JP2003237604A - 車両用操舵装置 - Google Patents

車両用操舵装置

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steering
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賢二 小河
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    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、通常のパワーステアリングと比較して
多くのエネルギーを消費するという課題があった。 【解決手段】 検出されたハンドル角に基づいて目標車
輪舵角を生成する目標車輪舵角生成手段13と、検出さ
れた車輪舵角と目標車輪舵角とが一致するように操舵車
輪7a、7bの車輪舵角を制御する車輪舵角制御手段1
4と、前記ハンドル角に基づいて目標反力を生成する目
標反力生成手段15と、反力トルクと目標反力とが一致
するように反力制御機構8を駆動してハンドル1に生じ
る反力トルクを制御する第1の反力トルク制御手段16
と、反力トルクと目標反力とが一致するように前記車輪
舵角制御手段の出力を補償する第2の反力トルク制御手
段17と、制限値に基づいて前記第1の反力トルク制御
手段の出力に制限を加える反力制御制限手段18と、前
記制限値を設定する制限範囲設定手段19等を備えた。 【効果】 エネルギーの消費を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の操舵装置
に関し、例えば、運転者のハンドル操作量を補償するた
めの自動操舵を実施したり、自動運転のための操舵を実
施する場合に必要な副操舵機構を備える操舵装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】車両においては、従来より、例えば操舵
特性、即ちハンドル操作量に対する実際の車体進行方向
の変化が最適になるように、補助的に車輪の向きを自動
制御したり、あるいは車両の走行位置が所定の車線内を
維持するようにドライバに代わって自動的に操舵系を駆
動制御することが提案されている。
【0003】この種の車輪舵角制御を実施するために、
我々は、図11に示すような車両用操舵装置を出願(特
願2001-353130)した。
【0004】従来の車両用操舵装置について図面を参照
しながら説明する。図11は、従来の車両用操舵装置の
構成を示す図である。
【0005】図11において、1は運転者が操舵するハ
ンドル、2は第1の遊星ギア機構である。この第1の遊
星ギア機構2は、ハンドル1が接続されているサンギア
201と、キャリア203により支持されているプラネ
タリギア202a、202bと、リングギア204と、
リングギア204を回転させるためのウオームホイール
205とより構成されている。
【0006】また、同図において、3は第2の遊星ギア
機構である。この第2の遊星ギア機構は、サンギア30
1と、キャリア303により支持されているプラネタリ
ギア302a、302bと、固定されたリングギア30
4とより構成されている。また、4は第1の遊星ギア機
構2のキャリア203と、第2の遊星ギア機構3のキャ
リア303を接続するシャフトである。ここで、第1の
遊星ギア機構2、又は第1の遊星ギア機構2と第2の遊
星ギア機構3を併せたものが、ハンドル1の回転角に補
助舵角を機械的に加算することができる副操舵機構とな
る。
【0007】また、同図において、5はラックアンドピ
ニオン方式の操舵機構である。この操舵機構5は、ラッ
クアンドピニオン501と、車輪舵角制御用アクチュエ
ータとして用いる電気モータ901によりピニオン50
1を回転させるための逆転可能なウオームホイール50
2とより構成されている。6a及び6bはナックルアー
ムであり、7a及び7bは操舵車輪である。
【0008】また、同図において、8は副操舵機構とし
て動作する第1の遊星ギア機構2に駆動トルクを与える
ことにより、ハンドル1に反力トルクを与えるための反
力制御機構である。この反力制御機構8は、第1の遊星
ギア機構2に駆動トルクを与える反力用モータ801
と、第1の遊星ギア機構2のウオームホイール205に
噛み合うウオームギア802とより構成される。ここ
で、ウオームホイール205からウオームギア802へ
は、回転できない、即ちセルフロックが掛かるように構
成されている。
【0009】また、同図において、9は操舵機構5を駆
動する車輪舵角制御機構である。この車輪舵角制御機構
9は、電気モータ901と、操舵機構5のウオームホー
ル502と噛み合うウオームギア902とより構成され
る。ただし、ウオームホイール502とウオームギア9
01の組み合わせは、ウオームホール502側からでも
回転が可能、即ち、逆転可能な構成である。
【0010】また、同図において、10はハンドル1に
生じている反力トルクを検出するための反力トルク検出
手段、11は操舵車輪7a及び7bの車輪舵角を検出す
るための車輪舵角検出手段、12はハンドル1の操舵角
を検出するハンドル操舵角検出手段である。
【0011】また、同図において、13は目標車輪舵角
生成手段である。この目標車輪舵角生成手段13は、例
えばハンドル操舵角検出手段12の出力1201や、他
システム(例えば、車線維持装置)からの操舵要求2
0、車両状態信号(例えば、車速、ヨーレートなど)2
1等から、必要な車輪舵角を計算し目標車輪舵角130
1を生成するものである。
【0012】また、同図において、14は車輪舵角制御
手段である。この車輪舵角制御手段14は、目標車輪舵
角1301と車輪舵角検出手段11の出力1101が等
しくなるよう、車輪舵角制御用電気モータ901を駆動
して操舵車輪7a及び7bの車輪舵角を制御するもので
ある。
【0013】また、同図において、15はハンドル1を
介して運転者に与える反力トルク目標値を設定する目標
反力生成手段である。この目標反力生成手段15は、例
えばハンドル操舵角検出手段12の出力1201や、車
両状態信号(例えば、車速、ヨーレートなど)21等か
ら、適当な反力を計算し目標反力トルク1501を生成
するものである。
【0014】さらに、同図において、16は反力トルク
制御手段である。この反力トルク制御手段16は、目標
反力トルク1501と反力トルク検出手段10の出力1
001が等しくなるよう、反力用電気モータ801を駆
動してハンドル1に生じる反力トルクを制御するもので
ある。
【0015】以上説明したように、本従来例では、運転
者が操舵するハンドル1の操舵や、他システムからの信
号等により適切な車輪舵角を計算して、車輪舵角を制御
し、同時に適切な操舵反力を計算して、ハンドル反力が
ハンドル1に生じるよう制御している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明した副操舵機構を備えた装置で、車輪舵角とハンドル
反力とを独立して制御すると、図2に示すように、車輪
舵角制御用電気モータ(車輪舵角制御機構)9まわりの
釣合より、車輪舵角制御用電気モータ9は、操舵車輪に
生じるセルフアライメントトルク(路面反力)Taと、
反力用電気モータ8より副操舵機構(遊星ギア機構)2
及び3により分配されるトルクTbを賄う駆動トルク
(Ta+Tb)が必要となる。
【0017】一方、反力用電気モータ(反力制御機構)
8まわりの釣合より、反力用電気モータ8は、ハンドル
1に生じさせる反力トルクTcと、副操舵機構2及び3
により分配されるTbを賄う駆動トルク(Tb+Tc)
が必要となる。
【0018】従って、通常のパワーステアリングと比較
して多くのエネルギーを消費するという問題点があっ
た。なお、以上の説明は簡略化のため、遊星ギア機構
2、3のギア比や、操舵機構5のギア比等を1本のステ
アリング軸上に換算して示している。
【0019】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、副操舵機構を備えた装置で、車輪
舵角とハンドル反力とを独立して制御し、エネルギー消
費を低減することができる車両用操舵装置を得ることを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用操
舵装置は、運転者が操舵するハンドルと、前記ハンドル
の回転角に補助舵角を機械的に加算する副操舵機構と、
操舵車輪を操舵する操舵機構と、前記副操舵機構に駆動
トルクを付勢することにより前記ハンドルに反力トルク
を与える反力制御機構と、前記操舵機構を駆動する車輪
舵角制御機構と、前記ハンドルに生じている反力トルク
を検出する反力トルク検出手段と、前記操舵車輪の車輪
舵角を検出する車輪舵角検出手段と、前記ハンドルを操
舵したときのハンドル角を検出するハンドル操舵角検出
手段と、前記ハンドル操舵角検出手段により検出された
ハンドル角に基づいて目標車輪舵角を生成する目標車輪
舵角生成手段と、前記車輪舵角検出手段により検出され
た車輪舵角と前記目標車輪舵角生成手段により生成され
た目標車輪舵角とが一致するように、前記車輪舵角制御
機構を駆動して前記操舵車輪の車輪舵角を制御する車輪
舵角制御手段と、前記ハンドル操舵角検出手段により検
出されたハンドル角に基づいて目標反力を生成する目標
反力生成手段と、前記反力トルク検出手段により検出さ
れた反力トルクと前記目標反力生成手段により生成され
た目標反力とが一致するように、前記反力制御機構を駆
動して前記ハンドルに生じる反力トルクを制御する第1
の反力トルク制御手段と、前記反力トルク検出手段によ
り検出された反力トルクと前記目標反力生成手段により
生成された目標反力とが一致するように、前記車輪舵角
制御手段の出力を補償する第2の反力トルク制御手段
と、制限値に基づいて前記第1の反力トルク制御手段の
出力に制限を加える反力制御制限手段と、前記反力制御
制限手段で用いる前記制限値を設定する制限範囲設定手
段とを備えたものである。
【0021】また、この発明に係る車両用操舵装置は、
前記制限範囲設定手段が、前記車輪舵角検出手段により
検出された車輪舵角と前記目標車輪舵角生成手段により
生成された目標車輪舵角の偏差に基づいて前記制限値を
設定するものである。
【0022】また、この発明に係る車両用操舵装置は、
前記制限範囲設定手段が、前記車輪舵角検出手段により
検出された車輪舵角と前記目標車輪舵角生成手段により
生成された目標車輪舵角の偏差が第1の所定値以下、前
記目標車輪舵角の1次微分値が第2の所定値以下、前記
車輪舵角の1次微分値が第3の所定値以下、かつ前記ハ
ンドル操舵角検出手段により検出されたハンドル角の1
次微分値が第4の所定値以下の条件を満足した場合は、
所定のパターンに従って前記制限値を斬減し、前記条件
を満足しない場合には、前記第1の反力トルク制御手段
の出力を制限しないような制限値にするものである。
【0023】さらに、この発明に係る車両用操舵装置
は、前記制限範囲設定手段が、前記ハンドル操舵角検出
手段により検出されたハンドル角と前記目標車輪舵角と
の関係が1:1の条件を満足している場合には、前記第
1の反力トルク制御手段による反力制御ができないよう
な制限値を出力するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る車両用操舵装置について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る車
両用操舵装置の構成を示す図である。なお、各図中、同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0025】図1において、ハンドル1、第1の遊星ギ
ア機構2、第2の遊星ギア機構3、第1の遊星ギア機構
2と第2の遊星ギア機構3を接続するシャフト4、操舵
機構5、ナックルアーム6a、6b、操舵車輪7a、7
b、反力制御機構8、車輪舵角制御機構9、反力トルク
検出手段10、車輪舵角検出手段11、ハンドル操舵角
検出手段12、目標車輪舵角生成手段13、車輪舵角制
御手段14、目標反力生成手段15、他システムからの
操舵要求20、及び車両状態信号21は、従来例と同一
であり、説明を省略する。
【0026】また、同図において、16は第1の反力ト
ルク制御手段である。この第1の反力トルク制御手段1
6は、目標反力トルク1501と反力トルク検出手段1
0の出力1001が等しくなるよう、後述する反力制御
制限手段を介して、反力用電気モータ801を駆動して
ハンドル1に生じる反力トルクを制御する。
【0027】また、同図において、17は第2の反力ト
ルク制御手段である。この第2の反力トルク制御手段1
7は、目標反力トルク1501と反力トルク検出手段1
0の出力1001が等しくなるよう、車輪舵角制御手段
14の制御出力1401を補償する。
【0028】さらに、同図において、18は反力制御制
限手段である。この反力制御制限手段18は、第1の反
力トルク制御手段16の出力に制限を加えて出力する。
また、19は制限範囲設定手段である。この制限範囲設
定手段19は、反力制御制限手段18の制限範囲を設定
する。
【0029】つぎに、この実施の形態1に係る車両用操
舵装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0030】図2及び図3は、この発明の実施の形態1
に係る車両用操舵装置の副操舵機構を用いて反力制御を
行っている時のトルクの釣合を説明するための図であ
る。また、図4は、この発明の実施の形態1に係る車両
用操舵装置の動作を示すタイミングチャートである。
【0031】この図4は、車両走行中にハンドル1を操
舵した後、保舵しているときの状態を示している。
【0032】図4のa部において、反力制御制限手段1
8を介した第1の反力トルク制御手段16の制御出力
が、制限範囲設定手段19による制限値(破線)より小
さい。従って、ハンドル1に生じている反力トルクの制
御が、第1の反力トルク制御手段16により制御されて
おり、第2の反力トルク制御手段17による車輪舵角制
御手段14の制御信号に対する補償制御出力が0である
ことを示している。
【0033】即ち、第1の反力トルク制御手段16は、
目標反力生成手段15からの目標反力1501と、反力
トルク検出手段10からの反力トルク信号1001の偏
差が0となるよう制御しているので、第2の反力トルク
制御手段17からの補償制御出力が0になる。
【0034】つまり、図2に示しているように、車輪舵
角制御用モータ901は、Ta+Tb相当の駆動出力、
反力用モータ801には、Tb+Tc相当の駆動出力が
要求される訳である。
【0035】図4のb部は、制限範囲設定手段19によ
り、反力制御制限手段18に与える制限値(破線)を徐
々に減らしていった時の状況を示している。この制限値
が、第1の反力トルク制御手段16による制御出力より
大きい場合は前述した通りであるが、制限値が第1の反
力トルク制御手段16の制御出力より小さくなると、第
1の反力トルク制御手段16だけでは、反力制御が成立
しなくなる。
【0036】即ち、目標反力生成手段15からの目標反
力1501と、反力トルク検出手段10からの反力トル
ク信号1001との間に偏差が生じるわけである。従っ
て、第2の反力トルク制御手段17は、この偏差が0と
なるよう、車輪舵角制御手段14の制御出力を補償する
動作を行う。
【0037】ここで、車輪舵角制御手段14は、従来例
で説明したように、目標車輪舵角1301と車輪舵角検
出手段11の出力1101が等しくなるよう、車輪舵角
制御用電気モータ901を駆動して操舵車輪7a及び7
bの車輪舵角を制御している。従って、この車輪舵角制
御用電気モータ901は、操舵車輪7a及び7bにより
生じているセルフアライメントトルクの全てに見合うト
ルクを発生している。
【0038】即ち、車輪舵角制御用電気モータ901に
印加している駆動トルクを減らすことにより、セルフア
ライメントトルクを、ハンドル反力として利用できるわ
けである。従って、目標反力生成手段15からの目標反
力1501と、反力トルク検出手段10からの反力トル
ク信号1001の偏差が0となるよう、車輪舵角制御手
段14の制御出力1401から、第2の反力トルク制御
手段17の出力を減算することにより、結果として、ハ
ンドル1にセルフアライメントトルクの一部を印加する
こととなり、反力制御が成立する。
【0039】図4のc部は、制限範囲設定手段19によ
る制限値を0にした状態を示している。この状態では、
もはや第1の反力トルク制御手段16による反力用電気
モータ8の駆動はできず、車輪舵角制御用電気モータ9
のみで反力を制御していることになる。
【0040】従って、ハンドル1に生じている反力は、
図3に示したように、全てセルフアライメントトルクか
ら生成されていることになるので、車輪舵角制御用電気
モータ9に必要なトルクが、Ta+TbからTa−Tc
へ、反力用電気モータ8に必要なトルクが、Tb+Tc
から0となるので、エネルギー消費が少なくなるわけで
ある。
【0041】すなわち、制限範囲設定手段19により設
定された制限範囲に基づいて、反力制御制限手段18
が、第1の反力トルク制御手段16の制御出力を制限す
るので、目標反力に制御するために必要な反力用モータ
8の駆動トルクが不足することになる。その時、目標反
力に対して不足する反力トルクを操舵車輪7a、7bの
セルフアライメントトルクから得るよう、第2の反力ト
ルク制御手段17が、車輪舵角制御用モータ9の駆動ト
ルクを減ずる様に補償制御するように構成したので、エ
ネルギー消費の低減ができる。
【0042】次に、制限範囲設定手段による制限値の設
定の方法、すなわち第1の方法、第2の方法、及び第3
の方法について順々に説明する。
【0043】図5は、車両用操舵装置の制限範囲設定手
段19による制限値の設定の第1の方法について説明す
るための図である。また、図6は、制限範囲テーブルを
示す図である。
【0044】この第1の方法は、目標車輪舵角1301
と車輪舵角1101の偏差より制限値を設定する方法で
ある。
【0045】図5において、車輪舵角制御手段14は、
目標車輪舵角1301と、車輪舵角検出手段11の出力
1101との偏差1401が0となるよう、PID制御
器などの制御器1402により、車輪舵角制御用モータ
901を制御するように構成されている。
【0046】従って、目標車輪舵角1301が変化して
いるときや、外乱などにより車輪舵角検出手段11の出
力1101が変化した時は、偏差1401が大きくな
り、逆に変化が無く定常状態に近いときには、偏差14
01が0に近くなる。
【0047】この第1の方法は、この性質を利用したも
のである。制限範囲設定手段19では、偏差1401と
同じ値である偏差の絶対値1901より、図6に示すよ
うな制限範囲テーブル1902を参照することにより、
制限値の絶対値1903を出力するものである。
【0048】即ち、偏差1901が大きい場合は、制限
値1903が大きく設定されるため、反力制御が次のよ
うに行なわれる。第1の反力トルク制御手段16は、目
標反力値1501と反力トルク検出手段10の出力値1
001との偏差1601が0となるよう、PID制御器
のような制御器1602により、反力用モータ801を
駆動制御する。
【0049】この時、第1の反力トルク制御手段16に
より反力が制御されているので、第2の反力トルク制御
手段17における、目標反力値1501と出力1001
との偏差1701が0となっている。従って、PID制
御器のような制御器1702の出力も0となるため、車
輪舵角制御手段14の制御出力1403への補償制御出
力1703が0となり、車輪舵角制御への第2の反力ト
ルク制御手段17の影響が抑止される。
【0050】偏差1901が小さくなると、先に説明し
た制限値1903が小さくなるので、第1の反力トルク
制御手段16のみでは反力制御が成立しなくなる。
【0051】即ち、第2の反力トルク制御手段17にお
ける、目標反力値1501と、反力トルク検出手段10
の出力1001との偏差1701の絶対値が大きくな
り、制御器1702による車輪舵角制御用モータ901
への駆動トルクを減らす補償制御量1703が生じ、反
力トルク制御が成立する。
【0052】最終的に、偏差1901が0になると、反
力制御制限手段18により、第1の反力トルク制御手段
16による反力用モータ801への駆動が遮断され、第
2の反力トルク制御手段17による車輪舵角制御用モー
タ901への補償制御のみで、反力制御を行うため、図
3に示すような状態となるため、エネルギー消費が低減
される。
【0053】図7は、車両用操舵装置の制限範囲設定手
段19による制限値の設定の第2の方法について説明す
るための図である。また、図8は、第2の方法の条件判
定手段の動作を示す図である。
【0054】この第2の方法では、制限範囲設定手段1
9は、図8に示したように、目標車輪舵角1301と車
輪舵角1101の偏差が第1の所定値以下、目標操車輪
舵角1301の1次微分値が第2の所定値以下、車輪舵
角1101の1次微分値が第3の所定値以下、かつハン
ドル角1201の1次微分値が第4の所定値以下の条件
を満足した時点(i)、即ち、条件判定手段1904の
判定値が偽から真に変わった時点(i)より、所定のパ
ターンptnに従って制限値1903を斬減する。条件
が再度、偽となる時点(ii)で、制限値1903は大
きくなる。なお、制限範囲設定手段19は、前記条件を
満足しない場合には、第1の反力トルク制御手段16の
出力1603を制限しないような大きな制限値1903
にする。
【0055】目標車輪舵角1301と車輪舵角1101
の偏差が第1の所定値以下の条件は、上述したように、
車輪舵角の制御を優先させるためであり、制限範囲設定
手段19による制限値1903を大きくする条件であ
る。
【0056】また、目標操車輪舵角1301の1次微分
値が第2の所定値以下と、車輪舵角1101の1次微分
値が第3の所定値以下と、ハンドル角1201の1次微
分値が第4の所定値以下の条件は、運転者がハンドル1
を動かしている時や、他システムからの操舵要求20等
により操舵車輪7a及び7bが動かされている時に、運
転者の操舵フィーリング確保を優先するために、反力制
御を第1の反力トルク制御手段16により行わせる条件
である。
【0057】即ち、操舵車輪7a及び7bの車輪舵角を
変化させるため、車輪舵角制御手段14により車輪舵角
制御用モータ901を制御するが、同じ車輪舵角制御用
モータ901を用いる第2の反力トルク制御手段17に
より反力トルクを制御しようとすると、2つの制御が干
渉するためである。従って、以上の条件を課すことによ
り、第2の反力トルク制御手段17による反力制御を、
保舵時などの定常状態に限定し、定常状態におけるエネ
ルギー消費を低減させる。
【0058】図9は、車両用操舵装置の制限範囲設定手
段19による制限値の設定の第3の方法について説明す
るための図である。また、図10は、第3の方法の条件
判定手段の動作を示す図である。
【0059】この第3の方法は、上記の第2の方法に、
ハンドル1のハンドル角1201と目標車輪舵角130
1との関係が1:1であることを示す信号1906と、
制限値1903を強制的に0にする切替スイッチ190
5が加えられている。
【0060】即ち、図10の時点(iii)に示すよ
う、信号1906の状態によりハンドル角1201と目
標車輪舵角1301の比率が1:1の場合は、制限範囲
設定手段19による制限値1903を0にすることで、
反力制御の全てを第2の反力トルク制御手段17により
行うものである。
【0061】本実施例に用いている副操舵機構2及び3
では、反力用モータ801への制御出力を0にすると、
ハンドル1と操舵機構5が1:1に機構的に対応するこ
とになる。従って、車輪舵角制御手段14に依らなくと
もハンドル1の操舵に応じて、操舵車輪7a及び7bに
車輪舵角を与えることができる。従って、第2の反力ト
ルク制御手段17のみで、通常の電気モータアシストパ
ワーステアリング相当の制御、即ち常時、図3で示した
ものとなり、消費エネルギーの低減ができる。
【0062】なお、上記説明は、遊星ギア機構を2つ組
み合わせて副操舵機構を構成した機構を例として説明し
たが、本発明はこの副操舵機構の構成に捕らわれるもの
ではなく、機構的に2つの回転角を加算できる全ての副
操舵機構に対して適応することが可能である。
【0063】
【発明の効果】この発明に係る車両用操舵装置は、以上
説明したとおり、運転者が操舵するハンドルと、前記ハ
ンドルの回転角に補助舵角を機械的に加算する副操舵機
構と、操舵車輪を操舵する操舵機構と、前記副操舵機構
に駆動トルクを付勢することにより前記ハンドルに反力
トルクを与える反力制御機構と、前記操舵機構を駆動す
る車輪舵角制御機構と、前記ハンドルに生じている反力
トルクを検出する反力トルク検出手段と、前記操舵車輪
の車輪舵角を検出する車輪舵角検出手段と、前記ハンド
ルを操舵したときのハンドル角を検出するハンドル操舵
角検出手段と、前記ハンドル操舵角検出手段により検出
されたハンドル角に基づいて目標車輪舵角を生成する目
標車輪舵角生成手段と、前記車輪舵角検出手段により検
出された車輪舵角と前記目標車輪舵角生成手段により生
成された目標車輪舵角とが一致するように、前記車輪舵
角制御機構を駆動して前記操舵車輪の車輪舵角を制御す
る車輪舵角制御手段と、前記ハンドル操舵角検出手段に
より検出されたハンドル角に基づいて目標反力を生成す
る目標反力生成手段と、前記反力トルク検出手段により
検出された反力トルクと前記目標反力生成手段により生
成された目標反力とが一致するように、前記反力制御機
構を駆動して前記ハンドルに生じる反力トルクを制御す
る第1の反力トルク制御手段と、前記反力トルク検出手
段により検出された反力トルクと前記目標反力生成手段
により生成された目標反力とが一致するように、前記車
輪舵角制御手段の出力を補償する第2の反力トルク制御
手段と、制限値に基づいて前記第1の反力トルク制御手
段の出力に制限を加える反力制御制限手段と、前記反力
制御制限手段で用いる前記制限値を設定する制限範囲設
定手段とを備えたので、エネルギーの消費を低減するこ
とができるという効果を奏する。
【0064】また、この発明に係る車両用操舵装置は、
以上説明したとおり、前記制限範囲設定手段が、前記車
輪舵角検出手段により検出された車輪舵角と前記目標車
輪舵角生成手段により生成された目標車輪舵角の偏差に
基づいて前記制限値を設定するので、エネルギーの消費
を低減することができるという効果を奏する。
【0065】また、この発明に係る車両用操舵装置は、
以上説明したとおり、前記制限範囲設定手段が、前記車
輪舵角検出手段により検出された車輪舵角と前記目標車
輪舵角生成手段により生成された目標車輪舵角の偏差が
第1の所定値以下、前記目標車輪舵角の1次微分値が第
2の所定値以下、前記車輪舵角の1次微分値が第3の所
定値以下、かつ前記ハンドル操舵角検出手段により検出
されたハンドル角の1次微分値が第4の所定値以下の条
件を満足した場合は、所定のパターンに従って前記制限
値を斬減し、前記条件を満足しない場合には、前記第1
の反力トルク制御手段の出力を制限しないような制限値
にするので、車輪舵角の制御性とエネルギー消費の低減
を両立させることができるという効果を奏する。
【0066】さらに、この発明に係る車両用操舵装置
は、以上説明したとおり、前記制限範囲設定手段が、前
記ハンドル操舵角検出手段により検出されたハンドル角
と前記目標車輪舵角との関係が1:1の条件を満足して
いる場合には、前記第1の反力トルク制御手段による反
力制御ができないような制限値を出力するので、エネル
ギーの消費を低減することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の副操舵機構を用いて反力制御を行っている時のトル
クの釣合を説明するための図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の副操舵機構を用いて反力制御を行っている時のトル
クの釣合を説明するための図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の制限範囲設定手段による制限値の設定の第1の方法
について説明するための図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の制限範囲設定手段で用いる制限範囲テーブルを示す
図である。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の制限範囲設定手段による第2の方法について説明す
るための図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の制限範囲設定手段の第2の方法の動作を示す図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装
置の制限範囲設定手段による第3の方法について説明す
るための図である。
【図10】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵
装置の制限範囲設定手段の第3の方法の動作を示す図で
ある。
【図11】 従来の車両用操舵装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ハンドル、2 第1の遊星ギア機構、3 第2の遊
星ギア機構、4 シャフト、5 操舵機構、6a、6b
ナックルアーム、7a、7b 操舵車輪、8反力制御
機構、9 車輪舵角制御機構、10 反力トルク検出手
段、11 車輪舵角検出手段、12 ハンドル操舵角検
出手段、13 目標車輪舵角生成手段、14 車輪舵角
制御手段、15 目標反力生成手段、16 第1の反力
トルク制御手段、17 第2の反力トルク制御手段、1
8 反力制御制限手段、19制限範囲設定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D032 CC03 DA02 DA03 DA15 DA16 DA23 DA64 DC03 EB04 EB12 EC23 EC29 3D033 CA02 CA04 CA13 CA16 CA17 CA18 CA22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者が操舵するハンドルと、 前記ハンドルの回転角に補助舵角を機械的に加算する副
    操舵機構と、 操舵車輪を操舵する操舵機構と、 前記副操舵機構に駆動トルクを付勢することにより前記
    ハンドルに反力トルクを与える反力制御機構と、 前記操舵機構を駆動する車輪舵角制御機構と、 前記ハンドルに生じている反力トルクを検出する反力ト
    ルク検出手段と、 前記操舵車輪の車輪舵角を検出する車輪舵角検出手段
    と、 前記ハンドルを操舵したときのハンドル角を検出するハ
    ンドル操舵角検出手段と、 前記ハンドル操舵角検出手段により検出されたハンドル
    角に基づいて目標車輪舵角を生成する目標車輪舵角生成
    手段と、 前記車輪舵角検出手段により検出された車輪舵角と前記
    目標車輪舵角生成手段により生成された目標車輪舵角と
    が一致するように、前記車輪舵角制御機構を駆動して前
    記操舵車輪の車輪舵角を制御する車輪舵角制御手段と、 前記ハンドル操舵角検出手段により検出されたハンドル
    角に基づいて目標反力を生成する目標反力生成手段と、 前記反力トルク検出手段により検出された反力トルクと
    前記目標反力生成手段により生成された目標反力とが一
    致するように、前記反力制御機構を駆動して前記ハンド
    ルに生じる反力トルクを制御する第1の反力トルク制御
    手段と、 前記反力トルク検出手段により検出された反力トルクと
    前記目標反力生成手段により生成された目標反力とが一
    致するように、前記車輪舵角制御手段の出力を補償する
    第2の反力トルク制御手段と、 制限値に基づいて前記第1の反力トルク制御手段の出力
    に制限を加える反力制御制限手段と、 前記反力制御制限手段で用いる前記制限値を設定する制
    限範囲設定手段とを備えたことを特徴とする車両用操舵
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制限範囲設定手段は、前記車輪舵角
    検出手段により検出された車輪舵角と前記目標車輪舵角
    生成手段により生成された目標車輪舵角の偏差に基づい
    て前記制限値を設定することを特徴とする請求項1記載
    の車両用操舵装置。
  3. 【請求項3】 前記制限範囲設定手段は、前記車輪舵角
    検出手段により検出された車輪舵角と前記目標車輪舵角
    生成手段により生成された目標車輪舵角の偏差が第1の
    所定値以下、前記目標車輪舵角の1次微分値が第2の所
    定値以下、前記車輪舵角の1次微分値が第3の所定値以
    下、かつ前記ハンドル操舵角検出手段により検出された
    ハンドル角の1次微分値が第4の所定値以下の条件を満
    足した場合は、所定のパターンに従って前記制限値を斬
    減し、前記条件を満足しない場合には、前記第1の反力
    トルク制御手段の出力を制限しないような制限値にする
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操舵装置。
  4. 【請求項4】 前記制限範囲設定手段は、前記ハンドル
    操舵角検出手段により検出されたハンドル角と前記目標
    車輪舵角との関係が1:1の条件を満足している場合に
    は、前記第1の反力トルク制御手段による反力制御がで
    きないような制限値を出力することを特徴とする請求項
    3記載の車両用操舵装置。
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