JP2003241440A - 光硬化型液体現像剤 - Google Patents
光硬化型液体現像剤Info
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Abstract
用途における電子写真又は静電記録用であって、そのト
ナー粒子径が小さいことから高品位な画像が得られる有
利さを有している液体現像剤において、プロセス速度が
速く、かつ画像品質が優れた光硬化型液体現像剤を提供
する。 【解決手段】 絶縁性有機溶媒、トナー粒子、荷電制御
剤を少なくとも含有する光硬化型液体現像剤であって、
該トナー粒子は、光反応性官能基を有する結着樹脂で着
色剤が被覆されたものであり、該光硬化型液体現像剤
は、更に光重合開始剤が含有されてなるものである光硬
化型液体現像剤。
Description
ファクシミリ等に用いられる電子写真又は静電記録用の
光硬化型液体現像剤に関する。
現像剤とに大別されるが、液体現像剤は、そのトナー粒
子径が小さいことから高品位な画像が得られる有利さを
有している。近年、市場においては、画像品質を低下さ
せずに、プロセス速度(プロセス速度とは、現像プロセ
ス速度をはじめとして転写プロセス速度、定着プロセス
速度を言う。)の高速化が要求されるようになってきて
いる。また、液体現像剤の良好な分散安定性、再分散性
も要求されるようになってきている。
(1)顔料、結着樹脂(オレフィン系樹脂、ロジン、変
性アルキッド樹脂、スチレンブタジエン樹脂、通常のア
クリル樹脂等)、荷電制御剤、絶縁性溶媒を含有する液
体現像剤や、(2)顔料、光反応性モノマー及び/又は
光反応性オリゴマー、光重合開始剤、荷電制御剤、絶縁
性溶媒を含有する光硬化型液体現像剤が使用されてい
る。
を使用した場合は、現像速度の高速化に伴い、定着不良
等の問題、そして、(2)の光硬化型液体現像剤を使用
した場合は、光硬化性モノマー及び/又は光硬化性オリ
ゴマーにより体積抵抗率が低下し、画像品質が低下する
等の問題を有していた。
写真又は静電記録用の液体現像剤において、プロセス速
度の高速化においても定着を満足させ、かつ画像品質が
優れた光硬化型液体現像剤を提供することである。
題を解決するために液体現像剤について鋭意検討した結
果、光硬化型液体現像剤が有用であることに着目し、そ
の光硬化特性を発揮する光反応性材料としてモノマーや
オリゴマーを用いるのではなく、着色剤が光反応性官能
基を有する結着樹脂により被覆されたトナー粒子を液体
現像剤に含有させることにより、プロセス速度の高速化
に伴う定着不良が大幅に改善される光硬化型液体現像剤
が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った
ものである。すなわち、本発明は、(1)絶縁性有機溶
媒、トナー粒子、荷電制御剤を少なくとも含有する光硬
化型液体現像剤であって、上記トナー粒子は、光反応性
官能基を有する結着樹脂で着色剤が被覆されたものであ
り、上記光硬化型液体現像剤は、更に光重合開始剤が含
有されてなるものである光硬化型液体現像剤に関する。
結着樹脂により着色剤を被覆した後、後反応で結着樹脂
に光反応性官能基を導入したものである(1)記載の光
硬化型液体現像剤に関する。本発明は更に(3)上記光
反応性官能基は、反応性ビニル基又はエポキシ基である
(1)又は(2)記載の光硬化型液体現像剤に関する。
以下に本発明を詳述する。
ナー粒子、荷電制御剤、光重合開始剤について詳細に説
明する。まず、本発明の光硬化型液体現像剤を得るため
に使用する絶縁性有機溶媒としては、脂肪族炭化水素、
脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水
素、ポリシロキサン、植物油等を用いることができる。
特に、臭気、無害性、コストの点から、ノルマルパラフ
ィン系溶媒、イソパラフィン系溶媒が好ましい。具体的
には、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーL、ア
イソパーM(いずれもエクソン化学社製)、シェルゾー
ル71(シェル石油化学社製)、IPソルベント162
0、IPソルベント2080(いずれも出光石油化学社
製)等を挙げることができる。
ために使用するトナー粒子ついて説明する。本発明で使
用するトナー粒子は、着色剤が光反応性官能基を有する
結着樹脂により被覆されたものである。トナー粒子は、
着色剤が結着樹脂によって部分的に被覆されてなるもの
でもよいし、全面的に被覆されてなるものでもよい。上
記着色剤としては、従来から使用されている無機及び有
機顔料である。具体的には、無機顔料としては、酸化チ
タン、ベンガラ、アンチモンレッド、カドミニウムイエ
ロー、コバルトブルー、群青、紺青、カーボンブラッ
ク、黒鉛等の有色顔料(白色、黒色等の無彩色の着色顔
料も有色顔料に含める)、及び、炭酸カルシウム、カオ
リン、クレー、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、タ
ルク等の体質顔料を挙げることができる。また、有機顔
料としては、溶性アゾ系顔料、不溶性アゾ系顔料、アゾ
レーキ系顔料、縮合アゾ系顔料、銅フタロシアニン系顔
料、縮合多環系顔料等を挙げることができる。上記着色
剤の光硬化型液体現像剤中の含有量は、0.1質量%以
上が好ましく、また、15質量%以下が好ましい。より
好ましくは0.2質量%以上であり、また、10質量%
以下である。
トン基やアジド基等の光架橋性のもの、反応性ビニル基
等の光ラジカル重合性のもの、エポキシ基、オキセタン
基等の光カチオン重合性のもの等の光反応性官能基を通
常の方法で導入した結着樹脂が利用できる。光反応性官
能基としては、反応性ビニル基又はエポキシ基であるこ
とが好ましい。
法としては、種々の方法が利用できる。例えば、(I)
光反応性官能基を分子内に有するモノマーを重合して光
反応性官能基を導入した結着樹脂や、結着樹脂に後反応
で光反応性官能基を導入した結着樹脂等の、既に光反応
性官能基を有する結着樹脂により着色剤を被覆する方
法、(II)結着樹脂により着色剤を被覆した後、後反
応で結着樹脂に光反応性官能基を導入する方法が挙げら
れる。
明する。 (1)光ラジカル重合性のトナー粒子 <光反応性官能基を有する結着樹脂により着色剤を被覆
する方法>アミノ基、エポキシ基、水酸基、カルボキシ
ル基等の官能基とビニル基を1個有する単量体、オリゴ
マー、及び、マクロモノマーから選ばれる少なくとも1
種を重合させて官能基を有する重合体を得る。次いで、
得られた重合体の官能基と反応する官能基を有し、かつ
反応性ビニル基を有するモノマー及び/又はオリゴマー
を反応させて光反応性官能基を有する結着樹脂を得る。
更に、得られた結着樹脂により着色剤を被覆してトナー
粒子を得る。
反応で光反応性官能基を導入する方法>アミノ基、エポ
キシ基、水酸基、カルボキシル基等の官能基とビニル基
を1個有する単量体、オリゴマー及びマクロモノマーか
ら選ばれる少なくとも1種を重合させて結着樹脂を得
る。次いで、得られた結着樹脂により着色剤を被覆して
着色樹脂粒子を得る。次いで、着色樹脂粒子の結着樹脂
中の官能基と反応する官能基を有し、かつ光反応性のビ
ニル基を有するモノマー及び/又はオリゴマーを反応さ
せてトナー粒子を得る。
する方法>エポキシ基と反応する官能基を有さずビニル
基を1個有する単量体、オリゴマー及びマクロモノマー
から選ばれる少なくとも1種と、グリシジル(メタ)ア
クリレート等のエポキシ環及び(メタ)アクリロイル基
を有する単量体とを重合させてエポキシ環を有する結着
樹脂を得る。次いで、得られた結着樹脂により着色剤を
被覆してトナー粒子を得る。
ために使用する光重合開始剤について説明する。上記光
反応性官能基を有する結着樹脂で着色剤を被覆したトナ
ー粒子が光ラジカル重合性の場合、光重合開始剤として
は、光ラジカル重合開始剤を使用する。光ラジカル重合
開始剤としては、光照射によってラジカルを容易に発生
させる化合物であれば特に制限なく、例えば、アセトフ
ェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、p,p′
−ジメチルアミノアセトフェノン、ベンゾフェノン、2
−クロロベンゾフェノン、p,p′−ジクロロベンゾフ
ェノン、p,p′−ビスジエチルアミノベンゾフェノ
ン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイル、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾ
インプロピルエーテル、ベンゾイン−n−プロピルエー
テル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン−n
−ブチルエーテル、ベンゾインジメチルケタール、テト
ラメチルチウラムモノサルファイド、チオキサントン、
2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサント
ン、アゾイソブチロニトリル、ベンゾインパーオキサイ
ド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド等が挙げられ
る。また、これらの光重合開始剤は、必要に応じて任意
の比率で2種以上を用いても構わない。
着色剤を被覆したトナー粒子が光カチオン重合性の場
合、光重合開始剤としては、光カチオン重合開始剤を使
用する。光カチオン重合開始剤としては、光照射によっ
て酸を容易に発生させる化合物であれば特に制限なく、
例えば、スルホニウム塩、ヨードニウム塩、メタロセン
化合物、ベンゾイントシレート等が挙げられ、市販品と
しては、サイラキュアUVI−6970、UVI−69
74、UVI−6990(米国ユニオンカーバイド社
製)、イルガキュア264(チバスペシャルティケミカ
ルズ社製)、CIT−1682(日本曹達社製)等が挙
げられる。上記光重合開始剤の光硬化型液体現像剤中の
含有量は、0.1質量%以上が好ましく、また、10質
量%以下が好ましい。より好ましくは0.5質量%以上
であり、また5質量%以下である。
ために使用する荷電制御剤としては、ナフテン酸コバル
ト、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸鉄、ナフテン酸亜
鉛、オクチル酸コバルト、オクチル酸ニッケル、オクチ
ル酸亜鉛、ドデシル酸コバルト、ドデシル酸ニッケル、
ドデシル酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸コバルト等の金
属石鹸類、石油系スルホン酸金属塩、スルホコハク酸エ
ステルの金属塩等のスルホン酸金属塩類、レシチン、セ
ハリン等の燐脂質、t−ブチルサリチル酸金属錯体等の
サリチル酸金属塩類、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリ
アミド樹脂、スルホン酸含有樹脂、ヒドロキシ安息香酸
誘導体等が例示できる。
含有量は、荷電制御剤により帯電制御効果が異なるので
含有量の範囲は異なるが、0.001質量%以上が好ま
しく、また、0.5質量%以下が好ましい。荷電制御剤
の含有量が、0.001質量%未満であると、希望とす
る帯電制御効果が不充分となるおそれがあり、0.5%
を超えると、液体現像剤の過度な電導度の上昇を引き起
こすおそれがある。より好ましくは0.01質量%以上
であり、また、0.3質量%以下である。
ために、必要に応じて分散剤を使用してもよい。分散剤
としては、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性
剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、芳香環及
びヒドロキシカルボン酸由来のカルボキシル基によるエ
ポキシ基の開環構造を有する変性ノボラック樹脂及び/
又はグラフト共重合体(特開平9−302259号公
報)、ポリ(ヒドロキシカルボン酸エステル)やその末
端に塩基等の極性基を持つ分散剤、(ポリ)アミン化合
物のアミノ基及び/又はイミノ基にポリエステルが導入
された(ポリ)アミン誘導体等の顔料分散用樹脂等を使
用することができる。上記分散剤の使用量は、本発明に
より製造される光硬化型液体現像剤中の顔料に対して、
5.0〜50質量%が好ましい。より好ましくは、10
〜30質量%である。
ためには、分散剤等の助剤も使用できる。具体的は、パ
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピ
レンワックス、プロピレン共重合体等が例示できる。
の点から、体積抵抗率が1×109Ω・cm以上である
ことが好ましい。より好ましくは、1×1010Ω・cm
以上である。本発明の光硬化型液体現像剤は、上述した
ような各成分により構成されているので、複写機、プリ
ンター、ファクシミリ等の各種用途における電子写真又
は静電記録用の現像剤として好適に用いられることにな
る。
体現像剤を更に詳細に説明するが、本発明はその主旨を
逸脱しない限り以下の実施例に限定されるものでない。
なお、以下の記述中において「部」は「重量部」を示
す。
クリレート27.1部、アクリル酸6.1部、トルエン
120部、及び、開始剤として2,2′−アゾビスイソ
ブチロニトリル0.74部を混合し、窒素雰囲気下、8
0℃、8時間ラジカル連鎖重合を行った。得られたポリ
マーをアイソパーH(商品名、エクソン化学社製)に沈
殿させ、沈殿物を真空乾燥したものを結着樹脂Aとし
た。この結着樹脂Aは重量平均分子量58700、分散
度1.82、酸価49.4mgKOH/gであった。
リレート60部とを、トルエン100部中においてテト
ラ−n−ブチルアンモニウムブロマイドを触媒として、
更にハイドロキノンモノメチルエーテルを重合禁止剤と
して、90℃で、6時間反応させた。得られた反応物を
アイソパーHに沈殿させ、この沈殿物を真空乾燥したも
のを光反応性結着樹脂Aとした。光反応性結着樹脂Aの
酸価は14.0mgKOH/gであった。
A30部、モーガルL(商品名、カーボンブラック、キ
ャボット社製)15部、テトラヒドロフラン150部を
直径5mmのスチールビーズを用いて、ペイントシェイ
カーにより1時間混練したものを分散液Aとした。分散
液A52部にテトラヒドロフランを30部加えて希釈
し、この分散液に、アイソパーH85部に芳香族及びヒ
ドロキシカルボン酸由来のカルボキシル基によるエポキ
シ基の開環構造を有するノボラック樹脂0.4部を溶解
させたものを、ホモジナイザーを使用しながら滴下し
た。滴下終了後、ホモジナイザー使用下で減圧し、テト
ラヒドロフランを留去することで、トナー粒子を造粒さ
せた。最後に荷電制御剤としてオクトープZr(商品
名、オクチル酸ジルコニウム塩、ホープ製薬(株)製)
を0.15部、光重合開始剤としてベンゾフェノン2部
を外添し、これを光硬化型液体現像剤Aとした。
ラン150部を直径5mmのスチールビーズを用いて、
ペイントシェイカーにより1時間混練したものを分散液
Bとした。分散液B52部にテトラヒドロフランを30
部加えて希釈し、この分散液に、アイソパーH85部に
芳香族及びヒドロキシカルボン酸由来のカルボキシ基に
よるエポキシ基の開環構造を有するノボラック樹脂0.
4部を溶解させたものを、ホモジナイザーを使用しなが
ら滴下した。滴下終了後、ホモジナイザー使用下で減圧
し、テトラヒドロフランを留去することで、トナー粒子
を造粒させた。最後に荷電制御剤としてオクトープZr
を0.15部外添したものを液体現像剤Bとした。
来のカルボキシ基によるエポキシ基の開環構造を有する
ノボラック樹脂1.6部、アイソパーH78部を直径5
mmのスチールビーズを用いて、ペイントシェイカーに
より1時間混練したものを分散液Cとする。この分散液
C20部にトリメチロールプロパントリアクリレート8
部、ベンゾフェノン2部、アイソパーH70部、オクト
ープZrの0.15部を混合したものを液体現像剤Cと
した。
例2の各液体現像剤に関し、下記の評価試験を行なっ
た。その結果を表1に示した。 [ゼータ(ζ)電位]ゼータ電位はレーザ・ゼータ電位
計LEZA−600(大塚電子社製)を用いて測定し
た。 [体積抵抗率]体積抵抗率は、微少電流計R8340
(アドバンテスト社製)を用いて測定した。 [平均粒径]液体現像剤中のトナー粒子の平均粒径は、
遠心沈降式粒度分布計(堀場製作所社製)で測定した。
た。その結果を表2に示した。 現像条件:静電記録紙に−150V〜−500Vまでの
表面電荷で静電パターンを形成し、各液体現像剤を用
い、ローラー現像機により現像を行った。 定着条件:実施例1、比較例2の液体現像剤について
は、280W/cmの高圧水銀灯1灯を用いて、かつ、
コンベアスピード400mm/secでトナーを硬化さ
せた。比較例1の液体現像剤については、定着ローラー
直径約40mm、排紙速度400mm/sec、温度1
60℃で定着させた。
画像形成を行い、PPC用紙に出力して画像を目視にて
判断した。 [定着評価]消しゴムにより10回こすったものの濃度
変化を定着率として評価した。 (定着率)=(消しゴムでこすった後の紙面濃度)/
(消しゴムでこする前の紙面濃度)×100
ような構成であるので、光硬化性モノマー及び/又は光
硬化性オリゴマーが添加されている従来の光硬化型液体
現像剤では体積抵抗率の低下などにより、現像速度の高
速化に悪影響を及ぼすが、本発明の光硬化型液体現像剤
では体積抵抗率を低下させることなく、高速化に対応で
きる。また一般的に従来の光硬化型液体現像剤ではプロ
セス速度の高速化に伴い定着性は不利となるが、定着性
を損なうことなく、プロセス速度の高速化、を満足でき
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁性有機溶媒、トナー粒子、荷電制御
剤を少なくとも含有する光硬化型液体現像剤であって、
該トナー粒子は、光反応性官能基を有する結着樹脂で着
色剤が被覆されたものであり、該光硬化型液体現像剤
は、更に光重合開始剤が含有されてなるものであること
を特徴とする光硬化型液体現像剤。 - 【請求項2】 前記トナー粒子は、結着樹脂により着色
剤を被覆した後、後反応で結着樹脂に光反応性官能基を
導入したものであることを特徴とする請求項1記載の光
硬化型液体現像剤。 - 【請求項3】 前記光反応性官能基は、反応性ビニル基
又はエポキシ基であることを特徴とする請求項1又は2
記載の光硬化型液体現像剤。
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