JP2003240617A - フローセンサの異常検出方法及び装置並びにフローセンサ式ガスメータ - Google Patents

フローセンサの異常検出方法及び装置並びにフローセンサ式ガスメータ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス流路中の水等の異物によるフローセンサ
の異常状態を検出することができるフローセンサの異常
検出方法及び装置並びにフローセンサ式ガスメータを提
供すること。 【解決手段】 フローセンサの異常検出装置は、ガスを
加熱するヒータ4と、温度センサ5,8,11,13と
を備えたフローセンサ1において、ヒータ4の加熱にか
かわらず温度センサ5,8,11,13の検出出力が変
化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に温度セン
サ5,8,11,13またはヒータ4に異物の接触また
は付着ありと判定する判定手段26からなり、異物が温
度センサまたはヒータに接触または付着した異常状態を
検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローセンサへの
異物の接触や付着によるフローセンサの異常状態を検出
するフローセンサの異常検出方法及び装置並びにこの異
常検出装置を備えたフローセンサ式ガスメータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】雨天時にガス配管工事などを行なったり
した場合、異物として水がガス配管中に混入してしまう
場合がある。ガス配管中に水が混入すると、配管が腐食
したり、燃焼機器が異常燃焼したりする不具合があっ
た。
【0003】従来、膜式メータにおいては、ガス配管中
に混入した水を検出することはできなかった。もし、ガ
ス配管中に混入した水を検出する必要がある場合は、専
用の水分検出器を用いて調査する必要があった。
【0004】また、LPガスの場合には、ガス流路中に
おいて再液化現象が発生することがあり、このような場
合に、電子化ガスメータにおいては、再液化したLPガ
スの液体が異物となって、正常なガス流量の計量ができ
なくなることがあった。
【0005】特に、フローセンサを用いたフローセンサ
式ガスメータにおいては、水を含む液体等の異物により
フローセンサが正常に機能しなくなり、正常なガス流量
の計量ができなくなることがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
した従来の問題点に鑑み、ガス流路中の水等の異物によ
るフローセンサの異常状態を検出することができるフロ
ーセンサの異常検出方法及び装置並びにフローセンサ式
ガスメータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、ガスを加熱するヒー
タと、温度センサとを備えたフローセンサにおいて、上
記ヒータの加熱にかかわらず上記温度センサの検出出力
が変化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に上記
温度センサまたは上記ヒータに異物の接触または付着あ
りと判定することを特徴とするフローセンサの異常検出
方法に存する。
【0008】請求項1記載の発明においては、ガスを加
熱するヒータと、温度センサとを備えたフローセンサに
おいて、ヒータの加熱にかかわらず温度センサの検出出
力が変化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に温
度センサまたはヒータに異物の接触または付着ありと判
定しているので、水、液体、比較的熱容量が高い物質ま
たは比較的熱伝導率が高い物質等の異物が、温度センサ
またはヒータに接触または付着した異常状態を検出する
ことができる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、前記温度センサは、前記ヒータに対し
て対称に所定の間隔を置いて配置された一対の温度セン
サであり、前記判定手段は、上記一対の温度センサの検
出出力の和が変化しないもしくは閾値より変化が少ない
場合に上記温度センサまたは前記ヒータに異物の接触ま
たは付着ありと判定することを特徴とする請求項1記載
のフローセンサの異常検出方法に存する。
【0010】請求項2記載の発明においては、温度セン
サは、ヒータに対して対称に所定の間隔を置いて配置さ
れた一対の温度センサであり、判定手段は、一対の温度
センサの検出出力の和が変化しないもしくは閾値より変
化が少ない場合に温度センサまたはヒータに異物の接触
または付着ありと判定するので、フローセンサの異常検
出の感度が向上する。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、前記一対の温度センサは、前記ヒータ
に対してガスの流れ方向に配置されていることを特徴と
する請求項2記載のフローセンサの異常検出方法に存す
る。
【0012】請求項3記載の発明においては、一対の温
度センサは、ヒータに対してガスの流れ方向に配置され
ている。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の発明は、前記一対の温度センサは、前記ヒータ
に対してガスの流れ方向と略直交方向に配置されている
ことを特徴とする請求項2記載のフローセンサの異常検
出方法に存する。
【0014】請求項4記載の発明においては、一対の温
度センサは、ヒータに対してガスの流れ方向と略直交方
向に配置されている。
【0015】請求項2から4記載の発明によれば、温度
センサが一対になっているので、検出感度が向上する。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の発明は、ガスを加熱するヒータと、温度センサ
とを備えたフローセンサ1において、上記ヒータの加熱
にかかわらず上記温度センサの検出出力が変化しないも
しくは閾値より変化が少ない場合に上記温度センサまた
はヒータに異物の接触または付着ありと判定する判定手
段からなることを特徴とするフローセンサの異常検出装
置に存する。
【0017】請求項5記載の発明においては、ガスを加
熱するヒータと、温度センサとを備えたフローセンサに
おいて、ヒータの加熱にかかわらず温度センサの検出出
力が変化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に温
度センサまたはヒータに異物の接触または付着ありと判
定する判定手段からなるので、水、液体、比較的熱容量
が高い物質または比較的熱伝導率が高い物質等の異物
が、温度センサまたはヒータに接触または付着した異常
状態を検出することができる。
【0018】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の発明は、前記温度センサは、前記ヒータに対し
て対称に所定の間隔を置いて配置された一対の温度セン
サであり、前記判定手段は、上記一対の温度センサの検
出出力の和が変化しないもしくは閾値より変化が少ない
場合に上記温度センサまたは前記ヒータに異物の接触ま
たは付着ありと判定することを特徴とする請求項5記載
のフローセンサの異常検出装置に存する。
【0019】請求項6記載の発明においては、温度セン
サは、ヒータに対して対称に所定の間隔を置いて配置さ
れた一対の温度センサであり、判定手段は、一対の温度
センサの検出出力の和が変化しないもしくは閾値より変
化が少ない場合に温度センサまたはヒータに異物の接触
または付着ありと判定する。
【0020】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載の発明は、前記一対の温度センサは、前記ヒータ
に対してガスの流れ方向に配置されていることを特徴と
する請求項5記載のフローセンサの異常検出装置に存す
る。
【0021】請求項7記載の発明においては、一対の温
度センサは、前記ヒータに対してガスの流れ方向に配置
されている。
【0022】上記課題を解決するためになされた請求項
8記載の発明は、前記一対の温度センサは、前記ヒータ
に対してガスの流れ方向と略直交方向に配置されている
ことを特徴とする請求項5記載のフローセンサの異常検
出装置に存する。
【0023】請求項8記載の発明においては、一対の温
度センサは、前記ヒータに対してガスの流れ方向と略直
交方向に配置されている。
【0024】請求項6から8記載の発明によれば、温度
センサが一対になっているので、検出感度が向上する。
【0025】上記課題を解決するためになされた請求項
9記載の発明は、請求項5から8のいずれか1項に記載
のフローセンサの異常検出装置を備えたことを特徴とす
るフローセンサ式ガスメータに存する。
【0026】請求項9記載の発明においては、請求項5
から8のいずれか1項に記載のフローセンサの異常検出
装置を備えているので、水、液体、比較的熱容量が高い
物質または比較的熱伝導率が高い物質等の異物によるフ
ローセンサの異常状態を検出することができる。
【0027】上記課題を解決するためになされた請求項
10記載の発明は、前記異常検出装置による異常検出を
警報する警報手段を含むことを特徴とする請求項9記載
のフローセンサ式ガスメータに存する。
【0028】請求項10記載の発明においては、異常検
出装置による異常検出を警報する警報手段を含むので、
異物によるフローセンサの異常状態を、使用者やガス事
業者に警報することができる。
【0029】上記課題を解決するためになされた請求項
11記載の発明は、前記異常検出装置による異常検出を
外部に通報する通報手段を含むことを特徴とする請求項
9記載のフローセンサ式ガスメータに存する。
【0030】請求項11記載の発明においては、常検出
装置による異常検出を外部に通報する通報手段を含むの
で、異物によるフローセンサの異常状態を、ガス管理セ
ンター等の外部に通報することができる。
【0031】上記課題を解決するためになされた請求項
12記載の発明は、前記異常検出装置による異常検出に
基づき、ガス流路を遮断する遮断手段を含むことを特徴
とする請求項9のフローセンサ式ガスメータに存する。
【0032】請求項12記載の発明においては、異常検
出装置による異常検出に基づき、ガス流路を遮断する遮
断手段を含むので、異物によるフローセンサの異常状態
の検出時にガス流路を遮断し、燃焼機器機における異常
燃焼を防止することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明のフローセンサの異常検出
方法を実施する異常検出装置を組み込んだフローセンサ
式ガスメータの実施の形態を示す構成図である。図1に
おいて、フローセンサ式ガスメータは、ガス流路中に配
置されたフローセンサ1と、差分検出回路21と、加算
器22と、スイッチ23,24と、A/Dコンバータ2
5と、判定手段としてのマイクロコンピュータ(以下、
マイコンという)26と、警報手段としての表示部27
と、メモリ28と、遮断弁29と、通報手段としての通
報部30と、ヒータ駆動回路31とを備えている。
【0035】フローセンサ1は、ガスを加熱するマイク
ロヒータ4と、マイクロヒータ4に対してガスの上流側
に配置され、ガスの温度を検出して温度検出信号を出力
する上流側温度センサとして働く上流側サーモパイル8
と、マイクロヒータ4に対してガスの下流側に配置さ
れ、ガスの温度を検出して温度検出信号を出力する下流
側温度センサとして働く下流側サーモパイル5と、マイ
クロヒータ4に対してガスの流れ方向と略直交方向に配
置され、ガスの温度を検出して温度検出信号を出力する
右側温度センサとして働く右側サーモパイル11と、マ
イクロヒータ4をはさんで右側サーモパイル11と対向
する側に、マイクロヒータ4に対してガスの流れ方向と
略直交方向に配置され、ガスの温度を検出して温度検出
信号を出力する左側温度センサとして働く左側サーモパ
イル13とを備えたマイクロフローセンサである。
【0036】差分検出回路21は、非反転入力端子にフ
ローセンサ1の上流側サーモパイル8が接続され、反転
入力端子にフローセンサ1の下流側サーモパイル5が接
続された差動アンプとして働くオペアンプ32からな
る。なお、上流側サーモパイル8と下流側サーモパイル
5は、それぞれの起電力の同一極性側がオペアンプ32
の非反転入力端子及び反転入力端子に接続される。
【0037】加算器22は、非反転入力端子にフローセ
ンサ1の右側サーモパイル11が接続され、反転入力端
子にフローセンサ1の左側サーモパイル13が接続され
たオペアンプ38からなる。なお、右側サーモパイル1
1と左側サーモパイル13は、それぞれの起電力の互い
に反対の極性側がオペアンプ37の非反転入力端子及び
反転入力端子に接続される。
【0038】スイッチ23は、リレースイッチや電子ス
イッチ等からなり、マイコン26からの制御信号によっ
て、一方がオンの時他方がオフとなるように制御され
る。
【0039】A/Dコンバータ25は、スイッチ23を
介して入力される差分検出回路21のオペアンプ32の
出力電圧、または、スイッチ24を介して入力される加
算器22の出力電圧をアナログ/デジタル変換する、た
とえば12ビットのA/Dコンバータである。
【0040】ヒータ駆動回路31は、そのベースに入力
されるマイコン26からの制御信号でオン、オフ制御さ
れるpnp型のスイッチングトランジスタ39からな
る。スイッチングトランジスタ39のエミッタは電源+
MHに接続され、コレクタはフローセンサ1のマイクロ
ヒータ4に接続されている。
【0041】図2及び図3は、図1のフローセンサ1の
構成図及び断面図である。図2において、フローセンサ
1は、Si基板2と、ダイアフラム3と、ダイアフラム
3上に形成された白金等からなるマイクロヒータ4と、
マイクロヒータ4の下流側に所定の間隔でダイアフラム
3上に形成された下流側サーモパイル5と、マイクロヒ
ータ4に図示しない電源から駆動電流を供給する電源端
子6A,6Bと、マイクロヒータ4の上流側に下流側サ
ーモパイル5と同一の所定間隔でダイアフラム3上に形
成された上流側サーモパイル8と、上流側サーモパイル
8から出力される第1温度検出信号を出力する第1出力
端子9A,9B、下流側サーモパイル5から出力される
第2温度検出信号を出力する第2出力端子7A,7B、
を備えている。
【0042】また、マイクロフローセンサ1は、マイク
ロヒータ4に対してガスの流れ方向(図3における矢印
Pから矢印Qへの方向)と略直交方向に所定の間隔で配
置され、ガスの物性値を検出し、右側温度検出信号を出
力する右側サーモパイル11と、この右側サーモパイル
11から出力される右側温度検出信号を出力する第3出
力端子12A,12Bと、マイクロヒータ4に対してガ
スの流れ方向と略直交方向に右側サーモパイル11と同
一の所定間隔で配置され、ガスの物性値を検出し、左側
温度検出信号を出力する左側サーモパイル13と、この
左側サーモパイル13から出力される左側温度検出信号
を出力する第4出力端子14A,14Bと、ガス温度を
得るための抵抗15,16と、この抵抗15,16から
のガス温度信号を出力する出力端子17A,17Bとを
備える。
【0043】上流側サーモパイル8、下流側サーモパイ
ル5、右側サーモパイル11及び左側サーモパイル13
は、熱電対から構成されている。この熱電対は、p++−
Si及びAlにより構成され、冷接点と温接点とを有
し、熱を検出し、冷接点と温接点との温度差から熱起電
力が発生することにより、温度検出信号を出力するよう
になっている。
【0044】また、図3に示すように、Si基板2に
は、ダイアフラム3が形成されており、このダイアフラ
ム3には、マイクロヒータ4、上流側サーモパイル8、
下流側サーモパイル5、右側サーモパイル11及び左側
サーモパイル13のそれぞれの温接点が形成されてい
る。
【0045】上述の構成において、図1に戻ってまず流
量計測について説明する。流量計測時、マイコン26
は、ヒータ駆動回路31のスイッチングトランジスタ3
9のベースにハイレベルの制御信号を供給してスイッチ
ングトランジスタ39をオフさせ、マイクロヒータ4を
ヒータオフ状態とする。
【0046】また、マイコン26は、スイッチ23をオ
ンかつスイッチ24をオフとなるように制御し、オペア
ンプ32より出力されるヒータオフ時の上流側サーモパ
イル8の温度検出信号E8off及び下流側サーモパイ
ル5の温度検出信号E5offの差分(E5off−E
8off)をスイッチ23、A/Dコンバータ25を介
してA/D変換したデジタルデータをサンプリングし
て、サンプリングデータVoff1(=E5off−E
8off)を得て、メモリ28に格納する。
【0047】次に、マイコン26は、スイッチ23をオ
フかつスイッチ24をオンとなるように切り換え、オペ
アンプ38より出力されるヒータオフ時の右側サーモパ
イル11の温度検出信号E11off及び左側サーモパ
イル13の温度検出信号E13offの第2の和(E1
1off+E13off)をスイッチ24、A/Dコン
バータ25を介してA/D変換したデジタルデータをサ
ンプリングして、サンプリングデータVoff2(=E
11off+E13off)を得て、メモリ28に格納
する。
【0048】次に、マイコン26は、ヒータ駆動回路3
1のスイッチングトランジスタ39のベースにローレベ
ルの制御信号を供給してスイッチングトランジスタ39
をオンさせ、マイクロヒータ4に駆動電流を供給し、ヒ
ータオン状態とし、ガス流路中のガスを加熱する。
【0049】また、マイコン26は、スイッチ23をオ
ンかつスイッチ24をオフとなるように制御し、オペア
ンプ32より出力されるヒータオン時の上流側サーモパ
イル8の温度検出信号E8on及び下流側サーモパイル
5の温度検出信号E5onの差分(E5on−E8o
n)をスイッチ23、A/Dコンバータ25を介してA
/D変換したデジタルデータをサンプリングし、サンプ
リングデータVon1(=E5on−E8on)を得
て、メモリ28に格納する。
【0050】次に、マイコン26は、スイッチ23をオ
フかつスイッチ24をオンとなるように切り換え、オペ
アンプ38より出力されるヒータオン時の右側サーモパ
イル11の温度検出信号E11on及び左側サーモパイ
ル13の温度検出信号E13onの第1の和(E11o
n+E13on)をスイッチ24、A/Dコンバータ2
5を介してA/D変換したデジタルデータをサンプリン
グして、サンプリングデータVon2(=E11on+
E13on)を得て、メモリ28に格納する。
【0051】次いで、マイコン26は、上述のようにし
て得られたデータVon1,Von2,Voff1およ
びVoff2をメモリ28から読み出し、下記の演算処
理を行って、ガスの流量値を算出する。 Vf={(Von1−Voff1)/(Von2−Vo
ff2)}×パラメータ ここで、パラメータは、ガス流路の断面積等で決まる係
数である。
【0052】次いで、マイコン26は、上述のようにし
て算出されたガス流量値を積算し、その積算値を、表示
部27に表示させ、メモり28に格納すると共に、通報
部30を介して外部(たとえば、ガス管理センター)に
通報する。
【0053】図4は、上述の通常の流量計測時の各セン
サ出力データと流量(ゼロから最大流量Qmaxまで)
の関係を示すグラフであり、図4(A)は、マイクロヒ
ータ4のオン時の上流側サーモパイル8の温度検出信号
E8on及び下流側サーモパイル5の温度検出信号E5
onの差分データVon1(=E5on−E8on)
と、マイクロヒータ4のオフ時の上流側サーモパイル8
の温度検出信号E8off及び下流側サーモパイル5の
温度検出信号E5offの差分データVoff1(=E
5off−E8off)と、(Von1−Voff1)
を示す。なお、計測バイアス値は、Von1,Voff
1および(Von1−Voff1)を正領域で扱うため
のバイアス値である(以下、同じ)。
【0054】また、図4(B)は、マイクロヒータ4の
オン時の右側サーモパイル11の温度検出信号E11o
n及び左側サーモパイル13の温度検出信号E13on
の第1の和データVon2(=E11on+E13o
n)と、マイクロヒータ4のオフ時の右側サーモパイル
11の温度検出信号E11off及び左側サーモパイル
13の温度検出信号E13offの第2の和データVo
ff2(=E11off+E13off)と、(Von
2−Voff2)を示す。
【0055】一方、マイコン26は、流量計測時に流量
異常を検知した場合は、遮断弁29を遮断させると共
に、異常警報を表示部27に表示させかつ通報部30を
介して外部(たとえば、ガス管理センター)に通報す
る。
【0056】次に、ガス流路中への異物の混入に起因す
るフローセンサの異常検出動作について説明する。ここ
では、異物としてたとえば水が混入した場合について説
明する。
【0057】まず、差分検出回路21のオペアンプ32
より出力される上流側サーモパイル8の温度検出信号及
び下流側サーモパイル5の温度検出信号の差分出力デー
タに注目すると、マイクロヒータ4のオン時でかつ流量
ゼロ時には、ガス配管中に水の混入がなければ、マイク
ロヒータ4からの熱が、ガスの熱拡散効果によって上流
側サーモパイル8と下流側サーモパイル5に同等に伝達
されるので、上流側サーモパイル8の温度検出信号E8
on及び下流側サーモパイル5の温度検出信号E5on
の差が出ず、図4(A)に示すように、Von1および
Voff1は共に計測バイアス値となり、(Von1−
Voff1)=0となる。
【0058】一方、ガス配管中に水の混入があった場
合、この水がガス流路中に配置されたマイクロフローセ
ンサ1のマイクロヒータ4に付着すると、マイクロヒー
タ4がオンしてもその熱が水に奪われるため、上流側サ
ーモパイル8及び下流側サーモパイル5の熱起電力はほ
とんど発生せず、温度検出信号E8onおよびE5on
がほぼゼロになる。すなわち、E8on≒0,E5on
≒0となり、したがって、図5(A)に示すように、ヒ
ータオン時のVon1は上昇せずに、Voff1と同様
に、流量ゼロから最大流量Qmaxまで計測バイアス値
となる。その結果、(Von1−Voff1)=0とな
る。
【0059】したがって、上流側サーモパイル8の温度
検出信号及び下流側サーモパイル5の温度検出信号の差
分出力データは、流量ゼロ時も水分混入時も共にゼロに
なるため、この差分出力データでは、流量ゼロなのか水
混入なのかを判別することができず、その結果、水の混
入を検出することができない。
【0060】一方、加算回路22のオペアンプ38より
センサ信号として出力される右側サーモパイル11の温
度検出信号及び左側サーモパイル13の温度検出信号の
加算出力に注目すると、ガス配管中に水の混入がない場
合、マイクロヒータ4のオン時には流量ゼロであって
も、マイクロヒータ4からの熱が、ガスの熱拡散効果に
よって右側サーモパイル11と左側サーモパイル13に
同等に伝達されるので、ヒータオン時の第1の和Von
2は、図4(B)に示すように、計測バイアス値以上の
何らかの値が生じる。その結果、流量ゼロから最大流量
Qmaxまで、(Von2−Voff2)は、ゼロ以上
の何らかの値となる(すなわち、Von2−Voff2
≠0)。
【0061】一方、ガス配管中に水の混入があった場
合、この水分がガス流路中に配置されたマイクロフロー
センサ1のマイクロヒータ4に付着すると、マイクロヒ
ータ4がオンしても、マイクロヒータ4の熱が、水に奪
われて右側サーモパイル11と左側サーモパイル13に
伝達されなくなるため、右側サーモパイル11と左側サ
ーモパイル13において熱起電力がほとんど発生せず、
温度検出信号E11onおよびE13onがほぼゼロに
なる。すなわち、E11on≒0,E13on≒0とな
り、したがって、図5(B)に示すように、ヒータオン
時の第1の和Von2は、ほぼ計測バイアス値となる。
その結果、流量ゼロから最大流量Qmaxまで、(Vo
n2−Voff2)≒0となる。
【0062】そこで、マイコン26は、センサ出力の判
別値(閾値)をゼロよりわずかに大きい値に予め設定
し、流量計測時、加算回路22のオペアンプ38より出
力される右側サーモパイル11の温度検出信号及び左側
サーモパイル13の温度検出信号の加算出力を監視し、
Von2が計測バイアス値以上になっており、したがっ
て(Von2−Voff2)が判別値以上の何らかの値
となっていれば(すなわち、Von2−Voff2≠
0)、マイクロヒータ4への水の付着なし(したがっ
て、水の混入なし)、と判定する。
【0063】一方、Von2が計測バイアス値になり、
したがって(Von2−Voff2)が判別値以下とな
っていれば(すなわち、Von2−Voff2≦判別
値)、マイコン26は、マイクロヒータ4への水の付着
あり(したがって、水の混入あり)、と判定する。
【0064】マイコン26は、上述のように水の混入あ
りと判定した場合、水混入警報を表示部27に表示させ
かつ通報部30を介して外部(たとえば、ガス管理セン
ター)に通報すると共に、遮断弁29を遮断させる。
【0065】次に、上述の流量計測装置の一連の動作を
図6に示すフローチャートで説明する。まず、マイコン
26は、流量計測のサンプリング時間になったか否かを
判定し(ステップS1)、その答がイエスならば、ヒー
タ4をオフとし、ヒータオフ時の差分検出回路21の出
力データVoff1および加算器22の出力データVo
ff2を計測する(ステップS2)。次いで、ヒータ4
をオンとし、ヒータオン時の差分検出回路21の出力デ
ータVon1および加算器22の出力データVon2を
計測する(ステップS3)。
【0066】次いで、マイコン26は、ヒータオン時及
びオフ時の差分検出回路21及び加算器22からの各出
力データVoff1,Voff2,Von1,Von2
に基づいて、流量値Vfを演算する(ステップS4)。
【0067】次いで、マイコン26は、ヒータオン時の
加算器22の出力データVon2を監視し、(Von2
−Voff2)≦判別値となっているか否かを判定する
(ステップS5)。その答がノーならば、マイコン26
は、水の混入なし(マイクロヒータ4への水の付着な
し)と判断し(ステップS6)、次にステップS1に戻
り、次のサンプリング時間の到来を待ち受ける。
【0068】一方、ステップS5の答がイエスならば、
マイコン26は、水の混入あり(マイクロヒータ4への
水の付着あり)と判断する(ステップS7)。
【0069】次いで、マイコン26は、表示器27に水
混入警報を表示させる(ステップS8)と共に通報部3
0を介して外部(たとえば、ガス管理センター)に通報
し(ステップS8)、次いで、流量計測を停止し(ステ
ップS9)、次いで、遮断弁30を遮断させる(ステッ
プS10)。
【0070】このようにして、従来のように特別に水分
検出装置等を用いることなく、ガス配管中に混入した水
を検出することができる。また、ガス配管中への水の混
入を、使用者やガス事業者に警報したり、ガス管理セン
ター等の外部に通報したり、ガス配管中への水の混入時
にガス流路を遮断して燃焼機器機における異常燃焼を防
止することができる。
【0071】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0072】たとえば、A/Dコンバータ25は、マイ
クロコンピュータ26に内蔵しても良い。
【0073】また、水混入の判定は、各サンプリング毎
のデータにて実施しても良くまたは、サンプリング毎で
はなく定期的(たとえば、1時間に1回)にマイコン2
6での水分混入判断ロジックを動作させて確認しても良
い。
【0074】また、マイコン26は、Von2−Vof
f2≦判別値)となっている場合に、水混入ありと判定
しているが、これに代えて、Von2の値が判別値以下
のほぼゼロ(すなわち、計測バイアス値を考慮に入れな
い場合の加算器22の出力)になっている場合に、水の
混入あり、と判定しても良い。
【0075】また、右側サーモパイル11の温度検出信
号または左側サーモパイル13の温度検出信号のどちら
か一方の温度検出信号のみを増幅して判別値と比較し、
水混入を判定するように構成しても良い。
【0076】また、上流側サーモパイル811の温度検
出信号または左側サーモパイル13の温度検出信号の和
信号またはどちらか一方の温度検出信号のみを増幅して
判別値と比較し、水混入を判定するように構成しても良
い。
【0077】また、他の実施例として、異物として、水
に限らず、再液化したLPガス等の液体や、金属片など
の熱容量の比較的大きい物質(たとえば、測定すべきガ
スの数倍の熱容量を有する物質)または熱伝導率の比較
的高い物質(たとえば、測定すべきガスの数倍の熱伝導
率を有する物質)がフローセンサ1のマイクロヒータ4
に接触または付着した場合に、異物の接触または付着あ
り(したがって、異物の混入有り)を判定するように構
成しても良い。
【0078】さらに他の実施例として、異物がフローセ
ンサ1のマイクロヒータ4ではなく温度センサのいずれ
かに接触または付着した場合に、異物の接触または付着
あり(したがって、異物の混入有り)を判定するように
構成しても良い。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、水、液
体、比較的熱容量が高い物質または比較的熱伝導率が高
い物質等の異物が、温度センサまたはヒータに接触また
は付着した異常状態を検出することができる。
【0080】請求項2、3、4記載の発明によれば、温
度センサが一対になっているので、フローセンサの異常
検出の感度が向上する。
【0081】請求項5記載の発明によれば、水、液体、
比較的熱容量が高い物質または比較的熱伝導率が高い物
質等の異物が温度センサまたはヒータに接触または付着
した異常状態を検出することができる。
【0082】請求項6から8記載の発明によれば、温度
センサが一対になっているので、検出感度が向上する。
【0083】請求項9記載の発明によれば、水、液体、
比較的熱容量が高い物質または比較的熱伝導率が高い物
質等の異物によるフローセンサの異常状態を検出するこ
とができる。
【0084】請求項10記載の発明によれば、異物によ
るフローセンサの異常状態を、使用者やガス事業者に警
報することができる。
【0085】請求項11記載の発明によれば、異物によ
るフローセンサの異常状態を、ガス管理センター等の外
部に通報することができる。
【0086】請求項12記載の発明によれば、異物によ
る異常状態の検出時にガス流路を遮断し、燃焼機器機に
おける異常燃焼を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローセンサの異常検出方法を実施す
る異常検出装置を組み込んだフローセンサ式ガスメータ
の実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1のフローセンサの構成図である。
【図3】図1のフローセンサの断面図である。
【図4】(A)および(B)は、図1における通常の流
量計測時の各センサ出力データと流量の関係を示すグラ
フである。
【図5】(A)および(B)は、図1における水混入時
の各センサ出力データと流量の関係を示すグラフであ
る。
【図6】図1の流量計測装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 フローセンサ 4 マイクロヒータ(ヒータ) 5 下流側サーモパイル(下流側温度センサ) 8 上流側サーモパイル(上流側温度センサ) 11 右側サーモパイル(右側温度センサ) 13 左側サーモパイル(左側温度センサ) 21 差分検出回路 22 加算器 26 マイコン(判定手段) 27 表示部(警報手段) 28 メモリ 29 遮断弁(遮断手段) 30 通報部(通報手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 鋭博 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 小林 賢知 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 瀬戸 実 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 酒井 克人 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CB01 CC13 CF05 CF11 2F035 EA05 EA08 EA09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを加熱するヒータと、温度センサと
    を備えたフローセンサにおいて、 上記ヒータの加熱にかかわらず上記温度センサの検出出
    力が変化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に上
    記温度センサまたは上記ヒータに異物の接触または付着
    ありと判定することを特徴とするフローセンサの異常検
    出方法。
  2. 【請求項2】 前記温度センサは、前記ヒータに対して
    対称に所定の間隔を置いて配置された一対の温度センサ
    であり、 前記判定手段は、上記一対の温度センサの検出出力の和
    が変化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に上記
    温度センサまたは前記ヒータに異物の接触または付着あ
    りと判定することを特徴とする請求項1記載のフローセ
    ンサの異常検出方法。
  3. 【請求項3】 前記一対の温度センサは、前記ヒータに
    対してガスの流れ方向に配置されていることを特徴とす
    る請求項2記載のフローセンサの異常検出方法。
  4. 【請求項4】 前記一対の温度センサは、前記ヒータに
    対してガスの流れ方向と略直交方向に配置されているこ
    とを特徴とする請求項2記載のフローセンサの異常検出
    方法。
  5. 【請求項5】 ガスを加熱するヒータと、温度センサと
    を備えたフローセンサにおいて、 上記ヒータの加熱にかかわらず上記温度センサの検出出
    力が変化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に上
    記温度センサまたはヒータに異物の接触または付着あり
    と判定する判定手段からなることを特徴とするフローセ
    ンサの異常検出装置。
  6. 【請求項6】 前記温度センサは、前記ヒータに対して
    対称に所定の間隔を置いて配置された一対の温度センサ
    であり判定手段は、一対の温度センサの検出出力の和が
    変化しないもしくは閾値より変化が少ない場合に温度セ
    ンサまたはヒータに異物の接触または付着ありと判定す
    ることを特徴とする請求項5記載のフローセンサの異常
    検出装置。
  7. 【請求項7】 前記一対の温度センサは、前記ヒータに
    対してガスの流れ方向に配置されていることを特徴とす
    る請求項5記載のフローセンサの異常検出装置。
  8. 【請求項8】 前記一対の温度センサは、前記ヒータに
    対してガスの流れ方向と略直交方向に配置されているこ
    とを特徴とする請求項5記載のフローセンサの異常検出
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項5から8のいずれか1項に記載の
    フローセンサの異常検出装置を備えたことを特徴とする
    フローセンサ式ガスメータ。
  10. 【請求項10】 前記異常検出装置による異常検出を警
    報する警報手段を含むことを特徴とする請求項9記載の
    のフローセンサ式ガスメータ。
  11. 【請求項11】 前記異常検出装置による異常検出を外
    部に通報する通報手段を含むことを特徴とする請求項9
    記載のフローセンサ式ガスメータ。
  12. 【請求項12】 前記異常検出装置による異常検出に基
    づき、ガス流路を遮断する遮断手段を含むことを特徴と
    する請求項9のフローセンサ式ガスメータ。
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