JP2003237121A - サーマルプリンタ - Google Patents
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- B41J29/38—Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
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- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
- B41J25/312—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print pressure adjustment mechanisms, e.g. pressure-on-the paper mechanisms
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立作業を簡易化して製造コストを軽減する
ことのできるサーマルプリンタを提供する。 【解決手段】 フレーム（Ｆ）は、上下に分割可能な下
側フレーム部材（Ｆ１）と上側フレーム部材（Ｆ２）と
から構成され、前記下側フレーム部材内には、ラインサ
ーマルヘッド（Ｈ）、プラテンローラ（１）、モータ
（Ｍ）および歯車（Ｇ１）をそれぞれ収納する収納部
（収納部Ａ，ギア収納部Ｂ）が形成されると共に、前記
下側フレーム部材の側壁部および前記上側フレーム部材
の側壁部には、両フレームを合体させた際に、前記プラ
テンローラ、前記モータの各回転軸を回転自在に挟持す
る複数の保持部（Ｃ１〜Ｃ４，Ｄ１〜Ｄ４）が形成され
るようにした。
ことのできるサーマルプリンタを提供する。 【解決手段】 フレーム（Ｆ）は、上下に分割可能な下
側フレーム部材（Ｆ１）と上側フレーム部材（Ｆ２）と
から構成され、前記下側フレーム部材内には、ラインサ
ーマルヘッド（Ｈ）、プラテンローラ（１）、モータ
（Ｍ）および歯車（Ｇ１）をそれぞれ収納する収納部
（収納部Ａ，ギア収納部Ｂ）が形成されると共に、前記
下側フレーム部材の側壁部および前記上側フレーム部材
の側壁部には、両フレームを合体させた際に、前記プラ
テンローラ、前記モータの各回転軸を回転自在に挟持す
る複数の保持部（Ｃ１〜Ｃ４，Ｄ１〜Ｄ４）が形成され
るようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型の各種情報
機器などに搭載される小型のサーマルプリンタに関し、
特に構成部材の取付作業を容易に行うことのできる構成
を備えたサーマルプリンタに関するものである。
機器などに搭載される小型のサーマルプリンタに関し、
特に構成部材の取付作業を容易に行うことのできる構成
を備えたサーマルプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来一般のラインドット型サーマルプリ
ンタは、互いに対向してフレームに組み込まれるライン
サーマルヘッドおよびプラテンローラ、その駆動手段と
感熱記録用紙の搬送機構等から構成されている。
ンタは、互いに対向してフレームに組み込まれるライン
サーマルヘッドおよびプラテンローラ、その駆動手段と
感熱記録用紙の搬送機構等から構成されている。
【０００３】ここで、図４の分解斜視図を参照して、従
来におけるサーマルプリンタの構成例を説明する。
来におけるサーマルプリンタの構成例を説明する。
【０００４】図４に示すように、サーマルプリンタＰ２
は、プラテンローラ１０２、サーマルヘッドＨ、このサ
ーマルヘッドＨをプラテンローラ１０２に対して押圧す
る付勢力を与える２つのコイルバネ１０４、プラテンロ
ーラ１０２の回転軸１０２Ａの両端部を離脱しないよう
に保持するロックアーム部材１０５、駆動源としてのモ
ータＭ、モータＭの回転駆動力をプラテンローラ１０２
の一端１０２Ａに固定される従動ギアｇ１０に伝達する
歯車伝達機構Ｇ２等を樹脂成形のフレーム１０１に取り
付けて構成されている。
は、プラテンローラ１０２、サーマルヘッドＨ、このサ
ーマルヘッドＨをプラテンローラ１０２に対して押圧す
る付勢力を与える２つのコイルバネ１０４、プラテンロ
ーラ１０２の回転軸１０２Ａの両端部を離脱しないよう
に保持するロックアーム部材１０５、駆動源としてのモ
ータＭ、モータＭの回転駆動力をプラテンローラ１０２
の一端１０２Ａに固定される従動ギアｇ１０に伝達する
歯車伝達機構Ｇ２等を樹脂成形のフレーム１０１に取り
付けて構成されている。
【０００５】なお、図４において、符号２００はサーマ
ルヘッドＨの放熱部材を兼ねるヘッド支持体、３００は
プラテンローラ１０２の回転軸１０２Ａの軸受部材、４
００は記録用紙の端部を検出するセンサである。
ルヘッドＨの放熱部材を兼ねるヘッド支持体、３００は
プラテンローラ１０２の回転軸１０２Ａの軸受部材、４
００は記録用紙の端部を検出するセンサである。
【０００６】ロックアーム部材１０５は、全体が略コ字
状をなし、プラテンローラ１０２の回転軸の両端部と係
合してプラテンローラ１０２の表面をサーマルヘッドＨ
側に圧接させるように引き寄せるフック状の一対の回転
軸支持部（ラッチ部）１０５ａと、ヘッド支持体１０３
の両サイドを介してラッチ部１０５ａをサーマルヘッド
Ｈの後方へ導く一対のアーム部１０５ｂと、アーム部１
０５ｂを両端に備えサーマルヘッドＨの後方の幅方向に
配設されて前記コイルバネ１０４を支持する弾性部材支
持部１０５ｃとを備えている。なお、ロックアーム部材
１０５およびサーマルヘッドＨは、フレーム１０１の両
側面に、回転軸５００を介して回動可能に軸支される。
なお、符号７００はモータＭをフレーム１０１に固定す
るためのネジである。
状をなし、プラテンローラ１０２の回転軸の両端部と係
合してプラテンローラ１０２の表面をサーマルヘッドＨ
側に圧接させるように引き寄せるフック状の一対の回転
軸支持部（ラッチ部）１０５ａと、ヘッド支持体１０３
の両サイドを介してラッチ部１０５ａをサーマルヘッド
Ｈの後方へ導く一対のアーム部１０５ｂと、アーム部１
０５ｂを両端に備えサーマルヘッドＨの後方の幅方向に
配設されて前記コイルバネ１０４を支持する弾性部材支
持部１０５ｃとを備えている。なお、ロックアーム部材
１０５およびサーマルヘッドＨは、フレーム１０１の両
側面に、回転軸５００を介して回動可能に軸支される。
なお、符号７００はモータＭをフレーム１０１に固定す
るためのネジである。
【０００７】このような構成を有するサーマルプリンタ
Ｐ２は、例えば携帯型の情報端末などに搭載される。
Ｐ２は、例えば携帯型の情報端末などに搭載される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
サーマルプリンタＰ２は、図４に示すように、各構成部
材（プラテンローラ１０２、サーマルヘッドＨ、サーマ
ルヘッドＨ００、歯車伝達機構Ｇ等）のフレーム１０１
に対する取付位置や取付方向がまちまちであり、組立作
業が煩雑で熟練を要するという難点があった。
サーマルプリンタＰ２は、図４に示すように、各構成部
材（プラテンローラ１０２、サーマルヘッドＨ、サーマ
ルヘッドＨ００、歯車伝達機構Ｇ等）のフレーム１０１
に対する取付位置や取付方向がまちまちであり、組立作
業が煩雑で熟練を要するという難点があった。
【０００９】即ち、例えばロックアーム部材１０５関連
の部材の取り付けは、まずロックアーム部材１０５、サ
ーマルヘッドＨおよびヘッド支持体２００を回転軸５０
０を介してフレーム１０１に取り付けた後に、支持部材
２００を取り付け、さらにヘッド支持体２００とロック
アーム部材１０５との間に２つのコイルバネ１０４を挟
持させる作業が必要となる。
の部材の取り付けは、まずロックアーム部材１０５、サ
ーマルヘッドＨおよびヘッド支持体２００を回転軸５０
０を介してフレーム１０１に取り付けた後に、支持部材
２００を取り付け、さらにヘッド支持体２００とロック
アーム部材１０５との間に２つのコイルバネ１０４を挟
持させる作業が必要となる。
【００１０】そして、プラテンローラ１０２の取り付け
については、上記ロックアーム部材１０５を手動で後退
させて、ラッチ部１０５ａにプラテンローラ１０２の回
転軸１０２Ａの両端を支持させる作業が必要であった。
については、上記ロックアーム部材１０５を手動で後退
させて、ラッチ部１０５ａにプラテンローラ１０２の回
転軸１０２Ａの両端を支持させる作業が必要であった。
【００１１】また、歯車伝達機構Ｇ２を構成するギアｇ
１〜ｇ３の取り付けについては、各ギアｇ１〜ｇ３の軸
孔をフレーム１０１の側部に形成した軸受部Ｒ１〜Ｒ３
に挿通させた後、ギアの脱落防止用カバー６００を取り
付ける作業を要した。
１〜ｇ３の取り付けについては、各ギアｇ１〜ｇ３の軸
孔をフレーム１０１の側部に形成した軸受部Ｒ１〜Ｒ３
に挿通させた後、ギアの脱落防止用カバー６００を取り
付ける作業を要した。
【００１２】このように、サーマルプリンタＰ２は、構
成部材の部品点数が多く、取り付け作業も繁雑であり、
製造コストが嵩むという不都合があった。なお、上記従
来技術としてプラテンローラ１０２を取り外し可能なタ
イプのプリンタを示したが、プラテンローラを固定式と
した場合であっても、プラテンローラ、サーマルヘッ
ド、歯車伝達機構等のフレームへの取付作業が煩雑であ
るという事情および部品点数が比較的多いという事情は
同様である。
成部材の部品点数が多く、取り付け作業も繁雑であり、
製造コストが嵩むという不都合があった。なお、上記従
来技術としてプラテンローラ１０２を取り外し可能なタ
イプのプリンタを示したが、プラテンローラを固定式と
した場合であっても、プラテンローラ、サーマルヘッ
ド、歯車伝達機構等のフレームへの取付作業が煩雑であ
るという事情および部品点数が比較的多いという事情は
同様である。
【００１３】この発明は、前記問題点を解決すべく案出
されたものであり、組立作業を簡易化して製造コストを
軽減することのできるサーマルプリンタを提供すること
を目的とする。
されたものであり、組立作業を簡易化して製造コストを
軽減することのできるサーマルプリンタを提供すること
を目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るサーマルプリンタは、紙幅方向に所定
の間隔をおいて対向配置された一対の側壁部を有するフ
レーム（Ｆ）と、印字を行うラインサーマルヘッド
（Ｈ））と、上記ラインサーマルヘッドに対して周面が
当接されるプラテンローラ（１）と、駆動源としてのモ
ータ（Ｍ）と、前記モータの回転駆動力を前記プラテン
ローラに伝達する複数の歯車（ｇ１，ｇ２，ｇ２０）と
を少なくとも備えるサーマルプリンタにおいて、前記フ
レームは、上下に分割可能な下側フレーム部材（Ｆ１）
と上側フレーム部材（Ｆ２）とから構成され、前記下側
フレーム部材内には、前記ラインサーマルヘッド、前記
プラテンローラ、前記モータおよび前記歯車をそれぞれ
収納する収納部（収納部Ａ，ギア収納部Ｂ）が形成され
ると共に、前記下側フレーム部材の側壁部および前記上
側フレーム部材の側壁部には、両フレームを合体させた
際に、前記プラテンローラ、前記モータの各回転軸を回
転自在に挟持する複数の保持部（Ｃ１〜Ｃ４，Ｄ１〜Ｄ
４）が形成されるようにした。
に、本発明に係るサーマルプリンタは、紙幅方向に所定
の間隔をおいて対向配置された一対の側壁部を有するフ
レーム（Ｆ）と、印字を行うラインサーマルヘッド
（Ｈ））と、上記ラインサーマルヘッドに対して周面が
当接されるプラテンローラ（１）と、駆動源としてのモ
ータ（Ｍ）と、前記モータの回転駆動力を前記プラテン
ローラに伝達する複数の歯車（ｇ１，ｇ２，ｇ２０）と
を少なくとも備えるサーマルプリンタにおいて、前記フ
レームは、上下に分割可能な下側フレーム部材（Ｆ１）
と上側フレーム部材（Ｆ２）とから構成され、前記下側
フレーム部材内には、前記ラインサーマルヘッド、前記
プラテンローラ、前記モータおよび前記歯車をそれぞれ
収納する収納部（収納部Ａ，ギア収納部Ｂ）が形成され
ると共に、前記下側フレーム部材の側壁部および前記上
側フレーム部材の側壁部には、両フレームを合体させた
際に、前記プラテンローラ、前記モータの各回転軸を回
転自在に挟持する複数の保持部（Ｃ１〜Ｃ４，Ｄ１〜Ｄ
４）が形成されるようにした。
【００１５】これにより、下側フレーム部材側の保持部
に前記プラテンローラ、前記モータの各回転軸を載置
し、収納部にサーマルヘッド、モータ等を収納した後
に、上側フレーム部材を下側フレーム部材に被せるよう
にして合体させるだけでプリンタを組み立てることがで
き、部品点数を低減できると共に、組立作業を簡易化し
て製造コストを軽減することができる。
に前記プラテンローラ、前記モータの各回転軸を載置
し、収納部にサーマルヘッド、モータ等を収納した後
に、上側フレーム部材を下側フレーム部材に被せるよう
にして合体させるだけでプリンタを組み立てることがで
き、部品点数を低減できると共に、組立作業を簡易化し
て製造コストを軽減することができる。
【００１６】また、前記下側フレーム部材の側壁部およ
び前記上側フレーム部材の側壁部に形成される前記各保
持部は、略半円形とするとよい。これにより、下側フレ
ーム部材に、前記プラテンローラ、前記モータの各回転
軸を載置し易くなると共に、上側フレーム部材を合体さ
せた際に、両保持部自体が円形の軸受部を形成するため
別途軸受部を形成する必要がなくなり構造を簡易化する
ことができる。
び前記上側フレーム部材の側壁部に形成される前記各保
持部は、略半円形とするとよい。これにより、下側フレ
ーム部材に、前記プラテンローラ、前記モータの各回転
軸を載置し易くなると共に、上側フレーム部材を合体さ
せた際に、両保持部自体が円形の軸受部を形成するため
別途軸受部を形成する必要がなくなり構造を簡易化する
ことができる。
【００１７】また、前記上側フレーム部材には、前記ラ
インサーマルヘッドが前記プラテンローラの表面に圧接
されるように前記ラインサーマルヘッドの背面を押圧す
る押圧手段が設けられるようにできる。これにより、従
来のサーマルプリンタにおける面倒なコイルバネの取り
付け作業を省略することができ、組立作業を簡易化して
製造コストを低減することができる。
インサーマルヘッドが前記プラテンローラの表面に圧接
されるように前記ラインサーマルヘッドの背面を押圧す
る押圧手段が設けられるようにできる。これにより、従
来のサーマルプリンタにおける面倒なコイルバネの取り
付け作業を省略することができ、組立作業を簡易化して
製造コストを低減することができる。
【００１８】また、前記押圧手段は、前記上側フレーム
部材と一体的に形成される弾性を有する板状の押圧部で
構成され、該押圧部は、前記上側フレーム部材を前記下
側フレーム部材に嵌合させた際に、押圧部の端部が前記
ラインサーマルヘッドの背面に当接する位置に形成され
るようにできる。これにより、従来における押圧手段と
してのコイルバネを排除することができるので部品点数
を減らすことができコストを削減することができる。ま
た、押圧部は前記上側フレーム部材と一体的に形成でき
るので製造が簡単であり、また、下側フレーム部材に嵌
合させるだけでラインサーマルヘッドがプラテンローラ
の表面に圧接されるようにできるので組立作業を簡易化
して製造コストを軽減することができる。
部材と一体的に形成される弾性を有する板状の押圧部で
構成され、該押圧部は、前記上側フレーム部材を前記下
側フレーム部材に嵌合させた際に、押圧部の端部が前記
ラインサーマルヘッドの背面に当接する位置に形成され
るようにできる。これにより、従来における押圧手段と
してのコイルバネを排除することができるので部品点数
を減らすことができコストを削減することができる。ま
た、押圧部は前記上側フレーム部材と一体的に形成でき
るので製造が簡単であり、また、下側フレーム部材に嵌
合させるだけでラインサーマルヘッドがプラテンローラ
の表面に圧接されるようにできるので組立作業を簡易化
して製造コストを軽減することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００２０】図１は本発明に係るサーマルプリンタＰ１
の実施形態を示す分解斜視図、図２はサーマルプリンタ
Ｐ１の上側フレームを示す断面図、図３は組み立てられ
たサーマルプリンタＰ１の外観を示す斜視図である。
の実施形態を示す分解斜視図、図２はサーマルプリンタ
Ｐ１の上側フレームを示す断面図、図３は組み立てられ
たサーマルプリンタＰ１の外観を示す斜視図である。
【００２１】図１に示すように、第１の実施形態に係る
サーマルプリンタＰ１ａは、紙幅方向に所定の間隔をお
いて対向配置された一対の側壁部を有する下側フレーム
部材Ｆ１と上側フレーム部材Ｆ２とによって構成される
フレームＦを備えている。
サーマルプリンタＰ１ａは、紙幅方向に所定の間隔をお
いて対向配置された一対の側壁部を有する下側フレーム
部材Ｆ１と上側フレーム部材Ｆ２とによって構成される
フレームＦを備えている。
【００２２】フレームＦは、例えば、ポリカーボネート
等のプラスチックの射出成形品により構成される。
等のプラスチックの射出成形品により構成される。
【００２３】下側フレーム部材Ｆ１の上面と、上側フレ
ーム部材Ｆ２の下面とは、合体できる構造（即ち、端面
が互いに対応する形状を成し、接合させたときに隙間を
生じないような構造）とされ、図２に示す接合状態にお
いて、両フレーム部材Ｆ１，Ｆ２は、はめ込み可能な係
合ツメやビス等によって固定されるようになっている。
ーム部材Ｆ２の下面とは、合体できる構造（即ち、端面
が互いに対応する形状を成し、接合させたときに隙間を
生じないような構造）とされ、図２に示す接合状態にお
いて、両フレーム部材Ｆ１，Ｆ２は、はめ込み可能な係
合ツメやビス等によって固定されるようになっている。
【００２４】下側フレーム部材Ｆ１には、プラテンロー
ラ１、サーマルヘッドＨ、駆動源としてのモータＭ等を
収納する収納部Ａが形成されている。なお、図には現れ
ないが、収納部ＡにはサーマルヘッドＨの位置決めをす
るための溝あるいは切欠部等が形成されている。また、
収納部ＡにはモータＭの後端部を固定するための支持部
Ｅ３が形成されている。
ラ１、サーマルヘッドＨ、駆動源としてのモータＭ等を
収納する収納部Ａが形成されている。なお、図には現れ
ないが、収納部ＡにはサーマルヘッドＨの位置決めをす
るための溝あるいは切欠部等が形成されている。また、
収納部ＡにはモータＭの後端部を固定するための支持部
Ｅ３が形成されている。
【００２５】また、サーマルヘッドＨには、印字信号を
伝達するための信号線を接続するコネクタ３０が設けら
れている。下側フレーム部材Ｆ１と上側フレーム部材Ｆ
２は、各軸受部を通過するような面で分割されるように
分割面が決定されている。なお、各軸受部が垂直方向で
完全に重なる場合には、下側フレーム部材Ｆ１と上側フ
レーム部材Ｆ２の分割構造では対処できないので、各ギ
アｇ１，ｇ２の各回転軸が垂直方向で重ならず水平方向
に偏倚するように設計する。
伝達するための信号線を接続するコネクタ３０が設けら
れている。下側フレーム部材Ｆ１と上側フレーム部材Ｆ
２は、各軸受部を通過するような面で分割されるように
分割面が決定されている。なお、各軸受部が垂直方向で
完全に重なる場合には、下側フレーム部材Ｆ１と上側フ
レーム部材Ｆ２の分割構造では対処できないので、各ギ
アｇ１，ｇ２の各回転軸が垂直方向で重ならず水平方向
に偏倚するように設計する。
【００２６】下側フレーム部材Ｆ１の一側壁側（図１中
では右側壁側）には、モータＭの回転駆動力をプラテン
ローラ１の回転軸１Ａの一端に固定される従動ギアｇ２
０へ伝達するための歯車伝達機構Ｇ１の各ギアｇ１，ｇ
２および従動ギアｇ２０を収納するギア収納部Ｂが形成
されている。
では右側壁側）には、モータＭの回転駆動力をプラテン
ローラ１の回転軸１Ａの一端に固定される従動ギアｇ２
０へ伝達するための歯車伝達機構Ｇ１の各ギアｇ１，ｇ
２および従動ギアｇ２０を収納するギア収納部Ｂが形成
されている。
【００２７】下側フレーム部材Ｆ１の側壁およびギア収
納部Ｂの上端側には、プラテンローラ１の回転軸１Ａ、
各ギアｇ１，ｇ２の回転軸ｇ１ａ，ｇ２ａを回転可能に
保持する半円形の保持部Ｃ１〜Ｃ３およびモータＭの軸
受部Ｍａを保持する半円形の保持部Ｃ４が形成されてい
る。なお、下側フレーム部材Ｆ１において、符号２０
は、図示しない記録紙としてのロール紙を搬送する際の
ガイド部である。
納部Ｂの上端側には、プラテンローラ１の回転軸１Ａ、
各ギアｇ１，ｇ２の回転軸ｇ１ａ，ｇ２ａを回転可能に
保持する半円形の保持部Ｃ１〜Ｃ３およびモータＭの軸
受部Ｍａを保持する半円形の保持部Ｃ４が形成されてい
る。なお、下側フレーム部材Ｆ１において、符号２０
は、図示しない記録紙としてのロール紙を搬送する際の
ガイド部である。
【００２８】また、上側フレーム部材Ｆ２の下面側に
は、下側フレーム部材Ｆ１の保持部Ｃ１〜Ｃ３と対向す
る位置に、半円形の保持部Ｄ１〜Ｄ３（なお、Ｄ４は図
には現れない）が形成されている。
は、下側フレーム部材Ｆ１の保持部Ｃ１〜Ｃ３と対向す
る位置に、半円形の保持部Ｄ１〜Ｄ３（なお、Ｄ４は図
には現れない）が形成されている。
【００２９】図２において符号１０で示される部位は、
上側フレーム部材Ｆ２が下側フレーム部材Ｆ１と合体さ
れた際に、ラインサーマルヘッドＨがプラテンローラ１
の表面に圧接されるようにサーマルヘッドＨの裏面を押
圧する弾性を有するＶ字状の押圧部である。
上側フレーム部材Ｆ２が下側フレーム部材Ｆ１と合体さ
れた際に、ラインサーマルヘッドＨがプラテンローラ１
の表面に圧接されるようにサーマルヘッドＨの裏面を押
圧する弾性を有するＶ字状の押圧部である。
【００３０】また、符号１１は、サーマルヘッドＨの放
熱を行う放熱部であり、この放熱部１１は押圧部１０と
一体的に成形されており、上側フレーム部材Ｆ２を下側
フレーム部材Ｆ１に嵌合させた際に、放熱部１１の端面
がサーマルヘッドＨの背面に当接する位置となるように
設けられている。
熱を行う放熱部であり、この放熱部１１は押圧部１０と
一体的に成形されており、上側フレーム部材Ｆ２を下側
フレーム部材Ｆ１に嵌合させた際に、放熱部１１の端面
がサーマルヘッドＨの背面に当接する位置となるように
設けられている。
【００３１】ここで、上記構成のサーマルプリンタＰ１
の組立手順について説明する。
の組立手順について説明する。
【００３２】まず、下側フレーム部材Ｆ１のモータＭを
収納部Ａに載置し、ギアｇ１，ｇ２の回転軸ｇ１ａ，ｇ
２ａをギア収納部Ｂの保持部Ｃ３およびＣ２に載置す
る。
収納部Ａに載置し、ギアｇ１，ｇ２の回転軸ｇ１ａ，ｇ
２ａをギア収納部Ｂの保持部Ｃ３およびＣ２に載置す
る。
【００３３】次いで、プラテンローラ１の回転軸１Ａの
一端部に従動ギアｇ２０を取り付け、そのプラテンロー
ラ１の回転軸１Ａの両端部を下側フレーム部材Ｆ１の保
持部Ｃ１に載置する。この際に、従動ギアｇ２０はギア
収納部Ｂに収納される。
一端部に従動ギアｇ２０を取り付け、そのプラテンロー
ラ１の回転軸１Ａの両端部を下側フレーム部材Ｆ１の保
持部Ｃ１に載置する。この際に、従動ギアｇ２０はギア
収納部Ｂに収納される。
【００３４】次に、ラインサーマルヘッドＨを備えるサ
ーマルヘッドＨを収納部Ａに載置し、最後に上側フレー
ム部材Ｆ２を下側フレーム部材Ｆ１に嵌合させる。これ
により、プラテンローラ１およびギアｇ１，ｇ２等の回
転軸は保持部Ｃ１〜Ｃ４および保持部Ｄ１〜Ｄ４によっ
て回転自在に保持される。
ーマルヘッドＨを収納部Ａに載置し、最後に上側フレー
ム部材Ｆ２を下側フレーム部材Ｆ１に嵌合させる。これ
により、プラテンローラ１およびギアｇ１，ｇ２等の回
転軸は保持部Ｃ１〜Ｃ４および保持部Ｄ１〜Ｄ４によっ
て回転自在に保持される。
【００３５】そして、係合用のツメの係合あるいはビス
のネジ止めによって、上側フレーム部材Ｆ２を下側フレ
ーム部材Ｆ１に固定させることにより、図２に示すよう
なサーマルプリンタＰ１が組み立てられる。
のネジ止めによって、上側フレーム部材Ｆ２を下側フレ
ーム部材Ｆ１に固定させることにより、図２に示すよう
なサーマルプリンタＰ１が組み立てられる。
【００３６】このように本実施形態に係るサーマルプリ
ンタＰ１は、各構成部材を下側フレーム部材Ｆ１に載置
して上側フレーム部材Ｆ２を合体させるという簡単な組
立作業のみで組み立てることができるので、従来のサー
マルプリンタＰ２の様に煩雑な組立作業に熟練を要せ
ず、組立時間を短縮でき、プリンタの製造コストを低減
することができる。
ンタＰ１は、各構成部材を下側フレーム部材Ｆ１に載置
して上側フレーム部材Ｆ２を合体させるという簡単な組
立作業のみで組み立てることができるので、従来のサー
マルプリンタＰ２の様に煩雑な組立作業に熟練を要せ
ず、組立時間を短縮でき、プリンタの製造コストを低減
することができる。
【００３７】また、ロックアーム部材や押圧手段として
のコイルバネ等の部材を排除したので、部品点数が低減
され、コストを一層低減することができる。
のコイルバネ等の部材を排除したので、部品点数が低減
され、コストを一層低減することができる。
【００３８】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能である。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能である。
【００３９】例えば、本実施形態では、歯車伝達機構Ｇ
１を２枚のギアｇ１，ｇ２で構成する場合について述べ
たが、これに限らず３枚以上のギアで構成される場合に
も適用できる。この場合には、下側フレーム部材Ｆ１お
よび上側フレーム部材Ｆ２に形成される保持部をギアの
数および配設位置に合わせて設けることとなる。
１を２枚のギアｇ１，ｇ２で構成する場合について述べ
たが、これに限らず３枚以上のギアで構成される場合に
も適用できる。この場合には、下側フレーム部材Ｆ１お
よび上側フレーム部材Ｆ２に形成される保持部をギアの
数および配設位置に合わせて設けることとなる。
【００４０】また、本実施形態では、上側フレーム部材
Ｆ２に押圧手段として板状の押圧部１０を形成する場合
について述べたが、これに限定されるものではなく、例
えば板バネ等をサーマルヘッドＨと上側フレーム部材Ｆ
２の間に介在させるようにしてもよい。
Ｆ２に押圧手段として板状の押圧部１０を形成する場合
について述べたが、これに限定されるものではなく、例
えば板バネ等をサーマルヘッドＨと上側フレーム部材Ｆ
２の間に介在させるようにしてもよい。
【００４１】また、本実施形態では、組立時において、
サーマルヘッドＨを下側フレーム部材Ｆ１に載置する場
合について述べたが、予め上側フレーム部材Ｆ２の放熱
部１１に貼付しておくようにしてもよい。これにより、
組立作業をより効率的に行うことができるようになる。
サーマルヘッドＨを下側フレーム部材Ｆ１に載置する場
合について述べたが、予め上側フレーム部材Ｆ２の放熱
部１１に貼付しておくようにしてもよい。これにより、
組立作業をより効率的に行うことができるようになる。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサー
マルプリンタは、紙幅方向に所定の間隔をおいて対向配
置された一対の側壁部を有するフレームと、印字を行う
ラインサーマルヘッドと、上記ラインサーマルヘッドに
対して周面が当接されるプラテンローラと、駆動源とし
てのモータと、前記モータの回転駆動力を前記プラテン
ローラに伝達する複数の歯車とを少なくとも備えるサー
マルプリンタにおいて、前記フレームは、上下に分割可
能な下側フレーム部材と上側フレーム部材とから構成さ
れ、前記下側フレーム部材内には、前記ラインサーマル
ヘッド、前記プラテンローラ、前記モータおよび前記歯
車をそれぞれ収納する収納部が形成されると共に、前記
下側フレーム部材の側壁部および前記上側フレーム部材
の側壁部には、両フレームを合体させた際に、前記プラ
テンローラ、前記モータの各回転軸を回転自在に挟持す
る複数の保持部が形成されるようにしたので、下側フレ
ーム部材側の保持部に前記プラテンローラ、前記モータ
の各回転軸を載置し、収納部にサーマルヘッド、モータ
等を収納した後に、上側フレーム部材を下側フレーム部
材に被せるようにして合体させるだけでプリンタを組み
立てることができ、部品点数を低減できると共に、組立
作業を簡易化して製造コストを軽減することができると
いう効果がある。
マルプリンタは、紙幅方向に所定の間隔をおいて対向配
置された一対の側壁部を有するフレームと、印字を行う
ラインサーマルヘッドと、上記ラインサーマルヘッドに
対して周面が当接されるプラテンローラと、駆動源とし
てのモータと、前記モータの回転駆動力を前記プラテン
ローラに伝達する複数の歯車とを少なくとも備えるサー
マルプリンタにおいて、前記フレームは、上下に分割可
能な下側フレーム部材と上側フレーム部材とから構成さ
れ、前記下側フレーム部材内には、前記ラインサーマル
ヘッド、前記プラテンローラ、前記モータおよび前記歯
車をそれぞれ収納する収納部が形成されると共に、前記
下側フレーム部材の側壁部および前記上側フレーム部材
の側壁部には、両フレームを合体させた際に、前記プラ
テンローラ、前記モータの各回転軸を回転自在に挟持す
る複数の保持部が形成されるようにしたので、下側フレ
ーム部材側の保持部に前記プラテンローラ、前記モータ
の各回転軸を載置し、収納部にサーマルヘッド、モータ
等を収納した後に、上側フレーム部材を下側フレーム部
材に被せるようにして合体させるだけでプリンタを組み
立てることができ、部品点数を低減できると共に、組立
作業を簡易化して製造コストを軽減することができると
いう効果がある。
【図１】本発明を適用したサーマルプリンタＰ１の実施
形態を示す分解斜視図である。
形態を示す分解斜視図である。
【図２】本発明を適用したサーマルプリンタＰ１の上側
フレーム部材の断面図である。
フレーム部材の断面図である。
【図３】本発明を適用したサーマルプリンタＰ１の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図４】従来のサーマルプリンタＰ２の分解斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】
Ｐ１ サーマルプリンタ
Ｆ フレーム
Ｆ１ 下側フレーム部材
Ｆ２ 上側フレーム部材
１ プラテンローラ
Ｈ サーマルヘッド
Ｍ モータ
１０ 押圧部
１１ 放熱部
Ｃ１〜Ｃ４ 保持部
Ｄ１〜Ｄ４ 保持部
Ｇ１ 歯車伝達機構
ｇ１，ｇ２ ギア
ｇ２０ 従動ギア
Ａ 収納部
Ｂ ギア収納部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１４年１０月１５日（２００２．１０．
１５）
１５）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】ロックアーム部材１０５は、全体が略コ字
状をなし、プラテンローラ１０２の回転軸の両端部と係
合してプラテンローラ１０２の表面をサーマルヘッドＨ
側に圧接させるように引き寄せるフック状の一対の回転
軸支持部（ラッチ部）１０５ａと、ヘッド支持体２００
の両サイドを介してラッチ部１０５ａをサーマルヘッド
Ｈの後方へ導く一対のアーム部１０５ｂと、アーム部１
０５ｂを両端に備えサーマルヘッドＨの後方の幅方向に
配設されて前記コイルバネ１０４を支持する弾性部材支
持部１０５ｃとを備えている。なお、ロックアーム部材
１０５およびサーマルヘッドＨは、フレーム１０１の両
側面に、回転軸５００を介して回動可能に軸支される。
なお、符号７００はモータＭをフレーム１０１に固定す
るためのネジである。
状をなし、プラテンローラ１０２の回転軸の両端部と係
合してプラテンローラ１０２の表面をサーマルヘッドＨ
側に圧接させるように引き寄せるフック状の一対の回転
軸支持部（ラッチ部）１０５ａと、ヘッド支持体２００
の両サイドを介してラッチ部１０５ａをサーマルヘッド
Ｈの後方へ導く一対のアーム部１０５ｂと、アーム部１
０５ｂを両端に備えサーマルヘッドＨの後方の幅方向に
配設されて前記コイルバネ１０４を支持する弾性部材支
持部１０５ｃとを備えている。なお、ロックアーム部材
１０５およびサーマルヘッドＨは、フレーム１０１の両
側面に、回転軸５００を介して回動可能に軸支される。
なお、符号７００はモータＭをフレーム１０１に固定す
るためのネジである。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】即ち、例えばロックアーム部材１０５関連
の部材の取り付けは、まずロックアーム部材１０５、サ
ーマルヘッドＨおよびヘッド支持体２００を回転軸５０
０を介してフレーム１０１に取り付けた後に、さらにヘ
ッド支持体２００とロックアーム部材１０５との間に２
つのコイルバネ１０４を挟持させる作業が必要となる。
の部材の取り付けは、まずロックアーム部材１０５、サ
ーマルヘッドＨおよびヘッド支持体２００を回転軸５０
０を介してフレーム１０１に取り付けた後に、さらにヘ
ッド支持体２００とロックアーム部材１０５との間に２
つのコイルバネ１０４を挟持させる作業が必要となる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るサーマルプリンタは、紙幅方向に所定
の間隔をおいて対向配置された一対の側壁部を有するフ
レーム（Ｆ）と、印字を行うラインサーマルヘッド
（Ｈ）と、上記ラインサーマルヘッドに対して周面が当
接されるプラテンローラ（１）と、駆動源としてのモー
タ（Ｍ）と、前記モータの回転駆動力を前記プラテンロ
ーラに伝達する複数の歯車（ｇ１，ｇ２，ｇ２０）とを
少なくとも備えるサーマルプリンタにおいて、前記フレ
ームは、上下に分割可能な下側フレーム部材（Ｆ１）と
上側フレーム部材（Ｆ２）とから構成され、前記下側フ
レーム部材内には、前記ラインサーマルヘッド、前記プ
ラテンローラ、前記モータおよび前記歯車をそれぞれ収
納する収納部（収納部Ａ，ギア収納部Ｂ）が形成される
と共に、前記下側フレーム部材の側壁部および前記上側
フレーム部材の側壁部には、両フレームを合体させた際
に、前記プラテンローラ、前記モータの各回転軸を回転
自在に挟持する複数の保持部（Ｃ１〜Ｃ４，Ｄ１〜Ｄ
４）が形成されるようにした。
に、本発明に係るサーマルプリンタは、紙幅方向に所定
の間隔をおいて対向配置された一対の側壁部を有するフ
レーム（Ｆ）と、印字を行うラインサーマルヘッド
（Ｈ）と、上記ラインサーマルヘッドに対して周面が当
接されるプラテンローラ（１）と、駆動源としてのモー
タ（Ｍ）と、前記モータの回転駆動力を前記プラテンロ
ーラに伝達する複数の歯車（ｇ１，ｇ２，ｇ２０）とを
少なくとも備えるサーマルプリンタにおいて、前記フレ
ームは、上下に分割可能な下側フレーム部材（Ｆ１）と
上側フレーム部材（Ｆ２）とから構成され、前記下側フ
レーム部材内には、前記ラインサーマルヘッド、前記プ
ラテンローラ、前記モータおよび前記歯車をそれぞれ収
納する収納部（収納部Ａ，ギア収納部Ｂ）が形成される
と共に、前記下側フレーム部材の側壁部および前記上側
フレーム部材の側壁部には、両フレームを合体させた際
に、前記プラテンローラ、前記モータの各回転軸を回転
自在に挟持する複数の保持部（Ｃ１〜Ｃ４，Ｄ１〜Ｄ
４）が形成されるようにした。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２１】図１に示すように、第１の実施形態に係る
サーマルプリンタＰ１は、紙幅方向に所定の間隔をおい
て対向配置された一対の側壁部を有する下側フレーム部
材Ｆ１と上側フレーム部材Ｆ２とによって構成されるフ
レームＦを備えている。
サーマルプリンタＰ１は、紙幅方向に所定の間隔をおい
て対向配置された一対の側壁部を有する下側フレーム部
材Ｆ１と上側フレーム部材Ｆ２とによって構成されるフ
レームＦを備えている。
Claims (4)
- 【請求項１】紙幅方向に所定の間隔をおいて対向配置さ
れた一対の側壁部を有するフレームと、印字を行うライ
ンサーマルヘッドと、上記ラインサーマルヘッドに対し
て周面が当接されるプラテンローラと、駆動源としての
モータと、前記モータの回転駆動力を前記プラテンロー
ラに伝達する複数の歯車と、を少なくとも備えるサーマ
ルプリンタにおいて、前記フレームは、上下に分割可能
な下側フレーム部材と上側フレーム部材とから構成さ
れ、前記下側フレーム部材内には、前記ラインサーマル
ヘッド、前記プラテンローラ、前記モータおよび前記歯
車をそれぞれ収納する収納部が形成されると共に、前記
下側フレーム部材の側壁部および前記上側フレーム部材
の側壁部には、両フレームを合体させた際に、前記プラ
テンローラ、前記モータの各回転軸を回転自在に挟持す
る複数の保持部が形成されていることを特徴とするサー
マルプリンタ。 - 【請求項２】前記下側フレーム部材の側壁部および前記
上側フレーム部材の側壁部に形成される前記各保持部
は、略半円形となっていることを特徴とする請求項１に
記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項３】前記上側フレーム部材には、前記ラインサ
ーマルヘッドが前記プラテンローラの表面に圧接される
ように前記ラインサーマルヘッドの背面を押圧する押圧
手段が設けられていることを特徴とする請求項１または
請求項２に記載のサーマルプリンタ。 - 【請求項４】前記押圧手段は、前記上側フレーム部材と
一体的に形成される弾性を有する板状の押圧部で構成さ
れ、該押圧部は、前記上側フレーム部材を前記下側フレ
ーム部材に嵌合させた際に、押圧部の端部が前記ライン
サーマルヘッドの背面に当接する位置に形成されること
を特徴とする請求項１から請求項３の何れかに記載のサ
ーマルプリンタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002045030A JP2003237121A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | サーマルプリンタ |
| EP20030250980 EP1338424B1 (en) | 2002-02-21 | 2003-02-18 | Thermal printer |
| DE2003608072 DE60308072T2 (de) | 2002-02-21 | 2003-02-18 | Thermodrucker |
| CNB031075665A CN1330503C (zh) | 2002-02-21 | 2003-02-21 | 热敏打印机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002045030A JP2003237121A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | サーマルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003237121A true JP2003237121A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27655319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002045030A Pending JP2003237121A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | サーマルプリンタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1338424B1 (ja) |
| JP (1) | JP2003237121A (ja) |
| CN (1) | CN1330503C (ja) |
| DE (1) | DE60308072T2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009072981A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Fujitsu Component Ltd | プリンタ装置 |
| JP2009279810A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Seiko Instruments Inc | サーマルプリンタ |
| US8550733B2 (en) * | 2007-09-19 | 2013-10-08 | Fujitsu Component Limited | Printing apparatus with sealed gear drive mechanism |
| JP2016064549A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE60304531T2 (de) * | 2002-10-03 | 2006-12-07 | Alps Electric Co., Ltd. | Thermodrucker |
| JP2007331112A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Seiko Epson Corp | サーマルプリンタ |
| CN102001232A (zh) * | 2010-09-25 | 2011-04-06 | 广东宝莱特医用科技股份有限公司 | 整体记录仪 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2825716B2 (ja) * | 1992-10-16 | 1998-11-18 | シャープ株式会社 | 感熱印字機構 |
| JPH0747733A (ja) * | 1993-08-06 | 1995-02-21 | Sony Corp | リボンカートリッジ |
| JP2762045B2 (ja) * | 1994-12-22 | 1998-06-04 | 株式会社リコー | サーマルヘッドユニット |
| JP3309038B2 (ja) * | 1995-09-29 | 2002-07-29 | アンリツ株式会社 | サーマルヘッド保持構造 |
| JP3329174B2 (ja) * | 1996-02-29 | 2002-09-30 | セイコーエプソン株式会社 | 多機能型印刷装置 |
| SG68612A1 (en) * | 1996-03-14 | 1999-11-16 | Seiko Epson Corp | Printer and control method therefor |
| JP3462003B2 (ja) * | 1996-05-09 | 2003-11-05 | 長野富士通コンポーネント株式会社 | サーマルプリンタ |
| FR2766411A1 (fr) * | 1997-07-11 | 1999-01-29 | Investix Sa | Mecanisme d'impression thermique |
| US5933180A (en) * | 1997-08-05 | 1999-08-03 | Bdt Products, Inc. | Thermal print module and method of using same |
| JPH11334118A (ja) * | 1998-05-28 | 1999-12-07 | Sanyo Electric Co Ltd | ライン型サーマルヘッドの押圧機構 |
-
2002
- 2002-02-21 JP JP2002045030A patent/JP2003237121A/ja active Pending
-
2003
- 2003-02-18 DE DE2003608072 patent/DE60308072T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-02-18 EP EP20030250980 patent/EP1338424B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-02-21 CN CNB031075665A patent/CN1330503C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009072981A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Fujitsu Component Ltd | プリンタ装置 |
| US8550733B2 (en) * | 2007-09-19 | 2013-10-08 | Fujitsu Component Limited | Printing apparatus with sealed gear drive mechanism |
| JP2009279810A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Seiko Instruments Inc | サーマルプリンタ |
| JP2016064549A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE60308072D1 (de) | 2006-10-19 |
| EP1338424A1 (en) | 2003-08-27 |
| CN1439526A (zh) | 2003-09-03 |
| CN1330503C (zh) | 2007-08-08 |
| DE60308072T2 (de) | 2007-02-22 |
| EP1338424B1 (en) | 2006-09-06 |
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20040309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |