JP2003250778A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP2003250778A JP2002058861A JP2002058861A JP2003250778A JP 2003250778 A JP2003250778 A JP 2003250778A JP 2002058861 A JP2002058861 A JP 2002058861A JP 2002058861 A JP2002058861 A JP 2002058861A JP 2003250778 A JP2003250778 A JP 2003250778A
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    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MRI装置において、RF系の安定性を向上
し、冷却を効率化し、検査領域を最大限確保すること。 【解決手段】 下側第1方向RFコイル21と上側第1
方向RFコイル23とを接続して第1方向電磁波送受信
部20を形成し、下側第2方向RFコイル31と上側第
2方向RFコイル33とを接続して第2方向電磁波送受
信部30を形成し、直交する2方向の電磁波の位相を2
チャンネルの位相制御部6で制御する。また、RFコイ
ルのコイルエレメントを検査領域の内部に配設し、制御
素子を検査領域10の外部に配設して制御素子近傍に冷
却部7,8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第1の磁場発生
部と第2の磁場発生部とを対向配置して検査領域を形成
し、前記検査領域内部に載置した被検体の磁気共鳴イメ
ージを撮像する磁気共鳴イメージング装置に関し、特
に、簡易な構成で安定動作し、制御素子を効率的に冷却
し、検査領域を最大限確保することのできる磁気共鳴イ
メージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、核磁気共鳴現象を用いて撮影対象
物の内部構造を画像化する磁気共鳴イメージング装置
(以下「MRI装置」と言う)が知られている。核磁気
共鳴現象は生体に対して無害であるため、MRI装置
は、特に医療用として有用であり、脳腫瘍の診断などに
用いられる。
【0003】この核磁気共鳴現象とは、一様な静磁場が
印加された物体において、物体を構成する原子の原子核
のスピン方向が揃い、静磁場の強度に比例した周波数
(以下「共鳴周波数」と言う)の電磁波を吸収、放出す
る現象である。MRI装置は、特定の核種(主に水素原
子)に対して核磁気共鳴現象を利用することで、撮影対
象物の任意の断層面を任意の厚さで画像化することがで
きる。
【0004】核磁気共鳴現象を用いて撮影対象物の内部
構造を画像化する場合、位置情報を調べるために、静磁
場とは別に空間的および時間的に変動する勾配磁場を撮
影対象物に対して印加する。勾配磁場を印加することに
よって、撮影対象物に印加される磁場は場所によって異
なることとなり、撮影対象物を構成する各原子の共鳴周
波数は場所によって変化する。したがって、勾配磁場を
印加して共鳴周波数を調べることで、撮影対象物のどの
位置にどのような原子が存在するかを知ることができ
る。以上が、MRI装置による物体の内部構造撮影のメ
カニズムである。
【0005】図4は、従来技術に属するMRI装置の概
要構成を説明する説明図であり、図5は、図4に示した
MRI装置に配設したRFコイルを説明する説明図であ
る。また、図6は、図4に示したMRI装置の縦断面図
である。図4,5,6において、MRI装置101は、
第1の磁場発生部である下側磁場発生部103と第2の
磁場発生部である上側磁場発生部102とを対向配置し
て検査領域10を形成し、上側磁場発生部102内部の
上側磁場コイル11および下側磁場発生部103内部の
下側磁場コイル12によって検査領域10に静磁場およ
び勾配磁場を発生させる。
【0006】さらに、下側磁場発生部103の上面に、
所定方向(以下B1方向と称する)の電磁波を発生させ
る下側第1方向RFコイル121と、B1方向に直交す
る第2の方向(以下B2方向と称する)の電磁波を発生
させる下側第2方向RFコイル131とを配設してい
る。また、上側磁場発生部102の下面に、B1方向の
電磁波を発生させる上側第1方向RFコイル141と、
B2方向の電磁波を発生させる上側第2方向RFコイル
152とを配設している。MRI装置101は、この下
側第1方向RFコイル121、下側第2方向RFコイル
131、上側第1方向RFコイル141および上側第2
方向RFコイル151によって検査領域10に対して一
定の範囲の周波数からなる電磁波を照射し、核磁気共鳴
現象により撮影対象物を構成する原子から放出された電
磁波を受信する。ここで、下側第1方向RFコイル12
1、下側第2方向RFコイル132、上側第1方向RF
コイル142および下側第2方向RFコイル152の各
々は、複数の制御素子109をコイルエレメントによっ
て接続して形成される。この制御素子109は、コイル
エレメントが送信する電磁波の位相を安定化させ、かつ
電磁波の送信と受信との切り替えを行う制御素子であ
り、上側磁場発生部102および下側磁場発生部103
の表面に配設されている。
【0007】また、下側第1方向RFコイル121は、
RF配線122に接続される。下側第1方向RFコイル
121は、電磁波を送信する場合にこのRF配線122
から電源の供給を受け、電磁波を受信する場合にこのR
F配線122を介して受信した電磁波を送出する。ま
た、下側第2方向RFコイル131は、RF配線132
に接続される。下側第2方向RFコイル131は、電磁
波を送信する場合にこのRF配線132から電源の供給
を受け、電磁波を受信する場合にこのRF配線132を
介して受信した電磁波を送出する。同様に、上側第1方
向RFコイル141は、RF配線142を介して電磁波
の送受信を行い、上側第2方向RFコイル152は、R
F配線152を介して電磁波の送受信を行う。
【0008】さらに、RF配線122,142は、上側
磁場発生部102を支える2本の支柱104,105の
内、支柱104に沿って配設され、位相制御部106に
接続される。同様に、RF配線132,152は、支柱
105に沿って配設され、位相制御部106に接続され
る。位相制御部106は、RF配線122,132,1
42,152の位相を制御することで、下側第1方向R
Fコイル121、下側第2方向RFコイル132、上側
第1方向RFコイル142および下側第2方向RFコイ
ル152が送受信する電磁波の位相を制御する。
【0009】このMRI装置101では、下側第1方向
RFコイル121および上側第1方向RFコイル141
によって検査領域10にB1方向の電磁場を発生させ、
さらに、下側第2方向RFコイル131および上側第2
方向RFコイル151によってB2方向の電磁場を発生
させている。このように、検査領域10に直交する2方
向の電磁場を発生させることにより、検査領域10の内
部に均一な電磁波を高い励起効率で発生させることがで
き、また、検査領域10からの電磁波の受信精度を均一
化することができる。
【0010】一方で、B1方向の電磁波と、B2方向の
電磁波とのカップリングを避けるために、位相制御部1
06によって電磁波の位相を制御している。ここで、位
相制御部106は、下側第1方向RFコイル121、下
側第2方向RFコイル132、上側第1方向RFコイル
142および下側第2方向RFコイルの4つのRFコイ
ルの位相を制御する必要があるため、4チャンネルの位
相制御部、たとえばQHD(Quadrature Hybrid Driv
e)を用いて実現する。
【0011】このように、従来のMRI装置101で
は、4つのRFコイルを用いてB1方向およびB2方向
のRFコイルを設けることで検査領域10の内部におけ
る電磁波の送受信精度を均一化し、また、支柱104,
105を検査領域10に対して対向させずに設けること
で、検査領域10に対する高いアクセス性を備えたMR
I装置を実現している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のMRI装置101では、4つのRFコイルの位
相を制御するために4チャンネルの位相制御部が必要と
なる。このため位相制御が複雑となり、RFコイルを安
定動作させることが困難である。また、従来のMRI装
置101では、RFコイルの制御素子109を上側磁場
発生部102の下面および下側磁場発生部103の上面
に配設しているが、この制御素子によって検査領域10
のスペースが減少する。具体的には、各制御素子は10
mm程度の厚さを備えているため、制御素子によって検
査領域10のスペースは約20mm減少することとな
る。
【0013】さらに、制御素子はその動作時に発熱を伴
うが、この発熱は磁気共鳴イメージに対してゴーストの
発生などの悪影響を与える。また、MRI装置の主な用
途である医療用の検査では、検査対象は生体であり、発
熱体が近くにあることは望ましくない。しかし、制御素
子を分散して配置しているために、冷却手段の設置が困
難であり、さらには冷却手段によって検査領域がさらに
減少することとなる。
【0014】すなわち、従来のMRI装置では、位相制
御が複雑で不安定であるという問題点、制御素子によっ
て検査領域が減少するという問題点、制御素子の冷却が
困難であるという問題点があった。
【0015】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたものであって、簡易な構成で安定動作し、制御素子
を効率的に冷却し、検査領域を最大限確保することので
きる磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、第1の観点にかかる発明は、第1
の磁場発生部と第2の磁場発生部とを対向配置して検査
領域を形成し、前記検査領域内部に載置した被検体の磁
気共鳴イメージを撮像する磁気共鳴イメージング装置で
あって、前記検査領域の内部で所定の第1の方向の電磁
波を送受信する第1方向電磁波送受信部と、前記検査領
域の内部で前記第1の方向とは異なる第2の方向の電磁
波を送受信する第2方向電磁波送受信部と、前記第1方
向電磁波送受信部が送受信する電磁波の位相と、前記第
2方向電磁波送受信部が送受信する電磁波の位相とを制
御する位相制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0017】この第1の観点にかかる発明によれば、第
1の方向の電磁波を送受信する第1方向電磁波送受信部
と、第2の方向の電磁波を送受信する第2方向電磁波送
受信部とを2チャンネルの位相制御部によって制御する
ことで、電磁波送受信部の構成を簡易化している。
【0018】また、第2の観点にかかる発明は、第1の
観点にかかる発明において、前記第1方向電磁波送受信
部は、前記第1の磁場発生部の近傍に設けた第1の第1
方向RFコイルと、前記第2の磁場発生部の近傍に設け
た第2の第1方向RFコイルとを備え、前記第2方向電
磁波送受信部は、前記第1の磁場発生部の近傍に設けた
第1の第2方向RFコイルと、前記第2の磁場発生部の
近傍に設けた第2の第2方向RFコイルとを備えたこと
を特徴とする。
【0019】この第2の観点にかかる発明によれば、第
1の第1方向RFコイルと第2の第1方向RFコイルと
を接続して第1方向電磁波送受信部を形成し、第2の第
1方向RFコイルと第2の第2方向RFコイルとを接続
して第2方向電磁は送受信部を形成することで、2方向
の電磁波の位相制御を2チャンネルの位相制御部によっ
て行うようにしている。
【0020】また、第3の観点にかかる発明は、第1の
観点または第2の観点にかかる発明において、前記第1
の第1方向RFコイル、前記第2の第1方向RFコイ
ル、前記第1の第2方向RFコイルおよび前記第2の第
2方向RFコイルの各々は、コイル内の位相を安定化さ
せる複数の制御素子と、当該複数の制御素子を接続する
コイルエレメントとを備え、前記コイルエレメントを前
記検査領域の内部に配設し、前記複数の制御素子を前記
検査領域の外部に配設して形成することを特徴とする。
【0021】この第3の観点にかかる発明によれば、R
Fコイルの位相を安定化させる制御素子を検査領域外に
設けることで、検査領域内にコイルエレメントのみを配
設するようにしている。
【0022】また、第4の観点にかかる発明は、第3の
観点にかかる発明において、前記複数の制御素子の近傍
に、当該複数の制御素子を冷却する冷却部を備えたこと
を特徴とする。
【0023】この第4の観点にかかる発明によれば、R
Fコイルの位相を安定化させる制御素子を検査領域外に
集中して設け、この制御素子を冷却する冷却部を設ける
ようにしている。
【0024】また、第5の観点にかかる発明は、第1〜
第4の観点にかかる発明において、前記第1の方向と前
記第2の方向とは直交することを特徴とする。
【0025】この第5の観点にかかる発明によれば、第
1方向電磁波送受信部が送受信する第1の方向の電磁波
と、第2方向電磁波送受信部が送受信する第2の方向の
電磁波とを直交させ、検査領域内の電磁波の送受信精度
が均一になるようにしている。
【0026】また、第6の観点にかかる発明は、第1〜
第5の観点にかかる発明において、前記第一の磁場発生
部を地面近傍に配置し、前記第2の磁場発生部を単独の
支柱によって支持したことを特徴とする。
【0027】この第6の観点にかかる発明によれば、第
2の磁場発生部を単独の支柱によって支持するようにし
ている。
【0028】また、第7の観点にかかる発明は、第6の
観点にかかる発明において、前記第1の方向および前記
第2の方向は、地面に対して水平な方向であることを特
徴とする。
【0029】この第7の観点にかかる発明によれば、第
1の電磁波と第2の電磁波とを地面に対して水平方向に
発生させるようにしている。
【0030】また、第8の観点にかかる発明は、第6ま
たは第7の観点にかかる発明において、前記位相制御部
を前記支柱に設けたことを特徴とする。
【0031】この第8の観点にかかる発明によれば、第
1の電磁波と第2の電磁波の位相の制御をおこなう位相
制御部を、第2の磁場発生部を支持する支柱に設けるよ
うにしている。
【0032】また、第9の観点にかかる発明は、第6〜
第8の観点にかかる発明において、前記冷却部を前記支
柱に設けたことを特徴とする。
【0033】この第9の観点にかかる発明によれば、制
御素子の冷却をおこなう冷却部を、第2の磁場発生部を
支持する支柱に設けるようにしている。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態にかかるMRI装置について詳細に説明する。
【0035】図1は、本実施の形態にかかるMRI装置
の概要構成を説明する説明図であり、図2は、図1に示
したMRI装置に配設したRFコイルを説明する説明図
である。また、図3は、図1に示したMRI装置のA−
A線縦断面図である。図1,2,3において、MRI装
置1は、第1の磁場発生部である下側磁場発生部3と支
柱4によって支持した上側磁場発生部2とを対向配置し
て検査領域10を形成し、上側磁場発生部2内部の上側
磁場コイル11および下側磁場発生部3内部の下側磁場
コイル12によって検査領域10に静磁場および勾配磁
場を発生させる。この上側磁場コイル11は、静磁場を
発生させる上側静磁場発生磁石とX軸方向勾配磁場コイ
ル、Y軸方向勾配磁場コイル、Z軸方向勾配磁場コイル
を積層して形成する。同様に、下側磁場コイル12は、
静磁場を発生させる静磁場発生磁石と、X軸方向勾配磁
場コイル、Y軸方向勾配磁場コイルおよびZ軸方向勾配
磁場コイルを積層して形成する。
【0036】さらに、下側磁場発生部3の上面に、所定
方向(以下B1方向と称する)の電磁波を発生させる下
側第1方向RFコイル21と、B1方向に直交するB2
方向の電磁波を発生させる下側第2方向RFコイル31
とを配設している。また、上側磁場発生部2の下面に、
B1方向の電磁波を発生させる上側第1方向RFコイル
23と、B2方向の電磁波を発生させる上側第2方向R
Fコイル23とを配設している。ここで、下側第1方向
RFコイル21と上側第1方向RFコイル23は、RF
配線22によって接続され、第1方向電磁波送受信部2
0を形成している。また、下側第2方向RFコイル31
と上側第2方向RFコイル33は、RF配線32によっ
て接続され、第2方向電磁波送受信部30を形成してい
る。この第1方向電磁波送受信部20および第2方向電
磁波送受信部30は、検査領域10に対して一定の範囲
の周波数からなる電磁波を照射し、核磁気共鳴現象によ
り撮影対象物を構成する原子から放出された電磁波を受
信する。
【0037】また、第1方向電磁場送受信部20のRF
配線22および第2方向電磁波送受信部30のRF配線
32は、位相制御部5を介して配線6に接続され、電磁
波を送信する場合に配線6から電源の供給を受け、電磁
波を受信する場合にこの配線6を介して受信した電磁波
を送出する。位相制御部5は、第1方向電磁波送受信部
20および第2方向電磁は送受信部30の位相を制御す
ることで、下側第1方向RFコイル121、下側第2方
向RFコイル132、上側第1方向RFコイル142お
よび下側第2方向RFコイル152が送受信する電磁波
の位相を制御する。
【0038】このMRI装置1では、第1方向電磁波送
受信部20によって検査領域10にB1方向の電磁場を
発生させ、さらに、第2方向電磁波送受信部30によっ
てB2方向の電磁場を発生させている。このように、検
査領域10に直交する2方向の電磁場を発生させること
により、検査領域10の内部に均一な電磁波を高い励起
効率で発生させることができ、また、検査領域10から
の電磁波の受信精度を均一化することができる。
【0039】一方で、B1方向の電磁波と、B2方向の
電磁波とのカップリングを避けるために、位相制御部5
によって電磁波の位相を制御している。たとえば、B1
方向の電磁波の位相とB2方向の電磁波の位相とを90
°ずらす制御をおこなうことで、B1方向の電磁波とB
2方向の電磁波とのカップリングを避けることができ
る。ここで、位相制御部5は、第1方向電磁波送受信部
20と第2方向電磁波送受信部30の2つの電磁波送受
信部の位相を制御するため、2チャンネルの位相制御部
を用いて実現する。したがって、位相制御部5は、4チ
ャンネルの位相制御を行う場合に比して簡易な構成とな
り、電磁波の送受信を安定して行うことができる。
【0040】つぎに、下側第1方向RFコイル21、上
側第1方向RFコイル23、下側第2方向RFコイル3
1および上側第2方向RFコイル33の配設方法につい
てさらに詳細に説明する。下側第1方向RFコイル2
1、下側第2方向RFコイル32、上側第1方向RFコ
イル23および下側第2方向RFコイル33の各々は、
複数の制御素子9をコイルエレメントによって接続して
形成される。この制御素子9は、コイルエレメントの位
相を安定化させ、かつ電磁波の送信と受信との切り替え
を行う制御素子である。MRI装置1において、下側第
1方向RFコイル21は、制御素子9を検査領域10の
外側に配設し、検査領域10の内部にはコイルエレメン
トのみを配設するようにしている。下側第2方向RFコ
イル32、上側第1方向RFコイル23および下側第2
方向RFコイル33についても、同様に制御素子9を検
査領域10の外側に配設し、検査領域10の内部にはコ
イルエレメントのみを配設するようにしている。
【0041】具体的には、下側第1方向RFコイル21
は、支柱4に沿って設けたRF配線22から下側第1方
向RFコイル21に入る直前に最初の制御素子9を設
け、コイルエレメントを検査領域10の内部に配設した
後、一旦検査領域10の外側にコイルエレメントを引き
出し、次の制御素子9を設けている。さらに、コイルエ
レメントを再び検査領域10の内部に配設した後、検査
領域10の外部にコイルエレメントを引き出して制御素
子9を設けている。また、上側第1方向RFコイル23
は、RF配線22から上側第1方向RFコイル23に入
る直前に最初の制御素子9を設け、コイルエレメントを
検査領域10の内部に配設した後、一旦検査領域10の
外側にコイルエレメントを引き出し、次の制御素子9を
設けている。さらに、コイルエレメントを再び検査領域
10の内部に配設した後、検査領域10の外部にコイル
エレメントを引き出して制御素子9を設けている。
【0042】同様に、下側第2方向RFコイル31は、
支柱4に沿って設けたRF配線32から下側第2方向R
Fコイル31に入る直前に最初の制御素子9を設け、コ
イルエレメントを検査領域10の内部に配設した後、一
旦検査領域10の外側にコイルエレメントを引き出し、
次の制御素子9を設けている。さらに、コイルエレメン
トを再び検査領域10の内部に配設した後、検査領域1
0の外部にコイルエレメントを引き出して制御素子9を
設けている。また、上側第2方向RFコイル33は、R
F配線32から上側第1方向RFコイル33に入る直前
に最初の制御素子9を設け、コイルエレメントを検査領
域10の内部に配設した後、一旦検査領域10の外側に
コイルエレメントを引き出し、次の制御素子9を設けて
いる。さらに、コイルエレメントを再び検査領域10の
内部に配設した後、検査領域10の外部にコイルエレメ
ントを引き出して制御素子9を設けている。
【0043】このように、制御素子9を設ける場合にコ
イルエレメントを検査領域10の外に引き出し、制御素
子9を設けた後に再度検査領域10の内部にコイルエレ
メントを配設することで、制御素子9を検査領域10の
外側のみに配設することができる。したがって、検査領
域10の内部には制御素子9が存在せず、制御素子9の
厚みの分、検査領域10のスペースを拡大することがで
きる。制御素子9は10mm程度の厚さを持つことが一
般的であるため、制御素子9を検査領域10の外に設け
ることで、そのスペースを上下方向に20mm程度拡大
できることとなる。また、制御素子9を検査領域10の
外に設けることで、検査対象から遠ざけることができ
る。
【0044】さらに、制御素子9を検査領域10の外部
に集中して設けているため、制御素子の冷却が容易とな
る。MRI装置1では、冷却部7を支柱4の上側磁場発
生部2近傍に設け、冷却部8を支柱4の下側磁場発生部
3の近傍に設けている。この様に、制御素子9を集中さ
せることで、冷却部を分散させる必要がなくなり、ま
た、検査領域10の外部に冷却手段を設けることができ
るので、検査領域10のスペースを減少させることな
く、大規模な冷却部を使用することができる。また、M
RI装置1では、単独の支柱4によって上側磁場発生部
2を支持し、この支柱4にRF配線22,32、位相制
御部6および冷却部7,8を収めているため、作業者に
よる検査領域10へのアクセス性がさらに向上してい
る。
【0045】以上説明したように、この実施の形態にか
かるMRI装置1は、下側第1方向RFコイル21と上
側第1方向RFコイル23とを接続して第1方向電磁波
送受信部20を形成し、下側第2方向RFコイル31と
上側第2方向RFコイル33とを接続して第2方向電磁
波送受信部30を形成しているので、直交する2方向の
電磁波の位相を2チャンネルの位相制御部6で制御する
ことができ、簡易な構成で動作の安定したRF系を実現
することができる。また、RFコイルの制御素子を検査
領域10の外部に設けているので、検査領域10を最大
限確保し、制御素子を集中して設けているので制御素子
による発熱を効率的に冷却することができる。
【0046】なお、以上の説明において、MRI装置1
における各RFコイルは、2本のコイルエレメントを備
えた形状として説明している。これは、コイルエレメン
トが2本の場合であってもコイルエレメントの幅や、コ
イルエレメント間の間隔の設定によって所望の電磁波を
得ることが可能なためである。コイルエレメントが3本
以上存在する場合には、コイルエレメントを検査領域内
に配設した後、検査領域外にコイルエレメントを引き出
して制御素子を設ける構成を繰り返して用いることで、
上述のMRI装置1と同様の効果を実現することができ
る。
【0047】また、以上の説明では、2方向の電磁波が
直交するように形成し、検査領域内の電磁波の送受信精
度を均一化しているが、2方向の電磁波は必ずしも直交
することを必要とせず、任意の角度の電磁波を用いるこ
とができる。
【0048】なお、上述の実施の形態における論述およ
び図面は、この発明を限定するものであると理解するべ
きではない。この開示から当業者には様々な代替実施の
形態、実施例および運用技術が明らかになると思われ
る。例えば、本実施の形態において、MRI装置の撮影
対象は人体に限定されず、使用目的も医療用に限定され
ない。例えば、本実施の形態にかかるMRI装置は、人
体以外の物体についての非破壊検査などに利用すること
も有効である。
【0049】また、本実施の形態に示したMRI装置
は、垂直方向に静磁場を印加する、いわゆる垂直磁場型
であるが、本発明は静磁場を水平方向に印加する、いわ
ゆる水平磁場型のMRI装置に適用することも可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】上述してきたように、第1の観点にかか
る発明によれば、第1の方向の電磁波を送受信する第1
方向電磁波送受信部と、第2の方向の電磁波を送受信す
る第2方向電磁波送受信部とを2チャンネルの位相制御
部によって制御することで、電磁波送受信部の構成を簡
易化しているので、簡易な構成で安定動作する磁気共鳴
イメージング装置を提供することができるという効果を
奏する。
【0051】また、第2の観点にかかる発明によれば、
第1の第1方向RFコイルと第2の第1方向RFコイル
とを接続して第1方向電磁波送受信部を形成し、第2の
第1方向RFコイルと第2の第2方向RFコイルとを接
続して第2方向電磁は送受信部を形成することで、2方
向の電磁波の位相制御を2チャンネルの位相制御部によ
って行うようにしているので、2方向の電磁波の位相制
御を簡素化し、簡易な構成で安定動作する磁気共鳴イメ
ージング装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【0052】また、第3の観点にかかる発明によれば、
RFコイルの位相を安定化させる制御素子を検査領域外
に設けることで、検査領域内にコイルエレメントのみを
配設するようにしているので、簡易な構成で検査領域の
スペースを最大限確保できる磁気共鳴イメージング装置
を提供することができるという効果を奏する。
【0053】また、第4の観点にかかる発明によれば、
RFコイルの位相を安定化させる制御素子を検査領域外
に集中して設け、この制御素子を冷却する冷却部を設け
るようにしているので、簡易な構成で制御素子を効率的
に冷却可能な磁気共鳴イメージング装置を提供すること
ができるという効果を奏する。
【0054】また、第5の観点にかかる発明によれば、
第1方向電磁波送受信部が送受信する第1の方向の電磁
波と、第2方向電磁波送受信部が送受信する第2の方向
の電磁波とを直交させ、検査領域内の電磁波の送受信精
度が均一になるようにしているので、簡易な構成で安定
動作し、検査領域内の電磁波の送受信精度が均一な磁気
共鳴イメージング装置を提供することができるという効
果を奏する。
【0055】また、第6の観点にかかる発明によれば、
第2の磁場発生部を単独の支柱によって支持するように
しているので、検査領域へのアクセス性を向上した垂直
磁場型の磁気共鳴イメージング装置を提供することがで
きるという効果を奏する。
【0056】また、第7の観点にかかる発明によれば、
第1の電磁波と第2の電磁波とを地面に対して水平方向
に発生させるようにしているので、簡易な構成で安定動
作し、検査領域内の電磁波の送受信精度が均一な垂直磁
場型の磁気共鳴イメージング装置を提供することができ
るという効果を奏する。
【0057】また、第8の観点にかかる発明によれば、
第1の電磁波と第2の電磁波の位相の制御をおこなう位
相制御部を、第2の磁場発生部を支持する支柱に設ける
ようにしているので、検査領域へのアクセス性をさらに
向上した垂直磁場型の磁気共鳴イメージング装置を提供
することができるという効果を奏する。
【0058】また、第9の観点にかかる発明によれば、
制御素子の冷却をおこなう冷却部を、第2の磁場発生部
を支持する支柱に設けるようにしているので、検査領域
へのアクセス性を向上し、検査領域のスペースを最大限
確保可能な垂直磁場型の磁気共鳴イメージング装置を提
供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるMRI装置の概要構成を
説明する説明図である。
【図2】図1に示したMRI装置に配設したRFコイル
を説明する説明図である。
【図3】図1に示したMRI装置のA−A線縦断面図で
ある。
【図4】従来技術にかかるMRI装置の概要構成を説明
する説明図である。
【図5】図4に示したMRI装置に配設したRFコイル
を説明する説明図である。
【図6】図4に示したMRI装置の線縦断面図である。
【符号の説明】
1 MRI装置 2 上側磁場発生部 3 下側磁場発生部 4 支柱 5 位相制御部 6 配線 7,8冷却部 9 制御素子 10 検査領域 11 上側磁場コイル 12 下側磁場コイル 20 第1方向電磁波送受信部 21 下側第1方向RFコイル 22 RF配線 23 上側第1方向RFコイル 30 第2方向電磁波送受信部 31 下側第2方向RFコイル 32 RF配線 33 上側第2方向RFコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 健志 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB34 AD02 AD10 CA16 CA18 CC01 CC12 CC14 CD09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の磁場発生部と第2の磁場発生部と
    を対向配置して検査領域を形成し、前記検査領域内部に
    載置した被検体の磁気共鳴イメージを撮像する磁気共鳴
    イメージング装置であって、 前記検査領域の内部で所定の第1の方向の電磁波を送受
    信する第1方向電磁波送受信部と、 前記検査領域の内部で前記第1の方向とは異なる第2の
    方向の電磁波を送受信する第2方向電磁波送受信部と、 前記第1方向電磁波送受信部が送受信する電磁波の位相
    と、前記第2方向電磁波送受信部が送受信する電磁波の
    位相とを制御する位相制御部と、 を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】 前記第1方向電磁波送受信部は、前記第
    1の磁場発生部の近傍に設けた第1の第1方向RFコイ
    ルと、前記第2の磁場発生部の近傍に設けた第2の第1
    方向RFコイルとを備え、前記第2方向電磁波送受信部
    は、前記第1の磁場発生部の近傍に設けた第1の第2方
    向RFコイルと、前記第2の磁場発生部の近傍に設けた
    第2の第2方向RFコイルとを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の第1方向RFコイル、前記第
    2の第1方向RFコイル、前記第1の第2方向RFコイ
    ルおよび前記第2の第2方向RFコイルの各々は、コイ
    ル内の位相を安定化させる複数の制御素子と、当該複数
    の制御素子を接続するコイルエレメントとを備え、前記
    コイルエレメントを前記検査領域の内部に配設し、前記
    複数の制御素子を前記検査領域の外部に配設して形成す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気共鳴
    イメージング装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の制御素子の近傍に、当該複数
    の制御素子を冷却する冷却部を備えたことを特徴とする
    請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の方向と前記第2の方向とは直
    交することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
    記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 【請求項6】 前記第一の磁場発生部を地面近傍に配置
    し、前記第2の磁場発生部を単独の支柱によって支持し
    たことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載
    の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の方向および前記第2の方向
    は、地面に対して水平な方向であることを特徴とする請
    求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 【請求項8】 前記位相制御部を前記支柱に設けたこと
    を特徴とする請求項6または7に記載の磁気共鳴イメー
    ジング装置。
  9. 【請求項9】 前記冷却部を前記支柱に設けたことを特
    徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の磁気共鳴
    イメージング装置。
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