JP2003226354A - ガラス板搬送方法 - Google Patents

ガラス板搬送方法

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JP2003226354A JP2002026304A JP2002026304A JP2003226354A JP 2003226354 A JP2003226354 A JP 2003226354A JP 2002026304 A JP2002026304 A JP 2002026304A JP 2002026304 A JP2002026304 A JP 2002026304A JP 2003226354 A JP2003226354 A JP 2003226354A
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glass plates
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glass
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英明 鳥飼
Masayasu Sato
正康 佐藤
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    • B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/30—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for articles particularly sensitive to damage by shock or pressure
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再利用可能なクッション用シートを用いてゴ
ミの発生を抑制したガラス板搬送方法の提供する。 【解決手段】 上面が開口した箱状のコンテナ１内に複
数枚のガラス板２を縦に並べて収納し、各隣接するガラ
ス板２間にポリプロピレン又はポリエチレンからなるク
ッション用シート３を介装した。これにより、強度的に
紙より強く且つ安価なＰＰ（ポリプロピレン）又はＰＥ
（ポリエチレン）のシートを用いることにより、搬送後
にこのシートを廃棄することなく再利用することがで
き、ゴミの発生を抑え環境保全に寄与するとともにコス
トの低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板の搬送方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】矩形のガラス板を搬送する場合、上面が
開口した箱状のコンテナ内に複数枚のガラス板を縦に並
べて収納して搬送する。この場合、各隣接するガラス板
間に傷付きやがたつき防止のためにクッション材として
紙材を挟んで介装していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙材は
破れやすく再利用には不適当であり、配送先で廃棄処分
する必要があり、ゴミ発生の原因となる。
【０００４】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、再利用可能なクッション用シートを用いてゴミの
発生を抑制したガラス板搬送方法の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、上面が開口した箱状のコンテナ内に複
数枚のガラス板を縦に並べて収納し、各隣接するガラス
板間にポリプロピレン又はポリエチレンからなるクッシ
ョン用シートを介装したことを特徴とするガラス板搬送
方法を提供する。
【０００６】この構成によれば、強度的に紙より強く且
つ安価なＰＰ（ポリプロピレン）又はＰＥ（ポリエチレ
ン）のシートを用いることにより、搬送後にこのシート
を廃棄することなく再利用することができ、ゴミの発生
を抑え環境保全に寄与するとともにコストの低減を図る
ことができる。
【０００７】好ましい構成例では、前記シートは、ガラ
ス板に対応した矩形形状であって、ガラス板ごとに分離
して介装されたことを特徴としている。
【０００８】この構成によれば、１枚ごとに分離したシ
ートを用いることにより、取扱やすく、また厚さの異な
るシートを準備しておくことにより、コンテナ内に収容
するガラス板の枚数に応じてシートの厚さを変えてガラ
ス板間に介装し、ガラス板の枚数にかかわらずコンテナ
内に最適状態でガラス板を詰め込むことができる。
【０００９】別の好ましい構成例では、前記シートは、
蛇腹状に連続して折り返されたことを特徴としている。
【００１０】この構成によれば、蛇腹状に折り返された
連続シートを用いて、折り返し部をコンテナの上縁と下
縁に平行に交互にジグザグ状に配置することにより、ガ
ラス板を単に上から蛇腹の各隙間に挿入してコンテナ内
に収納することができ、作業性が向上する。
【００１１】別の好ましい構成例では、前記シートは、
袋状に形成されたことを特徴としている。
【００１２】この構成によれば、袋状のシート内にガラ
ス板を収容してこれをコンテナ内に収納することによ
り、収納作業中及び搬送中にガラス板の相互干渉がなく
なり、ガラス板が確実に保護される。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る
ガラス板搬送方法について説明する。図１は本発明に係
るガラス板搬送方法の説明図である。
【００１４】（Ａ）に示すように、上面が開口した箱状
のコンテナ１内に複数枚のガラス板２を並べて収納す
る。コンテナ１は、ポリプロピレン等の樹脂で作られた
軽量コンテナである。このとき、各ガラス板２間にクッ
ション用のシート３を介装する。このシート３はガラス
板２に対応した矩形形状であり、１枚ごとに分離してい
る。これにより、ガラス板２をコンテナ１に収納して搬
送するときの各ガラス板２同士の干渉を防ぐことができ
る。また、ガラス板２の収納枚数に応じて厚さの異なる
シート３を用いることにより、コンテナ１内に最適な状
態でガラス板を詰め込むことができる。また、コンテナ
１の内壁に接するように発泡樹脂製の緩衝材をつめてか
ら、ガラス板２およびシート３を収容するようにしても
よい。さらに、シート３として複数の孔の開いたシート
や網状のシートを用いてもよい。
【００１５】（Ｂ）に示すように、連続して折り返され
た蛇腹状の蛇腹シート４を用いてガラス板２をコンテナ
１内に収納してもよい。この場合、蛇腹シート４の谷部
４ａをコンテナ１の底面に配置し、各谷部４ａにガラス
板２を収納する。
【００１６】（Ｃ）に示すように、両端部および折返し
部に棒材５を取り付けた蛇腹シート４を用いてガラス板
２をコンテナ１内に収納してもよい。この場合、棒材５
はコンテナ１の上縁にスライド可能に載置する。又は上
縁に沿ってその幾分下側の内壁面に段部を形成しその段
部上に載置してもよい。ガラス板２の収納枚数に応じて
蛇腹シート４の広がり長さを調整できる。
【００１７】（Ｄ）に示すように、袋状に形成された袋
体６を用いてガラス板２をコンテナ１内に収納してもよ
い。この場合、袋体６の開口部分からガラス板２を挿入
して並べて収納する。袋体６には棒材５が備わり、コン
テナ１の上縁あるいは側縁に引掛ける等して取り付けら
れる。また、隣り合う袋体６の側面上端をつないで袋体
６を連続させて集合体を形成したものを用いてもよい。
【００１８】上述したシート２、蛇腹シート４、袋体６
は全てＰＰ（ポリプロピレン）またはＰＥ（ポリエチレ
ン）からなる。このため再利用が可能となり環境保全に
寄与することとなる。また、十分な強度を持っているの
で収納されたガラス板２が確実に保護される。
【００１９】上述したコンテナ１は複数個でまとめら
れ、箱枠状の金属製パレット（不図示）に収納されて搬
送される。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明では、強度
的に紙より強く且つ安価なＰＰ（ポリプロピレン）又は
ＰＥ（ポリエチレン）のシートを用いることにより、搬
送後にこのシートを廃棄することなく再利用することが
でき、ゴミの発生を抑え環境保全に寄与するとともにコ
ストの低減を図ることができる。
【００２１】１枚ごとに分離したシートを用いることに
より、取扱やすく、また厚さの異なるシートを準備して
おくことにより、コンテナ内に収容するガラス板の枚数
に応じてシートの厚さを変えてガラス板間に介装し、ガ
ラス板の枚数にかかわらずコンテナ内に最適状態でガラ
ス板を詰め込むことができる。
【００２２】蛇腹状に折り返された連続シートを用い
て、折り返し部をコンテナの上縁と下縁に平行に交互に
ジグザグ状に配置することにより、ガラス板を単に上か
ら蛇腹の各隙間に挿入してコンテナ内に収納することが
でき、作業性が向上する。
【００２３】袋状のシート内にガラス板を収容してこれ
をコンテナ内に収納することにより、収納作業中及び搬
送中にガラス板の相互干渉がなくなり、ガラス板が確実
に保護される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係るガラス板搬送方法の説明図。
【符号の説明】
１：コンテナ、２：ガラス板、３：シート、４：蛇腹シ
ート、５：棒材、６：袋体。
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E066 AA72 AA77 AA80 BA05 CA01 EA01 GA01 HA04 JA01 JA23 KA01 KA20 MA09 NA30 3E096 AA06 BA24 BB03 CA02 CA12 CA19 CB03 DA01 DA03 DA09 DB08 EA02X EA02Y EA06X FA09 FA10 FA16 FA23 FA26 FA29 FA30 GA09 GA11 GA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】上面が開口した箱状のコンテナ内に複数枚
    のガラス板を縦に並べて収納し、各隣接するガラス板間
    にポリプロピレン又はポリエチレンからなるクッション
    用シートを介装したことを特徴とするガラス板搬送方
    法。
  2. 【請求項２】前記シートは、ガラス板に対応した矩形形
    状であって、ガラス板ごとに分離して介装されたことを
    特徴とする請求項１に記載のガラス板搬送方法。
  3. 【請求項３】前記シートは、蛇腹状に連続して折り返さ
    れたことを特徴とする請求項１に記載のガラス板搬送方
    法。
  4. 【請求項４】前記シートは、袋状に形成されたことを特
    徴とする請求項１に記載のガラス板搬送方法。
JP2002026304A 2002-02-04 2002-02-04 ガラス板搬送方法 Withdrawn JP2003226354A (ja)

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