JP2019113902A - 表示処理装置およびプログラム - Google Patents

表示処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019113902A
JP2019113902A JP2017244575A JP2017244575A JP2019113902A JP 2019113902 A JP2019113902 A JP 2019113902A JP 2017244575 A JP2017244575 A JP 2017244575A JP 2017244575 A JP2017244575 A JP 2017244575A JP 2019113902 A JP2019113902 A JP 2019113902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
hierarchical structure
target node
display processing
folder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017244575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6977540B2 (ja
Inventor
俊治 横山
Toshiharu Yokoyama
俊治 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2017244575A priority Critical patent/JP6977540B2/ja
Publication of JP2019113902A publication Critical patent/JP2019113902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6977540B2 publication Critical patent/JP6977540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】対象ノードを起点として探索される互いに隣接するアクセス可能なノードの階層構造を表示する。【解決手段】指示受付部40は、階層構造を有する複数ノードのうちの対象ノードの指定を受け付ける。ノード探索部50は、ユーザによって指定された対象ノードを起点として階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する。画像形成部60は、対象ノードとノード探索部50により探索されたアクセス可能なノードで構成される対象ノード群の階層構造を示す表示画像を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、表示処理装置およびプログラムに関する。
階層構造を有する複数のデータを表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ファイルやフォルダなどの階層化されたパス情報が表示領域内に収まるか否かを判定し、パス情報が表示領域内に収まらないと判定された場合、最も深い階層の情報が先頭に表示されるように、表示領域内のパス情報を逆の階層順で表示する情報処理装置が記載されている。
ちなみに、特許文献2には、文書編集アプリケーションで文書を保存する際に、文書編集アプリケーションの起動方法や文書管理システムの連携状態、文書管理アプリケーションの使用状態に応じて、保存時に使用する保存画面を切り替えて表示する技術が記載されている。
特開2013−250758号公報 特開2017−97579号公報
階層構造を有する複数ノード(ファイルやフォルダなど)の中には、例えばアクセス権限の管理により、アクセス可能なノードとアクセス可能ではないノードが混在する場合がある。アクセス可能なノードとアクセス可能ではないノードが混在する場合における階層構造の表示に係る改良技術の登場が期待されている。
本発明の目的は、対象ノードを起点として探索される互いに隣接するアクセス可能なノードの階層構造を表示することにある。
請求項1に係る発明は、階層構造を有する複数ノードのうちの対象ノードの指定を受け付ける受付手段と、前記対象ノードを起点として前記階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する探索手段と、前記対象ノードと前記探索されたアクセス可能なノードで構成される対象ノード群の階層構造を示す表示画像を形成する形成手段と、を有する表示処理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の表示処理装置において、前記階層構造の最上層ノードが前記対象ノード群に含まれる場合に、前記形成手段は、前記最上層ノードから前記対象ノードまでの階層構造を含む前記表示画像を形成する、ことを特徴とする表示処理装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の表示処理装置において、前記階層構造の最上層ノードが前記対象ノード群に含まれない場合に、前記形成手段は、前記最上層ノードの下層に一時的ノードを形成し、当該一時的ノードの下層に前記対象ノート群の階層構造を示す前記表示画像を形成する、ことを特徴とする表示処理装置である。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の表示処理装置において、前記最上層ノードと前記対象ノード群との間にアクセス可能ではないノードが存在する場合に、前記最上層ノードが前記対象ノード群に含まれないと判定して前記最上層ノードの下層に前記一時的ノードを形成する、ことを特徴とする表示処理装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の表示処理装置において、移動先として選択されたノードにデータを移動するように制御する制御手段をさらに有し、前記形成手段は、前記対象ノード群に含まれるノードを移動先の候補として示す選択画像を形成し、前記制御手段は、前記選択画像に示された候補の中から選択されたノードにデータを移動する、ことを特徴とする表示処理装置である。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の表示処理装置において、前記移動されるデータはファイルデータであり、前記移動先として選択されるノードはフォルダデータであることを特徴とする表示処理装置である。
請求項7に係る発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の表示処理装置において、前記受付手段は、前記対象ノードへのリンク情報を取得することにより当該対象ノードの指定を受け付ける、ことを特徴とする表示処理装置である。
請求項8に係る発明は、コンピュータに、階層構造を有する複数ノードのうちの対象ノードの指定を受け付ける受付機能と、前記対象ノードを起点として前記階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する探索機能と、前記対象ノードと前記探索されたアクセス可能なノードで構成される対象ノード群の階層構造を示す表示画像を形成する形成機能と、を実現させるプログラムである。
請求項1に係る発明により、対象ノードを起点として探索される互いに隣接するアクセス可能なノードの階層構造が表示される。
請求項2に係る発明により、最上層ノードから対象ノードまでのアクセス可能なノードの階層構造が表示される。
請求項3に係る発明により、最上層ノードの下層に形成される一時的ノードの下層から対象ノードまでのアクセス可能なノードの階層構造が表示される。
請求項4に係る発明により、最上層ノードと対象ノード群との間にアクセス可能ではないノードが存在する場合に、最上層ノードの下層に一時的ノードが形成される。
請求項5に係る発明により、対象ノード群に含まれるノードがデータの移動先の候補となる。
請求項6に係る発明により、対象ノード群に含まれるフォルダデータがファイルデータの移動先となる。
請求項7に係る発明により、対象ノードへのリンク情報によって対象ノードが指定される。
請求項8に係る発明により、対象ノードを起点として探索される互いに隣接するアクセス可能なノードの階層構造の表示を実現するプログラムが提供される。
本発明の実施において好適な表示処理装置の具体例を示す図である。 階層構造を有する複数ノードの具体例を示す図である。 段階的アクセスの具体例を示す図である。 直接的アクセスの具体例を示す図である。 表示画像(選択画像)の具体例を示す図である。 直接的アクセスの比較例を示す図である。 図1の表示処理装置が実行する処理の具体例を示す図である。
図1は、本発明の実施において好適な表示処理装置の具体例を示す図である。図1に示す具体例において、表示処理装置100は、データ記憶部10と階層構造管理部20とアクセス権限管理部30と指示受付部40とノード探索部50と画像形成部60と表示部70と移動制御部80を備えている。
データ記憶部10は、複数のデータを記憶する。データ記憶部10の好適な具体例は、メモリやハードディスク等の記憶デバイスである。データ記憶部10には、例えば文書データや画像データなどを代表例とする様々なデータで構成される複数のファイルが記憶される。
階層構造管理部20は、データ記憶部10に記憶された複数のデータに関する階層構造を管理する。階層構造管理部20により、データ記憶部10に記憶された複数のファイル(データ)が、例えばフォルダまたはファイルをノードとするツリー状の階層構造(図2参照)で管理される。
アクセス権限管理部30は、階層構造管理部20によって管理される階層構造を有する複数ノード(フォルダまたはファイル)に関するアクセス権限を管理する。例えば、アクセス権がフォルダに設定されていると、表示部70(ディスプレイなど)上に、アクセス権が設定されていないフォルダを表示しないようにする。したがって、ユーザは、アクセス権が設定されていないフォルダを展開することができない。しかしながら、これは一例にすぎない。例えば、アクセス権が設定されていないフォルダであっても、フォルダ名のみを表示し、フォルダの存在自体はユーザに知らせてもよい。この場合は、ユーザはアクセスできないフォルダの存在を知ることはできる。しかし、ユーザはそのフォルダを展開したり、そのフォルダをファイルの移動先に設定すること等ができない。なお、アクセス権限管理部30は、データ記憶部10に記憶された複数のファイル(データ)に対するユーザのアクセス権限を管理することもできる。例えば、ファイル(データ)単位で、アクセス権限の管理をすることや、ファイルの内容(ファイル名を除く)の閲覧を許可する権限や、ファイルの編集(削除、追加、変更など)を許可する権限を管理してもよい。
アクセス権限管理部30は、例えば、階層構造で管理される複数ノードの各ノード(各フォルダまたは各ファイル)ごとに、ユーザがそのノードにアクセス可能か否か(そのノードに対応したフォルダまたはファイルを利用可能か否か)を管理する。なお、複数のユーザがいる場合には、例えば、各ユーザごとにそのユーザのアクセス権限(各ノードにアクセス可能か否か)が管理される。もちろん、何人かのユーザで構成されるグループごとアクセス権限(そのグループに属するユーザが各ノードにアクセス可能か否か)が管理されてもよい。
指示受付部40は、操作デバイスなどを介して入力されるユーザ操作に応じた指示を受け付ける。指示受付部40は、例えば、ツリー状の階層構造を有する複数ノードのうちの対象ノードの指定を受け付ける。
ノード探索部50は、階層構造で管理される複数ノード内において、対象ノードを指定したユーザがアクセス可能なノードを探索する。ノード探索部50は、例えば、ユーザによって指定された対象ノードを起点として、階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する。
画像形成部60は、表示部70に表示される表示画像を形成する。画像形成部60は、例えば、階層構造を有する複数ノードをツリー状に示すツリー表示を含んだ表示画像を形成する。
表示部70は、画像形成部60によって形成された表示画像を表示する。表示部70の好適な具体例は、ディスプレイ等の表示デバイスである。なお、表示部70は表示処理装置100の必須構成ではない。例えば、表示処理装置100が表示部70を備えていない場合には、画像形成部60によって形成された表示画像が、表示処理装置100に外部装置として接続される表示デバイス等に表示されてもよい。
移動制御部80は、移動先として選択されたノードにデータ(ファイル)を移動するように制御する。移動制御部80は、例えば、階層構造で管理される複数ノードの中からユーザが指定する移動先に、そのユーザが指定するファイル(データ)を移動させる。
表示処理装置100は、例えばコンピュータを利用して実現することができる。そのコンピュータは、CPU等の演算デバイス、メモリやハードディスク等の記憶デバイス、インターネット等の通信回線を利用する通信デバイス、光ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体からデータを読み取りデータを書き込むデバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、ユーザから操作を受け付ける操作デバイス等のハードウェア資源を備えている。
そして、例えば、図1に示す表示処理装置100が備える符号を付した複数部分のうちの少なくとも一部の機能に対応したプログラム(ソフトウェア)がコンピュータに読み込まれ、そのコンピュータが備えるハードウェア資源と読み込まれたソフトウェアとの協働により、表示処理装置100が備える少なくとも一部の機能がコンピュータにより実現される。そのプログラムは、例えば、インターネット等の通信回線を介してコンピュータ(表示処理装置100)に提供されてもよいし、光ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体に記憶されてコンピュータ(表示処理装置100)に提供されてもよい。
図1に示す表示処理装置100の全体構成は以上のとおりである。次に、図1の表示処理装置100により実現される機能等について詳述する。なお、図1に示した構成(部分)については以下の説明において図1の符号を利用する。
図2は、階層構造を有する複数ノードの具体例を示す図である。図2には、フォルダをノードとする階層構造の具体例が図示されている。つまり、親となるフォルダ内に(親となるフォルダの下層に)子となるフォルダやファイルが存在する親子関係の階層構造が図示されている。
階層構造を有する複数ノードのうち、最上層のノードはルートと呼ばれ、最下層(末端)のノードはリーフと呼ばれる。また、親となるフォルダ内に子となる複数のフォルダ(ファイルでもよい)が存在する場合もある。親となるフォルダが同じである複数のフォルダやファイルは兄弟関係にある。
階層構造管理部20は、データ記憶部10に記憶された複数のファイルを、例えば図2に示す具体例のように、フォルダ(又はファイル)をノードとする階層構造で管理する。
また、アクセス権限管理部30は、例えば、階層構造で管理される複数ノードの各ノード(フォルダまたはファイル)ごとに、ユーザがそのノードにアクセス可能か否か(そのノードに対応したフォルダまたはファイルを利用可能か否か)を管理する。
図2に例示する階層構造の具体例では、フォルダF11がアクセス可能ではないノードであり、その他のフォルダとファイルはアクセス可能なノードである。したがって、図2に示す具体例に対応したアクセス権限を与えられたユーザは、ルートノード(最上層ノード)であるフォルダF0の下層にあるフォルダF12にアクセス(フォルダを展開)し、さらに、フォルダF12の下層にあるファイルF22にアクセス(ファイルを利用)することができる。つまり、最上層ノードから次々に下層ノードを辿る段階的アクセスによりファイルF22を利用することができる。
図3は、段階的アクセスの具体例を示す図である。図3には、図2の階層構造においてルートノードであるフォルダF0からフォルダF12を経てファイルF22までアクセス可能なノードを辿る段階的アクセスの具体例が図示されている。図2に例示する階層構造において、フォルダF0からフォルダF12を経てファイルF22までの段階的アクセスが行われる場合、画像形成部60は、例えば図3に例示する部分的な階層構造を示す表示画像を形成する。
一方、図2に例示する階層構造の具体例では、フォルダF11がアクセス可能ではないノードであるため、図2に示す具体例に対応したアクセス権限を与えられたユーザは、ルートノード(最上層ノード)であるフォルダF0の下層にあるフォルダF11にアクセス(フォルダを展開)することができない。但し、図2に示す具体例では、アクセス可能ではないフォルダF11の下層にあるフォルダF21と、更にその下層にあるフォルダF31,F32と、フォルダF31の下層にあるファイルF41,F42はアクセス可能なノードである。
アクセス可能ではないノード(例えばフォルダF11)よりも下層にあるアクセス可能なノード(例えばフォルダF21,F31,F32,ファイルF41,F42)にアクセスしたい場合に、ユーザは、アクセスしたいノードのリンク情報を指定する。例えば、アクセスしたいフォルダまたはファイルのパス(例えばURL)をユーザが入力することにより、そのパスに対応したファイルまたはフォルダがアクセスしたい対象ノードとして指定され、指示受付部40が対象ノードの指定を受け付ける。
図2に例示する階層構造の具体例において、ユーザが例えば操作デバイス等を利用してファイルF41のリンク情報(例えばURL)を入力すると、ファイルF41が対象ノードとして指定され、ユーザはファイルF41に直接的にアクセスしてファイルF41を利用することができる。
図4は、直接的アクセスの具体例を示す図である。図4には、図2の階層構造においてアクセス可能な対象ノードへの直接的アクセスの具体例が図示されている。
直接的アクセスにおいて、指示受付部40は、操作デバイスなどを介してユーザから対象ノードへのリンク情報を取得する。これにより対象ノードが指定される。図4に示す具体例では、ユーザが例えば操作デバイス等を利用してファイルF41のリンク情報(例えばURL)を入力することにより、ファイルF41が対象ノードとして指定される。
対象ノードが指定されると、ノード探索部50は、階層構造で管理される複数ノード内において、対象ノードを指定したユーザがアクセス可能なノードを探索する。ノード探索部50は、例えば、ユーザによって指定された対象ノードを起点として、階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する。
図4に示す具体例(図2の階層構造)においてファイルF41が対象ノードに指定されると、ファイルF41を起点として、ファイルF41に隣接するアクセス可能なノードとしてフォルダF31が探索され、フォルダF31に隣接するアクセス可能なノードとしてファイルF42とフォルダF21が探索され、さらに、フォルダF21に隣接するアクセス可能なノードとしてフォルダF32が探索される。なお、フォルダF11は、フォルダF21に隣接している(図2の階層構造)がアクセス可能ではないフォルダであるため、探索されない。
直接的アクセスにおいて、画像形成部60は、ノード探索部50によって探索されたアクセス可能なノードと対象ノートで構成される対象ノード群の階層構造を示す表示画像を形成する。図4に示す具体例において対象ノードとしてファイルF41が指定されると、対象ノードであるファイルF41と、ノード探索部50によって探索されたファイルF42,フォルダF31,F32,F21が対象ノード群となる。
画像形成部60は、階層構造の最上層ノードが対象ノード群に含まれない場合に、最上層ノードの下層に一時的ノードを形成し、その一時的ノードの下層に対象ノート群の階層構造を示す表示画像を形成する。図4に示す具体例において、対象ノードとしてファイルF41が指定されると、ファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21が対象ノード群となり、その対象ノード群の中に最上層ノードのフォルダF0が含まれていない。したがって、図4に示す具体例において、対象ノードとしてファイルF41が指定されると、最上層ノードのフォルダF0の下層に、一時的ノードの具体例である一時的フォルダ(Ftmp)が形成され、その一時的フォルダの下層に、対象ノード群であるファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21の階層構造を示す表示画像が形成される。
なお、図4に示す具体例(図2の階層構造)では、アクセス可能ではないフォルダ(アクセス不可フォルダ)が1つ(フォルダF11のみ)であったが、アクセス不可フォルダは1つに限らず複数であってもよい。例えば、複数のアクセス不可フォルダが隣接している場合には、それら複数のアクセス不可フォルダ(複数ノード)を纏めて1つの一時的フォルダ(一時的ノード)を形成してもよい。また、例えば、それら複数のアクセス不可フォルダ(複数ノード)を纏めずに、アクセス不可フォルダごとに一時的フォルダ(一時的ノード)を階層構造に従って形成してもよい。
また、図4に示す具体例では、ユーザが例えば操作デバイス等を利用してファイルF22のリンク情報(例えばURL)を入力することにより、ファイルF22を対象ノードとして指定することもできる。つまり、ユーザは、ファイルF22に直接的にアクセスすることもできる。
図4に示す具体例(図2の階層構造)において、対象ノードとしてファイルF22が指定されると、ノード探索部50により、ファイルF22に隣接するアクセス可能なノードとしてフォルダF12が探索され、フォルダF12に隣接するアクセス可能なノードとしてフォルダF0が探索される。これにより、ファイルF22,フォルダF12,F0が対象ノード群となる。
画像形成部60は、階層構造の最上層ノードが対象ノード群に含まれる場合に、最上層ノードから対象ノードまでの階層構造を含む表示画像を形成する。図4に示す具体例において、対象ノードとしてファイルF22が指定されると、対象ノード群を構成するファイルF22,フォルダF12,F0の中に最上層ノードのフォルダF0が含まれる。そのため、図4に示す具体例において、対象ノードとしてファイルF22が指定されると、最上層ノードのフォルダF0からフォルダF12を経てファイルF22までの階層構造を示す表示画像が形成される。
また、画像形成部60は、移動制御部80によるデータの移動において利用される選択画像を形成する。移動制御部80は、移動先として選択されたノードにデータ(ファイル)を移動するように制御する。移動制御部80は、例えば、階層構造で管理される複数ノード(フォルダ)の中からユーザが指定する移動先に、そのユーザが指定するファイル(データ)を移動させる。ユーザが移動先を指定する際に、画像形成部60は、対象ノード群に含まれるノードを移動先の候補として示す選択画像を形成する。
画像形成部60は、ユーザが移動先を指定する際に利用する選択画像として、例えば図4に示す具体例に対応した表示画像を形成する。つまり、最上層ノードのフォルダF0の下層に一時的フォルダ(Ftmp)を形成し、その一時的フォルダの下層に、対象ノード群であるファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21の階層構造を示す表示画像(選択画像)を形成する。
ユーザは、画像形成部60により形成されて表示部70に表示される選択画像を見ながらデータの移動先を選択する。例えば、図4に示す具体例に対応した表示画像が選択画像として表示されていれば、ユーザは、一時的フォルダの下層に示される対象ノード群(ファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21)の中から、データの移動先を選択する。例えば、フォルダF31,F32,F21のいずれかがデータ(ファイル)の移動先として選択される。図4に示す具体例では、例えば最上層ノードのフォルダF0またはその下層のフォルダF12が移動先として選択されてもよい。
そして、移動制御部80は、選択画像に示された候補の中からユーザにより選択されたノード(フォルダ)にデータ(ファイル)を移動する。なお、移動されるデータ(ファイル)は、図4の階層構造に含まれるデータでもよいし、図4の階層構造に含まれていないデータでもよい。
図5は、画像形成部60によって形成される表示画像(選択画像)の具体例を示す図である。図5には、図4に示す具体例(図2の階層構造)に対応した表示画像(選択画像)の具体例が図示されている。
例えば、図4に示す具体例(図2の階層構造)においてファイルF41が対象ノードに指定されると、対象ノードであるファイルF41とノード探索部50によって探索されるファイルF42,フォルダF31,F32,F21が対象ノード群となり、その対象ノード群の中に最上層ノードのフォルダF0が含まれていないため、最上層ノードのフォルダF0の下層に一時的フォルダが形成され、その一時的フォルダの下層に、対象ノード群であるファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21の階層構造を示す図5の表示画像が形成される。
また、図4に示す具体例(図2の階層構造)においてファイルF22が対象ノードに指定されると、対象ノードであるファイルF22とノード探索部50によって探索されるフォルダF12,F0が対象ノード群となり、その対象ノード群の中に最上層ノードのフォルダF0が含まれるため、最上層ノードのフォルダF0からフォルダF12を経てファイルF22までの階層構造を示す図5の表示画像が形成される。
なお、フォルダF0からフォルダF12を経てファイルF22までアクセス可能なノードを辿る段階的アクセスが行われた場合にも、最上層ノードのフォルダF0からフォルダF12を経てファイルF22までの階層構造を示す図5の表示画像が形成される。
また、図5に例示する表示画像は、ユーザが移動先を指定する際に利用する選択画像として利用されてもよい。ユーザは、例えば図5に例示する選択画像を見ながらデータの移動先を選択する。例えば、一時的フォルダの下層に示される対象ノード群(ファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21)の中から、フォルダF31,F32,F21のいずれかをデータ(ファイル)の移動先として選択することができる。もちろん、最上層ノードのフォルダF0またはその下層のフォルダF12が移動先として選択されてもよい。
図6は、直接的アクセスの比較例を示す図である。図6には、図2の階層構造においてアクセス可能な対象ノードへの直接的アクセスの比較例が図示されている。
図6に示す比較例では、ユーザが例えば操作デバイス等を利用してファイルF41のリンク情報(例えばURL)を入力することによりファイルF41を指定すると、ルートノード(最上層ノード)であるフォルダF0からファイルF22までの階層構造とは別に、仮想的フォルダ(Fim)が形成され、仮想的フォルダの直下にファイルF41のみを示した階層構造が形成される。
したがって、例えば、図6に示す比較例に対応した表示画像では、ユーザは、図4における対象ノード郡(ファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21)の階層構造を見ることができない。また、図6に示す比較例に対応した表示画像が選択画像として表示されている場合に、ユーザは、図4における対象ノード郡に含まれていたフォルダF31,F32,F21を移動先として選択することができない。
これに対し、図2から図5を利用して説明した具体例によれば、アクセス可能ではないノード(例えばフォルダF11)よりも下層にあるアクセス可能なノード(例えばファイルF41)が対象ノードとして指定された場合に、最上層ノード(例えばフォルダF0)の下層に一時的フォルダが形成され、その一時的フォルダの下層に、対象ノード郡(例えばファイルF41,F42,フォルダF31,F32,F21)の階層構造を示す表示画像または選択画像が形成される。そのため、ユーザは、対象ノード郡の階層構造を見ることができ、必要に応じて、対象ノード郡の階層構造の中からデータ(ファイルまたはフォルダ)の移動先を選択することができる。また、例えば、階層構造の中に一時的ノードがある場合に、その一時的ノードの上層にあるノード群と下層にあるノード群との間で、データを移動させることもできる。
図7は、図1の表示処理装置が実行する処理の具体例を示す図(フローチャート)である。まず、指示受付部40が、操作デバイスなどを介してユーザから対象ノードへのリンク情報を取得する直接的アクセスにより、対象ノードの指定を受け付ける(S1)。
対象ノードが指定されると、ノード探索部50は、階層構造で管理される複数ノード内において、対象ノードを指定したユーザがアクセス可能なノードを探索する(S2)。ノード探索部50は、例えば、ユーザによって指定された対象ノードを起点として、階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する。
そして、ノード探索部50による探索において、ルートノードまで探索できたか否かが確認される(S3)。
対象ノードを起点として階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索した結果としてルートノード(最上層ノード)まで探索できていれば、対象ノード郡にルートノードが含まれることとなる。この場合には、ルートノードの下層に対象ノード郡の階層構造が表示される(S4)。
一方、対象ノードを起点として階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索した結果としてルートノード(最上層ノード)まで探索できなければ、対象ノード郡にルートノードが含まれないこととなる。例えば、対象ノードを起点として探索された対象ノード群とルートノードとの間にアクセス可能ではないノードが存在する場合に、アクセス可能なノードの隣接関係が途切れてしまい、ルートノードまで探索できない。この場合には、ルートノードの下層に一時的フォルダが作成され(S5)、その一時的フォルダの下層に対象ノード郡の階層構造が表示される(S6)。
なお、S5における処理の実行開始時に、例えば過去に対象ノードが指定された結果として既に一時的フォルダが形成されている場合には、既に形成されている一時的フォルダの下層に新たな対象ノードに対応した対象ノード郡の階層構造が表示されてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
10 データ記憶部、20 階層構造管理部、30 アクセス権限管理部、40 指示受付部、50 ノード探索部、60 画像形成部、70 表示部、80 移動制御部、100 表示処理装置。

Claims (8)

  1. 階層構造を有する複数ノードのうちの対象ノードの指定を受け付ける受付手段と、
    前記対象ノードを起点として前記階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する探索手段と、
    前記対象ノードと前記探索されたアクセス可能なノードで構成される対象ノード群の階層構造を示す表示画像を形成する形成手段と、
    を有する表示処理装置。
  2. 請求項1に記載の表示処理装置において、
    前記階層構造の最上層ノードが前記対象ノード群に含まれる場合に、
    前記形成手段は、前記最上層ノードから前記対象ノードまでの階層構造を含む前記表示画像を形成する、
    ことを特徴とする表示処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示処理装置において、
    前記階層構造の最上層ノードが前記対象ノード群に含まれない場合に、
    前記形成手段は、前記最上層ノードの下層に一時的ノードを形成し、当該一時的ノードの下層に前記対象ノート群の階層構造を示す前記表示画像を形成する、
    ことを特徴とする表示処理装置。
  4. 請求項3に記載の表示処理装置において、
    前記最上層ノードと前記対象ノード群との間にアクセス可能ではないノードが存在する場合に、前記最上層ノードが前記対象ノード群に含まれないと判定して前記最上層ノードの下層に前記一時的ノードを形成する、
    ことを特徴とする表示処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の表示処理装置において、
    移動先として選択されたノードにデータを移動するように制御する制御手段をさらに有し、
    前記形成手段は、前記対象ノード群に含まれるノードを移動先の候補として示す選択画像を形成し、
    前記制御手段は、前記選択画像に示された候補の中から選択されたノードにデータを移動する、
    ことを特徴とする表示処理装置。
  6. 請求項5に記載の表示処理装置において、
    前記移動されるデータはファイルデータであり、前記移動先として選択されるノードはフォルダデータである、
    ことを特徴とする表示処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の表示処理装置において、
    前記受付手段は、前記対象ノードへのリンク情報を取得することにより当該対象ノードの指定を受け付ける、
    ことを特徴とする表示処理装置。
  8. コンピュータに、
    階層構造を有する複数ノードのうちの対象ノードの指定を受け付ける受付機能と、
    前記対象ノードを起点として前記階層構造内で互いに隣接するアクセス可能なノードを探索する探索機能と、
    前記対象ノードと前記探索されたアクセス可能なノードで構成される対象ノード群の階層構造を示す表示画像を形成する形成機能と、
    を実現させるプログラム。
JP2017244575A 2017-12-21 2017-12-21 表示処理装置およびプログラム Active JP6977540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017244575A JP6977540B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 表示処理装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017244575A JP6977540B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 表示処理装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019113902A true JP2019113902A (ja) 2019-07-11
JP6977540B2 JP6977540B2 (ja) 2021-12-08

Family

ID=67223668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017244575A Active JP6977540B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 表示処理装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6977540B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003030026A (ja) * 2001-07-19 2003-01-31 Dainippon Printing Co Ltd データ管理装置
JP2008158796A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Canon Inc 情報処理装置とその表示方法、並びに、コンピュータプログラム。
JP2008293317A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Hitachi Ltd 情報処理装置及び方法
JP2009070206A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Nec Corp データ検索システムおよびデータ検索方法ならびにデータ検索装置,検索実行者端末およびプログラム
JP2009252154A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Nec Corp フォルダ管理システム、フォルダ表示方法、およびフォルダ表示プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003030026A (ja) * 2001-07-19 2003-01-31 Dainippon Printing Co Ltd データ管理装置
JP2008158796A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Canon Inc 情報処理装置とその表示方法、並びに、コンピュータプログラム。
JP2008293317A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Hitachi Ltd 情報処理装置及び方法
JP2009070206A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Nec Corp データ検索システムおよびデータ検索方法ならびにデータ検索装置,検索実行者端末およびプログラム
JP2009252154A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Nec Corp フォルダ管理システム、フォルダ表示方法、およびフォルダ表示プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6977540B2 (ja) 2021-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3204869B1 (en) Systems and methods to manage file access
JP4816281B2 (ja) 文書利用管理システム、文書管理サーバ及びそのプログラム
JP2008305094A (ja) 文書管理方法及びその装置
JP2014211870A (ja) ビジュアル検索の構築、文書のトリアージおよびカバレッジの追跡
JP2009123022A (ja) 文書管理装置、文書管理方法、プログラム及び記憶媒体
CN113535176A (zh) 一种页面生成方法及装置
JP2015076064A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体
JP2870582B2 (ja) ハイパーメディア文書管理装置
AU2018204772A1 (en) Managing interactions with data having membership in multiple groupings
JP5889325B2 (ja) アプリケーションのファイルシステムアクセス
JP6977540B2 (ja) 表示処理装置およびプログラム
JP2006228060A (ja) ディレクトリ更新方法及びディレクトリ更新プログラム、並びに、木構造型データ記憶装置
JP2010160577A (ja) 検索装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム
JP4981723B2 (ja) 表示処理装置、表示処理方法、表示処理プログラムおよび記録媒体
EP3995972A1 (en) Metadata processing method and apparatus, and computer-readable storage medium
Hasitschka et al. Visual exploration and analysis of recommender histories: A web-based approach using webgl
CN113360154A (zh) 一种页面构建方法、装置、设备和可读介质
JP2009245196A (ja) コンテンツ管理装置及び方法及びプログラム
JP2015162200A (ja) ファイル管理装置
JP2009059217A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP4379572B2 (ja) 仮想ファイル管理方式
JP6188367B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
JP4199610B2 (ja) 文書表示装置および方法
JP2023078496A (ja) プログラムおよび情報処理方法
CN117851710A (zh) 智能化页面构建方法、系统及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6977540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150