JP2003231584A - 地下タンク貯蔵装置、その製造方法及び施工方法 - Google Patents

地下タンク貯蔵装置、その製造方法及び施工方法

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JP2003231584A
JP2003231584A JP2002028268A JP2002028268A JP2003231584A JP 2003231584 A JP2003231584 A JP 2003231584A JP 2002028268 A JP2002028268 A JP 2002028268A JP 2002028268 A JP2002028268 A JP 2002028268A JP 2003231584 A JP2003231584 A JP 2003231584A
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underground tank
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concrete
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Ryuichi Yamamoto
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CHIKATAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置前の基礎スラブの軽量化を図ることによ
り、施工作業を容易に行うことができる地下タンク貯蔵
装置、その製造方法及び施工方法を提供する。 【解決手段】 地下タンク貯蔵装置は、基礎スラブ12
と、その基礎スラブ12の各コーナ部に立設される支柱
と、基礎スラブ12上に載置固定される地下タンクと、
支柱の上端部に設けられる上部スラブとを備えている。
基礎スラブ12の下端部を構成する長四角板状の躯体2
1の中央部には、格子状鉄筋24が架設された中空部2
6a,26bが設けられ、同躯体21の周縁部には前記
格子状鉄筋24が埋設された鉄筋コンクリート部25が
設けられている。この地下タンク貯蔵装置は、工場内で
各パーツを製造した後に設置現場に輸送し、その設置現
場の設置穴内で前記躯体21の中空部26a,26b内
にコンクリートを打設して固化させることにより施工さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガソリン、灯
油、重油等を貯蔵するための地下タンク貯蔵装置、その
製造方法及び施工方法に関するものである。より詳しく
は、設置現場で組立て施工するプレキャストタイプの地
下タンク貯蔵装置において、施工前の基礎スラブの軽量
化を図るように構成された地下タンク貯蔵装置、その製
造方法及び施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の地下タンク貯蔵装置
及びその施工方法としては、特開昭59−41570号
公報に開示されている地下タンク貯蔵所設置工法が知ら
れている。この地下タンク貯蔵所は、タンク本体のアス
ファルトライニング加工及び基礎コンクリート、支柱、
上部コンクリート等の各種コンクリートパーツ並びに検
知管及び基部配管等の各附属品により構成されている。
さらに、前記各種コンクリートパーツ及び附属品は、予
め工場等で単一部品として成型し、建設現場において穴
掘り、グリ石敷き、捨てコンクリート打ちの後、前記パ
ーツを吊り下して順次に組立て埋め戻しを行うように構
成されていた。そして、この地下タンク貯蔵所設置工法
では、建設現場での工事期間を大幅に短縮し、2〜3日
で完了することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
地下タンク貯蔵所設置工法では、工場等で単一部品とし
て成型された各種コンクリートパーツを建設現場に輸送
して組立てるように構成されていた。このとき、鉄筋コ
ンクリートの巨大な塊である基礎コンクリートは特に重
量が大きく、その輸送や吊下げのために著しく大きな輸
送用車両等の巨大な設備が必要であった。
【0004】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、設置現場に設置される前の基礎スラブの
軽量化を図ることにより、施工作業を容易に行うことが
できるように構成された地下タンク貯蔵装置、その製造
方法及び施工方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の地下タンク貯蔵装置は、
基礎スラブと、その基礎スラブ上に載置される地下タン
クと、前記地下タンクの周囲を取り囲むように基礎スラ
ブ上に立設される支柱と、その支柱の上端部に設けられ
る上部スラブとを備えた地下タンク貯蔵装置であって、
前記基礎スラブを構成する躯体の中央部に格子状鉄筋が
架設された中空部を設けるとともに、同躯体の周縁部に
前記格子状鉄筋がコンクリート中に埋設された鉄筋コン
クリート部を設け、設置現場の設置穴内で前記躯体の中
空部内にコンクリートを打設して固化させるように構成
したことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明の地下タンク貯蔵装
置の製造方法は、請求項1に記載の地下タンク貯蔵装置
の製造方法であって、前記躯体を構成する格子状鉄筋の
中央部を内部型枠で覆った後、その格子状鉄筋を成形型
内に挿入し、前記内部型枠を避けて成形型内にコンクリ
ートを打設して固化させた後、前記内部型枠を取除くこ
とにより、前記基礎スラブを成形するように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明の地下タンク貯蔵装
置の施工方法は、請求項1に記載の地下タンク貯蔵装置
の施工方法であって、前記設置現場の設置穴の底部に前
記基礎スラブを載置し、その基礎スラブの中空部内にコ
ンクリートを打設した後、その基礎スラブ上に前記地下
タンク、支柱及び上部スラブを組付けるように構成した
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図2に示すよう
に、地下タンク貯蔵装置11は、鉄筋コンクリートによ
り略長四角板状に形成された基礎スラブ12と、その基
礎スラブ12の各コーナ部に立設された鉄筋コンクリー
ト製の支柱13と、前記基礎スラブ12上に載置固定さ
れた地下タンク14とを備えている。さらに、前記支柱
13の上端部には、鉄筋コンクリートにより略長四角板
状に形成された上部スラブ15が設けられ、地下タンク
14の上方を覆っている。この直埋式の地下タンク貯蔵
装置11は、上記各パーツ(基礎スラブ12、支柱1
3、地下タンク14及び上部スラブ15)をパーツ毎別
々に工場内で製造した後、設置現場に輸送して組立てる
ことによって施工するように構成されたプレキャストタ
イプの製品である。さらに、この地下タンク貯蔵装置1
1は、図6(a)に示される設置現場の設置穴16内に
埋設して使用され、地下タンク14内にガソリン、灯
油、重油等の燃料を貯蔵するように構成されている。
【0009】図1(a)、(b)に示すように、基礎ス
ラブ12は、長四角板状に形成された躯体21と、その
躯体21の各コーナ部上面に円環状に突設された支柱固
定凸部22と、同躯体21の上面中央部に略長四角柱状
に突設された左右一対のタンク固定凸部23とより構成
されている。前記躯体21は基礎スラブ12の下端部を
構成している。前記タンク固定凸部23はいずれも、躯
体21の中央部上面において、基礎スラブ12の短手方
向に延びるように突設されている。
【0010】躯体21の内部には、長四角板状に形成さ
れた上下一対の格子状鉄筋24が配設されている。各格
子状鉄筋24は、躯体21の短手方向に延びる複数本の
縦筋24aと、長手方向に延びる複数本の横筋24bと
から構成されている。さらに、これら縦筋24aと横筋
24bとは、互いに接しながら直交しつつ交差するよう
に構成されているうえ、各交点で互いに溶接固定されて
いる。この躯体21の外周部、並びに前記支柱固定凸部
22及びタンク固定凸部23の下方位置には、前記格子
状鉄筋24の一部がコンクリート中に埋設された鉄筋コ
ンクリート部25が設けられている。さらに、これら鉄
筋コンクリート部25に取り囲まれた躯体21の中央部
には、前記格子状鉄筋24が露出された中空部としての
中央部中空部26a及び左右一対の端部中空部26bが
設けられている。前記中央部中空部26aは平面長四角
形状に形成され、端部中空部26bは平面略台形状に形
成されている。
【0011】なお、前記躯体21を平面又は底面から見
たとき、前記中空部26a,26bの面積の和は、躯体
21の全面積に対して好ましくは50〜90%、より好
ましくは60〜80%であるとよい。前記中空部26
a,26bの面積の和が躯体21の全面積に対して50
%未満の場合には、基礎スラブ12の軽量化が不十分と
なる。逆に90%を越える場合には、中空部26a,2
6bの外周部に鉄筋コンクリート部25を形成させるこ
とが困難になる。さらに、躯体21をクレーン車で吊上
げたとき、その自重により躯体21が折損するおそれも
生ずる。
【0012】図1(a)及び図2に示すように、各支柱
固定凸部22の中央には、平面円形状に形成された下部
接合凹部27が所定深さ凹設されている。さらに、各支
柱固定凸部22の周縁部上端面には、4本の支柱固定ボ
ルト28が垂設されている。また、タンク固定凸部23
の上部中央には、前記地下タンク14の下端部外周面に
沿うように側面円弧状に窪んだ載置凹部29が設けら
れ、地下タンク14を安定状態で載置するように構成さ
れている。さらに、このタンク固定凸部23の両端部上
面には、金属製のタンク固定ボルト30が垂設されてい
る。
【0013】図2に示すように、支柱13は、鉄筋コン
クリートにより略円柱状に形成されているうえ、前記基
礎スラブ12各コーナ部の支柱固定凸部22上に上下方
向に延びるように立設されている。各支柱13の上下端
部には、円板状に形成された拡径部36a,36bが設
けられている。拡径部36aの上面中央には円柱状に形
成された上部接合凸部37aが突設されているうえ、そ
の上部接合凸部37aの上端面中央には金属製の上部ス
ラブ固定ボルト38が垂設されている。拡径部36bの
下面中央には円柱状に形成された下部接合凸部37bが
垂下されているうえ、同拡径部36bの周縁部には前記
支柱固定凸部22の支柱固定ボルト28を挿通して固定
するための図示しない固定孔が上下方向に貫設されてい
る。
【0014】地下タンク14は、全体が鋼材又は繊維強
化プラスチック(FRP)により略横置円筒状に形成さ
れている。この地下タンク14は、横置円筒状に形成さ
れた地下タンク本体41と、その地下タンク本体41の
上端部に設けられたマンホール部42、漏洩検知装置取
付部43及び油面計頭付部44とから構成されている。
前記マンホール部42には、地下タンク本体41内に燃
料を供給するための図示しない給油口と、地下タンク本
体41内に貯蔵されている燃料を地下を通って各設備に
供給するための燃料管の基端部を構成する基部配管45
とが配設されている。また、マンホール部42、漏洩検
知装置取付部43及び油面計頭付部44の周囲は、周囲
の土砂がマンホール部42等に浸入しないようにするた
めのプロテクター46によって取り囲まれている。な
お、この地下タンク14は、鋼材又はFRPにより側面
Ω字状(逆U字状)に形成された左右一対のタンク固定
バンド47を用いて、前記タンク固定凸部23両端部の
タンク固定ボルト30に固定されている。
【0015】図2及び図3に示すように、上部スラブ1
5は、長四角板状に形成された上部躯体51と、その上
部躯体51の各コーナ部下面に円環状に突設された上部
支柱固定凸部52と、同上部躯体51の中央部に設けら
れた左右一対のマンホール53とより構成されている。
前記上部躯体51は上部スラブ15の上端部を構成して
いる。前記マンホール53の上端部には、鋼材により円
板状に形成されたマンホール蓋54が設けられ、マンホ
ール53の上端部を開閉可能に閉鎖している。
【0016】上部躯体51の内部には、長四角板状に形
成された上下一対の格子状鉄筋55が配設されている。
これら格子状鉄筋55は、上記基礎スラブ12内部の格
子状鉄筋24と同様の構造を有している。この上部躯体
51の外周部及び中央部、並びに前記上部支柱固定凸部
52の上方位置には、前記格子状鉄筋55の一部がコン
クリート中に埋設された鉄筋コンクリート部56が設け
られている。さらに、これら鉄筋コンクリート部56に
取り囲まれた上部躯体51の左右端部には、前記格子状
鉄筋55が露出された中空部としての左右一対の上部中
空部57が設けられている。
【0017】上部支柱固定凸部52の下面中央には、底
面円形状に形成された上部接合凹部61が所定深さ凹設
され、前記支柱13上端部の上部接合凸部37aが嵌入
されるようになっている。これら上部接合凹部61の真
上に位置する上部スラブ15の各コーナ部上面には、平
面円形状に形成された接合孔62が所定深さ凹設されて
いる。さらに、これら上部接合凹部61と接合孔62と
の間には、前記支柱13の上部スラブ固定ボルト38を
挿通するための挿通孔63が上下方向に貫設されてい
る。
【0018】また、左右一対のマンホール53は、平面
及び底面円形状に形成されているうえ、そのマンホール
53の上端部には鋳鉄材により円環状に形成された蓋受
け64が固設されている。この蓋受け64は、側断面ほ
ぼ逆T字状に形成されており、その内周面側に突出した
環状凸部が前記マンホール蓋54の下端部外周縁と係合
されてマンホール蓋54を載置するように構成されてい
る。また、各マンホール53の真下位置には、前記プロ
テクター46が配置されるようになっている。
【0019】次に、地下タンク貯蔵装置11の製造方法
及び施工方法について説明する。この地下タンク貯蔵装
置11は、上記各パーツ(基礎スラブ12、支柱13、
地下タンク14及び上部スラブ15)をパーツ毎別々に
工場内で製造した後、設置現場に輸送して組立て施工さ
れるように構成されている。この地下タンク貯蔵装置1
1の基礎スラブ12を工場内で製造する際には、図4に
示されるような長四角枠状に形成された上下一対の外枠
ゲージ71及び内部型枠72a,72b、並びに図5に
示される成形型としての金型73が用いられる。前記金
型73は、基礎スラブ12の上面形状に沿って形成され
た略有底無蓋長四角箱状に形成されている。
【0020】図4に示すように、上下一対の外枠ゲージ
71は、基礎スラブ12の格子状鉄筋24を構築するた
めに使用され、鋼材により長四角枠状に形成されてい
る。各外枠ゲージ71の上端縁全体には、側面半円形状
に形成された鉄筋載置凹部76が所定間隔をおいて複数
個切欠き形成されており、格子状鉄筋24を構成する縦
筋24a又は横筋24bの端部を所定間隔離間させなが
ら載置することができるようになっている。また、上方
に位置する外枠ゲージ71は、各コーナ部で分割及び接
合可能となるように構成されている。
【0021】内部型枠72a,72bは、いずれもコン
クリートの打設圧によって変形及び破壊されず、かつコ
ンクリート打設後は人為的に破壊して取除くことができ
る材料により構成されている。これら内部型枠72a,
72bを構成する材料としては、所定形状に成形するの
が容易であることから、好ましくは硬質の樹脂、より好
ましくは発泡スチロール(発泡ポリスチレン)や硬質ポ
リウレタンフォーム等の硬質の樹脂発泡体が好適に使用
され、安価であることから発泡スチロールが最も好適に
使用される。
【0022】格子状鉄筋24の中央部に装着される内部
型枠72aは、躯体21の中央部中空部26aを形成さ
せるために使用される。この内部型枠72aは、対向す
る各一対の長側壁及び短側壁からなる長四角枠状(長四
角筒状)に形成されているうえ、各側壁には縦筋24a
又は横筋24bを挿通させるための鉄筋挿通孔77がほ
ぼ上下二列に並ぶように貫設されている。また、格子状
鉄筋24の左右両端部に装着される内部型枠72bは、
躯体21の端部中空部26bを形成させるために使用さ
れる。これら内部型枠72bは、平面略台形状に形成さ
れている以外は前記内部型枠72aと同様の構造を有し
ている。
【0023】そして、上記基礎スラブ12を製造する際
には、まず、図4に示されるように、下方に位置する外
枠ゲージ71内の所定位置に内部型枠72a,72bを
配置した後、同外枠ゲージ71上端部の鉄筋載置凹部7
6に縦筋24a及び横筋24bの端部を載置し、それら
縦筋24a及び横筋24bを水平方向に架設する。さら
に、前記外枠ゲージ71の中央部に架設される縦筋24
a及び横筋24bの中央部を内部型枠72a,72bの
下方位置に設けられた鉄筋挿通孔77内に挿通させる。
その後、前記縦筋24aと横筋24bとが接しながら交
差する交点全てを溶接固定する。
【0024】続いて、前記外枠ゲージ71上に別の外枠
ゲージ71を載置した後、その外枠ゲージ71上端部の
鉄筋載置凹部76に縦筋24a及び横筋24bの端部を
載置して架設する。さらに、同外枠ゲージ71の中央部
に架設される縦筋24a及び横筋24bの中央部を内部
型枠72a,72bの上方位置に設けられた鉄筋挿通孔
77内に挿通させる。その後、前記縦筋24aと横筋2
4bとが接しながら交差する交点全てを溶接固定した
後、外枠ゲージ71を取外すことによって、図5に示さ
れるように、内部型枠72a,72bが装着された上下
一対の格子状鉄筋24が組立てられる。なお、図5では
図示されていないが、前記上下一対の格子状鉄筋24に
は、上下の格子状鉄筋24間を繋ぐように支柱固定ボル
ト28及びタンク固定ボルト30が溶接固定されてい
る。
【0025】最後に、図5に示されるように、前記格子
状鉄筋24を金型73内に挿入し、内部型枠72a,7
2bを避けるように金型73内にコンクリートを打設し
て充填硬化させた後、内部型枠72a,72bを壊しな
がら取除くことによって、図1(a)、(b)に示され
る基礎スラブ12が成形される。また、上部スラブ15
の製造に際しても、上部スラブ15用の外枠ゲージ、内
部型枠及び金型を用いて、上記基礎スラブ12と全く同
様に製造される。
【0026】上記のように工場内で製造された各パーツ
は、設置現場に輸送して組立て施工される。この地下タ
ンク貯蔵装置11を設置現場で組立て施工する際には、
まず、図6(a)に示されるように、設置現場の設置場
所に設置穴16を掘削した後、その設置穴16の底部に
グリ石81を敷設するとともに、捨てコンクリート82
を打設して固化させる。続いて、クレーン車83を用い
て前記基礎スラブ12を設置穴16底部の捨てコンクリ
ート82上に載置した後、その基礎スラブ12の中央部
中空部26a及び端部中空部26b内にコンクリートを
流し込んで充填させ、図6(b)に示されるように躯体
21全体を鉄筋コンクリート製の長四角板状に形成す
る。
【0027】次に、図2に示されるように、前記基礎ス
ラブ12の載置凹部29上に地下タンク14を載置す
る。なおこのとき、前記基礎スラブ12の中央部中空部
26a及び端部中空部26b内に打設されたコンクリー
トは必ずしも固化している必要はない。続いて、タンク
固定バンド47の中央部を地下タンク14の上部に引掛
けるとともに、そのタンク固定バンド47両端部の図示
しない固定孔内にタンク固定凸部23両端部のタンク固
定ボルト30を挿通させ、ナットにより地下タンク14
を基礎スラブ12上に固定する。その後、前記タンク固
定ボルト30の上端部及びナットからなる接合部全体を
完全に覆うようにモルタル又はコンクリートを打設し、
その接合部を構成する金属製部品(タンク固定ボルト3
0及びナット)を覆う。
【0028】次に、前記基礎スラブ12の各コーナ部に
設けられた支柱固定凸部22の下部接合凹部27内に支
柱13の下部接合凸部37bを嵌入させるとともに、同
支柱固定凸部22の各支柱固定ボルト28を支柱13の
拡径部36bに貫設された固定孔内に挿通させ、基礎ス
ラブ12と支柱13とを接合させる。続いて、前記拡径
部36bの固定孔内に挿通された支柱固定ボルト28に
ナットを螺着して基礎スラブ12と支柱13とを固定し
た後、基礎スラブ12と支柱13との接合部全体を完全
に覆うようにモルタル又はコンクリートを打設し、その
接合部を構成する金属製部品(支柱固定ボルト28及び
ナット)を覆う。
【0029】次に、前記各支柱13の上端部に突設され
た上部接合凸部37aを上部スラブ15コーナ部下面の
上部接合凹部61内に嵌入させるとともに、同上部接合
凸部37a上端部の上部スラブ固定ボルト38を上部ス
ラブ15の挿通孔63及び接合孔62内に挿通させ、各
支柱13と上部スラブ15とを接合させる。続いて、前
記上部スラブ固定ボルト38にナットを螺着して各支柱
13と上部スラブ15とを固定した後、接合孔62内に
モルタル又はコンクリートを打設し、その接合部を構成
する金属製部品(上部スラブ固定ボルト38及びナッ
ト)を覆う。なおこのとき、地下タンク14上端部の左
右一対のプロテクター46の上端部は、上部スラブ15
のマンホール53内に配置されている。
【0030】次に、この地下タンク貯蔵装置11が設置
された設置穴16を上部スラブ15の上部躯体51下端
面の高さまで埋め戻した後、設置穴16内に水を流し込
んで水締めを行う。このとき、大きく開口している上部
スラブ15の上部中空部57内に埋め戻し用の土を放り
込みながら埋め戻し作業を行うと作業性がよい。そし
て、前記上部躯体51の下端面の高さまで土を埋め戻し
た後、上部スラブ15の上部中空部57内にコンクリー
トを流し込んで充填させ、上部躯体51全体を鉄筋コン
クリート製の長四角板状に形成する。なお、前記埋め戻
し前に、地下タンク貯蔵装置11の基部配管45の先端
に図示しない燃料管を接続させる必要がある。
【0031】上記実施形態によって発揮される効果につ
いて、以下に記載する。 ・ 実施形態の地下タンク貯蔵装置11は、基礎スラブ
12を構成する躯体21の中央部に格子状鉄筋24が架
設されたのみの中空構造を有する中空部26a,26b
が設けられている。さらに、同躯体21の周縁部には、
前記格子状鉄筋24の一部がコンクリート中に埋設され
た鉄筋コンクリート部25が前記中空部26a,26b
を取り囲む枠状に設けられている。加えて、この地下タ
ンク貯蔵装置11は、設置現場の設置穴16内で前記躯
体21の中空部26a,26b内にコンクリートを打設
して充填固化させるように構成されている。
【0032】このため、前記設置穴16内に設置される
前の地下タンク貯蔵装置11の基礎スラブ12は、中空
部26a,26bを構成するコンクリートに相当する重
量が軽量化されていることから、工場から設置現場への
輸送及び設置現場におけるクレーン車83での吊下げ作
業を著しく容易に行うことができる。特に、前記従来の
基礎コンクリートにおいて最も大きな重量を占めている
コンクリートの大半(好ましくは50〜90%、より好
ましくは60〜80%)を現場にて打設するように構成
することによって、基礎スラブ12の軽量化を容易に図
ることができ、その取り扱い性を著しく顕著に向上させ
ることができる。その結果、基礎スラブ12の輸送用車
両及びクレーン車83の小型化を図ることができ、輸送
及び吊下げコストを容易に低減させることが可能である
ことから、地下タンク貯蔵装置11の施工費用を低減さ
せることができる。
【0033】さらに、前記基礎スラブ12は、躯体21
上の複雑な構造物(支柱固定凸部22及びタンク固定凸
部23)の配設位置を避けて、上面及び下面が平坦な領
域(地下タンク本体41の真下位置)に中空部26a,
26bが形成されている。このため、設置現場において
特殊な工具(成形型等)や技術を必要とせず、極めて容
易に中空部26a,26b内にコンクリートを打設して
施工することができる。また、中空部26a,26b内
に打設されたコンクリートと捨てコンクリート82との
密着性を向上させる効果も発揮することができる。さら
に、この基礎スラブ12は、鉄筋コンクリート部25が
中空部26a,26bの周囲を取り囲む枠状(筒状)に
形成されていることから、中空部26a,26b内にコ
ンクリートを打設する作業を著しく容易に行うことがで
きる。
【0034】・ 設置穴16内に設置される前の状態の
基礎スラブ12は、中空部26a,26bの外周縁を縁
取る内部型枠72a,72bを用いて製造される。即
ち、前記内部型枠72a,72bにより躯体21を構成
する格子状鉄筋24の中央部を覆った後、その格子状鉄
筋24を金型73内に挿入し、内部型枠72a,72b
を避けながら金型73内にコンクリートを打設して固化
させた後、内部型枠72a,72bを壊しながら取除く
ことにより製造される。このため、この基礎スラブ12
は、コンクリートの打設圧によって変形及び破壊され
ず、かつコンクリート打設後は人為的に破壊してほぼ完
全に取除くことができる材料からなる内部型枠72a,
72bを用いることによって、極めて容易かつ迅速に製
造することができる。
【0035】・ この地下タンク貯蔵装置11は、設置
穴16の底部にグリ石81及び捨てコンクリート82を
敷設した後、その捨てコンクリート82上に基礎スラブ
12を載置し、その基礎スラブ12の中空部26a,2
6b内にコンクリートを打設することによって施工する
ように構成されている。このため、前記中空部26a,
26bによって軽量化が図られた基礎スラブ12の輸送
及び吊下げを容易に行うことができることから、その施
工作業を著しく効率的に行うことができる。さらに、こ
の地下タンク貯蔵装置11では、捨てコンクリート82
打設後のコンクリートミキサー車が設置現場に待機して
いることから、基礎スラブ12の中空部26a,26b
内にコンクリートを打設する際のコストの増加はほとん
どないという経済的効果も発揮する。
【0036】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 内部型枠72aを各一対の長側壁及び短側壁からな
る長四角枠状(長四角筒状)に形成する代わりに、各側
壁の内側方を同材料により完全に埋めることにより直方
体状に形成させること。また、内部型枠72bについて
も同様に形成させてもよい。
【0037】・ 図3に2点鎖線で示される上部スラブ
15の中央に、上部中空部57と同様の構造を有する平
面長四角形状の中空部91を設けること。 ・ 内部型枠72a,72bを組立て及び分割可能な硬
質材料(合成樹脂、金属又は木製)により構成し、金型
73内にコンクリートを打設した後に分割して取外すこ
とができるように構成すること。このように構成した場
合、内部型枠72a,72bの取外し作業を容易に行う
ことができるうえ、内部型枠72a,72bが複数回以
上使用可能となることから経済的である。
【0038】・ 基礎スラブ12と支柱13とを工場内
で一体成形させてもよい。 ・ 上部スラブ15の上部中空部57を省略し、上部躯
体51全体を鉄筋コンクリートによって長四角板状に形
成してもよい。
【0039】・ 上記実施形態の地下タンク本体41の
周囲に、僅かな間隙をおいて鋼板又はFRP製の殻状被
覆構造物を設け、その構造物により地下タンク本体41
の周囲全体を被覆するように構成すること。即ち、地下
タンク14を二重殻タンクによって構成すること。
【0040】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (1) 前記上部スラブを構成する上部躯体の中央部に
格子状鉄筋が架設された中空部を設けるとともに、同上
部躯体の周縁部に前記格子状鉄筋がコンクリート中に埋
設された鉄筋コンクリート部を設け、設置現場の設置穴
内で前記上部躯体の中空部内にコンクリートを打設して
固化させるように構成したことを特徴とする請求項1に
記載の地下タンク貯蔵装置。
【0041】(2) 前記中空部を地下タンクと上下に
ほぼ一致した位置に設けたことを特徴とする請求項1又
は前記(1)に記載の地下タンク貯蔵装置。 (3) 前記地下タンクを躯体に正射影したときの投影
像とほぼ一致する位置に中空部を設けたことを特徴とす
る請求項1、前記(1)及び前記(2)のいずれかに記
載の地下タンク貯蔵装置。
【0042】(4) 前記中空部が躯体の50〜90%
の面積を占めるように構成したことを特徴とする請求項
1及び前記(1)から前記(3)のいずれかに記載の地
下タンク貯蔵装置。
【0043】(5) 前記内部型枠を硬質の樹脂発泡体
により構成したことを特徴とする請求項2に記載の地下
タンク貯蔵装置の製造方法。 (6) 請求項1及び前記(1)から前記(4)のいず
れかに記載の地下タンク貯蔵装置の基礎スラブであっ
て、前記躯体の中央部に格子状鉄筋が架設された中空部
を設けるとともに、同躯体の周縁部に前記格子状鉄筋が
コンクリート中に埋設された鉄筋コンクリート部を設
け、設置現場の設置穴内で前記躯体の中空部内にコンク
リートを打設して固化させるように構成したことを特徴
とする地下タンク貯蔵装置の基礎スラブ。このように構
成した場合、設置現場に設置される前の基礎スラブの軽
量化を図ることにより、施工作業を容易に行うことがで
きる。
【0044】(7) 前記(1)から前記(4)のいず
れかに記載の地下タンク貯蔵装置の上部スラブであっ
て、前記上部躯体の中央部に格子状鉄筋が架設された中
空部を設けるとともに、同上部躯体の周縁部に前記格子
状鉄筋がコンクリート中に埋設された鉄筋コンクリート
部を設け、設置現場の設置穴内で前記上部躯体の中空部
内にコンクリートを打設して固化させるように構成した
ことを特徴とする地下タンク貯蔵装置の上部スラブ。こ
のように構成した場合、設置現場に設置される前の上部
スラブの軽量化を図ることにより、施工作業を容易に行
うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
地下タンク貯蔵装置、請求項2に記載の発明の地下タン
ク貯蔵装置の製造方法、及び請求項3に記載の発明の地
下タンク貯蔵装置の施工方法によれば、設置現場に設置
される前の基礎スラブの軽量化を図ることにより、施工
作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は実施形態の地下タンク貯蔵装置の基
礎スラブを示す斜視図、(b)は図1(a)の1b−1
b線から見た正断面図。
【図2】 実施形態の分解状態の地下タンク貯蔵装置を
示す正面図。
【図3】 実施形態の地下タンク貯蔵装置の上部スラブ
を示す平面図。
【図4】 実施形態の基礎スラブの製造工程の一部を略
示する斜視図。
【図5】 実施形態の基礎スラブの製造工程の一部を略
示する斜視図。
【図6】 (a)は実施形態の地下タンク貯蔵装置の施
工工程の一部を略示する正断面図、(b)は同じく斜視
図。
【符号の説明】
11・・・地下タンク貯蔵装置、12・・・基礎スラブ、13
・・・支柱、14・・・地下タンク、15・・・上部スラブ、1
6・・・設置穴、21・・・躯体、24・・・格子状鉄筋、25・
・・鉄筋コンクリート部、26a・・・中空部としての中央
部中空部、26b・・・中空部としての端部中空部、72
a,72b・・・内部型枠、73・・・成形型としての金型。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎スラブと、その基礎スラブ上に載置
    される地下タンクと、前記地下タンクの周囲を取り囲む
    ように基礎スラブ上に立設される支柱と、その支柱の上
    端部に設けられる上部スラブとを備えた地下タンク貯蔵
    装置であって、 前記基礎スラブを構成する躯体の中央部に格子状鉄筋が
    架設された中空部を設けるとともに、同躯体の周縁部に
    前記格子状鉄筋がコンクリート中に埋設された鉄筋コン
    クリート部を設け、 設置現場の設置穴内で前記躯体の中空部内にコンクリー
    トを打設して固化させるように構成したことを特徴とす
    る地下タンク貯蔵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の地下タンク貯蔵装置の
    製造方法であって、 前記躯体を構成する格子状鉄筋の中央部を内部型枠で覆
    った後、その格子状鉄筋を成形型内に挿入し、前記内部
    型枠を避けて成形型内にコンクリートを打設して固化さ
    せた後、前記内部型枠を取除くことにより、前記基礎ス
    ラブを成形するように構成したことを特徴とする地下タ
    ンク貯蔵装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の地下タンク貯蔵装置の
    施工方法であって、 前記設置現場の設置穴の底部に前記基礎スラブを載置
    し、その基礎スラブの中空部内にコンクリートを打設し
    た後、その基礎スラブ上に前記地下タンク、支柱及び上
    部スラブを組付けるように構成したことを特徴とする地
    下タンク貯蔵装置の施工方法。
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