JP2003040392A - 地下タンク貯蔵装置及びその施工方法 - Google Patents

地下タンク貯蔵装置及びその施工方法

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JP2003040392A
JP2003040392A JP2001227681A JP2001227681A JP2003040392A JP 2003040392 A JP2003040392 A JP 2003040392A JP 2001227681 A JP2001227681 A JP 2001227681A JP 2001227681 A JP2001227681 A JP 2001227681A JP 2003040392 A JP2003040392 A JP 2003040392A
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Japan
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underground tank
storage device
slab
factory
tank storage
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JP2001227681A
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Ryuichi Yamamoto
▼隆▲一 山本
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CHIKATAN KK
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CHIKATAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工期間を大幅に短縮しつつ、安価に施工す
ることができるように構成された地下タンク貯蔵装置及
びその施工方法を提供する。 【解決手段】 地下タンク貯蔵装置11は、鉄筋コンク
リートにより長四角板状に形成された基礎スラブ12
と、その基礎スラブ12の各コーナ部に立設された鉄筋
コンクリート製の支柱13と、基礎スラブ12上に載置
固定された地下タンク14とを備えている。さらに、前
記支柱13の上端部には、鉄筋コンクリート製の上部ス
ラブ15が設けられている。前記基礎スラブ12及び支
柱13は、工場内で一体成型されることにより躯体16
を構成する。この地下タンク貯蔵装置11は、工場内で
各パーツを組立てた後に設置現場に運搬し、その設置現
場に掘削された設置穴の底部に載置し、さらに前記設置
穴を埋め戻すことにより施工される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガソリン、灯
油、重油等を貯蔵するための地下タンク貯蔵装置及びそ
の施工方法に関するものである。より詳しくは、地下タ
ンク貯蔵装置を構成するパーツを工場内で一体的に組立
てた後に出荷し、設置現場における組立て作業を大幅に
省略することができるように構成されたプレキャスト製
品としての地下タンク貯蔵装置及びその施工方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の地下タンク貯蔵装置
及びその施工方法としては、特開昭59−41570号
公報に開示されている地下タンク貯蔵所設置工法が知ら
れている。この地下タンク貯蔵所は、タンク本体のアス
ファルトライニング加工及び基礎コンクリート、支柱、
上部コンクリート等の各種コンクリートパーツ並びに検
知管及び基部配管等の各附属品により構成されている。
さらに、前記各種コンクリートパーツ及び附属品は、予
め工場等で単一部品として成型し、建設現場において穴
掘り、グリ石敷き、捨てコンクリート打ちの後、前記パ
ーツを吊り下して順次に組立て埋め戻しを行うように構
成されていた。そして、この地下タンク貯蔵所設置工法
では、建設現場での工事期間を大幅に短縮し、2〜3日
で完了することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
地下タンク貯蔵所設置工法では、各パーツの組立て作業
を建設現場で行うように構成されていた。このため、組
立てに適した設備が充分に整っていない現場での組立て
作業の作業性はあまり良好でないうえ、天候により工事
期間が大幅に延長されるといった欠点もあった。さら
に、この地下タンク貯蔵所では、専用の工具・機械類及
び組立てに熟練した多くの作業員を現場に所定期間派遣
する必要があったことから、その組立て及び施工に要す
るコストが大きく上昇してしまっていた。
【0004】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、施工期間を大幅に短縮しつつ、安価に施
工することができるように構成された地下タンク貯蔵装
置及びその施工方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の地下タンク貯蔵装置は、
基礎スラブと、その基礎スラブ上に載置される地下タン
クと、前記地下タンクの周囲を取り囲むように基礎スラ
ブ上に立設される支柱と、その支柱の上端部に設けられ
る上部スラブとを備えた地下タンク貯蔵装置であって、
前記基礎スラブと支柱とを工場内で一体成型することに
より躯体を製造するとともに、工場内で基礎スラブ上に
地下タンクを固設し、さらに同工場内で地下タンクと基
礎スラブとの接合部に防錆処理を施したことを特徴とす
るものである。
【0006】請求項2に記載の発明の地下タンク貯蔵装
置は、請求項1に記載の発明において、前記工場内で支
柱の上端部に上部スラブを固設するとともに、同工場内
で支柱と上部スラブとの接合部に防錆処理を施し、さら
に同工場内で地下タンクの周囲に漏洩検知管及び基部配
管を配設したことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明の地下タンク貯蔵装
置の施工方法は、請求項1又は請求項2に記載の地下タ
ンク貯蔵装置の施工方法であって、前記基礎スラブと支
柱とを工場内で一体成型することにより躯体を製造し、
工場内で基礎スラブ上に地下タンクを固設し、さらに同
工場内で地下タンクと基礎スラブとの接合部に防錆処理
を施すことにより地下タンク貯蔵装置を組立てた後、そ
の地下タンク貯蔵装置を設置現場に運搬するとともに、
前記設置現場では、地下タンク貯蔵装置を設置するため
の設置穴を掘削し、その設置穴の底部に前記運搬された
地下タンク貯蔵装置を載置した後、前記設置穴を埋め戻
すことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明の地下タンク貯蔵装
置の施工方法は、請求項3に記載の発明において、前記
設置現場において、設置穴の底部に載置された地下タン
ク貯蔵装置の上部スラブ上にコンクリートを増打すると
ともに、その増打されたコンクリートの上端部にマンホ
ール蓋の蓋受けを配設することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すよう
に、地下タンク貯蔵装置11は、鉄筋コンクリートによ
り長四角板状に形成された基礎スラブ12と、その基礎
スラブ12の各コーナ部に立設された鉄筋コンクリート
製の支柱13と、基礎スラブ12上に載置固定された地
下タンク14とを備えている。さらに、前記支柱13の
上端部には、鉄筋コンクリート製の上部スラブ15が設
けられ、地下タンク14の上方を覆っている。また、前
記基礎スラブ12と支柱13とは一体成型することによ
り製造され、これらによって躯体16が構成されてい
る。この直埋式の地下タンク貯蔵装置11は、組立てに
適した種々の設備を備えた工場内で組立てた後に設置現
場に運搬し、図7に示される設置穴17内に埋設して使
用され、前記地下タンク14内にガソリン、灯油、重油
等の燃料を貯蔵することができるようになっている。
【0010】図3に示すように、基礎スラブ12を構成
する鉄筋コンクリートの内部には、縦横に網目状に延び
る鉄筋21が埋設されている。図2及び図3に示すよう
に、この基礎スラブ12の上面中央部には、略長四角柱
状に形成された左右一対のタンク固定凸部22が突設さ
れている。各タンク固定凸部22の両端部上面には、金
属製のアンカーボルト23が垂設されている。これらア
ンカーボルト23の基端部(下部)は、タンク固定凸部
22を構成するコンクリートの内部に埋設されているう
え、前記基礎スラブ12内部の鉄筋21に溶接固定され
ている。
【0011】図2及び図4に示すように、このタンク固
定凸部22の中央部には、前記地下タンク14の下端部
外面に沿うように側面円弧状に窪んだ載置凹部24が設
けられている。一方、図2及び図3に示すように、基礎
スラブ12の対向する一対のコーナ部と前記タンク固定
凸部22との間には、図7に示される略円筒状に形成さ
れた漏洩検知管25の下端部を係入固定するための平面
円形状の検知管固定凹部26が凹設されている。
【0012】図3に示すように、支柱13は、鉄筋コン
クリートにより略円柱状に形成されているうえ、基礎ス
ラブ12の各コーナ部に上下方向に延びるように立設さ
れている。これら支柱13を構成する鉄筋コンクリート
の内部には、上下方向に延びる4本の支柱主筋31が埋
設されているうえ、これら支柱主筋31の下端部は基礎
スラブ12内部の鉄筋21に溶接固定されている。さら
に、各支柱13内に埋設された4本の支柱主筋31の周
囲には、円環状に形成された補強リング32が所定間隔
をおいて溶接固定されている。
【0013】各支柱13の上端部には、略円柱状に形成
された拡径部33が設けられているうえ、拡径部33の
上面中央には円板状に形成された接合凸部34が突設さ
れている。さらに、これら接合凸部34の上面中央に
は、金属製のアンカーボルト35が垂設されている。図
3に示すように、これらアンカーボルト35の基端部
(下部)は、拡径部33の内部を構成する支柱主筋31
及び補強リング32に溶接固定されている。即ち、基礎
スラブ12及び支柱13からなる躯体16は、鉄筋2
1、アンカーボルト23、支柱主筋31、補強リング3
2及びアンカーボルト35を溶接固定して一体化させた
後、図示しない所定の成形型内に挿入し、その成形型内
にコンクリートを流し込んで硬化させることにより一体
成型される。
【0014】図1及び図6に示すように、地下タンク1
4は、全体が鋼材又は繊維強化プラスチック(FRP)
により略横置円筒状に形成されている。この地下タンク
14は、横置円筒状に形成された地下タンク本体41
と、その地下タンク本体41の上端部中央から突設され
た有蓋筒状のマンホール部42とから構成されている。
前記マンホール部42の上端部には、地下タンク本体4
1内に燃料43を供給するための給油口44が突設され
ているうえ、地下タンク本体41内に貯蔵されている燃
料43を、地下を通って図示しない各設備に供給するた
めの燃料管の基端部を構成する基部配管45が配設され
ている。
【0015】マンホール部42の上部には、鋼材により
略有底筒状に形成されたプロテクター46が、マンホー
ル部42、給油口44及び基部配管45の基端部を取り
囲むように設けられており、給油時に給油口44から誤
って漏れ出す燃料43を一時的に収容するように構成さ
れている。さらに、このプロテクター46の上端部は、
縮径された円筒状に形成された縮径部46aとなってい
る。この縮径部46aの上部開口部は、いずれも薄いス
テンレス鋼により構成されたプロテクター外蓋48及び
プロテクター中蓋49によって開閉可能に閉鎖されてい
る。
【0016】プロテクター外蓋48は、外方ほど僅かに
低くなるように傾斜した円環板状の傾斜部48aと、そ
の傾斜部48aの外周縁に沿って垂下された円筒状の下
部係合突部48bと、傾斜部48aの内周縁に沿って立
設された円筒状の上部係合突部48cとから構成されて
いる。下部係合突部48bは、前記縮径部46aの上部
開口部と係合するように構成されている。プロテクター
中蓋49は、有蓋円筒状に形成されているうえ、その外
周部には円筒状の下部係合突部49aが垂下されてい
る。この下部係合突部49aは、前記プロテクター外蓋
48の上部係合突部48cと係合するように構成されて
いる。
【0017】図3に示すように、上部スラブ15は、縦
横に網目状に延びる鉄筋51が埋設された鉄筋コンクリ
ートにより長四角板状に形成されている。この上部スラ
ブ15の各コーナ部下面には、底面円形状に形成された
下部接合凹部52が凹設され、前記支柱13上端部の接
合凸部34を嵌入させることができるように構成されて
いる。図3及び図5に示すように、上部スラブ15のコ
ーナ部上面には、平面円形状に形成された上部接合凹部
53が設けられている。これら上部接合凹部53は、前
記下部接合凹部52の真上に位置している。これら下部
接合凹部52及び上部接合凹部53の中心には接合孔5
4が貫設されており、前記支柱13上端部のアンカーボ
ルト35の先端部を挿通させることができるようになっ
ている。
【0018】また、上部スラブ15の対向する一対のコ
ーナ部付近には、漏洩検知管25の上端部を挿通固定す
るための検知管固定孔55が貫設されている。これら検
知管固定孔55は、前記検知管固定凹部26の真上位置
に設けられている。また、この上部スラブ15の中央部
には、設置穴17内に設置された地下タンク14の周囲
に砂を詰めるための左右一対の砂詰め穴56が円孔状に
貫設されている。
【0019】図1及び図5に示すように、上部スラブ1
5の中央には、平面円形状に形成されたマンホール57
が貫設されているうえ、そのマンホール57の上端部に
は鋳鉄材により略円環状に形成された蓋受け58が固設
されている。図6に示すように、この蓋受け58は、側
断面ほぼ逆T字状に形成され、その下端部には内方に延
びる環状支持突部58aが突設されている。この環状支
持突部58aの内径は、前記プロテクター外蓋48の外
径よりもやや大きくなるように形成されている。このマ
ンホール57の下部位置には、前記プロテクター46の
縮径部46aが配置されるようになっている。さらに、
前記縮径部46aの外周面とマンホール57の下端部内
周面との間には間隙が形成され、マンホール57内に浸
入した雨水、砂粒、泥等の異物が、この間隙を通って周
囲の土壌59中に排出されるようになっている。
【0020】このマンホール57は、鋳鉄材により構成
されたマンホール外蓋61及びマンホール中蓋62によ
って開閉可能に閉鎖されている。前記マンホール外蓋6
1は、略円環板状に形成されているうえ、その外周面に
ゴム製の防水用パッキン63が嵌着されている。さら
に、このマンホール外蓋61の内周面下端部には、内方
に延びる環状支持突部61aが突設されている。この環
状支持突部61aの内径は、前記プロテクター中蓋49
の外径よりもやや大きくなるように形成されている。一
方、前記マンホール中蓋62は、ほぼ円板状に形成され
ているうえ、その外周面にゴム製の防水用パッキン63
が嵌着されている。
【0021】一方、この地下タンク貯蔵装置11には、
前記漏洩検知管25、図1に示されるタンク固定バンド
66、図4及び図7に示される吊上げ用工具67等の種
々の附属品が取付け可能となっている。前記タンク固定
バンド66は、鋼材又はFRPにより側面Ω字状(逆U
字状)に形成されているうえ、その両端部には前記アン
カーボルト23を挿通させるための挿通孔が貫設されて
いる。また、前記吊上げ用工具67は、その上端部に円
環状に形成された引掛け孔67aが設けられ、図7に示
すようにワイヤー68を引掛けることができるようにな
っているうえ、その下端部を図4に示すように砂詰め穴
56内に挿通固定することができるように構成されてい
る。
【0022】この地下タンク貯蔵装置11は、工場内で
製造された各パーツ(躯体16、地下タンク14、上部
スラブ15並びに附属品)を同工場内で組立てた後、そ
の組立てられた地下タンク貯蔵装置11を設置現場に運
搬して設置・施工される。
【0023】この地下タンク貯蔵装置11を工場内で組
立てる際には、図1に示すように、まず、所定の成形型
内で一体成型された躯体16の中央部に地下タンク14
を載置するとともに、その地下タンク14の下端部外面
をタンク固定凸部22の載置凹部24上面と密着させ
る。続いて、タンク固定バンド66の中央部を地下タン
ク14の上部に引掛けるとともに、そのタンク固定バン
ド66両端部の挿通孔内に前記タンク固定凸部22両端
部のアンカーボルト23を挿通させ、金属製のナット7
1により固定する。続いて、図3に示すように、前記ア
ンカーボルト23及びナット71からなる接合部全体を
完全に覆うようにコンクリート71aを略長四角柱状に
打設(増打)し、前記接合部を構成する金属製部品(ア
ンカーボルト23及びナット71)の腐食を防止するた
めの防錆処理を行う。
【0024】次に、図1及び図3に示すように、上部ス
ラブ15の接合孔54内に支柱13上端部のアンカーボ
ルト35を挿通させるとともに、下部接合凹部52内に
支柱13上端部の接合凸部34を嵌入させた後、上部接
合凹部53内でアンカーボルト35の先端部を金属製の
ナット72により固定する。続いて、前記上部接合凹部
53内にモルタル72a(コンクリートでもよい)を充
填して硬化させることにより、前記アンカーボルト35
及びナット72からなる接合部の腐食を防止するための
防錆処理を行う。最後に、漏洩検知管25を検知管固定
孔55及び検知管固定凹部26に固定するとともに、吊
上げ用工具67の下端部を上部スラブ15の砂詰め穴5
6内に固定することによって、地下タンク貯蔵装置11
が出荷状態に組立てられる。
【0025】この出荷状態に組立てられた地下タンク貯
蔵装置11は、そのままの状態で設置現場に運搬した
後、設置及び施工される。この地下タンク貯蔵装置11
を設置する際には、図7に示すように、まず、設置現場
の設置場所に設置穴17を掘削した後、その設置穴17
の底部にグリ石73を敷設するとともに、捨てコンクリ
ート74を打設して硬化させる。次に、前記地下タンク
貯蔵装置11の上端部に設けられた引掛け孔67aにワ
イヤー68を引掛けつつクレーン車75にて前記捨てコ
ンクリート74上に地下タンク貯蔵装置11を載置した
後、吊上げ用工具67を上部スラブ15の砂詰め穴56
から取外す。
【0026】次に、地下タンク貯蔵装置11の基部配管
45の先端部に図示しない燃料管を接続した後、地下タ
ンク貯蔵装置11の周縁部から地下タンク14の周囲に
砂(土壌59)を被せて設置穴17を埋め戻す。続い
て、前記開口された砂詰め穴56を通して地下タンク1
4と上部スラブ15との間の空間内に砂を充填し、さら
に砂詰め穴56を通して設置穴17内に水を流し込んで
水締めを行った後、砂詰め穴56をモルタル等で閉鎖す
る。
【0027】なお、前記地下タンク貯蔵装置11がクレ
ーン車75の吊上げ運搬能力を越える重量であった場合
等には、上部スラブ15以外のパーツを工場内で組立て
て設置現場に運搬した後、その設置現場の設置穴17内
で躯体16の上端部に上部スラブ15を固設することも
可能である。
【0028】上記実施形態によって発揮される効果につ
いて、以下に記載する。 (イ) 実施形態の地下タンク貯蔵装置11は、基礎ス
ラブ12と、その基礎スラブ12上に載置固定される地
下タンク14と、前記地下タンク14の周囲を取り囲む
ように基礎スラブ12上に立設される支柱13と、その
支柱13の上端部に設けられる上部スラブ15とを備え
ている。さらに、この地下タンク貯蔵装置11は、前記
基礎スラブ12と支柱13とを工場(鉄筋コンクリート
を成型するための設備を備えた工場)内で一体成型する
ことにより躯体16を製造するように構成されている。
このため、躯体16を工場内で一体成型することによっ
て、基礎スラブ12と支柱13とが別体で構成されたも
のと比較して、両者の間に特殊な嵌合関係を有する構成
を必要としないうえ、設置現場で前記嵌合部の組付けや
防錆処理等を行う必要がないことから、製造コストを容
易に低減させることができる。さらに、地下タンク貯蔵
装置11の軽量化を図ることもできる。加えて、組立て
時及び運搬時に前記嵌合関係を有する構成に緩みが生じ
ることがないことから、地下タンク貯蔵装置11の強度
を容易に高めることもできる。
【0029】さらに、この地下タンク貯蔵装置11は、
組立て工場内で基礎スラブ12上に地下タンク14を固
設するように構成されている。このため、前記組立てに
適した種々の設備(工具・機械類)を備えた組立て工場
内で大半の組立て作業、特に特殊な専門技術や知識を必
要とする作業が完了してしまうことから、設置現場では
僅かに残された簡単な作業を行うのみで地下タンク貯蔵
装置11を施工することが可能である。このとき、前記
工場内では地下タンク貯蔵装置11の組立てに特に熟練
した作業員による作業性及び生産性のよい組立て工程が
行われ、設置現場では主として土木工事に熟練した作業
員による効率のよい設置及び施工工程が行われるといっ
た分業体制を容易に導入することができる。従って、全
体として極めて高品質の製品を安価に提供することが可
能となる。
【0030】特に、設置現場に運搬される出荷状態の地
下タンク貯蔵装置11は、例えば一般の消費者が家電量
販店で電化製品を購入する場合と全く同様に、装置11
の施工に関する知識や技術に乏しい業者が購入した場合
でも容易に施工することが可能である。このため、この
地下タンク貯蔵装置11は、前記電化製品の場合と同様
に、購入者(購入業者)自身が設置及び施工を実施する
ことを前提とした物品のみの販売を行うことが可能であ
ることから、その製品としての価値は著しく高い。さら
に、購入者自身が設置及び施工を実施する場合には、そ
の購入者が希望する施工日を自由に決定することができ
てスケジュールを立てやすいうえ、全体のコストを極め
て容易に低減させることが可能となる。
【0031】さらに、前記地下タンク貯蔵装置11の組
立て工程は、工場内(屋内)で行われることから、前記
従来の地下タンク貯蔵所設置工法と比較して、天候に左
右されることなく計画通りに行うことができる。加え
て、前記地下タンク貯蔵装置11の設置及び施工工程に
ついては、前記組立て工場内で地下タンク貯蔵装置11
の施工に関する大半の作業が完了していることから、設
置現場での作業量を容易に減らすことができる。その結
果、地下タンク貯蔵装置11の設置及び施工にかかる作
業期間を著しく容易に短縮することができるうえ、その
作業をほぼ当初の計画通りに推し進めることが容易であ
る。
【0032】また、前記従来の地下タンク貯蔵所設置工
法では、天候等の影響により、地下タンク貯蔵所を構成
するコンクリートパーツを現場に運搬してから後の作業
期間が2〜3日程度又はそれ以上必要であった。これに
対して、本実施形態の地下タンク貯蔵装置11では、濡
れるのを嫌う作業工程が工場内(屋内)で完了している
ことから、雨天であっても設置及び施工作業を行うこと
ができる。さらに、この地下タンク貯蔵装置11は、捨
てコンクリート74上に載置してからすぐに設置穴17
の埋め戻し作業を行うことが可能であることから、数時
間(1〜3時間程度)で現場作業を完了させることがで
きる。このため、日を跨ぐことなく現場での設置及び施
工作業を完了させることが容易であることから、現場作
業に携わる作業員の派遣を著しく効率的に行うことがで
きる。
【0033】加えて、この地下タンク貯蔵装置11は、
組立て工場内で地下タンク14と基礎スラブ12との接
合部(アンカーボルト23及びナット71)をコンクリ
ート71aで被覆することにより防錆処理を施すように
構成されている。このため、前記接合部におけるコンク
リート71aの硬化を屋内で確実に完了させることがで
きる。その結果、前記接合部を構成する金属製部品(ア
ンカーボルト23及びナット71)が雨水や地下水等と
接触して腐食するのを防止する防錆処理が確実に行わ
れ、接合部の腐食を容易かつ効果的に抑制することがで
きる。また、地下タンク貯蔵装置11の運搬時に前記接
合部に緩みが生じるのを効果的に防止することもでき
る。
【0034】(ロ) この地下タンク貯蔵装置11は、
組立て工場内で支柱13の上端部に上部スラブ15を固
設するとともに、同組立て工場内で支柱13と上部スラ
ブ15との接合部(アンカーボルト35及びナット7
2)をモルタル72aで被覆することにより防錆処理を
施すように構成されている。このため、工場内での特殊
な専門技術や知識を有する組立て作業工程が占める割合
を著しく容易に高めることができることから、設置現場
での作業量をより一層低減させ、地下タンク貯蔵装置1
1の施工に要する期間を著しく容易に短縮することがで
きる。さらに、上部スラブ15の上部接合凹部53内に
モルタル72aを充填硬化させる際の作業を屋内で確実
に完了させることが可能であることから、前記接合部を
構成する金属製部品(アンカーボルト35及びナット7
2)の腐食を容易かつ効果的に抑制することができる。
また、地下タンク貯蔵装置11の運搬時に前記接合部に
緩みが生じるのを効果的に防止することもできる。
【0035】また、工場内で地下タンク14の周囲に漏
洩検知管25や基部配管45等の附属品を配設すること
によって、前記工場内で支柱13の上端部に上部スラブ
15を固設する場合と同様に、工場内における組立て作
業工程が占める割合を容易に高めることができる。
【0036】(ハ) この地下タンク貯蔵装置11は、
基礎スラブ12と支柱13とを工場内で一体成型するこ
とにより躯体16を製造し、組立て工場内で基礎スラブ
12に地下タンク14を固設し、さらに同組立て工場内
で地下タンク14と基礎スラブ12との接合部に防錆処
理を施すことにより組立てられる。さらに、この組立て
られた地下タンク貯蔵装置11を設置現場に運搬すると
ともに、設置現場では、地下タンク貯蔵装置11を設置
するための設置穴17を掘削し、設置穴17の底部に前
記運搬された地下タンク貯蔵装置11を載置した後、設
置穴17を埋め戻すことにより施工されるように構成さ
れている。このため、上記(イ)と同様の効果を発揮す
ることができる。
【0037】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 漏洩検知管25、基部配管45及びその他の附属品
から選ばれる少なくとも1種を、設置現場で地下タンク
貯蔵装置11に固設するように構成しても構わない。
【0038】・ 接合部を構成するアンカーボルト23
及びナット71、又はアンカーボルト35及びナット7
2を覆う形状に形成されたプラスチック、ゴム又はシリ
コーン製の防水キャップを前記接合部の上方から被せる
ことによって防錆処理を施してもよい。或いは、錆止め
剤や耐水性の被覆硬化剤(1液又は2液硬化型の合成樹
脂)を前記接合部の表面に塗布することによって防錆処
理を施してもよい。さらに、これら防錆処理を施した
後、その表面を上記実施形態のようにモルタル又はコン
クリートで被覆するように構成するのが好ましい。
【0039】・ アンカーボルト23及びナット71か
らなる接合部をコンクリート71aで被覆する代わり
に、前記接合部全体をモルタルで被覆することにより防
錆処理を行ってもよい。このように構成した場合、コン
クリート71aを増打する場合と比較して、防錆処理を
より一層容易に行うことが可能である。
【0040】・ 図8(a)に示すように、上部スラブ
15を上部接合凹部53の内奥面までの高さとなるよう
に薄く形成するとともに、蓋受け58を設けないように
構成すること。即ち、この上部スラブ15は、内部に埋
設されている鉄筋51の上端部までの高さとなるように
コンクリートを打設することによって製造される。さら
に、この上部スラブ15は、工場内で躯体16の上端部
に固設された後に設置現場に運搬するように構成されて
いる。また、上部スラブ15の上端部に突出したアンカ
ーボルト35の先端部とナット72とを、工場内でモル
タル72a又はコンクリートで被覆することにより防錆
処理を施すように構成するのが好ましい。
【0041】そして、図8(b)に示すように、この地
下タンク貯蔵装置11は、設置現場の設置穴17の底部
に載置した後、2点鎖線で示される上部スラブ15の上
端面の上部に、蓋受け58を埋設させつつコンクリート
15aを打設(増打)することによって施工される。こ
のように構成した場合、図8(b)に示されるように平
坦でない(傾斜している)地面に地下タンク貯蔵装置1
1を適切に設置することができる。さらに、前記コンク
リート15aの増打は、上部スラブ15の上端面にコン
クリートを積層することにより、極めて容易かつ迅速に
行うことが可能である。
【0042】・ 上記実施形態の地下タンク本体41の
周囲に、僅かな間隙をおいて鋼板又はFRP製の殻状被
覆構造物を設け、その構造物により地下タンク本体41
の周囲全体を被覆するように構成すること。即ち、地下
タンク14を二重殻タンクによって構成すること。
【0043】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (1) 前記防錆処理は前記接合部全体をモルタル又は
コンクリートで被覆することにより施されることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の地下タンク貯蔵装
置。
【0044】(2) 前記上部スラブの中央部に砂詰め
穴を貫設するとともに、その砂詰め穴内に吊上げ用工具
を着脱可能に固定するように構成したことを特徴とする
請求項1、請求項2及び前記(1)のいずれかに記載の
地下タンク貯蔵装置。このように構成した場合、地下タ
ンク貯蔵装置の設置を容易に行うことができるととも
に、地下タンクの周囲を砂で覆うのを容易に行うことが
できるうえ、上部スラブの構成を容易に簡略化すること
が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1及び請求項2に
記載の発明の地下タンク貯蔵装置、並びに請求項3及び
請求項4に記載の発明の地下タンク貯蔵装置の施工方法
によれば、施工期間を大幅に短縮しつつ、安価に施工す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の地下タンク貯蔵装置を示す正面
図。
【図2】 実施形態の地下タンク貯蔵装置の躯体を示す
平面図。
【図3】 実施形態の一部を破断した地下タンク貯蔵装
置を示す正面図。
【図4】 実施形態の一部を破断した地下タンク貯蔵装
置を示す側面図。
【図5】 実施形態の地下タンク貯蔵装置の上部スラブ
を示す平面図。
【図6】 実施形態の地下タンク貯蔵装置を示す部分拡
大側断面図。
【図7】 実施形態の地下タンク貯蔵装置の施工方法を
模式的に示す図。
【図8】 (a)及び(b)はいずれも、実施形態以外
の地下タンク貯蔵装置を模式的に示す図。
【符号の説明】
11・・・地下タンク貯蔵装置、12・・・基礎スラブ、13
・・・支柱、14・・・地下タンク、15・・・上部スラブ、1
5a・・・コンクリート、16・・・躯体、17・・・設置穴、
23・・・地下タンクと基礎スラブとの接合部を構成する
アンカーボルト、25・・・漏洩検知管、35・・・支柱と上
部スラブとの接合部を構成するアンカーボルト、45・・
・基部配管、58・・・蓋受け、61・・・マンホール蓋を構
成するマンホール外蓋、62・・・マンホール蓋を構成す
るマンホール中蓋、71・・・地下タンクと基礎スラブと
の接合部を構成するナット、71a・・・防錆処理として
のコンクリート、72・・・支柱と上部スラブとの接合部
を構成するナット、72a・・・防錆処理としてのモルタ
ル、73・・・設置穴の底部を構成するグリ石、74・・・設
置穴の底部を構成する捨てコンクリート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎スラブと、その基礎スラブ上に載置
    される地下タンクと、前記地下タンクの周囲を取り囲む
    ように基礎スラブ上に立設される支柱と、その支柱の上
    端部に設けられる上部スラブとを備えた地下タンク貯蔵
    装置であって、 前記基礎スラブと支柱とを工場内で一体成型することに
    より躯体を製造するとともに、工場内で基礎スラブ上に
    地下タンクを固設し、さらに同工場内で地下タンクと基
    礎スラブとの接合部に防錆処理を施したことを特徴とす
    る地下タンク貯蔵装置。
  2. 【請求項2】 前記工場内で支柱の上端部に上部スラブ
    を固設するとともに、同工場内で支柱と上部スラブとの
    接合部に防錆処理を施し、さらに同工場内で地下タンク
    の周囲に漏洩検知管及び基部配管を配設したことを特徴
    とする請求項1に記載の地下タンク貯蔵装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の地下タン
    ク貯蔵装置の施工方法であって、 前記基礎スラブと支柱とを工場内で一体成型することに
    より躯体を製造し、工場内で基礎スラブ上に地下タンク
    を固設し、さらに同工場内で地下タンクと基礎スラブと
    の接合部に防錆処理を施すことにより地下タンク貯蔵装
    置を組立てた後、その地下タンク貯蔵装置を設置現場に
    運搬するとともに、 前記設置現場では、地下タンク貯蔵装置を設置するため
    の設置穴を掘削し、その設置穴の底部に前記運搬された
    地下タンク貯蔵装置を載置した後、前記設置穴を埋め戻
    すことを特徴とする地下タンク貯蔵装置の施工方法。
  4. 【請求項4】 前記設置現場において、設置穴の底部に
    載置された地下タンク貯蔵装置の上部スラブ上にコンク
    リートを増打するとともに、その増打されたコンクリー
    トの上端部にマンホール蓋の蓋受けを配設することを特
    徴とする請求項3に記載の地下タンク貯蔵装置の施工方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011136336A (ja) * 2011-01-31 2011-07-14 Kanken:Kk 浄化槽設置構造
JP2015217136A (ja) * 2014-05-17 2015-12-07 株式会社Cnt 仮設トイレ収容型地下貯蔵槽
JP2018031172A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 大成建設株式会社 汚染水貯蔵タンクの解体方法

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