構造 |
JP2016013741A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | ユニプレス株式会社 | ステアリングメンバー装置 |
-
2002
- 2002-02-28 JP JP2002054373A patent/JP3767495B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005113320A1 (en) * | 2004-05-21 | 2005-12-01 | Showa Denko K.K. | Steering support beam |
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JP2012106517A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Honda Motor Co Ltd | ステアリングハンガビーム構造 |
JP2016013741A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | ユニプレス株式会社 | ステアリングメンバー装置 |
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