JP2003241281A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2003241281A
JP2003241281A JP2002039927A JP2002039927A JP2003241281A JP 2003241281 A JP2003241281 A JP 2003241281A JP 2002039927 A JP2002039927 A JP 2002039927A JP 2002039927 A JP2002039927 A JP 2002039927A JP 2003241281 A JP2003241281 A JP 2003241281A
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surface portion
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Hiroki Sue
浩樹 末
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡面部の使用状態と自分撮影モードの設定が
連動していないと、自分撮影モードを設定せずに鏡面部
を用いて自分撮影が行われることによりピンボケが生じ
たり露出がアンダーになったりしてしまう。 【解決手段】 カメラ本体を保持した撮影者が自分を撮
影する際に撮影者自身を観察するために使用され、撮影
者操作に応じて使用状態と不使用状態とに切り換え可能
な鏡面部を有するとともに、撮影者が自分を撮影するた
めの撮影条件を設定する自分撮影モードの設定が可能な
カメラであって、鏡面部が使用状態にあるか否を検出す
る検出手段115と、この検出手段115により鏡面部
が使用状態にあると検出されたときに、自分撮影モード
を設定する制御手段101とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ本体を保持
した撮影者が自分を撮影するのに好適なカメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】撮影者が自分を撮影するときに使用する
カメラには、特開昭62−244027号公報に提案さ
れているカメラのようにレンズカバーにフレーミング用
鏡面を具備したものや、実開昭62−132529号公
報に提案されているカメラのようにファインダ光学系に
半透鏡を蒸着したレンズを配したものや、近接撮影用ア
ダプタ全面に凸面を向けたハーフミラーを備えたカメラ
等が提案されている。
【0003】また、特開平11−305293号公報に
おいて提案されているカメラでは、撮影者自身を撮影す
るのに適した撮影条件を設定する自分撮影モードを設定
可能である。具体的には、この自分撮影モードでは、撮
影レンズの焦点距離を広角側に変化させて、絞りを小絞
りに設定している。
【0004】上述したレンズカバーにフレーミング用鏡
面を具備したカメラや、ファインダ光学系に半透鏡を蒸
着したレンズを配したカメラにおいては、自分撮影モー
ドを設定するための設定手段を有していない。また、自
分撮影モードの設定が可能であるカメラにおいては、撮
影者が自分を撮影する際に撮影者自身を映し出すための
鏡面部を有するものがあるが、この鏡面部の使用状態と
自分撮影モードの設定状態とは無関係となっている。
【0005】さらに、ファインダ内に設けられた表示装
置やファインダの横に設けられたLEDなどを有するカ
メラでは、自分撮影モードを設定したとき、すなわち撮
影者自身を撮影するときでもファインダ内の表示装置は
所定情報を表示し、LEDは点滅又は点灯している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように自分撮影モードの設定が可能なカメラを用い
て撮影者が自分を撮影する場合、上述したように鏡面部
の使用状態と自分撮影モードの設定状態とは無関係であ
るため、自分撮影モードが設定されていなくても鏡面部
を使用(開閉又はポップアップ)して自分撮影を行うこ
とが可能である。このように自分撮影モードを設定せず
に鏡面部を用いて撮影を行う場合、至近距離での撮影に
よりピンボケが生じたり、ストロボ発光を行わないため
に露出がアンダーになったりするおそれがある。
【0007】また、カメラを保持した撮影者が自分撮影
モードにおいて写真撮影を行う場合、ファインダを覗く
ことがないにもかかわらず、ファインダ内に配置されて
いる液晶表示装置(LCD)やLED、ファインダ周辺
に配置されている表示用LEDなどは点灯(若しくは点
滅)しているため、無駄なエネルギを消費している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、カメ
ラ本体を保持した撮影者が自分を撮影する際に撮影者自
身を観察するために使用され、撮影者操作に応じて使用
状態と不使用状態とに切り換え可能な鏡面部を有すると
ともに、撮影者が自分を撮影するための撮影条件を設定
する自分撮影モードの設定が可能なカメラであって、鏡
面部が使用状態にあるか否を検出する検出手段と、この
検出手段により鏡面部が使用状態にあると検出されたと
きに、自分撮影モードを設定する制御手段とを有してい
る。
【0009】すなわち、鏡面部が不使用状態から使用状
態に切り換えられたことに連動して自動的に自分撮影モ
ードを設定するようにすることで、鏡面部を使用状態に
して自分撮影を行うにもかかわらず、設定されるべき自
分撮影モードの設定が行われないことによる弊害、例え
ば至近距離撮影によるピンボケやストロボ発光が行われ
ないことによる露出アンダーを防止することができるよ
うにしている。
【0010】また、本願第2の発明は、カメラ本体を保
持した撮影者が自分を撮影する際に撮影者自身を観察す
るために使用され、使用状態と不使用状態とに切り換え
可能な鏡面部と、この鏡面部を少なくとも不使用状態か
ら使用状態に切り換えるための切換機構とを有し、撮影
者が自分を撮影するための撮影条件を設定する自分撮影
モードの設定が可能なカメラであって、自分撮影モード
が設定されたか否かを検出し、自分撮影モードが設定さ
れたことを検出したときに切換機構を駆動して鏡面部を
不使用状態から使用状態とする制御手段を有している。
【0011】すなわち、自分撮影モードの設定に応じて
鏡面部を自動的に不使用状態から使用状態とすることに
より、鏡面部を使用状態とさせる操作を不要にしてカメ
ラ操作を容易にしている。
【0012】さらに、本願第3の発明は、カメラ本体を
保持した撮影者が自分を撮影する際に撮影者自身を観察
するために使用され、使用状態と不使用状態とに切り換
え可能な鏡面部と、カメラ本体の背面側に配置され、カ
メラ本体の背面側にいる撮影者に提示するための各種情
報を表示する表示手段とを有するカメラにおいて、鏡面
部が使用状態にあるか否かを検出する検出手段と、この
検出手段により鏡面部が使用状態にあると検出されたと
きに、表示手段の駆動を停止させる制御手段とを有して
いる。
【0013】すなわち、鏡面部を使用状態にして撮影者
が自分を撮影するときには、撮影者はカメラ本体の前面
側に位置しており、カメラ本体の背面に配置された表示
部を観察することはないため、鏡面部が使用状態にある
ときに表示部の駆動を停止(消灯)させることにより無
駄なエネルギ消費を抑えて省エネを図ることができるよ
うにしている。
【0014】また、本願第4の発明は、カメラ本体の背
面に配置され、カメラ本体の背面側にいる撮影者に提示
するための各種情報を表示する表示手段を有し、カメラ
本体を保持した撮影者が自分を撮影するための撮影条件
を設定する自分撮影モードの設定が可能なカメラにおい
て、自分撮影モードが設定されているか否かを判断し、
自分撮影モードが設定されているときに表示手段の駆動
を停止させる制御手段を有している。
【0015】すなわち、撮影者が自分を撮影する場合、
撮影者はカメラ本体の背面側に配置された表示部を観察
することはないため、自分撮影モードが設定されている
ときに表示部の駆動を停止(消灯)させることにより省
エネを図ることができるようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態であるカメラについて詳細に説明する。
【0017】図4は、自分撮影モードを具備したカメラ
の外観図である。
【0018】401はカメラ本体であり、402は撮影
レンズ、403はカメラのレリーズボタンであり、第一
ストロークまで押し込むとON状態となりAFや測光演
算などの撮影準備動作が開始され、第二ストロークまで
押し込むと撮影動作を行う。404は自分撮影モードを
設定する自分撮影モード設定スイッチである。405は
撮影者自身を投影する鏡面部であり、通常カメラ内に収
納若しくはカメラ外装に密着しており撮影の邪魔になら
ないようになっている。
【0019】図1は、本実施形態におけるカメラの回路
構成を示すブロック図である。同図において、101は
カメラの各種演算、シーケンス制御を行うマイクロコン
ピュータ(制御手段、以下マイコン)である。102は
シャッタ制御回路で、マイコン101の制御信号に基づ
いてシャッタ103の駆動制御を行う。
【0020】104は測光回路で、マイコン101の制
御信号に基づいて被写体輝度の測定を行い、この測定結
果をマイコン101に送る。そして、マイコン101
は、測光回路104の出力をA/D変換して露出条件
(絞り、シャッタ速度)の演算を行う。
【0021】105は測距回路であり、投光回路、受光
センサおよび測距演算回路で構成されている。投光回路
は、マイコン101からの制御信号を受けることにより
投光素子を所定光量、所定波長で発光させる。この投光
素子の光は被写体に照射され、被写体で反射された反射
光は多分割シリコン・フォトセル(SPC)又は半導体
位置検出素子(PSD)等で構成される受光センサ上に
結像する。測距演算回路は、受光センサからの出力を演
算し、この演算結果を被写体距離情報としてマイコン1
01に送る。
【0022】106は給送回路であり、マイコン101
の制御信号に基づいて不図示の給送モータを駆動するこ
とによりフィルム給送(巻き上げ、巻き戻し)を行う。
107はレンズ駆動回路であり、測距演算回路の演算結
果に基づくマイコン101からの制御信号に基づいてフ
ォーカスモータを駆動し、この駆動によりフォーカスレ
ンズを合焦位置まで移動させる。
【0023】108はマイコン101に接続した制限抵
抗で、後述する表示用LEDの電流を制限する。109
はAF表示用LED(表示手段)であり、マイコン10
1からの出力を受けて点灯等することにより、測距完了
や測距失敗を撮影者に知らせる。このAF表示用LED
109は、カメラ本体401のファインダの周囲に配置
されている。
【0024】110はマイコン101に接続した制限抵
抗で、後述する表示用LEDの電流を制限する。111
はLLT表示用LED(表示手段)であり、測光回路1
04の出力によりマイコン101が低輝度と判断したと
きに、マイコン101からの出力に基づいて点滅又は点
灯する。このLLT表示用LED111は、カメラ本体
401のファインダの周囲に配置されている。
【0025】112はSW1であり、カメラ本体401
に備え付けられたレリーズボタン403を第1ストロー
クまで押圧操作することによりON状態となるスイッチ
である。このSW1がON状態となることにより、AF
や測光動作などの撮影準備動作が開始される。
【0026】113はSW2であり、カメラ本体401
に備え付けられたレリーズボタン403を第2ストロー
クまで押圧操作することによりON状態となるスイッチ
である。このSW2がON状態となることで、シャッタ
が開閉動作して露光が行われる。
【0027】114(404)は自分撮影モードを設定
するために操作される自分撮影モード設定スイッチ(S
W3)であり、このスイッチ114がON状態となるこ
とで、マイコン101は自分撮影に適した撮影条件を設
定する。115は撮影者自身を映し出すための鏡面部4
05がカメラ本体401からポップアップしているか否
かを検出するための鏡面部検出スイッチ(SW4、検出
手段)である。
【0028】ここで、鏡面部405は、撮影者操作に応
じて、カメラ本体401に収納される収納位置とカメラ
本体401から突出する突出位置との間を移動可能であ
る。そして、鏡面部405が突出位置にあるときには、
撮影者はこの鏡面部405を介して自分を観察すること
ができる。なお、撮影者がファインダを覗いて通常の撮
影を行う場合、鏡面部405は撮影の邪魔にならないよ
うにカメラ本体401内に収納されている。
【0029】鏡面部検出スイッチ115がON状態にな
ると、マイコン101は鏡面部405が突出位置にある
ことを認識することにより自分撮影モードの設定を行
う。116はカメラ本体401のファインダ内に設けら
れた表示部(表示手段)であり、マイコン101からの
出力に基づいて所定の撮影情報を表示する。
【0030】次に、本実施形態のカメラにおける撮影動
作について図2を用いて説明する。この図2は、マイコ
ン101による制御シーケンスを中心とするフローであ
る。
【0031】まず、マイコン101は各種フラグ等の初
期化を行う(ステップ201)。そして、次のステップ
へ進み、鏡面部検出スイッチ115がON状態となって
いるか否かを判別する(ステップ202)。
【0032】ここで、鏡面部検出スイッチ115がON
状態であれば、撮影者が自分を撮影するための自分撮影
モードの設定を行う(ステップ203)。この自分撮影
モードの設定により、撮影者が自分を撮影する際に適し
た撮影条件が設定される。具体的には、上述したように
撮影レンズの焦点距離を広角側に変化させるとともに、
絞りを小絞りに設定する。
【0033】ステップ204においては、SW1がON
状態であるか否かを判別し、OFFであればこのステッ
プで待機する。そして、SW1がON状態になるとステ
ップ205へ進み、マイコン101はカメラの電源電圧
が以下の動作を行うのに十分な電圧か否かを判断(バッ
テリチェック)する。
【0034】ここで、電源電圧が十分な電圧でない場合
には、以下の動作を行うのに不充分であるとしてステッ
プ201に戻る。一方、電源電圧が十分である場合には
ステップ206に進む。
【0035】ステップ206においてマイコン101
は、投光回路に対して投光素子を所定光量および所定波
長で点灯させる指示を出し、投光素子の投光を開始させ
る。この投射光は被写体に投光され、上述したように受
光センサ上に結像される。受光センサは、測距演算回路
に対して結像位置に応じた信号を出力し、測距演算回路
で被写体距離情報に相当する信号に変換される。この変
換信号はマイコン101に出力され、マイコン101は
測距演算を行う。
【0036】ステップ207では測光回路104を駆動
して測光動作を行う。ステップ208では、測距回路1
05から得られた測距情報(ステップ206)に基づい
てレンズ駆動回路107を駆動することによりフォーカ
スレンズを光軸方向に移動させて焦点調節を行う。
【0037】ステップ209では、SW2がON状態で
あるか否かを判別し、OFF状態であるときにはこのス
テップで待機する。そして、SW2がON状態となると
ステップ210へ進み、シャッタ制御回路102を駆動
することによりシャッタ103を開閉動作させて露光動
作を行う。
【0038】ステップ211では、給送回路106を駆
動することによりフィルムを巻き上げて一連の動作を終
了する。
【0039】なお、本実施形態のカメラでは、鏡面部検
出スイッチ115がON状態となっているとき、つまり
鏡面部405がカメラ本体401から突出しているとき
に、自動的に自分撮影モードの設定を行うものである
が、自分撮影モードが設定されているときに鏡面部40
5を駆動機構等によりカメラ本体401から突出させる
ようにしてもよい。
【0040】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態であるカメラについて説明する。本実施形態のカメ
ラの構成は第1実施形態で説明したカメラの構成(図
1、図4)と同様である。
【0041】図3は、本実施形態におけるカメラの動作
を説明するフローチャートである。
【0042】ステップ301で各種フラグ等の初期化を
行い、ステップ302に進んで鏡面部検出スイッチ11
5がON状態になっているか否かを判別する。ここで、
鏡面部検出スイッチ115がON状態で有れば、ステッ
プ303に進んで撮影者が自分を撮影するための自分撮
影モードの設定を行う。一方、鏡面部検出スイッチ11
5がON状態でなければステップ305に進む。
【0043】ステップ304では、ファインダ周辺にレ
イアウトされたAF表示用LED109、LLT表示用
LED111、ファインダ内にレイアウトされた表示部
116の点灯フラグをクリアにする。このように自分撮
影モードが設定された場合、すなわち鏡面部405を用
いて撮影者が自分を撮影する場合、撮影者はカメラ本体
401背面に配置されたAF表示用LED109および
LLT表示用LED111の点灯状態やファインダ内の
表示部116の表示内容を観察することはない。このた
め、AF表示用LED109等の各種表示を消灯するこ
とにより、不要なエネルギ消費を防止することができ
る。
【0044】そして、ステップ305では、SW1がO
N状態であるか否かを判別し、OFF状態で有ればこの
ステップで待機する。そして、SW1がON状態になる
とステップ306に進み、マイコン101はカメラの電
源電圧が以下の動作を行うのに十分な電圧か否かを判断
(バッテリチェック)する。
【0045】ここで、電源電圧が十分な電圧でない場合
には、以下の動作を行うのに不充分であるとしてステッ
プ301に戻る。一方、電源電圧が十分である場合には
ステップ307に進む。
【0046】ステップ307においてマイコン101
は、投光回路に対して投光素子を所定光量および所定波
長で点灯させる指示を出し、投光素子の投光を開始させ
る。この投射光は被写体に投光され、上述したように受
光センサ上に結像される。受光センサは、測距演算回路
に対して結像位置に応じた信号を出力し、測距演算回路
で被写体距離情報に相当する信号に変換される。この変
換信号はマイコン101に出力され、マイコン101は
測距演算を行う。
【0047】ステップ308では測光回路104を駆動
して測光動作を行う。ステップ309では、測距回路1
05から得られた測距情報(ステップ307)に基づい
てレンズ駆動回路107を駆動することによりフォーカ
スレンズを光軸方向に移動させて焦点調節を行う。
【0048】ステップ310では、SW2がON状態で
あるか否かを判別し、OFF状態であるときにはこのス
テップで待機する。そして、SW2がON状態となると
ステップ311へ進み、シャッタ制御回路102を駆動
することによりシャッタ103を開閉動作させて露光動
作を行う。
【0049】ステップ312では、給送回路106を駆
動することによりフィルムを巻き上げて一連の動作を終
了する。
【0050】なお、本実施形態では、鏡面部検出スイッ
チ115がON状態となっているときに、自分撮影モー
ドの設定を行うとともに表示部116を消灯させている
が、鏡面部検出スイッチ115がON状態となっている
ときに表示部116を消灯させたり、自分撮影モードが
設定されているときに表示部116を消灯させたりして
もよい。
【0051】
【発明の効果】本願第1の発明によれば、鏡面部が不使
用状態から使用状態に切り換えられたことに連動して自
動的に自分撮影モードを設定するようにすることで、鏡
面部を使用状態にして自分撮影を行うにもかかわらず、
設定されるべき自分撮影モードの設定が行われないこと
による弊害、例えば至近距離撮影によるピンボケやスト
ロボ発光が行われないことによる露出アンダーを防止す
ることができる。
【0052】また、本願第2の発明によれば、自分撮影
モードの設定に応じて鏡面部を自動的に不使用状態から
使用状態することにより、鏡面部を使用状態とさせる操
作が不要になりカメラ操作が容易になる。
【0053】鏡面部を使用状態にして撮影者が自分を撮
影するときには、撮影者はカメラ本体の前面側に位置し
ており、カメラ本体の背面に配置された表示部を観察す
ることはないため、本願第3の発明のように、鏡面部が
使用状態にあるときに表示部の駆動を停止(消灯)させ
ることにより無駄なエネルギ消費を抑えて省エネを図る
ことができる。
【0054】また、撮影者が自分を撮影する場合、撮影
者はカメラ本体の背面側に配置された表示部を観察する
ことはないため、本願第4の発明のように自分撮影モー
ドが設定されているときに表示部の駆動を停止(消灯)
させることにより省エネを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるカメラの回路構
成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態におけるカメラ動作を示
すフローチャート。
【図3】本発明の第2実施形態におけるカメラ動作を示
すフローチャート。
【図4】本発明の第1実施形態におけるカメラの外観斜
視図。
【符号の説明】
101・・・マイクロコンピュータ 102・・・シャッタ制御回路 104・・・測光回路 105・・・測距回路 106・・・給送回路 107・・・レンズ駆動回路 114・・・SW3(自分撮影モード設定スイッチ) 115・・・SW4(鏡面部検出スイッチ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体を保持した撮影者が自分を撮
    影する際に撮影者自身を観察するために使用され、撮影
    者操作に応じて使用状態と不使用状態とに切り換え可能
    な鏡面部を有するとともに、 撮影者が自分を撮影するための撮影条件を設定する自分
    撮影モードの設定が可能なカメラであって、 前記鏡面部が使用状態にあるか否を検出する検出手段
    と、 この検出手段により前記鏡面部が使用状態にあると検出
    されたときに、前記自分撮影モードを設定する制御手段
    とを有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラ本体を保持した撮影者が自分を撮
    影する際に撮影者自身を観察するために使用され、使用
    状態と不使用状態とに切り換え可能な鏡面部と、 この鏡面部を少なくとも不使用状態から使用状態に切り
    換えるための切換機構とを有し、 撮影者が自分を撮影するための撮影条件を設定する自分
    撮影モードの設定が可能なカメラであって、 前記自分撮影モードが設定されたか否かを検出し、前記
    自分撮影モードが設定されたことを検出したときに前記
    切換機構を駆動して前記鏡面部を不使用状態から使用状
    態とする制御手段を有することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 カメラ本体を保持した撮影者が自分を撮
    影する際に撮影者自身を観察するために使用され、使用
    状態と不使用状態とに切り換え可能な鏡面部と、 前記カメラ本体の背面側に配置され、前記カメラ本体の
    背面側にいる撮影者に提示するための各種情報を表示す
    る表示手段とを有するカメラにおいて、 前記鏡面部が使用状態にあるか否かを検出する検出手段
    と、 この検出手段により前記鏡面部が使用状態にあると検出
    されたときに、前記表示手段の駆動を停止させる制御手
    段とを有することを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 前記鏡面部は、前記使用状態において前
    記カメラ本体から突出し、前記不使用状態において前記
    カメラ本体に収納されることを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 カメラ本体の背面に配置され、前記カメ
    ラ本体の背面側にいる撮影者に提示するための各種情報
    を表示する表示手段を有し、 前記カメラ本体を保持した撮影者が自分を撮影するため
    の撮影条件を設定する自分撮影モードの設定が可能なカ
    メラにおいて、 前記自分撮影モードが設定されているか否かを判断し、
    前記自分撮影モードが設定されているときに前記表示手
    段の駆動を停止させる制御手段を有することを特徴とす
    るカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005128403A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Pentax Corp 照明制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005128403A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Pentax Corp 照明制御装置

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