JP2003218641A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2003218641A5 JP2003218641A5 JP2002008822A JP2002008822A JP2003218641A5 JP 2003218641 A5 JP2003218641 A5 JP 2003218641A5 JP 2002008822 A JP2002008822 A JP 2002008822A JP 2002008822 A JP2002008822 A JP 2002008822A JP 2003218641 A5 JP2003218641 A5 JP 2003218641A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- ref
- phase
- input
- reference phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
局部発振器101は、予め定められた周波数fC を有する局部発振信号SLOを生成して、90度分配器102に出力する。ここで、後述の実施形態での便宜のため、局部発振信号S LO の発振周波数fC をfC1とする。90度分配器102は、入力局部発振信号SLOから、基準位相信号SREF および直交信号SQRを生成する。ここで、基準位相信号SREF および直交信号SQRは理想的には、90度の位相差を有し、かつ互いに同じ振幅を有する。また、基準位相信号SREF は、入力局部発振信号SLOのものと同じ位相を有する場合には、同相信号と呼ばれる。以上の基準位相信号SREF は、ミキサ105に出力され、直交信号SQRは、ミキサ106に出力される。
ここで、90度分配器102の3つの構成例について、図13〜図15を参照して説明する。図13は、90度分配器102の第1の構成例であるRC移相器の回路構成を示す模式図である。図13において、RC移相器は、入力端子201と、分配器202と、直列容量203と、並列抵抗204と、直列抵抗205と、並列容量206と、2個の出力端子207および208とを備えている。以上のような構成のRC移相器において、入力端子201に、上述の局部発振信号SLOが与えられると、出力端子207および208からは、上述の基準位相信号SREF および直交信号SQRが出力される。以上のようなRC移相器を応用した90度分配器については、例えば、"RF Microelectronics"(Behzad Razavi著)の第138頁に記載されている。
90度分配器3は、90度分配器102(図13〜図15参照)と同様の回路構成を有するが、後述するように、90度分配器3を構成する回路素子(つまり、抵抗および/または容量)の値は、90度分配器102の回路素子の値より大きい。以上の90度分配器3は、入力端子1と結線され、入力局部発振信号SLOから、中間基準位相信号ISREF および中間直交信号ISQRを生成する。中間基準位相信号ISREF および中間直交信号ISQRはそれぞれ、上記発振周波数fC1/2と同じ周波数を有するが、中間直交信号ISQRの位相は、中間基準位相信号ISREF のものと直交する。以上の中間基準位相信号ISREF はミキサ6に出力され、また、中間直交信号ISQRはミキサ7に出力される。
他にも、局部発振器10の発振周波数fC を従来よりも低く抑えることができるので、信号生成回路SG1 を低コストで製造できるという技術的効果も得ることができる。
また、本信号生成回路SG1 では、ミキサ6および7の前段に、局部発振信号SLOの振幅値を減衰させる90度分配器3が配置されている。これによって、基準位相信号SREF および直交信号SQRの飽和レベルを、従来のものよりも向上させることが可能になる。
また、本信号生成回路SG1 では、ミキサ6および7の前段に、局部発振信号SLOの振幅値を減衰させる90度分配器3が配置されている。これによって、基準位相信号SREF および直交信号SQRの飽和レベルを、従来のものよりも向上させることが可能になる。
また、以上の実施形態では、好ましい例として、入力端子1および2の双方に局部発振器10が結線されていた。これによって、発振周波数fC を2逓倍した周波数を有する基準位相信号SREF および直交信号SQRを、信号生成回路SG1 は生成していた。しかし、これに限らず、例えば、入力端子1および2に、互いに発振周波数の相違する第1および第2の局部発振器を結線することで、2逓倍以外にも対応することが可能となる。他にも、90度分配器3への入力局部発振信号SLO、移相器4への入力局部発振信号SLO 中間基準位相信号ISREF および中間直交信号ISQRの両方、および移相信号SSFT のいずれかを周波数変換することでも2逓倍以外に対応できる信号生成回路SG1 を提供することが可能となる。
なお、以上の説明では、中間基準位相信号ISREF を、A・exp(jωt)と、中間直交信号ISQRを、A・exp(jωt+π/2)とおいていた。つまり、中間基準位相信号ISREF の位相は0度で、中間直交信号ISQRの位相は90度である。しかし、このような位相関係以外であっても、上述のような技術的効果は得られる。具体的には、ミキサ6に入力される2信号の位相差が実質的に45度または135度で、ミキサ7への入力2信号の位相差も実質的に45度または135度という条件さえ満たせば、90度分配器3は、上述のような位相関係以外の中間基準位相信号ISREF および中間直交信号ISQRを生成しても良い。例えば、90度分配器3が、入力局部発振信号SLOから、+45度の位相を有する中間基準位相信号ISREF と、−45度の中間直交信号ISQRを生成する場合について説明する。この場合には、入力端子2からミキサ6および7までの至る経路長と、入力端子1からミキサ6および7までの経路長との差があれば、両ミキサ6および7の動作は非対称になるが、上述の信号生成回路SG1 によれば、移相器4により、上述の経路差に起因して生じる位相差を補償することが可能になる。その結果、ミキサ6からの出力基準位相信号SREF と、ミキサ7からの出力直交信号S QRとの振幅誤差を飛躍的に小さくすることができる。
分配器61は、90度分配器3の出力中間基準位相信号ISREF を2分岐して、一方を増幅器63に出力し、他方を増幅器64に出力する。増幅器63は、入力中間基準位相信号ISREF を増幅して、ミキサ6に出力する。増幅器64は、入力中間基準位相信号ISREF を増幅して、合成器67に出力する。
分配器62は、90度分配器3の出力中間直交信号ISQRを2分岐して、一方を増幅器65に出力し、他方を増幅器66に出力する。増幅器65は、入力中間直交信号ISQRを増幅して、ミキサ7に出力する。増幅器66は、入力直交信号ISQRを増幅して、合成器67に出力する。合成器67は、入力中間基準位相信号ISREF および入力中間直交信号ISQRを合成して合成信号SCMP を生成し、これを分配器5に出力する。
分配器62は、90度分配器3の出力中間直交信号ISQRを2分岐して、一方を増幅器65に出力し、他方を増幅器66に出力する。増幅器65は、入力中間直交信号ISQRを増幅して、ミキサ7に出力する。増幅器66は、入力直交信号ISQRを増幅して、合成器67に出力する。合成器67は、入力中間基準位相信号ISREF および入力中間直交信号ISQRを合成して合成信号SCMP を生成し、これを分配器5に出力する。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008822A JP3974786B2 (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 信号生成回路 |
US10/345,385 US7142614B2 (en) | 2002-01-17 | 2003-01-16 | Signal generating circuit for generating a reference phase signal and a quadrature signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008822A JP3974786B2 (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 信号生成回路 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003218641A JP2003218641A (ja) | 2003-07-31 |
JP2003218641A5 true JP2003218641A5 (ja) | 2005-05-26 |
JP3974786B2 JP3974786B2 (ja) | 2007-09-12 |
Family
ID=19191456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002008822A Expired - Fee Related JP3974786B2 (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 信号生成回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7142614B2 (ja) |
JP (1) | JP3974786B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7194236B2 (en) * | 2001-09-28 | 2007-03-20 | Trex Enterprises Corp. | Millimeter wave imaging system |
JP3974786B2 (ja) * | 2002-01-17 | 2007-09-12 | 松下電器産業株式会社 | 信号生成回路 |
WO2006030342A1 (en) * | 2004-09-14 | 2006-03-23 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Device for ultra wide band frequency generating |
CN101873134B (zh) * | 2010-05-27 | 2013-07-31 | 复旦大学 | 一种具有高谐波抑制特性的正交输入五分频器 |
US8699626B2 (en) * | 2011-11-29 | 2014-04-15 | Viasat, Inc. | General purpose hybrid |
US9897686B2 (en) | 2013-02-12 | 2018-02-20 | Nxp Usa, Inc. | Active IQ and quadrature generator for high frequency applications |
JP6464888B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-02-06 | 沖電気工業株式会社 | 直交信号生成器及び光電圧制御発振器、並びに、直交信号生成方法及び光電圧制御発振方法 |
CN110377104B (zh) * | 2019-07-03 | 2020-11-10 | 科华恒盛股份有限公司 | 一种数字正交信号发生器及其频率自适应方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6011816A (en) * | 1996-09-18 | 2000-01-04 | Wireless Access | Direct demodulation method and apparatus |
JP2002516054A (ja) * | 1997-12-09 | 2002-05-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Vcoを備える送信機 |
WO2000065799A1 (en) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | Nokia Networks Oy | Qam modulator |
US7555263B1 (en) * | 1999-10-21 | 2009-06-30 | Broadcom Corporation | Adaptive radio transceiver |
US6631170B1 (en) * | 1999-12-03 | 2003-10-07 | Nokia Corporation | Radio frequency receiver |
JP2002171296A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Toshiba Corp | 直交変調装置 |
US6609239B1 (en) * | 2001-08-23 | 2003-08-19 | National Semiconductor Corporation | Efficient integrated circuit layout for improved matching between I and Q paths in radio receivers |
JP3974786B2 (ja) * | 2002-01-17 | 2007-09-12 | 松下電器産業株式会社 | 信号生成回路 |
-
2002
- 2002-01-17 JP JP2002008822A patent/JP3974786B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-01-16 US US10/345,385 patent/US7142614B2/en not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3729171B2 (ja) | 混合回路とこれを用いた高周波信号受信装置 | |
JPH09153741A (ja) | 変調器、間接変調型変調器、及び周波数逓倍器 | |
JP2008078995A (ja) | 移相回路 | |
US20050043001A9 (en) | Tunable phase shifter and applications for same | |
US20100219896A1 (en) | Quadrature Oscillator With High Linearity | |
JPS61182305A (ja) | 周波数変換器 | |
JP2003218641A5 (ja) | ||
US6801585B1 (en) | Multi-phase mixer | |
JPH10284937A (ja) | 発振器共振回路内の寄生発振モードを回避する回路 | |
US6982584B2 (en) | Phase quadrature and slaved working frequency signal generator | |
JP3974786B2 (ja) | 信号生成回路 | |
JP2001358537A (ja) | 映像周波数を強固に排除する低ノイズ周波数コンバータ | |
JP2003110358A (ja) | 発振器 | |
US7397317B2 (en) | Quadrature signal generator for tuning phases of all of four generated quadrature signals | |
TWI517551B (zh) | 具低轉換損耗之奇數多倍頻裝置 | |
JP2930305B2 (ja) | 移相型発振回路 | |
JP2005236600A (ja) | 高周波2逓倍回路 | |
JP2003283253A (ja) | Iq変復調回路 | |
JP3560774B2 (ja) | 偶高調波ミクサ、直交ミクサ、イメージリジェクションミクサ、受信装置及び位相同期発振器 | |
JP2897661B2 (ja) | 電圧制御型saw発振器 | |
US6680639B1 (en) | Phase shifting arrangement for generating mutually orthogonal signals | |
JP3492964B2 (ja) | 移相器及びそれを用いた復調器 | |
JP3839766B2 (ja) | If復調モジュール | |
JP3490651B2 (ja) | 移相器及びそれを用いた復調器 | |
JP2006339700A (ja) | 周波数逓倍器、及びそれを用いた周波数シンセサイザ並びに通信システム |