JP2003248991A - 媒体装着装置及びディスク装置 - Google Patents

媒体装着装置及びディスク装置

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JP2003248991A JP2002050973A JP2002050973A JP2003248991A JP 2003248991 A JP2003248991 A JP 2003248991A JP 2002050973 A JP2002050973 A JP 2002050973A JP 2002050973 A JP2002050973 A JP 2002050973A JP 2003248991 A JP2003248991 A JP 2003248991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は小型軽量化、薄型化に適した媒体装
着装置及ディスク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の媒体装着装置は、ターンテーブ
ル11には、クランプ部材41の移動を規制し、クラン
プ部材41が所定位置になったときに規制を解除するリ
ング状カム42が設けられるとともに、センタリングハ
ブ12とハブベース13の位置を上昇させるための椀状
カム18とスライド各16,17を備え、ディスク装着
時には、クランプ部材41が椀状カム18とスライド各
16,17によりディスク1の位置まで上昇させ、リン
グ状カム42が解除されると、クランプ部材41が媒体
半径方向に移動してディスク1の内縁部をクランプする
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクのドーナ
ツ円盤状基板をターンテーブル上にクランプする媒体装
着装置、及びこの媒体装着装置を搭載したディスク装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、MO、PD、CD、CD−RO
M、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−
RAM等のディスクを再生・記録するディスク装置は、
装置の小型化、薄型化が進み、携帯型のパーソナルコン
ピュータに内蔵される場合が増加している。というの
は、ソフトウェアの大容量化が進み、コンピュータがデ
ィスク装置を搭載していない場合ソフトウェアのインス
トールが難しく、コンピュータへのディスク装置の搭載
はコンピュータ装備のいわば標準となっているからであ
る。この点、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ
でも携帯型のパーソナルコンピュータでも変わりがない
が、携帯型のパーソナルコンピュータに対して小型化、
薄型化が強く求められるのは携行するという機能上当然
の流れである。こうした背景から、ディスク装置のキー
デバイスの一つである光ピックアップに対して、更なる
小型化と薄型化が求められている。なお、ディスクの再
生・記録を行うディスク装置には、ディスクの種類に従
ってCD−ROMドライブ装置、PD(Phase change r
ewritable Disk)ドライブ装置などのタイプが存在する
が、以下、本明細書においてはこれらすべてを包括して
ディスク装置という。
【0003】次に、ディスクをディスク装置に装着する
従来の装着方法について説明する。ディスクを装着する
には、ディスクの中心孔を装着装置の中心に合わせる装
着過程と、その後に回転手段に固定する固定過程の少な
くとも2段階が必要である。この装着と固定を行う方法
として、従来から採用されている方法には大きくいって
次の3種類の方法があった。第1の方法は、操作者が自
ら装着し、固定するものである。たとえば、特開平9−
147479に開示されているように、ユーザが自らデ
ィスクを持ち、光ピックアップのターンテーブルに直接
取り付けるディスク自己保持方法(クランプ方式)であ
る。
【0004】第2の方法は、搬送機構により装着し、上
下挟み込み機構により固定するものである。例えば、特
開平6−84255に開示されているように、ローディ
ング機構によって、ディスクをターンテーブルまで搬送
し、センタリングハブに載置した後、ディスクの上方向
からクランパと呼ばれる磁性体を用いた固定部材の磁気
力により、ディスクをターンテーブルに固定する方法で
ある。搬送機構としては、ディスクを収納するカートリ
ッジを用いる場合と、ドロア方式と呼ばれるディスクを
載置するトレイを用いる場合がある。
【0005】第3の方法は、搬送機構が搬送しつつ上下
移動して装着固定を行うものである。例えば特開平9−
245411に開示されているように搬送機構自身が搬
送と垂直方向に移動して再生装置に装着するものであ
る。
【0006】以上説明した従来の装着方法は、第2,3
の方法ではクランパや搬送機構が搬送方向と垂直方向に
移動するための上下移動機構が必要であり、複雑な移動
機構とその移動空間が必要になるものであった。また、
第1の方法では、操作者がディスクを回転手段に装着す
るために、装着し易い位置まで回転手段を引き出す必要
があり、やはり移動機構と移動空間が必要であった。従
って、移動機構や移動空間は従来のディスク装置にとっ
て小型化、薄型化を行うときの大きな支障となってい
た。
【0007】そこで、以上説明した従来の装着方式とは
別のディスク搬送方式として、スロットローディングと
呼ばれる方式が提案された。すなわち、ディスクをディ
スク装置の前面まで操作者が運び、前面に設けられたフ
ロントベゼルと呼ばれるカバーに設けられたスリットに
挿入し、ある程度の位置までディスクを装置内部に挿入
すると、装置内部に設けられたローラー等の機構によっ
てディスクをターンテーブルに位置決めできる位置まで
自動的に吸い込んでいくものである。この方式は車載用
のCDプレーヤや、MDプレーヤ、ポータブルタイプの
MD等に採用されている方式である。しかし他の用途、
すなわち家庭用のオーディオやCD−ROMドライブ装
置等においては普及していない。
【0008】このスロットローディング方式は、トレイ
方式と比較すると次のような特徴を有している。トレイ
方式は、一旦トレイを排出するボタンを押し、トレイが
出てきたらディスクを置き、さらにトレイを押す、もし
くはトレイを収納するためのボタンを押してディスクを
装置内部に引き込むが、スロットローディング方式は、
ディスクを手に持った状態でフロントベゼル近くに持っ
ていき、スリットからディスクを挿入するだけでディス
クが装置内部に引き込まれて装着される。従って、スロ
ットローディング方式は操作性がよいという特徴を有し
ている。また、ディスクを挿入する部分がスロットだけ
で小さいため、防塵性に優れ、ノートブック型パーソナ
ルコンピュータ等においてはとくに有用である。さら
に、光ピックアップが本体内部から出てこないため人体
の静電気等により半導体レーザがダメージを受ける可能
性が小さいという特徴等を有するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯性を重
視するノートブック型コンピュータにおいて採用されて
いるディスク装置は、現在、その全高が12.7mmの
ものが多く採用されており、またディスク搬送方式とし
て多く採用されているのは、従来の技術で説明したトレ
イを引き出すドロワ方式である。
【0010】上記したように、スロットローディング方
式は優れた特徴を備えているため、ノート型パーソナル
コンピュータに採用できれば薄型化と耐候性、取り扱い
の簡便化が期待できると考えられる。しかし、このノー
トブック型パーソナルコンピュータの搬送方式をドロワ
方式からスロットローディング方式に変更する場合、デ
ィスクをほぼ一直線に装置内部に引き込む部分が必要と
なる。従って、従来のドロア方法と比較すると、ディス
クの厚みとクリアランスが存在するため、センタリング
ハブの上面に4mm程度の隙間が必要となる。すなわ
ち、スロットローディング方式を採用するためには、装
置全体の厚みが12.7mmから4mm増え、17mm
程度の厚さが必要となり、これでは薄型指向の現在のノ
ートブック型パーソナルコンピュータの流れから大きく
外れてしまう。そこで、今後の薄型化と耐候性、取り扱
いの簡便化を実現するには、従来の方式と異なった新し
い視点のディスクの固定方式が望まれる。
【0011】そこで、本発明は、小型軽量化、薄型化に
適した媒体装着装置を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、小型軽量化、薄型化に適
したディスク装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の媒体装着装置は、ターンテーブルには、把持部
が所定位置に上昇するまでの高さでは把持部の移動を規
制し、該所定位置を越えると規制を解除する規制機構が
設けられ、さらにモータの回転軸の側方には、調心ハブ
と基台の位置を上昇させるための上下駆動部が配設さ
れ、ディスク装着時には、上下駆動部によって把持部が
所定位置まで上昇し、規制機構が解除されると把持部が
媒体半径方向に移動してディスクの内縁部をクランプす
ることを特徴とする。これにより、小型軽量化、薄型化
に適した媒体装着装置を実現することができる。
【0014】また、本発明のディスク装置は、上述の媒
体装着装置と、ディスクを載置し搬送するためのトレイ
と、該ディスクに記録された情報を読み出すためのピッ
クアップモジュールとを備え、該トレイとピックアップ
モジュールとが装置内部から飛び出すドロワ方式のディ
スク装置であって、トレイと上下駆動部とが連結され、
該トレイを装置内部に押し込む動作によりディスクが媒
体装着装置に装着されることを特徴とする。これによ
り、小型軽量化、薄型化に適したディスク装置を実現す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、ディスク
を回転するターンテーブルと、ターンテーブルを回転す
るモータと、ターンテーブルの中央に配設され該ターン
テーブルとともに回転し、ディスク装着時にディスクの
中心孔内に頂部を挿入して装着する基台と、基台と同心
に配設されターンテーブルとともに回転し、ディスク装
着時に中心孔内に頂部を挿入して心出しする調心ハブ
と、基台の頂部の周囲に配設され、中心孔の内縁部をク
ランプするために媒体半径方向に向けて往復移動する把
持部を備えた媒体装着装置であって、ターンテーブルに
は、把持部が所定位置に上昇するまでの高さでは把持部
の移動を規制し、該所定位置を越えると規制を解除する
規制機構が設けられ、さらにモータの回転軸の側方に
は、調心ハブと基台の位置を上昇させるための上下駆動
部が配設され、ディスク装着時には、上下駆動部によっ
て把持部が所定位置まで上昇し、規制機構が解除される
と把持部が媒体半径方向に移動してディスクの内縁部を
クランプすることを特徴とする媒体装着装置であり、回
転軸側方に配設可能な上下駆動部を用いるために装置全
体を薄型にでき、把持部と規制機構によりディスクのタ
ーンテーブルへの自動心出し、自動装着、自動固定及び
自動開放が可能となり、装置全体の厚みを12.7mm
以下に構成することができる。
【0016】本発明の第2の発明は、把持部が、ターン
テーブル上のディスクをクランプするためのクランプ部
材と、該クランプ部材を媒体半径方向に付勢して押し出
すことができる付勢部材を備え、ディスク装着時に、上
下駆動部によって把持部が所定位置まで上昇し、規制機
構が解除されるとクランプ部材が媒体半径方向に移動し
てディスクの内縁部をクランプすることを特徴とする媒
体装着装置であり、クランプ部材と規制機構によりディ
スクのターンテーブルへの自動心出し、自動装着、自動
固定(自動クランプ)及び自動開放(自動クランプ解
除)が可能となり、装置全体の厚みを12.7mm以下に
構成することができる。
【0017】本発明の第3の発明は、基台には回転を垂
直方向の直線運動に変換する上下駆動部が設けられ、該
上下駆動部によって基台の頂部がディスクの中心孔内に
挿入されることを特徴とする請求項1または2記載の媒
体装着装置であり、回転軸側方に配設可能な回転を垂直
方向の直線運動に変換する上下駆動部を用いるために簡
単な機構でディスクのターンテーブルへの自動心出し、
自動装着、自動固定及び自動開放が可能となり、装置全
体の厚みを12.7mm以下に構成することができる。
【0018】本発明の第4の発明は、規制機構には、付
勢部材の付勢力を所定位置に到達するまで規制するカム
面が設けられ、基台が該所定位置に至ったとき規制を解
除して付勢力を作用させ、クランプ部材が前進してディ
スクの内縁部をクランプすることを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載の媒体装着装置であり、簡単な機
構でディスクのターンテーブルへの自動心出し、自動装
着、自動固定及び自動開放が可能となり、装置全体の厚
みを12.7mm以下に構成することができる。
【0019】本発明の第5の発明は、上下駆動部が、椀
状カムと、該椀状カムを挟んで接近または離間する1対
のカム操作体と、カム操作体を駆動させるためのリンク
機構を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
に記載の媒体装着装置であり、簡単な機構でディスクの
ターンテーブルへの自動心出し、自動装着、自動固定及
び自動開放が可能となり、装置全体の厚みを12.7mm
以下に構成することができる。
【0020】本発明の第6の発明は、調心ハブとターン
テーブルの間に第2付勢部材が配設されるとともに、調
心ハブの頂部にはディスクの内縁部と係合するテーパー
面が形成され、所定位置より低い位置で該テーパー面と
内縁部とが係合してディスクの心出しを行うことを特徴
とする請求項1〜5のいずれかに記載の媒体装着装置で
あり、第2付勢部材により内縁部とテーパー面を係合さ
せることができる。
【0021】本発明の第7の発明は、上下駆動部が電磁
アクチュエータまたはソレノイドから構成されたことを
特徴とする請求項1記載の媒体装着装置であり、機械的
に上下駆動部を構成するよりもシンプルな構成とするこ
とができる。
【0022】本発明の第8の発明は、上下駆動部がボイ
スコイルモータから構成されたことを特徴とする請求項
1記載の媒体装着装置であり、上下駆動部をボイスコイ
ルモータと磁気回路で操作でき、簡単な構成で操作する
ことができる。
【0023】本発明の第9の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の媒体装着装置と、ディスクを載置し搬送
するためのトレイと、該ディスクに記録された情報を読
み出すためのピックアップモジュールとを備え、該トレ
イとピックアップモジュールとが装置内部から飛び出す
ドロワ方式のディスク装置であって、トレイと上下駆動
部とが連結され、該トレイを装置内部に押し込む動作に
よりディスクが媒体装着装置に装着されることを特徴と
するディスク装置であり、トレイを押し込むだけでディ
スクの媒体装着装置への自動心出し、自動装着、自動固
定及び自動開放をすることができる。
【0024】本発明の第10の発明は、請求項1〜6の
いずれかに記載の媒体装着装置を備えたクラムシェル方
式のディスク装置において、ディスクをターンテーブル
に載置後に再生準備を開始させる蓋を備え、該蓋を押し
込む動作によりディスクを媒体装着装置に装着すること
を特徴とするディスク装置であり、クラムシェル方式の
ディスク装置の蓋を押し込むだけでディスクの媒体装着
装置への自動心出し、自動装着、自動固定及び自動開放
をすることができる。
【0025】本発明の第11の発明は、請求項1〜8の
いずれかに記載の媒体装着装置を備え、ディスクを基台
に未装着の状態においては、装着機構の全体高さが、デ
ィスク装着高さ以下であることを特徴とするディスク装
置であり、装置全体を薄型に構成するとともに、装着機
構の全体高さをディスク搭載位置以下に押させることが
できる。
【0026】本発明の第12の発明は、装置全体の厚み
を12.7mm以下に構成したことを特徴とする請求項
9または請求項11記載のディスク装置であり、ディス
クを基台に装着しない状態での装着機構の全体高さが、
ディスク搭載位置の高さ以下であることを特徴とするデ
ィスク装置であり、装置全体を薄型に構成するととも
に、装着機構の全体高さをディスク搭載位置以下に押さ
せることができ、装置全体の厚みを12.7mm以下にす
ることができる。
【0027】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について、図1〜4に基づいて説明する。図1は本
発明の実施の形態1におけるディスク装置の媒体装着装
置の斜視図、図2は本発明の実施の形態1におけるディ
スク装置の媒体装着装置の分解斜視図、図3は本発明の
実施の形態1におけるディスク装置の媒体装着装置の平
面図、図4は図3の媒体装着装置のA−A線断面図であ
る。
【0028】図1〜4において、1はディスク、1aは
ディスク1の内周縁下部、2はベース、10は装着機
構、11はターンテーブル、11aはスリップシート、
12はセンタリングハブ(本発明の調心ハブ)、12a
はセンタリングハブ12の頂部のテーパー部、13はハ
ブベース(本発明の基台)、14は駆動アーム、15は
従動アーム、16,17はスライドカム(本発明のカム
操作体)、19はピン、19aはスライド溝、20はス
ピンドルモータ(本発明のモータ)、21はシャフト、
22は軸受け、23はスラスト受け、24は軸受けハウ
ジング、30は往復駆動機構(本発明の上下駆動部)、
41はクランプ部材、41aはディスククランプ部、4
2はリング状カム、42aはカム部、43はクランプ部
材スプリング(本発明の付勢部材)、50はハブベース
スプリング(本発明の第3付勢部材)、51はセンタリ
ングハブスプリング(本発明の第2付勢手段)である。
【0029】装着機構10は、ディスク1を載置するタ
ーンテーブル11、ディスク1の中心孔に嵌合するセン
タリングハブ12、ハブベース13、クランプ部材41
等から構成されている。このターンテーブル11は、快
削鋼(表面にメッキ処理を行う)をNC旋盤等により真
円度約10ミクロンの精度で加工されたもので、スピン
ドルモータ20によって回転される。またターンテーブ
ル11の中央には、センタリングハブ12がターンテー
ブル11に対して垂直方向に往復移動自在に設けられ、
センタリングハブ12のディスク1に対する嵌合面はテ
ーパーが付けられた斜面に形成されており、また、セン
タリングハブ12のターンテーブル11に対する嵌合面
はターンテーブル11の内部側面に対し平行に形成され
ている。
【0030】センタリングハブ12は、ディスク1が装
置内部に引き込まれた後に、ハブベース13及びクラン
プ部材41とともに、ターンテーブル11の内部から頂
部の上方へ突出し、ディスク1の中心孔2に嵌合し、デ
ィスク1をシャフト21の中心軸に合致させることによ
り、回転中心に対して心出しすることができるものであ
る。このハブベース13の突出量はディスク1の内周部
分の形状によって変化するが、突出した状態での最大高
さはディスク1の最大厚みである1.5mm以上とする
ことができ、装置を縦型としクランプ部材41がディス
ク1をターンテーブル11に対して完全に固定していな
い状態であっても、ディスク1がターンテーブル11か
ら落下することはない。
【0031】ターンテーブル11の内部には、シャフト
21の側方に配設可能な往復駆動機構30によって、ハ
ブベース13がターンテーブル11に対して垂直方向に
上下移動自在に設けられるとともに、クランプ部材41
がディスク1の半径方向に向けて往復移動自在に設けら
れている。そして、図4に示すようにハブベーススプリ
ング50が、ターンテーブル11とハブベース13の裏
面の間に配設されており、ハブベース13はこのハブベ
ーススプリング50によって上方に向けて付勢されてい
る。なお、図3の中のA−A線は内部構造を詳述するた
めに設けた仮想の回転断面線であり、図4は図3のA−
A線断面を表わすものである。ディスク1をターンテー
ブル11の回転の加減速に追従させるため、滑り摩擦を
増加させる目的でターンテーブル11の上面にはスリッ
プシート11aが貼着されている。そして、ディスク1
の中心孔と嵌合するセンタリングハブ12がスピンドル
モータ20のシャフト21に嵌着される。
【0032】シャフト21は、高速回転するために高硬
度、且つ高い面精度を実現できる素材(ステンレス鋼:
SUS420J2等)で作られ、その外周には軸受け2
2が配設される。この軸受け22はシャフト21に数ミ
クロンのクリアランスをもって回動可能に軸支される。
この軸受け22としては、コストを考慮して焼結メタル
等が使われることが多いが、特に性能が求められる例外
的な場合にはベアリングが用いられることもある。スラ
スト軸受け23はシャフト21のスラスト荷重を受ける
ためのもので、高強度の樹脂PPS等、高強度で摺動性
のよい金属や樹脂で作成され、外周に軸受けハウジング
24が配設される。そして軸受けハウジング24はベー
ス15に固定される。軸受け22はこの軸受けハウジン
グ24に圧入され、スラスト軸受け23が軸受けハウジ
ング24に取り付けられる。軸受けハウジング24とし
てはBsBM(しんちゅう)が一般に用いられる。ベー
ス2には例えばSECEなどの磁性材料を用いる。スピ
ンドルモータ20には、周対向、トロイダル型、もしく
は面対向のDCブラシレスモータが用いられる。
【0033】次に、後述するクランプ部材41を往復移
動させるためのハブベース13の往復駆動機構30につ
いて説明する。本実施の形態1の往復駆動機構30は、
ハブベース13の下方にターンテーブル11を挟んで取
り付けられた椀状カム18を、一対の駆動アーム14と
従動アーム15によりスライドカム16,17が両側か
ら挟み込むことによって接近または離間させ、スライド
カム16,17及び軸受けハウジング24を昇降させる
ものである。このときピン19は、駆動アーム14と従
動アーム15の位置を規制してガイドし、ピン19がベ
ース2のスライド溝19aをスライドすることによっ
て、スライドカム16,17がピン19に対して互いに
対称位置を保ちながら動作させる。
【0034】図5(a)は本発明の実施の形態1におけ
る媒体装着装置の待機状態を示す断面図、図5(b)は
(a)の媒体装着装置の上昇状態を示す断面図である。
図5(a)(b)において、スライドカム16,17は
椀状カム18の周囲をスライドすることにより垂直方向
の高さを規制しながら上下動作することができ、ベース
2に設けられた板金の切起こしにより、荷重が加わった
場合の垂直方向への移動と、椀状カム18を挟み込む方
向に対して直角方向への移動とが規制される。そして、
実施の形態1の上下駆動機構はスライドカム16,17
を操作するためのリンク機構を備えたものであり、この
リンク機構により回転運動を直線運動に変換するもので
ある。すなわち、リンク機構を構成する駆動アーム14
と従動アーム15は、ピン19とベースに1に設けられ
たスライド溝19aとにより、移動方向が規制される。
従って駆動アーム14の一端に荷重を加えると、ピン1
9の運動に伴って、連結された従動アーム15が連動す
ることにより、スライドカム16,17は椀状カム18
に対して等しい距離を維持しながらベース2と平行に移
動し、接近したり離間したりすることができる。
【0035】ところでターンテーブル11には、クラン
プ部材41のディスク1の半径方向への突出位置を制御
するために、リング状カム42が設けられている。この
リング状カム42は、クランプ部材41との摩擦をでき
るだけ低減するように、摩擦係数の低い樹脂を用いて成
型されている。リング状カム42のカム部42aは、ク
ランプ部材41のディスククランプ部41aがディスク
1より垂直方向の高さが所定位置より低い状態(例えば
ディスク1の内周縁下部1aの中心付近より低い状態)
においては、ディスク1の内周より内側に留まるように
規制を行い、ディスククランプ部41aが上述の所定位
置に来た場合には規制を解除して、ディスク1の半径外
周方向にクランプ部材41をクランプ部材スプリング4
3によって押し出し、図4に示すようにディスク1の内
周縁端面上部1aを乗り越えた時点でディスク1をクラ
ンプするものである。このクランプ部材41とクランプ
部材スプリング43が本発明の把持部を構成する。
【0036】ハブベーススプリング50によるハブベー
ス13の押し出しは、最終的に椀状カム18の上面がタ
ーンテーブル11の底面に当接することによりストップ
する。この状態において、クランプ部材41はディスク
1の半径方向に対して移動できるため、どのようなディ
スク1が挿入された場合にでも確実にディスク1をクラ
ンプすることができる。また、センタリングハブ12が
センタリングハブスプリング51によりターンテーブル
11に対して上方へ付勢されており、センタリングハブ
12のテーパー部12aがディスク1の内周縁下部1a
に当接することにより、ディスク1がターンテーブル1
1に対して正確にセンタリングされることになる。
【0037】このように、実施の形態1の媒体装着装置
は、椀状カム18の高さ、すなわち椀状カム18に連結
された駆動アーム14を一定角度回転させることによ
り、リンク機構を利用して回転運動を直線運動に変換
し、ハブベース13の高さを上昇したり下降させたりし
て規制することができ、またクランプ部材41のディス
ク1の半径方向に対する突出位置を制御することが可能
となることから、ディスク1のクランプとクランプ解除
を行うことができる。そして、駆動アーム14は、ディ
スク装置のトレイやクラムシェル方式の蓋などに連結し
ておけば機械的にクランプとクランプ解除を行うことが
できる。
【0038】続いて、以上のように構成された媒体装着
装置を用いたディスク駆動装置の動作を説明する。図5
(a)において、ディスク1が搬送手段(図示省略)に
依って装着機構10上へと搬送されてくる。このとき媒
体装着装置は待機状態であって、クランプ部材41とセ
ンタリングハブ12は装着機構10の内部に収納されて
いる。なお、このときセンタリングハブ12とクランプ
部材41は、装着機構10のディスク載置面以下に設け
られているために、ディスク1の挿入に対して、抵抗に
なることはなく、従来のようにディスク1の搬送に伴う
傷は殆ど発生しない。これにより、ディスク装置内部の
ディスク1の搬送領域を大幅に拡大することができ、し
かも他の部分での傷の発生を防止することができ、総じ
てディスク装置の設計を容易にすることができる。
【0039】なお、搬送手段(図示省略)はディスク1
を操作者の取り扱い位置から装着機構10へ搬送するも
のであって、例えば、ベルト、ローラ、ガイド上をキャ
リアで搬送するもの等が用いられる。本実施の形態1の
媒体装着装置は、従来のようにディスク面と垂直方向に
搬送する必要はなく、ディスク面と同一方向に搬送する
だけでディスク1を装着することが可能になる。搬送動
作を終了したときに、ディスク1の中心孔2は図5
(a)に示すようにほぼターンテーブル11の中心と一
致するが、センタリングハブ12によってこれをさらに
正確に一致させることができる。
【0040】本発明の実施の形態1においては、ディス
ク1が装着機構10の上部へ搬送された状態で、まずハ
ブベース13の頂部が、装着機構10の内部から突出
し、ハブベース13のテーパー部により、ディスク1を
装着機構10の中心に対してある程度心出しする。それ
とほぼ同時に装着機構10の内部において、ハブベース
13の下部に位置するセンタリングハブ12のテーパー
部12aに中心孔1aが係合し、これにより心出しを行
い、ディスク1は確実に心出しされた状態でターンテー
ブル11上に固定される。
【0041】図4において、クランプ部材41によるデ
ィスク1のターンテーブル11上への固定が完了した状
態を表している。既に説明したように、クランプ部材ス
プリング43は、クランプ部材41がディスク1の固定
位置を維持するための機能を併せもっている。従って、
クランプ部材41は多少の振動等の外乱が生じてもディ
スク1の固定位置を保持することができる。
【0042】続いて、実施の形態1の媒体装着装置から
の開放動作を説明する。開放動作は図4に示す状態から
開始し、前述の図5(b)に示す状態を経て、開放動作
を終了し開放位置に至る。図5(a)で説明したよう
に、センタリングハブ12とクランプ部材41、さらに
ハブベース13は、開放動作後に完全に装着機構10の
内部に収納されるため、搬送手段がディスク1をディス
ク装置内部から排出する際の搬送動作を妨げることはな
い。
【0043】以上説明したように本実施の形態1におい
ては、図5(a)に示すように媒体装着装置を同心円上
に一体化し、その厚みtを10.6mm以下(ベース2
表面からクランプ部材41の先端部までの厚み)に構成
することができるため、ディスク1の搬送空間を含めた
ディスク装置全体の厚みを12.7mm以下に構成する
ことができる。その結果、小型、薄型を要求されるノー
トブック型コンピュータにディスク自動引き込み型のデ
ィスク装置を搭載することが可能となり、操作者に利便
性の高いディスク装置を提供することができる。
【0044】また、実施の形態1の媒体装着装置によれ
ば、引き出し移動機構や上下移動機構を不要にして装置
全体を薄型に構成するとともに、ディスク1の装着機構
への自動心出し、自動装着、自動固定及び自動開放を可
能にし、しかも装置全体の厚みを12.7mm以下に構
成できる。従って、ディスク1をディスク面に垂直方向
に移動させたり、ディスクを表裏両面から挟み込んだり
する必要が無くなり、薄型で、部品点数が少なく、操作
者にとって取り扱いの容易なディスク装置を提供するこ
とができる。
【0045】(実施の形態2)実施の形態2の媒体装着
装置は、上下駆動部を構成するハブベースの往復動の駆
動動力源として、実施の形態1のような駆動アームを用
いる代わりに、小型リニアモータ(ボイスコイルモー
タ)を組み込んだものである。
【0046】図6は本発明の実施の形態2における上下
駆動部の要部拡大平面図である。60はボビン、61は
ハブベース13を往復移動させるための磁気回路の一部
を構成するコイルである。ボビン60にはコイル61が
組み込まれ、材料としては非磁性材料、とくに一定の強
度を確保できる高強度アルミニウム等が適当である。6
2は磁気回路の一部を構成するバックヨーク、63はマ
グネットである。バックヨーク62はマグネット63を
保持するとともに、コイル61に発生する磁気力を増幅
する。
【0047】本実施の形態2は、以上の構成により、通
常時はハブベーススプリング50により、ハブベース1
3は常に上方へ付勢している状態、すなわちディスク1
をターンテーブル11にクランプする状態となってお
り、コイル61に通電することにより、磁気回路に発生
した電磁力でボビン60が垂直に下降する。これに伴
い、ハブベーススプリング50を介してボビン60と一
体化されているハブベース13も下降する。これによ
り、ターンテーブル11へのディスク1のクランプを解
除することができる。このように実施の形態2の媒体装
着装置は、実施の形態1のように機械的に上下駆動部を
構成するよりもシンプルな構成とすることができる。
【0048】(実施の形態3)実施の形態3の媒体装着
装置は、ハブベースの往復動の駆動動力源として、実施
の形態1のような駆動アームを用いる代わりに、小型ソ
レノイドを組み込んだものである。図7は本発明の実施
の形態3における上下駆動部の要部拡大平面図である。
70はハブベース13を往復移動させるための磁気回路
の一部を構成するプランジャである。プランジャ70の
材料としては磁性材料を用いる必要がある。71は磁気
回路の一部であるコイルである。72はコイル71を保
持し、プランジャ70に発生する磁気力を増幅するため
のバックヨークである。
【0049】本実施の形態3は、以上の構成により、ハ
ブベース13は通常ハブベーススプリング50によって
上方に付勢された状態、すなわちディスク1をターンテ
ーブル11にクランプする状態となっているが、コイル
71に通電することにより、磁気回路に発生した電磁力
によってプランジャ70が垂直に下降し、ディスク1の
クランプを解除することができる。このように実施の形
態3の媒体装着装置は、上下駆動部をソレノイドで操作
でき、簡単な構成で操作することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置全体を薄型に構成するとともに、ディスクの自動装
着、自動固定及び自動開放を可能にした媒体装着装置と
これを搭載したディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるディスク装置の
媒体装着装置の斜視図
【図2】本発明の実施の形態1におけるディスク装置の
媒体装着装置の分解斜視図
【図3】本発明の実施の形態1におけるディスク装置の
媒体装着装置の平面図
【図4】図3の媒体装着装置のA−A線断面図
【図5】(a)本発明の実施の形態1における媒体装着
装置の待機状態を示す断面図 (b)(a)の媒体装着装置の上昇状態を示す断面図
【図6】本発明の実施の形態2における上下駆動部の要
部拡大平面図
【図7】本発明の実施の形態3における上下駆動部の要
部拡大平面図
【符号の説明】
1 ディスク 1a 内周縁下部 2 ベース 10 装着機構 11 ターンテーブル 11a スリップシート 12 センタリングハブ 12a テーパー部 13 ハブベース 14 駆動アーム 15 従動アーム 16,17 スライドカム 18 椀状カム 19 ピン 19a スライド溝 20 スピンドルモータ 21 シャフト 22 軸受け 23 スラスト軸受け 24 軸受けハウジング 30 往復駆動機構 41 クランプ部材 41a ディスククランプ部 42 リング状カム 42a カム部 43 クランプ部材スプリング 50 ハブベーススプリング 51 センタリングハブスプリング 60 ボビン 61 コイル 62 バックヨーク 63 マグネット 70 プランジャ 71 コイル 72 バックヨーク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを回転するターンテーブルと、前
    記ターンテーブルを回転するモータと、前記ターンテー
    ブルの中央に配設され該ターンテーブルとともに回転
    し、ディスク装着時に前記ディスクの中心孔内に頂部を
    挿入して装着する基台と、前記基台と同心に配設され前
    記ターンテーブルとともに回転し、ディスク装着時に前
    記中心孔内に頂部を挿入して心出しする調心ハブと、前
    記基台の頂部の周囲に配設され、前記中心孔の内縁部を
    クランプするために媒体半径方向に向けて往復移動する
    把持部を備えた媒体装着装置であって、 前記ターンテーブルには、前記把持部が所定位置に上昇
    するまでの高さでは前記把持部の移動を規制し、該所定
    位置を越えると規制を解除する規制機構が設けられ、 さらに前記モータの回転軸の側方には、前記調心ハブと
    前記基台の位置を上昇させるための上下駆動部が配設さ
    れ、 ディスク装着時には、前記上下駆動部によって前記把持
    部が前記所定位置まで上昇し、前記規制機構が解除され
    ると前記把持部が媒体半径方向に移動して前記ディスク
    の内縁部をクランプすることを特徴とする媒体装着装
    置。
  2. 【請求項2】前記把持部が、前記ターンテーブル上のデ
    ィスクをクランプするためのクランプ部材と、該クラン
    プ部材を媒体半径方向に付勢して押し出すことができる
    付勢部材を備え、 ディスク装着時に、前記上下駆動部によって前記把持部
    が前記所定位置まで上昇し、前記規制機構が解除される
    と前記クランプ部材が媒体半径方向に移動して前記ディ
    スクの内縁部をクランプすることを特徴とする媒体装着
    装置。
  3. 【請求項3】前記基台には回転を垂直方向の直線運動に
    変換する上下駆動部が設けられ、該上下駆動部によって
    前記基台の頂部が前記ディスクの中心孔内に挿入される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の媒体装着装
    置。
  4. 【請求項4】前記規制機構には、前記付勢部材の付勢力
    を所定位置に到達するまで規制するカム面が設けられ、
    前記基台が該所定位置に至ったとき規制を解除して付勢
    力を作用させ、前記クランプ部材が前進して前記ディス
    クの内縁部をクランプすることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の媒体装着装置。
  5. 【請求項5】前記上下駆動部が、椀状カムと、該椀状カ
    ムを挟んで接近または離間する1対のカム操作体と、前
    記カム操作体を駆動させるためのリンク機構を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の媒体装
    着装置。
  6. 【請求項6】前記調心ハブと前記ターンテーブルの間に
    第2付勢部材が配設されるとともに、前記調心ハブの頂
    部には前記ディスクの内縁部と係合するテーパー面が形
    成され、前記所定位置より低い位置で該テーパー面と前
    記内縁部とが係合して前記ディスクの心出しを行うこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の媒体装着
    装置。
  7. 【請求項7】前記上下駆動部が電磁アクチュエータまた
    はソレノイドから構成されたことを特徴とする請求項1
    記載の媒体装着装置。
  8. 【請求項8】前記上下駆動部がボイスコイルモータから
    構成されたことを特徴とする請求項1記載の媒体装着装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1〜6のいずれかに記載の媒体装着
    装置と、ディスクを載置し搬送するためのトレイと、該
    ディスクに記録された情報を読み出すためのピックアッ
    プモジュールとを備え、該トレイとピックアップモジュ
    ールとが装置内部から飛び出すドロワ方式のディスク装
    置であって、 前記トレイと前記上下駆動部とが連結され、該トレイを
    装置内部に押し込む動作によりディスクが前記媒体装着
    装置に装着されることを特徴とするディスク装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜6のいずれかに記載の媒体装
    着装置を備えたクラムシェル方式のディスク装置におい
    て、ディスクをターンテーブルに載置後に再生準備を開
    始させる蓋を備え、該蓋を押し込む動作によりディスク
    を前記媒体装着装置に装着することを特徴とするディス
    ク装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜8のいずれかに記載の媒体装
    着装置を備え、ディスクを前記基台に未装着の状態にお
    いては、装着機構の全体高さが、ディスク装着高さ以下
    であることを特徴とするディスク装置。
  12. 【請求項12】装置全体の厚みを12.7mm以下に構
    成したことを特徴とする請求項9または請求項11記載
    のディスク装置。
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WO2005071674A1 (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ディスク保持装置及びディスクチェンジャー装置
US7360225B2 (en) * 2003-09-30 2008-04-15 Teac Corporation Disc holding mechanism

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