JP2003246720A - 美白化粧料 - Google Patents
美白化粧料Info
- Publication number
- JP2003246720A JP2003246720A JP2002048735A JP2002048735A JP2003246720A JP 2003246720 A JP2003246720 A JP 2003246720A JP 2002048735 A JP2002048735 A JP 2002048735A JP 2002048735 A JP2002048735 A JP 2002048735A JP 2003246720 A JP2003246720 A JP 2003246720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- whitening
- mass
- examples
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
効果を有する美白化粧料を提供する。 【解決手段】(A)ジオスコリア・コンポジータ(Dios
corea composita)から得られる抽出物と、(B)ビタ
ミンE及びその誘導体、抗炎症剤からなる群より選択さ
れる1種又は2種以上とを含有することを特徴とする美
白化粧料、並びに該抗炎症剤がグリチルリチン酸及びそ
の塩類、グリチルレチン酸及びそのエステル、アラント
インからなる群より選ばれる1種以上である美白化粧
料。
Description
ア・コンポジータ(Dioscorea composita)から得られ
る抽出物と、(B)ビタミンE及びその誘導体、抗炎症
剤からなる群より選択される1種又は2種以上とを含有
する、皮膚に対する優れた美白効果を有し、かつ、使用
性、保存安定性に優れた化粧品、医薬部外品に関する。
紫外線暴露による刺激、ホルモンの異常又は遺伝的要素
等によってメラノサイトが活性化され、その結果メラノ
サイトにて合成されたメラニン色素が皮膚内に異常沈着
することにより発生する。このようなメラニン色素の異
常沈着を予防又は改善することを目的とする美白化粧料
には、L−アスコルビン酸又はその誘導体、ハイドロキ
ノン誘導体、コウジ酸のピロン類、プラセンタエキス等
の胎盤抽出物、グルタチオンやコロイドイオウ等が配合
されている。
メラニンの淡色漂白作用等の効果を有し、美白効果を有
する物質として広く知られている。しかし、これらの物
質にはメラニン生成抑制効果が低いものや、酸化されや
すく不安定なもの、更に特有の異臭や沈殿が生じる等、
製剤中で変質して所期の薬効が得られない場合が多く、
皮膚に対する美白効果が必ずしも十分とはいえなかっ
た。
コリア・コンポジータ(Dioscorea composita)から得
られる抽出物には、高いチロシナーゼ活性阻害効果を有
し、かつこの抽出物は皮膚安全性が高く、保存安定性に
優れたものであることを確認している(特許第3072
267号)。しかしながら、実用的に十分な美白効果を
得るためには、更なる効果の向上が求められているのが
実状である。
れ、かつ、保存安定性が良好な美白化粧料を提供するこ
とにある。
点を解消すべく鋭意検討した結果、(A)ジオスコリア
・コンポジータ(Dioscorea composita)から得られる
抽出物と、(B)ビタミンE及びその誘導体、抗炎症剤
からなる群より選ばれる1種又は2種以上とを組合わせ
ることにより、保存安定性、使用性に優れ、かつ、美白
効果が相乗的に向上することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
リア・コンポジータ(Dioscorea composita)から得ら
れる抽出物と、(B)ビタミンE及びその誘導体、抗炎
症剤からなる群より選択される1種又は2種以上とを含
有することを特徴とする美白化粧料である。
チルリチン酸及びその塩類、グリチルレチン酸及びその
エステル、アラントインからなる群より選ばれる少なく
とも1種以上である前記美白化粧料である。
料である。以下、本発明の構成について詳述する。
ジータ(Dioscorea composita)は、中央アメリカやイ
ンドで自生又は栽培されているヤマノイモ科、ジオスコ
リア属の植物である。前記ジオスコリア・コンポジータ
(Dioscorea composita)から得られる抽出物は、以下
の式(I):
し、Rは1〜20個の炭素原子を有するアルキル基を示
す〕で表されるハイドロカルコン誘導体を有効成分とし
て含有するものである。
composita)から抽出物を得るための溶媒としては、一
般的には水、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール類、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多
価アルコール類、アセトン等のケトン類、酢酸エチル等
のエステル類、ジエチルエーテル等のエーテル類及びベ
ンゼン等の芳香族化合物の1種又は2種以上の混合物が
使用される。
composita)は、一般的には乾燥又は生植物を、そのま
ま又は裁断して使用し、好ましくは、これらの乾物換算
当り5〜50部に対し上記抽出溶媒100部が用いられ
る。
用いられ、その方式としては通常抽出、ソックスレー抽
出等がある。抽出時間に制限はないが一般的に1時間〜
1週間が好ましい。
が、必要により更に濃縮処理及び/又は分画・精製処理
したものを用いることができる。例えばこれらを常圧若
しくは減圧下で濃縮した濃縮液、又は更に該濃縮液中の
溶媒を蒸発乾固させた固形物等を挙げることができる。
更に濃縮液から晶折後濾別乾燥した固形物、又は濃縮液
を凍結乾燥し固形物としたものでもよい。
composita)からの抽出物の乾物換算当りの美白化粧料
への配合量は特に限定されないが、美白化粧料の総量を
基準として、好ましくは0.00001〜10質量%、
より好ましくは0.0001〜5質量%、更に好ましく
は0.001〜1質量%である。この範囲内であると、
充分な美白効果が得られると共に、使用時の感触が良好
で、また個々の剤型を安定に保つことができる。また、
抽出液を使用する場合は、溶質である乾燥固形分の配合
量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度は何ら限定さ
れるものではない。
導体としては、例えばα−トコフェロール、β−トロフ
ェロール、γ−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−
トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、コハ
ク酸dl−α−トコフェロール、dl−α−トコフェロ
ールカルシウム、リノール酸dl−α−トコフェロール
等が挙げられる。
又は2種以上を組合わせて用いることができ、その配合
量は美白化粧料全量中、0.001〜3質量%が好まし
く、更に好ましくは0.01〜0.5質量%である。こ
の範囲内であれば、使用性及び保存安定性の点で好まし
い。
リチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン酸及びその
エステル、イソプロピルアミノカプロン酸及びその塩、
アラントイン、塩化リゾチーム、グアイアズレン、サリ
チル酸メチル、γ−オリザノール等が挙げられ、これら
のうち、グリチルリチン酸及びその塩類、グリチルレチ
ン酸及びそのエステル、又はアラントインが好ましい。
体、β体のいずれでもよく、これらのカリウム塩、ナト
リウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アンモニウ
ム塩等が好ましいものとして挙げられる。
は、α体、β体のいずれでもよく、エステルとしてはモ
ノステアリン酸エステル等が好ましいものとして挙げら
れる。
合わせて用いることができ、抗炎症剤の配合量は、美白
化粧料全量中に0.001〜5質量%、特に0.01〜
2質量%とするのが好ましい。この範囲内であれば、使
用性及び保存安定性の点で好ましい。
に、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、粉末、顔料、色剤、
紫外線防御剤、防腐剤、酸化防止剤、殺菌剤、香料等
を、本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合すること
ができる。
ッケン、セチル硫酸ナトリウム、N−ステアロイル−L
−グルタミン酸ナトリウム等の陰イオン性界面活性剤;
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル等の非イオン性界面活性剤;テトラアルキルア
ンモニウム塩等の陽イオン性界面活性剤、ベタイン型、
スルホベタイン型、スルホアミノ酸型等の両イオン性界
面活性剤;レシチン、リゾフォスファチジルコリン等の
天然系界面活性剤等が挙げられる。
を組み合わせて使用することができる。また、界面活性
剤の配合量は、美白化粧料全量中に0.01〜20質量
%、特に0.1〜5質量%とするのが好ましい。この範
囲内であれば使用性及び保存安定性に優れ、好ましい。
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、ソルビトール、イソプレングリコー
ル、POEメチルグルコシド等の多価アルコール;ヒア
ルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、
コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、牛顎下腺
ムチン、加水分解卵殻膜等の生体高分子類;混合異性化
糖、トレハロース、硫酸化トレハロース、プルラン、マ
ルトース等の糖;その他、アミノ酸、乳酸ナトリウム、
尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、トリメチルグ
リシン等が挙げられる。又、更に油成分として動植物油
脂、炭化水素、エステル類、シリコーン、フッ素油、皮
脂成分や細胞間脂質の類似物質(例えば、スフィンゴ脂
質、セラミド、コレステロール及びその誘導体、リン脂
質及びその誘導体)等が挙げられる。
み合わせて用いることができる。また、多価アルコー
ル、油成分以外の保湿剤の配合量は、(植物抽出物の場
合は乾燥固形分として)美白化粧料全量中に0.001
〜10質量%とするのが好ましく、特に0.01〜8質
量%、更に0.01〜5質量%とすると、使用性及び保
存安定性の点で好ましい。また、多価アルコール及び/
又は油成分は、美白化粧料全量中に0.01〜75質量
%配合するのが好ましく、特に0.01〜50質量%、
更に0.05〜20質量%配合すると、使用性、保存安
定性の点で好ましい。
アルブミン、ゼラチン、デンプン、アラビアガム、カラ
ヤガム、ガラクタン、グアガム、ローカストビーンガ
ム、ドラガカントガム、クインスシード、ペクチン、カ
ラギーナン、アルギン酸ソーダ、キサンタンガム、デキ
ストラン、プルラン等の天然高分子;メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、エチルセルロース等の半
合成高分子;ポリビニルアルコール、ポリビニルメチル
エーテル及びコーポリマー、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸ソーダ、カルボキシビニルポリマー、ポリ
エチレンオキシドポリマー等の合成高分子;グリチルリ
チン酸やアルギン酸等の有機系増粘剤、ベントナイト、
ヘクトライト、ラボナイト、珪酸アルミニウムマグネシ
ウム、無水珪酸等の無機系増粘剤等が挙げられる。
せて使用することができる。これら増粘剤の配合量は、
美白化粧料全量中に0.01〜30質量%、特に0.1
〜15質量%とすることが好ましい。この範囲内であれ
ば保湿効果、使用性及び保存安定性に優れ、好ましい。
微粉末、有機微粉末のいずれでもよく、またその形状も
球状、平板状、粒状、針状、棒状、無定形等のいずれで
もよい。無機粉体としては、酸化チタン、酸化ジルコニ
ウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫
酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸、無水ケイ酸、
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アル
ミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリ
ウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、
ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライ
ト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、
ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシ
ウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ボロン、シ
リカ等;有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリ
エステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピ
レンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタンパ
ウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾ
グアナミンパウダー、ポリテトラフルオロエチレンパウ
ダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロー
ス、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロ
ン、6ナイロン、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビ
ニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹
脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結
晶繊維粉体、デンプン末等が挙げられる。
組み合わせて使用することができる。また、シリコーン
処理、金属石鹸処理、アミノ酸処理、脂肪酸処理、アル
キルリン酸エステル処理、N−アシルグルタミン酸処
理、パーフルオロアルキルリン酸エステル処理等による
フッ素処理等の表面処理を行ったものであってもよい。
これらの粉体の配合量は、美白化粧料全量中に0.00
1〜50質量%、特に0.005〜30質量%とするの
が好ましい。この範囲内ならば、使用性、保存安定性に
優れ、好ましい。
料として、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄等の無機赤色
系顔料;γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄
土等の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、カーボンブラック等
の無機黒色系顔料;マンガンバイオレット、コバルトバ
イオレット等の無機紫色系顔料;水酸化クロム、酸化ク
ロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色系
顔料;紺青、群青等の無機青色系顔料;タール系色素を
レーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及び
これらの粉体を複合化した合成樹脂粉体等;微粒子酸化
チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化セリウム、微粒子
二酸化ケイ素等の微粒子粉体;金属粉末顔料として、ア
ルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパ
ウダー等;タール色素として、赤色3号、赤色104
号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色
204号、赤色205号、赤色220号、赤色226
号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、黄色
4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色2
04号、青色1号、青色2号、青色201号、緑色3
号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色
201号、橙色203号、橙色204号、橙色206
号、橙色207号等;天然色素としては、カルミン酸、
ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等が
挙げられる。
上を組み合わせて使用することができる。また、これら
の顔料、色剤の配合量は、美白化粧料全量中に0.00
1〜50質量%、特に0.005〜30質量%とするの
が好ましい。この範囲内ならば、使用性、保存安定性に
優れ、好ましい。
ミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸オク
チル、シノキサート、パラメトキシ桂皮酸オクチル、2
−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、オキシベンゾン、ウロカニン酸、ウロカニン
酸エチル、ベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、4−tert−ブチル−4’−メトキシベンゾ
イルメタン等が挙げられる。
以上を組み合わせて使用することができる。また、これ
らの紫外線防御剤の配合量は、美白化粧料全量中に0.
1〜40質量%、特に0.1〜30質量%、更に1〜2
0質量%とするのが好ましい。この範囲内であれば充分
な美白効果が得られると共に、使用性及び保存安定性に
優れ、好ましい。
ン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベ
ン等のパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノ
ール、エタノール、デヒドロ酢酸等が挙げられる。これ
らは適宜1種又は2種以上を組み合わせて使用すること
ができる。
ヒドロキシトルエン(BHT)、ノルジヒドログアヤレ
チン酸、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピ
ル、亜硫酸水素ナトリウム、エリスルビン酸、エリソル
ビン酸ナトリウム、チオジプロピオン酸ジラルリル、p
−ヒドロキシアニソール、無水亜硫酸ナトリウム等が挙
げられる。これらは適宜1種又は2種以上を組み合わせ
て使用することができる。
イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、トリク
ロロカルバニリド、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼ
トニウム等が挙げられる。これらは適宜1種又は2種以
上を組み合わせて使用することができる。
することができる。また、本発明の美白化粧料は、一般
の美白化粧料に限定されるものではなく、医薬部外品を
包含するものであり、その剤型も目的に応じて任意に選
択することができ、クリーム状、軟膏状、乳液状、ロー
ション状、溶液状、ゲル状、パック状、パウダー状、ス
ティック状等とすることができる。
詳述する。また、以下の実施例で用いた香料は下記のも
のである。
タ抽出液の調製方法は以下の通りであるが、本発明の範
囲はこれらのみに限定されるものではない。
製方法)乾燥したジオスコリア・コンポジータ(Diosco
rea composita)100gを水/エタノール(1:1、
容量比)溶媒(1リットル)中に入れ、室温で24時間
撹拌しながら抽出を行った後、濾過し濾液を採取しこれ
を凍結乾燥し、粉状固形物28gを得た。
能試験(美白効果)は下記の通りである。
紅斑量の2倍照射し、試料塗布部位と非塗布部位を設定
して各々の皮膚の基準明度(V0値,V0’値)を測定
した。引きつづいて塗布部位には試料を1日2回ずつ1
5週間連続塗布した後、3、6、9、12、15週間後
の塗布部位及び非塗布部位の皮膚の明度(Vn値,V
n’値)を測定し、下記の判断基準にしたがって皮膚色
の回復を評価した。尚、皮膚の明度(マンセル表色系V
値)は高速分光色彩計で測定して得られたX,Y,Z値
より算出した。また評価は被験者20名について、3週
間後の評価点の平均値で示した。 評価点 判断基準 各週間の皮膚明度の回復値の差が下式を満足する試料 5 ΔV−ΔV’≧0.12 4 0.12>ΔV−ΔV’≧0.08 3 0.08>ΔV−ΔV’≧0.04 2 0.04>ΔV−ΔV’≧0 1 0>ΔV−ΔV’ ΔV …塗布部位の回復値(Vn−V0) ΔV’…非塗布部位の回復値(Vn’−V0’)
を評価した。評価は、美白効果のアンケート項目に対
し、「美白効果が感じられた」と回答した人数で示し
た。
た。各々について前記の試験を実施し、その結果を表3
に示した。
において良好な結果を示した。しかも、上記スキンクリ
ームを0℃、及び45℃の恒温槽に入れて経日観測を行
ったが、4ヶ月経過後においても変色、変臭、相分離等
の異常は見られなかった。更に、被験者に副作用は見ら
れず、皮膚刺激性、感作性においても優れていた。一
方、比較例1〜5のスキンクリームは、十分な効果が認
められず、本発明の実施例に比べて劣っていた。
した。
て良好な結果を示し、かつ、低温、高温下での保存安定
性、使用性においても優れたものであった。
美容液)を調製した。
良好な結果を示し、かつ、低温、高温下での保存安定
性、使用性においても優れたものであった。
した。
て良好な美白効果を示し、かつ、低温、高温下での保存
安定性、使用性において極めて優れたものであった。
白効果を示し、使用性において優れたものであった。
は、(A)ジオスコリア・コンポジータ(Dioscorea co
mposita)から得られる抽出物と、(B)ビタミンE及
びその誘導体、抗炎症剤からなる群より選択される1種
又は2種以上とを併用することにより、使用性、保存安
定性に優れ、かつ、優れた美白効果を有するものであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)ジオスコリア・コンポジータ(Di
oscorea composita)から得られる抽出物と、(B)ビ
タミンE及びその誘導体、抗炎症剤からなる群より選択
される1種又は2種以上とを含有することを特徴とする
美白化粧料。 - 【請求項2】 抗炎症剤がグリチルリチン酸及びその塩
類、グリチルレチン酸及びそのエステル、アラントイン
からなる群より選ばれる1種以上である請求項1記載の
美白化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002048735A JP2003246720A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 美白化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002048735A JP2003246720A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 美白化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246720A true JP2003246720A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28661417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002048735A Pending JP2003246720A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 美白化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003246720A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005053785A (ja) * | 2003-05-20 | 2005-03-03 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 外用剤 |
JP2005314255A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Pola Chem Ind Inc | 抗炎症医薬部外品に好適な皮膚外用剤 |
US10732171B2 (en) | 2011-12-20 | 2020-08-04 | The Procter & Gamble Company | Human skin sample methods and models for validating hypotheses for mechanisms driving skin pigmentation |
-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002048735A patent/JP2003246720A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005053785A (ja) * | 2003-05-20 | 2005-03-03 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 外用剤 |
JP2005314255A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Pola Chem Ind Inc | 抗炎症医薬部外品に好適な皮膚外用剤 |
US10732171B2 (en) | 2011-12-20 | 2020-08-04 | The Procter & Gamble Company | Human skin sample methods and models for validating hypotheses for mechanisms driving skin pigmentation |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4025546B2 (ja) | 美肌剤、皮膚の抗老化剤、美白剤および皮膚外用剤 | |
KR101186081B1 (ko) | 기능성 분체 | |
JP2003246722A (ja) | 美白化粧料 | |
JP2005220084A (ja) | アセロラ種子抽出物含有組成物 | |
JP4091824B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2007210915A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JPH08325130A (ja) | 化粧料 | |
JP2001181198A (ja) | 美肌剤、皮膚の抗老化剤、美白剤および皮膚外用剤 | |
KR20080104759A (ko) | 산거울 추출물 또는 이로부터 분리된 알파-비니페린을유효성분으로 함유하는 피부 미백용 조성물 | |
JP3648730B2 (ja) | 皮膚化粧料 | |
JP2004210653A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP3784730B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP3754646B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2007238597A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP3784729B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP2003246720A (ja) | 美白化粧料 | |
JPH11222412A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP4653513B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2013032331A (ja) | 脂質産生抑制剤、皮脂産生抑制剤およびトリアシルグリセロール産生抑制剤 | |
JP3784728B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP2009256326A (ja) | 美白剤、及び皮膚外用剤 | |
JP3818998B2 (ja) | 美白化粧料 | |
JP5057638B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2002068956A (ja) | 皮膚化粧料 | |
JP2003238429A (ja) | 線維芽細胞賦活剤及びこれを含む皮膚外用剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041112 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20041117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051101 |