JP2008158796A - 情報処理装置とその表示方法、並びに、コンピュータプログラム。 - Google Patents

情報処理装置とその表示方法、並びに、コンピュータプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】 ノード群を階層構造表示する際に、選択ノードが最上位ノードに対してどのような関係にあるかの情報、及び、選択ノード及び選択ノードから最上位のノードに至るパス上のノードの兄弟ノードについての情報も把握可能とする。
【解決手段】 データ保持手段、階層構造データ生成手段、表示手段を備える情報処理装置において、階層構造データ生成手段の更新手段が、選択されたノードに属する子ノードの情報を関係データから抽出して、階層構造データを更新し、判定手段が、選択ノードに兄弟ノードが存在するか否かを、階層構造データの内容から判定し、削除手段が、兄弟ノードを階層構造データから削除し、追加手段が、削除された兄弟ノードに対応する集約データを追加する。表示手段は、集約データに基づく表示を、選択ノードと該選択ノードの親ノードとの階層構造形式の表示に関連づけて行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置とその表示方法、並びに、コンピュータプログラムに関する。
階層構造のノード群を階層構造表示する場合、フォルダのように子ノードを保持するノードと、ファイル(例えばjpeg形式のファイル)のように子ノードがないノードとを区別して表示することが行われていた。加えて、フォルダの開閉によりフォルダに含まれる子ノードの表示と非表示を操作可能とすることも行われている。
また、フォルダの子ノードとしてフォルダが存在する場合に「+」記号を加え、該フォルダが開いている場合には「+」記号を「−」記号に変えて表示することが行われている。
さらに、ノード群の階層構造における階層数の増加や同一階層中のノード数の増加に伴い表示領域内にノード群全体を階層構造表示することができなくなるとスクロールして表示することが行われていた。
さらに、以下のような方法も提案されている。第一の領域に選択したノード(フォルダ)から最上位のノードに至るパス上のノード(フォルダ)のみを表示し、第二の領域に選択したノード(フォルダ)の子ノードの表示を行うといったものである(例えば、特許文献1参照)。
階層構造で表示する方法ではないが、選択したノードのパス情報を文字列として表示することは一般的に行われている。
特開2000−003274公報
フォルダのように、ノードを集約した集約ノードを表示し、必要に応じて集約ノードを展開して表示することが、一般に行われている。しかし、集約ノード数の増加に伴い、選択ノードと該選択ノードの親にあたるノード(親ノード)とが同一表示領域内に表示されない場合は、選択ノードが属する親ノードを直ちに把握することができない。
この場合、画面をスクロールさせることにより、選択ノードの親ノードを確認することが可能となるが、依然として選択ノードと該親ノードとが同一表示領域内に表示されないので、選択ノードがどのノードに属しているかを一目で把握できない。
そのため、スクロールを利用した場合でも、全体の階層構造のなかでの選択したノードの位置関係が把握しにくくなるという課題があった。
なお、上記で「選択ノードの親ノード」とは、親ノードの親ノードを再帰的に辿ることで、選択したノードから最上位のノードまでのパス上に存在するノード全てを指す。
また、選択ノードから最上位のノードに至るパス上のノードのみを表示する方法では、選択ノードが属するノードを把握することは可能である。しかし、選択ノードの兄弟ノードについての情報や、選択ノードの親ノードの兄弟ノードについての情報がないため全体の階層構造自体の把握がしにくいという課題があった。ここで、「兄弟ノード」とは、選択ノードと同一の親ノードに属するノードを言う。
さらに、選択ノードのパス情報を文字列として表示する方法では、前述の兄弟ノードの情報がないことに加え、以下の2つの課題が更に存在する。
一つは、文字列としての表現のため、表現形式に慣れていない者には、階層構造表示に較べ内容の把握が困難であるという点である。もう一つは、階層数が多いパス情報を文字列として表現する場合は、パス情報の文字数が多くなりパス情報自体をスクロールしないとパス情報を表示することができないため、一目で把握することができないという点である。
そこで、本発明は、ノード群を階層構造表示する際に、選択ノードが最上位ノードに対してどのような関係にあるかの情報を容易に把握可能とすることを目的とする。その上で、選択ノード及び選択ノードから最上位のノードに至るパス上のノードの兄弟ノードについての情報も把握可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に対応する情報処理装置は以下のような手段を備える。
即ち、複数のノードを有するデータと、該複数のノードの従属関係を定義する関係データとを保持する保持手段と、
前記関係データに基づいて、前記データを階層構造形式で表示するための階層構造データを生成する階層構造データ生成手段と、
前記階層構造データに基づいて、前記複数のノードを階層構造形式で表示する表示手段とを備え、
前記階層構造データ生成手段は、
前記表示手段において表示されているノードのうち、ユーザから選択された第1のノードに属する第2のノードの情報を、前記関係データから抽出して前記階層構造データに追加する更新手段と、
選択された前記第1のノードが属する第3のノードに属する、該第1のノード以外の第4のノードの情報が前記階層構造データ内に含まれるか否かを判定する判定手段と、
前記第4のノードの情報が含まれると判定された場合に、該第4のノードの情報を、前記第3のノードに属するノードの情報として前記階層構造データから削除する削除手段と、
前記削除手段により削除された前記第4のノードの情報に対応する集約データを前記階層構造データに追加する追加手段と
を備え、
前記表示手段は、前記第3のノード及び前記第1のノードの前記階層構造形式による表示と関連づけて、前記集約データに基づく表示を行うことを特徴とする。
本発明によれば、ノード群を階層構造表示する際に、選択ノードが最上位ノードに対してどのような関係にあるかの情報を容易に把握することができる。さらに、選択ノード及び選択ノードから最上位のノードに至るパス上のノードの兄弟ノードについての情報も把握することができる。
以下、添付する図面を参照して好適な実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態に対応する情報処理装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に対応する情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態において、情報処理装置装置は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、デジタルカメラ、プリンタ、複写機、複合機(MFP)等の単一装置で実現してもよい。また、必要に応じて複数の装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数の装置で構成される場合は、互いに通信可能なようにLocal Area Network(LAN)で接続されてもよい。
図1において、情報処理装置100は、フォルダやファイルを保持・表示するデータ管理表示装置として機能する。情報処理装置100は、本発明を実施するための構成要素として、データ保持部101、階層構造データ生成部102、表示部103を備えている。
データ保持部101は、フォルダやファイルといったノードにより構成されるデータ本体の情報と、該データ本体におけるフォルダ及びファイル間の従属関係を定義したデータ(関係データ)とを保持している。この関係データの構造については、図3を参照して後述する。
階層構造データ生成部102は、データ保持部101が保持する関係データにおける従属関係の情報に基づいて、表示部103において階層構造形式のデータ表示を行うための階層構造データを生成する。階層構造データ生成部102では、また、表示部103における表示に応答してユーザから受け付けた操作に基づき、階層構造データを更新して、本実施形態に対応する集約表示を可能とする。
表示部103は、階層構造データ生成部102において生成された階層構造データに基づいて、階層構造形式におけるデータ表示を行う。
図2は、本実施形態に対応する情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2において、201はCentral Processing Unit(CPU)であり、ROM202やHDD203に格納された制御プログラムに基づいてCPUバス209に接続された各デバイスを制御する。なお、CPU201は、HDD203等に記憶された処理プログラムを実行することにより、図1の階層構造データ生成部102として機能することができる。202はRead Only Memory(ROM)であり、各種の制御プログラムやデータを保持する。204はRandom Access Memory(RAM)でありCPU201のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。
203は記憶装置としてのハード・ディスク・ドライブ(HDD)であり、各種制御プログラムや各種データを保存する。HDD203は、CPU201の制御の下、図1のデータ保持部101として機能することができる。205はネットワーク・インターフェイス(IF)であり、他の情報処理装置等とネットワーク208を介して通信を行うことができる。206は、データ表示を行うための表示装置であって、例えば液晶ディスプレイ、CRTディスプレイにより実現される。表示装置206は、CPU201の制御の下、図1の表示部103として機能することができる。ユーザ・インタフェース(IF)207は、情報処理装置100のユーザからの操作を受けつけるための操作受付手段として機能する。該ユーザIFには、マウス、キーボード、ボタン等が含まれる。ネットワーク208には、ローカル・エリア・ネットワークやインターネットなどの通信網が含まれる。209はCPUバスであり、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。CPU201に対する制御プログラムの提供は、ROM202、記憶装置203から行うこともできるし、ネットワーク208を介して他の情報装等から行うこともできる。
以下、ファイル及びフォルダで構成されるデータを、階層構造形式において表示装置206にて表示する実施形態について図を参照して詳細に説明する。
図3は、データ保持部101に保持されている関係データの一例を示す図である。
図3において、関係データ300は、ID301、親ID302、名称303及び種類304で構成される。まず、ID301は、フォルダやファイルを一意に識別するために、フォルダやファイルにそれぞれ割り当てられた識別情報(識別子)を示す。親ID302は、フォルダやファイルのそれぞれの親ノードとなるフォルダ(親フォルダ)を識別するための、該親フォルダのIDを示す。例えば、ID301が「2000」であるフォルダ「Family」の親フォルダは「My Contents」であるので、親ID302は「1000」となる。なお、最上位のフォルダ(My Contents)には、親IDはないため「−」で表示している。名称303は、フォルダやファイルのそれぞれに付けられた名称を示す。種類304は、フォルダやファイルのそれぞれ種類(フォルダ、ファイルのいずれか)を示す。
次に、ファイル及びフォルダの従属関係の理解の容易のために、図3の関係データ300を、階層構造形式のリストとして展開した例を図4aに示す。
図4aでは、最上位フォルダとして「My Contents」がある。これは、図3中ID301が「1000」で親ID302が「−」の名称「My Contents」に対応している。 さらに、図4aでは、「My Contents」の下に「Family」と「Lily」と「Tom」の3つのフォルダが存在している。これらは、図3中での「My Contents」のID301である「1000」を親ID302として持つフォルダである。ID301が「2000」の「Family」、ID301が「3000」の「Lily」、ID301が「4000」の「Tom」である。
さらに、図4aでは、「Family」の下に「テレビ録画」と「ホームビデオ」と「写真アルバム」と「音楽」と「子供勉強」と「チラシ、広告」の6つのフォルダが存在している。これらは、図3中での「Family」のID301である「2000」を親IDとして持つフォルダである。即ち、ID301が「2010」の「テレビ録画」、ID301が「2011」の「ホームビデオ」、ID301が「2012」の「写真アルバム」である。また、ID301が「2013」の「音楽」、ID301が「2014」の「子供勉強」、及び、ID301が「2015」の「チラシ、広告」である。
さらに、図4aでは、「Tom」の下に11のフォルダが存在している。「テレビ録画」、「ホームビデオ(編集前)」、「写真アルバム作業用」、「写真」、「Web」、「仕事資料」、「雑誌スキャン」、「新聞スキャン」、「住所録」、「日記」、「その他」である。これらは、図3中での「Tom」のID301である「4000」を親ID302として持つフォルダである。即ち、ID301が「4001」の「テレビ録画」、ID301が「4002」の「ホームビデオ(編集前)」、ID301が「4003」の「写真アルバム作業用」、ID301が「4004」の「写真」である。また、ID301が「4005」の「Web」、ID301が「4006」の「仕事資料」、ID301が「4007」の「雑誌スキャン」、ID301が「4008」の「新聞スキャン」である。さらには、ID301が「4009」の「住所録」、ID301が「4010」の「日記」、及び、ID301が「4011」の「その他」である。
さらに、図4aでは、「Tom」の「写真アルバム作業用」の下に「20061231220804.jpg」のファイルが存在している。これは、図3中での「Tom」の「写真アルバム作業用」のID301である「4003」を親ID302として持つファイルである。即ち、ID301が「4611」の「20061231220804.jpg」である。
さらに、図4aでは、「Tom」の「写真」の下に「2001年」、「2002年」、「2003年」、「2004年」、「2005年」、「2006年」及び「2007年」の7つのフォルダが存在している。これらは、図3中での「Tom」の「写真」のID301である「4004」を親ID302として持つフォルダである。即ち、ID301が「4555」の「2001年」、ID301が「4556」の「2002年」、ID301が「4557」の「2003年」、ID301が「4558」の「2004年」である。また、ID301が「4559」の「2005年」、ID301が「4560」の「2006年」、ID301が「4561」の「2007年」である。
さらに、図4aでは、「Tom」の「写真」の「2007年」の下に「20070101094301.jpg」と「20070101094422.jpg」の2つのファイルが存在している。これらは、図3中での「Tom」の「写真」の「2007年」のID301である「4561」を親ID302として持つファイルである。即ち、ID301が「4729」の「20070101094301.jpg」、及び、ID301が「4730」の「20070101094422.jpg」である。
次に、図5のフローチャートを参照して、階層構造データ生成部102における処理を説明する。階層構造データ生成部102は、データ保持部101に保持された関係データ300に基づいて、表示部103で階層構造形式のデータ表示を行うための階層構造データを生成・更新する。
まず、ステップS501では、情報処理装置100のユーザから、表示部103で表示しているノード(ファイル又はフォルダ)の選択を、ユーザIF207を介して受け付ける。
次に、ステップS502では、選択ノードがフォルダであるか、ファイルであるかを判定する。もしフォルダが選択された場合(ステップS502において「YES」)、ステップS503に移行する。一方、ファイルが選択された場合(ステップS502において「NO」)、ステップS504に移行する。
ステップS503では、選択対象のフォルダの直下のノード(フォルダ、ファイル)の情報を、図3の関係データから抽出して、階層構造データを更新する。
続くステップS504では、階層構造データにおいて、選択対象のフォルダ又はファイルに、兄弟ノード(フォルダ及びファイルの少なくともいずれか)が存在するか否かを判定する。もし、兄弟ノードが存在する場合には(ステップS504において「YES」)、ステップS505に移行する。一方、兄弟ノードが存在しない場合には(ステップS504において「NO」)、ステップS501に戻る。なお、ステップS504では、階層構造データにおいて、選択対象と同一親IDを有するフォルダ、ファイル、または、集約データのいずれかが存在する場合に、「YES」判定が可能である。
ステップS505では、当該兄弟ノードが集約済であるか否かを判定する。この判定は、階層構造データにおいて、選択対象と同一の親ID302を有し、かつ、種類304が「集約データ」であるデータが存在するか否かに基づいて行うことができる。もし、兄弟ノードが集約済である場合には(ステップS505において「YES」)、ステップS501に戻る。一方、集約済でない場合には(ステップS505において「NO」)、ステップS506に移行する。
ステップS506では、選択対象のノードの兄弟ノードを集約して集約データとして階層構造データを更新する。具体的には、階層構造データから、兄弟ノードに該当するフォルダ及びファイルを削除し、選択対象と同一親IDの集約データを階層構造データ内に追加する。これにより、親ノードに属するノードとして、集約データが階層構造データに追加されることとなる。この集約データは、選択ノードの兄弟ノードが集約され、階層構造データから削除されたことを示すデータである。その後、ステップS501に戻って処理を継続する。
次に、図6a乃至図6hを参照して、図5のフローチャートに対応して階層構造データ生成部102において生成される階層構造データの例を説明する。図6a乃至図6hにおいて、階層構造データは、ID601、親ID602、名称603及び種類604から構成され、これらは関係データ300における各要素に対応する。また、図7a乃至図7eを参照して、生成された階層構造データに対応して、表示部103における階層構造形式のデータ表示の例を説明する。図7a乃至図7eにおいて、画面700では、階層構造形式のデータ表示が行われる。また、スクロールバー701を利用して、画面を上下方向にスクロールすることができる。
なお、以下では、図4aのリスト中「My Contents」、「Tom」、「写真」及び「2007年」のフォルダが順に選択され、図4bに記載されるようなリストに対応する表示となるまでの流れを説明する。
まず、図6aに示すように、初期状態の階層構造データには最上位フォルダ「My Contents」のみが含まれる。図6aに対応する表示部103における表示例は、この階層構造データに対応して図7aに示すようになる。図7aでは、画面700に「My Contents」のみが表示されている。
図7aの表示状態において、ステップS501において「My Contents」がユーザにより選択されると、ステップS502を経由して、ステップS503に移行する。ステップS503では、選択ノードである「My Contents」に含まれるノードであるフォルダ或いはファイルが関係データ300から読み出され、階層構造データが更新される。更新後の階層構造データは図6bに示す通りである。ここでは、「My Contents」の直下のフォルダである「Family」、「Lily」及び「Tom」の情報が追加されている。続くステップS504では、選択ノードに兄弟ノードがあるか否かが判定されるが、この時点での選択ノードは「My Contents」なので、「NO」の判定となって再びステップS501に戻る。
ステップS501では、ユーザから「Tom」のフォルダの選択を受け付ける。その後、ステップS502を経由してステップS503では、「Tom」の直下に位置するノードの情報が関係データ300から読み出され、階層構造データが更新される。このときの階層構造データは、図6cに示すようになる。即ち、「Tom」の直下に位置する「テレビ録画」、「ホームビデオ(編集前)」、「写真アルバム作業用」、「写真」、「Web」、「仕事資料」、「雑誌スキャン」、「新聞スキャン」、「住所録」、「日記」及び「その他」のデータが追加される。
続くステップS504では、選択フォルダである「Tom」に兄弟ノードがあるかが判定される。ここでは、同一の親ID602を有するフォルダ「Family」及び「Lily」が階層構造データに含まれているので「YES」の判定となって、ステップS505に移行する。フォルダ「Family」及び「Lily」は、まだ集約されていないので、ステップS506に移行して、これらのフォルダについての情報を階層構造データから削除して、集約データを追加する。この結果得られる階層構造データは、図6dに示すようになる。図6dでは、ID601が「5001」で、親ID602が「1000」、名称603が「集約1」、種類604が「集約データ」のデータが、図6cにおけるフォルダ「Family」及び「Lily」の替わりに追加されている。その後、ステップS501に戻る。
なお、このときの表示部103における表示例は、図7cに示すようになる。ここでは、「My Contents」の直下のフォルダとして、「Tom」のみが表示されると共に、「Tom」に含まれるノードの情報が表示されている。また、「Tom」の兄弟ノードの存在が、表示記号としての集約記号702により示されている。このように、本実施形態では、選択ノードと該選択ノードの親ノードとの階層構造形式による表示と関連づけて、集約データに基づく表示が行われる。
続いて、同様にして、「Tom」に属するノード中の「写真」フォルダが選択されると、該「写真」フォルダに属するノードの情報が関係データ300から読み出され、階層構造データが更新される。ここでは、「2001年」から「2007年」までのフォルダの情報となる。更新後の一例は、図6eに示すようになる。続いて、「写真」以外のノードが集約され、図6fに示すように、「集約2」という名称のデータが階層構造データに追加される。このときの表示部103における表示例は、図7dに示すようになる。ここでは、「My Contents」の直下のフォルダとして「Tom」のみが表示され、「Tom」の直下のフォルダとして「写真」のみが表示されている。更に、「写真」に属するノードとして各フォルダが表示されている。また、「Tom」及び「写真」の兄弟ノードの存在が、集約記号702により示されている。
更に、同様にして、「写真」に属するノード中の「2007」フォルダが選択されると、該「2007」フォルダに属するノードの情報が関係データ300から読み出され、階層構造データが更新される。ここでは、「20070101094301.jpg」及び「20070101094422.jpg」のファイルの情報である。更新後の一例は、図6gに示すようになる。続いて、「2007年」以外のノードが集約され、図6hに示すように、「集約3」という名称のデータが階層構造データに追加される。このときの表示部103における表示例は、図7eに示すようになる。ここでは、「My Contents」の直下のフォルダとして「Tom」のみが表示され、「Tom」の直下のフォルダとして「写真」のみが表示されている。更に、「写真」の直下のフォルダとして「2007年」が表示され、「2007年」に属するノードとして2つのファイルが表示されている。また、「Tom」、「写真」及び「2007年」の兄弟ノードの存在が、集約記号702により示されている。
以上のようにして、図4bに記載されるようなリストに対応する表示を、表示部103が行うことができる。
以下では、集約記号702に含まれるノードの情報を再表示させる場合の流れを更に説明する。例えば、図7eにおける表示状態で、再度フォルダ「Tom」内のノードを表示させたい場合には、ステップS501の処理において、まず「Tom」の選択をユーザから受け付けることとなる。
ステップS502を経てステップS503では、「Tom」の直下に位置するノードの情報が関係データ300から読み出され、階層構造データが更新される。更新前の階層構造データは図6hに示す通りであるが、このとき「Tom」より下の階層のデータ、即ち、親ID302が「4000」、「4004」、「4561」のフォルダ及びファイルを全て削除し、関係データ300から読み出した情報を追加する。即ち、「Tom」の直下に位置する「テレビ録画」、「ホームビデオ(編集前)」、「写真アルバム作業用」、「写真」、「Web」、「仕事資料」、「雑誌スキャン」、「新聞スキャン」、「住所録」、「日記」及び「その他」のデータが追加される。この結果、更新後の階層構造データは図6dに示すものと一致する。
続くステップS504では、選択ノードである「Tom」フォルダに兄弟ノードが存在するか否かが判定されるが、ここで、「集約1」は「Tom」と同一の親IDを有するので、「YES」判定がなされて、ステップS505に移行する。ステップS505では、兄弟ノードが集約済か否かが判定されるが、「集約1」は、種類604が「集約データ」であるので、「YES」判定がなされて、ステップS501に戻る。従って、図6dの内容で表示部103による表示が行われることとなり、図7cに示すような表示形態となる。
以上のようにして、データ保持部101に保持されているデータを、表示部103において集約記号を使用した形態で階層構造形式で表示することができる。
上記では、選択フォルダに属するノードを表示する際に、同一表示領域内に表示する例を説明した。しかし、本実施形態における表示形態はこれに限定されるものではない。例えば、図7fに示すように、画面700を2分割し、一方の表示領域700aで選択フォルダ以上の階層の階層構造表示を行い、他方の表示領域700bで選択フォルダ内に含まれる子ノードの表示を行っても良い。このとき、スクロールバーも各表示領域に併せて、701aと701bとの2つが用意されても良い。
図8は、本実施形態に対応する集約処理を行わずに、階層構造形式でデータ表示を行った場合の表示例を示している。ここに示すように、画面700に含まれる情報のみでは、2007年のフォルダの従属先が把握できないのみならず、階層構造の全体像を把握しにくい。
以上のように本実施形態によれば、目的のファイルやフォルダを探索していく過程で、選択ノード以外を集約表示して、表示領域内で選択ノードの最上位ノードに対する関係を容易に把握することができる。さらに、選択ノード及び選択ノードから最上位のノードに至るパス上のノードの兄弟ノードについての情報も把握することができる。さらに、集約記号を使うことにより、ノード群の階層構造表示をコンパクトに表示できるので、表示領域のサイズが限られる場合に特に有効である。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、表示記号としての集約記号を、図7c乃至図7fに示すように集約されたノード数などに無関係に一律の態様で表示していた。これに対し本実施形態では、集約記号の表示形態を、集約されたノードに対応して変更可能とする点を特徴とする。
図9は、本実施形態に対応する集約記号の一例を示す。
901は、2重横波線であり、第1の実施形態にてノード(ファイルやフォルダ)を集約した際の集約記号として使用している。この記号901は、単に集約を行ったことを示す場合に利用することができる。しかし、集約したノード数によって集約記号を変えることで情報量が増え、コンパクトな表示領域ながら、より階層構造全体への理解が深まることは言うまでもない。そこで以下のような記号を本実施形態では更に利用可能とする。
記号902乃至904は、集約したノードの数(集約数)に応じて複数用意される集約記号である。なお、集約数は、図5のステップS506において階層構造データから削除された兄弟ノードの削除数に相当する。例えば、記号902は、集約したノード数が1から3の場合に使用される。また、記号903は、集約したノード数が4から9のときに使用される。更に記号904は、集約したノード数が10以上のときに使用される。なお、各記号に割り当てられた集約数はあくまで一例であって、これに限定されるものではないし、ユーザが任意に割り当てても良い。
図10aは、第1の実施形態における図7eの表示を、上記記号902から904を用いて行った場合を示している。ここに示すように、「My Contents」下の「Tom」以外のフォルダを集約したことを示す集約記号1001には、上記の記号902が使用されている。これは、兄弟ノードの集約数が「2」だからである。また、「Tom」下の「写真」以外のフォルダを集約したことを示す集約記号1002には、上記の記号904が使用されている。これは、兄弟ノードの集約数が「10」だからである。さらに、「写真」下の「2007年」以外のフォルダを集約したことを示す集約記号1003には、上記の記号903が使用されている。これは、兄弟ノードの集約数が「6」だからである。
図10aのような表示を行うためには、ノードの集約数を把握することが必要となる。係る集約数の情報は、階層構造データ生成部102が階層構造データを生成する際に「集約数」という項目を追加することで、階層構造データ内に含めておくことができる。例えば、図10aに対応する階層構造データは、図10bに示すようになる。図10bでは、図6a乃至図6hに示した階層構造データに追加して、「集約数」1010という新たな項目が追加されている。この集約数1010には、種類604が「集約データ」である情報により集約されたノードの合計数が登録される。
即ち、「My Contents」下の「Tom」以外のフォルダを集約した「集約1」は、集約数1010が「2」となる。また、「Tom」下の「写真」以外のフォルダを集約した「集約2」は、集約数1010が「10」となる。さらに、「写真」下の「2007年」以外のフォルダを集約した「集約3」は、集約数1010が「6」となる。
このようにして、図10aの画面表示では、「My Contents」下の集約数が少量であり、「Tom」下の集約数が大量であり、「写真」下の集約数が中程度であることを、コンパクトな表示領域において容易に把握することができる。
なお、記号902から904のように、集約数毎に表示態様を変更するのではなく、記号905のように、集約されているノード数を直接に表示する形態としてもよい。この場合の集約数は、上記同様に階層構造データに含まれる情報を利用することとなるが、例えば、図10cに示すようにノードの種類毎の集約数、即ち、フォルダの集約数とファイルの集約数とが個別に登録されている必要がある。図10cでは、フォルダの集約数である「集約数フォルダ」1011と、ファイルの集約数である「集約数ファイル」1012とが登録されている。
次に、記号906から909は、横線の数がフォルダ又はファイルの集約数を表わし、横線の長さが集約表示したフォルダで一番多くの階層もつフォルダの階層数を表している。ここで、横線の数が1本の場合は集約数が1から3であることを示し、横線の数が2本の場合は、集約数が4から9であることを示し、横線の数が3本の場合には集約数が10以上であることを示すように設定することができる。なお、横線の本数と集約数との対応はあくまで一例であって、これに限定されるものではないし、ユーザが任意に割り当てても良い。
横線の長さは、例えば「短」、「中」、「長」の3段階で表すことができ、「短」の場合は、集約されたフォルダのうち最大の階層数が0から2までであることを示す。「中」の場合は、集約されたフォルダのうち最大の階層数が3から5までであることを示す。「長」は、集約されたフォルダのうち最大の階層数が6以上であることを示す。なお、横線の長さと階層数との対応はあくまで一例であって、これに限定されるものではないし、ユーザが任意に割り当てても良い。
なお、記号906から909を使用する場合は、集約数に追加して、集約されたフォルダにおける最大階層数の項目が階層構造データ内に含まれることとなる。この場合の階層構造データの一例を図10dに示す。図10dでは、新たな項目として「階層数」1013が追加されている。
この階層数1013には、種類604が「集約データ」である情報により集約されたフォルダうち、最大の階層数を有するフォルダの該階層数が登録される。即ち、図4aを参照して理解されるように、「My Contents」下の「Tom」以外のフォルダを集約した「集約1」は、「Family」が有する階層が自身を含めて2階層であるので、階層数1013は「2」となる。また、「Tom」下の「写真」以外のフォルダを集約した「集約2」は、全てのフォルダが1階層しか有しないので、階層数1013は「1」となる。さらに、「写真」下の「2007年」以外のフォルダを集約した「集約3」も、同様にして階層数1013が「1」となる。
次に、記号911から913に示すように、表示色を異ならせることによって集約数(削除数)を示すこともできる。
記号911は、901に示す二重横線記号を緑色で示した記号であり、集約数が1から3の場合に使用される。記号912は、同様に二重横線記号を黄色で示した記号であり、集約数が4から9の場合に使用される。さらに、記号913は、同様に二重横線記号を赤色で示した記号であり、集約数が10以上の場合に使用される。
以上において、集約記号の表示形態の例を説明したが、表示形態の例は上述の内容に限定されるものではない。例えば、フォルダに関する表示と、ファイルに関する表示とを別々の集約記号としてもよい。
また、兄弟ノードが一つしかない存在しない場合は、集約記号を表示する替わりに、該兄弟ノードのフォルダ又はファイルをそのまま表示させてもよい。この場合、第1の実施形態の図5のフローチャートに対応する処理では、ステップS504において、兄弟ノードの有無だけでなく、その数が1か否かを判定することとなる。この判定において、兄弟ノードが1つのみ存在する場合には、ステップS505及びS506における処理をスキップする。これにより、兄弟ノードが1つのみの場合には、集約処理を行わず、該当するフォルダ又はファイルのみを表示させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、表示部103におけるデータ表示において、集約したノードの数に対応した集約記号を使用して表示を行うことができる。
<第3の実施形態>
上述の第1及び第2の実施形態では、集約されたノードを、集約記号を使って表示する場合を説明した。これに対して本実施形態では、集約記号を使用せず、親ノードと選択ノードとの間の接続線の表示形態により、集約されたノードに関する情報を提供することを目的とする。具体的には、ノード間の関係を表現している線の態様(太さ、種類、色)を異ならせることで、ノードが集約されたことを表すことができる。
以下、図11を参照して説明する。図11は、第1の実施形態の図7e、或いは、第2の実施形態の図10aにおける表示形態を、本実施形態に対応する表示形態で示した図である。即ち、集約されたノードを、集約記号ではなく、親ノードと子ノード間の関係を表す線の太さ、種類及び色により示している。
図11において、「My Contents」から「Tom」への線1101と、「Tom」から「写真」への線1102と、「写真」から「2007年」への線1103は、太い点線で示されており、集約記号は含まれていない。さらに「My Contents」から「Tom」への線1101は緑色で示され、「Tom」から「写真」への線1102は赤色で示され、「写真」から「2007年」への線1103は黄色で示される。ここでの接続線の色は、集約数が1から3の場合に「緑色」、集約数が4から9の場合に「黄色」、集約数が10以上の場合に「赤色」としているが、この割り当てに限定されるものではなく、ユーザが任意に指定することもできる。
なお、「2007年」のフォルダには、「20070101094301.jpg」と「20070101094422.jpg」との2つのJpegファイルが含まれる。しかし、これらは集約されていないので、接続線1104はデフォルトの太さの実線で表示される。
以上において、接続線の色の決定は、階層構造データに含まれる集約数の情報に基づいて行うことができる。このときの階層構造データの一例は、図10bに示したものと同様である。
なお、集約の有無や集約数は、線の太さ、種類、色のいずれか一つ又は任意の組み合わせにおいて表すことができるので、上記説明における態様に限定されるものではない。例えば、ノードの集約数が多い場合には太い線で表現したり、ノードの集約数が少ない場合には細い線で表現したりすることが考えられる。また、予め、ノードの集約数によって用いる線の種類を決めておき、表示することも考えられる。
このように、親ノードと選択ノードとの間の接続線の形態を変更することにより、該選択ノードに集約された兄弟ノードが存在することを示すことができる。また、接続線の色を集約ノード数に応じて変更できるので、ユーザは、接続線の色により集約数を認識することができる。
<第4の実施形態>
上述の各実施形態では、選択ノードの兄弟ノードを集約する際に、一律に全ての兄弟ノードを集約していた。これに対し、本実施形態では兄弟ノードをすべて集約するのではなく、一部のみを集約する点に特徴を有する。具体的には、集約を行わなければ親ノードと選択ノードとの間に表示されるはずの兄弟ノードについてのみ集約を行い、該選択ノードよりも下に表示されるはずの兄弟ノードは集約対象から除外する。
なお、以下では、選択ノードより親ノードに近い領域に(近接して)表示されるべき兄弟ノードを「前方の兄弟ノード」といい、選択ノードより親ノードに遠い領域に表示される兄弟ノードを「後方の兄弟ノード」という。
本実施形態では、図4aにおいて「My Contents」の「Tom」の「写真アルバム作業用」が選択フォルダとなった場合を例に説明する。「My Contents」が選択された後、更に「Tom」のフォルダが選択されると、「Tom」に含まれるフォルダ群が表示されることとなる。このときの表示例は図7cに示す通りである。また、図7cに対応する階層構造データは図6dに示す通りである。
図6dにおいて、フォルダ「写真アルバム作業用」の兄弟ノード、即ち同一の親ID602「4000」を有するフォルダには、以下が含まれる。「テレビ録画」、「ホームビデオ(編集前)」、「写真」、「Web」、「仕事資料」、「雑誌スキャン」、「新聞スキャン」、「住所録」、「日記」及び「その他」である。これらのフォルダは、ID601の小さい順に、親ノードから近い領域に表示される。即ち、親ノードである「Tom」に一番近い位置に「テレビ録画」が表示され、一番遠い位置に「その他」が表示される。
よって、本実施形態における選択対象である「写真アルバム作業用」より親ノードの「Tom」に近い領域に表示されるフォルダ、即ち前方の兄弟ノードは、「テレビ録画」及び「ホームビデオ(編集前)」である。本実施形態では、これらを「写真アルバム作業用」フォルダが選択されたときに集約対象となる兄弟ノードとする。なお、後方の兄弟ノードに該当する、それ以外のフォルダは集約対象から除外されるため、そのまま階層構造データ内に残る。
即ち、本実施形態では、図5のステップS506における処理で、選択ノードのフォルダよりもID601が小さい、前方の兄弟ノードのみを集約して、階層構造データを更新することとなる。この更新後の階層構造データは図12aに示すようになる。
図12aにおいて、「写真アルバム作業用」以降のフォルダの情報が、階層構造データに残存する一方、「テレビ録画」と「ホームビデオ(編集前)」とに関する情報が削除されている。また、ID601が「5002」で、親ID602が「4000」の「集約2」との名称の集約データに関する情報が追加されている。このような階層構造データに基づいて、図12bに示すような画面表示が行われることとなる。
このような表示形態によれば、選択フォルダである「写真アルバム作業用」について、「My Contents」の「Tom」の下にあることが容易に把握可能となる。それと同時に、後方の兄弟ノードの各フォルダについても、表示領域が許すかぎり表示しているため、階層構造全体を把握しやすくなる。なお、スクロールバー701を利用すれば、表示領域に含まれない他の兄弟ノードについても確認できるので、容易に選択や操作が可能である。
なお、前方の兄弟ノードの集約と後方の兄弟ノードの非集約は、選択されたフォルダの兄弟ノードだけでなく、その親ノードの兄弟ノードについても適用することができる。
<第5の実施形態>
本実施形態では、上述の実施形態に対応して集約表示された箇所を、対応するイベントの発生に応じて展開して表示する例を説明する。
例えば、集約表示されている箇所のフォルダやファイルの情報を表示させるための操作ボタンを画面上のいずれかの位置に表示させておき、該ボタンの操作をユーザからマウスを介して受けつけた場合に、集約表示から通常の表示状態に移行することができる。これは、キーボードにおける特定キーの操作に応じて行っても良い。
なお、通常の表示状態とは、図8に示すような表示形態を言う。このような表示を行う場合、階層構造データ生成部102は、直前の階層構造データに含まれる集約データに対応するノードの情報を、関係データ300から読み出して階層構造データを更新する。例えば、図7cのような表示状態において、上記の操作を受けつけた場合には、「My Contents」に属する「Tom」以外の他のフォルダ「Family」及び「Lily」の情報を関係データ300から読み出して、階層構造データを更新する。また、集約データの情報は、階層構造データから削除する。
本実施形態によれば、集約データに基づく表示を停止する操作をユーザから受け付けた場合に、兄弟ノードを集約した表示状態から、集約を行わない表示状態に移行することができる。
<第6の実施形態>
以上の第1乃至第5の実施形態において説明した発明の適用対象は、階層的に表現可能な表示対象であればよく、フォルダ及びファイルにより構成されるデータの管理にのみ限定されるものではない。例えば、図13aに示すような部品の構成表を表示する場合にも、本発明を適用することができる。
図13aは、製品別部品構成表の一例を示す図である。図13aにおいて製品別物品表は、一例として「製品A」と「製品B」とに関する情報で構成されている。各製品には、部品の情報が階層的に与えられ、ユーザは、上記のフォルダ及びファイルで構成されるデータのように、階層を辿って所望の部品を探索していくことができる。
ここで、「製品B」の「ユニット部品2」の「ユニット部品1」を選択する場合を考える。本発明を適用しない場合は、図13の画面枠1301で囲まれるような表示形態となる。この表示形態では、「ユニット部品1」がどの製品を構成している部品かが把握しにくくなっている。
一方、第3の実施形態に対応する本発明を適用した場合、図13bに示すように、選択部品以外の部品が集約記号1302により表示されるため、「ユニット部品1」がどの製品を構成している部品かを容易に把握することができる。なお、集約記号1302は、2本の対角線を引いた小さい四角で表わしているが、これはあくまで一例であって、図9に示すいずれかの記号を用いることもできる。
以上のように、表示要素が互いに主従関係を有し、全体として階層的に表示可能なデータであれば、本発明を適用することで、限られた表示領域内でも選択対象の全体における位置づけを容易に確認することが可能となる。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
さらに、以下の形態で実現しても構わない。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行って、前述した機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
第1の実施形態に対応する情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に対応する、データ保持部101に保持されている関係データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する、関係データを、階層構造形式のリストとして展開した例を示す図である。 図4aの階層構造形式のリストについて集約処理を行った結果得られるリストの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データ生成部102における処理の一例を示すフローチャートである。を説明する。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する表示部103における表示例を示す図である。 第1の実施形態に対応する表示部103における表示例を示す図である。 第1の実施形態に対応する表示部103における表示例を示す図である。 第1の実施形態に対応する表示部103における表示例を示す図である。 第1の実施形態に対応する表示部103における表示例を示す図である。 第1の実施形態に対応する表示部103における他の表示形態における表示例を示す図である。 集約記号表示を適用しなかった場合の、階層構造表示の一例を示す図である。 第1の実施形態に対応する集約記号の表示形態の例を示す図である。 第2の実施形態に対応する、図7eの表示を、記号902から904を用いて行った場合の表示例を示す図である。 図10aの表示に対応する階層構造データの一例を示す図である。 第2の実施形態に対応する階層構造データの他の一例を示す図である。 第2の実施形態に対応する階層構造データの更に他の一例を示す図である。 第3の実施形態に対応する、表示部103による表示例を示す図である。 第4の実施形態に対応する階層構造データの一例を示す図である。 図12aに対応する、表示部103による表示例を示す図である。 物品構成表示図の一例を示す図である。 物品構成表示図に本発明を適用した場合の表示例を示す図である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 データ保持部
102 階層構造データ生成部
103 表示部

Claims (19)

  1. 複数のノードを有するデータと、該複数のノードの従属関係を定義する関係データとを保持する保持手段と、
    前記関係データに基づいて、前記データを階層構造形式で表示するための階層構造データを生成する階層構造データ生成手段と、
    前記階層構造データに基づいて、前記複数のノードを階層構造形式で表示する表示手段とを備え、
    前記階層構造データ生成手段は、
    前記表示手段において表示されているノードのうち、ユーザから選択された第1のノードに属する第2のノードの情報を、前記関係データから抽出して前記階層構造データに追加する更新手段と、
    選択された前記第1のノードが属する第3のノードに属する、該第1のノード以外の第4のノードの情報が前記階層構造データ内に含まれるか否かを判定する判定手段と、
    前記第4のノードの情報が含まれると判定された場合に、該第4のノードの情報を前記階層構造データから削除する削除手段と、
    前記削除手段により削除された前記第4のノードの情報に対応する集約データを、前記第3のノードに属するノードの情報として前記階層構造データに追加する追加手段と
    を備え、
    前記表示手段は、前記第3のノード及び前記第1のノードの前記階層構造形式による表示と関連づけて、前記集約データに基づく表示を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記追加手段は、前記削除手段による前記第4のノードの削除数についての情報を前記集約データの一部として前記階層構造データに追加し、
    前記表示手段は、前記削除数に対応する表示記号により、前記集約データに基づく表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記削除数に応じて表示色の異なる表示記号により、前記集約データに基づく表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記第3のノードと前記第1のノードとの接続線の太さ、種類及び色の少なくともいずれかを異ならせることにより、前記集約データに基づく表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記追加手段は、前記削除数の情報を、削除されたノードの種類毎に前記集約データの一部として前記階層構造データに追加し、
    前記表示手段は、前記ノードの種類毎の削除数に対応する表示記号により、前記集約データに基づく表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記追加手段は、削除された前記第4のノードのうち最も多くの階層数を有するノードの該階層数の情報を、前記集約データの一部として前記階層構造データに追加し、
    前記表示手段は、前記削除数及び前記階層数に対応する表示記号により、前記表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記削除手段は、前記第4のノードのうち、該削除手段により削除されなければ前記表示手段により前記第1のノードよりも前記第3のノードに近接して表示されることとなる第5のノードの情報のみを前記階層構造データから削除し、
    前記追加手段は、前記第5のノードの情報に対応する集約データを前記階層構造データに追加することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記集約データに基づく表示を停止する操作を受け付ける、操作受付手段をさらに備え、
    前記操作を受けつけた場合に、
    前記更新手段は、前記集約データに対応する前記第4のノードの情報を前記関係データから抽出して前記階層構造データに追加し、
    前記削除手段は、前記階層構造データより前記集約データを削除し、
    前記表示手段は、前記追加及び削除が行われた後の階層構造データに基づいて、前記階層構造形式における表示を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記ノードには、ファイル及びフォルダの少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 複数のノードを有するデータと、該複数のノードの従属関係を定義する関係データとを保持する保持手段と、
    前記関係データに基づいて、前記データを階層構造形式で表示するための階層構造データを生成する階層構造データ生成手段と、
    前記階層構造データに基づいて、前記複数のノードを階層構造形式で表示する表示手段とを備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記階層構造データ生成手段が、
    前記表示手段において表示されているノードのうち、ユーザから選択された第1のノードに属する第2のノードの情報を、前記関係データから抽出して前記階層構造データに追加する更新工程と、
    選択された前記第1のノードが属する第3のノードに属する、該第1のノード以外の第4のノードの情報が前記階層構造データ内に含まれるか否かを判定する判定工程と、
    前記第4のノードの情報が含まれると判定された場合に、該第4のノードの情報を前記階層構造データから削除する削除工程と、
    前記削除工程において削除された前記第4のノードの情報に対応する集約データを、前記第3のノードに属するノードの情報として前記階層構造データに追加する追加工程と、
    前記表示手段が、前記第3のノード及び前記第1のノードの前記階層構造形式による表示と関連づけて、前記集約データに基づく表示を行う表示工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 前記追加工程では、前記削除工程における前記第4のノードの削除数についての情報が前記集約データの一部として前記階層構造データに追加され、
    前記表示工程では、前記削除数に対応する表示記号により、前記集約データに基づく表示が行われることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記表示工程では、前記削除数に応じて表示色の異なる表示記号により、前記集約データに基づく表示が行われることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 前記表示工程では、前記第3のノードと前記第1のノードとの接続線の太さ、種類及び色の少なくともいずれかを異ならせることにより、前記集約データに基づく表示が行われることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  14. 前記追加工程では、前記削除数の情報が、削除されたノードの種類毎に前記集約データの一部として前記階層構造データに追加され、
    前記表示工程では、前記ノードの種類毎の削除数に対応する表示記号により、前記集約データに基づく表示が行われることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  15. 前記追加工程では、削除された前記第4のノードのうち最も多くの階層数を有するノードの該階層数の情報が、前記集約データの一部として前記階層構造データに追加され、
    前記表示工程では、前記削除数及び前記階層数に対応する表示記号により、前記表示が行われることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  16. 前記削除工程では、前記第4のノードのうち、該削除手段により削除されなければ前記表示手段により前記第1のノードよりも前記第3のノードに近接して表示されることとなる第5のノードの情報のみが前記階層構造データから削除され、
    前記追加工程では、前記第5のノードの情報に対応する集約データが前記階層構造データに追加されることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  17. 前記情報処理装置は、前記集約データに基づく表示を停止する操作を受け付ける、操作受付手段をさらに備え、
    前記操作受付手段により前記操作を受けつけた場合に、前記方法は、
    前記階層構造データ生成手段が、
    前記集約データに対応する前記第4のノードの情報を前記関係データから抽出して前記階層構造データに追加し、
    前記階層構造データより前記集約データを削除し、
    前記表示手段が、前記追加及び削除が行われた後の階層構造データに基づいて、前記階層構造形式における表示を行う
    ことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  18. 前記ノードには、ファイル及びフォルダの少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  19. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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