JP2003237936A - クリーンチャンバー開口部の遮断装置 - Google Patents

クリーンチャンバー開口部の遮断装置

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JP2003237936A JP2002037560A JP2002037560A JP2003237936A JP 2003237936 A JP2003237936 A JP 2003237936A JP 2002037560 A JP2002037560 A JP 2002037560A JP 2002037560 A JP2002037560 A JP 2002037560A JP 2003237936 A JP2003237936 A JP 2003237936A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無菌充填稼働を停止中に、クリーンチャン
バー内で発生した殺菌剤のミスト、ガスを完全に遮断可
能で、常時無菌空気を送り続ける必要のないクリーンチ
ャンバー開口部の遮断装置を提供すること。 【解決手段】 飲料の容器への無菌充填等無菌処理する
ための各装置を収納するとともに、無菌状態を維持する
クリーンチャンバー開口部の遮断装置であって、容器器
を搬入及び搬出する開口部と、シャッタ板をスライドさ
せて開口部を遮断するスライドシャッター手段と、容器
受け渡し手段とを有するクリーンチャンバ開口部の遮断
装置において、容器受け渡し手段は、容器把持手段と、
容器把持手段の開閉手段を具え、前記容器把持手段は、
折り畳み可能に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料を無菌充填等
の無菌処理を実施するための各装置を外部から遮蔽した
クリーンチャンバーに関し、特に設備停止時における容
器を搬入、搬出する開口部の遮断装置に関する。
【従来の技術】PETびん等のプラスチック容器に天然
水、お茶等の飲料を常温で充填するとき、充填環境を無
菌状態にするため、容器を遮蔽した小部屋に搬入し、外
気より高い圧力の無菌の空気を導入した小部屋の中で容
器を殺菌し、充填機、キャッパも無菌状態になるように
洗浄して充填・密封して、飲料の長期保存を可能にして
いる。 飲料の充填稼働中は無菌空気を回流、補給を続
けるのは当然であるが、稼働停止中にまで無菌空気を送
り続けるのは無駄なので、小部屋を完全に遮蔽すること
が望まれる。従来は、容器把持搬送スターホイールに容
器無しの状態でシャッタを設けるのが通例であったが、
これは構造的に完全な遮蔽は不可能なので、常時無菌空
気を送り続ける必要があった。
【0002】特開平11−240599号に開示された
クリーンルーム開口部の遮蔽装置は、次の容器位置を規
制する搬送手段であるスターホイールに受け渡すため
の、容器を搬送するコンベアと容器を一定ピッチに割り
出すスクリュとで構成するコンベア・スクリュ搬送機構
を分割可能、分割後隙間形成可能にしてこの隙間に遮断
板を差し込んでルーム内外を遮断するものである。しか
し、スクリュを分割することは、容器割り出しのための
スクリュねじを元どおりに合わせる必要があることと、
容器を送るときにスクリュに曲げ力が働くので、スクリ
ュの耐曲げ強度を保つことが困難であり、この従来の遮
蔽装置の提案にはスクリュは分割せずに遮断板にスクリ
ュの外径に合わせた凹部を設けたものも同時に開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クリーンチャンバー内
は、飲料の充填稼働中は無菌空気を回流し、補給して若
干のエア圧をかけて無菌状態を維持しているが、稼働停
止中にまで無菌空気を送り続けるのは無駄であり、小部
屋を完全に遮蔽したいところであるが、従来の容器の連
続搬送手段にはシャッタを通す隙間を設けることができ
ず、完全な遮蔽は困難であった。特開平11−2405
99号に開示されたクリーンルーム開口部の遮蔽装置の
例は、スクリュを分割してシャッタが出入りする隙間を
設けるようになっているが、スクリュねじを分割すると
スクリュの耐曲げ強度を保つことが困難であり、また、
スクリュの被駆動側に駆動力を伝える継ぎ合わせ構造が
難しくなるので、同じ提案項目中にスクリュは分割せず
に遮断板にスクリュの外径に合わせた凹部を設けたもの
も同時に開示されているが、これは完全にクリーンルー
ムを密閉することができない。本発明は、無菌充填稼働
を停止中に、クリーンチャンバー内で発生した殺菌剤の
ミスト、ガスを完全に遮断可能で、常時無菌空気を送り
続ける必要のないクリーンチャンバー開口部の遮蔽手段
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題に対し本発明
は、 (1)飲料の容器への無菌充填等無菌処理するための各
装置を収納するとともに、無菌状態を維持するクリーン
チャンバー開口部の遮断装置であって、容器を搬入及び
搬出する開口部と、シャッタ板をスライドさせて前記開
口部を遮断するスライドシャッター手段と、容器を受け
渡す容器受け渡し手段とを有するクリーンチャンバ開口
部の遮断装置において、前記容器受け渡し手段は、容器
を把持可能な容器把持手段と、同容器把持手段を開閉さ
せる開閉手段を具え、容器把持手段は、折り畳み可能に
構成されているクリーンチャンバー開口部の遮断装置に
より課題の解決を図る。このクリーンチャンバー開口部
の遮断装置は、設備の稼働停止時に、前記容器受け渡し
手段が具える容器把持手段を折り畳んで前記スライドシ
ャッター手段のシャッター板が通過可能な隙間をつくっ
た後、前記シャッター板で開口部を遮断し、前記開口部
から異物、小動物等が侵入することを防ぎ、クリーンチ
ャンバー内の殺菌剤水溶液のミストやガス等の放出を抑
制することができる。
【0005】(2) (1)項のクリーンチャンバ開口
部の遮断装置において、容器受け渡し手段は、複数の折
り畳み可能な容器把持手段を具えるロータリ式とした。 (3)上記(2)項のクリーンチャンバー開口部の遮断
装置において、容器把持手段の折り畳み機構は、前記ロ
ータリー式の容器受け渡し手段の回転軸と共通の中心線
上に設けられ固定部材に取付けられたシリンダ・ピスト
ン機構と、同シリンダ・ピストン機構の作動ロッドに回
転自在継ぎ手を介して結合され前記容器受け渡し手段の
回転軸に外嵌し回転方向は該回転軸に拘束され同回転軸
に沿って上下動可能な外筒と、同外筒に放射状に固設さ
れピン孔が明けられた固定レバーと、前記回転軸に一体
の水平円盤の周囲にピンで回転可能に取付けられている
複数の容器把持手段と、前記外筒の固定レバーと容器把
持手段とをピン結合するリンクバーとで構成され、前記
シリンダ・ピストン機構の上下作動により、前記外筒と
前記リンクバーを介して複数の容器把持手段が一斉に回
転移動するようにした。
【0006】(4)また、上記(1)項乃至(3)項の
クリンーンチャンバ開口部の遮断装置において、前記開
閉手段は、容器を把持可能な容器把持手段に設けられた
ローラと、同ローラに係合して同容器把持手段を開閉さ
せるカムを備えて、容器を掴むように容器把持手段を開
閉作動させることとした。 (5) さらに、上記(4)項のクリーンチャンバー開
口部の遮断装置において、前記カムは、固定部材と分離
した別体のカム板で構成され、同カム板には、固定部材
に取付けたシリンダ・ピストン機構の作動ロッドを結合
し、カム板をローラに当接しない位置に移動可能にし
て、容器把持手段を回転移動時と作動位置へ復帰のとき
に、前記カム板と前記ローラとが干渉しないようにした
ものは、容器把持手段の折り畳みと復帰の動作をスムー
ズにさせる好適な手段である。 (6)そして、また、上記(1)項乃至(5)項のクリ
ーンチャンバ開口部の遮断装置において、容器把持手段
は、容器の首部を把持するネックグリッパとした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図に基づいて
説明する。この実施形態はPETびん等のプラスチック
容器に天然水、お茶等の飲料を常温で充填する設備の稼
動停止時に、クリーンチャンバーの容器出入り口開口部
を遮断する装置である。図1は図示せぬ殺菌機、洗浄
機、充填機、キャッパ等を内部に配置したクリーンチャ
ンバーの入り口側開口部付近の容器搬送機器と開口部遮
断手段のレイアウトを示す概略平面図、図2はクリーン
チャンバー出口側開口部付近の容器搬送機器と開口部遮
断手段のレイアウトを示す概略平面図、図3は図1、図
2の開口部遮断手段を示す側面断面図、図4は図3の開
口部遮断手段のネックグリッパの折り畳み機構の詳細を
示す側面断面図、図5は図4のA−A断面で示すネック
グリッパの折り畳み機構の平面図、図6は図4のB矢印
方向から見たネックグリッパの下面図である。
【0008】図において、1は空容器を供給するコンベ
ア、2は容器の間隔を転送ホイール3の容器保持ピッチ
に割り出して転送ホイール3へ送り込む割り出しスクリ
ュである。4はクリーンチャンバー8の前室、5はロー
タリー式開口部容器受け渡し手段(以後、容器受け渡し
手段という。)、6は容器転送ホイール である。容器
受け渡し手段5と、容器転送ホイール6の間の容器受け
渡し手段5寄りにクリーンチャンバー8の入り口側開口
部4aが明けられ、この開口部4aにスライドシャッタ
ー手段7が取付けられている。9はクリーンチャンバー
8の後室、9aはクリーンチャンバー8の出口側開口
部、11は飲料を充填済み容器の送り出しコンベアであ
り、12はキャッパを示している。無菌充填設備稼動中
は、空容器15はクリーンチャンバー8内において、殺
菌、洗浄処理及び無菌充填がなされる。クリーンチャン
バー8内を無菌に保つため、クリーンチャンバー8は若
干の正圧が掛けられて外気の進入を防ぎ、クリーンチャ
ンバー8内のエアは回流し、清浄エアを補給して清浄、
無菌に保たれる。
【0009】無菌充填設備停止中に作動するクリーンチ
ャンバー開口部4a(9a)の遮断装置は、スライドシ
ャッター手段7と、容器受け渡し手段5とにより構成さ
れている。スライドシャッター手段7は、開口部4a
(9a)に取付けられたシャッタガイド17によりガイ
ドされたシャッタ板16が前室4(又は後室9)の固定
部材に反ロッド側が取付けられた圧縮エアで作動するシ
リンダ・ピストン機構18(ロッド側はシャッタ板16
に固定された座19にピンで連結されている。)に駆動
されて上下方向へスライドさせて遮断するようになって
いる。図示していないが、シャッタガイド17の溝底周
辺に適当なパッキンを貼り付けることにより、完全な密
閉が可能である。シャッタ板16を水平方向(左右方
向)に作動する様にしてもよい。
【0010】ネックグリッパユニット20はネックグリ
ッパ本体22と、ネックグリッパ本体22に一対のピン
23、23でピン止めされて互いに反対方向に回転可能
なネックホルダ21A、ネックホルダ21Bと、ネック
ホルダ21Aに固設されたレバー24と、レバー24の
端に取付けられたローラ25と、ネックホルダ21Aと
ネックホルダ21Bが容器15をグリップするように予
圧している圧縮ばね26とによりなる。設備稼動中は、
このネックグリッパユニット20は水平に保たれ、固定
部材40の支持台40aに設けられたカム板47によ
り、ネックホルダ21に取付けたローラ25を押してネ
ックホルダ21(ネックホルダ21A、ネックホルダ2
1B)を、図6に2点鎖線で示したように、開いて容器
首部を受け取り、逆にカム板47のプロフィルがローラ
25から離れることにより容器首部を掴むように作動す
る。容器受け渡し手段5に設けたネックグリッパユニッ
ト20から空の容器15を受け取る転送ホイール6側の
ネックグリッパ55(図示せぬ回転軸と一体の水平円盤
58に放射状に複数個、固定されている。)も同様な構
造を有するものであり(図3に示す)、空の容器15を
受け取るときはネックホルダ55aを開いて容器15を
受け入れ、容器受け渡し手段5のネックグリッパユニッ
ト20のネックホルダ21が開くと同時に転送ホイール
6側のネックホルダ55aが、ローラ25を介し、(固
定部材57に取付けた)カム56の作用により閉じて容
器15を受け取る仕掛けになっている。
【0011】無菌充填設備が停止中に、容器受け渡し手
段5の放射状に設けられた多数の容器把持用のネックグ
リッパユニット20の折り畳み機構の構成を説明する。
ネックグリッパユニット20の折り畳み機構は、容器受
け渡し手段5の回転軸35と共通の中心線上に設けられ
固定部材、例えばクリーンチャンバー8の天壁8aに取
付けられた空圧シリンダ・ピストン機構43と、同シリ
ンダ・ピストン機構43の作動ロッド43aに螺合する
軸継ぎ手44とボールベアリング45と継ぎ手軸46と
からなる回転自在継ぎ手と、回転軸35に外嵌し、回転
方向はキー37により拘束され回転軸35に沿って上下
動可能な外筒36と、継ぎ手軸46と結合する外筒36
の蓋39と、外筒36に放射状に固設されたネックグリ
ッパユニット20と同数のピン孔が明けられた固定レバ
ー36bと、回転軸35に一体の水平円盤35aの周囲
に取付けられた支持台27と、支持台27にピン29で
上方向に回転可能に取付けられている多数のネックグリ
ッパ本体22と、外筒36の固定レバー36bとネック
グリッパ本体22を突出レバー22aにおいてピン42
とピン31とで結合するリンクバー28とで構成されて
いる。22aはネックグリッパ本体22に一体的に形成
されたストッパで、ネックグリッパ本体22の水平位置
を決めている。
【0012】図3に示したように、シリンダ・ピストン
機構43の作動により外筒36が上昇することにより、
リンクバー28を介して多数のネックグリッパユニット
20が2点鎖線の状態から実線の位置へピン29を中心
にして時計方向へ一斉に上方に回転移動しながら折り畳
み状態となる。また、容器受け渡し手段5においては、
ローラ25を介してネックホルダ21A、21Bが容器
15の首部を掴むように開閉作動させるカム板47を、
固定部材40の支持台40aに取付けたシリンダ・ピス
トン機構48の作動ロッド48aに連結プレート47a
を介して結合し、図5に2点鎖線で示した位置から実線
で示した位置にカム板47を円滑に移動させてローラ2
5と当たらないようにすることができる。このようにし
て、ネックグリッパユニット20を上方に回転移動する
時と、水平位置への復帰のときに、カム板47とローラ
25とが干渉しないようにしている。51は連結プレー
ト47aの移動を円滑にする摺動案内板である。回転軸
35は下部において駆動軸38に固定されている。駆動
軸38は固定部材40にボールベアリング41と一対の
ボールベアリング52を介して回転自在に支えられ、設
備が稼働中には、容器受け渡し手段5から転送ホイール
6(3)へ、又は、転送ホイール3から容器受け渡し手
段5へ、容器15の受け渡しができるように、容器受け
渡し手段5と隣接する転送ホイール6(3)とは同期回
転駆動される。
【0013】無菌充填設備稼動中は、開口部4aが容器
受け渡し場所となっており、容器受渡し手段5が上流側
の転送ホイール3から空の容器15を受け取り、開口部
4aで下流側の転送ホイール6へ空の容器15を受け渡
す。クリーンチャンバー8の後室9側においては、実入
り容器(15’とする)が転送ホイール3から容器受け
渡し手段5へ受け渡される。この実入り容器15’を受
け取るときは容器受け渡し手段5のネックグリッパユニ
ット20のネックホルダ21を開いて容器15’を受け
入れ、転送ホイール3側のネックホルダが開くと同時
に、容器受け渡し手段5のネックグリッパユニット20
のネックホルダ21を閉じて容器15’を受け取るよう
にする。
【0014】このクリーンチャンバー8の開口部4a
(後室9のときは9a)の遮断装置の作用は、設備の稼
働停止時に、容器受け渡し手段5のネックグリッパユニ
ット20を折り畳んでスライドシャッター手段7のシャ
ッター板16が通過可能な隙間をつくった後、シャッタ
ー板16で開口部4a(9a)を遮断し、開口部4a
(9a)から異物、小動物等が侵入することを防ぎ、ク
リーンチャンバー8内の殺菌剤水溶液のミストやガスの
放出を抑制するようにしたものである。
【0015】
【発明の効果】本発明のクリーンチャンバー開口部の遮
断装置は、容器受け渡し手段が具える容器把持手段を折
り畳み可能とし、容器把持手段を折り畳むことによりス
ライドシャッター手段のシャッタ板が通過できる隙間を
作り、シャッタ板をスライドさせてクリーンチャンバー
の開口部を隙間なく確実に遮断することができる。それ
によって、開口部から異物、小動物等が侵入することを
防ぎ、前記チャンバー内の殺菌剤水溶液のミストやガス
の放出を抑制することが可能となり、クリーンチャンバ
ー内に正圧を掛ける必要もない。また、容器把持手段を
開閉させる開閉手段を、容器把持手段の開閉作動ローラ
と、それを作動するカム板で構成したものにあっては、
カム板が水平方向への移動が不可能、即ち固定部材に固
定されている場合は、装置が停止しているとき、たまた
ま受け渡し位置で止まっている容器把持手段を折り畳む
と、開閉作動ローラは押し力を受けたまま転がらずに滑
ってカム板から外れたり、次に容器把持手段を元の位置
に戻すときには開閉作動ローラがカム板に干渉して戻せ
なくなるが、本発明ではカム板を開閉作動ローラに当ら
ぬ位置に移動可能にしたので、開閉作動ローラとカム板
の干渉を避けることができ、容器把持手段の折り畳みと
復帰が極めて円滑且つ容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るクリーンチャンバー入
り口側開口部付近の容器搬送機器と開口部遮断手段のレ
イアウトを示す概略平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るクリーンチャンバー出
口側開口部付近の容器搬送機器と開口部遮断手段のレイ
アウトを示す概略平面図である。
【図3】図1、図2の開口部遮断手段を示す側面断面図
である。
【図4】図3の開口部遮断手段のネックグリッパの折り
畳み機構の詳細を示す側面断面図である。
【図5】図4のA−A断面で示すネックグリッパの折り
畳み機構の平面図である。
【図6】図4のB矢印方向から見たネックグリッパの下
面図である。
【符号の説明】
4 クリーンチャンバーの前室 4a 開口部 5 ロータリー式開口部容器受け渡し手段 6 容器転送ホイール 7 スライドシャッター手段 8 クリーンチャンバー 9 クリーンチャンバー後室 9a 開口部 15 空容器 15′ 実入り容器 16 シャッタ板 20 ネックグリッパユニット 21 ネックホルダ 22 ネックグリッパ本体 22b ストッパ 23 ピン 25 ローラ 26 圧縮ばね 27 支持台 28 リンクバー 29 ピン 35 回転軸 36 外筒 37 キー 38 駆動軸 39 上蓋 40 固定部材 40a 支持台 43 空圧シリンダ・ピストン 44 軸継ぎ手 45 ボールベアリング 46 継ぎ手軸 47 カム板 48 空圧シリンダ・ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E079 AB01 BB05 FF03 FF16 GG01 GG02 3F044 AA07 AB10 AB11 BB02 CC01 CC12 3F072 AA08 GD00 GF01 KC01 KC09 KC10 KE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料の容器への無菌充填等無菌処理をす
    るための各装置を収納するとともに、無菌状態を維持す
    るクリーンチャンバー開口部の遮断装置であって、容器
    を搬入及び搬出する開口部と、シャッタ板をスライドさ
    せて前記開口部を遮断するスライドシャッター手段と、
    容器を受け渡す容器受け渡し手段とを有するクリーンチ
    ャンバ開口部の遮断装置において、前記容器受け渡し手
    段は、容器を把持可能な容器把持手段と、同容器把持手
    段を開閉させる開閉手段とを具え、前記容器把持手段
    は、折り畳み可能に構成されていることを特徴とするク
    リーンチャンバー開口部の遮断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するクリーンチャンバー
    開口部の遮断装置において、前記容器受け渡し手段は、
    複数の折り畳み可能な容器把持手段を具えるロータリ式
    であることを特徴とするクリーンチャンバー開口部の遮
    断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載するクリーンチャンバー
    開口部の遮断装置において、前記容器把持手段の折り畳
    み機構は、前記ロータリー式の容器受け渡し手段の回転
    軸と共通の中心線上に設けられ固定部材に取付けられた
    シリンダ・ピストン機構と、同シリンダ・ピストン機構
    の作動ロッドに回転自在継ぎ手を介して結合され前記容
    器受け渡し手段の回転軸に外嵌し回転方向は該回転軸に
    拘束され同回転軸に沿って上下動可能な外筒と、同外筒
    に放射状に固設されピン孔が明けられた固定レバーと、
    前記回転軸に一体の水平円盤の周囲にピンで回転可能に
    取付けられている複数の容器把持手段と、前記外筒の固
    定レバーと容器把持手段とをピン結合するリンクバーと
    で構成され、前記シリンダ・ピストン機構の上下作動に
    より、前記外筒と前記リンクバーを介して複数の容器把
    持手段が一斉に回転移動するようにしたことを特徴とす
    るクリーンチャンバー開口部の遮断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載するクリーンチャ
    ンバー開口部の遮断装置において、前記開閉手段は、容
    器を把持可能な容器把持手段に設けられたローラと、同
    ローラに係合して同容器把持手段を開閉させるカムを備
    えて、容器を掴むように容器把持手段を開閉作動させる
    ことを特徴とするクリーンチャンバー開口部の遮断装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載するクリーンチャンバー
    開口部の遮断装置において、前記カムは、固定部材と分
    離した別体のカム板で構成され、同カム板には、固定部
    材に取付けたシリンダ・ピストン機構の作動ロッドを結
    合し、カム板をローラに当接しない位置に移動可能にし
    て、容器把持手段を回転移動時と作動位置へ復帰のとき
    に、前記カム板と前記ローラとが干渉しないようにした
    ことを特徴とするクリーンチャンバー開口部の遮断装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載するクリーンチャ
    ンバー開口部の遮断装置において、前記容器把持手段
    は、容器の首部を把持するネックグリッパであることを
    特徴とするクリーンチャンバー開口部の遮断装置。
JP2002037560A 2002-02-15 2002-02-15 クリーンチャンバー開口部の遮断装置 Expired - Lifetime JP4073216B2 (ja)

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