JP2003228503A - 電子納品支援装置およびプログラム - Google Patents

電子納品支援装置およびプログラム

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JP2003228503A
JP2003228503A JP2002027058A JP2002027058A JP2003228503A JP 2003228503 A JP2003228503 A JP 2003228503A JP 2002027058 A JP2002027058 A JP 2002027058A JP 2002027058 A JP2002027058 A JP 2002027058A JP 2003228503 A JP2003228503 A JP 2003228503A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルの収集およびファイル名の付与を、
簡単かつ適切に実現する。 【解決手段】 収集された元ファイルを、所定のディレ
クトリ構造中のフォルダに、所定の名称を付与して配置
した納品データを生成する電子納品支援装置は、元ファ
イルを収集し、収集された元ファイルを、納品データに
おいて配置されるべき、所定のディレクトリ構造中のフ
ォルダを特定するとともに、所定の元ファイルと当該元
ファイルの基礎となった他の元ファイルとの関連付けを
示すリンク情報を把握する元ファイル収集部11と、収
集された元ファイルが配置されるべきフォルダの情報、
および、元ファイル間の関連付けを示すリンク情報を記
憶するディレクトリ情報メモリ12と、ディレクトリ情
報を参照して、所定の命名規則に基づき元ファイルの各
々に、ディレクトリ構造に配置される際に与えられるフ
ァイル名を決定するファイル命名部13とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、納品にかかる情報
を電子化して媒体に格納するための電子納品支援装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】CALSは"Continuous Acquisition an
d Lifecycle Support"の略であり、一般に「生産・調達
・運用支援統合情報システム」と呼ばれている。CAL
Sは情報を電子化してペーパーレス化を実現するととも
に、情報交換や共有を円滑化し、コストを削減するとと
もに納期を短縮し、品質の確保・向上を実現し、さらに
省資源と省スペースを実現するとともに、事業全体の効
率化を実現するものである。今後、CALSは企業のみ
ならず官公庁にも導入が予定されており、これに伴いC
ALSに対する民間の取り組みが迫られている。たとえ
ば、CALS/ECという、国土交通省への提出書類を
電子化した規格が作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の規格に沿って
納品にかかる情報を電子化するための支援ツールが存在
するが、これらは規格に沿ったフォーマットの電子情報
を生成するに過ぎず、決して使いやすいものではなかっ
た。たとえば、規格に沿ったフォーマットに変換する前
の元ファイルの収集を一般的なファイル管理ソフトによ
り手動で行わなければならなかった。また、規格におい
てファイル名が指定されている場合、規格に合うように
手動でファイル名を設定しなければならなかった。さら
に、規格においてデータフォーマットが定められている
場合、ファイルのデータが規格に合っているかどうか手
動で調べ、違っているときそれを手動で直さなければな
らなかった。
【0004】このように、従来の支援ツールは誰でも使
用できるわけではなく、ユーザはまず規格を理解しなけ
ればならず、支援ツールを使うときに常に規格に合致し
ているかどうか自分で判断しなければならなかった。本
発明は、上述した課題を解決するためになされたもので
あり、特に、ファイルの収集およびファイル名の付与
を、簡単かつ適切に実現できるシステムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、元ファ
イルを取得して、当該元ファイルを、所定のディレクト
リ構造中のフォルダに、所定の名称を付与して配置した
納品データを生成する電子納品支援装置であって、元フ
ァイルを収集し、前記収集された元ファイルを、納品デ
ータにおいて配置されるべき、所定のディレクトリ構造
中のフォルダを特定するとともに、所定の元ファイルと
当該元ファイルの基礎となった他の元ファイルとの関連
付けを示すリンク情報を把握する元ファイル収集手段
と、前記元ファイル収集手段により収集された前記元フ
ァイルが配置されるべきフォルダの情報、および、前記
元ファイル間の関連付けを示すリンク情報を記憶するデ
ィレクトリ情報メモリと、前記ディレクトリ情報を参照
して、所定の命名規則に基づき元ファイルの各々に、当
該ディレクトリ構造に配置される際に与えられるファイ
ル名を決定するファイル命名手段とを備えたことを特徴
とする電子納品支援装置により達成される。
【0006】本発明によれば、元ファイル収集手段にお
いて、元ファイルを収容すべきフォルダが特定され、か
つ、元ファイル間が関連付けられる。また、ファイル命
名手段により、上記特定されたフォルダや元ファイル間
の関連付けに基づき、ファイルに名称が付与される。し
たがって、ユーザは、規格の詳細を知らなくても、繁雑
な手順なしで納品データを作成することが可能となる。
【0007】好ましい実施態様においては、元ファイル
収集手段が、前記ディレクトリ構造を構成するフォルダ
を可視化し、元ファイルが配置されるべきフォルダを指
定可能な第1の画像領域、指定されたフォルダに収容す
べきファイルに関する情報をリストするとともに、少な
くとも1以上のファイルを指定可能な第2の画像領域、
および、情報をリストされたファイルのうち指定された
ものの基礎となった他の元ファイルに関する情報をリス
トする第3の画像領域をユーザに提示するように構成さ
れている。
【0008】この実施態様によれば、第1の画像領域な
いし第3の画像領域に表示された情報を参照して、ユー
ザは、ディレクトリ構造中のフォルダ中に収容すべきフ
ァイルを指定することが可能となる。また、ある元ファ
イルの作成の基礎となったファイル、たとえば、オリジ
ナルファイルに関する情報を第3の画像領域にリストす
ることができる。好ましい実施態様においては、前記フ
ァイル命名手段が、フォルダ中に配置すべきファイルの
ファイル名に共通する固定文字列、および、ファイルに
応じて連番にて付与される連番文字列の設定にしたがっ
て、前記ファイル名を決定する。
【0009】また、より好ましい実施態様においては、
元ファイル収集手段が、第2の画像領域および/または
第3の画像領域に含まれるリスト中のファイルに関する
情報の順序を変更できるように構成され、前記ファイル
命名手段が、前記リスト中の順序にしたがって、前記フ
ァイルに連番を付与するように構成されている。
【0010】別の好ましい実施態様においては、前記元
ファイル収集手段が、ファイル参照をするための第4の
画像領域にリストされたファイルに関する情報から、第
2の画像領域および/または第3の画像領域に、ドラッ
グアンドドロップによるファイルが移動されることに応
答して、前記第2の領域および/または第3の領域に、
前記ファイルに関する情報を追加するように構成されて
いる。
【0011】また、本発明の目的は、元ファイルを取得
して、当該元ファイルを、所定のディレクトリ構造中の
フォルダに、所定の名称を付与して配置した納品データ
を生成するようにコンピュータを作動させるプログラム
であって、元ファイルを収集し、前記収集された元ファ
イルを、納品データにおいて配置されるべき、所定のデ
ィレクトリ構造中のフォルダを特定するとともに、所定
の元ファイルと当該元ファイルの基礎となった他の元フ
ァイルとの関連付けを示すリンク情報を把握し、収集さ
れた前記元ファイルが配置されるべきフォルダの情報、
および、前記元ファイル間の関連付けを示すリンク情報
をディレクトリ情報メモリに記憶する元ファイル収集ス
テップと、前記ディレクトリ情報を参照して、所定の命
名規則に基づき元ファイルの各々に、当該ディレクトリ
構造に配置される際に与えられるファイル名を決定する
ファイル命名ステップとを、前記コンピュータに実行さ
せることを特徴とするプログラムによっても達成され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。本実施の形態にお
いては、単一のパーソナルコンピュータ或いはLAN等
で結ばれた複数のパーソナルコンピュータから、画像
(図面や写真)、文書などのデータが取り出され、これ
らが所定のディレクトリ構造に配置されるとともに、こ
れらに必要な処理が施されて、提出用のCD−Rなどの
媒体に格納される。
【0013】図1は、本実施の形態にかかるシステムの
機能を示すブロックダイヤグラムである。本実施の形態
においては、たとえば、パーソナルコンピュータに種々
のソフトウェアをインストールすることにより、電子納
品支援装置として機能し得る。図1に示すように、この
システムは、電子納品支援ソフトウェア(以下、「電子
納品支援ソフト」と称する。)10を備えている。
【0014】電子納品支援ソフト10は、後述する種々
のソフトウェア群20を利用して作成されたファイル群
(以下、「元ファイル」と称する)22から、納品すべ
きファイルを収集して、当該収集されたファイル(たと
えば、後述するように、PDFファイルとその元となっ
た文書ファイル)の間を関連付け、かつ、定められたデ
ィレクトリ構造中のディレクトリと関連付ける元ファイ
ル収集部11と、元ファイル収集部11により生成され
た、上記ファイルの関連付けやディレクトリとの関連付
けの情報であるディレクトリ情報12を参照して、命名
規則メモリに記憶された命名規則14にしたがって、フ
ァイルを命名するファイル命名部13と、ファイルが規
則に定められた条件を満たしているかどうか判定するフ
ァイルチェック部15と、チェックされたファイルを、
CD−R、MO、フレキシブルディスクなどの媒体26
に書き込むメディア書き込み部16とを有している。
【0015】元ファイル収集部11にて作成されたディ
レクトリ情報12は、後述するように、自動ファイル命
名やファイルの管理などに利用される。また、電子納品
のために、納品される媒体に記録されるファイルの構造
や名称は細かく定められている場合がある。したがっ
て、命名規則14は、これら定められた構造や名称に関
連している。
【0016】ファイルチェック部15は、予めチェック
すべき項目を記憶したチェック項目(メモリ)15a、
チェック項目15aに基づきファイルをチェックするチ
ェック実行処理部15b、および、チェック結果を格納
するチェックログ(メモリ)15cを有している。
【0017】メディア書き込み部16は、ファイルチェ
ック部15による種々の項目に関するチェックが終了し
たファイルを、媒体26に書き込む。また、媒体26へ
の書き込みの後、ウィルスチェックソフトウェア(以
下、「ウィルスチェックソフト」と称する)24を起動
し、媒体中の納品データのウィルスチェックを実行す
る。これにより、作成された媒体26を読み出した他の
コンピュータにウィルスが感染することを防止できる。
また、メディア書き込み部16は、必要に応じて電子納
品用に作成されたデータを表示するビューワを添付して
ファイルを書き込むことができる。ビューワが添付され
ている場合、媒体26を受け取った者は、その内容を簡
単に見ることができる。
【0018】本実施の形態において、ソフトウェア群2
0には、CADソフトウェア(CDソフト)20−1、
ワードプロセッサソフトウェア(ワープロソフト)20
−2、表計算ソフトウェア(表計算ソフト)20−3お
よびPDF作成用ソフトウェア(PDF作成用ソフト)
20−4などが含まれ、これらが利用され種々のファイ
ル(元ファイル)22が生成される。
【0019】前述したように、本実施の形態において
は、ソフトウェア群20、電子納品支援ソフト10、ウ
ィルスチェックソフト24などを、パーソナルコンピュ
ータなどのコンピュータにインストールすることにより
実現される。このために使用されるコンピュータの構成
例を図2に示す。図2に示すように、本実施の形態にお
いて、電子納品支援装置として機能するコンピュータに
は、CPU50、表示装置51、入力装置52、プリン
タ54が設けられている。また、最終的には、生成した
ファイルを、CD−Rなど可搬可能な媒体に格納するた
めに、CD−RドライブやMOドライブなどの外部記憶
装置53が設けられている。
【0020】さらに、前記ソフトウェア群20やウィル
スチェックソフト24、或いは、作成された元ファイル
22などは、他のコンピュータ中に収容されている場合
もある。したがって、自分のコンピュータ内のファイル
のみならず、ネットワークに接続されたコンピュータ内
のファイルを収集する必要もあるので、モデムなどの通
信制御装置55を備えることが望ましい。
【0021】本実施の形態に係る電子納品支援ソフト1
0により作成可能な建設・土木関係の電子納品データに
は、たとえば、以下のものが含まれる。 (1)報告書ファイル 報告書ファイルの作成において、一般的には、ワープロ
ソフト20−2や表計算ソフト20−3によりオリジナ
ルファイル(文書ファイル)が作成される。これら文書
のデータが、それぞれPDFファイルに変換されるとと
ともに、得られたPDFファイルを統合することにより
報告書ファイルが得られる。報告書ファイルには、PD
Fファイルとともに、報告書情報が記述されたXMLフ
ァイル、および、オリジナルの文書ファイルも含まれ
る。なお、XMLはExtensible Markup Language(拡張
可能なマーク付き言語)の略であり、構造化文書および
半構造データを表現する言語のことである。
【0022】(2)図面ファイル 図面ファイルの作成においては、CADソフト20−1
により作成されたオリジナルファイルが、たとえば、S
XFファイルに変換される。図面ファイルには、SXF
ファイルとともに図面情報が記述されたXMLファイル
が含まれる。
【0023】(3)写真ファイル デジタルカメラなどを利用して、工事の現場や、撮影位
置の状況などを撮影し、これが、たとえばJPEGデー
タとしてファイル化される。写真ファイルには、作成さ
れたJPEGファイルとともに、写真情報が記述された
XMLファイルが含まれる。
【0024】(4)地質データ 地質データの作成においては、たとえば、打ち合わせに
基づいて所定のデータファイルが作成される。地質デー
タファイルには、XML形式のデータファイルと他に必
要なデータファイルが含まれる。たとえば、地質データ
には、報告書、ボーリング柱状図(土質・岩盤)、地質
平面図、地質断面図、コア写真、各種試験結果、現場写
真などが含まれる。地質データのファイル形式は、CS
VファイルやXMLファイルとすることができる。ま
た、柱状図のファイル形式として、PDFファイルを利
用することができる。その他、測量データについても、
あるフォーマットのファイルを、ディレクトリ構造に配
置することができる。
【0025】次に、本実施の形態にかかる電子納品支援
装置における処理について、その処理の概略を示すフロ
ーチャートである図3を参照して説明を加える。まず、
オペレータが、入力装置52を操作して、電子納品支援
ソフト10を起動すると、表示装置51の画面上に、図
4に示すようなプロジェクト選択画像400が表示され
る。
【0026】プロジェクト選択画像400においては、
左側に、電子納品物作成フローボタン群401が表示さ
れ、作業の流れを確認しつつ、ボタンを順次オンするこ
とで、作業を進めることができる。ボタン群401の下
には、作業ガイドウィンドウ402が表示される。これ
は、いわゆるヘルプウィンドウに相当する。画像400
の中央には、プロジェクト名、そのカテゴリ、作成日時
からなるプロジェクト一覧ウィンドウ403が表示され
る。また、その右側のウィンドウ404にはフォルダ構
成が示される。上記プロジェクト選択画像400を参照
して、オペレータが入力装置52を操作することによ
り、以下の処理を実行することができる。 ・土木設計業務、工事完成図書の条件設定 ・納品物件の所定フォルダ構成の履歴管理 ・作業プロジェクトの選択 ・土木設計業務・工事完成図書の選択 ・複数の作業プロジェクトの履歴管理 ・一元串刺し検索可能なファイリング
【0027】なお、本実施の形態において、以下のステ
ップの全てで、画像中に電子納品物作成フローボタン群
401が含まれているため、オペレータは作業の流れを
確認しつつ作業を進めることができる。また、ウィンド
ウ404には、電子納品の際に各種ファイルを収容する
フォルダ構成が表示される。ここで、オペレータは、必
要に応じて、フォルダ構成中のシンボルを選択して、新
規なフォルダを作成しても良い。オペレータが入力装置
52を操作して、プロジェクト一覧ウィンドウ403か
ら、所望のプロジェクトを選択し、決定ボタン405を
クリックすることにより、次のステップに進む。
【0028】決定ボタン405のクリックに応答して、
元ファイル収集部11が起動され、作成されたファイル
や作成中のファイルの保管や、その管理が行われる(ス
テップ302)。元ファイル収集部11が起動される
と、表示装置51の画面上には、図7に示すような画像
が表示される。図7に示す画像700の右側には、図4
に示す画像400と同様に、電子納品物作成フローボタ
ン群401および作業ガイドウィンドウ402が含まれ
ている。
【0029】この画像を参照して、オペレータは入力装
置52を操作して、必要なファイルを収集する。なお、
本実施の形態においては、オリジナルファイルからPD
Fファイルが作成された際の情報に基づき、オリジナル
ファイルとPDFファイルとが関連付けられる。上記P
DFファイルとオリジナルファイルとの関連付けは、管
理情報として記憶されるとともに、後述するファイル命
名にて利用される。所定のディレクトリと関連付けられ
たファイルの情報や上記関連付けの情報が、ディレクト
リ情報12となる。
【0030】以下、ステップ302の元ファイルの収集
につきより詳細に説明を加える。図5および図6は、元
ファイル収集の際に実行される処理例を示すフローチャ
ートである。図4の電子納品物作成フローボタン群40
1中の「元ファイル収集」ボタンがオンされると、元フ
ァイル収集用の画像がオープンする(ステップ50
1)。
【0031】図7は、元ファイル収集用の画像の部分を
示す図である。実際の表示装置51の画面上において、
図4の電子納品物作成フローボタン群401の右側に、
図7に示すリスト等が表示される。図7において、欄7
01は、ファイルを登録すべきフォルダがディレクトリ
構造にて示されている。このディレクトリ構造を構成す
るフォルダ中に所定のファイルが収容された形態で、最
終的にファイルが媒体26に書き込まれる。上記ディレ
クトリ構造中の所定のフォルダに収容すべきファイルを
決定することをファイルの登録と称する。
【0032】欄701の右側上部には、上記欄701中
の指定されたフォルダに収容すべきファイルの書誌的情
報が配置される、ファイルリスト用の領域702が設け
られている。また、欄701の右側下部には、ファイル
リスト用の領域にリストされたファイルのうち、選択さ
れたものの、オリジナルリストの書誌的情報が配置され
る、オリジナルファイル用の領域703が設けられてい
る。この書誌的情報には、ファイル名、作成日付、ユー
ザが任意に設定するファイル分類(「予備1」欄および
「予備2」欄)などが含まれる。上記画像700を参照
して、ユーザが入力装置52を操作して、ファイルを登
録する対象となるフォルダを指定する(ステップ50
2)。これは、欄701に表示されたディレクトリ構造
中の所望のフォルダ(たとえば、符号710参照)を、
クリックすればよい。
【0033】次いで、当該指定されたフォルダに収容す
べきファイルが参照される(ステップ503)。本実施
の形態においては、たとえば、「ファイル参照」ボタン
704がオンされることにより、パーソナルコンピュー
タ中のファイルやフォルダのディレクトリ構造を示すウ
ィンドウが起動し、所定のフォルダを指定していくこと
で、ユーザが所望のファイルを見出しても良い。或い
は、「ファイル追加」ボタン705がオンされることに
より、コモンダイアログ(共通ダイアログ)が起動さ
れ、ダイアログボックスからファイルを収集することも
可能である。
【0034】ユーザは、マウスを操作して、所望のファ
イルをドラッグアンドドロップにより、ファイルリスト
用の領域702に移動させる(ステップ504)。ここ
で、ステップ502にて指定したフォルダに収容すべき
でないファイル形式のファイルが移動された場合には
(ステップ505でノー(No))、警告ウィンドウが表示
される(ステップ506)。ユーザは、たとえば、この
警告にしたがって当該ファイルの移動を中止しても良い
し、或いは、警告を無視しても良い。なお、ここにいう
移動は、実際にファイルの収容されるディレクトリ中の
フォルダが変化することではなく、最終的に指定された
フォルダにファイルが収容されることを示す情報(リン
ク情報)が生成されることを意味している。ユーザは、
このようなドラッグアンドドロップによるファイルの移
動を必要なだけ繰り返す(ステップ507参照)。この
ようにして、最終的に所定のフォルダに収容すべきファ
イルが指定され、当該ファイルの書誌的情報が、領域7
02に列挙される。
【0035】次に、当該ファイルのオリジナルファイル
を指定して、これらを関連付けする手順につき説明を加
える。たとえば、図7のファイルリストの領域702
中、ファイル「AAA.pdf」(符号720参照)の
オリジナルファイルを指定する場合を考える。ユーザが
マウスを操作して、上記ファイル名の先頭に配置された
ボタン721をオンすることにより、関連付けすべきフ
ァイルが指定される(ステップ508)。図8におい
て、ファイル「AAA.pdf」の先頭に配置されたボ
タン821が指定されている。これにより、当該ファイ
ルのオリジナルファイルを指定することがわかる。な
お、同一のオリジナルファイルから作られているファイ
ルが複数ある場合には、当該複数のファイルを指定して
も良いことはいうまでもない。
【0036】次いで、上記指定されたファイルのオリジ
ナルファイルが参照される(ステップ509)。オリジ
ナルファイルを参照する手順は、ステップ503と略同
一である。ユーザがマウスを操作して、オリジナルファ
イルをドラッグアンドドロップにより、オリジナルファ
イルリスト用の領域703に移動させる(ステップ60
1)。ユーザは、ドラッグアンドドロップによるファイ
ルの移動を必要なだけ繰り返せばよい(ステップ602
参照)。これにより、オリジナルファイルリスト用の領
域703には、移動されたオリジナルファイルの書誌的
情報が列挙される。
【0037】他のファイルについても、オリジナルファ
イルとの関連付けが必要な場合には、ステップ508、
509、601、602の処理を繰り返せばよい(ステ
ップ603参照)。ファイルの関連付けが終了すると、
指定されたファイルと、そのオリジナルファイルとの間
の関連付けを示す情報(リンク情報)が、ディレクトリ
情報12の一部として記憶される(ステップ604)。
なお、上記ファイルの関連付けにより、オリジナルファ
イルを格納すべきディレクトリ構造中のフォルダも決定
される。
【0038】このようにして、収集した元ファイルを必
要なフォルダと関連付け、かつ、必要なファイル間が関
連付けされ、電子納品物作成フローボタン群401中の
「ファイル命名」ボタンがクリックされると、ファイル
命名部13が起動されて、ファイルに自動的に名称が付
される(ステップ303)。図9は、ファイル命名の際
に実行される処理を示すフローチャートである。
【0039】ファイル命名部13が起動されると、表示
装置51には、図10にその部分を示すような画像が表
示される。ここでは、フォルダのディレクトリ構造を示
す欄1001、ファイルを指定するためにファイル名が
リストされる領域1002、ファイルに自動的に名称を
付すための命名規則を設定する領域1003などが設け
られている。ユーザは画像1000を参照して、入力装
置52を操作して、フォルダを選択するとともに、自動
命名のための命名規則を入力する。たとえば、欄100
1中のフォルダを、マウスを操作してクリックすること
で、フォルダを指定することができる。
【0040】また、欄1003中の所定の項目を指定
し、或いは、必要な文字や数字を入力することにより、
命名規則を設定することができる。本実施の形態におい
ては、ファイルの先頭に配置される、フォルダ中のファ
イルに共通の固定文字列と、ファイルに固有の番号を付
すための連番文字列とを設定できるようになっている。
固定文字列を設定するためには、ボタン1011を指定
するとともに、欄1013に必要な文字列を入力すれば
よい。また、連番文字列を設定するためには、ボタン1
012を指定するとともに、開始番号、つまり、先頭の
ファイルに付す番号を欄1014に入力し、かつ、番号
の桁数を、欄1015に入力すればよい。
【0041】次いで、ユーザは、入力装置52を操作し
て、命名すべきファイルを指定する(ステップ90
2)。図5ないし図8を参照して説明したように、ディ
レクトリ構造において、フォルダには、最終的に収容す
べきファイルのファイル名が関連付けられている。した
がって、フォルダを指定することにより、当該関連付け
られたファイル名が、たとえば、領域1002の「命名
前ファイル名」リスト1031に列挙され得る。
【0042】ユーザは、リスト1031に載せられたフ
ァイル名から所望のものを選択し、「決定」ボタン10
22をオンすることにより、設定された命名規則にした
がって、ファイルに名称が付される(ステップ90
3)。ここで、ファイル命名部13は、命名されたファ
イルに関連付けられたオリジナルファイルが存在するか
否かを判断し(ステップ904)、存在する場合には
(ステップ904でイエス(Yes))、予め定められた命
名規則にしたがって、関連付けられたオリジナルファイ
ルに名称を付する(ステップ905)。なお、ここで、
名称を付するとは、指定されたファイルや、当該ファイ
ルに関連付けられたオリジナルファイルのファイル名を
リネームするのではなく、媒体26に収容する際に、当
該ファイルに付与するファイル名を決定することを意味
している。つまり、ステップ903や905において
は、指定されたファイルや、当該ファイルに関連付けら
れたオリジナルファイルに、それぞれ、媒体26への収
容(書き込み)の際に付されるべきファイル名が関連付
けられる。
【0043】ここで、予め定められた命名規則について
説明を加える。本実施の形態においては、媒体に記憶さ
れる際のフォルダ中に収容されるファイルに必要な名称
が付される。そこで、予め定められた命名規則と、部分
的なユーザによる文字列(たとえば固定文字列や連番文
字列)の設定とにより、所定のファイル名を付与できる
ようになっている。
【0044】たとえば、報告書フォルダにおいて、図1
2(a)に示すように、ファイル、たとえば、PDFフ
ァイルには、「REPORTnn.xxx」(「nn」
は連番、「.xxx」は拡張子、PDFファイルで
は「.pdf」)という名称が付与され(符号1201
〜1202参照)、そのオリジナルファイルについて
は、「REPnn_mm.xxx」(「nn」は、上記
ファイルと連動した連番、「mm」は「nn」番号内の
連番、「xxx」はそれぞれの拡張子)という名称が付
与される(符号1202、1211、1212参照)。
ステップ901における自動命名の指示では、固定文字
列の入力にしたがって符号1201に示す部分が決定
し、連番文字列にしたがって、符号1202に示す部分
が決定する。さらに、上記PDFファイルに関連付けら
れたオリジナルファイルの名称は、PDFファイルの名
称とオリジナルファイルとの関連付けとにしたがって予
め定められている。したがって、これが予め定められた
命名規則として利用されて、「REPnn_mm.xx
x」という名称を、オリジナルファイルに付与すること
が可能となる。
【0045】このようにして、指定されたファイルおよ
び、当該ファイルに関連付けられたオリジナルファイル
に所定の名称を付与することができる。上記ファイルお
よびそのオリジナルファイルの命名は、ステップ902
にて指定された全てのファイルについて実行される(ス
テップ906参照)。図11は、フィルダ「REPOR
T」中のファイル「AAA.pdf」、「BBB.pd
f」および「CCC.pdf」が指定され、これに名称
が付与された場合の画像例を示す図である。図11に示
すように、領域1002の右欄1032には、左欄10
31に列挙されたファイルの、命名後、つまり、媒体2
6に書き込まれる際のファイル名が示される。
【0046】また、ファイル命名のステップにおいて、
指定されたファイルの自動命名や、そのオリジナルファ
イルの自動命名では、リストに表示されたもののうち、
上に位置するものから、順次、連番が付与されるように
なっている。したがって、ドラッグアンドドロップによ
り、リストされたファイル名の位置を上下に移動するこ
とにより、ファイルの順序を変更し、所望のファイルに
所望の番号が付与されるように調整することもできる。
【0047】ファイル命名が終了して、オペレータが入
力装置52を操作して、電子納品物作成フローボタン群
401中の「管理情報入力」ボタンをクリックすると、
管理情報入力画像が、表示装置51の画面上に表示され
る。ここでは、最終的に媒体に書き込むための媒体の名
称や、種別、作成ソフトウェアなどの必要な書誌的事項
を入力できるようになっている。また、ファイルの内容
を確認するため、ファイルを指定することによりビュー
ワを起動することができる。さらに、画像中、PDFフ
ァイルとオリジナルファイルとの関連付けを確認できる
リストが含まれる。管理情報の入力が終了すると、必要
なXMLファイルが自動的に生成される(ステップ30
4)。
【0048】XMLファイルの生成(XMLファイルへ
の変換)の終了後、オペレータが、画像中の電子納品物
作成フローボタン群401中の「チェック」ボタンをク
リックすると、ファイルチェック部15が起動され、作
成されたファイルのチェックが実行される(ステップ3
05)。本実施の形態においては、たとえば、以下の項
目についてチェックされる。 ・報告書内(オリジナルファイル)の使用文字のチェッ
ク ・XMLの禁則文字や文字列長などをチェック ・管理情報の必須項目もれなどをチェック ・管理情報のDTDバージョンの整合性をチェック ・ファイル名のチェック ・JPEGファイル(写真)の圧縮率チェック
【0049】さらに、オペレータによる入力装置52の
操作により、電子納品物作成フローボタン群401中の
「納品メディア作成」ボタンがクリックされると、デー
タを書き込む媒体の種別に応じて、納品データの複数の
ブロックへの振り分けが必要か否かが判断される(ステ
ップ307)。また、オペレータの入力に応じて、所望
のブロックに振り分けることも可能である。
【0050】その後、電子納品物作成フローボタン群4
01中の「ウィルスチェック」ボタンがクリックされる
と、媒体への書き込みを指示するためのボタン、およ
び、ウィルスチェックを起動するボタンを含む画像が表
示される。書き込みを指示するボタンをオンすることに
より、各ファイルが所定のディレクトリ構造(フォルダ
構成)中の所定のディレクトリに配置され、かつ、各フ
ァイルに、ステップ303で与えられたファイル名が付
与されたような納品データが、CD−Rなどの媒体26
に書き込まれる。その後、ウィルスチェックを起動する
ボタンをオンすることにより、選択されたウィルスチェ
ックソフトウェアが起動される。起動されたウィルスチ
ェックソフトウェアは、CD−Rなどの媒体26に書き
込まれた納品データのウィルスチェックを実行する(ス
テップ308)。
【0051】電子納品物作成フローボタン群401中の
「ラベル印刷」ボタンがクリックされると、CD−Rな
どの媒体に貼付するラベルを印刷することができる。こ
こでは、オペレータは、表示装置51の画面上に表示さ
れた画像(図示せず)の入力欄に、タイトルなどを入力
しても良いし、既にある管理情報が利用されても良い。
このようにして、タイトルなど必要な情報が印刷された
ラベルが、プリンタ54から出力される。
【0052】このように、本実施の形態によれば、リス
ト表示されたファイルを指定し、かつ、そのオリジナル
ファイルを、表示されたリストからドラッグアンドドロ
ップにより所定の領域に移動することにより、指定され
たファイルとそのオリジナルファイルとの関連付けを実
現している。したがって、ユーザは面倒なキー入力など
の操作を要することなく、容易にファイルの関連付けを
なすことが可能となる。また、本実施の形態によれば、
上記ファイルの関連付けを利用して、媒体26に収容す
る(書き込む)際のファイル名の付与をなすことができ
る。したがって、ユーザが、上記ファイルの関連付けを
しておけば、ファイル命名の際の手順を著しく減じるこ
とが可能となる。
【0053】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。たとえ
ば、前記実施の形態において、元ファイル収集の際に、
ファイルを配置すべきフォルダが特定されているが、こ
れに限定されるものではなく、元ファイル収集の時点
で、実際に、所定のディレクトリにファイルが収容され
ていても良い。また、ウィルスチェックを、媒体への納
品データの書き込みに先立って実行しても良い。
【0054】また、上記実施の形態においては、固定文
字列および連番文字列を規定して、ファイル名の前半の
部分に固定文字列を与え、後半の部分に連番文字列を与
えるようになっているが、これに限定されるものではな
い。たとえば、複数の固定文字列や連番文字列に、必要
な文字や数字を入力できるように構成しても良い。図1
2(b)は、このような構成例を示す図である。この図
においては、二つの固定文字列(符号1221、122
4参照)と、連番文字列の開始番号および桁数(符号1
222、1223参照)とが設定できるようになってお
り、これに基づいて、「D1PLmmmZ.***」と
いうファイル名が付与できるようになっている。これ
は、図面ファイルのファイル名の例を示している。ここ
では、「固定文字列1」に入力された文字列「D1(符
号1231参照)」、図面種別(個の場合には平面図で
あること)を示す「PL(符号1234参照)」、連番
文字列にて指定された数字「mmm(符号1232参
照)」および「固定文字列2」に入力された文字列「Z
(符号1233参照)」からファイル名が構成されてい
る。システムは、図面の種別を自動的に判別し、或い
は、ユーザが予め図面種別を登録しておくことにより、
図面の種別が自動的に付与できるようになっている。こ
のように、固定文字列や連番文字列の設定は、ファイル
の名称により所望のように変えられるのが望ましい。
【0055】また、上記実施の形態においては、納品デ
ータを媒体に書き込んでいるが、これに限定されるもの
ではなく、納品データを、ネットワークを介して、他の
コンピュータに納品するような形態を採っても良いこと
は言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、特に、ファイルの収集
およびファイル名の付与を、簡単かつ適切に実現できる
システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかるシステ
ムの機能を示すブロックダイヤグラムである。
【図2】 図2は、本実施の形態にかかるシステムとし
て利用されるコンピュータのブロックダイヤグラムであ
る。
【図3】 図3は、本実施の形態にかかる電子納品支援
装置にて実行される処理の概略を示すフローチャートで
ある。
【図4】 図4は、本実施の形態にかかるプロジェクト
選択画像の一例を示す図である。
【図5】 図5は、本実施の形態にかかる元ファイル収
集の際に実行される処理例を示すフローチャートであ
る。
【図6】 図6は、本実施の形態にかかる元ファイル収
集の際に実行される処理例を示すフローチャートであ
る。
【図7】 図7は、本実施の形態にかかる元ファイル収
集における、画像の一部の例を示す図である。
【図8】 図8は、本実施の形態にかかる元ファイル収
集の実行時における、画像の一部の例を示す図である。
【図9】 図9は、本実施の形態にかかるファイル命名
の際に実行される処理を示すフローチャートである。
【図10】 図10は、本実施の形態にかかるファイル
命名の実行時における、画像の一部の例を示す図であ
る。
【図11】 図11は、本実施の形態にかかるファイル
命名の実行時における、画像の一部の例を示す図であ
る。
【図12】 図12は、本実施の形態にかかるファイル
命名を説明するための図である。
【符号の説明】
10 電子納品支援ソフトウェア 11 元ファイル収集部 12 ディレクトリ情報 13 ファイル命名部 14 命名規則 15 ファイルチェック部 16 メディア書き込み部 24 ウィルスチェックソフト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元ファイルを取得して、当該元ファイル
    を、所定のディレクトリ構造中のフォルダに、所定の名
    称を付与して配置した納品データを生成する電子納品支
    援装置であって、 元ファイルを収集し、前記収集された元ファイルを、納
    品データにおいて配置されるべき、所定のディレクトリ
    構造中のフォルダを特定するとともに、所定の元ファイ
    ルと当該元ファイルの基礎となった他の元ファイルとの
    関連付けを示すリンク情報を把握する元ファイル収集手
    段と、 前記元ファイル収集手段により収集された前記元ファイ
    ルが配置されるべきフォルダの情報、および、前記元フ
    ァイル間の関連付けを示すリンク情報を記憶するディレ
    クトリ情報メモリと、 前記ディレクトリ情報を参照して、所定の命名規則に基
    づき元ファイルの各々に、当該ディレクトリ構造に配置
    される際に与えられるファイル名を決定するファイル命
    名手段とを備えたことを特徴とする電子納品支援装置。
  2. 【請求項2】 前記元ファイル収集手段が、前記ディレ
    クトリ構造を構成するフォルダを可視化し、元ファイル
    が配置されるべきフォルダを指定可能な第1の画像領
    域、指定されたフォルダに収容すべきファイルに関する
    情報をリストするとともに、少なくとも1以上のファイ
    ルを指定可能な第2の画像領域、および、情報をリスト
    されたファイルのうち指定されたものの基礎となった他
    の元ファイルに関する情報をリストする第3の画像領域
    をユーザに提示するように構成されたことを特徴とする
    請求項1に記載の電子納品支援装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイル命名手段が、フォルダ中に
    配置すべきファイルのファイル名に共通する固定文字
    列、および、ファイルに応じて連番にて付与される連番
    文字列の設定にしたがって、前記ファイル名を決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子納品支
    援装置。
  4. 【請求項4】 前記元ファイル収集手段が、第2の画像
    領域および/または第3の画像領域に含まれるリスト中
    のファイルに関する情報の順序を変更できるように構成
    され、 前記ファイル命名手段が、前記リスト中の順序にしたが
    って、前記ファイルに連番を付与するように構成された
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子納品支援装置。
  5. 【請求項5】 前記元ファイル収集手段が、ファイル参
    照をするための第4の画像領域にリストされたファイル
    に関する情報から、第2の画像領域および/または第3
    の画像領域に、ドラッグアンドドロップによるファイル
    が移動されることに応答して、前記第2の領域および/
    または第3の領域に、前記ファイルに関する情報を追加
    するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし
    4の何れか一項に記載の電子納品支援装置。
  6. 【請求項6】 元ファイルを取得して、当該元ファイル
    を、所定のディレクトリ構造中のフォルダに、所定の名
    称を付与して配置した納品データを生成するようにコン
    ピュータを作動させるプログラムであって、 元ファイルを収集し、前記収集された元ファイルを、納
    品データにおいて配置されるべき、所定のディレクトリ
    構造中のフォルダを特定するとともに、所定の元ファイ
    ルと当該元ファイルの基礎となった他の元ファイルとの
    関連付けを示すリンク情報を把握し、収集された前記元
    ファイルが配置されるべきフォルダの情報、および、前
    記元ファイル間の関連付けを示すリンク情報をディレク
    トリ情報メモリに記憶する元ファイル収集ステップと、 前記ディレクトリ情報を参照して、所定の命名規則に基
    づき元ファイルの各々に、当該ディレクトリ構造に配置
    される際に与えられるファイル名を決定するファイル命
    名ステップとを、前記コンピュータに実行させることを
    特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 前記元ファイル収集ステップにおいて、 前記ディレクトリ構造を構成するフォルダを可視化する
    とともに、元ファイルが配置されるべきフォルダを指定
    可能な第1の画像領域、指定されたフォルダに収容すべ
    きファイルに関する情報をリストするとともに、少なく
    とも1以上のファイルを指定可能な第2の画像領域、お
    よび、情報をリストされたファイルのうち指定されたフ
    ァイルの基礎となった他の元ファイルに関する情報をリ
    ストする第3の画像領域をユーザに提示するステップ
    を、前記コンピュータに実行させ、これにより、前記収
    集された元ファイルが配置されるべきフォルダの情報、
    および、前記元ファイル間の関連付けに関するリンク情
    報をディレクトリ情報メモリに記憶するように構成され
    たことを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 前記ファイル命名ステップにおいて、フ
    ォルダ中に配置すべきファイルのファイル名に共通する
    固定文字列、および、ファイルに応じて連番にて付与さ
    れる連番文字列の設定にしたがって、前記ファイル名を
    決定するステップを、前記コンピュータに実行させるこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載のプログラム。
  9. 【請求項9】 前記元ファイル収集ステップにおいて、
    ユーザの指示にしたがって、第2の画像領域および/ま
    たは第3の画像領域に含まれるリスト中のファイルに関
    する情報の順序を変更するステップを、前記コンピュー
    タに実行させ、かつ、 前記ファイル命名ステップにおいて、前記リスト中の順
    序にしたがって、前記ファイルに連番を付与するステッ
    プを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記元ファイル収集ステップにおい
    て、ファイル参照をするための第4の画像領域にリスト
    されたファイルに関する情報から、第2の画像領域およ
    び/または第3の画像領域に、ドラッグアンドドロップ
    によるファイルが移動されることに応答して、前記第2
    の領域および/または第3の領域に、前記ファイルに関
    する情報を追加するステップを、前記コンピュータに実
    行させることを特徴とする請求項6ないし9の何れか一
    項に記載のプログラム。
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