JP2003249416A - 積層セラミックコンデンサの製造方法および積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサの製造方法および積層セラミックコンデンサ

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JP2003249416A
JP2003249416A JP2002046026A JP2002046026A JP2003249416A JP 2003249416 A JP2003249416 A JP 2003249416A JP 2002046026 A JP2002046026 A JP 2002046026A JP 2002046026 A JP2002046026 A JP 2002046026A JP 2003249416 A JP2003249416 A JP 2003249416A
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ceramic capacitor
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Koji Hattori
康次 服部
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い良品率をもって、大容量化および信頼性
の向上が図られた積層セラミックコンデンサを製造する
方法を提供する。 【解決手段】 複数の誘電体セラミックグリーン層22
と、薄膜形成法によって形成された金属箔状の複数の内
部電極3,4とを備える、生の積層体21を作製し、生
の積層体21を積層方向に挟むように、誘電体セラミッ
クグリーン層22に含まれる誘電体セラミック原料粉末
の焼結温度では焼結しない無機材料粉末を含む収縮抑制
層23,24を生の積層体21の外表面上に形成し、生
の積層体21を、収縮抑制層23,24とともに、誘電
体セラミック原料粉末の焼結温度で焼成し、それによっ
て、積層セラミックコンデンサに備える部品本体として
の積層体5を得る。積層体5から収縮抑制層23,24
を除去した後、積層体5の端面6,7上に外部電極を形
成し、積層セラミックコンデンサを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層セラミック
コンデンサの製造方法およびこの製造方法によって製造
された積層セラミックコンデンサに関するもので、特
に、薄膜形成法によって形成された金属箔状の内部電極
を備える積層セラミックコンデンサの製造方法および積
層セラミックコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層セラミックコンデンサの小型化、大
容量化および低価格化への要求に応えるため、そこに備
える誘電体セラミック層の厚みについては3μm近くま
で薄層化が進行し、また、誘電体セラミック層間の界面
に沿って形成される内部電極のための材料としては、C
u、Niなどの卑金属が使用されるようになってきてい
る。最近では、誘電体セラミック層の薄層化はさらに進
行し、その厚みが1μm程度のものも開発されている。
【0003】また、大容量化への対応として、静電容量
を取得するための内部電極の積層数を増やすことも行な
われている。この場合、積層セラミックコンデンサにお
いて、一般に、内部電極が存在する部分は、内部電極が
存在しない部分に比べて、より厚くなる傾向が現れる
が、上述のように内部電極の積層数を増やすほど、内部
電極が存在する部分においてより厚くなる傾向がより顕
著に現れる。このことは、誘電体セラミック層および内
部電極からなる積層構造を有する積層体に歪みを生じさ
せる結果となり、この歪みを低減するためには、内部電
極をより薄くする必要がある。
【0004】通常、内部電極は、金属粉を分散させたペ
ーストを用い、スクリーン印刷法によって形成される。
しかしながら、このようなスクリーン印刷法を用いて、
厚みの薄い内部電極を形成しようとすると、積層体の焼
成工程において、いわゆる電極切れが多発し、そのた
め、取得静電容量が設計値より減少するという問題を招
く。このことから、スクリーン印刷法では、内部電極の
厚みを薄くすることには限界がある。
【0005】また、スクリーン印刷法で用いる金属粉ペ
ーストは、金属粉と樹脂(バインダ)と有機溶剤との混
合物であるため、内部電極の印刷後の物理的な厚みは、
焼成後の内部電極の厚みすなわち金属成分のみの厚みに
比べて、2〜3倍であり、内部電極の厚みによる歪みを
緩和することが困難である。
【0006】このような問題に対処するため、内部電極
として、薄膜形成法によって形成された金属箔状の金属
膜を用いることが行なわれている。この金属箔状の内部
電極によれば、その物理的厚みは金属成分のみの厚みと
実質的に等しくなり、内部電極の厚みによる歪みは大幅
に改善される。また、前述したように、金属粉ペースト
をスクリーン印刷することによって得られた内部電極の
場合には、分散性の問題があるが、薄膜形成法による金
属膜からなる内部電極の場合には、その問題が全くな
く、その点においても、金属成分の厚みをより薄くする
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】積層セラミックコンデ
ンサに備える部品本体としての積層体は、通常、その積
層方向の中間部において、複数の誘電体セラミック層と
複数の内部電極とが交互に積層されながら、積層方向の
端部すなわち外層部分では、誘電体セラミック層のみが
積層された構造を有している。
【0008】前述したように、薄膜形成法によって形成
された金属膜には、その厚みがたとえば1μm以下であ
っても、ピンホール等の欠陥がほとんどない。そのた
め、上述した積層体を得るため、生の積層体を焼成する
と、誘電体セラミック層となる誘電体セラミックグリー
ン層の部分では収縮するが、内部電極の部分では収縮し
ないため、積層体における内部電極が分布する中間部分
と内部電極が存在しない外層部分との間で収縮挙動が異
なり、それが原因となって、積層体においてクラック等
が発生するという問題がある。
【0009】そこで、この発明の目的は、上述のような
問題を解決しながら、小型化かつ大容量化を図れ、また
信頼性の高い積層セラミックコンデンサを製造するため
の方法およびこの製造方法によって製造された積層セラ
ミックコンデンサを提供しようとすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る積層セラ
ミックコンデンサの製造方法は、上述した技術的課題を
解決するため、次のような構成を備えることを特徴とし
ている。
【0011】まず、誘電体セラミック原料粉末を含む複
数の積層された誘電体セラミックグリーン層と、誘電体
セラミックグリーン層間の特定の複数の界面に沿って薄
膜形成法によって形成された金属箔状の複数の内部電極
とを備える、生の積層体が作製される。
【0012】また、生の積層体を積層方向に挟むよう
に、誘電体セラミック原料粉末の焼結温度では焼結しな
い無機材料粉末を含む収縮抑制層が生の積層体の外表面
上に形成される。
【0013】そして、生の積層体を、収縮抑制層ととも
に、誘電体セラミック原料粉末の焼結温度で焼成する工
程が実施される。
【0014】好ましくは、焼成工程の後、収縮抑制層が
除去される。すなわち、収縮抑制層は、電気特性に影響
がなければ、必ずしも除去する必要はないが、寸法上、
除去した方が好ましい。
【0015】内部電極間に介在する誘電体セラミックグ
リーン層は、焼成工程の後、1.5μm以下の厚みとな
る厚みを有していることが好ましい。
【0016】誘電体セラミック原料粉末の平均粒径は5
0〜250nmであることが好ましい。
【0017】内部電極は、焼成工程の前において、0.
8μm以下の厚みを有していることが好ましい。
【0018】内部電極は、好ましくは、蒸着、スパッタ
リング、電気めっきおよび化学めっきのうちの少なくと
も1つの方法によって形成される。
【0019】好ましくは、内部電極は卑金属を含む。
【0020】この発明は、また、上述したような製造方
法によって製造された、積層セラミックコンデンサにも
向けられる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
よる積層セラミックコンデンサ1の断面を図解的に示し
ている。
【0022】積層セラミックコンデンサ1は、複数の積
層された誘電体セラミック層2と、誘電体セラミック層
2間の特定の複数の界面に沿って形成された複数の内部
電極3および4とを含む、部品本体としての積層体5を
備えている。
【0023】内部電極3および4は、積層体5の外表面
にまで到達するように形成される。より詳細には、積層
体5の一方の端面6にまで引き出される内部電極3と他
方の端面7にまで引き出される内部電極4とが、静電容
量を形成するように、積層体5の内部において、誘電体
セラミック層2を介して交互に配置されている。
【0024】内部電極3および4は、積層体5の積層方
向における中間部に分布するように配置され、積層体5
の積層方向における両端部すなわち外層部分8および9
には、内部電極が形成されていない。
【0025】また、内部電極3および4は、金属箔状で
あり、薄膜形成法によって形成された金属膜をもって構
成される。内部電極3および4を構成する金属として
は、たとえば、CuまたはNiのような安価な卑金属が
好適に用いられる。
【0026】前述した静電容量を取り出すため、積層体
5の外表面上であって、端面6および7上には、内部電
極3および4のいずれか特定のものに電気的に接続され
るように、外部電極10および11がそれぞれ形成され
ている。外部電極10および11は、たとえば、B2
3 −Li2 O−SiO2 −BaO系ガラスフリットを含
有するAgペーストを塗布し、これを還元性雰囲気中に
おいて焼き付けることによって形成される。
【0027】外部電極10および11上には、必要に応
じて、Ni、Cu、Ni−Cu合金等からなる第1のめ
っき層12および13がそれぞれ形成され、さらにその
上には、半田、Sn等からなる第2のめっき層14およ
び15がそれぞれ形成される。
【0028】このような積層セラミックコンデンサ1、
特に積層体5を製造するため、図2(1)、(2)およ
び(3)に示す各工程が順次実施される。
【0029】まず、図2(1)に示すように、生の積層
体21が作製される。生の積層体21は、焼成されるこ
とによって、前述の積層体5となるべきものであって、
誘電体セラミック原料粉末を含む複数の積層された誘電
体セラミックグリーン層22と、誘電体セラミックグリ
ーン層22間の特定の複数の界面に沿って形成された複
数の内部電極3および4とを備えている。誘電体セラミ
ックグリーン層22は、焼成されることによって、前述
の誘電体セラミック層2となるべきものである。
【0030】誘電体セラミックグリーン層22に含まれ
る誘電体セラミック原料粉末としては、たとえば、チタ
ン酸バリウム(BaTiO3 )系のものが用いられる。
この場合、チタン酸バリウムは、Aサイト原子(Ba)
とBサイト原子(Ti)との比(A/B比)が1のもの
のみならず、使用の目的に応じて、たとえば0.95〜
1.05のように、A/B比を変化させたチタン酸バリ
ウムであってもよく、特に非還元性の誘電体セラミック
を得るためには、A/B比が1.000〜1.035の
範囲にあることが好ましい。
【0031】また、上述のチタン酸バリウム系の誘電体
セラミック原料粉末には、必要とされる特性に応じて、
希土類元素、Ca、Zr、Mn、Mg、Siなどを添加
したり、より低温で焼結させるために、Si、B、A
l、Mg、Liなどを含む焼結助剤が添加されている。
【0032】内部電極3および4は、前述したように、
薄膜形成法によって形成された金属箔状の金属膜によっ
て与えられる。このような内部電極3および4を形成す
るための薄膜形成法としては、好ましくは、蒸着、スパ
ッタリング、電気めっきまたは化学めっきが適用され、
必要に応じて、これら2つ以上の方法が併用されてもよ
い。
【0033】また、同じく図2(1)に示すように、生
の積層体21を積層方向に挟むように、収縮抑制層23
および24が生の積層体21の外表面上に形成される。
収縮抑制層23および24は、前述した誘電体セラミッ
ク原料粉末の焼結温度では焼結しない無機材料粉末を含
んでいる。誘電体セラミック原料粉末として、前述した
ように、チタン酸バリウム系のものが用いられる場合、
収縮抑制層23および24に含まれる無機材料粉末とし
ては、たとえば、アルミナ、酸化ジルコニウム、窒化ア
ルミニウム、ムライト等の粉末を用いることができる。
【0034】図2(1)に示すような生の積層体21な
らびに収縮抑制層23および24からなる複合構造物
は、通常、次のような方法によって作製される。
【0035】誘電体セラミックグリーン層22となる誘
電体セラミックグリーンシートが用意される。誘電体セ
ラミックグリーンシートは、セラミック原料粉末に、有
機バインダおよび有機溶剤からなる有機ビヒクルならび
にその他の必要な添加剤を添加し、これらを混合するこ
とによって、セラミックスラリーを作製し、このセラミ
ックスラリーをドクターブレード法等を用いてシート状
に成形することによって得ることができる。
【0036】次に、内部電極3および4となる金属膜
が、適当なキャリアフィルム上で、薄膜形成法によって
形成され、パターニングされた後、上述した誘電体セラ
ミックグリーンシート上に転写される。
【0037】他方、収縮抑制層23および24となる無
機材料グリーンシートが用意される。無機材料グリーン
シートは、前述した誘電体セラミックグリーンシートの
場合と実質的に同様の方法を適用しながら、無機材料粉
末を含む無機材料スラリーを作製し、これをドクターブ
レード法等を用いてシート状に成形することによって得
ることができる。
【0038】次に、内部電極3および4となる金属膜が
形成された複数の誘電体セラミックグリーンシートが積
層されるとともに、その積層方向における各端部に金属
膜が形成されていない所定枚数の誘電体セラミックグリ
ーンシートを積層し、それによって生の積層体21が得
られる。また、この生の積層体21を積層方向に挟むよ
うに、無機材料グリーンシートが積層され、収縮抑制層
23および24が生の積層体21の外表面上に形成され
る。
【0039】その後、積層方向にプレスされた後、所定
の寸法にカットされることによって、図2(1)に示し
た複合構造物が得られる。
【0040】次に、上述の複合構造物、すなわち、収縮
抑制層23および24によって挟まれた生の積層体21
が、誘電体セラミック原料粉末を焼結させ得る温度で焼
成される。この焼成後の状態が、図2(2)に示されて
いる。図2(2)には、生の積層体21を焼結させるこ
とによって得られた焼結後の積層体5、ならびにこれを
挟む収縮抑制層23および24が図示されている。
【0041】上述した焼成工程において、金属箔状の内
部電極3および4は実質的に収縮しないが、誘電体セラ
ミックグリーン層22は、有機バインダ等の有機成分を
含んでいるため、金属箔状の内部電極3および4と比較
して、焼成時の収縮量が大きい。しかしながら、生の積
層体21において、内部電極3および4が配置されてい
る積層方向の中間部に位置する誘電体セラミックグリー
ン層22にあっては、内部電極3および4によって収縮
が抑えられる。
【0042】他方、生の積層体21における外層部分8
および9にあっては、内部電極3および4による収縮抑
制作用が及ぼされにくくい。しかしながら、これら外層
部分8および9での収縮は、収縮抑制層23および24
によって有利に抑制されることができる。すなわち、焼
成工程において、収縮抑制層23および24に含まれる
無機材料粉末は実質的に焼結しないため、収縮抑制層2
3および24には実質的な収縮が生じない。したがっ
て、収縮抑制層23および24による収縮抑制作用が、
生の積層体21における外層部分8および9に及ぼさ
れ、その結果、外層部分8および9においても収縮が抑
制される。
【0043】このようなことから、焼成工程において、
生の積層体21の各部分における収縮率の差が小さくな
り、クラック等の構造欠陥を発生しにくくすることがで
きる。
【0044】上述したような内部電極3および4ならび
に収縮抑制層23および24による収縮抑制作用は、主
として、誘電体セラミックグリーン層22の面方向の収
縮に対して及ぼされるものである。したがって、焼成工
程においては、誘電体セラミックグリーン層22の厚み
方向には収縮が生じる。しかも、この厚み方向の収縮
は、面方向の収縮が抑制されない場合に比べて、より大
きく生じるため、焼結後の積層体5における誘電体セラ
ミック層2の厚みがより薄くなる。このことは、大容量
化にも寄与する。
【0045】内部電極3および4間に介在する誘電体セ
ラミックグリーン層22は、焼成工程の後、すなわち、
誘電体セラミック層2となったとき、1.5μm以下の
厚み、たとえば1μm程度の厚みとなる厚みを有してい
ることが好ましい。
【0046】誘電体セラミックグリーン層22は、有機
成分を含むため、内部電極3および4ならびに収縮抑制
層23および24による収縮抑制を行なわない状態で焼
成した場合には、20〜30%程度の収縮が生じる。そ
のため、誘電体セラミック層2の厚みをたとえば1μm
程度にするには、誘電体セラミックグリーン層22の厚
みは1.3μm程度にしなければならない。しかしなが
ら、誘電体セラミックグリーン層22の厚みがこのよう
に薄い場合には、その厚み方向に並ぶ誘電体セラミック
原料粉末の数が少なく、短絡等の欠陥が生じやすい。
【0047】これに対して、内部電極3および4ならび
に収縮抑制層23および24による収縮抑制を行なった
状態で焼成を実施すれば、面方向の収縮が実質的に生じ
ないため、厚み方向の収縮は40〜60%程度生じる。
したがって、誘電体セラミック層2の厚みをたとえば1
μm程度にするには、誘電体セラミックグリーン層22
の厚みを2μm程度とそれほど薄くする必要がなく、そ
のため、厚み方向に並ぶ誘電体セラミック原料粉末の数
をより多くすることができ、短絡等の欠陥を生じにくく
することができる。
【0048】このようなことから、前述したように、内
部電極3および4間に介在する誘電体セラミックグリー
ン層22の厚みを、焼成工程の後で1.5μm以下とな
るようにすることが比較的容易である。
【0049】誘電体セラミックグリーン層22に含まれ
る誘電体セラミック原料粉末は、その平均粒径が50〜
250nmであることが好ましい。
【0050】一般に、セラミック原料粉末は、その粒径
が小さいほど、その表面積が大きくなるため、反応性が
高くなる。内部電極3および4ならびに収縮抑制層23
および24による収縮抑制作用が及ぼされながら、生の
積層体21が焼成される場合、誘電体セラミックグリー
ン層22の厚み方向にしか実質的な収縮が生じないた
め、粒子の再配列は、セラミック原料粉末の粒径が小さ
いほど、起こりやすく、かつ反応性も高いため、セラミ
ックの焼結が進行しやすい。
【0051】これに対して、セラミック原料粉末の粒径
が大きい場合は、再配列が起こりにくく、焼結体に空孔
等が生じやすくなり、信頼性が低下してしまう。
【0052】このような観点から、誘電体セラミック原
料粉末の平均粒径は、前述したように、50〜250n
mの範囲に選ばれることが好ましい。
【0053】内部電極3および4は、焼成工程の前にお
いて、0.8μm以下の厚みを有していることが好まし
い。
【0054】内部電極3および4の厚みが0.8μmよ
り大きい場合には、内部電極3および4ならびに誘電体
セラミック層2の多層化に伴う歪みが大きくなり好まし
くない。なお、内部電極3および4が、0.1μm以下
というように極端に薄くなると、内部電極3および4に
よる収縮抑制作用が低下するとともに、電気抵抗が高く
なり、積層セラミックコンデンサ1において必要とされ
る諸特性や信頼性が低下するので、内部電極3および4
の厚みは0.1μmより大きいことが好ましい。
【0055】次に、図2(2)に示した複合構造物か
ら、収縮抑制層23および24が除去され、それによっ
て、図2(3)に示す焼結後の積層体5が取り出され
る。
【0056】生の積層体21と収縮抑制層23および2
4の各々とは、焼成前の段階では、有機バインダ等の作
用により互いに密着しているが、焼成工程における昇温
に従って、有機バインダ等は分解されるため、この分解
に伴って、密着力が低下してくる。また、前述したよう
に、収縮抑制層23および24は、焼成工程において焼
結しない。このようなことから、焼成工程を終えた後、
収縮抑制層23および24は、焼結後の積層体5から容
易に除去することができ、場合によっては、特に積極的
な除去のための工程を実施しなくても、収縮抑制層23
および24が積層体5から自然に剥離されることもあ
る。
【0057】次に、前述したように、積層体5の端面6
および7上に、たとえば、Agペーストを塗布し、焼き
付けることによって、内部電極3および4と電気的にそ
れぞれ接続された外部電極10および11が形成され、
次いで、Ni、Cu、Ni−Cu合金等から第1のめっ
き層12および13が形成され、さらに、半田、Sn等
からなる第2のめっき層14および15が形成されるこ
とによって、図1に示すような積層セラミックコンデン
サ1が完成される。
【0058】以下に、この発明をより具体的な実験例に
ついて説明する。
【0059】
【実験例】まず、Ba1.002 TiO3 の組成を有するチ
タン酸バリウム系原料を加水分解法によって合成した
後、空気中において、700〜1100℃の温度で熱処
理し、次いで解砕することによって、表1の「原料粉末
の粒径」に示すように、種々の平均粒径を有するチタン
酸バリウム系原料粉末を得た。
【0060】他方、添加物として、Dy、MgおよびM
n元素を含む各化合物の金属石鹸と、(Si−Ba−L
i)O系のアルコキシド化合物からなる焼結助剤を用意
した。
【0061】次に、前述したチタン酸バリウム系原料粉
末を有機溶媒中に分散させるとともに、上述の添加物を
添加し、均一に混合することによって、スラリーを得
た。
【0062】次に、上述のスラリーを蒸発乾燥させるこ
とによって、有機溶媒を除去するとともに、さらに熱処
理することによって、残りの有機成分を除去した。
【0063】次に、添加物が添加された原料粉末の各々
の100重量部に対して、ポリビニルブチラール系バイ
ンダを15重量部、可塑剤としてのDOP(フタル酸ジ
オクチル)を5重量部、エタノールを100重量部、そ
れぞれ、加えて、ボールミルにより湿式混合し、誘電体
セラミックスラリーを得た。
【0064】他方、収縮抑制層のための無機材料粉末と
して、平均粒径が0.8μmのアルミナ粉末を用意し
た。このアルミナ粉末の100重量部に対して、ポリビ
ニルブチラール系バインダを8.5重量部、エタノール
を100重量部、それぞれ、加えて、ボールミルにより
湿式混合し、無機材料スラリーを得た。
【0065】次に、前述の誘電体セラミックスラリー
を、ドクターブレード法によりシート状に成形し、表1
の「グリーンシートの厚み」の欄に示された各厚みを有
する矩形の誘電体セラミックグリーンシートを得た。同
様に、無機材料スラリーを、ドクターブレード法により
シート状に成形することによって、厚み30μmの無機
材料グリーンシートを得た。
【0066】また、内部電極を得るため、ポリエチレン
テレフタレート(PET)フィルム上に、まず、蒸着に
より銅薄膜を形成し、次いで、電気めっきによりニッケ
ル薄膜を形成し、その後、所望のパターンが得られるよ
うにレジスト処理を施して、表1の「焼成前の内部電極
の厚み」の欄に示されるような各厚みを有する内部電極
のための金属膜を作製した。
【0067】次に、前述した誘電体セラミックグリーン
シート上に、この金属膜を熱転写することによって、内
部電極を形成した。
【0068】次に、内部電極が形成された複数の誘電体
セラミックグリーンシートを、内部電極の引き出されて
いる側が互い違いとなるように積層するとともに、外層
部分を与えるため、その上下各々に、内部電極が形成さ
れていない誘電体セラミックグリーンシートを所定数積
層し、誘電体セラミックグリーンシートの有効積層数が
10の生の積層体を得た。
【0069】次に、試料1〜10については、表1の
「収縮抑制層の有無」の欄に「有」とあるように、生の
積層体を積層方向に挟むように、前述した無機材料グリ
ーンシートを積層し、収縮抑制層を生の積層体の外表面
上に形成し、次いで、積層方向にプレスした。
【0070】他方、試料11〜20については、表1の
「収縮抑制層の有無」の欄に「無」とあるように、収縮
抑制層を形成せずに、生の積層体のみを積層方向にプレ
スした。
【0071】なお、表1からわかるように、試料1〜1
0の各々と試料11〜20の各々とは、収縮抑制層の有
無の点を除いて、互いに同じ条件で生の積層体が作製さ
れている。
【0072】次に、生の積層体を、3.2mm×1.6
mmの平面寸法となるようにカットした。
【0073】
【表1】
【0074】次に、上述のようにして得られた各試料に
係る生の積層体を、窒素雰囲気中において400℃の温
度に加熱し、有機バインダを燃焼させた後、酸素分圧1
-9〜10-12 MPaのH2 −N2 −H2 Oガスからな
る還元性雰囲気中において、1050℃の温度で2時間
焼成し、焼結後の積層体を得た。
【0075】次に、試料1〜10については、積層体の
外表面上に形成されていた収縮抑制層を除去した。な
お、収縮抑制層に含まれていたアルミナ粉末は、積層体
の表面に軽く付着している程度であり、これを容易に除
去することができた。
【0076】次に、焼結後の積層体の外形寸法、特に平
面寸法を測定した。その結果が、表2の「積層体寸法」
の欄に示されている。表2において、「L」は長さ方向
寸法を示し、「W」は幅方向寸法を示している。
【0077】また、焼結後の積層体における誘電体セラ
ミック層の厚みおよび内部電極の厚みを測定した。その
結果が、表2の「焼成後の厚み」における「セラミック
層」および「内部電極」の欄にそれぞれ示されている。
【0078】次に、焼成後の積層体の両端面上に、B2
3 −Li2 O−SiO2 −BaO系のガラスフリット
を含有するAgペーストを塗布し、窒素雰囲気中におい
て、700℃の温度で焼き付け、内部電極と電気的に接
続された外部電極を形成した。
【0079】このようにして得られた積層セラミックコ
ンデンサの試料1〜20の各々20個について、自動ブ
リッジ式測定器を用いながら、JIS規格5102に従
って、静電容量を測定し、その平均値を求めた。その結
果が、表2の「静電容量」の欄に示されている。
【0080】また、上述の静電容量の測定において、静
電容量の測定が不可能であった試料を不良品とし、この
不良品を除く良品の数を数え、良品率を算出した。その
結果が、表2の「良品率」の欄に示されている。
【0081】また、収縮抑制層を設けた試料1〜10に
ついては、表2に示すように、「平均寿命時間」を求め
た。すなわち、温度150℃にて、5Vの直流電圧を、
各試料に係る積層セラミックコンデンサに印加して、そ
の絶縁抵抗の経時変化を測定し、絶縁抵抗値が105 Ω
以下になった時点を故障とし、この故障に至るまでの時
間の平均値を求めた。
【0082】
【表2】
【0083】表1および表2において、試料番号に*を
付したものは、収縮抑制層を設けなかった点で、この発
明の範囲外のものである。また、表1および表2におい
て、試料番号に△を付した試料は、この発明の範囲内に
あるが、好ましい範囲から外れたものである。より詳細
には、△を付した試料6については、表1に示した「原
料粉末の粒径」が250nmを超える260nmである
点で、この発明の好ましい範囲から外れたものであり、
同じく△を付した試料10については、表1に示した
「焼成前の内部電極の厚み」が0.8μmを超える1.
2μmである点で、この発明の好ましい範囲から外れた
ものである。
【0084】この発明の範囲内にある試料1〜10とこ
の発明の範囲外にある試料11〜20とを比較する。
【0085】まず、表2に示した「積層体寸法」を、焼
成前の3.2mm×1.6mmと比較すればわかるよう
に、試料1〜10では、焼成による面方向の収縮がほと
んど生じていないのに対し、試料11〜20では、面方
向に関して実質的な収縮が生じている。
【0086】また、表2の「焼成後の厚み」における
「セラミック層」について、試料1〜10の各々と試料
11〜20の対応するものとを比較すると、試料1〜1
0の方が、試料11〜20と比較して、より薄くなって
おり、その結果、表2の「静電容量」についても、各
々、2倍以上の値を示している。
【0087】また、表2の「焼成後の厚み」における
「内部電極」の数値と表1の「焼成前の内部電極の厚
み」の数値とを比較すると、試料1〜10では、互いに
同じ数値であるのに対し、試料11〜20のほとんど
は、内部電極が焼成後においてより厚くなっている。
【0088】また、表2の「良品率」について比較する
と、試料1〜10は、試料11〜20に比べて、より高
くなっている。
【0089】次に、この発明の範囲内にある試料1〜1
0の間で比較する。
【0090】試料6は、表1の「原料粉末の粒径」が2
60nmと大きく、そのため、他の試料に比べると、誘
電体セラミック層に空孔等が生じやすく、そのため、表
2の「平均寿命時間」において、より小さい値を示して
いる。
【0091】また、試料10は、表1の「焼成前の内部
電極の厚み」が1.2μmと大きく、表2の「焼成後の
厚み」における「セラミック層」の厚みよりも大きくな
り、そのため、積層体においてより大きな歪みが生じ、
構造欠陥が発生し、他の試料に比べて、表2に示すよう
に、良品率が低下し、また、平均寿命時間が短くなって
いる。
【0092】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、積層
セラミックコンデンサの部品本体となる生の積層体を焼
成する工程において、生の積層体の内部においては、金
属箔状の複数の内部電極が、誘電体セラミックグリーン
層の面方向の収縮を抑制するとともに、生の積層体の外
側からは、収縮抑制層が誘電体セラミックグリーン層の
面方向の収縮を抑制するので、積層体全体において、実
質的に均一な収縮を生じさせることができ、高い良品率
をもって、信頼性に優れた積層セラミックコンデンサを
製造することができる。
【0093】また、上述した内部電極および収縮抑制層
による収縮抑制作用は、誘電体セラミックグリーン層の
面方向に及ぼされるが、厚み方向には及ぼされないた
め、厚み方向への収縮は、このような収縮抑制を行なわ
ない場合に比べて、より大きく生じさせることができ
る。その結果、焼結後の積層体において、誘電体セラミ
ック層の厚みをより薄くすることができ、積層セラミッ
クコンデンサの大容量化に寄与させることができる。
【0094】また、この発明によれば、上述のように、
焼成工程における誘電体セラミックグリーン層の厚み方
向の収縮の度合いを高めることができるので、収縮抑制
層を用いない場合に得ようとする誘電体セラミック層の
厚みと同じ厚みの誘電体セラミック層を実現するために
は、誘電体セラミックグリーン層の厚みをより厚くする
ことができ、その結果、誘電体セラミックグリーン層の
厚み方向に並ぶ誘電体セラミック原料粉末の数を多くす
ることができる。したがって、焼成工程の後、たとえば
1.5μm以下の厚みとなる厚みを有している誘電体セ
ラミックグリーン層であっても、短絡等の欠陥を生じに
くくすることができ、大容量の積層セラミックコンデン
サを有利に製造することができる。
【0095】また、誘電体セラミックグリーン層に含ま
れる誘電体セラミック原料粉末の平均粒径が50〜25
0nmの範囲に選ばれると、焼結後の誘電体セラミック
層において空孔等を生じさせにくくすることができ、よ
り高い信頼性をもって、積層セラミックコンデンサを製
造することができる。
【0096】また、内部電極の厚みが、焼成工程の前に
おいて、0.8μm以下であると、内部電極と誘電体セ
ラミック層との多層化に伴う歪みをそれほど生じさせな
いようにすることができ、積層セラミックコンデンサの
多層化ひいては大容量化にとって有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による積層セラミックコ
ンデンサ1を図解的に示す断面図である。
【図2】図1に示した積層セラミックコンデンサ1に備
える積層体5を作製するための工程を順次図解的に示す
断面図である。
【符号の説明】
1 積層セラミックコンデンサ 2 誘電体セラミック層 3,4 内部電極 5 積層体 21 生の積層体 22 誘電体セラミックグリーン層 23,24 収縮抑制層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体セラミック原料粉末を含む複数の
    積層された誘電体セラミックグリーン層と、前記誘電体
    セラミックグリーン層間の特定の複数の界面に沿って薄
    膜形成法によって形成された金属箔状の複数の内部電極
    とを備える、生の積層体を作製する工程と、 前記生の積層体を積層方向に挟むように、前記誘電体セ
    ラミック原料粉末の焼結温度では焼結しない無機材料粉
    末を含む収縮抑制層を前記生の積層体の外表面上に形成
    する工程と、 前記生の積層体を、前記収縮抑制層とともに、前記誘電
    体セラミック原料粉末の焼結温度で焼成する工程とを備
    える、積層セラミックコンデンサの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記焼成工程の後、前記収縮抑制層を除
    去する工程をさらに備える、請求項1に記載の積層セラ
    ミックコンデンサの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記内部電極間に介在する前記誘電体セ
    ラミックグリーン層は、前記焼成工程の後、1.5μm
    以下の厚みとなる厚みを有している、請求項1または2
    に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記誘電体セラミック原料粉末の平均粒
    径が50〜250nmである、請求項1ないし3のいず
    れかに記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記内部電極は、前記焼成工程の前にお
    いて、0.8μm以下の厚みを有している、請求項1な
    いし4のいずれかに記載の積層セラミックコンデンサの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記内部電極は、蒸着、スパッタリン
    グ、電気めっきおよび化学めっきのうちの少なくとも1
    つの方法によって形成される、請求項1ないし5のいず
    れかに記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記内部電極は卑金属を含む、請求項1
    ないし6のいずれかに記載の積層セラミックコンデンサ
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の製
    造方法によって製造された、積層セラミックコンデン
    サ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006147901A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Murata Mfg Co Ltd 積層電子部品、その製造方法およびその特性測定方法
US7105070B2 (en) 2003-09-09 2006-09-12 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method for producing ceramic substrate, and ceramic substrate
KR100765180B1 (ko) 2005-03-11 2007-10-15 삼성전기주식회사 적층 세라믹 콘덴서 및 그 제조 방법
CN104599839A (zh) * 2013-10-30 2015-05-06 三星电机株式会社 多层陶瓷电容器及其上安装有该多层陶瓷电容器的板

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