JP2003226782A - ソリッドゴルフボール用ゴム組成物およびその製造方法ならびにソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール用ゴム組成物およびその製造方法ならびにソリッドゴルフボール

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JP2003226782A JP2002324129A JP2002324129A JP2003226782A JP 2003226782 A JP2003226782 A JP 2003226782A JP 2002324129 A JP2002324129 A JP 2002324129A JP 2002324129 A JP2002324129 A JP 2002324129A JP 2003226782 A JP2003226782 A JP 2003226782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬化速度が速く、硬化時間を短縮してコアの
生産性を高めることができるソリッドゴルフボールのコ
ア形成用ゴム組成物を提供する。 【解決手段】 (A)基材ゴム、(B)充填剤、(C)
有機過酸化物、および(D)下記一般式(1)で表され
る金属含有有機硫黄化合物と不飽和カルボン酸の金属塩
とのドライブレンド品および/または溶剤スラリーブレ
ンド品を配合したゴム組成物とする。 【化1】 (式中、Xはハロゲン原子、mおよびnは0〜5の整
数、Mは二価の金属原子を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドゴルフボ
ールのコア形成用ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソリッドゴルフボールのコア形成
用ゴム組成物にペンタクロロチオフェノール等の有機硫
黄化合物の金属塩を配合することにより、コアの反発性
を高めることが行われている(例えば、特許文献1〜3
参照)。
【0003】
【特許文献1】特許第2669051号公報
【特許文献2】特許第2961735号公報
【特許文献3】特許第2778229号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のように
ソリッドゴルフボールのコア形成用ゴム組成物に有機硫
黄化合物の金属塩を配合した場合、ゴム組成物の硬化速
度が遅くなり、ゴム組成物の硬化時間が長くなってコア
の生産性が悪くなるという問題があった。また、コア形
成用ゴム組成物にチオールまたはスルフィドのような有
機硫黄化合物を配合した場合(特開2001−1871
67号)には、ゴム組成物の硬化時間が長くかつ反発性
も満足するものではないという問題があった。
【0005】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
もので、硬化速度が速く、硬化時間を短縮してコアの生
産性を高めることができ、かつ反発性も良好なソリッド
ゴルフボールのコア形成用ゴム組成物を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成するために種々検討を行った結果、有機硫黄化合物
の金属塩をソリッドゴルフボールのコア形成用ゴム組成
物に配合するに当たり、上記有機硫黄化合物の金属塩お
よび不飽和カルボン酸の金属塩の両粒子を溶剤を用いな
いで混合したもの(ドライブレンド品)、あるいは両粒
子をこれらの貧溶媒中でブレンドした後に溶媒を除去し
たもの(溶剤スラリーブレンド品)を調製するととも
に、このドライブレンド品および/または溶剤スラリー
ブレンド品をゴム組成物に配合した場合、ゴム組成物の
硬化速度が速くなることを知見した。
【0007】本発明は、上述した知見に基づいてなされ
たもので、(A)基材ゴム、(B)充填剤、(C)有機
過酸化物、および(D)下記一般式(1)で表される金
属含有有機硫黄化合物と不飽和カルボン酸の金属塩との
ドライブレンド品および/または溶剤スラリーブレンド
品を配合してなることを特徴とするソリッドゴルフボー
ル用ゴム組成物を提供する。
【化3】 (式中、Xはハロゲン原子、mおよびnは0〜5の整
数、Mは二価の金属原子を示す。)
【0008】また、本発明は、上記本発明のソリッドゴ
ルフボール用ゴム組成物により形成されたコアを有する
ことを特徴とするソリッドゴルフボール、具体的にはワ
ンピースゴルフボールや、ツーピースゴルフボール、ス
リーピースゴルフボール等のマルチピースゴルフボール
を提供する。
【0009】さらに、本発明は、(A)基材ゴム、
(B)充填剤、(C)有機過酸化物、(P)前記一般式
(1)で表される金属含有有機硫黄化合物、および
(Q)不飽和カルボン酸の金属塩を混合してソリッドゴ
ルフボール用ゴム組成物を製造するに当たり、(P)一
般式(1)で表される金属含有有機硫黄化合物と、
(Q)不飽和カルボン酸の金属塩の一部または全部とを
予めブレンドして(R)ブレンド品を調製し、この
(R)ブレンド品と他の成分とを混合することを特徴と
するソリッドゴルフボール用ゴム組成物の製造方法を提
供する。
【0010】この場合、(R)ブレンド品は、前述した
(D)一般式(1)で表される金属含有有機硫黄化合物
と不飽和カルボン酸の金属塩とのドライブレンド品およ
び/または溶剤スラリーブレンド品であることが適当で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明につきさらに詳しく
説明する。まず、成分(A)〜(D)について説明す
る。
【0012】(A)基材ゴム 基材ゴムとしては、例えばポリブタジエンゴム、ポリイ
ソプレンゴム、天然ゴム等を主成分とするものを挙げる
ことができ、特にコアの反発性を上げるためにはポリブ
タジエンゴムが好ましい。ポリブタジエンゴムとして
は、シス構造を少なくとも40%以上有するシス−1,
4−ポリブタジエンが好適である。また、所望により上
記ポリブタジエンゴムに天然ゴム、ポリイソプレンゴ
ム、スチレンブタジエンゴムなどを適宜配合することが
できる。
【0013】(B)充填剤 充填剤としては、例えば金属酸化物や無機金属塩が挙げ
られ、具体的には酸化亜鉛、硫酸バリウムや、タングス
テン粉末、モリブデン粉末等の高比重充填剤などを挙げ
ることができる。ゴム組成物における充填剤の配合量
は、通常、基材ゴム100重量部に対し5〜50重量部
であり、所望の比重により配合量を設定する。
【0014】(C)有機過酸化物 有機過酸化物(架橋剤)としては、例えばジクミルパー
オキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等を挙げること
ができ、またそれらの混合物等を挙げることができる。
ゴム組成物における有機過酸化物の配合量は、通常、基
材ゴム100重量部に対し0.3〜5重量部である。
【0015】(D)ドライブレンド品および/または溶
剤スラリーブレンド品 本発明における溶剤スラリーブレンド品(D)は、前述
したように、一般式(1)で表される金属含有有機硫黄
化合物の粒子および不飽和カルボン酸の金属塩の粒子
を、これらの貧溶媒中でスラリー状にブレンドした後に
溶媒を除去したものをいう。ドライブブレンド品(D)
は、前述したように、溶媒を用いず粒子同士を混合した
ものをいう。
【0016】ここで、一般式(1)で表される金属含有
有機硫黄化合物としては、例えばペンタクロロチオフェ
ノール、ペンタフルオロチオフェノール、4−クロロチ
オフェノール、4−ブロモチオフェノール、4−フルオ
ロチオフェノール、2,3−ジクロロチオフェノール、
2,4−ジクロロチオフェノール、2,5−ジクロロチ
オフェノール、2,6−ジクロロチオフェノール、3,
4−ジクロロチオフェノール、3,5−ジクロロチオフ
ェノール、2,4,5−トリクロロチオフェノール等の
金属塩が挙げられる。また、上記金属塩としては、例え
ば亜鉛塩(一般式(1)においてMが亜鉛であるも
の)、カルシウム塩等が挙げられ、特にコアの反発性を
上げるためには亜鉛塩が好ましい。これらの中で特に好
ましいのは、ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩であ
る。
【0017】不飽和カルボン酸の金属塩(架橋剤として
機能)としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸等の
金属塩が挙げられる。不飽和カルボン酸の金属塩として
特に好ましいのは、コアの反発性を上げる点でアクリル
酸亜鉛である。
【0018】また、上記両成分をブレンドする溶剤とし
ては、これらの貧溶媒である、例えばトルエン、ベンゼ
ン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ペンタン、n
−ヘプタン等を用いることができる。
【0019】ドライブレンド品および/または溶剤スラ
リーブレンド品(D)において、式(1)の金属含有有
機硫黄化合物の配合量は、不飽和カルボン酸の金属塩1
00重量部に対して下限としては0.2重量部、特に1
重量部、上限としては10重量部、特に5重量部が好ま
しい。上記割合が0.2重量部未満であると反発性が低
下することがあり、10重量部を超えると硬化速度が低
下することがある。なお、必要に応じ、ドライブレンド
品および/または溶剤スラリーブレンド品(D)には他
の成分を配合してもよい。また、ゴム組成物におけるド
ライブレンド品および/または溶剤スラリーブレンド品
(D)の配合量は、通常、基材ゴム100重量部に対し
5〜50重量部である。
【0020】本発明では、前述した必須成分(A)〜
(D)に加え、(E)成分として不飽和カルボン酸の金
属塩をさらに単独で配合することができ、これによりソ
リッドゴルフボールのコアの硬度を調整することができ
る。この場合、(D)ドライブレンド品および/または
溶剤スラリーブレンド品:(E)不飽和カルボン酸の金
属塩単独品との配合比率(重量比)は、100:1〜1
00:100の範囲、特に100:5〜100:60の
範囲が好ましい。また、(E)不飽和カルボン酸の金属
塩単独品の配合量は、基材ゴム100重量部に対して下
限としては0.5重量部、特に1重量部、上限としては
20重量部、特に15重量部が好ましい。
【0021】また、本発明では、(E)不飽和カルボン
酸の金属塩単独品を配合する場合および配合しない場合
のいずれでも、不飽和カルボン酸の金属塩の配合量は、
基材ゴム100重量部に対して下限としては15重量
部、特に20重量部、上限としては40重量部、特に3
5重量部が好ましい。ここでいう配合量は、(E)不飽
和カルボン酸の金属塩単独品を配合しない場合は、
(D)ドライブレンド品および/または溶剤スラリーブ
レンド品中に含まれる不飽和カルボン酸の金属塩量であ
り、(E)不飽和カルボン酸の金属塩単独品を配合する
場合は、(D)ドライブレンド品および/または溶剤ス
ラリーブレンド品中に含まれる不飽和カルボン酸の金属
塩量と、(E)不飽和カルボン酸の金属塩単独品量との
合計である。
【0022】本発明のソリッドゴルフボール用ゴム組成
物には、前述した成分(A)〜(E)に加え、高級脂肪
酸またはその金属塩を不飽和カルボン酸の金属塩100
重量部に対し0.5〜50重量部配合することにより、
ゴム中への不飽和カルボン酸の金属塩の分散性を向上さ
せることができる。この高級脂肪酸としては、スラアリ
ン酸、パルミチン酸、オレイン酸などが例示され、単独
使用または2種以上を混合して使用される。また、高級
脂肪酸の金属塩の金属としては、1〜3の原子価を有す
るリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜
鉛、アルミニウムなどが挙げられる。
【0023】なお、前述した(E)不飽和カルボン酸の
金属塩、(Q)不飽和カルボン酸の金属塩、および
(P)一般式(1)で表される金属含有有機硫黄化合物
に関しては、(D)ドライブレンド品および/または溶
剤スラリーブレンド品について説明したものと同様であ
る。
【0024】本発明のソリッドゴルフボール用ゴム組成
物は、通常の混練機(例えばバンバリーミキサー、ニー
ダーおよびロール等)を用いて各成分を混練することに
より得ることができる。そして、得られたゴム組成物を
用い、インジェクション成形やコンプレッション成形に
よってコアを形成する。
【0025】上記のようにして得られたコアの100k
g荷重負荷時のたわみ変形量は、好ましくは2.5〜
5.0mmである。コアのたわみ量が小さすぎるとコア
が硬くなりすぎ、フィーリングも悪くなってしまう。一
方、コアのたわみ量が大きすぎるとコアが軟らかくなり
すぎ、フィーリングが鈍くなるとともに、割れ耐久性が
低下することがある。
【0026】本発明のソリッドゴルフボールは、上述し
た本発明のゴム組成物により形成されたワンピースゴル
フボールや、上述した本発明のゴム組成物により形成さ
れたコアを有するもので、例えば上記コアにカバーを被
覆したツーピースゴルフボール、スリーピースゴルフボ
ール等のマルチピースゴルフボールであり、そのカバー
は単層であっても2層以上の多層であってもよい。この
場合、コアは一種の材料からなる単層構造としてもよ
く、異種の材料からなる層を積層した2層以上の多層構
造としてもよい。コアを多層構造とした場合、その中の
少なくとも1層が本発明のソリッドゴルフボール用ゴム
組成物により形成されていればよい。カバー材料として
は、アイオノマー、ポリアミド系、ポリエステル系、ポ
リウレタン系等の熱可塑性重合体などが用いられる。
【0027】
【実施例】以下に実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるもの
ではない。表1に示した配合成分を試験ニーダーにて混
練して各ゴム組成物を調製した。
【0028】ここで、表1中のポリブタジエンゴム
((A)基材ゴム)としては日本合成ゴム社製の商品名
JSR−BR01、ジクミルパーオキサイド((C)有
機過酸化物)としては日本油脂社製の商品名パークミル
Dを用いた。なお、(B)充填剤としては酸化亜鉛を用
いた。
【0029】また、ブレンド品A((D)溶剤スラリー
ブレンド品)としては、アクリル酸亜鉛およびペンタク
ロロチオフェノール亜鉛塩を100:3の重量比でこれ
らの貧溶媒であるトルエンに加え、トルエン中で両者を
スラリー状にてブレンドした後、トルエンを除去したも
のを用いた。
【0030】ブレンド品Bとしては、アクリル酸亜鉛お
よびペンタクロロチオフェノールを100:3の重量比
でトルエンに加え、トルエン中で両者をブレンドした
後、トルエンを除去したものを用いた。この場合、ペン
タクロロチオフェノールはトルエンに溶解するものであ
るため、得られたブレンド品Bは、アクリル酸亜鉛がペ
ンタクロロチオフェノールでコーティングされたもので
あった。
【0031】次に、得られたゴム組成物を用いて160
℃で加圧成形を行うことにより、直径39.2mmの実
施例1〜3、比較例1〜6のコアを作製した。各コアの
成形時の発熱ピークタイムを表1および図1に示し、硬
化タイムを表1に示す。発熱ピークタイムは、硬化時の
コア内部発熱のピークタイムを測定した。硬化タイム
は、発熱ピークタイムに約4分をプラスした値とした。
【0032】また、得られた各コアのコア硬度およびコ
ア初速を表1に示し、コア硬度とコア初速の関係を図2
に示す。コア硬度は、100kg荷重負荷時のたわみ変
形量を調べた。この数値が大きいほどコアが柔らかいこ
とを示す。コア初速は、公認機関USGAと同タイプの
初速度計にて測定した。
【0033】
【表1】
【0034】表および図から、本発明のゴム組成物は、
発熱ピークタイムが短く、硬化時間が短いことがわか
る。また、本発明のゴム組成物で作製したコアは、初速
が速く、反発性に優れていることがわかる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るソリッドゴ
ルフボール用ゴム組成物は、硬化速度が速く、硬化時間
を短縮してコアの生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例、比較例のコア成形時の発熱ピークタイ
ム示すグラフである。
【図2】実施例、比較例のコアの硬度と初速の関係を示
すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/14 C08K 5/14 5/37 5/37

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)基材ゴム、(B)充填剤、(C)
    有機過酸化物、ならびに(D)下記一般式(1)で表さ
    れる金属含有有機硫黄化合物と不飽和カルボン酸の金属
    塩とのドライブレンド品および/または溶剤スラリーブ
    レンド品を配合してなることを特徴とするソリッドゴル
    フボール用ゴム組成物。 【化1】 (式中、Xはハロゲン原子、mおよびnは0〜5の整
    数、Mは二価の金属原子を示す。)
  2. 【請求項2】 (E)不飽和カルボン酸の金属塩をさら
    に配合してなることを特徴とする請求項1に記載のソリ
    ッドゴルフボール用ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 (D)ドライブレンド品および/または
    溶剤スラリーブレンド品と(E)不飽和カルボン酸の金
    属塩との配合比率(重量比)が100:1〜100:1
    00であることを特徴とする請求項2に記載のソリッド
    ゴルフボール用ゴム組成物。
  4. 【請求項4】 (A)基材ゴム100重量部に対し、
    (E)不飽和カルボン酸の金属塩が0.5〜20重量部
    配合されていることを特徴とする請求項2または3に記
    載のソリッドゴルフボール用ゴム組成物。
  5. 【請求項5】 (A)基材ゴム100重量部に対し、
    (D)ドライブレンド品および/または溶剤スラリーブ
    レンド品が5〜50重量部配合されていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載のソリッドゴル
    フボール用ゴム組成物。
  6. 【請求項6】 (A)基材ゴム100重量部に対し、不
    飽和カルボン酸の金属塩が15〜40重量部、一般式
    (1)で表される金属含有有機硫黄化合物が0.05〜
    3重量部配合されていることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載のソリッドゴルフボール用ゴム組
    成物。
  7. 【請求項7】 (D)ドライブレンド品および/または
    溶剤スラリーブレンド品において、金属含有有機硫黄化
    合物の配合量が、不飽和カルボン酸の金属塩100重量
    部に対して0.2〜10重量部であることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のソリッドゴルフボ
    ール用ゴム組成物。
  8. 【請求項8】 一般式(1)で表される金属含有有機硫
    黄化合物において、Mが亜鉛であることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1項に記載のソリッドゴルフボー
    ル用ゴム組成物。
  9. 【請求項9】 一般式(1)で表される金属含有有機硫
    黄化合物がペンタクロロチオフェノール亜鉛塩であるこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のソ
    リッドゴルフボール用ゴム組成物。
  10. 【請求項10】 不飽和カルボン酸の金属塩がアクリル
    酸亜鉛であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    1項に記載のソリッドゴルフボール用ゴム組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    のソリッドゴルフボール用ゴム組成物により形成された
    コアを有することを特徴とするマルチピースソリッドゴ
    ルフボール。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    のソリッドゴルフボール用ゴム組成物により形成された
    ことを特徴とするワンピースソリッドゴルフボール。
  13. 【請求項13】 (A)基材ゴム、(B)充填剤、
    (C)有機過酸化物、(P)下記一般式(1)で表され
    る金属含有有機硫黄化合物、および(Q)不飽和カルボ
    ン酸の金属塩を混合してソリッドゴルフボール用ゴム組
    成物を製造するに当たり、(P)一般式(1)で表され
    る金属含有有機硫黄化合物と、(Q)不飽和カルボン酸
    の金属塩の一部または全部とを予めブレンドして(R)
    ブレンド品を調製し、この(R)ブレンド品と他の成分
    とを混合することを特徴とするソリッドゴルフボール用
    ゴム組成物の製造方法。 【化2】 (式中、Xはハロゲン原子、mおよびnは0〜5の整
    数、Mは二価の金属原子を示す。)
  14. 【請求項14】 (R)ブレンド品は、(P)一般式
    (1)で表される金属含有有機硫黄化合物と、(Q)使
    用すべき不飽和カルボン酸の金属塩の50重量%以上と
    をブレンドしたものであることを特徴とする請求項13
    に記載のソリッドゴルフボール用ゴム組成物の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 (R)ブレンド品は、(D)一般式
    (1)で表される金属含有有機硫黄化合物と不飽和カル
    ボン酸の金属塩とのドライブレンド品および/または溶
    剤スラリーブレンド品であることを特徴とする請求項1
    3または14に記載のソリッドゴルフボール用ゴム組成
    物の製造方法。
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Cited By (9)

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