JP2003235410A - リールシート及び釣竿 - Google Patents
リールシート及び釣竿Info
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Abstract
との噛み合いを確実に維持することにより、リールの脚
部を従来以上に確実に固定することができるリールシー
ト及び釣竿を提供。 【解決手段】 可動フードの軸線方向外側において雄ね
じ部に螺合してネジ送りにより可動フードを軸線方向内
側に移動させる移動用ナットと、該移動用ナットのゆる
みを防止するために移動用ナットの軸線方向外側におい
て雄ねじ部に螺合する固定用ナットとを備え、移動用ナ
ットのゆるみを防止するために両ナット間に互いに押し
合う力を作用させた際に、該押し合う力によって移動用
ナット若しくは固定用ナットに縮径方向の力を作用させ
る押圧機構部を備えている。
Description
するためのリールシート、及びリールの脚部を固定する
ためのリール取付部を備えた釣竿に関する。
そのリールの脚部を固定するためのリール取付部を構成
すべくリールシートが装着されている。該リールシート
には種々あるが、釣竿の竿本体の外側に嵌装、固着され
て使用されるパイプ状のリールシートが存在する。該リ
ールシートは、リールの脚部を軸線方向に挟持すること
によってリールを釣竿に固定する構成であり、リールの
脚部を挟持するためのフードを前後一対備えている。一
方のフードは軸線方向に移動不能な固定フードであり、
他方のフードは軸線方向に移動可能な可動フードであ
る。
ルシートの一例を図7に示しているが、この場合、可動
フード50の軸線方向外側端部には移動用ナット51が
回転可能に連結されている。移動用ナット51は、パイ
プ状のシート本体52の外周面に形成された雄ねじ部5
3に螺合していて、そのネジ送りによって可動フード5
0を軸線方向に移動させる。
ード54内に挿入した後、移動用ナット51を回転させ
ることで可動フード50を固定フード54に接近させて
可動フード50内にリールの脚部Aの他端部を挿入さ
せ、両フード50,54でリールの脚部Aを挟持するこ
とができる。
ド54側に締め込むことによりリールの脚部Aの端部に
可動フード50を圧接させ、これによりリールを固定す
るが、仮にリール固定状態において移動用ナット51が
緩むとリールの脚部Aがぐらつき、安定した釣りを行う
ことが困難となる。そのため、リールを強固に固定する
必要性が高い釣竿、例えばリールに強い力が作用する大
物用の釣竿には、移動用ナット51の軸線方向外側に更
にもう一つナットが装着された、いわゆるダブルナット
方式のリールシートが採用される。
用ナット55は、移動用ナット51とのダブルナット構
造によって移動用ナット51のゆるみを防止する。即
ち、固定用ナット55を移動用ナット51側に締め込ん
でいって移動用ナット51の軸線方向外側端部51aに
固定用ナット55の軸線方向内側端部55aを当接さ
せ、その状態で例えば移動用ナット51と固定用ナット
55とを互いに逆方向に僅かに回転させると、両ナット
51,55の端部同士が強く圧接されて両ナット51,
55間には互いに軸線方向に押し合う力が作用し、それ
によって移動用ナット51と可動フード50の位置が固
定され、リールの脚部Aの挟持状態が確実に維持され
る。
ト51,55間に互いに押し合う力を作用させることに
よって、移動用ナット51を可動フード50側に押圧し
てその雌ねじ部とシート本体52の雄ねじ部53との間
の軸線方向のガタ(遊び、バックラッシュ)をなくし、
移動用ナット51のゆるみを防止するものである。
差や経時変化或いはナットの強度不足等から、仮に、ナ
ット51,55の雌ねじ部とシート本体52の雄ねじ部
53との噛み合いが浅くなっていた場合、大物釣りの際
にリールに作用する過大な力によって、この噛み合いが
外れるおそれがある。
鑑みてなされ、ナットの雌ねじ部とシート本体等の雄ね
じ部との噛み合いを確実に維持することにより、リール
の脚部を従来以上に確実に固定することができるリール
シート及び釣竿を提供することを課題とする。
決すべくなされたものであり、本発明に係るリールシー
トは、リールの脚部を固定するためのリールシートであ
って、外周面に雄ねじ部を有するシート本体と、該シー
ト本体に軸線方向に移動可能に設けられた可動フード
と、該可動フードの軸線方向外側において前記雄ねじ部
に螺合してネジ送りにより可動フードを軸線方向内側に
移動させる移動用ナットと、該移動用ナットのゆるみを
防止するために移動用ナットの軸線方向外側において前
記雄ねじ部に螺合する固定用ナットとを備え、移動用ナ
ットのゆるみを防止するために両ナット間に互いに押し
合う力を作用させた際に、該押し合う力によって移動用
ナット若しくは固定用ナットに縮径方向の力を作用させ
る押圧機構部を備えていることを特徴とする。尚、本発
明においてリールの脚部側を軸線方向の内側とし、それ
と反対側を軸線方向の外側とする。
と固定用ナットとのダブルナット構造によって移動用ナ
ットのゆるみを防止するために両ナット間に互いに押し
合う力を作用させると、移動用ナットの雌ねじ部とシー
ト本体の雄ねじ部との間の軸線方向のガタが解消されて
移動用ナットのゆるみが防止される。更に、該押し合う
力によって押圧機構部が移動用ナット若しくは固定用ナ
ットに縮径方向の力を作用させるため、この縮径方向の
力によって、その力を受けた移動用ナット若しくは固定
用ナットにおける雌ねじ部とシート本体の雄ねじ部との
噛み合いが維持される。
は、他方のナット側に向けて先細りのテーパ外周面が形
成され、該テーパ外周面と、該テーパ外周面に当接して
テーパ外周面に押し合う力を付与する押圧部とから前記
押圧機構部が構成されていることが好ましい。この構成
の場合、押圧部によってテーパ外周面に押し合う力が付
与されると、押し合う力が付与されたナットにはテーパ
外周面によって縮径方向の力が生じる。従って、簡易な
構成で確実に縮径方向の力を生じさせることができる。
成されていることが好ましい。両ナット間にリング部材
を別途設けてそのリング部材に押圧部を形成することも
可能であるが、他方のナットに押圧部を設けて、両ナッ
ト同士が直接当接する構成とすることにより、より一層
構造を簡素化することが可能となる。
勾配を有する先拡がりのテーパ内周面を備えていること
が好ましい。テーパ外周面と押圧部のテーパ内周面とが
当接することにより、押圧部とテーパ外周面とが面で接
触する構成となるため、繰り返し使用に対する耐久性が
高まる。
合成樹脂製であり、押圧部は金属製であることが好まし
い。縮径方向の力を受ける側のナットが縮径方向の力を
受ける一方、押圧部はその反作用として拡径方向の力を
受けるが、縮径方向の力を受ける側のナットを合成樹脂
製とする共に押圧部を金属製とすることにより、押圧部
の拡径を効果的に防止することができると共に、縮径方
向の力を受ける側のナットを弾性変形させて噛み合いを
深くすることが容易となる。
移動用ナットであることが好ましい。縮径方向の力を受
ける側のナットを固定用ナットとすることも可能である
が、移動用ナットの方が可動フードにより近いため、そ
の移動用ナットにおける噛み合いを確実に維持すること
により、可動フードの位置をより一層確実に維持できて
リールの脚部のぐらつきを防止できる。
を固定するためのリール取付部を備えた釣竿であって、
軸線方向に移動可能に設けられた可動フードと、釣竿の
外周面に形成された雄ねじ部に可動フードの軸線方向外
側において螺合してネジ送りにより可動フードを軸線方
向内側に移動させる移動用ナットと、該移動用ナットの
ゆるみを防止するために移動用ナットの軸線方向外側に
おいて前記雄ねじ部に螺合する固定用ナットとを備え、
移動用ナットのゆるみを防止するために両ナット間に互
いに押し合う力を作用させた際に、該押し合う力によっ
て移動用ナット若しくは固定用ナットに縮径方向の力を
作用させる押圧機構部を備えていることを特徴とする。
及び釣竿の一実施形態について、図1乃至図3を参酌し
つつ説明する。図1に示すように、本実施形態のリール
シートSは、一端側外周面に雄ねじ部1aを有するパイ
プ状(円筒状)のシート本体1と、該シート本体1の他
端部に外装され固定された固定フード2と、シート本体
1の一端部側に軸線方向に移動可能に外装された可動フ
ード3と、該可動フード3の軸線方向外側端部に回転可
能に連結されて前記雄ねじ部1aに螺合する移動用ナッ
ト4と、該移動用ナット4とのダブルナット構造によっ
て移動用ナット4のゆるみを防止するために移動用ナッ
ト4の軸線方向外側において前記雄ねじ部1aに螺合す
る固定用ナット5とを備えている。尚、シート本体1と
固定フード2とが一体的に形成されていてもよい。
外側端部に相対回転可能に嵌合されているため、移動用
ナット4を回転させると、そのネジ送りによって移動用
ナット4と可動フード3とは一体となって軸線方向の内
外に移動し、これにより、両フード2,4間の離間距離
を調節することができる。これに対して、固定用ナット
5は移動用ナット4とは別体に構成されているため、そ
れのみを回転させて、移動用ナット4に対して接離させ
ることができる。但し、移動用ナット4と可動フード3
とを連結しない構成であってもよい。この場合でも移動
用ナット4を軸線方向内側に向けて締め込むことで可動
フード3を固定フード2側に接近させてリールの脚部A
を軸線方向に挟持させることができる。
線方向に伸びた直線状の溝部1bが形成されており、該
溝部1bに可動フード3の突部3aが係合することによ
り、該溝部1bをガイドとして可動フード3はシート本
体1に対して軸線方向に移動できるが回転不能となって
いる。
点鎖線にて示す釣竿の竿本体100に外装され固定され
る。その場合、可動フード3が竿先側となるようにする
ことも、また、竿尻側となるようにすることもできる。
即ち、本実施形態における釣竿は、竿本体100に上記
パイプ状のリールシートSが装着されることにより釣竿
の外周面に雄ねじ部1aが設けられ、リールの脚部Aを
固定するためのリール取付部がこのリールシートSから
構成されたものである。但し、釣竿の外周面に別途の構
成で雄ねじ部を設けてリール取付部を構成してもよい。
例えば、釣竿のハンドル部(グリップ部)に直接雄ねじ
部を形成してリール取付部を構成することもできる。
ナット4,5の向かい合った端部にそれぞれテーパ面が
形成されている。即ち、上述のように、移動用ナット4
の軸線方向内側端部は可動フード3の軸線方向外側端部
に嵌合しているが、移動用ナット4(縮径方向の力を受
ける側のナット)の軸線方向外側端部には、軸線方向外
側に向けて、即ち、固定用ナット5側(他方のナット
側)に向けて先細りのテーパ外周面10が形成されてい
る。一方、固定用ナット5の軸線方向内側端部には、移
動用ナット4のテーパ外周面10に対応した勾配を有す
る先拡がりのテーパ内周面11が形成されている。従っ
て、移動用ナット4の軸線方向外側端部と固定用ナット
5の軸線方向内側端部とが当接すると、移動用ナット4
のテーパ外周面10と固定用ナット5のテーパ内周面1
1とが互いに面で接触することとなる。
可能なようにポリブチレンテレフタレート樹脂(PB
T)等の合成樹脂製であり、固定用ナット5は実質的に
径方向に弾性変形しないようにステンレス等の金属製で
ある。即ち、固定用ナット5よりも移動用ナット4を弾
性変形しやすいように構成することが好ましい。尚、固
定用ナット5と移動用ナット4とを例えば同材質から構
成した場合でも、その形状等から固定用ナット5の方を
移動用ナット4よりも径方向に弾性変形しにくくするこ
ともできる。
4のテーパ外周面10に押し合う力を付与する押圧部1
2が固定用ナット5の軸線方向内側端部に設けられ、該
押圧部12にテーパ内周面11を有して、該テーパ内周
面11を有する押圧部12と移動用ナット4のテーパ外
周面10とから、移動用ナット4に縮径方向の力を作用
させる押圧機構部が構成されている。
あっては、移動用ナット4を軸線方向内側に締め込んで
いくことによりネジ送りによって可動フード3を固定フ
ード2に接近させ、両フード2,3でリールの脚部Aを
軸線方向に挟持する。そして、固定用ナット5を軸線方
向内側に向けて締め込んでいくと固定用ナット5のテー
パ内周面11が移動用ナット4のテーパ外周面10に当
接し、固定用ナット5のテーパ内周面11は押し合う力
を移動用ナット4のテーパ外周面10に作用させる。該
押し合う力がテーパ内周面11に付与されることで移動
用ナット4には縮径方向の力が作用し、移動用ナット4
は、その雌ねじ部4aとシート本体1の雄ねじ部1aと
の噛み合い量が増加するように縮径方向に弾性変形す
る。これを模式図として示したものが図3である。
じ部1a,4a間には軸線方向のみならず径方向にもガ
タが存在している。尚、一般にねじ部のねじ山は台形状
に形成される。そして、固定用ナット5と移動用ナット
4を例えば僅かに逆回転させてダブルナット構造によっ
て両ナット4,5に互いに押し合う力が作用すると、該
押し合う力は軸線方向(図3の矢印X)であるためこれ
により軸線方向のガタがなくなり、従って移動用ナット
4のゆるみが防止される。更に、移動用ナット4にはテ
ーパ内周面11によって縮径方向の力(図3の矢印Y)
が生じるため、この縮径方向の力によって移動用ナット
4は径方向にも押さえ込まれ、図3に二点鎖線にて示す
ように移動用ナット4の雌ねじ部4aが中心に向けて僅
かに移動することにより両ねじ部1a,4aの噛み合い
量が増加する。従って、例えば大物釣りのようにリール
に大きな力が作用しても移動用ナット4におけるねじ部
1a,4a同士の噛み合いが確実に維持される。特に、
ねじ山が台形状である場合には噛み合いが外れやすいた
め、移動用ナット4に縮径方向の力を作用させて噛み合
いを維持することによる効果は大きい。尚、移動用ナッ
ト4が縮径方向に弾性変形すると噛み合い量が増加する
ため好ましいが、実質的に弾性変形しなくても、縮径方
向の力が作用することによって噛み合いが外れることが
防止される。一方、固定用ナット5には反作用によって
拡径方向の力が作用するが、金属製とすることにより噛
み合いが確実に確保される。
パ内周面11を形成したが、図4のようにテーパ内周面
11を形成しない構成としてもよい。図4に示す構成で
は、軸線方向内側端部にリング状の鍔部を軸線方向に突
設させており、該鍔部が押圧部12として移動用ナット
4のテーパ外周面10に当接する。但し、上記実施形態
のようにテーパ内周面11を形成すると面接触すること
になるため繰り返し使用に対する耐久性が高まるという
利点がある。尚、図4ではリング状の鍔部を最外周に形
成しているが、径方向の何れの位置に形成してもよく、
また、鍔部の形状自体も種々の形状を採用しうる。
ング部材20を別途介在させ、移動用ナット4のテーパ
外周面10に押し合う力を付与する押圧部12をそのリ
ング部材20に設けてもよい。このリング部材20は雌
ねじ部を有しない。図5の構成では、リング部材20の
軸線方向内側端部に押圧部12が設けられ、該押圧部1
2にテーパ内周面11が形成されている。尚、このよう
に別体のリング部材20を設ける場合、そのリング部材
20を金属製にすれば固定用ナット5を例えば合成樹脂
製とすることもできる。尚、リング部材20は複数でも
よい。但し、押圧部12を固定用ナット5に一体的に設
けることにより構造を簡素化できる。
縮径方向の力を付与してそれにおける噛み合いの外れを
防止する場合について説明したが、逆に固定用ナット5
に縮径方向の力を付与してそれにおける雌ねじ部5aと
シート本体1の雄ねじ部1aとの噛み合いの外れを防止
してもよい。例えば、図6のように、固定用ナット5の
軸線方向内側端部にテーパ外周面10を形成し、そのテ
ーパ外周面10に押し合う力を付与する押圧部12を移
動用ナット4の軸線方向外側端部に設けてもよい。この
場合、図1の構成とは逆に移動用ナット4にテーパ内周
面11を形成してもよい。この場合には、移動用ナット
4を金属製にして固定用ナット5を合成樹脂製にするこ
とが好ましい。無論、このような構成であっても押圧部
12にテーパ内周面11を有しない構成とすることもで
きる。但し、移動用ナット4の方が可動フード3に近い
ため、上述したように移動用ナット4に縮径方向の力を
作用させる方が好ましい。可動フード3に移動用ナット
4が連結されている場合には特に移動用ナット4側の噛
み合いを維持することが好ましい。
けない構成など、ナット4,5の構成も適宜設計変更可
能であり、また、フード2,3やシート本体1の構成も
種々変更可能である。また、押圧機構部としてテーパ外
周面10を設けた構成について説明したが、これに限ら
れず他の構成であってもよい。但し、テーパ外周面10
を用いることにより縮径方向の力を簡易な構成で容易に
生じさせることができる。
向の力によって、移動用ナット若しくは固定用ナットに
おける雌ねじ部と、シート本体や釣竿の雄ねじ部との噛
み合いが確実に維持されるため、ダブルナット構造によ
る移動用ナットのゆるみ防止機能と相まって、リールの
脚部を従来以上に確実に固定することができる。
す部分断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
定フード、3…可動フード、3a…突部、4…移動用ナ
ット、4a,5a…雌ねじ部、5…固定用ナット、10
…テーパ外周面、11…テーパ内周面、12…押圧部、
20…リング状部材、100…竿本体、A…リールの脚
部、S…リールシート
Claims (7)
- 【請求項1】 リールの脚部を固定するためのリールシ
ートであって、外周面に雄ねじ部(1a)を有するシー
ト本体(1)と、該シート本体(1)に軸線方向に移動
可能に設けられた可動フード(3)と、該可動フード
(3)の軸線方向外側において前記雄ねじ部(1a)に
螺合してネジ送りにより可動フード(3)を軸線方向内
側に移動させる移動用ナット(4)と、該移動用ナット
(4)のゆるみを防止するために移動用ナット(4)の
軸線方向外側において前記雄ねじ部(1a)に螺合する
固定用ナット(5)とを備え、移動用ナット(4)のゆ
るみを防止するために両ナット(4,5)間に互いに押
し合う力を作用させた際に、該押し合う力によって移動
用ナット(4)若しくは固定用ナット(5)に縮径方向
の力を作用させる押圧機構部を備えていることを特徴と
するリールシート。 - 【請求項2】 縮径方向の力を受ける側のナット(4)
には、他方のナット(5)側に向けて先細りのテーパ外
周面(10)が形成され、該テーパ外周面(10)と、
該テーパ外周面(10)に当接してテーパ外周面(1
0)に押し合う力を付与する押圧部(12)とから前記
押圧機構部が構成されている請求項1記載のリールシー
ト。 - 【請求項3】 押圧部(12)は他方のナット(5)に
一体的に形成されている請求項2記載のリールシート。 - 【請求項4】 押圧部(12)は、テーパ外周面(1
0)に対応した勾配を有する先拡がりのテーパ内周面
(11)を備えている請求項2又は3記載のリールシー
ト。 - 【請求項5】 縮径方向の力を受ける側のナット(5)
は合成樹脂製であり、押圧部(12)は金属製である請
求項2乃至4の何れかに記載のリールシート。 - 【請求項6】 縮径方向の力を受ける側のナットは移動
用ナット(5)である請求項1乃至5の何れかに記載の
リールシート。 - 【請求項7】 リールの脚部を固定するためのリール取
付部を備えた釣竿であって、軸線方向に移動可能に設け
られた可動フード(3)と、釣竿の外周面に形成された
雄ねじ部(1a)に可動フード(3)の軸線方向外側に
おいて螺合してネジ送りにより可動フード(3)を軸線
方向内側に移動させる移動用ナット(4)と、該移動用
ナット(4)のゆるみを防止するために移動用ナット
(4)の軸線方向外側において前記雄ねじ部(1a)に
螺合する固定用ナット(5)とを備え、移動用ナット
(4)のゆるみを防止するために両ナット(4,5)間
に互いに押し合う力を作用させた際に、該押し合う力に
よって移動用ナット(4)若しくは固定用ナット(5)
に縮径方向の力を作用させる押圧機構部を備えているこ
とを特徴とする釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035497A JP2003235410A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | リールシート及び釣竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035497A JP2003235410A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | リールシート及び釣竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003235410A true JP2003235410A (ja) | 2003-08-26 |
Family
ID=27777672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002035497A Pending JP2003235410A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | リールシート及び釣竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003235410A (ja) |
-
2002
- 2002-02-13 JP JP2002035497A patent/JP2003235410A/ja active Pending
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