JP3563061B2 - 荷掛けベルト付き手押し台車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は荷掛けベルト付き手押し台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
実開平6−67255号公報や特許第3014353号公報は、台車に荷掛けベルト巻取りドラムを装備し、該荷掛けベルト巻取りドラムから荷掛けベルトを巻出して荷台上に積載した荷物に掛け回し荷締めを図る構成とした荷掛けベルト付き手押し台車を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
而して上記先行例は、何れも荷物に掛け回した荷掛けベルトの荷締め力を荷掛けベルト巻取りドラム内の巻戻し用渦巻バネの巻き戻し力に依存している。即ち既知の荷掛けベルト巻取りドラムは、同ドラム内にベルト巻戻し用(巻取り用)の渦巻バネを内蔵しており、この渦巻バネにより荷掛けベルトを常にベルト巻取り方向に付勢し、この渦巻バネに抗し荷掛けベルトを巻出し、或いは同バネに従い自動巻取りが行えるようにしており、この巻戻し用渦巻バネ力によって上記荷台上の荷物に対する荷締め力を得んとしている。
【0004】
然しながら上記荷掛けベルト巻取りドラムを巻戻し方向に付勢する巻戻し用渦巻バネは、巻出した荷掛けベルトに何らの負荷(抵抗)が加わっていない場合には容易に巻戻しすることが可能であるが、荷掛けベルトを荷台上の荷物に掛け回し負荷が加わっている状態では、上記巻戻しが困難になり、上記渦巻バネの巻戻しバネ力では充分な荷締め力を得ることができない問題点、ひいては手押し台車による手押し走行中における荷崩れを禁じ難い問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記荷掛けベルト付き手押し台車における上記問題点を解決し、上記荷締め力の強弱を渦巻バネに依存せずに段階的に設定できるようにして上記手押し台車の機能改善を図ったものである。
【0006】
その手段として、上記手押し台車に上記荷掛けベルト巻取りドラムを装備せしめると共に、該荷掛けベルト巻取りドラムをベルト巻取り方向に間欠送りして上記荷物に掛け回されている荷掛けベルトによる間欠荷締めを図る間欠荷締め機構を具備せしめ、上記荷締め力の自在なる設定を可能にしたものである。
【0007】
又上記間欠荷締め機構によって間欠送りされた荷掛けベルト巻取りドラムを間欠送り位置に保持するロック機構を具備する。
そして上記間欠荷締め機構による上記間欠送りと上記間欠荷締めを図るベルト荷締め操作用足踏みペダルと、上記間欠荷締め機構とロック機構の荷掛けベルト巻取りドラムに対する係合を解除するロック解除操作用ペダルを具備せしめ、上記ベルト荷締め操作用足踏みペダルとロック解除操作用ペダルとを運行用把手を立ち上げた側の上記荷台の後端面から突出して配し、更に上記ロック解除操作用ペダルに係脱可に係合して上記踏み込み状態と上記ロック解除状態を保持するペダルロック手段を設け上記荷掛けベルト巻取りドラムからの荷掛けベルトの巻出しと自動巻取りを許容する構成としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図1乃至図8に基づき説明する。図1に示すように、手押し台車は荷台1を有し、該荷台1の下面の四コーナー部に車輪1aを設け、更に該荷台1の後端から左右二本の支柱2を立ち上げ、該支柱2の上端間に把手3を横設し手押し台車を構成している。換言すると荷台1の後端から把手3を立ち上げ、作業者は該把手3を握り、台車を運行する。
【0009】
上記手押し台車の適所、例えば支柱2間や荷台1の下面又は荷台1の内部に荷掛けベルト巻取りドラム4を設ける。
【0010】
前記の通り、上記荷掛けベルト巻取りドラム4は既知のものであり、図8に示すように、同ドラム4の周面には荷掛けベルト6が巻装され、該ドラム4内に内蔵した渦巻バネ5により荷掛けベルト6を常にベルト巻取り方向に付勢し、この渦巻バネ5の弾力に抗して荷掛けベルト巻取りドラム4を回転させつつ荷掛けベルト6を巻出し、同バネ5の弾力に従い自動巻取り(自動巻戻し)できる構造を有している。
【0011】
上記手押し台車の適所、好ましい例示として荷台1の下面に上記荷掛けベルト巻取りドラム4を装備せしめると共に、該荷掛けベルト巻取りドラム4をベルト巻取り方向に間欠送りして上記荷物7に掛け回されている荷掛けベルト6による間欠荷締めを図る間欠荷締め機構Aを具備せしめ、上記荷締め力の自在なる設定を可能にする。
【0012】
又上記間欠荷締め機構Aによって間欠送りされた荷掛けベルト巻取りドラム4を間欠送り位置に保持するロック機構Bを具備する。
【0013】
図8に示すように、上記荷掛けベルト巻取りドラム4は荷台1の上下面と垂直な軸線を中心に回動するように上記荷台1の下面に取り付ける。即ち荷台1の上下面と平行に水平回転するように取り付ける。
【0014】
上記荷掛けベルト巻取りドラム4はドラムケース8内に収容してケース底板9にドラム軸10を直立し、該ドラム軸10に荷掛けベルト巻取りドラム4を回転可に軸支する。従ってドラムケース8と荷掛けベルト巻取りドラム4とは一体組み構造である。
【0015】
例えば図示の如く、ケース底板9の対向する二辺から側板11を立ち上げた略コ字形のドラムケース8を形成し、該側板11の上端を荷台1の下面に充い螺子12により取り付ける。
【0016】
次に上記間欠荷締め機構Aとロック機構Bに関する具体構造例について説明する。
【0017】
上記荷掛けベルト巻取りドラム4の一端側に、該ドラム軸10を中心にして該ドラム4と一体に回転する爪車13を設ける。荷掛けベルト巻取りドラム4は荷掛けベルト6を巻装する筒部14の他端にこれと一体なベルト規制フランジ15を有し、一端にこれと一体な上記爪車13を有し、筒部14とベルト規制フランジ15と爪車13とで画成された環状溝内に上記荷掛けベルト6を巻装している。
【0018】
更に上記筒部14内に上記渦巻バネ5を内蔵し、該渦巻バネ5の内端をドラム軸10に固定し、同外端を筒部14に固定して荷掛けベルト巻取りドラム4のベルト巻出し方向の回転に伴って巻締めし、巻戻し力を蓄える構造を有している。
【0019】
上記爪車13はベルト規制フランジ15と協働して荷掛けベルト6を規制するフランジを兼用しており、この爪車13を上記ドラム軸10の下端、即ち荷掛けベルト巻取りドラム4の下端側、即ちケース底板9の内面に近接して水平に配する。
【0020】
上記爪車13はその周面に周方向に等間隔に配置した多数の矩形歯16を有し、該爪車13の周面に沿い矩形歯16と協働するロック爪17と送り爪18を配する。
【0021】
上記ロック爪17はその基端をケース底板9にドラム軸10と平行で互いに垂直な軸19によって内外へ回動可に取り付けたロックレバー20によって構成し、その先端内側に一体に突設したロック用係止爪21を上記矩形歯16に係脱可能に爪車13周面と対向配置にし、該ロックレバー20をバネ、例えば軸19に巻装した二股バネから成るロック爪係止用バネ22により常に係止方向に付勢している。
【0022】
他方上記ロックレバー20の軸19と同軸に解除レバー23を内外へ回動可に軸支し、該解除レバー23を該軸19から爪車13の周面に沿いロックレバー20の先方へ伸ばし、該解除レバー23の先端に後記するロック解除操作用ペダル25によって牽引される牽引条体24を連結する。
【0023】
上記牽引条体24はドラムケース8の一方のケース側板11を貫通してペダル25まで伸ばされ、該牽引条体24の基端部、即ち解除レバー23の先端部とケース側板11間にペダル復帰用コイルバネ(牽引条体復帰用コイルバネ)28を圧縮状態で介在する。
【0024】
而して牽引条体24の牽引力によって上記解除レバー23を外方へ回動させると、該解除レバー23の基端部外側面がロックレバー20に設けた係止片29に係合して該ロックレバー20をロック爪係止用バネ22に抗して外方へ回動せしめ、ロック用係止爪21を矩形歯16との係止解除位置へ回動する。
【0025】
更に上記軸19と同軸に連結レバー30を内外へ回動可に軸支し、該連結レバー30の先端部に軸33を以って、送り爪18を形成する送りレバー32の基端を内外へ回動可に軸支する。
【0026】
上記送りレバー32の先端内側に一体に突設した送り用係止爪34を、上記ロック用係止爪21の先方において上記矩形歯16に係脱可能に爪車13周面と対向配置にしている。
【0027】
上記連結レバー30の先端付近と送りレバー32の先端付近間を、常時引張力を有するコイルバネの如き送り爪後退用コイルバネ35にて連結する。
【0028】
更に上記リンク結合したレバー20,30,32の外側、即ちこれらレバーの爪車13との対向面とは反対側の側面に送り操作用レバー36を配し、該送り操作用レバー36の先端部付近と連結レバー30の先端部付近を節度保持用コイルバネ31にて連結し、該コイルバネ31にて送り操作用レバー36と連結レバー30に対向方向への牽引力を与え、よって送りレバー32と連結レバー30の連結部と送り操作用レバー36との接触を保持する。
【0029】
上記送り操作用レバー36はその中間部を軸10,19,33等と平行で垂直な軸37を以ってケース底板9に内外へ回動可に軸支し、その基端に上記牽引条体24と平行に延在した牽引条体38の内端を連結し、該牽引条体38の外端を荷台1の後端へ向け延在し、荷台1の後端面から突出して設けたベルト荷締め操作用足踏みペダル39と連結する。
【0030】
上記牽引条体38はドラムケース8の一方のケース側板11を貫通してペダル39まで伸ばされ、該牽引条体38の内端部、即ち送り操作用レバー36の基端部とケース側板11間にペダル復帰用コイルバネ(牽引条体復帰用コイルバネ)50を圧縮状態で介在する。
【0031】
上記足踏みペダル39は荷台1の下面に取り付けたブラケット40に軸41により前後方向へ回動可に取り付け、足踏みペダル39を下方へ踏み込んで回動することによって送り操作レバー36の先端加圧レバー部42を内方へ回動して連結レバー30の送りレバー32との連結部、即ち連結レバー30の先端部と送りレバー32の基端部を内方へ押圧し、内方へ回動せしめる。
【0032】
この結果、バネ31に抗しこれを伸長させつつ、連結レバー30が軸19を中心に内方へ回動すると共に、送りレバー32が軸33を中心に送り爪後退用コイルバネ35に抗してこれを伸長させつつ外方へ回動(連結レバー30との開角を拡開するように回動)して送り方向へ前進し、矩形歯16′をベルト巻取り方向に押圧し、爪車13と一体に荷掛けベルト巻取りドラム4を巻取り方向に一体に間欠回動(間欠送り)する。
【0033】
上記足踏みペダル39の踏み込みを解除することによって、バネ35と後記するペダル復帰用コイルバネ50により、連結レバー30の先端加圧レバー部42が外方へ回動して押圧前の位置へ復帰すると共に、送りレバー32が上記押し出した矩形歯16′の後部に隣接する矩形歯16と送り爪後退用バネ35により連結レバー30との開角を縮小方向へ回動して係合するに至り、上記足踏みペダル39の踏み込みを再び繰り返すことにより、送りレバー32が軸33を中心に送り方向へ前進し、この矩形歯16をベルト巻取り方向に押圧し、爪車13と一体に荷掛けベルト巻取りドラム4を巻取り方向に一体に間欠回動(間欠送り)する。
【0034】
即ち足踏みペダル39を繰り返し踏み込むことによって、送りレバー32が爪車13をベルト巻取り方向へ間欠的に回動し、荷物7に掛け回された荷掛けベルト6を間欠的に巻取り方向へ牽引し、よって荷物7に対する段階的に間欠荷締めし、間欠的な送り量によってこの間欠荷締めの強弱を設定する。
【0035】
上記によってロックレバー20と連結レバー30と送りレバー32とは、軸19と軸33によって互いにリンク結合しつつ、バネ22と35によって矩形歯16との係合方向へ常時付勢され、ロック用係止爪21と送り用係止爪34とを互いに離間した位置において別々の矩形歯16に係止し、荷掛けベルト巻取り方向(巻戻し方向)への回転を阻止している。
【0036】
而して前記の通り、上記解除レバー23にワイヤー等から成る牽引条体24の内端を連結し、該牽引条体24の外端を荷台1の後端へ向け延在し、荷台1の後端面から突出して設けたロック解除操作用足踏みペダル25と連結する。
【0037】
上記足踏みペダル25は荷台1の下面に取り付けたブラケット26に軸27により前後方向へ回動可に取り付け、他方該足踏みペダル25に係脱するペダルロックレバー44を上記ブラケット26に軸45によって回動可に軸支し、該軸45に巻装した二股バネに代表されるペダルロック解除操作保持用バネ46によって係止方向に常時弾持する。
【0038】
よって足踏みペダル25を下方へ踏み込んで前方へ向け回動することにより、上記牽引条体24を介して上記解除レバー23をロック解除方向(外方)に牽引し、且つロックレバー20をロック解除方向(外方)に回動し、ロック用係止爪21と矩形歯16との係合を解除する。
【0039】
同時に上記送りレバー32の先端部に設けた滑り子51を上記解除レバー23に滑動可に係合し、上記ロック解除操作用ペダル25の踏み込みに伴う上記解除レバー23の外方への回動に伴い上記送りレバー32を連結レバー30との開角を拡開する方向(外方)へバネ35に抗して(伸長して)回動し、別の矩形歯16との係合を解除する。
【0040】
よって送りレバー32の送り用係止爪34を送り解除方向(外方)へ回動し、送り用係止爪34と先方の矩形歯16との係合を解除し、ドラム4のフリー回転、即ち荷掛けベルト6の巻出しと自動巻戻しを許容する。
【0041】
上記踏み込み状態にある足踏みペダル25に上記ペダルロックレバー44がバネ46により自動的に係合し、上記ロック解除状態を保持する。
【0042】
前記の通り、上記足踏みペダル25の上方への復帰と上記牽引条体24の内方へ復帰するためのペダル復帰用コイルバネ28を有し、該ペダル復帰用コイルバネ28は牽引条体24を内方へ牽引し復帰せしめて足踏みペダル25を上方へ復帰せしめると共に、解除レバー23を内方へ回動せしめ、この解除レバー23の内方への回動によりロック爪17を形成するロックレバー20を係止片29により内方へ回動せしめ、ロック爪係止用バネ22による矩形歯16との係止状態を形成すると共に、バネ35により送りレバー32を送り待機位置、即ち送り後退位置に復帰せしめる。
【0043】
上記の通り、上記送りレバー32による送りが完了し、送りレバー32とロックレバー20とが前後の矩形歯16に係合している状態において、ロック解除操作用足踏みペダル25を下方へ踏み込み操作することによって、解除レバー23と一緒にロックレバー20と連結レバー30と送りレバー32とを軸19を中心にして外方へ回動し、上記ロックレバー20と送りレバー32の各係止爪21,34による矩形歯16に対する係止を解除する。
【0044】
上記ロック解除状態において荷掛けベルト6の先端に設けた係止具43と把手3等との係合を解除することにより、同ベルト6は渦巻バネ5によって荷掛けベルト巻取りドラム4に巻取られる。
【0045】
又は上記ロック解除状態において巻取り状態にある荷掛けベルト6をドラム4から巻出すことにより、荷台1の前端面から荷台1上の荷物7に掛け回し、上記係止具43を台車の把手3や荷台1後端等に引っ掛け係合することにより、仮荷締め状態を形成し、この仮荷締め状態の後、上記足踏みペダル39を繰り返し踏み込むことによって、前記の如き段階的な間欠荷締めを形成し、ロックレバー20によって、この間欠荷締め状態を維持する。
【0046】
前記の通り、上記ロック解除操作用足踏みペダル25の下方への踏み込みによって上記ロック解除状態を形成し、ベルト巻取りと巻出しを可能とするのであるが、この解除状態を維持するため、即ちペダル25の踏み込み状態を維持するため、前記ペダルロックレバー44を備える。
【0047】
上記ペダルロックレバー44は回動軸45を境とする上端部に、ペダル25の回動軸27を境とする上端部の係止段部47に係合する係止爪48を有し、この係止爪48が係止段部47に係止することによって、ペダル25の踏み込み状態、即ちロック解除状態を維持し、上記ペダルロックレバー44の下端部に足踏み部49を設け、この足踏み部49を踏み込むことによって上記ペダルロックレバー44をバネ46に抗して回動し、上記ペダル25に対するロックを解除する。
【0048】
よって牽引条体24をバネ28により内方へ復動し、ロックレバー20と連結レバー30と送りレバー32を内方へ回動し、矩形歯16に対するロック状態を形成する。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、荷掛けベルトによる荷締め力の強弱を段階的に設定でき、同荷締め力の自在なる設定を可能とする。
【0050】
又従来の荷掛けベルト巻取りドラムに内蔵せるベルト巻戻し用渦巻バネの弾性劣化に伴い、ベルト巻取り力が減殺されて荷締め力を喪失する問題をも適切に解決する。
【図面の簡単な説明】
【図1】手押し台車における荷掛けベルトによる荷締め状態を示す斜視図。
【図2】上記手押し台車における間欠荷締め機構とロック機構との配置状態を概示する荷台下面図。
【図3】上記間欠荷締め機構の間欠送り待機状態を示す下面図。
【図4】同送り状態を示す下面図。
【図5】同ロック解除状態を示す下面図。
【図6】ベルト荷締め操作用足踏みペダルの動作を示す側面図。
【図7】Aはロック解除操作用ペダルの踏み込み前の上記ロック状態を示し、Bは同ペダルの踏み込み後のロック解除動作を示す側面図。
【図8】荷掛けベルト巻取りドラムの荷台下面への取り付け状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 荷台
1a 車輪
2 支柱
3 把手
4 荷掛けベルト巻取りドラム
5 渦巻バネ
6 荷掛けベルト
7 荷物
8 ドラムケース
9 ケース底板
10 ドラム軸
11 ケース側板
12 螺子
13 爪車
14 筒部
15 ベルト規制フランジ
16,16′ 矩形歯
17 ロック爪
18 送り爪
19 軸
20 ロックレバー
21 ロック係止用係止爪
22 ロック係止用バネ
23 解除レバー
24 牽引条体
25 ロック解除操作用ペダル
26 ブラケット
27 軸
28,50 ペダル復帰用コイルバネ
29 係止片
30 連結レバー
31 節度保持用コイルバネ
32 送りレバー
33 軸
34 送り用係止爪
35 送り爪後退用コイルバネ
36 送り操作用レバー
37 軸
38 牽引条体
39 ベルト荷締め操作用足踏みペダル
40 ブラケット
41 軸
42 先端加圧レバー部
43 係止具
44 ペダルロックレバー
45 軸
46 ペダルロック解除操作保持用バネ
47 係止段部
48 係止爪
49 足踏み部
51 滑り子
A 間欠荷締め機構
B ロック機構
Claims (1)
- 手押し台車の荷台の下面又は荷台の内部に荷台上の荷物に掛け回す荷掛けベルトを巻出しと自動巻取り可に巻装した荷掛けベルト巻取りドラムを備え、該荷掛けベルト巻取りドラムの爪車に係合して同ドラムをベルト巻取り方向に間欠送りし上記荷物に掛け回されている荷掛けベルトによる間欠荷締めを図る間欠荷締め機構を具備すると共に、該間欠荷締め機構によって間欠送りされた荷掛けベルト巻取りドラムの上記爪車に係合して同ドラムを間欠送り位置に保持するロック機構を具備する荷掛けベルト付き手押し台車において、繰り返し踏み込みによって上記間欠荷締め機構による上記間欠送りと上記間欠荷締めを図るベルト荷締め操作用足踏みペダルを備えると共に、踏み込みによって上記間欠荷締め機構とロック機構の荷掛けベルト巻取りドラムに対する係合を解除するロック解除操作用ペダルを備え、上記ベルト荷締め操作用足踏みペダルとロック解除操作用ペダルとを運行用把手を立ち上げた側の上記荷台の後端面から突出して配し、更に上記ロック解除操作用ペダルに係脱可に係合して上記踏み込み状態と上記ロック解除状態を保持するペダルロック手段を設け上記荷掛けベルト巻取りドラムからの荷掛けベルトの巻出しと自動巻取りを許容する構成としたことを特徴とする荷掛けベルト付き手押し台車。
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