JP2003220957A - 運転操作装置 - Google Patents

運転操作装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両への出力に対する操作部材への操作量や
操作態様を変更できる運転操作装置を提供すること。 【解決手段】 把持部13と、把持部13への操作が伝
達される中心回動軸15を有する操作レバー10を備
え、中心回動軸15の変位量に応じて車両の運転を操作
する運転操作装置に、中心回動軸15の変位量に対する
把持部13の変位量を把持部13の変位位置に応じて変
更するリンク機構を設けた。また、リンク機構に、長さ
の異なるメインリンク11とコントロールリンクを備え
た。さらに、運転操作装置に、把持部52と引き金操作
部53を備えた操作レバー50と、把持部52の操作量
に、引き金操作部53の操作量を加味した操作量に基づ
く出力値を出力する電気制御装置21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者によって操
作される操作部材を備え、運転者による操作部材の操作
に応じて車両の運転を操作する運転操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、特開平11−192
960号公報に開示されているような、操作部材の操作
安定性を向上させた運転操作装置が開発されている。こ
の運転操作装置では、操作部材としてジョイスティック
を用い、運転者がこのジョイスティックを体側に向けて
操作するときよりも、体から離れる方向に操作するとき
の方が、ジョイスティックを操作する際のジョイスティ
ックおよび手の移動量または操作力が小さくなるように
している。したがって、ジョイスティックの操作が人間
の上肢構造上の特徴に合ったものとなり操作性が向上す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記運
転操作装置では、ジョイスティックを体側に向けて操作
するときと、体から離れる方向に操作するときとで、ジ
ョイスティックおよび手の移動量等が変わるが、車両へ
の加速・減速等の出力に対するジョイスティックの操作
量(入力)は一定の関係となっている。したがって、多
彩な入力態様による車両の操作ができないという問題が
ある。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記した問題に対処するため
になされたもので、その目的は、車両の運転操作に対す
る操作部材への操作量や操作態様を変更できる運転操作
装置を提供することである。
【0005】上記の目的を達成するため、本発明にかか
る運転操作装置の特徴は、運転者によって操作される入
力部と、入力部に入力される運転者の操作が伝達される
出力部とを有する操作部材を備え、入力部への運転者の
操作に応じた出力部の出力を検出し、検出した出力に応
じて車両の運転を操作する運転操作装置において、出力
に対応した入力部への入力態様を可変とする可変手段を
備えたことにある。このように構成した本発明の運転操
作装置によれば、操作部材における出力部の出力に対す
る入力部への入力態様を可変とする可変手段を設けたた
め、操作部材の入力部への入力態様が多彩になる。すな
わち、この可変手段によると、操作部材を、操作部材の
中立位置に至らない範囲で操作した状態での入力部への
入力に対する出力部の出力を可変にすることができる。
【0006】また、本発明の他の運転操作装置の構成上
の特徴は、運転者によって操作される入力部と、入力部
に入力される運転者の操作が伝達される出力部とを有す
る操作部材を備え、入力部への運転者の操作に応じた出
力部の変位量を検出し、検出した出力部の変位量に応じ
て車両の運転を操作する運転操作装置において、出力部
の変位量に対応した入力部の変位量を可変とする入力部
変位可変手段を備えたことにある。このように構成した
運転操作装置によれば、操作部材における出力部の変位
量に対する入力部の変位量を可変とする入力部可変手段
を設けたため、出力部の変位量に対する操作部材の入力
部への操作量を適宜設定して変更することができる。
【0007】また、本発明のさらに他の運転操作装置の
構成上の特徴は、運転者によって操作される入力部と、
入力部に入力される運転者の操作が伝達される出力部と
を有する操作部材を備え、入力部への運転者の操作に応
じた出力部の変位量を検出し、検出した変位量に応じて
車両の運転を操作する運転操作装置において、入力部の
変位量に対する出力部の変位量を入力部の変位位置に応
じて変更する変更手段を備えたことにある。
【0008】前記のように構成した本発明の運転操作装
置によれば、操作部材における入力部の変位量に対する
出力部の変位量を入力部の変位位置に応じて変更する変
更手段を設けたため、操作部材の出力部の変位量に対す
る入力部の変位量を減少させたり増加させたりすること
ができる。この「入力部の変位位置に応じて変更する」
とは、入力部の変位量を一定距離ごとに区分した場合、
その各区分に対する出力部の変位量がそれぞれ異なるこ
とをいう。そして、入力部の変位量を減少させる場合
は、手の移動量や手首のひねりが少なくなって操作部材
の操作が容易になり、入力部の変位量を増加させる場合
は、出力部の変位量に比較して、入力部の変位量が大き
くなるため微小入力が可能になる。これによって、操作
部材の操作を微少範囲で制御することができるようにな
る。
【0009】また、本発明の他の運転操作装置の構成上
の特徴は、請求項1ないし3に記載の発明における入力
部と出力部を、長さの異なるメインリンクとコントロー
ルリンクを備えたリンク機構で連結したことにある。こ
の運転操作装置によれば、リンク機構の構成を適宜設定
することによって、入力部を任意の状態に変位させるこ
とができるようになる。この結果、出力部の変位量に対
する入力部の変位量を任意に設定できるようになり操作
部材の操作に多様性が生じる。
【0010】また、本発明の他の運転操作装置の構成上
の特徴は、運転者によって独立して操作される第1入力
部と第2入力部を備えた操作部材と、第1入力部の第1
操作量に基づく第1出力値と、第2入力部の第2操作量
に基づく第2出力値とを加味した第3出力値を出力する
出力手段とを備えたことにある。
【0011】この運転操作装置では、操作部材が、それ
ぞれ独立して操作される第1入力部と第2入力部を備え
ており、その2つの入力部の操作量に基づく第1および
第2出力値を加味して求めた第3出力値を出力手段が出
力するようになっている。この場合、第1、第2入力部
の操作量を入力して、その入力に関連して出力部材を動
作させる2入力1出力の機構、例えば、遊星歯車機構を
設けるとともに、この遊星歯車機構の出力部材の変位量
を検出するセンサを設けて、そのセンサの出力を第3出
力値として取り出すようにしてもよい。
【0012】また、第1出力値と、第2出力値を加味し
た第3出力値としては、第1、第2出力値を単に加算し
た値でもよいし、第1、第2出力値と所定の定数との積
を加算したものでもよい。また、第1、第2出力値の積
や、第1、第2出力値に基づいて目的に応じて適宜設定
した数式により求めた値としてもよい。この場合、第2
出力値が、第1出力値に比較して、操作量に対する感度
が小さくなるようにすることが好ましい。これによっ
て、第1出力値を主出力値とし、第2出力値を微調整す
るための副出力値にすることができ、第3出力値の設定
に多様化が生じる。
【0013】本発明のさらに他の運転操作装置の構成上
の特徴は、運転者によって独立して操作される第1入力
部と第2入力部を備えた操作部材と、第1入力部の第1
操作量を検出する第1検出手段と、第2入力部の第2操
作量を検出する第2検出手段と、検出される第1および
第2操作量に基づいて出力値を出力する出力手段とを備
えたことにある。
【0014】この運転操作装置では、操作部材が、それ
ぞれ独立して操作される第1入力部と第2入力部を備え
ており、その2つの入力部の操作量を検出手段が検出し
て出力値を求めるようになっている。この場合、第1、
第2操作量をそれぞれ検出するセンサを設け、そのセン
サからの各検出信号を演算により合成して出力値を得る
ようにしてもよい。また、この場合も、第2検出手段
が、第1検出手段に比較して、操作量に対する感度が小
さくなるようにすることが好ましい。
【0015】また、請求項5ないし8の発明に共通し
て、第1入力部は、左右方向または前後方向に傾動操作
するジョイスティックや回転操作するステアリングホイ
ール等で構成し、第2入力部は、第1入力部に対して軸
方向に回転する入力部や、第1入力部の近傍に設けられ
たレバー、押しボタン等を適宜選択して構成することが
できる。そして、例えば、第1入力部の操作を主操作と
し、第2入力部の操作を、主操作を補充または調整する
ための従操作とすることができる。これによって、微小
入力による操作が可能な運転操作装置を得ることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による運転操作装置
の各実施形態を図面を用いて説明する。 (第1実施形態)第1実施形態にかかる運転操作装置
は、図1に示した操作部材としての操作レバー(ジョイ
スティック)10を備えている。操作レバー10は、車
両の運転席近傍に設けられ、図1に矢印で示したよう
に、運転者の操作により全体を車両に対して左右方向に
傾動(回動)される。また、操作レバー10は、大径棒
状のメインリンク11と、小径棒状のコントロールリン
ク12と、円柱状の把持部13とを備えている。
【0017】メインリンク11は、上端部が把持部13
の下端部に設けられたメイン回動軸14を介して把持部
13に回動自在に連結され、下端部が車体側に回動自在
に取り付けられた中心回動軸15に固定されている。し
たがって、メインリンク11は、中心回動軸15を中心
として中心回動軸15とともに回動する。コントロール
リンク12は、長さがメインリンク11よりも短く設定
され、上端端部が把持部13におけるメイン回動軸14
の上方に設けられたコントロール回動軸16を介して把
持部13に対して回動自在に連結されている。そして、
下端部が車体側における中心回動軸15の上方に回動自
在に取り付けられた調節回動軸17に固定されている。
したがって、コントロールリンク12は、調節回動軸1
7を中心として調節回動軸17とともに回動する。
【0018】また、この操作レバー10では、メインリ
ンク11やコントロールリンク12等でリンク機構が構
成され、そのリンク機構が、操作レバー10を左右方向
に操作した際に、把持部13が傾く方向を変更できる機
構になっている。そして、このリンク機構は、スイッチ
(図示せず)の切り換えによって、操作レバー10の操
作によって生じる把持部13の傾斜の方向を把持部13
の変位量を抑制する(減少させる)方向にするかまたは
助長する(増加させる)方向にするかを設定できるよう
になっている。すなわち、操作レバー10が中立位置に
位置しているときには、把持部13はどちらの方向にで
も傾くことのできる中立の状態にあり、スイッチの設定
によって一方に傾くことを禁止されると他方に傾くよう
になる。
【0019】また、中心回動軸15の近傍には、操作位
置センサ18が設けられている。この操作位置センサ1
8は、中心回動軸15の端部位置において車体側に固定
され、中心回動軸15の回転角を操作レバー10の左右
方向の変位位置として検出する。この操作位置センサ1
8が検出する変位位置の値は、操作レバー10が左右方
向の中立位置にあるときに「0」となるように調整され
ている。なお、中心回動軸15には、電動モータを備え
た反力発生機構(図示せず)が連結されており、操作位
置センサ18が検出する操作レバー10の変位位置に応
じて、反力発生機構が、操作レバー10を中立位置に復
帰させる反力を発生する。
【0020】把持部13は、上部外周部が軸回りに回動
可能になった回動操作部13aに形成され、その内部に
ばね体(図示せず)と操作位置センサ19が設けられて
いる。この回動操作部13aはばね体によって初期位置
(中立位置)に復帰するように設定され、回転力が付加
されてないときには、その中立位置に停止する。また、
操作位置センサ19は、回動操作部13aの回転角を回
動操作部13aの回転方向の変位位置として検出する。
この操作位置センサ19の出力である変位位置の値は、
回動操作部13aが中立位置にあるときに「0」となる
ように調整されている。
【0021】なお、把持部13で本発明の入力部が構成
され、中心回動軸15で出力部が構成される。そして、
メインリンク11、コントロールリンク12、メイン回
動軸14、コントロール回動軸16および調節回動軸1
7で操作レバー10のリンク機構が構成され、このリン
ク機構に、把持部13と中心回動軸15を連結すること
により、メインリンク11とコントロールリンク12の
長さが異なる4節リンク機構が構成される。
【0022】つぎに、運転操作装置の電気制御部につい
て、図2を用いて説明する。この電気制御部20では、
前述した操作位置センサ18,19が電気制御装置21
に接続されている。電気制御装置21は、CPU21
a、ROM21b、RAM21cなどを有するマイクロ
コンピュータによって構成され、操作位置センサ18が
検出する検出値に応じてステアリング制御装置22を制
御し、操作位置センサ19が検出する検出値に応じてエ
ンジン制御装置23およびブレーキ制御装置24を制御
する。また、CPU21aは、ROM21bに入力され
た各種プログラムを実行するとともに、操作位置センサ
18,19が検出する検出値に基づいて、ステアリング
制御装置22等に送るデータを算出する。
【0023】ステアリング制御装置22は、運転者によ
る操作レバー10の操作に従った車体左右方向の変位量
により操舵アクチュエータ25を制御して車両を左右に
操舵する。すなわち、電気制御装置21は、操作位置セ
ンサ18からの操作レバー10の左右方向の変位位置を
入力して、この入力した変位位置に対応した操舵角に応
じて車両を左右方向に操舵する。この操舵角は、操作レ
バー10の変位位置が中立位置であるとき「0」になる
ように設定されている。
【0024】エンジン制御装置23は、操作位置センサ
19が検出する回動操作部13aの変位位置に基づいて
電気制御装置21によって制御され、スロットル開度を
制御するスロットルアクチュエータ26を駆動させるこ
とによって車両を加速制御する。回動操作部13aは、
軸を中心とした回転方向において、その中立位置を境に
一方、例えば、左回転方向(反時計回り)に変位するに
従って車両の加速度を大きくし、中立位置側に変位する
に従って車両の加速度を小さくするように設定され、中
立位置においては、加速度を「0」にするように設定さ
れている。
【0025】ブレーキ制御装置24は、操作位置センサ
19が検出する回動操作部13aの変位位置に基づいて
電気制御装置21によって制御され、車両に制動力を付
与するブレーキアクチュエータ27を駆動させる。回動
操作部13aは、その中立位置を境に右回転方向(時計
回り)に変位するに従って車両の制動力を大きくし、中
立位置側に変位するに従って車両の制動力を小さくする
ように設定され、中立位置においては、制動力を「0」
にするように設定されている。
【0026】この構成において、運転者が車両を操作す
る際には、イグニッションスイッチをオン状態にして車
両を始動可能にする。ついで、運転者が回動操作部13
aを回転操作して、回動操作部13aが中立位置よりも
左回転方向の部分で左回転方向に変位すると、その変位
位置を操作位置センサ19が検出する。その回動操作部
13aの変位位置に応じた信号が電気制御装置21に供
給され、電気制御装置21は、エンジン制御装置23
に、スロットルを開成するための制御信号を出力する。
そして、エンジン制御装置23がスロットルアクチュエ
ータ26を制御することにより、回動操作部13aの変
位位置に応じて車両は前進走行を開始する。
【0027】また、運転者が操作レバー10を操作し
て、操作レバー10が、車両の左右方向における中立位
置を境に車両右側に変位すると、その変位位置を操作位
置センサ18が検出する。その操作レバー10の変位位
置に応じた信号が電気制御装置21に供給され、電気制
御装置21は、操舵制御信号をステアリング制御装置2
2に出力し、テアリング制御装置22は、この操舵制御
信号に応じて操舵アクチュエータ25を制御する。これ
によって、車両は、操舵角が右側に大きくなって右旋回
する。また、操作レバー10が、中立位置を境に車両左
側に変位すると操舵角が左側に大きくなって車両は左旋
回する。
【0028】この場合、スイッチを設定して、操作レバ
ー10の操作によって生じる把持部13の傾斜の方向を
把持部13の変位量を抑制する方向に設定し、操作レバ
ー10を車両に対して左側に操作すると、操作レバー1
0は、図1に一点鎖線aで示したようになる。すなわ
ち、操作レバー10は、把持部13の上端側を中立位置
側に傾斜させるようにして進んでいき、この傾斜角度は
操作レバー10の変位量が大きくなるほど大きくなる。
逆に、操作レバー10を車両に対して右側に操作する
と、把持部13の傾斜方向は逆になって、上端側が中立
位置側に傾く。
【0029】また、操作レバー10を中立位置に戻した
のち、スイッチを切り換えて、操作レバー10の操作に
よって生じる把持部13の傾斜の方向を把持部13の変
位量を助長する方向に設定し、操作レバー10を車両に
対して左側に操作すると、操作レバー10は、図1の一
点鎖線bで示したようになる。すなわち、操作レバー1
0は、把持部13の上端側を左側に大きく傾斜させなが
ら移動していき、この傾斜角度は操作レバー10の変位
量が大きくなるほど大きくなる。逆に、操作レバー10
を車両に対して右側に操作すると、把持部14の上端側
は右側に向って大きく傾く。
【0030】また、運転者の操作により、回動操作部1
3aが回転方向における中立位置よりも右回転方向の部
分で右回転方向に変位すると、その変位位置を操作位置
センサ19が検出し、その変位位置に応じた信号が電気
制御装置21に送信され、電気制御装置21は、演算処
理によって変位位置に応じた制動力の値を算出し、その
制御信号をブレーキ制御装置24に出力する。そして、
ブレーキ制御装置24がブレーキアクチュエータ27を
制御することにより、回動操作部13aの変位位置に応
じて車両は前進走行を制動する。また、再度、回動操作
部13aを左回転方向に回転させると、車両は加速す
る。
【0031】このように、本実施形態による運転操作装
置では、把持部13の傾斜方向が把持部13の変位量を
抑制する方向になるように設定して、操作レバー10を
左右方向に操作すると、メインリンク11やコントロー
ルリンク12の変位量に対する把持部13の変位量の比
率は、メインリンク11等の変位量が大きくなるに従っ
て小さくなる。この場合、運転者の手の移動量が少なく
なり操作の負担が軽減される。また、加速操作や制動操
作を行う間、操作レバー10が操舵操作によって左右に
傾動していても把持部13は常時直立に近い状態を保つ
ため、運転者の手も常時略同じ方向に向くようになり、
運転者が手をひねることがなくなる。これによって、操
舵操作がし易くなるとともに、加速・制動の操作もし易
くなる。
【0032】また、把持部13の傾斜方向が把持部13
の変位量を助長する方向になるように設定して、操作レ
バー10を左右方向に操作すると、メインリンク11や
コントロールリンク12の変位量に対する把持部13の
変位量の比率は、メインリンク11等の変位量が大きく
なるに従って大幅に大きくなる。この場合、操作位置セ
ンサ18が検出する検出値に対する把持部13の変位量
が大きくなるため、中心回動軸15の変位量を正確に制
御できるようになり微少入力による車両操作が可能にな
る。
【0033】また、把持部13の傾斜角度は、中心回動
軸15の中心点と調節回動軸17の中心点との間の距離
xと、メイン回動軸14の中心点とコントロール回動軸
16の中心点との間の距離yとの関係で決まる。すなわ
ち、距離xと距離yの差を大きくするに従って操作レバ
ー30を左右方向に操作した場合の把持部13の傾斜角
度は大きくなり、距離xと距離yの差を小さくするに従
って操作レバー30を左右方向に操作した場合の把持部
34の傾斜角度は小さくなる。このため、距離xと距離
yの差を適宜設定することにより、操作レバー10を操
作した場合の把持部13の傾斜角度が任意の角度になる
ようにすることができる。
【0034】なお、前記実施形態では、操作レバー10
を左右に操作すると車両は左右に操舵され、回動操作部
13aを左回転方向に回転させると車両は加速し、右回
転方向に回転させると車両は制動されるとしているが、
この態様は変更実施が可能である。例えば、回動操作部
13aの軸方向の回転操作では車両の加速制御だけを行
い、制動制御は他の操作部材を設置してその操作部材の
操作によって行うようにしてもよいし、回動操作部13
aの軸方向の回転操作では車両の制動制御だけを行い、
加速制御は他の操作部材の操作によって行うようにする
こともできる。また、操作レバー10を左右方向に操作
することによって、車両の加速・制動制御を行い、回動
操作部13aを軸方向に回転操作することによって操舵
制御を行うようにすることもできる。さらに、操作レバ
ー10の操作方向は、左右方向でなく前後方向にしても
よい。
【0035】(第2実施形態)図3は、本発明の第2実
施形態にかかる運転操作装置が備える操作レバー30を
示している。この操作レバー30では、小径棒状のコン
トロールリンク31が略コ字状に形成され、その上下に
延びる部分の長さがメインリンク32の長さと同じに設
定されている。そして、コントロールリンク31は、上
端側から横に延びた部分の端部が、把持部33における
メイン回動軸34の上方に設けられたコントロール回動
軸35を介して把持部33に対して回動自在に連結さ
れ、下端側から横に延びた部分の端部が、車体側に回動
自在に取り付けられた調節回動軸36に固定されてい
る。
【0036】したがって、コントロールリンク31は、
調節回動軸36を中心として調節回動軸36とともに回
動する。なお、この調節回動軸36の取り付け位置は、
コントロールリンク31の長さが長くなった分だけ操作
レバー10における調節回動軸17の取り付け位置と比
較して下方に設定されている。また、この操作レバー3
0の場合、メインリンク32、コントロールリンク3
1、メイン回動軸34、コントロール回動軸35および
調節回動軸36で操作レバー30のリンク機構が構成さ
れ、このリンク機構に、把持部33と中心回動軸15を
連結することにより、メインリンク32とコントロール
リンク31が常に平行状態に保たれる平行リンク機構が
構成される。操作レバー30を備えた運転操作装置にお
けるそれ以外の部分の構成については、操作レバー10
を備えた運転操作装置と同様である。したがって、図の
同一部分に同一符号を記している。
【0037】このように構成したため、把持部33を操
作して、操作レバー30を図示の実線部分から一点鎖線
cで示した部分に移動させると、メインリンク32とコ
ントロールリンク31は平行状態を保ったまま移動す
る。したがって、メイン回動軸34の中心点とコントロ
ール回動軸35の中心点を結ぶ線と、中心回動軸15の
中心点と調節回動軸36の中心点を結ぶ線も平行状態を
保ち、把持部33は直立状態に維持される。また、同様
に、操作レバー30を図示の右側に移動させても把持部
33は直立状態を維持する。
【0038】このように、本実施形態による運転操作装
置では、操作レバー30の中立位置からの変位量が大き
くなっても、把持部33は常に直立しているため、メイ
ンリンク32等からなる本体部に対する把持部33の変
位量は小さい。このため、運転者の手の移動量が少なく
なり操作の負担が軽減される。また、加速操作や制動操
作を行う間、操作レバー30が操舵操作によって左右に
傾動していても把持部33は常時直立状態を保つため、
運転者の手も常時同じ方向に向くようになり、運転者が
手をひねることがなくなる。これによって、操舵操作が
し易くなるとともに、加速・制動の操作もし易くなる。
【0039】また、第1実施形態における操作レバー1
0のコントロールリンク12を直線状でなく、操作レバ
ー30のコントロールリンク31のようなコ字状に形成
してもよい。その場合、把持部13の傾斜状態は、中立
位置を境にして左右非対称になり、異なる態様の操作が
可能になる。
【0040】(第3実施形態)図4ないし図6は、本発
明の第3実施形態にかかる運転操作装置が備える操作レ
バー40を示している。この操作レバー40は、大径棒
状のメインリンク41と、小径棒状のコントロールリン
ク42と、円柱状の回動操作部43aとL形の連結部4
3bとからなる把持部43とを備えている。
【0041】メインリンク41は、上端部が連結部43
bの角部に設けられたメイン回動軸44を介して把持部
43に回動自在に連結され、下端部が車体側に固定され
た歯車45の中心部に回動自在に取り付けられた中心回
動軸45aに固定されている。したがって、メインリン
ク41は、中心回動軸45aを中心として中心回動軸4
5aとともに回動する。また、コントロールリンク42
は、上端部が、連結部43bの下端から横方向に延びた
部分の端部に設けられたコントロール回動軸46を介し
て把持部43に対して回動自在に連結されている。そし
て、コントロールリンク42の下端部は、歯車45に噛
合する小歯車からなる調節回動軸47の端面における外
周側部分に回動自在に連結されている。
【0042】なお、調節回動軸47は、中心軸部47a
がメインリンク41に回動自在に取り付けられている。
また、コントロールリンク42の下端部と調節回動軸4
7との連結部42aの位置は、メインリンク41が中立
位置に位置して(図4の状態)、コントロールリンク4
2がメインリンク41と略平行になったときに、調節回
動軸47の中心軸部47aと同じ高さになるように設定
されている。そして、このコントロールリンク42は、
中心回動軸45aの回動に連動した調節回動軸47の回
転により全体を上下移動させながらメインリンク41と
ともに左右方向に傾動する。
【0043】また、中心回動軸45aの近傍には、中心
回動軸45aの回転角を操作レバー40の左右方向の変
位位置として検出する操作位置センサ48が設けられて
いる。また、把持部43の回動操作部43aは、操作レ
バー10,30の回動操作部13aと同様に構成されて
軸回りに回動可能になっており、その回転角を回動操作
部43aの変位位置として操作位置センサ49が検出す
る。この操作レバー40を備えた運転操作装置における
操作レバー40以外の部分の構成については、操作レバ
ー10,30を備えた運転操作装置と同様である。
【0044】このように構成したため、図4に示した状
態から、把持部43を操作して、操作レバー40を左側
に移動させると、中心回動軸45aが操作レバー40と
ともに左回り(反時計回り)に回転し、この中心回動軸
45aの回転に連動して調節回動軸47も歯車45の周
面に沿って左回りに回転する。これによって、図5に示
すように、コントロールリンク42の下端部と調節回動
軸47の連結部42aが、調節回動軸47の下端位置ま
で下降し、それにともなってコントロールリンク42も
下降する。そして、コントロールリンク42の下降に連
動して、コントロール回動軸46も下降して把持部43
の傾斜を助長させる。
【0045】さらに、操作レバー40を左側に移動させ
ると、中心回動軸45aが回転し、これにともなって調
節回動軸47がさらに歯車45の周面に沿って回転し
て、図6に示すように、連結部42aが調節回動軸47
の下端位置から上端側に移動する。これによって、コン
トロールリンク42は、連結部42aとともに上昇し
て、コントロール回動軸46を上方に押し上げ把持部4
3の傾斜を抑制するように作用する。この結果、把持部
43は直立状態近づいていく。
【0046】このように、この操作レバー40では、操
作レバー40を中立位置から左側に操作し始めた初期の
段階では把持部43は変位量を助長させる方向に傾動す
るが、その後、さらに操作レバー40を左側に操作する
と把持部43は変位量を抑制する方向に傾動する。これ
は、操作レバー40を右側に操作した場合も同様にな
る。このため、操作レバー40によると、操作レバー4
0の左右方向への変位量が小さい中央位置近傍において
は微少入力による操作が可能になり、操作レバー40の
左右方向への変位量が大きくなると回動操作部43aを
回転させる操作がし易くなる。
【0047】(第4実施形態)図7は、本発明の第4実
施形態にかかる運転操作装置が備える操作レバー50を
示している。操作レバー50は、丸棒状(図は二点鎖線
で示している)のロッド51と、ロッド51の上端に取
り付けられた四角柱状の把持部52と、把持部52の上
端部に取り付けられた引き金操作部53とを備えてお
り、ロッド51の下端部は、水平方向に配置された回転
軸54の外周面に固定されている。そして、この回転軸
54には、操作レバー50を中立位置に復帰させるため
の反力発生用の電動モータ55が取り付けられ、回転軸
54の端部近傍には回転軸54の回転角を検出するため
の操作位置センサ56が設けられている。この操作位置
センサ56は、回転軸54の回転角を操作レバー50の
前後方向の操作量として検出する。
【0048】引き金操作部53は、中心軸を水平方向に
向けた円柱状収容部53aの周面から棒状の引き金53
bを斜め下方に向けて突出させて構成され、円柱状収容
部53aの内部には、引き金53bに連結され引き金5
3bを回転可能に支持する回転支持軸と、引き金53b
を初期位置(把持部52から所定距離だけ離れ運転者が
把持部52と引き金53bとを同時に握れる位置に設定
される。)に復帰させるためのばね体(ともに図示せ
ず)が設けられている。また、円柱状収容部53aの内
部には、回転支持軸の回転角を引き金53bの操作量と
して検出する操作位置センサ57も設けられている。
【0049】なお、この運転操作装置における電気制御
部は、図2に示した電気制御部と同様の構成からなって
いるが、この運転操作装置では、操作位置センサ56,
57が検出する検出値はともに、エンジン制御装置23
の制御に利用される。すなわち、操作レバー50は、本
発明の第1入力部として前後方向に操作され加速制御の
主操作を行う。そして、エンジン制御装置23は、操作
位置センサ56が検出する第1操作量である操作レバー
50の操作量に基づいて、電気制御装置21によって制
御されスロットルアクチュエータ26を駆動させる。
【0050】また、引き金操作部53は、第2入力部と
してにぎり操作され加速制御の従操作を行う。そして、
エンジン制御装置23は、操作位置センサ57が検出す
る第2操作量である引き金53bの操作量に基づいて、
電気制御装置21によって制御されスロットルアクチュ
エータ26を駆動させる。車両は、操作位置センサ56
の検出値に対応した出力により加速走行するとともに、
操作位置センサ57の検出値に対応した出力によりその
加速走行を微少範囲でさらに加速または減速する。
【0051】なお、操作位置センサ56の検出値と車両
への出力との関係および操作位置センサ57の検出値と
車両への出力との関係は、それぞれマップ化されたデー
タとして電気制御装置21のROM21bに入力されて
いる。例えば、操作位置センサ56の検出値XがXA
ときの出力値PをPAとすると、検出値XAと出力値PA
の関係は図8に示したようになり、操作位置センサ57
の検出値XがXBのときの出力値PをPBとすると、検出
値XBと出力値PBの関係は図9に示したようになる。そ
して、エンジン制御装置23に出力される出力値PはP
AとPBの和または差になる。この場合、車両に出力され
る出力値Pを、出力値PAまたは出力値PBに所定の係数
を掛け合わせた値の和または差とすることもできる。
【0052】また、出力値PAと出力値PBの積を出力値
とすることもでき、さらに、出力値PAおよび出力値PB
と所定の関係にある合成値を出力値とすることもでき
る。所定の関係にある合成値としては、目的に応じて検
出値に基づく数式を設定してその数式によって求められ
る値を用いることができる。この合成値等の算出は、電
気制御装置21によって行われ、第1操作量と第2操作
量に関連して求められる第3操作量に基づいて決定され
る。そして、電気制御装置21は、この合成値を信号と
して、エンジン制御装置23に発信する。
【0053】なお、この場合、引き金操作部53の操作
量に基づく出力値PBに対して操作レバー50の操作量
に基づく出力値PAの感度を小さくするか、または、引
き金操作部53の操作量を検出する操作位置センサ57
に対して操作レバー50の操作量を検出する操作位置セ
ンサ56の感度を小さくすることが好ましい。この「感
度が小さい」とは、図8および図9に示したように、例
えば、操作レバー50と引き金操作部53を同じ距離作
動させた場合に、引き金操作部53に対応する出力値値
Bが操作レバー50に対応する出力値PAに比較して小
さいことをいう。
【0054】具体的には、操作レバー50と引き金操作
部53を同じ距離作動させた場合に、操作量の検出値自
体は同じであっても、引き金操作部53に対応する出力
値値PBが操作レバー50に対応する出力値PAに比較し
て小さくなるようなマップを備えることで達成される。
また、操作レバー50と引き金操作部53に対応する出
力値が同一のマップを備えていて、一旦操作レバー50
と引き金操作部53に対応する出力値を求めたのち、一
方の値に出力係数を乗じて引き金操作部53に対応する
出力値値PBが操作レバー50に対応する出力値PAに比
較して小さくなるようにしてもよい。
【0055】これによって、種々の態様による車両の操
作が可能になる。このように、この操作レバー50を備
えた運転操作装置では、操作レバー50を前後方向に操
作することにより、通常の車両の加速制御が行え、さら
に、引き金操作部53を操作することにより、その加速
制御をさらに任意の微小範囲で加速制御または減速制御
することができるようになる。これによって、車両の操
作に多様性が生じる。
【0056】なお、前記説明では、操作レバー50の操
作および引き金操作部53の操作は加速制御をするため
の操作としているが、この操作で車両の操舵を行うよう
にすることもできる。この場合、操作レバー50の操作
方向は左右とすることが好ましい。また、この操作レバ
ー50の操作と引き金操作部53の操作で車両の制動制
御を行うようにすることもでき、加速制御と制動制御の
双方を行うこともできる。加速制御と制動制御の双方を
行う場合は、操作レバー50の中立位置を境に前方側を
制動制御を行う部分とし、後方側を加速制御を行う部分
にする等によって操作レバー50の操作範囲を区分す
る。このような場合も、操作レバー50の前後方向また
は左右方向の操作を主操作とし、引き金操作部53の操
作を従操作とすることが好ましい。
【0057】(第5実施形態)図10は、本発明の第5
実施形態にかかる運転操作装置が備える操作レバー60
を示している。この操作レバー60では、上下に配設さ
れた棒状のロッド61の上端に水平方向に配設された第
1入力部としての筒状の水平把持部62が固定されてい
る。そして、水平把持部62の一端には、水平把持部6
2に対して軸回りに回動自在になった短筒状の回動部6
2aが取り付けられ、その回動部62aの一端に上下に
延びる第2入力部としての円柱状の垂直把持部63が固
定されている。また、水平把持部62および回動部62
aの内部には、垂直把持部63に連結された回転軸64
が設けられ、その回転軸64の他端には回転軸64の回
転角を検出するための操作位置センサ65が設けられて
いる。この操作位置センサ65は、回転軸64の回転角
を垂直把持部63の前後方向の操作量として検出する。
【0058】また、回転軸64の外周部には、垂直把持
部63を初期位置(ロッド61に対する中立位置)に復
帰させるためのばね体66が設けられている。この操作
レバー60を備えた運転操作装置におけるそれ以外の部
分の構成については、操作レバー50を備えた運転操作
装置と同様である。したがって、図の同一部分に同一符
号を記している。
【0059】この操作レバー60を備えた運転操作装置
では、水平把持部62を持って操作レバー60全体を前
後方向に傾動させる操作が主操作になり、その操作量が
第1操作量となる。また、垂直把持部63を持って垂直
把持部63をロッド61に対して前後方向に傾動させる
操作が従操作になり、その操作量が第2操作量となる。
そして、この第1操作量に第2操作量を加味して第3操
作量が求められる。これによると、操作レバー60の水
平把持部62に手のひらを当てて垂直把持部63を握
り、水平把持部62および垂直把持部63をともに前後
方向に操作することにより主操作と従操作ができるため
操作が容易になる。それ以外の作用効果については、前
述した操作レバー50を備えた運転操作装置と同様であ
る。
【0060】(変形例)操作レバー60の変形例とし
て、水平把持部62を回転軸54と直交する方向に設置
して、水平把持部62を操作する方向と、垂直把持部6
3を操作する方向とを異なる方向にすることができる。
また、水平把持部62、回動部62a、垂直把持部6
3、回転軸64、操作位置センサ65およびばね体66
に換えて、回転操作部13aおよび操作位置センサ19
を備えた把持部13または把持部34を用い、回転操作
部13aを軸回りに回転させることによって従操作を行
うようにすることもできる。
【0061】この場合、把持部13,34が第1入力部
となり、回転操作部13aが第2入力部となる。そし
て、把持部13,34の操作量が第1操作量となり、回
転操作部13aの操作量が第2操作量となる。同様に、
操作レバー50についても、把持部52、引き金操作部
53および操作位置センサ57に換えて、回転操作部1
3aおよび操作位置センサ19を備えた把持部13また
は把持部34を用いることができる。
【0062】さらに、操作レバー50,60に共通する
変形例として、従操作を行う引き金操作部53や回転軸
64に、操作レバー50,60の移動を規制するための
ブレーキ機構を設けることができる。この機構として
は、例えば、図11に示したように、引き金操作部53
の引き金53bにワイヤ70の上端を連結するととも
に、ワイヤ70の下端に、摩擦パッド71が設けられた
締め付け用のリング72を連結し、このリング72を回
転軸54の外周に巻回して構成した機構を用いることが
できる。
【0063】この機構によると、把持部52と引き金5
3bを一緒に握って引き金53bを把持部52側に移動
させると、ワイヤ70がリング72を締め付けるため摩
擦パッド71が回転軸54の周面に圧接される。その結
果、回転軸54は摩擦パッド71との摩擦力の大きさに
応じて回転を阻止され、操作レバー50は回転軸54と
ともに制動される。また、引き金53bを放すと、摩擦
パッド71による回転軸54への圧接が解放され回転軸
54と操作レバー50は移動しやすくなる。
【0064】この場合、回転軸54と摩擦パッド71と
の間の摩擦力fは、図12に示すように、操作位置セン
サ57が検出する引き金53bの操作量Xと比例するよ
うに設定する。これによって、操作レバー50の操作に
よる主操作で車両に対する出力を目標に近い出力にし、
車両に対する出力が目標出力に近づいたときに、引き金
53bの操作による従操作で、操作レバー50に制動力
を付与しながら車両に対する出力を目標出力に到達させ
ることができるようになる。この結果、操作レバー50
に揺れや振動等が生じなくなり車両操作が安定したもの
になる。
【0065】このブレーキ機構は、操作レバー60にも
利用することができる。この場合、ロッド61に対して
垂直把持部63を傾動操作することにより、摩擦パッド
71が回転軸54に圧接するようにする。また、このブ
レーキ機構はワイヤ70に換えてモータを使用すること
もできる。この場合、操作位置センサ57,65の検出
値に基づいてモータがリング72を締め付ける機構にす
る。これによっても同様の効果を奏することができる。
【0066】なお、第4、第5実施形態およびその変形
例による運転操作装置においては、操作量は変位量だけ
でなく操作力とすることもできる。この場合、センサと
しては、圧力センサを用いる。また、第4、第5実施形
態およびその変形例では、操作レバー50,60全体の
操作による第1操作量と、引き金操作部53や垂直把持
部63の操作による第2操作量に関連付けて電気的に第
3操作量を決定し、この第3操作量に基づいて出力値を
求めるようになっているが、この出力値を機械的に求め
ることもできる。例えば、遊星歯車等の差動機構を用い
て、2つの入力部からの操作量を一つに結合して出力す
る等である。この場合、第3操作量である出力側の操作
量をセンサで検出し、その検出値を信号として電気制御
装置21に送る。
【0067】また、本発明の運転操作装置に使用される
操作部材は、ジョイスティックに限らず、ステアリング
ホイールの使用もでき、さらに、ステアリングの上下部
分を除いて左右部分だけを残し、その左右部分で車両の
操作を行うようにした操作部材の使用も可能である。ま
た、本発明における「感度が小さい」には、図1の操作
レバー10(第1入力部)を操作して把持部13が大き
く作動してもメインリンク11(第2入力部)は小さく
作動される機構を備えていて、結果として、操作レバー
10への出力に対するメインリンク11の出力値の感度
が小さくなるものも含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる運転操作装置
の操作レバーを示す概略正面図である。
【図2】 本発明の各実施形態による運転操作装置の電
気制御装置を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第2実施形態にかかる運転操作装置
の操作レバーを示す概略正面図である。
【図4】 本発明の第3実施形態にかかる運転操作装置
の操作レバーを示す概略正面図である。
【図5】 図4に示した操作レバーを傾動させた状態を
示概略正面図である。
【図6】 図4に示した操作レバーをさらに傾動させた
状態を示概略正面図である。
【図7】 本発明の第4実施形態にかかる運転操作装置
の操作レバーを示す概略斜視図である。
【図8】 主操作による車両に対する操作力と操作位置
センサの検出値との関係を示すグラフである。
【図9】 従操作による車両に対する操作力と操作位置
センサの検出値との関係を示すグラフである。
【図10】 本発明の第5実施形態にかかる運転操作装
置の操作レバーを示す概略斜視図である。
【図11】 図7に示した操作レバーの変形例によるブ
レーキ機構を示す概略斜視図である。
【図12】 ブレーキ機構の摩擦力と操作位置センサの
検出値との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10,30,40,50,60…操作レバー、11,3
2,41…メインリンク、12,31,42…コントロ
ールリンク、13,33,43,52,63…把持部、
14,34,44…メイン回動軸、15,45a…中心
回動軸、16,35,46…コントロール回動軸、1
7,36,47…調節回動軸、18,19,48,4
9,56,57,64…操作位置センサ、21…電気制
御装置、22…ステアリング制御装置、23…エンジン
制御装置、24…ブレーキ制御装置、51,61…ロッ
ド、53…引き金操作部、53b…引き金。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者によって操作される入力部と、前記
    入力部に入力される運転者の操作が伝達される出力部と
    を有する操作部材を備え、前記入力部への運転者の操作
    に応じた前記出力部の出力を検出し、検出した出力に応
    じて車両の運転を操作する運転操作装置において、 前記出力に対応した入力部への入力態様を可変とする可
    変手段を備えたことを特徴とする運転操作装置。
  2. 【請求項2】運転者によって操作される入力部と、前記
    入力部に入力される運転者の操作が伝達される出力部と
    を有する操作部材を備え、前記入力部への運転者の操作
    に応じた前記出力部の変位量を検出し、検出した出力部
    の変位量に応じて車両の運転を操作する運転操作装置に
    おいて、 前記出力部の変位量に対応した前記入力部の変位量を可
    変とする入力部変位可変手段を備えたことを特徴とする
    運転操作装置。
  3. 【請求項3】運転者によって操作される入力部と、前記
    入力部に入力される運転者の操作が伝達される出力部と
    を有する操作部材を備え、前記入力部への運転者の操作
    に応じた前記出力部の変位量を検出し、検出した変位量
    に応じて車両の運転を操作する運転操作装置において、 前記入力部の変位量に対する前記出力部の変位量を前記
    入力部の変位位置に応じて変更する変更手段を備えたこ
    とを特徴とする運転操作装置。
  4. 【請求項4】前記入力部と前記出力部を、長さの異なる
    メインリンクとコントロールリンクを備えたリンク機構
    で連結した請求項1ないし3のいずれか一つに記載の運
    転操作装置。
  5. 【請求項5】運転者によって独立して操作される第1入
    力部と第2入力部を備えた操作部材と、 前記第1入力部の第1操作量に基づく第1出力値と、前
    記第2入力部の第2操作量に基づく第2出力値とを加味
    した第3出力値を出力する出力手段とを備えたことを特
    徴とする運転操作装置。
  6. 【請求項6】前記第2出力値が、前記第1出力値に比較
    して、操作量に対する感度が小さくなるようにした請求
    項5に記載の運転操作装置。
  7. 【請求項7】運転者によって独立して操作される第1入
    力部と第2入力部を備えた操作部材と、 前記第1入力部の第1操作量を検出する第1検出手段
    と、前記第2入力部の第2操作量を検出する第2検出手
    段と、 検出される第1および第2操作量に基づいて出力値を出
    力する出力手段とを備えたことを特徴とする運転操作装
    置。
  8. 【請求項8】前記第2検出手段が、前記第1検出手段に
    比較して、操作量に対する感度が小さくなるようにした
    請求項7に記載の運転操作装置。
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