JP2014226553A - 全身送信アレイを有する磁気共鳴装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高周波の励起磁場により、検査ボリュームの全体または少なくとも大部分のほぼ均一な照射を達成する。【解決手段】磁気共鳴装置が送信構造部(4)を有し、送信構造部(4)により検査ボリューム(2)内に高周波の励起磁場(B1)が生成可能であり、送信構造部(4)が、検査ボリューム(2)に高周波の励起磁場(B1)を印加するために少なくとも第1および第2の送信アンテナセンサ(5,6)を含む。第1の送信アンテナ(5)は、検査ボリューム(2)を通して搬送可能な患者寝台(8)内において患者寝台(8)のテーブル面(9)の下方に配置されている。第2の送信アンテナ(6)は、患者寝台(8)と、検査ボリューム(2)を半径方向において取り囲むトンネル壁(13)とのいずれか一方または両方に、取り外し可能に取り付けられ、検査ボリューム(2)に高周波の励起磁場(B1)を印加する間、検査対象(10)の上方に規定の位置および向きで配置されている。【選択図】図1
Description
本発明は、
磁気共鳴装置が静磁場磁石を有し、
静磁場磁石が、磁気共鳴装置の長手軸を規定する円筒状の検査ボリュームを半径方向において取り囲み、
静磁場磁石により、検査ボリューム内に、時間的に一定で空間的に少なくともほぼ均一な静磁場が生成され、
磁気共鳴装置が送信構造部を有し、送信構造部により検査ボリューム内に高周波の励起磁場が生成可能であり、検査ボリューム内に存在する検査対象がその励起磁場により励起されて磁気共鳴信号を送出し、
送信構造部が、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加するために複数の第1および第2の送信アンテナを少なくとも含む、磁気共鳴装置に関する。
磁気共鳴装置が静磁場磁石を有し、
静磁場磁石が、磁気共鳴装置の長手軸を規定する円筒状の検査ボリュームを半径方向において取り囲み、
静磁場磁石により、検査ボリューム内に、時間的に一定で空間的に少なくともほぼ均一な静磁場が生成され、
磁気共鳴装置が送信構造部を有し、送信構造部により検査ボリューム内に高周波の励起磁場が生成可能であり、検査ボリューム内に存在する検査対象がその励起磁場により励起されて磁気共鳴信号を送出し、
送信構造部が、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加するために複数の第1および第2の送信アンテナを少なくとも含む、磁気共鳴装置に関する。
この種の磁気共鳴装置は、一般に知られている。
静磁場の比較的低い磁場強度、例えば1.5テスラの磁場強度の場合に、従来において通常は、検査ボリューム全体に高周波の励起磁場を一様にまたはほぼ一様に照射するために、全身送信アンテナが使用される。通常の全身送信アンテナの一例が所謂バードケージ共振器である。例えば1.5テスラの静磁場強度の場合に、このやり方に問題はない。これに対して、より高い静磁場強度、例えば7テスラの磁場強度の場合には、励起磁場の短い波長に起因して、(特に、プロトンイメージングの場合に)送信共振器の低効率が問題である。特に、所要電力が磁場強度の2乗で増大し、それに伴ってラーモア周波数が上昇する。
さらに、送信アンテナの到達範囲はラーモア周波数が高いほど僅かである。従って、より大きな磁場強度の静磁場の場合に、より大きな範囲において高周波の励起磁場の均一な磁場分布を生成することは困難である。さらに、静磁場磁石の構造は複雑で高コストである。このことは、生成すべき静磁場を高くするほど強まる。この理由から、静磁場磁石の内径は一般に900mm以下である。この内径の内側にはとりわけ傾斜磁場コイルを配置しなければならない。それによって、検査ボリューム(=検査トンネル)内のスペース環境がかなり狭小となる。たいていは、可能性のある全身送信アンテナのために、不十分な構造スペースしか使用できない。
検査対象(一般には人間)に直接に送信アンテナを配置することが考えられ得る。しかし、この種の送信アンテナを用いると検査ボリュームの一部しか照射できない。従って、全身照射のためには複数の送信アンテナが必要である。
複数の送信アンテナを同時に動作させる際に励起磁場の合成磁場強度を求めることは原理的には可能である。しかし、これは、送信アンテナの配置および形状が既知であることを前提とする。しかし、送信アンテナを検査対象に直接に配置する場合、送信アンテナの配置は規定できない。しかし、送信アンテナの予め規定されていない配置に基づいて、個々の送信アンテナの協働を予め算定することは困難もしくは殆ど不可能である。しかし、この種の算定は、高周波の励起磁場の起こり得る危険な局所的な過上昇を回避するために絶対に必要である。送信アンテナの配置のみならず、さらに送信アンテナの形状も可変であるように、送信アンテナがフレキシブルである場合には、上述の問題がさらに強く現れる。従って、従来技術では、複数のこの種の送信アンテナの調整された動作は、同時には、苦労をしてしか可能でないか、またはそれどころか全く可能でない。
従って、従来では、高い静磁場強度、例えば7テスラの磁場強度の場合に、一般に検査ボリュームの部分照射のみを生じさせる送信アンテナが使用される。例えば、研究所では特殊な心臓検出用の送信/受信コイルが知られている。これに対して、静磁場の高い磁場強度について全身をもれなく収め入れる構想は知られていない。
本発明の課題は、高周波の励起磁場により、検査ボリュームの全体または少なくとも大部分のほぼ均一な照射を達成することができる可能性を提供することにある。
この課題は、磁気共鳴装置が静磁場磁石を有し、静磁場磁石が、磁気共鳴装置の長手軸を規定する円筒状の検査ボリュームを半径方向において取り囲み、静磁場磁石により、検査ボリューム内に、時間的に一定で空間的に少なくともほぼ均一の静磁場が生成され、磁気共鳴装置が送信構造部を有し、送信構造部により検査ボリューム内に高周波の励起磁場が生成され、検査ボリューム内に存在する検査対象がその励起磁場により励起されて磁気共鳴信号を送出し、送信構造部が、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加するために複数の第1および第2の送信アンテナセンサを少なくとも含む、磁気共鳴装置において、
複数の第1の送信アンテナが、検査ボリュームを通して搬送可能な患者寝台内において患者寝台のテーブル面の下方に配置され、
複数の第2の送信アンテナが、固有安定性を有し、患者寝台と、検査ボリュームを半径方向において取り囲むトンネル壁とのいずれか一方または両方に、取り外し可能に取り付けられ、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加する間、検査対象の上方に規定の位置および向きで配置されていることを特徴とする磁気共鳴装置によって解決される(請求項1)。
複数の第1の送信アンテナが、検査ボリュームを通して搬送可能な患者寝台内において患者寝台のテーブル面の下方に配置され、
複数の第2の送信アンテナが、固有安定性を有し、患者寝台と、検査ボリュームを半径方向において取り囲むトンネル壁とのいずれか一方または両方に、取り外し可能に取り付けられ、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加する間、検査対象の上方に規定の位置および向きで配置されていることを特徴とする磁気共鳴装置によって解決される(請求項1)。
本発明による磁気共鳴装置の有利な実施形態は次の通りである。
・複数の第2の送信アンテナの位置が鉛直方向に見て互いに独立に(つまり無関係に)設定されている(請求項2)。
・複数の第1の送信アンテナが液体冷媒用の冷却回路に接続され、その液体冷媒により第1の送信アンテナが冷却される(請求項3)。
・送信構造部が、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加するために付加的に第3の送信アンテナを含み、第3の送信アンテナが、固有安定性を有し、患者寝台とトンネル壁との一方または両方に取り外し可能に取り付けられ、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加する間、検査対象の側方に規定の位置および向きで配置されている(請求項4)。
・送信構造部により検査ボリュームの全体に励起磁場が印加可能である(請求項5)。
・送信構造部により検査ボリュームの一部分のみに励起磁場が印加可能であり、検査ボリュームの当該部分が、検査ボリュームの横断面に関して、側方に配置されている(請求項6)。
・半径方向において送信構造部内に局所コイルが配置され、その局所コイルにより、検査対象から送出される磁気共鳴信号が受信可能である(請求項7)。
・静磁場が少なくとも3.0テスラの強度を有する(請求項8)。
・複数の第2の送信アンテナの位置が鉛直方向に見て互いに独立に(つまり無関係に)設定されている(請求項2)。
・複数の第1の送信アンテナが液体冷媒用の冷却回路に接続され、その液体冷媒により第1の送信アンテナが冷却される(請求項3)。
・送信構造部が、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加するために付加的に第3の送信アンテナを含み、第3の送信アンテナが、固有安定性を有し、患者寝台とトンネル壁との一方または両方に取り外し可能に取り付けられ、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加する間、検査対象の側方に規定の位置および向きで配置されている(請求項4)。
・送信構造部により検査ボリュームの全体に励起磁場が印加可能である(請求項5)。
・送信構造部により検査ボリュームの一部分のみに励起磁場が印加可能であり、検査ボリュームの当該部分が、検査ボリュームの横断面に関して、側方に配置されている(請求項6)。
・半径方向において送信構造部内に局所コイルが配置され、その局所コイルにより、検査対象から送出される磁気共鳴信号が受信可能である(請求項7)。
・静磁場が少なくとも3.0テスラの強度を有する(請求項8)。
本発明によれば、冒頭に述べた磁気共鳴装置は次のように構成されている。即ち、
複数の第1の送信アンテナは、検査ボリュームを通して搬送可能な患者寝台内において患者寝台のテーブル面の下方に配置され、
複数の第2の送信アンテナは、固有安定性を有し、患者寝台と、検査ボリュームを半径方向において取り囲むトンネル壁との一方または両方に、取り外し可能に取り付けられ、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加する間、検査対象の上方に規定の位置および向きで配置されている。
複数の第1の送信アンテナは、検査ボリュームを通して搬送可能な患者寝台内において患者寝台のテーブル面の下方に配置され、
複数の第2の送信アンテナは、固有安定性を有し、患者寝台と、検査ボリュームを半径方向において取り囲むトンネル壁との一方または両方に、取り外し可能に取り付けられ、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加する間、検査対象の上方に規定の位置および向きで配置されている。
複数の第1の送信アンテナを患者寝台内においてテーブル面の下方に配置することによって、第1の送信アンテナの配置および形状が患者寝台に対して固定であり、従って既知であることが達成される。さらに患者寝台は通常では位置制御されて検査トンネルを通して移動されるので、第1の送信アンテナの配置は磁気共鳴装置全体に関しても自動的に求めることができる。さらに、第2の送信アンテナの固有安定性に基づいて、第2の送信アンテナの形状も固定であり、従って既知である。規定の位置および向きで取り付けることにより、第2送信アンテナの配置が、患者寝台に関しておよび/または磁気共鳴装置全体に関して既知である。従って、複数の送信アンテナを使用するにも拘わらず、本発明による磁気共鳴装置においては、複数の送信アンテナの同時動作時に励起磁場の合成磁場強度を求めることができる。
複数の第2の送信アンテナの位置が鉛直方向に見て互いに独立に設定されていると好ましい。それによって、第2の送信アンテナを個別に上から検査対象にできるだけ近くに配置することができる。それによって、占積率、従って有効照射が最大化される。
第1の送信アンテナが液体冷媒用の冷却回路に接続され、その液体冷媒により第1の送信アンテナが冷却されるとよい。それによって、第1の送信アンテナを、より高い送信パワーで動作させることができる。
本発明の格別に好ましい実施形態では、送信構造部が、検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加するために付加的に第3の送信アンテナを含む。この場合に、第3の送信アンテナは、第2の送信アンテナと同様に固有安定性を有し、患者寝台とトンネル壁とのいずれか一方または両方に取り外し可能に取り付けられている。検査ボリュームに高周波の励起磁場を印加する間、第3の送信アンテナは検査対象の側方に規定の位置および向きで配置されている。それによって、検査対象の照射をさらに最適化することができる。
送信構造部により検査ボリューム全体に励起磁場が印加可能であるとよい。代替として送信構造部により検査ボリュームの一部分のみに励起磁場が印加可能であってもよい。この場合に、検査ボリュームの当該部分が、検査ボリュームの横断面に関して、側方に配置されていると好ましい。
半径方向において送信構造部内に局所コイルが配置され、その局所コイルにより、検査対象から送出された磁気共鳴信号が受信可能であるとよい。それによって、信号雑音比(SNR=Signal noise ratio)を最適化することができる。
本発明に従って構成された磁気共鳴装置は、静磁場が強い場合、即ち少なくとも3.0テスラの強度を有する場合に十分な長所を発揮する。
以下において、上記の本発明の特性、特徴および利点ならびにこれらを達成する方法をより明確に理解できるように図面を参照しながら実施例について説明する。
図1および図2によれば、磁気共鳴装置が静磁場磁石1を有する。静磁場磁石1は、半径方向において、磁気共鳴装置の円筒状の検査ボリューム2を取り囲んでいる。検査ボリューム2はそれの形状に基づいて長手軸3を規定する。静磁場磁石1は検査ボリューム2内に静磁場B0を生成する。静磁場B0は、時間的に一定であり、かつ検査ボリューム2内では空間的に均一または少なくともほぼ均一である。静磁場B0は通常少なくとも3.0テスラの強度を有し、好ましくはそれ以上、例えば7.0テスラを有する。磁気共鳴装置はさらに傾斜磁場システムを有する。しかし、傾斜磁場システムは、本発明の範囲内では、比較的重要でなく、従って図示されていない。
磁気共鳴装置はさらに送信構造部4を有する。送信構造部4は、少なくとも第1の送信アンテナ5および第2の送信アンテナ6を含み、多くの場合に付加的に第3の送信アンテナ7も含む。たいていは、複数の第1の送信アンテナ5および複数の第2の送信アンテナ6が存在する。第3の送信アンテナ7が存在する場合に、第3の送信アンテナ7の個数は必要に応じて決定されている。各送信アンテナ5,6,7は、互いに独立に駆動可能である複数の独立の要素からなり得る(アレイアンテナ)。
第1の送信アンテナ5は、患者寝台8内に配置され、しかも患者寝台8のテーブル面9の下方に配置されている。患者寝台8は検査対象10(一般に人間10)が横たわるのに役立つ。患者寝台8(その上に存在する検査対象10を含めて)は、検査ボリューム2を通して搬送方向xに搬送可能である。通常は、このために、(図示されていない)位置制御される駆動装置が存在する。しかし、場合によっては、代案として、搬送方向xにおける患者寝台8の位置を自動的に検出して磁気共鳴装置の制御装置11に伝送することで十分である。第1の送信アンテナ5がテーブル面9の下方に配置されていることによって、第1の送信アンテナ5が規定の形状を有しかつ患者寝台8に対して相対的に位置固定されるように、第1の送信アンテナ5を患者寝台8内に取り付けることができる。第1の送信アンテナ5は、図1および図2に従って、液体冷媒(例えば水)のための冷却回路12に接続することができる。この場合に、第1の送信アンテナ5は液体冷媒により効率的に冷却され、それによって、より高いパワーで動作させることができる。
第2の送信アンテナ6は固有安定性を有する。従って、第2の送信アンテナ6は予め定められた固定形状を有する。第2の送信アンテナ6は患者寝台8に取り付けられている。代案として、第2の送信アンテナ6はトンネル壁13に取り付けられていてもよい。トンネル壁13は半径方向において検査ボリューム2を取り囲んでいる。トンネル壁13は、静磁場磁石1および傾斜磁場システムと、検査ボリューム2との間に配置されている。トンネル壁13への配置は、特に検査ボリューム2が比較的短い直径dを有する場合に有効である。さらに、複数の第2の送信アンテナ6の一部分を患者寝台8に取り付け、複数の第2の送信アンテナ6の他の部分をトンネル壁13に取り付けてもよい。しかし、取付位置に関係なく、第2の送信アンテナ6は取り外し可能に取り付けられている。従って、第2の送信アンテナ6は、取り外して、同様に固有安定性を有する他の第2の送信アンテナ6と交換することができる。それによって、検査対象10およびそれの体型(例えばサイズ)に第2の送信アンテナ6を適合させることができる。
第2の送信アンテナ6は、図1および図2によれば、検査対象10の上方に配置され、しかも規定された位置および向きで配置されている。第2の送信アンテナ6の位置は、垂鉛直向に見て互いに独立に設定されている。それによって、特に占積率を最適化することができる。この場合にも、しかし、位置は規定されていなければならない。このためには、例えば位置を自動的に検出して、その検出データを制御装置11に供給するとよい。さらに、例えば動き止めの如き係止方式により、定められた鉛直位置にしか取り付けできないようにすることが好ましい。
第3の送信アンテナ7については、(これらが存在する限りにおいて)第2の送信アンテナ6に関する上記説明が同様に当てはまる。唯一の相違は、第3の送信アンテナ7が検査対象10の上方でなく検査対象10の側方に配置されていることにある。
送信構造部4により検査ボリューム2内に高周波の励起磁場B1が生成される。このために、検査ボリューム2は第1の送信アンテナ5および第2の送信アンテナ6によって(場合によっては付加的に第3の送信アンテナ7によっても)高周波の励起磁場B1を印加される。従って、送信アンテナ5,6は(場合によっては送信アンテナ7も)制御装置11によって相応に駆動される。通常、制御装置11によって、定められた時点で送信アンテナ5,6,7のうちの複数が、しばしばそれどころか全ての送信アンテナ5,6,7が同時に駆動される。検査対象10は高周波の励起磁場B1により励起されて磁気共鳴信号を送出する。従って、励起磁場B1の周波数は、励起されるべき原子核、例えばプロトンのラーモア周波数に一致する。しかし、他の原子核、例えばF−17またはP−31の励起も可能である。
第1の送信アンテナ5は、既に述べたように、患者寝台8内においてテーブル面9の下方に配置されている。従って、複数の第1の送信アンテナ5の相互の相対位置は、搬送方向xにおける患者寝台8の位置決めに関係しない。患者寝台8に取り付けられている複数の第2の送信アンテナ6に関して、それらの相互の相対位置および第1の送信アンテナ5に対する相対位置は、同様に搬送方向xにおける患者寝台8の位置決めに関係しない。トンネル壁13に取り付けられている複数の第2の送信アンテナ6に関して、それらの相互の相対位置は、確かに搬送方向xにおける患者寝台8の位置決めに関係しない。しかし、患者寝台8内に配置された第1の送信アンテナ5と患者寝台8に取り付けられた第2の送信アンテナ6とに対する、トンネル壁13に取り付けられた第2の送信アンテナ6の相対位置は、搬送方向xにおける患者寝台8の位置決めに関係する。しかし、制御装置11にとって搬送方向xにおける患者寝台8の位置決めが既知であることから、制御装置11は、トンネル壁13に取り付けられた第2の送信アンテナ6に関しても、患者寝台8内に配置された第1の送信アンテナ5と患者寝台8に取り付けられた第2の送信アンテナ6とに対する、トンネル壁13に取り付けられた複数の第2の送信アンテナ6の相対位置をそれぞれ決定することができる。類似の説明が第3の送信アンテナ7についても当てはまる。
それゆえ結果として、第1の送信アンテナ6に関しても第2の送信アンテナ6に関しても(存在する限りにおいて)第3の送信アンテナ7に関しても、それらの形状およびそれらの相互の相対位置が、制御装置11にとって常に既知あることから、制御装置11はどのような合成励起磁場B1が生じるかを常に求めることができる。このことは、どの送信アンテナ5,6,7が個々に駆動されるかに関係なく、しかも送信アンテナ5,6,7に印加される送信信号が個々にどの位相関係および振幅関係を有するかに関係なく、当てはまる。ただ、位相関係および振幅関係は制御装置11にとって既知でなければならない。従って、送信構造部4により検査ボリューム2の全体に均一に(または少なくともほぼ均一に)励起磁場B1が印加(照射)されるように、送信信号を求めることができる。
個別ケース、例えば肩部検査の場合には、図5の表示に従って検査対象10の片側だけを対象とする第2の送信アンテナ6を使用することが有効である。このケースでは送信構造部4により検査ボリューム2の一部のみに励起磁場B1を印加することができる。検査ボリューム2の印加可能な部分は、このケースでは図5に従って、検査ボリューム2の横断面に関して(従って、長手軸3に対して直角方向に見て)、側方に配置されている。
既に述べたように、第2の送信アンテナ6および場合によっては第3の送信アンテナ7も、患者寝台8もしくはトンネル壁13から取り外すことができ、他の第2および第3の送信アンテナ6,7と交換することができる。場合によっては種々の鉛直位置への位置決めも可能である。しかし、どの第2の送信アンテナ6が使用されてどのように位置決めされているかが、場合によってはどの第3の送信アンテナ7が使用されてどのように位置決めされているかも、制御装置11にとって常に既知でなければならない。制御装置11に適切な情報を磁気共鳴装置の使用者14によって手動で予め与えることができる。使用される第2の送信アンテナ6の識別に関しては、場合によっては第3の送信アンテナ7の識別に関しても、好ましくは自動識別、例えば相応にコード化された差込みコネクタによる自動識別を行うことができる。この種の差込みコネクタは、例えば受信目的に使用される磁気共鳴装置の局所コイルについては知られている。それぞれの第2の送信アンテナ6または第3の送信アンテナ7の識別情報を制御装置11に伝達することも可能である。使用される第2の送信アンテナ6の位置決めに関しては、場合によっては使用される第3の送信アンテナ7の位置決めに関しても、既に述べたように、同様に位置の自動検出を行なうことができる。それどころか位置(特に鉛直位置)を自動的に設定することさえも可能である。この種の方法は、例えば受信目的に使用される磁気共鳴装置の局所コイルに関しては、同様に知られている。
本発明による磁気共鳴装置を動作させる際に、磁気共鳴信号を励起するためにも(従って、励起磁場B1を送出するためにも)、励起された磁気共鳴信号を受信するためにも、送信構造部4を使用することができる。しかし、好ましくは、図3の表示に従って半径方向において送信構造部4の内側に局所コイル15を配置して、それらの局所コイル15により検査対象10から送出される磁気共鳴信号を受信するとよい。つまり、送信構造部4は、励起磁場B1を送出するためにのみ使用し、励起された磁気共鳴信号を受信するためには使用しないようにしてもよい。
本発明は多くの利点を有する。特に、高い静磁場B0にもかかわらず比較的少ないパワーにより、励起磁場B1による検査ボリューム2の大部分(場合によってはそれどころか全体)の照射が可能である。さらに、送信アンテナ5,6,7のうち単独のまたは幾つかの少ない送信アンテナのみの動作によって、励起磁場B1を検査ボリューム2の的確に定めた領域に印加することができる。局所コイル15の使用によって、高い信号雑音比(SNR)を達成することができる。検査対象10の胴体の改善された照射が、特に身体縁辺領域、例えば腎臓、臀部または肩部においても得られる。
本発明の細部を好ましい実施例によって詳細に図解して説明したが、本発明はそれらの開示例に限定されないし、本発明の保護範囲を逸脱することなく当業者によって異なる変形例を導き出すことができる。
1 静磁場磁石
2 検査ボリューム
3 長手軸
4 送信構造部
5 第1の送信アンテナ
6 第2の送信アンテナ
7 第3の送信アンテナ
8 患者寝台
9 テーブル面
10 検査対象
11 制御装置
12 冷却回路
13 トンネル壁
14 使用者
15 局所コイル
B0 静磁場
B1 励起磁場
d 直径
x 搬送方向
2 検査ボリューム
3 長手軸
4 送信構造部
5 第1の送信アンテナ
6 第2の送信アンテナ
7 第3の送信アンテナ
8 患者寝台
9 テーブル面
10 検査対象
11 制御装置
12 冷却回路
13 トンネル壁
14 使用者
15 局所コイル
B0 静磁場
B1 励起磁場
d 直径
x 搬送方向
Claims (8)
- 磁気共鳴装置が静磁場磁石(1)を有し、
静磁場磁石(1)が、磁気共鳴装置の長手軸(3)を規定する円筒状の検査ボリューム(2)を半径方向において取り囲み、
静磁場磁石(1)により、検査ボリューム(2)内に、時間的に一定で空間的に少なくともほぼ均一の静磁場(B0)が生成され、
磁気共鳴装置が送信構造部(4)を有し、送信構造部(4)により検査ボリューム(2)内に高周波の励起磁場(B1)が生成可能であり、検査ボリューム(2)内に存在する検査対象(10)がその励起磁場(B1)により励起されて磁気共鳴信号を送出し、
送信構造部(4)が、検査ボリューム(2)に高周波の励起磁場(B1)を印加するために複数の第1および第2の送信アンテナセンサ(5,6)を少なくとも含む、磁気共鳴装置において、
複数の第1の送信アンテナ(5)が、検査ボリューム(2)を通して搬送可能な患者寝台(8)内において患者寝台(8)のテーブル面(9)の下方に配置され、
複数の第2の送信アンテナ(6)が、固有安定性を有し、患者寝台(8)と、検査ボリューム(2)を半径方向において取り囲むトンネル壁(13)との一方または両方に、取り外し可能に取り付けられ、検査ボリューム(2)に高周波の励起磁場(B1)を印加する間、検査対象(10)の上方に規定の位置および向きで配置されていることを特徴とする磁気共鳴装置。 - 複数の第2の送信アンテナ(6)の位置が鉛直方向に見て互いに独立に設定されていることを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴装置。
- 複数の第1の送信アンテナ(5)が液体冷媒用の冷却回路(12)に接続され、その液体冷媒により第1の送信アンテナ(5)が冷却されることを特徴とする請求項1または2記載の磁気共鳴装置。
- 送信構造部(4)が、検査ボリューム(2)に高周波の励起磁場(B1)を印加するために付加的に第3の送信アンテナ(7)を含み、第3の送信アンテナ(7)が、固有安定性を有し、患者寝台(8)とトンネル壁(13)とのいずれか一方または両方に取り外し可能に取り付けられ、検査ボリューム(2)に高周波の励起磁場(B1)を印加する間、検査対象(10)の側方に規定の位置および向きで配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の磁気共鳴装置。
- 送信構造部(4)により検査ボリューム(2)の全体に励起磁場(B1)が印加可能であることを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の磁気共鳴装置。
- 送信構造部(4)により検査ボリューム(2)の一部分のみに励起磁場(B1)が印加可能であり、検査ボリューム(2)の当該部分が、検査ボリューム(2)の横断面に関して、側方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の磁気共鳴装置。
- 半径方向において送信構造部(4)内に局所コイル(15)が配置され、その局所コイル(15)により、検査対象(10)から送出される磁気共鳴信号が受信可能であることを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の磁気共鳴装置。
- 静磁場(B0)が少なくとも3.0テスラの強度を有することを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の磁気共鳴装置。
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