JP3689403B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の操舵車輪を操舵する車両用操舵装置に関し、特に、運転者によるハンドル操作量を補償するための自動操舵を実施する場合に必要な副操舵機構を備える車両用操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用操舵装置においては、従来より、例えば操舵特性、即ちハンドル回転量に対する実際の車体進行方向の変化が最適になるように、補助的に操舵車輪の向きを自動制御したり、あるいは車両の走行位置が所定の車線内を維持するように運転者に代わって自動的に操舵系を駆動制御することが提案されている。
【0003】
このような操舵制御を実施する車両用操舵装置として、例えば、ステアリングホイールの回動量に応じた操舵を実現する主操舵機構と、電気的制御可能な副操舵駆動手段の付勢力に応じた操舵を実現する副操舵機構とを備え、ステアリングホイールと結合された操舵入力軸に連結され、その出力トルクが調整自在な補償トルク発生手段;及び副操舵駆動手段の付勢によって操舵入力軸に印加されるトルクを検出し、該トルクに対応する反対向きのトルクをその制御目標値とし、該目標値に従って補償トルク発生手段を制御する、補償トルク制御手段を設けたものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平6−206553号公報(請求項1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、ハンドルの回転量と、駆動トルクを印加することによりハンドルの回転量を補償する副操舵機構の付勢量とに応じて操舵車輪を操舵する車両用操舵装置において、車輪舵角とハンドルに生じる反力とを独立して制御する装置のハンドル反力制御性を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る車両用操舵装置は、ハンドルの回転量と、駆動トルクを印加することによりハンドルの回転量を補償する副操舵機構の付勢量とに応じて操舵車輪を操舵する操舵機構を有する車両用操舵装置において、
ハンドルの操舵角を検出するハンドル角検出手段と、
ハンドルと副操舵機構の間に設置されてハンドルに印加されている反力トルクを検出する反力トルク検出手段と、
ハンドルに印加する反力トルクの目標値を生成する目標反力生成手段と、
目標反力生成手段により生成された目標反力トルクと反力トルク検出手段により検出された反力トルクが一致するように副操舵機構に印加する駆動トルクを制御する反力トルク制御手段と、
操舵車輪の車輪舵角を制御する車輪舵角制御機構と、
操舵車輪の車輪舵角に相当する角度を検出する車輪舵角検出手段と、
操舵車輪の目標車輪舵角を生成する目標車輪舵角生成手段と、
目標車輪舵角生成手段により生成された目標車輪舵角と車輪舵角検出手段により検出された車輪舵角が一致するように車輪舵角制御機構を駆動制御する車輪舵角制御手段とを備え、
ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と目標車輪舵角生成手段が生成した目標車輪舵角との偏差に基づくフィードフォワード制御量を、反力トルク制御手段の出力に付加することを特徴とする。
【0007】
第2の発明に係る車両用操舵装置は、ハンドルの回転量と、駆動トルクを印加することによりハンドルの回転量を補償する副操舵機構の付勢量とに応じて操舵車輪を操舵する操舵機構を有する車両用操舵装置において、
ハンドルの操舵角を検出するハンドル角検出手段と、
ハンドルと副操舵機構の間に設置されてハンドルに印加されている反力トルクを検出する反力トルク検出手段と、
ハンドルに印加する反力トルクの目標値を生成する目標反力生成手段と、
目標反力生成手段により生成された目標反力トルクと反力トルク検出手段により検出された反力トルクが一致するように副操舵機構に印加する駆動トルクを制御する反力トルク制御手段と、
操舵車輪の車輪舵角を制御する車輪舵角制御機構と、
操舵車輪の車輪舵角に相当する角度を検出する車輪舵角検出手段と、
操舵車輪の目標車輪舵角を生成する目標車輪舵角生成手段と、
目標車輪舵角生成手段により生成された目標車輪舵角と車輪舵角検出手段により検出された車輪舵角が一致するように車輪舵角制御機構を駆動制御する車輪舵角制御手段とを備え、
ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と車輪舵角検出手段が検出した車輪舵角との偏差に基づくフィードフォワード制御量を、反力トルク制御手段の出力に付加することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
前提技術.
図1はこの発明の車両用操舵装置の前提技術を示す構成図である。
【0009】
図1において、第1の遊星ギア機構2は、運転者が操舵するハンドル1と連結されたサンギア201と、キャリア機構203にて支持されている遊星ギア202a,202bと、リングギア204と、リングギア204を回転させるためのウォームホイール205によって構成されている。
【0010】
また、第2の遊星ギア機構3は、サンギア301と、シャフト4を介して前記第1の遊星ギア機構のキャリア機構203と連結されたキャリア機構303にて支持されている遊星ギア302a,302bと、固定されたリングギア304とにより構成される。そして、前記シャフト4は、前記第1の遊星ギア機構2のキャリア機構203と、前記第2の遊星ギア機構3のキャリア機構303を連結して、動力を伝達する。
【0011】
ここで、前記第1の遊星ギア機構2、又は前記第1の遊星ギア機構2と前記第2の遊星ギア機構3を併せたものが、前記ハンドル1の回転角に補助舵角を機械的に加算することができる副操舵機構となる。
【0012】
ラックアンドピニオン方式の操舵車輪制御機構5は、前記第2の遊星ギア機構3のサンギア301と機械的に連結されたラックアンドピニオン501を有し、車輪舵角制御用アクチュエータとして用いる操舵機構駆動手段9と、ラックアンドピニオン501を回転させるための逆転可能なウォームホイール502とが接続されている。また、操舵車輪7a,7bは、ナックルアーム6a,6bを介して前記ラックアンドピニオン501と接続されている。
【0013】
反カトルク生成手段8は、副操舵機構として動作する前記第1の遊星ギア機構2に駆動トルクを与えることによりハンドル1に反力トルクを与えるものであり、反力用モータ801と、前記第1の遊星ギア機構2のウォームホイール205に噛み合うウォームギア802により構成される。ここで、ウォームホイール205からウォームギア802は回転できない、つまりセルフロックが掛るように構成されている。
【0014】
操舵機構駆動手段9は前記操舵車輪制御機構5を駆動するもので、操舵用モータ901と、操舵車輪制御機構5のウォームホイール502に噛み合うウォームギア902とによって構成される。ただし、ウォームホイール502とウォームギア902の組み合わせは、ウォームホール502側からでも回転が可能な構成、即ち、逆転可能な構成である。
【0015】
反カトルク検出手段10は前記ハンドル1に生じている反力トルクを検出するセンサであり、車輪舵角検出手段11は操舵車輪7a,7bの車輪舵角を検出するセンサであり、ハンドル角検出手段12はハンドル1の操舵角を検出するセンサである。
【0016】
目標車輪舵角生成手段13は、例えばハンドル角検出手段12の出力1201や、他システム(例えば、車線維持装置)からの操舵要求信号20、車両状態信号(例えば、車速・ヨーレートなど)21等から、必要な車輪舵角を計算し目標車輪舵角1301を生成するものである。
【0017】
車輪舵角制御手段14は、目標車輪舵角1301と車輪舵角検出手段11の出力1101が等しくなるよう、操舵機構駆動手段9のモータ902を駆動して操舵車輪7a,7bの車輪舵角を制御するものである。
【0018】
目標反力生成手段15は、ハンドル1を介して運転者に与える反力トルク目標値を設定するものであり、例えばハンドル角検出手段12の出力1201や、車両状態信号(例えば、車速・ヨーレートなど)18等から、適当な反力を計算し目標反力トルク1501を生成するものである。
【0019】
反力トルク制御手段16は、目標反力トルク1501と反力トルク検出手段10の出力1001が一致するよう、反力用モータ802の駆動トルクを制御することによってハンドル1に印加される反カトルクを制御するものである。
【0020】
次に、上記構成からなる車両用操舵装置における主要動作、つまり運転者がハンドル1を保持した状態で、操舵機構駆動手段9により操舵車輪7a,7bを操舵する状態における車両用操舵装置の動作について説明する
【0021】
操舵機構駆動手段9により操舵車輪制御機構5を駆動すると、操舵車輪制御機構5は操舵車輪7a,7bを操舵する回転を生じると共に、第2の遊星ギア機構3、シャフト4、第1の遊星ギア機構2を介してハンドル1を操舵する運転者に伝わることになる。即ち、運転者が操舵するハンドル1と操舵車輪制御機構5により回転させられるサンギア201間にねじれが生じ、反カトルク検出手段10によりこのねじれが反力トルク1001として検出される。
【0022】
ここで、反力トルク検出手段10により検出された反カトルク1001が反カトルク制御手段16へ入力され、反カトルク制御手段16は入力された反力トルク1001が所定の値となるように、反カトルク生成手段8により第1の遊星ギア機構2のリングギア204を回転させると、ハンドル1とサンギア201のねじれ角が反力トルク制御手段16に与えられている目標反力トルク1501相当のねじれとなるよう自動制御されることになる。
【0023】
即ち、反力トルク1001を制御することにより、ハンドル1の操舵角と、操舵車輪7a,7bの操舵角が異なるような動作をさせる場合においても、副操舵角(ハンドル1の操舵角と実操舵角との差に相当する)を求めれば、リングギア204の回転角を求める必要はなく、実操舵角とハンドル1に印加される反力トルク1001を独立して制御することができる。
【0024】
図2は上記反力トルクの制御を示すブロック線図である。図2に示すように、反力トルク制御手段16では、目標反力トルク1501と反力トルク検出手段10の出力1001との偏差を基に、例えばPID制御器1601を使用して、反力用モータ8への駆動電流を制御することにより、反力トルクを制御して
いる。なお、Jは第1の遊星ギア機構2のイナーシャである。
【0025】
次に、反力トルクの制御動作について詳細に説明する。図3は第1の遊星ギア機構2及び第2の遊星ギア機構3から構成される副操舵機構を含めた機構図であり、反力トルクの制御動作を説明するための機構図である。図4において、θhはハンドル1の回転角度、θsは反力トルク検出手段10の第1の遊星ギア機構2側のシャフト101の回転角度、θrは第1の遊星ギア機構2のリングギア204の回転角度、θcは第1の遊星ギア機構2のキャリア203の回転角度、θpは第2の遊星ギア機構3のサンギア301の回転角度(すなわちラックアンドピニオン機構501のピニオンの回転角度)である。
【0026】
反力トルクThは、ハンドル1の回転角度θh及びシャフト101の回転角度θsを用いて、
Th=Ts×(θh―θs)・・・(式1)
と表わされる。ただし、Tsは、反力検出手段10として、ハンドル1と連結したトーションバーを内蔵し当該トーションバーのねじれ角を検出するものとした場合の、当該トーションバーのバネ定数(ねじりこわさ)を示す。
【0027】
また、θsは、第1の遊星ギア機構2のキャリア203の角度θcとリングギア204の角度θrにより決定される。ここで、第1の遊星ギア機構2を構成するギアの幾何で決定される、キャリア−サンギア減速比をGc、リングギア−サンギア減速比をGrとすると、
θs=Gc×θc−Gr×θr・・・(式2)
の関係が成り立つ。
【0028】
一方、先に説明したように、車輪舵角に相当するピニオン角θpは、ハンドル角θhから生成される目標車輪舵角に制御される。また、第2の遊星ギア機構3の構成を、第1の遊星ギア機構2と同等の構成で設置向きが反対とした場合(第1の遊星ギア機構2の減速比と第2の遊星ギア機構3の増速比を掛け合わせた値が1の場合)、
θc=1/Gc×θp・・・(式3)
となる。
【0029】
上記(式1)〜(式3)より
Th=Ts×{(θh−θp)+Gr×θr}・・・(式4)
が成立する。
【0030】
ここで、目標反力トルク1501をTrとすると、反力トルク制御手段16は、Tr−Th=0が成立するように、リングギア204の回転角θrを制御する。従って、
Tr−Th=Tr−Ts×{(θh−θp)+Gr×θr}=0
この式を変形すると、
θr=Tr/(Ts×Gr)−(θh−θp)/Gr・・・(式5)
となるように、反力トルク制御手段16は、リングギア204の回転角θrを制御する。
【0031】
以上説明したように、目標反力トルクTrと、検出した反力トルクThが等しくなる様にリングギア204の回転角度θrを、反力用モータ801を用いて制御することにより、ハンドル角θhと車輪操舵角に対応するピニオン角θpとの偏差を吸収している。ここで、ピニオン角θpは、車輪舵角制御手段14により反力トルク制御手段16の動作とは無関係に制御されているので、運転者のハンドル操舵によるハンドル角θhと車輪舵角制御手段14により制御されるピニオン角θpの動きは、反力トルク制御手段16にとって、上記(式5)からも判るように、大きな外乱要因となる。
【0032】
この外乱の詳細は、図2の点線部Xに示すように、{ハンドル角θh−ピニオン角θp}の変化により生じるリングギア204の回転(偏差の1次微分)の際に生じる摩擦トルク、またはリングギア204の回転速度の変化に必要な加減速トルク(偏差の2次微分)が、目標反力トルクTrと反力トルクThの偏差に応じて、PID制御器1601が出力する制御トルク出力値に加算されることにより生じる。そして、この外乱トルクTeは下式で示される。
Te=−{C×d/dt(θh−θp)+Jr×d2/dt2(θh−θp)}・・・(式6)
ただし、Cはリングギア204の回転に起因する係数、Jrはリングギア204の回転変動に起因する係数である。
【0033】
従って、この外乱を抑制するには、反力トルク制御手段16の制御ゲインを大きくするか、車輪舵角制御手段14の動作に合わせて反力トルク制御手段16の制御ゲインを可変する必要がある。しかしながら、反力トルク制御手段16の制御ゲインを大きくすると、ハンドル1に不快な振動が生じたり、最悪制御系が発振するといった課題がある。また、制御ゲインを可変にした場合は、車輪舵角制御手段14の制御内容を判定して制御ゲインを可変にするといったように、制御系の構成が複雑になるといった課題がある。またこの場合においても、ハンドルに不快な振動が生じるといった課題がある。
【0034】
本発明は、上記課題を解決するものであり、前提技術に記載した車両用操舵装置、すなわち、副操舵機構を備え車輪舵角とハンドル反力とを独立して制御する車両用操舵装置において、車輪舵角制御が反力トルク制御に与える影響を抑制し、ひいては、反力トルク制御を安定させ、操舵フィーリングの良い装置を提供することを目的とする。
【0035】
実施の形態1.
図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用操舵装置を示す構成図である。図において、フィードフォワード補償手段(以下、FF補償手段と略す)17は、ハンドル角検出手段12の出力であるハンドル操舵角1201と、目標車輪舵角生成手段13の出力である目標車輪舵角1301を入力し、所定の演算が施されたフィードフォワード制御量1701を出力するものである。前記フィードフォワード制御量1701は、反力トルク制御手段16の出力に加算されて、反力用モータ8を駆動する。なお、その他の構成は図1と同様であるので説明を省略する。
【0036】
図5は実施の形態1における反力トルクの制御動作を説明するためのブロック線図である。図5に基づいて
、FF補償手段17の動作を説明する。FF補償手段17には、ハンドル角検出手段12の出力1201(θh)と、目標車輪舵角生成手段13の出力1301(θref)が入力され、加算部1702にてその偏差(θh−θref)が計算される。この偏差は、微分部1703に入力されて時間微分が計算され、さらに前提技術で説明したリングギア204の回転に伴って生じる摩擦外乱を補償するような係数C’が乗算部1704で乗じられ、
C’×d/dt(θh−θref)・・・(式7)
が算出される。
【0037】
また、微分部1703で時間微分された偏差{d/dt(θh−θref)}は、さらに微分部1705で時間微分され、リングギア204の回転変動に起因する外乱を補償するような係数Jr’が乗算部1706で乗じられ、
Jr’×d2/dt2 (θh−θref)・・・(式8)
が算出される。
【0038】
これら2つの計算結果を加えた値、
{C’×d/dt(θh−θref)+Jr’×d2/dt2 (θh−θref)}
が、FF補償手段17のフィードフォワード制御量1701となる。このフィードフォワード制御量1701は、反力トルク制御手段出力1601に加算され、反力用モータ801を駆動する。
【0039】
リングギア204の回転に起因する外乱は、(式6)に示したように、
Te=−{C×d/dt(θh−θp)+Jr×d2/dt2(θh−θp)}
である。そして、この式の(θh−θp)はハンドル操舵角とピニオン舵角の偏差である。この偏差は、FF補償手段17の加算部1702にて計算される(θh−θref)に相当するので、上記フィードフォワード制御量1701の出力
Tff={C’×d/dt(θh−θref)+Jr’×d2/dt2 (θh−θref)}・・・(式9)
を、反力制御手段16の制御出力に加算することにより、(式6)に示す外乱が抑制できる。
【0040】
以上のように実施の形態1によれば、ハンドル角検出手段12の出力1201と目標車輪舵角生成手段13の出力1301の偏差に基づくフィードフォワード制御量を、反力トルク制御手段16の出力に付加したので、ハンドル角θhとピニオン角θpの偏差に起因する反力トルク制御系への外乱を抑圧することができ、反力トルク制御手段16の制御ゲインを大きくしなくても、反力トルク制御を安定させ、操舵フィーリングの良い車両用操舵装置を得ることができる。また、目標車輪舵角生成手段13の出力1301(目標車輪舵角θref)を使用することで、車輪舵角検出手段11の出力1101を使用する場合より、近い将来を予見した目標値に基づいて対応できる効果がある。
【0041】
特に、フィードフォワード制御量として、ハンドル角検出手段12の出力1201と目標車輪舵角生成手段13の出力1301の偏差の時間微分、並びに偏差の2階時間微分に基づくように構成したので、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転に伴う摩擦外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができるとともに、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転変化に伴う外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができる。その結果、反力トルク制御手段の制御ゲインを大きくしなくても、反力トルク制御を安定させ、操舵フィーリングの良い車両用操舵装置を得ることができる。
【0042】
上記実施の形態では、ハンドル角検出手段12の出力1201と目標車輪舵角生成手段13の出力1301の偏差の時間微分、並びに偏差の2階時間微分の双方を利用して外乱補償を行うようにしたが、いずれか一方のみを利用してもそれぞれの項目に対応する外乱が抑制できる。
【0043】
まず、ハンドル角検出手段12の出力1201と目標車輪舵角生成手段13の出力1301の偏差の時間微分に基づいて外乱補償を行う、つまり、図5において、
Tff1={C’×d/dt(θh−θref)}・・・(式9−1)
をFF補償手段17のフィードフォワード制御量1701として、反力トルク制御手段出力1601に加算し、反力用モータ801を駆動するように構成する。それにより、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転に伴う摩擦外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができる。
【0044】
次に、ハンドル角検出手段12の出力1201と目標車輪舵角生成手段13の出力1301の偏差の2階時間微分に基づいて外乱補償を行う、つまり、図5において、
Tff2={Jr’×d2/dt2 (θh−θref)}・・・(式9−2)
をFF補償手段17のフィードフォワード制御量1701として、反力トルク制御手段出力1601に加算し、反力用モータ801を駆動するように構成する。それにより、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転変化に伴う外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができる。
【0045】
なお、上記説明では、フィードフォワード制御量1701として、ハンドル角検出手段の出力1201と目標車輪舵角生成手段の出力1301との偏差の時間微分である{d/dt(θh−θref)}、又は、ハンドル角検出手段の出力1201と目標車輪舵角生成手段の出力1301との偏差の2階時間微分である{d2/dt2 (θh−θref)}に基づいてフィードフォワード制御量1701を算出したが、ハンドル角検出手段の出力1201と目標車輪舵角生成手段の出力1301のそれぞれの時間微分の偏差である{d/dt(θh)−d/dt(θref)}、又は、ハンドル角検出手段の出力(θh)と目標車輪舵角生成手段の出力(θref)のそれぞれの2階時間微分の偏差である{d2/dt2(θh)−d2/dt2 (θref)}に基づいてフィードフォワード制御量1701を算出しても良いのは、言うまでもない。
【0046】
実施の形態2.
実施の形態1では、ハンドル角検出手段の出力と目標車輪舵角生成手段の出力の偏差に基づくフィードフォワード制御量を反力トルク制御手段の出力に付加するようにしたが、実施の形態2では、ハンドル角検出手段の出力と車輪舵角検出手段の出力の偏差に基づくフィードフォワード制御量を反力トルク制御手段の出力に付加するようにする。
【0047】
図6はこの発明の実施の形態2に係る車両用操舵装置を示す構成図である。図において、FF補償手段17は、ハンドル角検出手段12の出力であるハンドル操舵角1201と、車輪舵角検出手段11の出力である車輪舵角1101を入力し、所定の演算が施されたフィードフォワード制御量1701を出力するものである。前記フィードフォワード制御量1701は、反力トルク制御手段16の出力に加算されて、反力用モータ8を駆動する。なお、その他の構成は図1と同様であるので説明を省略する。
【0048】
図7は実施の形態2における反力トルクの制御動作を説明するためのブロック線図である。図7に基づいて
、FF補償手段17の動作を説明する。FF補償手段17には、ハンドル角検出手段12の出力1201(θh)と、車輪舵角検出手段11の出力1101(θp)が入力され、加算部1702にてその偏差(θh−θp)が計算される。この偏差は、微分部1703に入力されて時間微分が計算され、さらに前提技術で説明したリングギア204の回転に伴って生じる摩擦外乱を補償するような係数C’が乗算部1704で乗じられ、
C’×d/dt(θh−θp)・・・(式7’)
が算出される。
【0049】
また、微分部1703で時間微分された偏差{d/dt(θh−θp)}は、さらに微分部1705で時間微分され、リングギア204の回転変動に起因する外乱を補償するような係数Jr’が乗算部1706で乗じられ、
Jr’×d2/dt2 (θh−θp)・・・(式8’)
が算出される。
【0050】
これら2つの計算結果を加えた値、
{C’×d/dt(θh−θp)+Jr’×d2/dt2 (θh−θp)}
が、FF補償手段17のフィードフォワード制御量1701となる。このフィードフォワード制御量1701は、反力トルク制御手段出力1601に加算され、反力用モータ801を駆動する。
【0051】
リングギア204の回転に起因する外乱は、(式6)に示したように、
Te=−{C×d/dt(θh−θp)+Jr×d2/dt2(θh−θp)}
である。一方、フィードフォワード制御量1701の出力は
Tff={C’×d/dt(θh−θref)+Jr’×d2/dt2 (θh−θref)}・・・(式9’)
であるので、この値を反力制御手段16の制御出力に加算することにより、(式6)に示す外乱が抑制できる。
【0052】
以上のように実施の形態2によれば、ハンドル角検出手段12の出力1201と車輪舵角検出手段11の出力1101の偏差に基づくフィードフォワード制御量を、反力トルク制御手段16の出力に付加したので、ハンドル角θhとピニオン角θpの偏差に起因する反力トルク制御系への外乱を抑圧することができ、反力トルク制御手段16の制御ゲインを大きくしなくても、反力トルク制御を安定させ、操舵フィーリングの良い車両用操舵装置を得ることができる。
【0053】
特に、フィードフォワード制御量として、ハンドル角検出手段12の出力1201と目標車輪舵角生成手段13の出力1301の偏差の時間微分、並びに偏差の2階時間微分に基づくように構成したので、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転に伴う摩擦外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができるとともに、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転変化に伴う外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができる。その結果、反力トルク制御手段の制御ゲインを大きくしなくても、反力トルク制御を安定させ、操舵フィーリングの良い車両用操舵装置を得ることができる。
【0054】
上記実施の形態では、ハンドル角検出手段12の出力1201と車輪舵角検出手段11の出力1101の偏差の時間微分、並びに偏差の2階時間微分の双方を利用して外乱補償を行うようにしたが、いずれか一方のみを利用してもそれぞれの項目に対応する外乱が抑制できる。
【0055】
まず、ハンドル角検出手段12の出力1201と車輪舵角検出手段11の出力1101の偏差の時間微分に基づいて外乱補償を行う、つまり、図7において、
Tff1={C’×d/dt(θh−θp)}・・・(式9’−1)
をFF補償手段17のフィードフォワード制御量1701として、反力トルク制御手段出力1601に加算し、反力用モータ801を駆動するように構成する。それにより、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転に伴う摩擦外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができる。
【0056】
次に、ハンドル角検出手段12の出力1201と車輪舵角検出手段11の出力1101の偏差の2階時間微分に基づいて外乱補償を行う、つまり、図7において、
Tff2={Jr’×d2/dt2 (θh−θp)}・・・(式9’−2)
をFF補償手段17のフィードフォワード制御量1701として、反力トルク制御手段出力1601に加算し、反力用モータ801を駆動するように構成する。それにより、ハンドル角(θh)とピニオン角(θp)の偏差に起因するリングギア204の回転変化に伴う外乱を補償して、反力トルク制御系への外乱を抑制することができる。
【0057】
なお、上記説明では、フィードフォワード制御量1701として、ハンドル角検出手段の出力1201と車輪舵角検出手段の出力1101との偏差の時間微分である{d/dt(θh−θp)}、又は、ハンドル角検出手段の出力1201と車輪舵角検出手段の出力1101との偏差の2階時間微分である{d2/dt2(θh−θp)}に基づいてフィードフォワード制御量1701を算出したが、ハンドル角検出手段の出力1201と車輪舵角検出手段の出力1101のそれぞれの時間微分の偏差である{d/dt(θh)−d/dt(p)}、又は、ハンドル角検出手段の出力1201と車輪舵角検出手段の出力1101のそれぞれの2階時間微分の偏差である{d2/dt2 (θh)−d2/dt2 (θp)}に基づいてフィードフォワード制御量1701を算出しても良いのは、言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】
第1の発明によれば、運転者が操作するハンドルと副操舵機構により操舵輪を操舵する操舵機構を有し、車輪舵角とハンドル反力とを独立して制御できる車両用操舵装置において、ハンドル角検出手段の出力と目標車輪舵角生成手段の出力との偏差に基づくフィードフォワード制御量を、反力トルク制御手段の出力に付加するようにしたので、ハンドル角とピニオン角の偏差に起因する反力トルク制御系への外乱を抑圧することができる。その結果、反力トルク制御手段の制御ゲインを大きくしなくても、反力トルク制御を安定させ、操舵フィーリングの良い車両用操舵装置を得ることができる。
【0059】
第2の発明によれば、運転者が操作するハンドルと副操舵機構により操舵輪を操舵する操舵機構を有し、車輪舵角とハンドル反力とを独立して制御できる車両用操舵装置において、ハンドル角検出手段の出力と車輪舵角検出手段の出力との偏差に基づくフィードフォワード制御量を、反力トルク制御手段の出力に付加するようにしたので、ハンドル角とピニオン角の偏差に起因する反力トルク制御系への外乱を抑圧することができる。その結果、反力トルク制御手段の制御ゲインを大きくしなくても、反力トルク制御を安定させ、操舵フィーリングの良い操舵装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の前提技術に係る車両用操舵装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の前提技術における反力トルクの制御動作を示すブロック線図である。
【図3】 この発明の前提技術における反力トルクの制御動作を説明するための機構図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る車両用操舵装置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における反力トルクの制御動作を説明するためのブロック線図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る車両用操舵装置を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における反力トルクの制御動作を説明するためのブロック線図である。
【符号の説明】
1 ハンドル、2 副操舵機構を構成する第1の遊星ギア機構、3 副操舵機構を構成する第2の遊星ギア機構、4 シャフト、5 車輪舵角制御機構、7a,b 操舵輪、8 反力トルク生成手段、9 操舵機構駆動手段、10 反力トルク検出手段、11 車輪舵角検出手段、12 ハンドル角検出手段、13 目標車輪舵角生成手段、14 車輪舵角制御手段、15 目標反力生成手段、16反力トルク制御手段、17 フィードフォワード補償手段。

Claims (8)

  1. ハンドルの回転量と、駆動トルクを印加することにより前記ハンドルの回転量を補償する副操舵機構の付勢量とに応じて操舵車輪を操舵する操舵機構を有する車両用操舵装置において、
    前記ハンドルの操舵角を検出するハンドル角検出手段と、
    前記ハンドルと前記副操舵機構の間に設置されて前記ハンドルに印加されている反力トルクを検出する反力トルク検出手段と、
    前記ハンドルに印加する反力トルクの目標値を生成する目標反力生成手段と、前記目標反力生成手段により生成された目標反力トルクと前記反力トルク検出手段により検出された反力トルクが一致するように前記副操舵機構に印加する駆動トルクを制御する反力トルク制御手段と、
    前記操舵車輪の車輪舵角を制御する車輪舵角制御機構と、
    前記操舵車輪の車輪舵角に相当する角度を検出する車輪舵角検出手段と、
    前記操舵車輪の目標車輪舵角を生成する目標車輪舵角生成手段と、
    前記目標車輪舵角生成手段により生成された目標車輪舵角と前記車輪舵角検出手段により検出された車輪舵角が一致するように前記車輪舵角制御機構を駆動制御する車輪舵角制御手段とを備え、
    前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記目標車輪舵角生成手段が生成した目標車輪舵角との偏差に基づくフィードフォワード制御量を、前記反力トルク制御手段の出力に付加することを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 前記フィードフォワード制御量は、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記目標車輪舵角生成手段が生成した目標車輪舵角との偏差の時間微分に基づくことを特徴とする請求項1に記載の車両用操舵装置。
  3. 前記フィードフォワード制御量は、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記目標車輪舵角生成手段が生成した目標車輪舵角との偏差の2階時間微分に基づくことを特徴とする請求項1に記載の車両用操舵装置。
  4. 前記フィードフォワード制御量は、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記目標車輪舵角生成手段が生成した目標車輪舵角との偏差の時間微分に基づく第1のフィードフォワード制御量と、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記目標車輪舵角生成手段が生成した目標車輪舵角との偏差の2階時間微分に基づく第2のフィードフォワード制御量の和であることを特徴とする請求項1に記載の車両用操舵装置。
  5. ハンドルの回転量と、駆動トルクを印加することにより前記ハンドルの回転量を補償する副操舵機構の付勢量とに応じて操舵車輪を操舵する操舵機構を有する車両用操舵装置において、
    前記ハンドルの操舵角を検出するハンドル角検出手段と、
    前記ハンドルと前記副操舵機構の間に設置されて前記ハンドルに印加されている反力トルクを検出する反力トルク検出手段と、
    前記ハンドルに印加する反力トルクの目標値を生成する目標反力生成手段と、前記目標反力生成手段により生成された目標反力トルクと前記反力トルク検出手段により検出された反力トルクが一致するように前記副操舵機構に印加する駆動トルクを制御する反力トルク制御手段と、
    前記操舵車輪の車輪舵角を制御する車輪舵角制御機構と、
    前記操舵車輪の車輪舵角に相当する角度を検出する車輪舵角検出手段と、
    前記操舵車輪の目標車輪舵角を生成する目標車輪舵角生成手段と、
    前記目標車輪舵角生成手段により生成された目標車輪舵角と前記車輪舵角検出手段により検出された車輪舵角が一致するように前記車輪舵角制御機構を駆動制御する車輪舵角制御手段とを備え、
    前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記車輪舵角検出手段が検出した車輪舵角との偏差に基づくフィードフォワード制御量を、前記反力トルク制御手段の出力に付加することを特徴とする車両用操舵装置。
  6. 前記フィードフォワード制御量は、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記車輪舵角検出手段が検出した車輪舵角との偏差の時間微分に基づくことを特徴とする請求項5に記載の車両用操舵装置。
  7. 前記フィードフォワード制御量は、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記車輪舵角検出手段が検出した車輪舵角との偏差の2階時間微分に基づくことを特徴とする請求項5に記載の車両用操舵装置。
  8. 前記フィードフォワード制御量は、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記車輪舵角検出手段が検出した車輪舵角との偏差の時間微分に基づく第1のフィードフォワード制御量と、前記ハンドル角検出手段により検出されたハンドル角と前記車輪舵角検出手段が検出した車輪舵角との偏差の2階時間微分に基づく第2のフィードフォワード制御量の和であることを特徴とする請求項5に記載の車両用操舵装置。
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