JP2586881Y2 - 巻取り装置付きベルト締付具 - Google Patents

巻取り装置付きベルト締付具

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JP2586881Y2
JP2586881Y2 JP4270493U JP4270493U JP2586881Y2 JP 2586881 Y2 JP2586881 Y2 JP 2586881Y2 JP 4270493 U JP4270493 U JP 4270493U JP 4270493 U JP4270493 U JP 4270493U JP 2586881 Y2 JP2586881 Y2 JP 2586881Y2
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周平 栗林
英男 森
利治 田中
恵 福田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両等に積載された積
荷を固定するベルト締付具に関し、特に不使用時にベル
トが収納できる巻取り装置付きベルト締付具の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両等に積載された積荷を固定す
るために、積荷に掛け渡されたベルトの一端を締付具の
巻取りシャフトに巻回し、操作レバーを回動操作するこ
とによりラチェット歯車の作用で巻取りシャフトをベル
ト巻取り方向へ回動させ、該巻取りシャフトに巻回され
たベルトを巻き込んで引き締めていた。ところが、この
ような締付具は相当な長さのベルトを有するので、不使
用時においてはこの長いベルトがかえって作業の邪魔に
なり、もつれたり踏んづけられて損傷することが多かっ
た。
【0003】そこで、不使用時にも簡単にベルトが収納
できる巻取り装置付きのベルト締付具が、例えば実開平
2−65738号公報にて提案されている。これは締付
具の巻取り装置からベルトを引き出して積荷に掛け渡
し、ベルトの一端に取付けられた係止金具等の係止手段
を車両等に結合すると、まず余分に引き出されたベルト
の弛み分が巻取りシャフトを常時ベルト巻き込み方向に
付勢するばね手段により巻取りシャフトへ巻き取られ
る。そして、この状態で操作部材を反時計回り方向、時
計回り方向へと往復回動することにより巻取りシャフト
を間歇的にベルト巻き込み方向に強制回転させ、ベルト
を増し締めして積荷を緊締するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平2−65738号公報に開示された締付具において
は、巻取りシャフトをベルト巻き込み方向へ回転させて
ベルトを増し締める場合、操作部材を操作してベルトを
緊張させ、そのままベルト緊張状態を保持するのに操作
部材を少なくとも3段階回動操作せねばならず、操作が
面倒という問題があった。
【0005】即ち、ベルトを自由に引き出せるように、
支持ラチェットと操作ラチェットをラチェット歯と非係
合な状態に保持させておき、ベルトを積荷に掛け渡した
後、まずラチェット歯に支持ラチェットと操作ラチェッ
トを係合させるようにベルト引出し方向へ操作部材を回
動し、次に操作ラチェットをラチェット歯に係合させた
ままベルト巻取り方向へ回動させることでベルトを増し
締める。さらに操作部材に形成されている押え片で支持
ラチェットを外側から押さえ、ラチェット歯に支持ラチ
ェットが係合してベルト引出し方向への回動を阻止して
いる回動ロック状態を保持するように操作部材をベルト
引出し方向に回動させなければならなかった。
【0006】従って、本考案の目的は上記課題を解消す
ることに係り、操作部材を複数回往復回動させることな
く、一方向へ一回回動させるだけでベルトの充分な増し
締めと、巻取りシャフトのベルト引出し方向への回動ロ
ック状態の保持とを可能とする巻取り装置付きベルト締
付具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の上記目的は、ベ
ースと、該ベースに回動可能に支持されると共にばね手
段によりベルト巻取り方向に付勢された巻取り軸と、該
巻取り軸に連結されたラチェット歯と、前記ベースに回
動自在に支持された操作部材と、該操作部材に支持され
前記ラチェット歯に噛み合い可能な係合部材と、該係合
部材を前記ラチェット歯に噛み合っていない状態に保持
する第1の案内部分とラチェット歯に噛み合ってさらに
前記巻取り軸のベルト巻取り方向への強制回転を可能と
する第2の案内部分を有し前記ベースに形成されたガイ
ド孔と、前記係合部材が第2の案内部分にある状態で前
記操作部材をベースにロック可能であるロック手段と、
前記操作部材の揺動部分に取付けられると共に一端が巻
取り軸に巻回されたベルトの中間部に摺接可能なベルト
摺接部材とを備えており、前記操作部材をベルト巻取り
方向へ回動操作することにより前記巻取り軸がベルトを
巻き取ると共に前記ベルト摺接部材がベルトに張力を付
与する巻取り装置付きベルト締付具により達成される。
【0008】
【作用】本考案の上記構成によれば、使用していない
時、ベルトは巻取り軸に巻き取られ収納されている。次
にベルトで積荷を車体等に固定する場合には、はじめに
ベルトをベルト締付具から引出して積荷に掛け渡し、ベ
ルトの一端に取付けられた係止金具等の係止手段を車体
等に結合する。この時、余分に引き出されたベルトの弛
み分はばね手段の付勢力により該巻取り軸に巻き取られ
る。
【0009】この状態でベルトを緊張させるために操作
部材を操作始発点からベルト巻取り方向へ回動操作する
と、操作部材に移動自在に支持され、ベースに形成され
た長孔であるガイド孔に挿通している係合部材が該ガイ
ド孔に沿って第1の案内部分から第2の案内部分へと移
動して巻取り軸に連結されたラチェット歯に係合する。
【0010】更に操作部材を操作最終点までベルト巻取
り方向へ回動操作すると、係合部材が前記ガイド孔に沿
って第2の案内部分に移動し、巻取り軸をベルト巻取り
方向へ強制回転させると共に、ベルト摺接部材がベルト
中間部に張力を付与する方向に移動する。すると、積荷
に掛け渡されたベルトは巻取り軸に引き込まれると共に
ベルト摺接部材により張力が付与されてしっかりと増し
締められ、積荷を緊締する。そして、係合部材が第2の
案内部分に達した時、操作部材をベースに対してこの状
態に保持するためのロック手段によって操作部材をベー
スにロックすることにより、ベルトの緊締状態が維持さ
れる。
【0011】また、ベルトの緊締状態を解除する際には
ロック手段を解除して操作部材を可動とし、操作部材を
操作始発点へ回動操作してベルト摺接部材を張力解除方
向に移動させると共に係合部材をラチェット歯から離す
ことにより、巻取り軸の回動は自由となってベルトの緊
締が解除される。そして、車体等に結合したベルトの係
止手段を解除するとベルトはばね手段の付勢力で巻取り
軸に巻き取られ、収納される。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例
を詳細に説明する。図1乃至図4は、本考案の第1実施
例に基づく巻取り装置付きベルト締付具1を示すもので
ある。ベース2は底板2aと該底板2aの両側縁に相対
向して立設されたベース側板2b,2bとからなる。ま
た、該底板2aには車体等にボルトで取付け可能なよう
に取付け穴14が形成されている。該ベース2には巻取
り軸3が回動自在に支持され、外周にラチェット歯4a
を備えたベルトリール4が一体的に連結されている。該
ベルトリール4にはベルト13が巻回されており、前記
巻取り軸3の一端部と連結された渦巻きばねによる強力
なばね手段5により該ベルト13が常時ベルト巻取り方
向に付勢されるようになっている。
【0013】前記巻取り軸3には操作部材7が回動自在
に支持されており、該操作部材7の一対の側板7a,7
aには相対向する各開口7b,7bを貫通して移動可能
に掛け渡された係合部材9が設けられると共に相対向す
る各扇状穴16,16を貫通して揺動可能に掛け渡され
たロック部材10が設けられている。図2に示すよう
に、前記操作部材7の側板7aには、巻取り軸3に巻装
されると共に一端が前記ベース側板2bに掛止されたリ
ターンスプリング15の他端が掛止されており、巻取り
軸3を回転中心としてベルト引出し方向(図1中、反時
計回り方向)へ操作部材7を付勢している。
【0014】前記ベース側板2b,2bには相対向する
各ガイド孔8,8を設け、前記係合部材9の両端部を案
内するようになっている。該ガイド孔8,8は弧状の長
穴であり、係合部材9が前記ラチェット歯4aに噛み合
わない第1の案内部分8aと、噛み合ってベルトリール
4をさらにベルト巻取り方向(図1中、時計回り方向)
に強制回転するように該係合部材9を案内付勢する第2
の案内部分8bとを有する。
【0015】また、前記ロック部材10はロック部材基
部10bとロック解除レバー10aとを有し、扇状穴1
6,16に両端部を支持されたロック部材基部10bが
ばね17で図1中矢印A方向に付勢されている。また、
前記ベース側板2b,2bの外縁にはばね17で図1中
矢印A方向に付勢されたロック部材10が係合可能な切
り欠き部11と弧状縁12が形成されている。該切り欠
き部11は、前記操作部材7が係合部材9を前記第2の
案内部分8bであるガイド孔8の下端位置に保持した状
態でロック部材10を係止可能な位置に形成される。即
ち、係合部材9が第2の案内部分8bにある状態で前記
操作部材7をベース2にロックするためのロック手段
が、これらロック部材10、扇状穴16,16及び切り
欠き部11によって構成されている。
【0016】更に、巻取り軸3を回動中心として揺動す
る前記側板7a,7aの揺動端側にはベルト摺動部材で
あるガイドピン6が架設されており、図1に示すよう
に、一端がベルトリール4に巻回されたベルト13は、
該ガイドピン6の底板2a側を通ると共に側板7a,7
aの端縁に固定されたベルトガイド18の挿通口を挿通
させられており、常にガイドピン6に摺接させられる。
そして、該ベルト13の他端には図示しない係止金具等
の係止手段が取付けられる。
【0017】次に、上記巻取り装置付きベルト締付具1
の作動を説明する。巻取り装置付きベルト締付具1は、
取付け穴14に挿通されるボルトによって車両に固定さ
れている。図3において、操作部材7はリターンスプリ
ング15のばね力によってベルト引出し方向(図1中、
反時計回り方向)に付勢され、係合部材9が第1の案内
部分8aであるガイド孔8,8上端の位置にあるので、
該係合部材9はベルトリール4のラチェット歯4aに非
係合の状態である。このため、一端がベルトリール4と
連結されたベルト13は、ばね手段5によりベルト巻取
り方向に付勢されているものの引出しは自由であり、こ
の時点で積荷へのベルト掛け渡しを行い、該ベルト13
の係止金具(図示せず)を図示しない車体の係合部に結
合する。ここで、ベルト13に生じた弛み分はばね手段
5によってベルトリール4に巻き取られる。
【0018】その後、ベルト13を緊張させるために操
作部材7をベルト巻取り方向(図3中、時計回り方向)
へ回動操作すると、ロック部材10のロック部材基部1
0bがベース側板2bの弧状縁12に沿って摺動し扇状
穴16,16内を揺動すると共に係合部材9が各開口7
b,7b内を揺動し、該係合部材9はガイド孔8に沿っ
て案内され、図4に示されるようにラチェット歯4aと
係合するガイド孔8,8下方の第2の案内部分8bへと
移動する。
【0019】操作部材7を更にベルト巻取り方向へ回動
操作すると、係合部材9がベルトリール4のラチェット
歯4aをベルト巻取り方向へ付勢し、強制的にベルトリ
ール4をベルト巻取り方向に回転させ、増し締めが行わ
れる。この際、ガイドピン6はベルトリール4に巻回さ
れたベルト13の巻き外径よりも半径方向外方に位置し
て大きな回動半径を有すると共に、積荷に掛け渡された
ベルト13の内側面に摺接しているので、操作部材7が
ベルト巻取り方向へ回動操作されると、該ガイドピン6
がベルト13の中間部に張力を付与する方向に移動す
る。そこで、ベルト13にはベルトリール4のベルト引
き込み力とガイドピン6の移動による張力とが合わせて
作用し、充分な増し締め力を作用させることができる。
【0020】そして、図1に示されるガイド孔8の下端
位置まで係合部材9が移動するように操作部材7を回動
操作すると、ロック部材10はばね17により付勢され
ているので、ロック部材基部10bがベース側板2bの
切り欠き部11に自然に係合する。そこで、操作部材7
をベルト巻取り方向へ一回回動させるだけでベルト13
の充分な増し締めと、巻取り軸3のベルト引出し方向へ
の回動ロック状態の保持とが完了する。従って、積荷は
車体に確実に固定される。
【0021】次に、ベルト13の緊締状態を解除すると
きは、先ず前記ロック部材10のロック解除レバー10
aをばね17の付勢力に抗して図1中矢印B方向に操作
し、ロック部材基部10bを矢印A方向と反対方向に揺
動させる。すると、該ロック部材基部10bとベース側
板2bの切り欠き部11との係合が外れ、操作部材7は
回動可能となる。この状態で操作部材7をベルト引出し
方向に回動操作すると、該ロック部材10はベース側板
2bに形成されている弧状縁12に沿って上方へ摺動
し、又ベルトリール4のラチェット歯4aに係合してい
た係合部材9がガイド孔8下方の第2の案内部分8bか
ら上方の第1の案内部分8aへと移動して係合が解除さ
れる。尚、操作部材7にはリターンスプリング15のば
ね力によってベルト引出し方向の付勢力が作用している
ので、簡単に該操作部材7を動かすことが出来る。
【0022】従って、ベルトリール4に連結しているば
ね手段5の持つ張力だけがベルト13に作用することに
なり、係合部材9が第1の案内部分8aに位置している
のでベルトリール4は自由に回転可能となり、前記ベル
ト13の係止金具(図示せず)を図示しない車体の係止
部から解除するとベルトリール4に連結しているばね手
段5の付勢力によってベルト13がベルトリール4に巻
き込まれ、収納される。
【0023】図5は、本考案の第2実施例に基づく巻取
り装置付きベルト締付具21を示しており、2段階のロ
ック手段を有している。尚、上記第1実施例と同様の構
成部分は同符号を付して詳細な説明を省略する。本第2
実施例におけるベース2のベース側板2b,2bの外縁
には、ばね17で図5中矢印C方向に付勢されたロック
部材10が係合可能な1段階目の切り欠き部23と2段
階目の切り欠き部24が形成されており、図5は1段階
目の切り欠き部23にロック部材10のロック部材基部
10bが係合しているところを示す図である。
【0024】いずれも操作部材7をベルト巻取り方向へ
回動操作したことによって、係合部材9が第2の案内部
分8bであるところのガイド孔8の中間部や下端部へと
移動した時、ばね17で付勢されたロック部材基部10
bが前記1段階目の切り欠き部23、又は前記2段階目
の切り欠き部24に係合して操作部材7の回動を阻止す
るようになっている。従って、上記第1実施例と同様の
効果が得られると共に、このように2段階のロック手段
を設けることでその場に応じた増し締めを行うことが可
能となる。
【0025】尚、本考案の上記各実施例においては、操
作部材の回動中心を巻取り軸と同心としたが、該操作部
材をベースに回動自在に支持する為の支軸を該巻取り軸
とは別にベース側板に設けても良く、操作部材及びガイ
ド孔等の形状や、ロック手段の構成等は種々の形態を採
りうることは勿論である。又、本考案の巻取り装置付き
ベルト締付具は、車両等に積載された積荷を固定するた
めに使用するばかりではなく、運搬すべき物品、その積
載形態やその場所等の諸要件に応じて、ベルト締付具の
構造や取付け形態等は適宜変更して実施することができ
る。更に、本考案は台車等に載置された物品を緊締する
場合にも使用でき、この場合においてはベルトの係止手
段を係止部に結合するのではなく、積載物品自体に結合
することもあり得る。また、その他にベルトの係止手段
を同締付具本体に結合することもできる。
【0026】
【考案の効果】即ち、本考案によれば、操作部材を一方
向へ一回回動操作することにより、ベース側板に設けた
られたガイド孔を係合部材が移動して巻取り軸をベルト
巻取り方向に強制回転させると共にベルト摺接部材がベ
ルト中間部に張力を付与する方向に移動してベルトを充
分に増し締め、ロック手段がこの状態を保持する。
【0027】そこで、作業の簡便化が計れ、また不用意
にベルトが引き出されることもなく、積荷を確実に保持
することができる。従って、操作部材を複数回往復回動
させることなく、一方向へ一回回動させるだけでベルト
の充分な増し締めと、巻取りシャフトのベルト引出し方
向への回動ロック状態の保持とを可能とする巻取り装置
付きベルト締付具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に基づく巻取り装置付きベ
ルト締付具のロック状態を示す部分破断正面図である。
【図2】図1に示した巻取り装置付きベルト締付具の上
面図である。
【図3】図1に示した巻取り装置付きベルト締付具のベ
ルト引出し可能状態を示す正面図である。
【図4】図1に示した巻取り装置付きベルト締付具の係
合部材のラチェット歯係合状態を示す正面図である。
【図5】本考案の第2実施例に基づく巻取り装置付きベ
ルト締付具のロック状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 巻取り装置付きベルト締付具 2 ベース 2a 底板 2b ベース側板 3 巻取り軸 4 ベルトリール 4a ラチェット歯 5 ばね手段 6 ガイドピン 7 操作部材 8 ガイド孔 8a 第1の案内部分 8b 第2の案内部分 9 係合部材 10 ロック部材 10a ロック解除レバー 10b ロック部材基部 11 切り欠き部 12 弧状縁 13 ベルト 14 取付け穴 15 リターンスプリング 16 扇状穴 17 ばね 18 ベルトガイド
フロントページの続き (72)考案者 田中 利治 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)考案者 福田 恵 神奈川県藤沢市遠藤788番地の7 (56)参考文献 実開 平2−65738(JP,U) 実開 平6−8080(JP,U) 実開 昭59−160166(JP,U) 実開 平4−68860(JP,U) 特表 昭59−500171(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16G 11/12 B60P 7/06 B25B 25/00 B65D 63/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、該ベースに回動可能に支持さ
    れると共にばね手段によりベルト巻取り方向に付勢され
    た巻取り軸と、該巻取り軸に連結されたラチェット歯
    と、前記ベースに回動自在に支持された操作部材と、該
    操作部材に支持され前記ラチェット歯に噛み合い可能な
    係合部材と、該係合部材を前記ラチェット歯に噛み合っ
    ていない状態に保持する第1の案内部分とラチェット歯
    に噛み合ってさらに前記巻取り軸のベルト巻取り方向へ
    の強制回転を可能とする第2の案内部分を有し前記ベー
    スに形成されたガイド孔と、前記係合部材が第2の案内
    部分にある状態で前記操作部材をベースにロック可能で
    あるロック手段と、前記操作部材の揺動部分に取付けら
    れると共に一端が巻取り軸に巻回されたベルトの中間部
    に摺接可能なベルト摺接部材とを備えており、前記操作
    部材をベルト巻取り方向へ回動操作することにより前記
    巻取り軸がベルトを巻き取ると共に前記ベルト摺接部材
    がベルトに張力を付与する巻取り装置付きベルト締付
    具。
JP4270493U 1993-07-09 1993-07-09 巻取り装置付きベルト締付具 Expired - Lifetime JP2586881Y2 (ja)

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