JP2003244591A - 車載用tv録画再生装置 - Google Patents

車載用tv録画再生装置

Info

Publication number
JP2003244591A
JP2003244591A JP2002040657A JP2002040657A JP2003244591A JP 2003244591 A JP2003244591 A JP 2003244591A JP 2002040657 A JP2002040657 A JP 2002040657A JP 2002040657 A JP2002040657 A JP 2002040657A JP 2003244591 A JP2003244591 A JP 2003244591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
vehicle
video
time
playback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002040657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4516261B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Kamoto
光宏 嘉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2002040657A priority Critical patent/JP4516261B2/ja
Publication of JP2003244591A publication Critical patent/JP2003244591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4516261B2 publication Critical patent/JP4516261B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の運転中の安全確保とテレビジョン放送
の有効な視聴とを可能にする。 【解決手段】 車両の走行中は、車載TV装置2がテレ
ビジョン放送を受信しても、音声のみ再生し、映像は記
録媒体3に録画する。車速検出センサ15からの車速デ
ータなどによって、車両が停止していると判断されると
きは、記録媒体への録画を続けながら、すでに記録され
ている録画データを読出し、タイムシフトで再生する。
未再生の録画データの容量が大きいときは、再生速度を
速めることもできる。受信状態が悪い部分は、再生から
除外することもできる。車両に運転者以外の搭乗者がい
るときには、後席表示装置6でリアルタイムに再生する
こともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載されて
テレビジョン(以下、「TV」と略称することがある)
放送を受信し、録画と再生とを行うことが可能な車載用
TV録画再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両に搭載されるオーディオ
・ビジュアル(AV)機能を有する機器では、テレビジ
ョン放送の受信も可能なものがあり、車両の乗客など、
運転者以外の搭乗者は、テレビジョン放送を視聴するこ
とができる。ただし、車両の走行中には、運転者がテレ
ビジョン放送の映像を注視することは危険であり、運転
者がテレビジョン放送を視聴可能なのは車両の停止中の
みである。車両の運転者が、運転中に放送されているテ
レビジョン放送の番組を視聴したい場合は、いったん録
画しておいて、後で再生する必要がある。番組の録画
は、車両外の録画再生装置で、予約機能などを利用して
行うことが可能である。
【0003】録画再生装置としては、一般的に、テープ
状やディスク状の記録媒体を使用するものが使用され
る。ただし、そのような録画再生装置では、録画中の映
像とは異なる映像の再生を行うことはできない。録画中
の映像とは異なる映像の再生が可能な録画再生装置は、
たとえば特開2000−350130号公報に開示され
ている。この先行技術では、ランダムアクセス可能な外
部記憶手段として、ハードディスク装置(HDD)など
の記録媒体を内蔵し、映像データを圧縮して録画し、録
画された映像データを伸長させて再生することができ
る。記録媒体へ実際に録画される映像データは圧縮され
るので、実際に記録媒体にアクセスする時間に対して、
長時間分の映像データの録画と再生とが可能となり、映
像データを録画しながら、すでに録画されている映像デ
ータの再生が可能となる。記録媒体に録画されている映
像データは自由に再生することができ、特に、録画中の
映像データで時間をずらしながら再生するタイムシフト
再生も可能である。
【0004】また、ソニー株式会社からは、SVR−7
15の型名で、ハードディスクビデオレコーダが発売さ
れている。この製品では、録画中の番組を、いますぐ最
初から見られる「追いかけ再生」や、音声は聞きやすい
まま、再生時間を短縮する「早見再生」など、多様な形
式の再生が可能とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両の運転者は、視聴
したいテレビジョン放送の番組がある場合、「運転中に
TVを注視すると危険⇔TVを見逃したくない」という
相反する要望が生じる。テレビジョン放送の番組を、車
両外の録画再生装置の予約機能で録画しておいて後で再
生するようにしても、車両で録画再生装置の設置してあ
る場所まで移動してからしか再生することはできないの
で、放送から再生までに時間がかかってしまい、運転者
の待ち時間が増大してしまう。
【0006】ハードディスク装置などを記録媒体として
利用し、タイムシフト再生が可能な記録再生装置を車両
に搭載すれば、運転者はテレビジョン放送を録画しなが
ら走行し、停車時などにタイムシフト再生を行えば、放
送から再生までに要する時間を短縮することができる可
能性がある。ただし、録画されている内容は再生してみ
なければ判らない。見たい部分の有無が不明な状態で、
録画されている最初の部分から再生してみても、停車時
間が短いようなときには、あまり重要でない部分のみを
再生するだけで終ってしまう可能性がある。また、車両
の走行時には、テレビジョン放送の受信状態も時間的に
変化し、見たい部分が判っていても、その放送時には受
信状態が悪いこともある。再生してみて、受信状態が悪
いことが判っても、再生する時間が無駄になってしま
う。
【0007】本発明の目的は、車両の運転中の安全確保
とテレビジョン放送の有効な視聴とが可能な車載用TV
録画再生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両に搭載さ
れ、テレビジョン放送を受信して映像の録画および再生
が可能な車載用TV録画再生装置であって、受信するテ
レビジョン放送の映像を録画しながら、すでに録画され
ている映像の再生が可能な録画再生手段と、車両の走行
状態を監視する走行監視手段と、走行監視手段の監視結
果に応じて、車両の走行中はテレビジョン放送の映像の
表示を禁止し、映像の録画を行い、車両の停車中は該映
像の録画を続けながら、すでに録画されている映像の部
分を、時間をずらすタイムシフトで再生するように、録
画再生手段を制御する再生制御手段とを含むことを特徴
とする車載用TV録画再生装置である。
【0009】本発明に従えば、車載用TV録画再生装置
は、車両に搭載され、テレビジョン放送を受信して映像
の録画および再生が可能であり、録画再生手段と走行監
視手段と再生制御手段とを含む。録画再生手段は、受信
するテレビジョン放送を受信して映像の録画および再生
が可能であるので、テレビジョン放送の映像を録画した
り再生したりすることができる。走行監視手段は、車両
の走行状態を監視するので、車両が走行中であるか否か
を監視結果として検知することができる。再生制御手段
は、走行監視手段の監視結果に応じて、車両の走行中は
テレビジョン放送の映像の表示を禁止し、映像の録画を
行い、車両の停車中は該映像の録画を続けながら、すで
に録画されている映像の部分を、時間をずらすタイムシ
フトで再生するように、録画再生手段を制御する。車両
の走行中は、テレビジョン放送の映像を録画し、音声の
みリアルタイムで再生するので、音声で放送の内容や受
信状態を知ることができる。映像の再生は行わないの
で、車両の運転者は映像を注視することはなく、視力は
車両の運転に使用して、運転中の安全確保を図ることが
できる。車両が停止すると、録画されている映像がタイ
ムシフトで再生されるので、車両の運転者は、リアルタ
イムでの音声再生を聴いた結果から判断される見たい部
分について、注視することができる。
【0010】また本発明で、前記再生制御手段は、前記
車両内で、前記車両の走行中に録画した映像の停止時の
タイムシフト再生を車両前席側でのみ行い、該車両内の
他の場所では常に映像を録画と同時にリアルタイムで再
生するように、前記録画再生手段を制御することを特徴
とする。
【0011】本発明に従えば、車両に運転者以外の搭乗
者がいるときに、車両前席側でのみ、テレビジョン放送
の映像を車両の走行中に録画して、停車時にタイムシフ
トで再生し、他の場所では常に映像を録画と同時にリア
ルタイムで再生するので、運転者以外の搭乗者には通常
のテレビジョン放送として映像を視聴させることができ
る。
【0012】また本発明で、前記再生制御手段は、録画
されている映像を前記タイムシフトで再生する際に、該
映像を前記リアルタイムで再生する速度よりも速い速度
で再生するように、前記録画再生手段を制御することを
特徴とする。
【0013】本発明に従えば、録画されている映像をタ
イムシフトで再生する際に、リアルタイムで再生する速
度よりも速い速度で再生するので、タイムシフトでの再
生を続ければ、リアルタイムで放送されている映像との
時間差が縮まって、追いつくようにすることができる。
【0014】また本発明で、前記再生制御手段は、前記
映像をタイムシフトで再生するときの速度を、タイムシ
フト再生で再生対象となる映像の容量に対応して、容量
が大きいときにはより速くなるように制御することを特
徴とする。
【0015】本発明に従えば、映像のタイムシフトでの
再生で、たとえば前回の停止からの経過時間が長くな
り、タイムシフト再生した部分から録画した映像の容量
が大きいときには、次の停止でタイムシフト再生する速
度をより速くなるように制御するので、短時間で録画さ
れている映像を見ることができる。
【0016】また本発明で、前記再生制御手段は、前記
映像のタイムシフトでの再生時に、該映像に対応する音
声を、無音部分を短縮して時短再生するように制御する
ことを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、映像のタイムシフト再生
では、映像に対応する音声の再生を、無音部分を短縮し
て時短再生するので、映像の再生速度は速くなっても、
音声の再生は音程や音質を変えずに行うことができ、発
声者の特色を失わずに再生することができる。
【0018】また本発明は、前記テレビジョン放送の受
信状態を監視する受信監視手段をさらに含み、前記再生
制御手段は、受信監視手段の監視結果に応じて、該テレ
ビジョン放送の受信状態が予め定める基準よりも悪いと
きの映像の部分を、前記タイムシフトで再生する対象か
ら除外するように、前記録画再生手段を制御することを
特徴とする。
【0019】本発明に従えば、テレビジョン放送の受信
状態を受信監視手段で監視して、受信状態が予め定める
基準よりも悪いときは、映像をタイムシフトでの再生の
対象から除外するので、受信状態が悪い映像を再生しな
いで、有効なタイムシフト再生を行うことができる。
【0020】さらに本発明は、車両に搭載され、テレビ
ジョン放送を受信しての録画および再生が可能な車載用
TV録画再生装置であって、受信するテレビジョン放送
の映像を録画しながら、すでに録画されている映像の再
生が可能な録画再生手段と、テレビジョン放送の受信状
態を監視する受信監視手段と、録画再生手段を制御し
て、テレビジョン放送の映像の録画を続けながら、すで
に録画されている映像の部分を、時間をずらすタイムシ
フトで再生するように制御し、受信監視手段の監視結果
に応じて、該テレビジョン放送の受信状態が予め定める
基準よりも悪いときの映像の部分を、該タイムシフトで
再生する対象から除外するように制御する録画制御手段
とを含むことを特徴とする車載用TV録画再生装置であ
る。
【0021】本発明に従えば、車載用TV録画再生装置
は、車両に搭載され、テレビジョン放送を受信して映像
の録画および再生が可能であり、録画再生手段と受信監
視手段と再生制御手段とを含む。録画再生手段は、受信
するテレビジョン放送を受信して映像の録画および再生
が可能であるので、テレビジョン放送の映像を録画した
り再生したりすることができる。受信監視手段は、テレ
ビジョン放送の受信状態を監視するので、車両が走行中
でテレビジョン放送の受信状態が悪くなっていることな
どを監視結果として検知することができる。再生制御手
段は、受信監視手段の監視結果に応じて、受信状態が予
め定める基準よりも悪いときの映像をタイムシフトで再
生する対象から除外する。タイムシフト再生の対象から
の除外は、たとえば受信状態が悪いときは録画しないよ
うにしたり、録画と同時に受信状態を記録して、タイム
シフト再生時に再生しないようにして実行することがで
きる。受信状態が予め定める基準よりも悪いときは、映
像をタイムシフトでの再生の対象から除外するので、受
信状態が悪い映像を再生しないで、有効なタイムシフト
再生を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある車載用TV録画再生装置1の概略的な電気的構成を
示す。車載用TV録画再生装置1は、自動車の車両に搭
載され、走行中もテレビジョン放送が受信可能な車載T
V装置2を備える。車載用TV録画再生装置1は、さら
に、記録媒体3、動画処理装置4、前席表示装置5、後
席表示装置6、前席用スピーカ7、後席用スピーカ8、
前席用入力装置9、後席用入力装置10を含む。車載T
V装置2内には、CPU11、RAM12、タイマ13
および電界検出回路14などが含まれる。車載用TV録
画再生装置2には、車両の車速を検出する車速センサ1
5も含まれる。本実施形態の車載用TV録画再生装置1
は、車速検出センサ15からの車速データに基づいて、
車両が走行中であるか否かを判断することができる。前
席表示装置5や後席表示装置6の表示画面は、ナビゲー
ション装置16が道路地図や自車位置などを表示する表
示画面として使用することもできる。
【0023】車載用TV録画再生装置1は、車載TV装
置2が受信するテレビジョン放送の映像および音声を、
記録媒体3に録画および録音して記録するとともに、す
でに記録されている映像および音声を読出して再生する
こともできる。記録媒体3は、たとえばハードディス
ク、DVD−RAMやDVD−RWなどの記録再生が可
能なデジタル多用途ディスク、半導体メモリなど、記録
可能な容量が大きく、しかも高速かつランダムに記録再
生が可能なものを使用して実現される。テレビジョン放
送がデジタル方式であれば、復調したデータが記録さ
れ、アナログ方式であれば復調信号をデジタルデータに
変換して記録される。記録の際には、時間軸を圧縮して
記録される。
【0024】図2は、図1の実施形態の車載用TV録画
再生装置1での概略的なテレビジョン放送の受信、録
画、再生の手順を示す。本手順は、運転者の座る前席が
対象である。電源スイッチの投入などで、ステップa0
から手順が開始され、ステップa1ではテレビジョン放
送の受信が行われる。たとえば1フレーム分の映像を構
成するデータと、この間の音声を表すデータとが受信さ
れると、ステップa2で、受信した映像および音声をそ
れぞれ表すデータの記録媒体3への記録が行われる。ス
テップa3では、音声についての再生も行われる。この
とき、映像は再生されない。ステップa4では、車速検
出センサ15からの車速データに基づいて、車両が走行
中であるか否かを判断する。車速データが0ではなく、
車両が走行中であればステップa1に戻る。車両が走行
中のときには、音声のみの再生となる。
【0025】ステップa4で、車速データが0であり、
車両が走行中でないと判断されるときは、ステップa5
で前席用入力装置9からの指示入力があるか否かを判断
する。指示入力がなければ、ステップa6で、記録媒体
3に録画されていて未再生の映像の録画容量を算出す
る。ステップa7では録画容量に応じて再生速度を決定
する。たとえば、録画容量がある一定時間以上分あると
きには、最速の再生速度を設定し、録画容量が小さくな
ると、再生速度も遅くする。ただし、リアルタイムでの
再生速度よりは速くする。ステップa8では、設定され
た再生速度で映像のタイムシフト再生を行う。ステップ
a9では、再生する映像に対応する音声のデータについ
て、無音部分をとばす時短再生を行う。
【0026】すなわち、本実施形態の車載用TV録画再
生装置1は、車両に搭載され、テレビジョン放送を受信
して映像の録画および再生が可能であり、記録媒体3と
車速検出センサ15と車載TV装置2とを含む。記録媒
体3は、受信するテレビジョン放送を受信して映像の録
画および再生が可能な録画再生手段として機能するの
で、テレビジョン放送の映像を録画したり再生したりす
ることができる。車速検出センサ15は、車両の走行状
態を監視する走行監視手段として機能するので、車両が
走行中であるか否かを監視結果として検知することがで
きる。車載TV装置2は、車速検出センサ15の監視結
果である車速データに応じて、車両の走行中はテレビジ
ョン放送の映像の表示を禁止し、映像の録画を行い(音
声のみをリアルタイムで再生してもよい)、車両の停車
中は映像の録画を続けながら、すでに録画されている映
像の部分を、時間をずらすタイムシフトで再生するよう
に、記録媒体3を制御する。車両の走行中は、テレビジ
ョン放送の映像を録画し、音声のみリアルタイムで再生
するので、音声で放送の内容や受信状態を知ることがで
きる。なお、他にもテレビジョン放送の映像を録画しな
がら、音声は他のソース(たとえばMD、CDなど)に
切換えて再生してもよい。したがって、映像の再生は行
わないため、車両の運転者は映像を注視することはな
く、視力は車両の運転に使用して、運転中の安全確保を
図ることができる。車両が停止すると、録画されている
映像がタイムシフトで再生されるので、車両の運転者
は、リアルタイムでの音声再生を聴いた結果から判断さ
れる見たい部分について、注視することができる。
【0027】また本実施形態で、車載TV装置2は、録
画されている映像をタイムシフトで再生する際に、映像
をリアルタイムで再生する速度よりも速い速度で再生す
るように、記録媒体3を制御する。録画されている映像
をタイムシフトで再生する際に、リアルタイムで再生す
る速度よりも速い速度で再生するので、タイムシフトで
の再生を続ければ、リアルタイムで放送されている映像
との時間差が縮まって、追いつくようにすることができ
る。映像をタイムシフトで再生するときの速度は、タイ
ムシフト再生で再生対象となる映像の容量に対応して、
容量が大きいときにはより速くなるように制御される。
たとえば前回の停止からの経過時間が長くなり、タイム
シフト再生した部分から録画した映像の容量が大きいと
きには、次の停止でタイムシフト再生する速度をより速
くなるように制御するので、短時間で録画されている映
像を見ることができる。また、映像のタイムシフトでの
再生時に、再生速度を速めることに対応して、映像に対
応する音声を、無音部分を短縮して時短再生するように
制御するので、映像の再生速度は速くなっても、音声の
再生は音程や音質を変えずに行うことができ、発声者の
特色を失わずに再生することができる。
【0028】図2のステップa5で、前席入力装置9へ
の指示入力があると判断されるときは、ステップa10
で指示に従う再生を行う。ステップa10の後はステッ
プa1に戻る。たとえば運転者が音声を聴いて見たい部
分が判っているときは、前席入力装置9への入力でその
部分を指定して再生させることができる。なお、後席表
示装置6および後席用スピーカ8を用いる後席用の再生
は、後席入力装置10への指示入力のみに基づいて行え
ばよく、通常、車両の走行中でも、リアルタイムでのテ
レビジョン放送の再生が可能である。
【0029】また実施形態では、車両内で、車両の走行
中に録画した映像の停止時のタイムシフト再生を、運転
席など、予め定める運転に関係する場所でのみ行い、後
席などの車両内の他の場所では常に映像を録画と同時に
リアルタイムで再生するので、運転者以外の搭乗者には
通常のテレビジョン放送として映像を視聴させることが
できる。
【0030】図3は、図1の記録媒体3に記録するデー
タの構造を示す。受信されるテレビジョン放送の映像デ
ータは、たとえば1または所定数フレーム毎に記録媒体
3に録画データとして、映像データ番号が順次的に付さ
れて記録される。映像データと同時に受信される音声デ
ータも、録音データとして同一の映像データ番号に対し
て記録される。受信状態が悪い部分には、フラグとして
1がセットされ、フラグ1が続く部分の最初のデータに
は、フラグ1が継続する区間の長さに相当する悪化時間
w1,w2などが記録される。
【0031】本実施形態の車載用TV録画再生装置1で
は、車載TV装置2内の電界検出回路14を、受信する
テレビジョン放送の受信状態を監視する受信監視手段と
して機能させる。車載TV装置2は、電界検出回路14
が検出する受信状態に応じ、テレビジョン放送の受信状
態が予め定める基準よりも悪いときの映像の部分を、タ
イムシフトで再生する対象から除外するように、記録媒
体3を制御する。テレビジョン放送の受信状態が予め定
める基準、たとえば一定の電界強度に達しなかったり、
信号対雑音比(S/N比)が一定の値よりも悪いとき
は、映像をタイムシフトでの再生の対象から除外するの
で、受信状態が悪い映像を再生しないで、有効なタイム
シフト再生を行うことができる。
【0032】図4は、車載TV装置2が図3に示すよう
なデータを記録媒体3に記録する録画時の制御手順を示
す。ステップb0から手順を開始し、ステップb1では
一定時間分の映像と音声とを記録媒体3に記録する。ス
テップb2では、電界検出回路14が検出する電界強度
が予め定める基準より低下して、受信状態が悪化してい
るか否かを判断する。テレビジョン放送がデジタル方式
で行われているときには、エラー検出が可能なように符
号化されているので、エラーの検出状態で受信状態の悪
化を判断することもできる。受信状態が悪化していない
と判断されるときには、ステップb1に戻り、記録を続
ける。このとき図3に示すフラグは0にセットされる。
【0033】ステップb2で、受信状態が悪化している
と判断されるときには、ステップb3でフラグを1にセ
ットし、ステップb4でタイマ13による時間計測を行
う。ステップb5では受信状態が回復しているか否かを
判断し、回復していないと判断されるときにはステップ
b4に戻り、時間計測を続ける。ステップb5で受信状
態が回復していると判断されるときには、ステップb6
でフラグを0にセットし、ステップb7でタイマ13の
計測時間を受信状態悪化の最初のデータに追加し、ステ
ップb8でタイマ13をリセットしてステップb1に戻
る。
【0034】図5は、図3に示すようなデータが記録さ
れている記録媒体3からデータを読出す再生時の制御手
順を示す。ステップc0から手順を開始し、ステップc
1では、記録されている映像データ番号順に、録画デー
タと録音データとを読出し、ステップc2では悪化時間
が追加されているか否かを判断する。悪化時間が追加さ
れていると判断されるときは、ステップc3で、悪化時
間が追加されている映像データ番号の直前の映像データ
番号に対応する録画データの映像を静止表示する。ステ
ップc4で、録音データは音声データとして再生する。
ステップc5では、次の映像データ番号に対応する録画
データおよび録音データを読出し、ステップc6では悪
化時間分の読出しが終了しているか否かを判断する。悪
化時間分の読出しが終了していないと判断されるときに
は、ステップc4に戻り、音声のみの再生を続ける。ス
テップc6で悪化時間分の読出しが終了していると判断
されるときは、読出されている録画データおよび録音デ
ータについて、ステップc7で映像および音声の再生を
行い、ステップc1に戻る。
【0035】なお、再生は、各映像データ番号毎の録画
データおよび録音データを読出す時間間隔を短縮するこ
とによって、前述のように再生速度を速めることができ
る。また、受信状態が悪化しているときには、録画を行
わないようにすることもできる。さらに、音声をリアル
タイムで再生している場合には、受信悪化状態の静止表
示を行わずに、再生をとばすようにすることもできる。
また、車両の走行中などは、前席用入力装置9からの指
示に従って、録画および録音のみを行い、その際に受信
状態の悪化に対する処理を行っておき、車両の停止中な
どに、映像および音声の再生を行う際には、受信状態の
悪化の部分を除外して再生するようにすることもでき
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の走
行中は、テレビジョン放送の映像を録画し、音声のみリ
アルタイムで再生するので、音声で放送の内容や受信状
態をを知ることができる。映像の再生は行わないので、
車両の運転者は映像を注視することはなく、運転中の安
全確保を図ることができる。車両が停止すると、録画さ
れている映像がタイムシフトで再生されるので、車両の
運転者は、リアルタイムでの音声再生を聴いた結果から
判断される見たい部分について、注視して、短い停車時
間などを有効に利用することができる。
【0037】また本発明によれば、車両に運転者以外の
搭乗者がいるときに、運転者以外の搭乗者には通常のテ
レビジョン放送としてリアルタイムで再生する映像を視
聴させることができる。
【0038】また本発明によれば、録画されている映像
をタイムシフトで再生する際に、リアルタイムで再生す
る速度よりも速い速度で再生するので、リアルタイムで
放送されている映像との時間差が縮めて、追いつくよう
に再生することができる。
【0039】また本発明によれば、映像のタイムシフト
での再生で、再生対象となる映像の容量が大きいときに
は、タイムシフト再生する速度をより速くなるように制
御するので、短時間で録画されている映像を見ることが
できる。
【0040】また本発明によれば、映像のタイムシフト
再生では、映像に対応する音声の再生を、無音部分を短
縮して時短再生するので、発声者の特色を失わずに速度
を速めて再生することができる。
【0041】また本発明によれば、受信状態が悪い映像
を再生しないで、有効なタイムシフト再生を行うことが
できる。
【0042】さらに本発明によれば、車両が走行中でテ
レビジョン放送の受信状態が悪くなっているようなとき
には、映像をタイムシフトでの再生の対象から除外する
ので、受信状態が悪い映像を再生しないで、有効なタイ
ムシフト再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である車載用TV録画再
生装置1の概略的な電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の車載TV装置2の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図3】図1の記録媒体3に記録されるデータの例を示
す図である。
【図4】図1の車載TV装置2で記録を行う際の制御手
順を示すフローチャートである。
【図5】図1の車載TV装置2で再生を行う際の制御手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載用TV録画再生装置 2 車載TV装置 5 前席表示装置 6 後席表示装置 7 前席用スピーカ 8 後席用スピーカ 9 前席用入力装置 10 後席用入力装置 13 タイマ 14 電界検出回路 15 車速検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 C Fターム(参考) 5C025 AA25 AA30 BA30 DA01 DA07 DA10 5C052 AA03 AA04 AA17 AB04 AC05 DD06 DD10 EE03 5C053 FA20 FA24 FA27 GA08 GB11 GB40 HA24 HA27 JA01 LA06 LA07 5D044 AB05 AB07 BC01 BC06 CC04 DE47 FG24 GK04 GK12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、テレビジョン放送を受
    信して映像の録画および再生が可能な車載用TV録画再
    生装置であって、 受信するテレビジョン放送の映像を録画しながら、すで
    に録画されている映像の再生が可能な録画再生手段と、 車両の走行状態を監視する走行監視手段と、 走行監視手段の監視結果に応じて、車両の走行中はテレ
    ビジョン放送の映像の表示を禁止し、映像の録画を行
    い、車両の停車中は該映像の録画を続けながら、すでに
    録画されている映像の部分を、時間をずらすタイムシフ
    トで再生するように、録画再生手段を制御する再生制御
    手段とを含むことを特徴とする車載用TV録画再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記再生制御手段は、前記車両内で、前
    記車両の走行中に録画した映像の停止時のタイムシフト
    再生を車両前席側でのみ行い、該車両内の他の場所では
    常に映像を録画と同時にリアルタイムで再生するよう
    に、前記録画再生手段を制御することを特徴とする請求
    項1記載の車載用TV録画再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生制御手段は、録画されている映
    像を前記タイムシフトで再生する際に、該映像を前記リ
    アルタイムで再生する速度よりも速い速度で再生するよ
    うに、前記録画再生手段を制御することを特徴とする請
    求項1または2記載の車載用TV録画再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生制御手段は、前記映像をタイム
    シフトで再生するときの速度を、タイムシフト再生で再
    生対象となる映像の容量に対応して、容量が大きいとき
    にはより速くなるように制御することを特徴とする請求
    項3記載の車載用TV録画再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生制御手段は、前記映像のタイム
    シフトでの再生時に、該映像に対応する音声を、無音部
    分を短縮して時短再生するように制御することを特徴と
    する請求項3または4記載の車載用TV録画再生装置。
  6. 【請求項6】 前記テレビジョン放送の受信状態を監視
    する受信監視手段をさらに含み、 前記再生制御手段は、受信監視手段の監視結果に応じ
    て、該テレビジョン放送の受信状態が予め定める基準よ
    りも悪いときの映像の部分を、前記タイムシフトで再生
    する対象から除外するように、前記録画再生手段を制御
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    車載用TV録画再生装置。
  7. 【請求項7】 車両に搭載され、テレビジョン放送を受
    信しての録画および再生が可能な車載用TV録画再生装
    置であって、 受信するテレビジョン放送の映像を録画しながら、すで
    に録画されている映像の再生が可能な録画再生手段と、 テレビジョン放送の受信状態を監視する受信監視手段
    と、 録画再生手段を制御して、テレビジョン放送の映像の録
    画を続けながら、すでに録画されている映像の部分を、
    時間をずらすタイムシフトで再生するように制御し、受
    信監視手段の監視結果に応じて、該テレビジョン放送の
    受信状態が予め定める基準よりも悪いときの映像の部分
    を、該タイムシフトで再生する対象から除外するように
    制御する録画制御手段とを含むことを特徴とする車載用
    TV録画再生装置。
JP2002040657A 2002-02-18 2002-02-18 車載用tv録画再生装置 Expired - Fee Related JP4516261B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002040657A JP4516261B2 (ja) 2002-02-18 2002-02-18 車載用tv録画再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002040657A JP4516261B2 (ja) 2002-02-18 2002-02-18 車載用tv録画再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003244591A true JP2003244591A (ja) 2003-08-29
JP4516261B2 JP4516261B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=27781343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002040657A Expired - Fee Related JP4516261B2 (ja) 2002-02-18 2002-02-18 車載用tv録画再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4516261B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025082A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用テレビ記録再生装置
JP2006345185A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Fujitsu Ten Ltd 移動体搭載装置,放送番組受信システム,放送番組受信プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
WO2007029479A1 (ja) * 2005-09-07 2007-03-15 Pioneer Corporation 記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2007074301A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Honda Motor Co Ltd 移動体デジタル放送受信システム及び移動体デジタル放送受信システムを有する車両
WO2007072864A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Pioneer Corporation コンテンツ記録装置、コンテンツ記録方法、コンテンツ記録プログラム、および記録媒体
JP2007234151A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Denso Corp 車載オーディオ装置
JP2007237850A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Clarion Co Ltd 表示制御装置、表示制御装置の制御方法および制御プログラム
JP2007259012A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Hakuhodo Inc コンテンツ再生装置
JP2007300239A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Sharp Corp 記憶装置
JP2008136122A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Kyocera Corp 携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法
JP2008136103A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Kyocera Corp 携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025082A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用テレビ記録再生装置
JP2006345185A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Fujitsu Ten Ltd 移動体搭載装置,放送番組受信システム,放送番組受信プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4523523B2 (ja) * 2005-09-06 2010-08-11 本田技研工業株式会社 移動体デジタル放送受信システム及び移動体デジタル放送受信システムを有する車両
JP2007074301A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Honda Motor Co Ltd 移動体デジタル放送受信システム及び移動体デジタル放送受信システムを有する車両
WO2007029479A1 (ja) * 2005-09-07 2007-03-15 Pioneer Corporation 記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP4866359B2 (ja) * 2005-09-07 2012-02-01 パイオニア株式会社 記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
WO2007072864A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Pioneer Corporation コンテンツ記録装置、コンテンツ記録方法、コンテンツ記録プログラム、および記録媒体
JP2007234151A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Denso Corp 車載オーディオ装置
JP4618163B2 (ja) * 2006-03-02 2011-01-26 株式会社デンソー 車載オーディオ装置
JP2007237850A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Clarion Co Ltd 表示制御装置、表示制御装置の制御方法および制御プログラム
JP2007259012A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Hakuhodo Inc コンテンツ再生装置
JP2007300239A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Sharp Corp 記憶装置
JP2008136103A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Kyocera Corp 携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法
JP2008136122A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Kyocera Corp 携帯型テレビ端末装置およびタイムシフト再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4516261B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3992870B2 (ja) 情報再生装置
JP4516261B2 (ja) 車載用tv録画再生装置
JP4651160B2 (ja) 車載用映像再生装置及び方法並びに車載用映像再生装置の制御用ソフトウェアを記録した記録媒体
JP4179838B2 (ja) 車載用映像再生装置、及びその方法
US20050259979A1 (en) DVD reproduction method and device
JP2003163862A (ja) 車載用tv
JP3495112B2 (ja) 蓄積型記録媒体の車両内再生方法
JPH11313316A (ja) 光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置
JP3254946B2 (ja) 車載情報処理装置
US20060045480A1 (en) Optical disc recording and reproducing apparatus
JPH10125049A (ja) 再生装置
KR100554787B1 (ko) 광디스크 영상 디스플레이 자동 절환방법
JP3738846B2 (ja) ディスク再生装置
JP2003091977A (ja) ビデオ再生装置
JP2005071419A (ja) Dvd再生装置およびディスク再生装置
JP2003021520A (ja) ナビゲーション装置
KR100274779B1 (ko) 배경영상 예약재생방법
KR100197401B1 (ko) 복합 전자 제품의 브이씨알 자동 재생 장치 및 그제어방법
JP3037581B2 (ja) 映像再生装置
JPH10151995A (ja) 再生装置
JP2848782B2 (ja) 光学ディスク再生装置
JP3092607U (ja) 映像音声再生装置
JP4260286B2 (ja) 車載用光ディスク再生装置
JP4279567B2 (ja) 情報の記録再生複合機
JPH11164249A (ja) 蓄積型記録媒体の再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071022

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071109

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080926

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees