JP2003241565A - 電子写真装置用の比例温度制御方法及び回路 - Google Patents

電子写真装置用の比例温度制御方法及び回路

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JP2003241565A
JP2003241565A JP2002041219A JP2002041219A JP2003241565A JP 2003241565 A JP2003241565 A JP 2003241565A JP 2002041219 A JP2002041219 A JP 2002041219A JP 2002041219 A JP2002041219 A JP 2002041219A JP 2003241565 A JP2003241565 A JP 2003241565A
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Shigenori Uesugi
茂紀 上杉
Yasuhiko Kishimoto
靖彦 岸本
Satoshi Moriguchi
智 守口
Masanobu Motoe
雅信 本江
Motoharu Ichida
元治 市田
Yoshiro Kawamoto
義朗 川本
Kiun Mori
基雲 杜
Yoshiaki Fujimoto
慶明 藤基
Kousuke Yoshida
公相 吉田
Yasukazu Takeda
靖一 竹田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真装置に於いて、種々のヒーター容量
に対応でき、オーバーシュートや温度リップルの小さい
高速応答が可能な温度制御をする。 【解決手段】 本発明は、被加熱体の温度に比例した検
出電圧と、温度設定を行う基準電圧との差分を増幅度を
可変にして増幅する差動増幅回路と、三角波またはのこ
ぎり波の値がゼロボルトより若干オフセットしたところ
から立ち上がる出力を持つ発振周期の可変できる低周波
発振器とを備える。そして、低周波発振器出力と差動増
幅回路出力の大小関係に基づき、被加熱体を加熱するヒ
ーターをオンオフすることにより、比例帯幅と制御周期
を可変可能にする比例温度制御をする。比例帯幅を変化
させても比例帯の上限値を設定温度と殆ど等しくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバーシュート
や温度リップルの小さい高速応答が可能な温度制御をす
る電子写真装置用の比例温度制御方法及び回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置関連のヒーター制御では、
立上り時のオーバーシュートの抑制と、定着動作時の温
度変動の抑制が重要な要素となっている。
【0003】図4は、従来技術による温度制御のための
概略回路図であり、図5は、図4に示す回路の立ち上が
り時のオーバーシュートを説明するための図である。図
4において、被加熱体は、ヒーター駆動回路によって加
熱制御されるヒーターによって加熱されるよう構成され
ている。被加熱体の温度を検出するサーミスタは、一端
に電源電圧Vccが印加されると共に、他端は抵抗R1の一
端と直列に接続される。抵抗R1の他端は接地される。
【0004】温度変動は、サーミスタの抵抗変化とな
り、そしてそれは、抵抗RlとサーミスタTHlで分圧し
た電圧Vthの変動として検出される。所定温度時に発生
する電圧Vthと同じ電圧に設定された基準電圧Vrefと
を比較器で比較し、これら両電圧VthとVrefとの大小
関係で、ヒー夕ー駆動回路がヒーターのON−OFFを行
い、所定の温度を中心に温度リップルを伴いながら制御
する構成が、最も単純で広く用いられている。
【0005】しかし、この温度制御方法はヒーターから
サーミスタまでの温度伝達時間の長い被加熱体を制御す
る際、サーミスタが所定の温度を検出した時には既に被
加熱体のヒーター側の温度は所定温度よりも高くなって
いて、一定時間後にこの高い温度がサーミスタ側に現れ
るので、オーバーシュートが大きくなる。この状態を、
図5に示している。また、その逆で、サーミスタが所定
温度以下である事を検出してヒーターをONしても、サー
ミスタ側にその温度が伝わるまで時間がかかるために、
その間サーミスタ側の温度は下がり続け、アンダーシュ
ートが発生する。
【0006】従って、従来の単純な温度制御で温度伝達
時間の長い被加熱体を制御する場合、大きな温度リップ
ルが発生するという問題があった。
【0007】また、図6は、別の従来技術に基づく温度
制御(比例制御)の動作図である。比例帯の下限値以下
ではヒーターは完全にON(100%点灯)となる一方、
上限値で完全オフ(0%点灯)となり、その間の領域で
は、デユーティは連続的に変化する(パルス幅制御)。
ヒーター温度は、デユーティ制御による発熱と熱負荷状
態のバランスした所で安定する。
【0008】この制御は、一般的なPID(比例、積分、
微分)制御の様な遅れ要素を持たないので、応答速度が
速いという利点を持つ半面、設定温度に対してヒーター
温度はオフセットを持つ事になる。比例帯を狭く設定す
ればオフセットは少なくなるが、この場合、低温からの
ヒーター立上り時には図5と同様の大きなオーバーシュ
ートを発生するという問題がある。
【0009】このようなヒーター制御回路によっては、
電子写真装置関連のヒーター制御で求められるような立
上り時のオーバーシュートの抑制と、定着動作時の温度
変動の抑制を達成することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、係
る問題点を解決して、電子写真装置に於いて、種々のヒ
ーター容量に対応でき、オーバーシュートや温度リップ
ルの小さい高速応答が可能な温度制御をすることを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、高速応答が可
能な比例制御の利点を生かしつつ、動作モードに応じて
比例帯を変化させる事により、高温オフセット原因とな
るオーバーシュートを抑え、温度リップルも少ない、液
体現像電子写真装置用の温度制御を実現する。
【0012】本発明の電子写真装置用の比例温度制御方
法及び回路は、被加熱体の温度に比例した検出電圧と、
温度設定を行う基準電圧との差分を増幅度を可変にして
増幅する差動増幅回路と、三角波またはのこぎり波の値
がゼロボルトより若干オフセットしたところから立ち上
がる出力を持つ発振周期の可変できる低周波発振器とを
備える。そして、低周波発振器出力と差動増幅回路出力
の大小関係に基づき、被加熱体を加熱するヒーターをオ
ンオフすることにより、比例帯幅と制御周期を可変可能
にする比例温度制御をする。比例帯幅を変化させても比
例帯の上限値を設定温度と殆ど等しくする。
【0013】また、本発明は、ヒーター昇温制御中にお
いて、少なくとも3点以上の時刻の異なるヒーター温度
から2つの温度上昇率を算出し、ヒーター温度上昇中
に、温度上昇率が低下した場合に比例帯幅を小さくする
制御を、少なくとも1回以上行いながら、ヒーター温度
を上昇させる。
【0014】また、ヒーター昇温制御中において、予め
設定した比例帯幅内に検出温度が到達して所定時間経過
した後に、比例帯幅を小さくする制御を、少なくとも1
回以上行いながら、ヒーター温度を上昇させる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、例示に基づき、本発明を説
明する。図1は、本発明の温度制御を例示する概略回路
図であり、図2は、図1に示した回路の動作波形を示す
図である。図1において、被加熱体は、ヒーター駆動回
路によって加熱制御されるヒーターによって加熱される
よう構成されている。被加熱体の温度を検出するサーミ
スタは、一端に電源電圧Vccが印加されると共に、他端
は抵抗R1の一端と直列に接続される。抵抗R1の他端は
接地される。温度変動は、サーミスタの抵抗変化とな
り、そしてそれは、抵抗RlとサーミスタTHlで分圧し
た電圧Vthの変動として検出される。
【0016】以上の動作は、図4を参照して説明した従
来技術と同じである。図1において、増幅度を可変する
ことが可能になっている差動増幅器が備えられる。前述
のようにして分圧された電圧Vthと、所定温度時に発生
する電圧Vthと同じ電圧に設定された基準電圧Vrefと
を、差動増幅器で比較して検出すると共に、差動増幅器
で増幅する(図2における差動増幅器出力波形の正方向
は、検出温度が設定温度より低いことを表してい
る。)。
【0017】差動増幅器の増幅度を可変して、サーミス
タ分圧電圧Vthと基準電圧Vrefの差を拡大した後に、
比較器において、低周波発振器の出力波形と比較するよ
う構成される。低周波発振器は、三角波、又はのこぎり
波のような低周波を発振する。
【0018】このように、可変増幅度で増幅した後に、
発振器の波形と比較するため、比例帯幅を任意の値に設
定することが出来る。増幅度を変化させても、設定温度
と検出温度の差がゼロの時には差動増幅器の出力がゼロ
なので、ゼロより若干オフセットした所から立ち上がる
低周波発振波形と比較した結果、この差ゼロのとき、ヒ
ーターのデユーティは0%となる。即ち比例帯上限値は
設定温度と殆ど同じとなる。なお、図2において、比例
帯下限値は、図示の三角波の上ピーク値であり、差動増
幅器出力波形がそれ以上のとき、デューティ100%でオ
ンとなる。
【0019】また、被加熱体の違いで、ヒーターからサ
ーミスタまで温度が伝わる時間遅れの違う場合でも、発
振周期を可変する事により制御周期を最適化出来る。制
御周期は、図2に示すように、発振器波形の1周期に相
当する。また、図示したように、差動増幅器出力波形
が、発振器出力波形を越える期間、ヒーターはオンに制
御される。
【0020】図3は、比例帯幅を制御中に切り替えるこ
とについて説明するための図である。比例制御では比例
帯以下の温度では、100%デユーティでヒータは点灯す
るが、比例帯内に入るとデユーティが低下し始める。こ
のとき、被加熱体の温度上昇率はすぐに低下する訳では
なく、ヒーター近傍の熱が被加熱体に伝達し終えた時点
で低下を始める。これは、オーバーシュートの原因であ
る、被加熱体内に蓄積された膨大な熱を設定温度以下で
放出させるという動作を行っていることになる。
【0021】次に、温度上昇率が低下すると、即ち温度
勾配が緩やかになると、比例帯幅を切替える。比例帯幅
を小さくすると、被加熱体温度は比例帯以下の温度とな
り、ヒーターは再び100%デユーティで点灯する。
【0022】この動作を少なくとも1回以上行い、被加
熱体内部に蓄積した、オーバーシュートの原因となる熱
エネルギーを放出させつつヒーターを昇温することで、
安定時の比例帯幅を1℃程度に設定することが可能とな
り、オーバーシュートや温度リップルの少ない、高速応
答する液体電子写真装置用のヒーター制御が可能とな
る。
【0023】この動作の詳細について、さらに図7を参
照して説明する。まず、ステップS1で、ヒーター動作
を開始する。比例帯幅を大にし、かつ温度設定をして、
ヒーターを起動する(S2)。温度データTnを得る
(S3)。一定時間後に(S4)、温度データTn+1を
得る(S5)。正常であれば、温度は上昇するので、T
n+1>Tnか否かを判断した場合(S6)、もし温度が上
昇していないならば、ヒーターエラーアラームを出した
後(S24)、異常終了をする(S25)。
【0024】ステップS6で、正常な温度上昇が判断さ
れた場合、時刻t1での温度T1を得る(S9)。一定時
間後に(S8)、時刻t2での温度T2を得る(S9)。
一定時間後(S10)、時刻t3での温度T3を得る(S
11)。時刻t1から時刻t2までの温度上昇率と、時刻
t2から時刻t3までの温度上昇率を比較する(S1
2)。比較の結果、温度上昇率が低下していないなら
ば、再度ステップS10に戻る。もし時刻の経過と共
に、温度上昇率が低下しているならば、次段(S13)
に進んで、比例帯幅を大から中に切り替える(S1
3)。
【0025】次に、同様な処理をして(S14〜S1
9)、さらに温度上昇率が低下しているならば、比例帯
幅を中から小に切り替える(S20)。その後、一定時
間後に(S21)、温度が許容設定温度内にあるか否か
が判断され(S22)、NOならばステップS21に戻
り、YESならば、正常終了する(S23)。
【0026】以上の動作は、温度上昇率の変化を据えて
比例帯幅を切り替えるものであるが、この温度上昇率の
変化に代えて、予め設定されている比例帯内に温度が到
達したか否かを判断して、比例帯幅を切り替えることが
できる。即ち、所定温度に到達した後、蓄積された熱が
拡散するまで時間を置き、次に比例帯幅を小さくする切
替えを、少なくとも1回以上行ってヒーターを立ち上げ
る動作を行うよう構成することができる。これにより、
温度を監視し比例帯幅を切替えるための制御部(図示せ
ず)の負荷が軽減される。
【0027】その動作の詳細について、さらに、図8の
制御フロー例を参照して説明する。まず、ステップS3
0で、ヒーター動作を開始する。比例帯幅を大にし、か
つ温度設定をして、ヒーターを起動する(S31)。温
度データTnを得る(S32)。一定時間後に(S3
3)、温度データTn+1を得る(S34)。正常であれ
ば、温度は上昇するので、Tn+1>Tnか否かを判断した
場合(S35)、もし温度が上昇していないならば、ヒ
ーターエラーアラームを出した後(S45)、異常終了
をする(S46)。
【0028】正常な温度上昇が判断された場合、ステッ
プS36に進んで、比例帯幅(大)の比例帯に温度が達
したか否かが判断される。達したと判断されると、所定
時間後(S37)、比例帯幅を大から中に切り替える
(S38)。切り替えられた比例帯幅(中)に対しても
同様な処理がなされて、比例帯幅を中から小に切り替え
る(S39〜S41)。
【0029】その後、所定時間後に(S42)、温度が
許容設定温度内か否かが判断され(S43)、NOなら
ばステップS42に戻り、YESならば、正常終了する
(S44)。
【0030】図9は、複数のヒーター部のための温度制
御回路を組み込んだ液体現像電子写真装置全体の回路構
成を例示する図である。各比例温度制御回路は、装置エ
ンジン制御用のCPUを用いて制御される。液体現像電子
写真装置は、液体の配管やポンプ等を使用するがゆえ
に、装置自体が大型化する傾向がある。従って、装置エ
ンジン制御用CPUから、実際の機構部までの配線は必然
的に長くなり、サーミスタ信号を直接ロジック回路(信
号、電源、グランド)に接続するのは、外来ノイズ等で
CPUのハングアップを誘発する原因となるので、誤動作
防止のため、グランドや電源系を分離したバッファ回路
を介して接続する方法が採られる。
【0031】更に、複数のヒー夕ーのデユーティ制御や
比例制御を全てプログラムで行った場合、印刷動作中で
も装置エンジン制御用CPUが頻繁に温度制御(温度監
視、デユーティ制御)を行う事になるので、電子写真装
置の制御タイミングに支障を来たす可能性がある。仮
に、ハングアップした場合等では、ヒーターが異常加熱
状態になる可能性も高い。
【0032】これらを鑑みた場合、図示の構成は、温度
制御自体はアナログ回路が行い、ヒーター起動時のみ制
御用CPUが介在して、パラメータを設定する動作のた
め、印刷動作時はCPUに温度制御のための負担が掛から
ない。基本的にヒーターの個数が増加した場合でも、装
置の制御タイミング等に影響を与えることはない。
【0033】更に、前述のバッファ回路と同様の接続方
法を採る事で、サーミスタの配線等への外来ノイズでハ
ングアップを誘発する事もなく、オーバーシュート,温
度リップル,オフセット共に少ない温度制御方式を実現
する事が可能となる。
【0034】
【実施例】図1の回路構成において、比例帯幅の大きさ
を1〜3℃、デユーティ0%の時の温度(発振器の波形の
最小値)が0.1〜0.2℃、発振器の繰り返し周期を0.5
〜3秒程度になる様に各定数を設定し、ヒーター500W、
φ32長さ330mmで肉厚3mmのアルミローラに1mmのゴム弾
性層を持つローラで、150℃に加熱した場合は、オーバ
ーシュートは1℃以内で、静止状態での温度変動は−1℃
以内となった。
【0035】
【発明の効果】本発明は、電子写真装置に於いて、種々
のヒーター容量に対応でき、オーバーシュートや温度リ
ップルの小さい高速応答が可能な温度制御をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度制御を例示する概略回路図であ
る。
【図2】図1に示した回路の動作波形を示す図である。
【図3】比例帯幅を制御中に切り替えることについて説
明するための図である。
【図4】従来技術による温度制御のための概略回路図で
ある。
【図5】図4に示す回路の立ち上がり時のオーバーシュ
ートを説明するための図である。
【図6】別の従来技術に基づく温度制御(比例制御)の
動作図である。
【図7】動作の詳細について説明する制御フロー例を示
す図である。
【図8】動作の詳細について説明する図7とは別の制御
フロー例を示す図である。
【図9】複数のヒーター部のための温度制御回路を組み
込んだ液体現像電子写真装置全体の回路構成を例示する
図である。
フロントページの続き (72)発明者 守口 智 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 本江 雅信 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 市田 元治 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 川本 義朗 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 杜 基雲 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 藤基 慶明 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 吉田 公相 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 竹田 靖一 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 2H027 DA12 DE07 DE09 EA12 EA16 EC06 EC09 ED25 EE07 EE08 EF04 EF06 EF09 EH10 EK03 2H033 AA18 AA24 BA30 CA03 CA04 CA06 CA07 CA28 CA30 CA34 CA48 3K058 AA04 AA72 AA73 BA18 CA03 CB02 CB19 CC01 5H323 AA36 BB04 BB05 CA06 CB03 CB42 DA01 GG04 HH02 KK05 MM09 NN03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱体の温度に比例した検出電圧と、
    温度設定を行う基準電圧との差分を増幅度を可変にして
    増幅する差動増幅回路と、三角波またはのこぎり波の値
    がゼロボルトより若干オフセットしたところから立ち上
    がる出力を持つ発振周期の可変できる低周波発振器とを
    備え、 該低周波発振器出力と前記差動増幅回路出力の大小関係
    に基づき、前記被加熱体を加熱するヒーターをオンオフ
    することにより、比例帯幅と制御周期を可変可能にする
    比例温度制御をし、 比例帯幅を変化させても比例帯の上限値を設定温度と殆
    ど等しくしたことから成る電子写真装置用の比例温度制
    御方法。
  2. 【請求項2】 ヒーター昇温制御中において、少なくと
    も3点以上の時刻の異なるヒーター温度から2つの温度
    上昇率を算出し、ヒーター温度上昇中に、温度上昇率が
    低下した場合に比例帯幅を小さくする制御を、少なくと
    も1回以上行いながら、ヒーター温度を上昇させる請求
    項1に記載の電子写真装置用の比例温度制御方法。
  3. 【請求項3】 ヒーター昇温制御中において、予め設定
    した比例帯幅内に検出温度が到達して所定時間経過した
    後に、比例帯幅を小さくする制御を、少なくとも1回以
    上行いながら、ヒーター温度を上昇させる請求項1に記
    載の電子写真装置用の比例温度制御方法。
  4. 【請求項4】 被加熱体の温度を検出するサーミスタを
    含む電圧分圧回路と、 該電圧分圧回路からの分圧電圧と、温度設定を行う基準
    電圧との差分を増幅する増幅度が可変できる差動増幅回
    路と、 三角波またはのこぎり波の値がゼロボルトより若干オフ
    セットしたところから立ち上がる出力を持つ発振周期の
    可変できる低周波発振器と、 該低周波発振器出力と前記差動増幅回路出力を入力し
    て、両入力の大小関係でハイまたはローを出力する比較
    器と、 該比較器の出力に基づき、前記被加熱体を加熱するヒー
    ターをオンオフするヒーター駆動回路と、から成り、比
    例帯幅と制御周期を可変可能にする比例温度制御によ
    り、比例帯幅を変化させても比例帯の上限値を設定温度
    と殆ど等しくなる様に構成した事を特徴とした電子写真
    装置用の比例温度制御回路。
  5. 【請求項5】 ヒーター昇温制御中において、少なくと
    も3点以上の時刻の異なるヒーター温度から2つの温度
    上昇率を算出し、ヒーター温度上昇中に、温度上昇率が
    低下した場合に比例帯幅を小さくする制御を、少なくと
    も1回以上行いながら、ヒーター温度を上昇させる事を
    特徴とした請求項4に記載の電子写真装置用の比例温度
    制御回路。
  6. 【請求項6】 ヒーター昇温制御中において、予め設定
    した比例帯幅内に検出温度が到達して所定時間経過した
    後に、比例帯幅を小さくする制御を、少なくとも1回以
    上行いながら、ヒーター温度を上昇させる事を特徴とし
    た請求項4に記載の電子写真装置用の比例温度制御回
    路。
  7. 【請求項7】 電子写真装置エンジン制御用のCPUを
    備え、該CPUにより制御するよう構成した請求項4〜
    6のいずれかに記載の電子写真装置用の比例温度制御回
    路。
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