JP2003222198A - ベルト締具 - Google Patents

ベルト締具

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JP2003222198A JP2002024634A JP2002024634A JP2003222198A JP 2003222198 A JP2003222198 A JP 2003222198A JP 2002024634 A JP2002024634 A JP 2002024634A JP 2002024634 A JP2002024634 A JP 2002024634A JP 2003222198 A JP2003222198 A JP 2003222198A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの引張作業や緩め作業時における騒音
の発生を防止する。 【解決手段】 本体フレーム3と、本体フレーム3の一
端部に設けられ、第1ベルト1を巻取りおよび巻戻し可
能なベルト巻取機構5と、本体フレーム3の他端部に設
けられ、第2ベルト2を少量単位で巻戻し可能なベルト
緩め機構6とを有し、ベルト緩め機構6は、第2ベルト
2を重ねて案内する第1シャフト42と、第1シャフト
42から遠ざかる方向に延在するように本体フレーム3
に形成された長孔41aと、長孔41aに移動自在およ
び回転自在に軸支され、この長孔41aの軸線と略垂直
な平面と接触すると共に、第1シャフト42から案内さ
れた第2ベルト2を巻き回して第1シャフト42に案内
する第2シャフト45と、第2シャフト45の一端部に
設けられ、この第2シャフト45を回動させる回動レバ
ー47とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等に積載
された積荷を固定するためなどに用いられるベルト締具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックの荷台に積載された積荷
を固定するベルト締具は、トラック荷台の側壁の間に掛
け渡されるベルトと、このベルトの締め込みと開放を行
うラチェット式のベルト締具とを備えている。ラチェッ
ト式のベルト締具は、ベルトを巻回するベルト巻回軸
と、ベルト巻回軸が中心部に貫設され、周囲にギヤ部が
形成されたラチェットギヤと、ラチェットギヤを一方向
にのみ回動させるように、ラチェットギヤのギヤ部に係
合可能に付勢されたラッチ爪と、ベルト巻回軸を巻き締
め方向に回動可能なハンドルとを有した構成にされてい
る。
【0003】上記の構成において、積荷を固定する場合
には、2本のベルトの各々の一端をトラックの側壁に固
定し、その各々の他端をトラックの荷台の略中央部でベ
ルト締具に連結する。そして、ベルト巻回軸をハンドル
で巻き締め方向に回動させることによりベルトを引張る
ことによって、積荷をベルトで締め付けて固定する。ま
た、積荷の固定を解除する場合には、ラッチ爪をラチェ
ットギヤから外れた位置に退避させることによりベルト
巻回軸を回転自在にする。これにより、ベルトのテンシ
ョンによりベルト巻回軸が緩め方向に回転することによ
って、ベルトが緩んで積荷の固定が解除される。このよ
うに、従来のベルト締具によれば、ベルトの引張作業と
緩め作業とを簡単に行うことが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ハンドルによりラチェットギヤを回動さ
せながらベルトの引張作業を行うときに、ラッチ爪がギ
ヤ部の山部から谷部に急激に移動して当接するため、大
きな衝突音が発生する。
【0005】また、ベルトを引張って積荷を締め付けて
固定すると、ベルトが固定されているトラックの両側に
も、トラック荷台の内側に向かって大きな力が作用する
ことになる。従って、ラッチ爪をラチェット機構から外
してベルト巻回軸がベルト緩め方向に回転できるように
すると、ベルトに作用していた引テンションが一度に開
放される。これに伴って、ベルトの一端側を固定してい
るトラック荷台の両側壁に作用している力も一度に解放
されるため、トラック荷台の両側壁が激しく振動し、破
裂音が発生することがある。
【0006】このように、従来のベルト締具は、ベルト
の引張作業や緩め作業時において大きな騒音が周囲に発
生するという問題がある。特に、この問題は、コンビニ
エンスストア等に早朝や夜間に貨物を搬入するトラック
においては大きなものである。
【0007】従って、本発明は、ベルトの引張作業や緩
め作業時における騒音の発生を防止することができるベ
ルト締具を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、第1ベルトと第2ベルトとが一
端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベルトに対
するテンションの発生と解除とを行うベルト締具におい
て、本体フレームと、前記本体フレームの一端部に設け
られ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し可能なベル
ト巻取機構と、前記本体フレームの他端部に設けられ、
前記第2ベルトを少量単位で巻戻し可能なベルト緩め機
構とを有し、前記ベルト緩め機構は、前記第2ベルトを
重ねて案内する第1シャフトと、前記第1シャフトから
遠ざかる方向に延在するように前記本体フレームに形成
された長孔と、前記長孔に移動自在および回転自在に軸
支され、該長孔の軸線と略垂直な平面と接触すると共
に、前記第1シャフトから案内された第2ベルトを巻き
回して前記第1シャフトに案内する第2シャフトと、前
記第2シャフトの一端部に設けられ、該第2シャフトを
回動させる回動レバーとを有することを特徴としてい
る。
【0009】上記の構成によれば、第2シャフトを回動
させることにより第2ベルトを少量単位で緩やかに巻戻
すことができる。従って、テンション解離時のトラック
側壁の振動を抑制して騒音を低減することができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のベル
ト締具であって、前記第2シャフトは、少なくとも前記
平面と接触する部分の断面が多角形またはカム形状であ
ることを特徴としている。これにより、第2ベルトの巻
戻しを確実に行うことができる。
【0011】請求項3の発明は、第1ベルトと第2ベル
トとが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベ
ルトに対するテンションの発生と解除とを行うベルト締
具において、本体フレームと、前記本体フレームの一端
部に設けられ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し可
能なベルト巻取機構と、前記本体フレームの他端部に設
けられ、前記第2ベルトを少量単位で巻戻し可能なベル
ト緩め機構とを有し、前記ベルト緩め機構は、前記第2
ベルトを重ねて案内する第1シャフトと、前記本体フレ
ームに回転自在に軸支され、前記第1シャフトから案内
された第2ベルトを巻き回して前記第1シャフトに案内
する第2シャフトと、前記第2シャフトの一端部に設け
られ、該第2シャフトを回動させる回動レバーと、前記
第2シャフトの回動を規制するロック手段とを有するこ
とを特徴としている。これにより、回動レバーを操作す
ることで第2ベルトを緩やかに巻き戻すことができると
共に、第1ベルトおよび第2ベルトに十分にテンション
を発生した後に、第2シャフトが回動することによるテ
ンションの低下を防止することができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記第2シャフ
トは、周面に前記第2ベルトに対する滑り止め加工が施
されていることを特徴としている。これにより、より一
層、第2ベルトの巻戻しを確実に行うことができる。
【0013】請求項5の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記ベルト緩め
機構は、前記本体フレームに回動自在に支持され、一端
が前記第2ベルトに押圧されることにより他端が前記第
1シャフトとの間で前記第2ベルトを挟持するベルト押
さえ手段を有することを特徴としている。これにより、
第2ベルトの緩みを防止することができる。
【0014】請求項6の発明は、請求項1ないし5の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記ベルト巻取
機構は、前記本体フレームに軸支され、第1ベルトを巻
き取るベルト巻取軸と、前記ベルト巻取軸と同軸となる
ように前記本体フレームに軸支されたハンドルと、前記
ベルト巻取軸に固定されたラチェットギヤと、前記ハン
ドルに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記
ラチェットギヤと係脱可能な第1ラッチと、前記本体フ
レームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前
記ラチェットギヤと係脱可能な第2ラッチとを有するこ
とを特徴としている。これにより、簡単にベルト締具を
構成することができる。
【0015】請求項7の発明は、請求項1ないし5の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記ベルト巻取
機構は、前記本体フレームに軸支され、第1ベルトを巻
き取るベルト巻取軸と、前記ベルト巻取軸と同軸となる
ように前記本体フレームに軸支されたハンドルと、前記
ベルト巻取軸に固定され、空転状態と噛み合い状態とを
同一方向に設定した第1一方向クラッチおよび第2一方
向クラッチと、前記ハンドルに設けられ、前記ベルト巻
取軸側に付勢されて前記第1一方向クラッチと係脱可能
な第1ラッチと、前記本体フレームに設けられ、前記ベ
ルト巻取軸側に付勢されて前記第2一方向クラッチと係
脱可能な第2ラッチとを備えたことを特徴としている。
これにより、第1ベルトおよび第2ベルトにテンション
を発生させるときと、このテンションを解除するときの
両方の作業時における騒音を低減することができる。
【0016】請求項8の発明は、第1ベルトと第2ベル
トとが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベ
ルトに対するテンションの発生と解除とを行うベルト締
具において、本体フレームと、前記本体フレームの一端
部に設けられ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し可
能なベルト巻取機構と、前記本体フレームの他端部に設
けられ、前記第2ベルトを連結するベルト連結軸とを有
し、前記ベルト巻取機構は、前記本体フレームに軸支さ
れて第1ベルトが巻き取られるベルト巻取軸と、前記ベ
ルト巻取軸と同軸となるように前記本体フレームに軸支
されたハンドルと、前記ベルト巻取軸に固定され、空転
状態と噛み合い状態とを同一方向に設定した第1一方向
クラッチおよび第2一方向クラッチと、前記ハンドルに
設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記第1一
方向クラッチと係脱可能な第1ラッチと、前記本体フレ
ームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記
第2一方向クラッチと係脱可能な第2ラッチとを備えた
ことを特徴としている。これにより、第1ベルトおよび
第2ベルトにテンションを発生させる作業時における騒
音を低減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図15に基づいて以下に説明する。本実施形態のベルト
締具は、図1に示すように、第1ベルト1と第2ベルト
2とが長手方向の一端部と他端部とに連結される本体フ
レーム3を備えている。本体フレーム3は、平板状のフ
レーム板4・4を幅方向に左右一対に備えている。これ
らのフレーム板4・4の間隔は、第1および第2ベルト
1・2の幅よりも大きな間隔に設定されている。
【0018】また、本体フレーム3の一端部には、第1
ベルト1を一方向に巻き取り可能なベルト巻取機構5が
設けられている。ベルト巻取機構5は、フレーム板4・
4に回転自在に両端部を軸支されたベルト巻取軸7と、
ベルト巻取軸7の両端部に設けられた第1および第2一
方向クラッチ8・9とを有している。ベルト巻取軸7
は、ほぼ半円の断面形状を有した一対の軸部材7a・7
bからなっており、これらの軸部材7a・7bは、両端
部が係止部材15で連結および固定されている。
【0019】また、第1および第2一方向クラッチ8・
9は、図4に示すように、円環状に形成された外輪部材
10と、外輪部材10に摺動自在に嵌合された内輪部材
11と、外輪部材10と内輪部材11との間で隙間を徐
々に拡大するように形成された複数の空間部12と、各
空間部12に設けられ、各空間部12の途中で詰まる程
度の径に設定されたローラ部材13と、各空間部12に
設けられ、ローラ部材13の移動側に設けられたスプリ
ングバネ14とを有している。そして、このように構成
された第1および第2一方向クラッチ8・9は、矢符方
向A(ハンドル20が本体フレーム3に対して開く開放
方向)に回転する場合、ローラ部材13がスプリングバ
ネ14の付勢力で空間部12を隙間の減少方向に移動し
て詰まることによって、外輪部材10が内輪部材11と
噛み合い状態となって回転することになる。一方、矢符
方向Aとは逆方向(ハンドル20が本体フレーム3に対
して閉まる閉鎖方向)に回転する場合、ローラ部材13
がスプリングバネ14を押し付けながら空間部12を隙
間の拡大方向に移動して回転自在となることによって、
外輪部材10が内輪部材11に対して空転する状態とな
る。
【0020】上記の外輪部材10の外周面全体には、多
数の凹部10aと凸部10bとが交互に形成されてい
る。一方、内輪部材11の内周部には、一対の軸部材挿
通穴11b・11bが仕切り部11aを中心として左右
対称に形成されている。これらの軸部材挿通穴11b・
11bには、上述の軸部材7a・7bがそれぞれ挿通さ
れており、軸部材7a・7bは、内輪部材11に対して
回転方向に強固に連結された状態にされている。
【0021】上記の両一方向クラッチ8・9を軸支した
ベルト巻取軸7には、ハンドル20が回動自在に設けら
れている。ハンドル20は、ベルト巻取軸7の両端部に
対称配置されたハンドル支持板21・22を有してい
る。これらのハンドル支持板21・22は、基端部がベ
ルト巻取軸7に回動自在に軸支されている。そして、一
方のハンドル支持板21は、第2一方向クラッチ9の外
側面に隣接するように配置され、他方のハンドル支持板
22は、第1一方向クラッチ8の内側面に隣接するよう
に配置されている。
【0022】上記のハンドル支持板21・22の自由端
部には、オペレータに把持される把持部材23が横設さ
れている。また、ハンドル支持板21・22間の中部に
は、補強部材24が横設されていると共に第1ラッチ2
5が設けられている。補強部材24は、ハンドル支持板
21・22の間隔を一定に保持するように両ハンドル支
持板21・22を連結および支持している。一方、第1
ラッチ25は、先端部がベルト巻取軸7側に向くよう
に、ハンドル支持板21・22に対して進退移動自在に
設けられていると共に、バネ部材26によりベルト巻取
軸7方向に付勢されている。また、第1ラッチ25の後
端部には、引上げ部25aが形成されており、引上げ部
25aは、オペレータが第1ラッチ25を引上げてベル
ト巻取軸7から離隔させるときに使用される。
【0023】上記の第1ラッチ25における先端側に
は、図6に示すように、第1一方向クラッチ8の凹部1
0aに係合する係合部25bと、第2一方向クラッチ9
の凹部10aとの係合を回避する係合回避部25cとが
幅方向の両端部に形成されている。さらに、係合部25
bと係合回避部25cとの間には、収容凹部25dが形
成されており、収容凹部25dは、第1ベルト1がベル
ト巻取軸7に巻回されて厚みを増した場合でも、第1ベ
ルト1を第1ラッチ25に接触させないようにしてい
る。そして、このように構成された第1ラッチ25は、
オペレータが手を離してバネ部材26の付勢力のみが付
与されている場合、図示実線で示すように第1一方向ク
ラッチ8と係合するようになっている。一方、オペレー
タが第1ラッチ25を図示二点鎖線の位置まで引き上げ
移動した場合、第1一方向クラッチ8との係合が解除さ
れるようになっている。尚、第1ラッチ25は、引き上
げの有無に拘らず第2一方向クラッチ9に対して係合す
ることはない。
【0024】また、係合部25bの側方は、第1ラッチ
25の外側に張り出されている。係合部25bの張り出
し側の端部は、図1に示すように、支持板部材27に移
動自在に係合されている。支持板部材27は、ベルト巻
取軸7に回動自在に軸支されていると共に、ハンドル支
持板22に対して第1一方向クラッチ8を介して並列配
置されている。これにより、係合部25bは、ハンドル
支持板22と支持板部材27とで回動方向に支持される
ことにより両部材22・27間に高い剛性を発揮してお
り、第1一方向クラッチ8を介してベルト巻取軸7を回
動させて第1ベルト1を巻き取る場合でも、巻き取り時
の反力で折れ曲がることはない。
【0025】また、ベルト巻取軸7の両端部には、スト
ッパー部材30・30がそれぞれ設けられている。第1
一方向クラッチ8側のストッパー部材30は、フレーム
板4とハンドル支持板22との間に配置されており、第
2一方向クラッチ9側のストッパー部材30は、第2一
方向クラッチ9とフレーム板4との間に配置されてい
る。各ストッパー部材30の外周面には、図5に示すよ
うに、第1および第2一方向クラッチ8・9の凸部10
bとほぼ同一の高さに設定された突設部30aが形成さ
れている。各突設部30a・30aは、図6の第1ラッ
チ25の係合部25bと係合回避部25cとにそれぞれ
当接可能にされていると共に、第1ラッチ25の引き上
げにより当接を回避可能にされている。そして、これら
の各突設部30a・30aは、ハンドル20による巻取
り動作の終点を設定していると共に、後述のベルト緩め
機構6の作動を禁止するロック姿勢をハンドル20に取
らせるようになっている。
【0026】さらに、ストッパー部材30には、突設部
30aの下方に係止凹部30bが形成されている。係止
凹部30bには、第2ラッチ31の先端部が嵌合されて
おり、第2ラッチ31は、ストッパー部材30の回動を
禁止している。第2ラッチ31は、図1に示すように、
先端部をベルト巻取軸7方向に対して進退移動させるよ
うに、フレーム板4・4に移動自在に設けられている。
また、第2ラッチ31の後端部には、スプリングバネ3
2が圧縮状態で連結されており、スプリングバネ32
は、第2ラッチ31をベルト巻取軸7方向に付勢してい
る。
【0027】上記の第2ラッチ31における先端側に
は、図6に示すように、第2一方向クラッチ9の凹部1
0aに係合する係合部31aと、第1一方向クラッチ8
の凹部10aとの係合を回避する係合回避部31bとが
幅方向の両端部に形成されている。さらに、係合部31
aと係合回避部31bとの間には、収容凹部31cが形
成されており、収容凹部31cは、第1ベルト1がベル
ト巻取軸7に巻回されて厚みを増した場合でも、第1ベ
ルト1を第2ラッチ31に接触させないようにしてい
る。そして、このように構成された第2ラッチ31は、
図5にも示すように、バネ部材32の付勢力により図示
実線のベルト巻取軸7側に位置する場合、第2一方向ク
ラッチ9と係合するようになっている一方、図示二点鎖
線の退避位置まで後退した場合、第2一方向クラッチ9
との係合が解除されるようになっている。尚、第2ラッ
チ31は、引き上げの有無に拘らず第1一方向クラッチ
8に対して係合することはない。
【0028】上記の第2ラッチ31は、ハンドル20に
より後退されるようになっている。即ち、ハンドル20
のハンドル支持板21・22は、基端部が僅かに突出し
た湾曲形状に形成されており、この基端部が第2ラッチ
31の先端に当接することにより第2ラッチ31を退避
方向に後退させるようになっている。また、フレーム板
4の長手方向の端部には、ハンドル係止部4aが形成さ
れている。ハンドル係止部4aは、ハンドル20が第2
ラッチ31を退避位置まで後退させるように回動された
開放姿勢となったときに、第1ラッチ25が嵌合される
ことによりハンドル20の回動を禁止するようになって
いる。また、ハンドル係止部4aは、図6に示すよう
に、第1ラッチ25の係合部25bとの係合を回避する
深さに設定されている。これにより、ハンドル20がハ
ンドル係止部4aにより開放姿勢になると、図6の二点
鎖線で示すように、第1および第2ラッチ25・31と
第1および第2一方向クラッチ8・9との係合が完全に
回避された状態になり、ベルト巻取軸7がフレーム板4
に対して回転自在となる。
【0029】以上のように構成されたベルト巻取機構5
は、図1に示すように、第1ラッチ25を引上げながら
ハンドル20を本体フレーム3に対して開く開放方向に
回動させることにより開放姿勢になると共に、逆方向
(閉鎖方向)に回動させることによりロック姿勢にな
る。また、第1ラッチ25を引上げずにハンドル20を
回動させた場合には、各姿勢になる前にストッパー部材
30の突設部30aとハンドル支持板21・22とに当
接する。そして、両姿勢の間でハンドル20を閉鎖方向
および開放方向に交互に回動させることによって、後述
するようにベルト巻取軸7に第1ベルト1を巻き取らせ
ることができる。
【0030】上記のベルト巻取機構5が一端部に設けら
れた本体フレーム3の他端部には、第2ベルト2を緩や
かに巻戻すベルト緩め機構6が設けられている。ベルト
緩め機構6は、各フレーム板4・4が端部側に向かって
下側に傾斜された傾斜面4bと、各フレーム板4・4に
固設されて並列配置された緩め支持板41・41と、フ
レーム板4・4間に横設され、第2ベルト2を重ねて案
内する第1シャフト42とを有している。第1シャフト
42の両端部には、ナット43・43が螺合されてお
り、各ナット43は、緩め支持板41をフレーム板4に
締結している。
【0031】各緩め支持板41は、図7に示すように、
上端部に頂部が位置するように形成および取り付けられ
ており、頂部から一端部側にかけた領域がフレーム板4
から露出された状態にされている。緩め支持板41の頂
部には、長孔41aが形成されている。長孔41aは、
長軸方向が傾斜面4bに対して直交するように設定され
ている。対向する緩め支持板41・41の長孔41a・
41aには、第1シャフト42から案内された第2ベル
ト2が巻き回される第2シャフト45が挿通されてい
る。
【0032】上記の第2シャフト45は、両端部が横断
面円形状に形成されていると共に、これら両端部を除い
た部分が横断面六角形状に形成されている。そして、こ
の第2シャフト45は、横断面六角形状の部分が長孔4
1aの軸線と略垂直な平面フレーム板4の傾斜面4bの
上端に当接されている。さらに、第2シャフト45の一
端部には、第2シャフト45を回動させる回動レバー4
7が固設されている。これにより、ベルト緩め機構6
は、図9に示すように、第2ベルト2にテンションがか
かった状態では第2シャフト45がフレーム板4の傾斜
面4bに当接している。そして、図7に示すように、回
動レバー47を矢符方向に回動させたときに、第2シャ
フト45が傾斜面4bに当接しながら回動して長孔41
a内を上下方向に移動することによって、第2ベルト2
を僅かに巻き戻すようになっている。
【0033】また、第1シャフト42の下方には、第2
ベルト2を挟持するベルト押さえ部材48が設けられて
いる。ベルト押さえ部材48は、フレーム板4に回動可
能に支持されている。そして、ベルト押さえ部材48
は、一端が第2ベルト2に押圧されることにより他端が
第1シャフト42との間で第2ベルト2を挟持するよう
になっている。
【0034】上記の構成において、ベルト締具100の
動作について説明する。
【0035】(取り付け作業)先ず、トラック50の荷
台に積載された積荷51を固定する場合には、ベルト締
具100に連結した第1ベルト1および第2ベルト2の
各々の一端をトラック50の側壁50aに固定する。
【0036】具体的には、図10に示すように、第2ベ
ルト2は、ベルト緩め機構6に連結している。この連結
は、第2ベルト2の先端を外側方向から第1シャフト4
2とベルト押さえ部材48との間に挿通し、第2シャフ
ト45方向に引き上げた後、この第2シャフト45の周
りを巻き回して第1シャフト42方向に引き下げ、第1
シャフト42とベルト押さえ部材48との間を内側方向
から挿通して引っ張ることでなされている。この結果、
図11に示すように、第2ベルト2にテンションが生じ
ると、ベルト押さえ部材48が矢符方向に回動して上面
を第1シャフト42側に押圧することによって、2層に
重なった第2ベルト2を挟持して緩みを防止する。ま
た、図1に示すように、第1ベルト1をベルト巻取機構
5に連結する場合においては、第1ベルト1の先端部を
ベルト巻取軸7の軸部材7a・7b間に外側から挿通
し、第2ベルト2および第1ベルト1にテンションを生
じさせるように引っ張る。
【0037】(固縛作業)取り付け作業が完了すると、
続いて、把持部材23を把持し、図2(a)・(b)に
示すように、ハンドル20を前後に回動させる。ハンド
ル20が本体フレーム3に対して閉じる閉鎖方向に回動
される場合には、図6に示すように、第1ラッチ25の
係合部25bが第1一方向クラッチ8の凹部10aに係
合しているため、図4に示すように、外輪部材10が矢
符方向Aとは逆方向の閉鎖方向に回動される力を受け
る。尚、第2一方向クラッチ9は、第1ラッチ25との
係合がないため、閉鎖方向の力を受けることはない。
【0038】第1一方向クラッチ8の外輪部材10が閉
鎖方向の力を受けると、外輪部材10のローラ部材13
が空間部12内のスプリングバネ14を圧縮しながら広
い側に移動して回転自在となるため、外輪部材10と内
輪部材11とが独立した状態となる。この結果、ハンド
ル20により外輪部材10が内輪部材11に対して空転
した状態で回動することになる。
【0039】一方、第2一方向クラッチ9においては、
第1ベルト1にテンションが生じていると、ベルト巻取
軸7を介して巻き戻す方向(矢符方向Aとは逆方向)の
力が内輪部材11に作用することになる。そして、この
場合には、外輪部材10が矢符方向A(開放方向)の力
を受けた場合と同じように、ローラ部材13が空間部1
2の狭い側に移動して詰まることによって、ローラ部材
13により内輪部材11と外輪部材10とが噛み合った
状態となる。この際、第2一方向クラッチ9の外輪部材
10は、本体フレーム3に設けられた第2ラッチ31に
より回動が禁止されている。これにより、ハンドル20
の閉鎖方向の回動時に、第1一方向クラッチ8の外輪部
材10と内輪部材11とが移動自在になっても、第2一
方向クラッチ9によりベルト巻取軸7の回動が禁止され
ているため、第1ベルト1が巻き戻されることはない。
そして、第1ラッチ25がストッパー部材30の突設部
30aに当接したときに、閉鎖方向の回動が禁止され
る。
【0040】次に、図4に示すように、ハンドル20が
開放方向(矢符方向A)に回動されると、ハンドル20
の第1ラッチ25に係合された第1一方向クラッチ8の
外輪部材10が開放方向の力を受ける。この結果、ロー
ラ部材13が空間部12の狭い側に移動して外輪部材1
0と内輪部材11とを噛み合わせた状態となる。これに
より、内輪部材11に軸支されたベルト巻取軸7が開放
方向に回動することによって、第1ベルト1がベルト巻
取軸7に巻き取られることになる。そして、図2(a)
・(b)に示すように、ハンドル20の開放方向および
閉鎖方向の回動を繰り返すことによって、第1ベルト1
をベルト巻取軸7に巻き取ってテンションを発生させ
る。尚、ハンドル20の回動時においては、第1および
第2ラッチ25・31は、従来のラチェット式のベルト
締具のように、ギアーを叩いて衝撃音を発生させること
はない。
【0041】この後、十分にテンションを発生させる
と、図5に示すように、第1ラッチ25の引上げ部25
aが引上げられ、第1ラッチ25の先端がストッパー部
材30の突設部30aよりも高い位置に設定される。そ
して、ハンドル20がさらに閉鎖方向に回動され、突設
部30aを超えたときに、第1ラッチ25が引き下げら
れる。これにより、第1ラッチ25の開放方向への回動
が突設部30aにより禁止されることになる。この結
果、ハンドル20の自由端側がベルト緩め機構6の回動
レバー47に近接または当接することによって、後述の
第2ベルト2の解除作業で使用されるベルト緩め機構6
がロックされた状態になる。
【0042】(解除作業)以上のようにしてベルト締具
100により第1ベルト1および第2ベルト2に対して
十分に大きなテンションを発生させた後、積荷51を降
ろす場合には、先ず、上述のハンドル20が開放方向に
回動されることによって、ベルト緩め機構6のロック状
態が解除される。この後、図7に示すように、ベルト緩
め機構6の回動レバー47が矢符方向に回動される。
【0043】これにより、回動レバー47に連結された
第2シャフト45が回動する。この際、第2シャフト4
5には、図9に示すように、第2ベルト2が巻き回され
ているため、大きなテンションで第1シャフト42方向
に付勢されているが、図8(a)・(b)に示すよう
に、第2シャフト45は、回動によりフレーム板4の傾
斜面4bに当接しながら長孔41a内を上下動すること
によって、第2ベルト2が僅かに巻き戻される。そし
て、図9に示すように、第2ベルト2の緩んだ部分が第
1シャフト42とベルト押さえ部材48との間から引き
出される。そして、回動レバー47を元の位置に戻し、
再び回動操作を行うことにより徐々に第2ベルト2のテ
ンションを減少させることができる。
【0044】この後、テンションが十分に低下すると、
図1に示すように、第1ラッチ25を引き上げながら、
ハンドル20を十分に開放方向に回動させる。そして、
図4および図5に示すように、第1ラッチ25の先端を
ハンドル係止部4aに嵌合させると共に、ハンドル20
の底面で第2ラッチ31を後退させることによって、第
1および第2ラッチ25・31と第1および第2一方向
クラッチ8・9との係合を解除する。この結果、第1お
よび第2一方向クラッチ8・9に軸支されたベルト巻取
軸7が回転自在となり、残存するテンションおよびオペ
レータにより第1ベルト1が巻き戻され、トラック側壁
50aから外される。尚、この場合、ベルト緩め機構6
で大きなテンションが緩やかに減少されているため、急
激なテンションの変化で大きな騒音を生じることはな
い。
【0045】(騒音調査)次に、本実施形態のベルト締
具100による騒音低減効果を確認するため、下記の試
験を行った。
【0046】即ち、図12に示すように、バン型トラッ
ク荷台において、荷台後端より1.5m前方の位置をベ
ルト締具100を使用し、上述の固縛作業および解除作
業を行ったときの騒音を測定した(実施例)。測定位置
は、固縛位置から1m後方中央部・荷台床面から1mの
高さ(庫内)と、荷台後端から1m後方中央部から1.
5mの高さ(庫外)とに設定した。尚、後部扉は、開い
た状態とした。また、比較のため、同一の条件の下で、
ラチェット式のベルト締具を用いた場合の騒音を測定し
た(比較例)。測定結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】さらに、室内で、ベルト締具100の操作
時の騒音を測定した(実施例)。測定位置はベルト締具
100より水平方向に500mmとした。使用したベル
ト締具100は上記と同じである。また、同一の条件の
下で、ラチェット式のベルト締具を用いた場合の騒音を
測定した(比較例)。測定結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】以上のように、本実施形態のベルト締具1
00は、図1に示すように、第1ベルト1と第2ベルト
2とが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベ
ルト1・2に対するテンションの発生と解除とを行うも
のであり、ベルト締具100において、本体フレーム3
と、本体フレーム3の一端部に設けられ、第1ベルト1
を巻取りおよび巻戻し可能なベルト巻取機構5と、本体
フレーム3の他端部に設けられ、第2ベルト2を少量単
位で巻戻し可能なベルト緩め機構6とを有し、ベルト緩
め機構6は、第2ベルト2を重ねて案内する第1シャフ
ト42と、第1シャフト42から遠ざかる方向に延在す
るように本体フレーム3に形成された長孔41aと、長
孔41aに移動自在および回転自在に軸支され、この長
孔41aの軸線と略垂直な平面と接触すると共に、第1
シャフト42から案内された第2ベルト2を巻き回して
第1シャフト42に案内する第2シャフト45と、第2
シャフト45の一端部に設けられ、この第2シャフト4
5を回動させる回動レバー47とを有した構成にされて
いる。
【0051】これにより、第2シャフト45を回動させ
ることにより第2ベルト2を少量単位で緩やかに巻戻す
ことができるため、テンション解離時のトラック側壁の
振動を抑制して騒音を低減することができる。
【0052】尚、本実施形態においては、長孔41aの
軸線と略垂直な平面としてフレーム板4を用いて説明し
ているが、これに限定されるものではなく、フレーム板
4に並設した平面部材であっても良いし、フレーム板4
自体に長孔と平面を設けても良い。
【0053】また、本実施形態のベルト締具100にお
ける第2シャフト45は、両端部を除いた部分が横断面
六角形状に形成されており、この部分がフレーム板4の
傾斜部4bに当接された構成にされている。これによ
り、第2ベルト2の巻戻しを確実に行うことができるよ
うになっている。
【0054】尚、第2シャフト45は、横断面六角形状
である必要はなく、横断面三角形状以上の多角形状や円
形状、楕円形状であっても良いし、図13に示すよう
に、カム形状であっても良い。また、第2シャフト45
は、少なくとも傾斜部4bと当接する部分が断面多角形
状や楕円形状、カム形状であれば良い。さらに、第2シ
ャフト45は、周面に第2ベルト2に対するローレット
加工等の滑り止め加工が施されていることが望ましい。
これにより、より一層、第2ベルト2の巻戻しを確実に
行うことができる。
【0055】また、本実施形態のベルト締具100は、
第2シャフト45の回動を規制するロック手段を有した
構成にされている。即ち、図3(a)・(b)に示すよ
うに、ハンドル20をロック手段として使用し、このハ
ンドル20をロック姿勢にすることによって、第1ベル
ト1および第2ベルト2に十分にテンションを発生させ
た後に、第2シャフト45が回動することによるテンシ
ョンの低下を防止することができる。尚、ロック手段
は、図14に示すように、回動レバー47の内部に形成
され、長径方向を回動レバー47の長手方向に一致させ
たロック用長孔47aと、このロック用長孔47aに進
退自在に設けられたロック板50と、緩め支持板41に
形成され、ロック板50の先端部が係合される切欠部4
1bとを有した構成にされていても良い。この場合に
は、ハンドル20の姿勢を気にすることなくベルト緩め
機構6のみでロック状態にすることができる。さらに、
この場合には、第2シャフト45が円形状であって、本
体フレーム3に単に回動自在に支持されていても良い。
【0056】また、本実施形態のベルト緩め機構6は、
本体フレーム3に回動自在に支持され、一端が第2ベル
ト2に押圧されることにより他端が第1シャフト42と
の間で第2ベルト2を挟持するベルト押さえ部材48
(ベルト押さえ手段)を有した構成にされている。これ
により、第2ベルト2の緩みを防止することができる。
【0057】また、本実施形態のベルト締具100にお
けるベルト巻取機構5は、本体フレーム3に軸支され、
第1ベルト1を巻き取るベルト巻取軸7と、ベルト巻取
軸7と同軸となるように本体フレーム3に軸支されたハ
ンドル20と、ベルト巻取軸7に固定され、空転状態と
噛み合い状態とを同一方向に設定した第1一方向クラッ
チ8および第2一方向クラッチ9と、ハンドル20に設
けられ、ベルト巻取軸7側に付勢されて第1一方向クラ
ッチ8と係脱可能な第1ラッチ25と、本体フレーム3
に設けられ、ベルト巻取軸7側に付勢されて第2一方向
クラッチ9と係脱可能な第2ラッチ31とを備えた構成
にされている。
【0058】これにより、第1ベルト1および第2ベル
ト2にテンションを発生させるときと、このテンション
を解除するときの両方の作業時における騒音を低減する
ことができる。尚、本実施形態においては、ベルト巻取
機構5とベルト緩め機構6との両方を備えた構成にされ
ているが、これに限定されるものではなく、ベルト巻取
機構5のみを備えたものであっても良い。
【0059】さらに、ベルト巻取機構5は、図15に示
すように、本体フレーム3に軸支され、第1ベルト1を
巻き取るベルト巻取軸7と、ベルト巻取軸7と同軸とな
るように本体フレーム3に軸支されたハンドル20と、
ベルト巻取軸7に固定されたラチェットギヤ51と、ハ
ンドル20に設けられ、ベルト巻取軸7側に付勢されて
ラチェットギヤ51と係脱可能な第1ラッチ25と、本
体フレーム3に設けられ、ベルト巻取軸7側に付勢され
てラチェットギヤ51と係脱可能な第2ラッチ31とを
有した構成であっても良い。この場合は、簡単にベルト
締具100を構成することができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明は、第1ベルトと第2ベ
ルトとが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これら
ベルトに対するテンションの発生と解除とを行うベルト
締具において、本体フレームと、前記本体フレームの一
端部に設けられ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し
可能なベルト巻取機構と、前記本体フレームの他端部に
設けられ、前記第2ベルトを少量単位で巻戻し可能なベ
ルト緩め機構とを有し、前記ベルト緩め機構は、前記第
2ベルトを重ねて案内する第1シャフトと、前記第1シ
ャフトから遠ざかる方向に延在するように前記本体フレ
ームに形成された長孔と、前記長孔に移動自在および回
転自在に軸支され、該長孔の軸線と略垂直な平面と接触
すると共に、前記第1シャフトから案内された第2ベル
トを巻き回して前記第1シャフトに案内する第2シャフ
トと、前記第2シャフトの一端部に設けられ、該第2シ
ャフトを回動させる回動レバーとを有する構成である。
【0061】上記の構成によれば、第2シャフトを回動
させることにより第2ベルトを少量単位で緩やかに巻戻
すことができる。従って、テンション解離時のトラック
側壁の振動を抑制して騒音を低減することができる。
【0062】請求項2の発明は、請求項1に記載のベル
ト締具であって、前記第2シャフトは、少なくとも前記
平面と接触する部分の断面が多角形またはカム形状であ
る構成である。これにより、第2ベルトの巻戻しを確実
に行うことができる。
【0063】請求項3の発明は、第1ベルトと第2ベル
トとが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベ
ルトに対するテンションの発生と解除とを行うベルト締
具において、本体フレームと、前記本体フレームの一端
部に設けられ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し可
能なベルト巻取機構と、前記本体フレームの他端部に設
けられ、前記第2ベルトを少量単位で巻戻し可能なベル
ト緩め機構とを有し、前記ベルト緩め機構は、前記第2
ベルトを重ねて案内する第1シャフトと、前記本体フレ
ームに回転自在に軸支され、前記第1シャフトから案内
された第2ベルトを巻き回して前記第1シャフトに案内
する第2シャフトと、前記第2シャフトの一端部に設け
られ、該第2シャフトを回動させる回動レバーと、前記
第2シャフトの回動を規制するロック手段とを有するこ
とを特徴としている。これにより、回動レバーを操作す
ることで第2ベルトを緩やかに巻き戻すことができると
共に、第1ベルトおよび第2ベルトに十分にテンション
を発生した後に、第2シャフトが回動することによるテ
ンションの低下を防止することができる。
【0064】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記第2シャフ
トは、周面に前記第2ベルトに対する滑り止め加工が施
されている構成である。これにより、より一層、第2ベ
ルトの巻戻しを確実に行うことができる。
【0065】請求項5の発明は、請求項1ないし4の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記ベルト緩め
機構は、前記本体フレームに回動自在に支持され、一端
が前記第2ベルトに押圧されることにより他端が前記第
1シャフトとの間で前記第2ベルトを挟持するベルト押
さえ手段を有する構成である。これにより、第2ベルト
の緩みを防止することができる。
【0066】請求項6の発明は、請求項1ないし5の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記ベルト巻取
機構は、前記本体フレームに軸支され、第1ベルトを巻
き取るベルト巻取軸と、前記ベルト巻取軸と同軸となる
ように前記本体フレームに軸支されたハンドルと、前記
ベルト巻取軸に固定されたラチェットギヤと、前記ハン
ドルに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記
ラチェットギヤと係脱可能な第1ラッチと、前記本体フ
レームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前
記ラチェットギヤと係脱可能な第2ラッチとを有する構
成である。これにより、簡単にベルト締具を構成するこ
とができる。
【0067】請求項7の発明は、請求項1ないし5の何
れか1項に記載のベルト締具であって、前記ベルト巻取
機構は、前記本体フレームに軸支され、第1ベルトを巻
き取るベルト巻取軸と、前記ベルト巻取軸と同軸となる
ように前記本体フレームに軸支されたハンドルと、前記
ベルト巻取軸に固定され、空転状態と噛み合い状態とを
同一方向に設定した第1一方向クラッチおよび第2一方
向クラッチと、前記ハンドルに設けられ、前記ベルト巻
取軸側に付勢されて前記第1一方向クラッチと係脱可能
な第1ラッチと、前記本体フレームに設けられ、前記ベ
ルト巻取軸側に付勢されて前記第2一方向クラッチと係
脱可能な第2ラッチとを備えた構成である。これによ
り、第1ベルトおよび第2ベルトにテンションを発生さ
せるときと、このテンションを解除するときの両方の作
業時における騒音を低減することができる。
【0068】請求項8の発明は、第1ベルトと第2ベル
トとが一端部と他端部とにそれぞれ連結され、これらベ
ルトに対するテンションの発生と解除とを行うベルト締
具において、本体フレームと、前記本体フレームの一端
部に設けられ、前記第1ベルトを巻取りおよび巻戻し可
能なベルト巻取機構と、前記本体フレームの他端部に設
けられ、前記第2ベルトを連結するベルト連結軸とを有
し、前記ベルト巻取機構は、前記本体フレームに軸支さ
れて第1ベルトが巻き取られるベルト巻取軸と、前記ベ
ルト巻取軸と同軸となるように前記本体フレームに軸支
されたハンドルと、前記ベルト巻取軸に固定され、空転
状態と噛み合い状態とを同一方向に設定した第1一方向
クラッチおよび第2一方向クラッチと、前記ハンドルに
設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記第1一
方向クラッチと係脱可能な第1ラッチと、前記本体フレ
ームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢されて前記
第2一方向クラッチと係脱可能な第2ラッチとを備えた
構成である。これにより、第1ベルトおよび第2ベルト
にテンションを発生させる作業時における騒音を低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト締具の斜視図である。
【図2】ベルト締具の巻取る状態を示す説明図であり、
(a)は平面視した状態、(b)は正面視した状態であ
る。
【図3】ベルト締具のロック状態を示す説明図であり、
(a)は平面視した状態、(b)は正面視した状態であ
る。
【図4】ベルト締具の要部の概略構成図である。
【図5】ベルト締具の一部を破断して示す概略構成図で
ある。
【図6】一方向クラッチとラッチとの係合状態を示す説
明図である。
【図7】ベルト緩め機構の概略構成図である。
【図8】第2シャフトが長孔内を回動する状態を示す説
明図であり、(a)は長孔を下降した状態、(b)は長
孔を上昇した状態である。
【図9】ベルト緩め機構における第2ベルトの案内径路
を示す説明図である。
【図10】ベルト緩め機構における第2ベルトがベルト
押さえ部材から開放された状態を示す説明図である。
【図11】ベルト緩め機構における第2ベルトがベルト
押さえ部材で挟持された状態を示す説明図である。
【図12】トラックに設けられた状態を示す説明図であ
る。
【図13】ベルト緩め機構の説明図である。
【図14】ロックされた状態のベルト緩め機構の説明図
である。
【図15】ベルト締具の概略構成図である。
【符号の説明】
1 第1ベルト1 2 第2ベルト2 3 本体フレーム3 4 フレーム板4 5 ベルト巻取機構5 6 ベルト緩め機構6 7 ベルト巻取軸7 8 第1一方向クラッチ8 9 第2一方向クラッチ9 10 外輪部材10 11 軸部材挿通穴11b 11 仕切り部11a 11 内輪部材11 12 空間部12 13 ローラ部材13 14 スプリングバネ14 15 係止部材15 20 ハンドル20 23 把持部材23 24 補強部材24 25 第1ラッチ25 26 バネ部材26 27 支持板部材27 30 ストッパー部材30 31 第2ラッチ31 32 スプリングバネ32 41 緩め支持板41 42 第1シャフト42 43 ナット43 45 第2シャフト45 47 ロック用長孔47a 47 回動レバー47 48 ベルト押さえ部材48 50 ロック板50 51 ラチェットギヤ51 100 ベルト締具100

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ベルトと第2ベルトとが一端部と他
    端部とにそれぞれ連結され、これらベルトに対するテン
    ションの発生と解除とを行うベルト締具において、 本体フレームと、 前記本体フレームの一端部に設けられ、前記第1ベルト
    を巻取りおよび巻戻し可能なベルト巻取機構と、 前記本体フレームの他端部に設けられ、前記第2ベルト
    を少量単位で巻戻し可能なベルト緩め機構とを有し、 前記ベルト緩め機構は、 前記第2ベルトを重ねて案内する第1シャフトと、 前記第1シャフトから遠ざかる方向に延在するように前
    記本体フレームに形成された長孔と、 前記長孔に移動自在および回転自在に軸支され、該長孔
    の軸線と略垂直な平面と接触すると共に、前記第1シャ
    フトから案内された第2ベルトを巻き回して前記第1シ
    ャフトに案内する第2シャフトと、 前記第2シャフトの一端部に設けられ、該第2シャフト
    を回動させる回動レバーとを有することを特徴とするベ
    ルト締具。
  2. 【請求項2】 前記第2シャフトは、少なくとも前記平
    面と接触する部分の断面が多角形またはカム形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載のベルト締具。
  3. 【請求項3】 第1ベルトと第2ベルトとが一端部と他
    端部とにそれぞれ連結され、これらベルトに対するテン
    ションの発生と解除とを行うベルト締具において、 本体フレームと、 前記本体フレームの一端部に設けられ、前記第1ベルト
    を巻取りおよび巻戻し可能なベルト巻取機構と、 前記本体フレームの他端部に設けられ、前記第2ベルト
    を少量単位で巻戻し可能なベルト緩め機構とを有し、 前記ベルト緩め機構は、 前記第2ベルトを重ねて案内する第1シャフトと、 前記本体フレームに回転自在に軸支され、前記第1シャ
    フトから案内された第2ベルトを巻き回して前記第1シ
    ャフトに案内する第2シャフトと、 前記第2シャフトの一端部に設けられ、該第2シャフト
    を回動させる回動レバーと、 前記第2シャフトの回動を規制するロック手段とを有す
    ることを特徴とするベルト締具。
  4. 【請求項4】 前記第2シャフトは、周面に前記第2ベ
    ルトに対する滑り止め加工が施されていることを特徴と
    する請求項1ないし3の何れか1項に記載のベルト締
    具。
  5. 【請求項5】 前記ベルト緩め機構は、 前記本体フレームに回動自在に支持され、一端が前記第
    2ベルトに押圧されることにより他端が前記第1シャフ
    トとの間で前記第2ベルトを挟持するベルト押さえ手段
    を有することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1
    項に記載のベルト締具。
  6. 【請求項6】 前記ベルト巻取機構は、 前記本体フレームに軸支され、第1ベルトを巻き取るベ
    ルト巻取軸と、 前記ベルト巻取軸と同軸となるように前記本体フレーム
    に軸支されたハンドルと、 前記ベルト巻取軸に固定されたラチェットギヤと、 前記ハンドルに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢さ
    れて前記ラチェットギヤと係脱可能な第1ラッチと、 前記本体フレームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付
    勢されて前記ラチェットギヤと係脱可能な第2ラッチと
    を有することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1
    項に記載のベルト締具。
  7. 【請求項7】 前記ベルト巻取機構は、 前記本体フレームに軸支され、第1ベルトを巻き取るベ
    ルト巻取軸と、 前記ベルト巻取軸と同軸となるように前記本体フレーム
    に軸支されたハンドルと、 前記ベルト巻取軸に固定され、空転状態と噛み合い状態
    とを同一方向に設定した第1一方向クラッチおよび第2
    一方向クラッチと、 前記ハンドルに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢さ
    れて前記第1一方向クラッチと係脱可能な第1ラッチ
    と、 前記本体フレームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付
    勢されて前記第2一方向クラッチと係脱可能な第2ラッ
    チとを備えたことを特徴とする請求項1ないし5の何れ
    か1項に記載のベルト締具。
  8. 【請求項8】 第1ベルトと第2ベルトとが一端部と他
    端部とにそれぞれ連結され、これらベルトに対するテン
    ションの発生と解除とを行うベルト締具において、 本体フレームと、 前記本体フレームの一端部に設けられ、前記第1ベルト
    を巻取りおよび巻戻し可能なベルト巻取機構と、 前記本体フレームの他端部に設けられ、前記第2ベルト
    を連結するベルト連結軸とを有し、 前記ベルト巻取機構は、 前記本体フレームに軸支されて第1ベルトが巻き取られ
    るベルト巻取軸と、 前記ベルト巻取軸と同軸となるように前記本体フレーム
    に軸支されたハンドルと、 前記ベルト巻取軸に固定され、空転状態と噛み合い状態
    とを同一方向に設定した第1一方向クラッチおよび第2
    一方向クラッチと、 前記ハンドルに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付勢さ
    れて前記第1一方向クラッチと係脱可能な第1ラッチ
    と、 前記本体フレームに設けられ、前記ベルト巻取軸側に付
    勢されて前記第2一方向クラッチと係脱可能な第2ラッ
    チとを備えたことを特徴とするベルト締具。
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