JP2003217815A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2003217815A JP2002012521A JP2002012521A JP2003217815A JP 2003217815 A JP2003217815 A JP 2003217815A JP 2002012521 A JP2002012521 A JP 2002012521A JP 2002012521 A JP2002012521 A JP 2002012521A JP 2003217815 A JP2003217815 A JP 2003217815A
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博 富永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷の材質によらず、いかなる負荷でも火力
設定毎に異なる火力感が得られる誘導加熱調理器を提供
すること。 【解決手段】 加熱コイル電流が所定以下となるように
コイル電流を制限するコイル電流リミッタ手段22を備
え、火力設定手段20での設定に応じてコイル電流の制
限レベルを変更することにより、低い火力設定でコイル
電流リミッタ手段22が動作する負荷でも、火力設定を
変更するとコイル電流の制限値に応じて加熱出力を変更
することができ、火力設定毎に異なる火力感を得ること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭のキッチン
や業務用等に用いられる誘導加熱調理器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、誘導加熱調理器は安全・清潔・高
効率という優れた特徴が認知され、一般家庭のキッチン
や業務用等に広く普及されている。
【0003】以下、従来構成の誘導加熱調理器につい
て、図10、図11を参照して説明する。図において、
41は商用電源で、整流回路42で全波整流し平滑コン
デンサ43で平滑して直流電源を構成している。44は
インバータ回路で、加熱コイル45と、加熱コイル45
に並列接続された共振コンデンサ46と、加熱コイル4
5に直列接続されたスイッチング素子47と、スイッチ
ング素子47に逆並列に接続された逆導通ダイオード4
8で構成されている。49は商用電源41からの入力電
流を検知する入力電流検知手段、50はインバータ回路
44の加熱出力を設定する火力設定手段、51は加熱コ
イル45に流れる電流を検知するコイル電流検知手段、
52は加熱コイル45に流れる電流を所定以下に制限す
るコイル電流リミッタ手段である。53はコイル電流リ
ミッタ手段52の設定範囲内で入力電流検知手段49の
検知電流が火力設定手段50での設定となるように駆動
手段54の出力を制御する制御手段である。
【0004】以上のように構成された誘導加熱調理器で
は、加熱コイル電流の制限値ILが火力設定によらず一
定であるので、コイル電流リミッタ手段52が動作しに
くい負荷鍋では図11の負荷Aに示すように、火力設定
1ではPA1の火力、火力設定2ではPA2の火力でそ
れぞれ加熱動作されるが、コイル電流リミッタ手段52
が動作する負荷鍋では図11の負荷Bに示すように、火
力設定1、2ともに設定火力より低いPB1の火力で動
作していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、加熱コイル電流の制限値ILが火力設定
によらず一定であるため、図11の負荷Bのように低い
火力設定でコイル電流リミッタ手段52が動作すると、
火力設定を上げても負荷鍋の火力は同一であり、使用者
に違和感を与える場合があった。場合によっては機器が
正常に動作しているにも関わらず、火力感が変わらない
ので故障と勘違いされてしまうという問題があった。ま
た、火力設定を下げても火力が変わらないので、例えば
調理物が焦げ付いてしまい実調理に不具合が生じるとい
う課題があった。
【0006】さらに、図11の負荷Aでは火力を下げる
と、インバータ回路44の損失は低減するので、インバ
ータ回路44を冷却する冷却ファンの回転数を火力設定
に応じて変更して静音化を図ることができるが、負荷B
ではコイル電流リミッタ手段52が動作する火力以上で
はインバータ回路44の損失は同じであるので、最大火
力設定時と同じ冷却能力が必要となり、低火力設定時の
冷却ファンの静音化を図ることができないという不具合
があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、火力
設定に応じて加熱コイルに流れる電流の制限値を変更可
能として、設定火力毎に異なる火力を実現する誘導加熱
調理器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の誘導加熱調理器は、コイル電流リミッタ手
段は、火力設定手段での設定に応じてコイル電流の制限
レベルを変更する構成とするものである。
【0009】これにより、火力設定に応じて加熱コイル
に流れる最大電流を制限することができ、コイル電流リ
ミッタ手段が動作する負荷鍋においても、設定火力毎に
異なる火力感を得ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、加熱コ
イルとスイッチング素子を含み、前記スイッチング素子
のオンオフにより前記加熱コイルに高周波電流を供給す
るインバータ回路と、前記インバータ回路の加熱出力を
設定する火力設定手段と、前記インバータ回路への入力
電流を検知する入力電流検知手段と、前記加熱コイルに
流れる電流を検知するコイル電流検知手段と、前記加熱
コイル電流を制限するコイル電流リミッタ手段と、前記
コイル電流リミッタ手段の制限範囲内で前記入力電流検
知手段の検知結果と前記火力設定手段での設定に応じて
前記スイッチング素子をオンオフする制御手段を備え、
前記コイル電流リミッタ手段は、前記火力設定手段での
設定に応じて前記コイル電流の制限レベルを変更する誘
導加熱調理器とするものである。これにより、火力設定
に応じて加熱コイルに流れる最大電流を制限することが
でき、コイル電流リミッタ手段が動作する負荷鍋におい
ても、設定火力毎に異なる火力感を得ることが可能とな
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、冷却ファンと、
前記冷却ファンの回転数を制御するファン制御手段を備
え、コイル電流リミッタ手段の制限レベルまたは火力設
定手段の設定に応じて前記ファン制御手段は前記冷却フ
ァンの回転数を変更する誘導加熱調理器とするものであ
る。これにより、火力設定に応じて加熱コイルに流れる
最大電流を制限するとともに、コイル電流の制限値に応
じて冷却ファンの回転数を変更することができ、コイル
電流の制限値が低くなる火力設定においては、冷却ファ
ンの回転数を低減して機器の静音化を図ることができ
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、火力設定手段で
の設定が所定火力以上にて加熱する時間を計時する加熱
時間計時手段を備え、コイル電流リミッタ手段は前記加
熱時間計時手段の計時時間が所定時間を超えるとコイル
電流の制限レベルを低下する誘導加熱調理器とするもの
である。これにより、所定の火力設定以上でコイル電流
リミッタ手段が動作して、インバータ回路の損失が大き
くなる場合においても、所定時間が経過するとコイル電
流の制限値を低下するので、インバータ回路の発熱が許
容値を超えて破壊するのを抑制して、コイル電流リミッ
タ手段が動作する時の火力を大きくすることができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、スイッチング素
子またはスイッチング素子近傍の温度を検知する温度検
知手段を備え、コイル電流リミッタ手段は前記温度検知
手段の検知温度が所定温度を超えるとコイル電流の制限
レベルを低下する誘導加熱調理器とするものである。こ
れにより、コイル電流リミッタ手段が動作してインバー
タ回路の損失が大きくなる場合においても、スイッチン
グ素子またはスイッチング素子近傍の温度が所定温度を
超えるとコイル電流の制限値を低下するので、インバー
タ回路の発熱が許容値を超えて破壊するのを抑制して、
コイル電流リミッタ手段が動作する時の火力を大きくす
ることができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、スイッチング素
子またはスイッチング素子近傍の温度を検知する温度検
知手段を備え、ファン制御手段は前記温度検知手段の検
知温度が所定温度を超えると冷却ファンの回転数を増加
する誘導加熱調理器とするものである。これにより、コ
イル電流リミッタ手段が動作してインバータ回路の損失
が大きくなる場合においても、スイッチング素子または
スイッチング素子近傍の温度が所定温度を超えると冷却
ファンの回転数を増加するので、インバータ回路の発熱
が許容値を超えて破壊するのを抑制して、コイル電流リ
ミッタ手段が動作する時の火力を大きくすることができ
る。
【0015】請求項6に記載の発明は、スイッチング素
子のオン時間を検知するオン時間検知手段を備え、コイ
ル電流リミッタ手段はスイッチング素子のオン時間がし
きい値以下の場合にコイル電流の制限レベルを低下する
誘導加熱調理器とするものである。これにより、インバ
ータ回路の損失が大きくなる非磁性系の負荷のみコイル
電流の制限レベルをより低下することができ、インバー
タ回路の損失を低減することができるので、インバータ
部品の小型化や冷却ファンの小型静音化を図ることがで
きる。
【0016】請求項7に記載の発明は、コイル電流リミ
ッタ手段は、スイッチング素子のオン時間のしきい値を
火力設定手段での設定に応じて変更する誘導加熱調理器
とするものである。これにより、火力設定に応じて最適
なオン時間にしきい値を設けることができるので、火力
設定の変更時の磁性系と非磁性系の負荷の誤判別を抑制
することができる。
【0017】請求項8に記載の発明は、コイル電流リミ
ッタ手段は、コイル電流の制限レベルを低下する際にス
イッチング素子のオン時間のしきい値を変更しないよう
にした誘導加熱調理器とするものである。これにより、
非磁性系と負荷判別して加熱中にコイル電流の制限値を
低下する際、非磁性系から磁性系に誤判別してインバー
タ回路の発熱が許容値を超えて破壊するのを抑制するこ
とができる。
【0018】請求項9に記載の発明は、コイル電流リミ
ッタ手段は、コイル電流の制限レベルを低下した後、コ
イル電流が所定電流以下となるとスイッチング素子のオ
ン時間のしきい値を変更する誘導加熱調理器とするもの
である。これにより、負荷変動や電源変動により出力低
下して復帰時に、磁性系の負荷を非磁性系と誤判別し
て、火力不足となるのを抑制することができる。
【0019】請求項10に記載の発明は、コイル電流リ
ミッタ手段は、コイル電流の制限レベルを低下した後、
スイッチング素子のオン時間が所定時間以下となるとス
イッチング素子のオン時間のしきい値を変更する誘導加
熱調理器とするものである。これにより、負荷変動や電
源変動により出力低下して復帰時に、磁性系の負荷を非
磁性系と誤判別して、火力不足となるのを抑制すること
ができる。
【0020】請求項11に記載の発明は、インバータ回
路の発振周波数を検知する周波数検知手段を備え、コイ
ル電流リミッタ手段はインバータ回路の発振周波数に応
じて制限レベルを変更する誘導加熱調理器とするもので
ある。これにより、インバータ回路の損失が大きくなる
非磁性ステンレス系の負荷のみコイル電流の制限レベル
をより低下することができ、インバータ回路の損失を低
減することができるので、インバータ部品の小型化や冷
却ファンの小型静音化を図ることができる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける誘導加熱調理器を示すものである。
【0023】図において、11は商用電源で、整流回路
12で全波整流し平滑コンデンサ13で平滑して直流電
源を構成している。14はインバータ回路で、加熱コイ
ル15と、加熱コイル15に並列接続された共振コンデ
ンサ16と、加熱コイル15に直列接続されたスイッチ
ング素子17と、スイッチング素子17に逆並列に接続
された逆導通ダイオード18で構成され、スイッチング
素子17のオンオフにより加熱コイル15に高周波電流
を供給する。19は商用電源11からインバータ回路1
4への入力電流を検知する入力電流検知手段、20はイ
ンバータ回路14の加熱出力を設定する火力設定手段、
21は加熱コイル15に流れる電流を検知するコイル電
流検知手段、22は加熱コイル15に流れる電流を所定
以下に制限するコイル電流リミッタ手段で、火力設定手
段20での設定に応じて加熱コイル15に流れる電流の
制限レベルを変更するものである。23はコイル電流リ
ミッタ手段22の設定範囲内で入力電流検知手段19の
検知結果と火力設定手段20での設定に応じてスイッチ
ング素子17をオンオフするように駆動手段24の出力
を制御する制御手段である。また、25はインバータ回
路14を冷却する冷却ファン、26は冷却ファン25を
任意の回転数で制御するファン制御手段、27は所定以
上の火力設定で連続加熱している時間を計時する加熱時
間計時手段、28はスイッチング素子17またはその近
傍の温度を検知する温度検知手段、29はスイッチング
素子17のオン時間を検知するオン時間検知手段であ
る。
【0024】以上のように構成された誘導加熱調理器に
ついてその動作を説明する。駆動手段24によりスイッ
チング素子17をオンオフすると、加熱コイル15に高
周波電流が流れ、加熱コイル15上方に載置された負荷
鍋が加熱される。負荷鍋に入力される火力は入力電流検
知手段19で検知しており、火力設定手段20で設定さ
れた火力となるように制御手段23はスイッチング素子
17のオン時間を制御する。また、加熱コイル15に過
大な電流が流れることにより、インバータ回路14の過
電流破壊や冷却能力の限界を超えた熱破壊を防ぐため、
加熱コイル電流をコイル電流検知手段21で検知してコ
イル電流リミッタ手段22の設定範囲内で動作するよう
に制御手段23はスイッチング素子17のオン時間を制
御する。
【0025】いま、火力設定手段20により火力設定1
で加熱を開始すると、図2、図3に示すようにファン制
御手段26は冷却ファン25の回転数をr1とし、コイ
ル電流リミッタ手段22はコイル電流の制限値をIL1
として、制御手段23はコイル電流がIL1以下で入力
電力がPA1となるようにスイッチング素子17のオン
時間を制御し、図2に示すように、磁性系鍋で代表され
る負荷Aでは入力電力がPA1で安定する。非磁性系鍋
で代表される負荷Bの場合は入力電力がPA1より低い
電力で加熱コイル電流がIL1となるため、加熱コイル
電流がIL1の時の電力PB1で安定する。次に、火力
設定手段20で火力設定2に上げると、ファン制御手段
26は冷却ファン25の回転数をr1より高いr2と
し、コイル電流リミッタ手段22はコイル電流の制限値
をIL1より高いIL2として、制御手段23はコイル
電流がIL2以下で入力電力がPA2となるように制御
するので、負荷Aでは入力電力がPA2で安定し、負荷
Bでは加熱コイル電流がIL2の時の電力PB2で安定
する。
【0026】以上のように本実施例によれば、火力設定
手段22の設定に応じてコイル電流リミッタ手段22の
制限値を変更するので、低い火力設定でコイル電流リミ
ッタ手段22が動作する負荷鍋においても、設定火力を
変更した時に異なる火力感を得ることが可能となる。
【0027】また、コイル電流リミッタ手段22の制限
レベルまたは火力設定手段22の設定に応じてファン制
御手段26は冷却ファン25の回転数を変更するので、
コイル電流の制限値が低くインバータ回路14の損失が
低い設定においては、冷却ファン25の回転数を低下す
ることができるので、冷却ファン25の騒音を低減する
ことができ、機器の静音化を図ることができる。
【0028】なお、本実施例ではインバータ構成を一石
電圧共振型で構成したが、他のインバータ構成でも同様
の効果が得られる。
【0029】また、加熱コイル電流検知を加熱コイルの
2次側で検知したが、1次側でも全く同じであり、さら
にスイッチング素子17のコレクタ電流や逆導通ダイオ
ード18のダイオード電流、あるいは共振コンデンサ1
6に流れる電流を検知しても同様の効果が得られる。
【0030】また、火力設定段階についても本実施例は
2段階としたが、2段階に限定はしないし、コイル電流
リミッタ手段22の制限値の変更も各火力設定段階毎で
はなく複数の火力設定で同じ制限値とし、例えば火力設
定を7段階有する場合に下位6段階はコイル電流の制限
値が同じで上位1段階のみコイル電流の制限値を変更し
ても、同様の効果が得られる。
【0031】(実施例2)以下本発明の実施例2につい
て説明する。基本構成は実施例1と同一であり説明を省
略する。異なる点は、加熱時間計時手段27で所定以上
の火力設定で連続加熱する時間を計時し、所定時間が超
えるとコイル電流リミッタ手段22の制限レベルを低下
するようにしていることである。
【0032】以上のように構成された誘導加熱調理器に
おいて、火力設定手段20で全7段階の火力設定の最大
火力である火力設定7で加熱を開始すると、ファン制御
手段26は冷却ファン25の回転数をr2とし、コイル
電流リミッタ手段22はコイル電流の制限値をIL2と
して、制御手段23は所定の火力となるようにスイッチ
ング素子17のオン時間を制御する。加熱時間計時手段
27は火力設定7で加熱する場合のみ、加熱開始からの
加熱時間を計時する。図4に示すように時間t0から加
熱開始するとスイッチング素子17の温度が上昇する。
火力設定7で長時間加熱するとスイッチング素子17の
温度が許容値Tcmaxを超えて熱破壊する可能性があ
るが、t1時間経過後に自動的にコイル電流リミッタ手
段22はコイル電流の制限値をIL1に低下するので、
スイッチング素子17の温度はTcmaxを超えない。
【0033】以上のように本実施例によれば、加熱時間
計時手段27で所定以上の火力設定で連続加熱する時間
を計時し、所定時間を超えるとコイル電流リミッタ手段
22の制限レベルを低下するので、インバータ回路14
の発熱が許容値を超えて破壊するのを防止して、コイル
電流リミッタ手段22が動作するときの火力を大きくす
ることができる。
【0034】なお、本実施例では全火力設定を7段階と
したが段階数は特に限定しないし、加熱時間計時手段2
7が加熱時間を計時する設定火力を上位2段階以上とし
ても同様の効果が得られる。
【0035】(実施例3)以下本発明の実施例3につい
て説明する。基本構成は実施例1と同一であり説明を省
略する。異なる点は、温度検知手段28の検知温度が所
定温度を超えるとコイル電流リミッタ手段22の制限レ
ベルを低下するようにしたことである。
【0036】以上のように構成された誘導加熱調理器に
おいて、火力設定手段20で全7段階の火力設定の最大
火力である火力設定7で加熱を開始すると、ファン制御
手段26は冷却ファン25の回転数をr2とし、コイル
電流リミッタ手段22はコイル電流の制限値をIL2と
して、制御手段23は所定の火力となるようにスイッチ
ング素子17のオン時間を制御する。スイッチング素子
17の温度を検知する温度検知手段28はスイッチング
素子17の外郭温度、またはスイッチング素子17に取
り付けられた放熱フィンの温度、またはスイッチング素
子17の近傍の雰囲気やパターン部の温度を検知してお
り、図5に示すように温度検知手段28の検知温度がT
1を超えるとコイル電流リミッタ手段22はコイル電流
の制限値をIL1に低下する。また、ファン制御手段2
6は冷却ファン25の回転数をr3に増加する。
【0037】以上のように本実施例によれば、温度検知
手段28でスイッチング素子の温度が所定温度を超える
とコイル電流リミッタ手段22の制限レベルを低下する
ので、インバータ回路14の発熱が許容値を超えて破壊
するのを防止して、コイル電流リミッタ手段22が動作
するときの火力を大きくすることができる。
【0038】また、温度検知手段28でスイッチング素
子の温度が所定温度を超えると、ファン制御手段26は
冷却ファン25の回転数を増加するので、インバータ回
路14の発熱が許容値を超えて破壊するのを防止して、
コイル電流リミッタ手段22が動作するときの火力を大
きくすることができる。
【0039】なお、本実施例では全火力設定を7段階と
したが段階数は特に限定しないし、設定火力を最大火力
以外の設定としても同様の効果が得られる。
【0040】(実施例4)以下本発明の実施例4につい
て説明する。基本構成は実施例1と同一であり説明を省
略する。異なる点は、スイッチング素子17のオン時間
と加熱コイル電流の関係を配慮したことである。
【0041】以上の誘導加熱調理器において、火力設定
手段20により火力設定1で加熱を開始すると、冷却フ
ァン25は回転数r1で動作する。コイル電流リミッタ
手段22の制限値は図6の実線でに示すように、スイッ
チング素子17のオン時間に対して2段階の制限値が設
けられ、スイッチング素子17のオン時間がton1ま
ではコイル電流リミッタ手段22の制限値をIL1Lと
して、制御手段23は所定の火力となるようにスイッチ
ング素子17のオン時間を制御する。非磁性系鍋に代表
される負荷Bではコイル電流リミッタ手段22が動作し
て加熱コイル電流がIL1Lの時の火力で加熱される
が、磁性系鍋に代表される負荷Aではton1までコイ
ル電流リミッタ手段22が動作しないので、所定の火力
を得るためにさらにオン時間を増加する。オン時間がt
on1以上になるとコイル電流リミッタ手段22の制限
値をIL1Hとして、負荷Aが所定の火力で加熱される
ように制御手段23はスイッチング素子17のオン時間
を制御する。
【0042】次に、火力設定手段20により火力設定2
に変更すると、冷却ファン25の回転数をr2に増加
し、コイル電流リミッタ手段22の制限値は図6の点線
で示すようにton1より短いオン時間ではIL2L、
長いオン時間ではIL2Hにそれぞれ増加するので、負
荷A、負荷Bともに火力が火力設定1より大きくなる。
【0043】図7に示すように、火力設定2に変更する
時にオン時間のしきい値をton2に変更すると、コイ
ル電流リミッタ手段22の制限値をIL2Lとするオン
時間の範囲がton2まで拡がるので、図7の負荷Cの
ように火力設定1ではIL1L(図7の○印)で安定す
る負荷が、火力設定2のときに低い側のコイル電流リミ
ッタを抜けてIL2Hまで加熱されることなく、IL2
Lで安定するようスイッチング素子17のオン時間が制
御される。
【0044】再び火力設定1に戻すと、冷却ファン25
の回転数をr1に減少し、コイル電流リミッタ手段22
の制限値はスイッチング素子17のオン時間に応じてそ
れぞれIL1L、IL1Hに低下する。図7のように火
力設定に応じてオン時間のしきい値を変更する場合は、
しきい値時間をton2からton1に変更すると、負
荷Cの火力設定2の動作点が火力設定1で加熱可能領域
となりIL1Lまで加熱してしまうため、火力設定を下
げるときはオン時間のしきい値を変更せずに、コイル電
流リミッタ手段22の制限値がIL1Lとなるオン時間
の範囲をton2までにすると、負荷CをIL1Lで動
作することができ、負荷A、負荷Bともに火力が火力設
定2よりも小さくなる。
【0045】また、電源異常や負荷の変動により加熱コ
イル電流が所定値より低くなるか、あるいはスイッチン
グ素子17のオン時間が所定時間より短くなると、火力
設定低下時に維持していたオン時間のしきい値ton2
をton1に戻し、負荷CはIL1Lで、負荷AはIL
1H以下でそれぞれ動作するように、制御手段23はス
イッチング素子17のオン時間を制御する。
【0046】以上のように本実施例によれば、火力設定
手段22の設定に応じてコイル電流リミッタ手段22の
制限値を変更し、かつスイッチング素子17のオン時間
に応じてコイル電流設定手段22の制限値を変更するの
で、低い火力設定でコイル電流リミッタ手段22が動作
する負荷鍋においても、設定火力を変更した時に異なる
火力感を得ることが可能となるとともに、短いオン時間
で加熱コイルに過大な電流が流れる非磁性系負荷の制限
値をより低く設定できるので、インバータ回路14の損
失を低減することができ、インバータ部品の小型化や冷
却ファン25の小型静音化を図ることが可能となる。
【0047】また、火力設定に応じてスイッチング素子
17のオン時間のしきい値を最適化するので、火力設定
変更時の磁性系と非磁性系負荷の誤判別を抑制すること
ができる。
【0048】また、火力設定を下げたときにスイッチン
グ素子17のオン時間のしきい値を変更しないので、コ
イル電流リミッタ手段22の制限値を変更する際に非磁
性系の負荷を磁性系と誤判別して、インバータ回路14
の損失が過大となり熱破壊するのを抑制することができ
る。
【0049】また、加熱コイル電流やスイッチング素子
17のオン時間が所定より下がるとオン時間のしきい値
を元の状態に戻すので、磁性系の負荷を非磁性系と誤判
別して、火力不足となるのを抑制することができる。
【0050】なお、本実施例ではオン時間に対する加熱
コイル電流の制限値を2段階としたが、それ以上にする
とさらに精度よく制御することが可能となる。
【0051】また、火力設定段階についても本実施例は
2段階としたが、2段階に限定はしないし、コイル電流
リミッタ手段22の制限値の変更も各火力設定段階毎で
はなく複数の火力設定で同じ制限値とし、例えば火力設
定を7段階有する場合に下位6段階はコイル電流の制限
値が同じで上位1段階のみコイル電流の制限値を変更し
ても、同様の効果が得られる。
【0052】(実施例5)以下本発明の実施例5につい
て図8、図9を参照して説明する。基本構成は実施例1
と同一であり説明を省略する。異なる点は、オン時間検
知手段29が発振周波数検知手段30に変更されたこと
である。
【0053】以上のように構成された誘導加熱調理器に
おいて、火力設定手段20により火力設定1で加熱を開
始すると、冷却ファン25は回転数r1で動作する。コ
イル電流リミッタ手段22の制限値は図9の実線でに示
すように、インバータ回路14の発振周波数に対して2
段階の制限値が設けられ、発振周波数がf1以上ではコ
イル電流リミッタ手段22の制限値をIL1Lとして、
制御手段23は所定の火力となるようにスイッチング素
子17のオン時間を制御する。非磁性系鍋に代表される
負荷Bではコイル電流リミッタ手段22が動作して加熱
コイル電流がIL1Lの時の火力で加熱されるが、磁性
系鍋に代表される負荷Aではf1ではコイル電流リミッ
タ手段22が動作しないので、所定の火力を得るために
さらにオン時間を増加する。発振周波数がf1より低く
なるとコイル電流リミッタ手段22の制限値をIL1H
として、負荷Aが所定の火力で加熱されるように制御手
段23はスイッチング素子17のオン時間を制御する。
【0054】次に、火力設定手段20で火力設定2に変
更すると、冷却ファン25の回転数をr2に増加し、コ
イル電流リミッタ手段22の制限値は図9の点線で示す
ようにf1より高い発振周波数ではIL2L、低い発振
周波数ではIL2Hにそれぞれ増加するので、負荷A、
負荷Bともに火力が火力設定1より大きくなる。
【0055】以上のように本実施例によれば、火力設定
手段22の設定に応じてコイル電流リミッタ手段22の
制限値を変更し、かつインバータ回路14の発振周波数
に応じてコイル電流リミッタ手段22の制限値を変更す
るので、低い火力設定でコイル電流リミッタ手段22が
動作する負荷鍋においても、設定火力を変更した時に異
なる火力感を得ることが可能となるとともに、高い発振
周波数で加熱コイルに過大な電流が流れる非磁性系負荷
の制限値をより低く設定できるので、インバータ回路1
4の損失を低減することができ、インバータ部品の小型
化や冷却ファン25の小型静音化を図ることが可能とな
る。
【0056】なお、本実施例では発振周波数に対する加
熱コイル電流の制限値を2段階としたが、それ以上にす
るとさらに精度よく制御することが可能となる。
【0057】また、火力設定段階についても本実施例は
2段階としたが、2段階に限定はしないし、コイル電流
リミッタ手段22の制限値の変更も各火力設定段階毎で
はなく複数の火力設定で同じ制限値とし、例えば火力設
定を7段階有する場合に下位6段階はコイル電流の制限
値が同じで上位1段階のみコイル電流の制限値を変更し
ても、同様の効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】以上、本発明によれば、火力設定に応じ
て加熱コイルに流れる電流の制限値を変更可能として、
コイル電流リミッタ手段が動作する負荷鍋においても、
設定火力毎に異なる火力を実現し実調理時の調理性能を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における誘導加熱調理器のブ
ロック図
【図2】同誘導加熱調理器における入力電力と加熱コイ
ル電流の関係を示す図
【図3】同誘導加熱調理器における火力設定とコイル電
流リミッタおよびファン回転数の関係を示す図
【図4】本発明の実施例2における誘導加熱調理器の加
熱時間とスイッチング素子の温度の関係を示す図
【図5】本発明の実施例3における誘導加熱調理器のス
イッチング素子の温度に対するコイル電流リミッタおよ
びファン回転数の関係を示す図
【図6】本発明の実施例4における誘導加熱調理器のス
イッチング素子のオン時間と加熱コイル電流の関係を示
す図
【図7】同誘導加熱調理器におけるスイッチング素子の
オン時間と加熱コイル電流の関係を示す図
【図8】本発明の実施例5における誘導加熱調理器のブ
ロック図
【図9】同誘導加熱調理器における発振周波数と加熱コ
イル電流の関係を示す図
【図10】従来例における誘導加熱調理器のブロック図
【図11】(a)同誘導加熱調理器における入力電力と
加熱コイル電流の関係を示す図 (b)(a)における火力設定と入力電力の関係を表す
【符号の説明】
14 インバータ回路 15 加熱コイル 17 スイッチング素子 19 入力電流検知手段 20 火力設定手段 21 コイル電流検知手段 22 コイル電流リミッタ手段 23 制御手段 25 冷却ファン 26 ファン制御手段 27 加熱時間計時手段 28 温度検知手段 29 オン時間検知手段 30 発振周波数検知手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルとスイッチング素子を含み、
    前記スイッチング素子のオンオフにより前記加熱コイル
    に高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバ
    ータ回路の加熱出力を設定する火力設定手段と、前記イ
    ンバータ回路への入力電流を検知する入力電流検知手段
    と、前記加熱コイルに流れる電流を検知するコイル電流
    検知手段と、前記加熱コイル電流を制限するコイル電流
    リミッタ手段と、前記コイル電流リミッタ手段の制限範
    囲内で前記入力電流検知手段の検知結果と前記火力設定
    手段での設定に応じて前記スイッチング素子をオンオフ
    する制御手段を備え、前記コイル電流リミッタ手段は、
    前記火力設定手段での設定に応じて前記コイル電流の制
    限レベルを変更する誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 冷却ファンと、前記冷却ファンの回転数
    を制御するファン制御手段を備え、コイル電流リミッタ
    手段の制限レベルまたは火力設定手段の設定に応じて前
    記ファン制御手段は前記冷却ファンの回転数を変更する
    請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 火力設定手段での設定が所定火力以上に
    て加熱する時間を計時する加熱時間計時手段を備え、コ
    イル電流リミッタ手段は前記加熱時間計時手段の計時時
    間が所定時間を超えるとコイル電流の制限レベルを低下
    する請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 スイッチング素子またはスイッチング素
    子近傍の温度を検知する温度検知手段を備え、コイル電
    流リミッタ手段は前記温度検知手段の検知温度が所定温
    度を超えるとコイル電流の制限レベルを低下する請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 【請求項5】 スイッチング素子またはスイッチング素
    子近傍の温度を検知する温度検知手段を備え、ファン制
    御手段は前記温度検知手段の検知温度が所定温度を超え
    ると冷却ファンの回転数を増加する請求項2または4に
    記載の誘導加熱調理器。
  6. 【請求項6】 スイッチング素子のオン時間を検知する
    オン時間検知手段を備え、コイル電流リミッタ手段はス
    イッチング素子のオン時間がしきい値以下の場合にコイ
    ル電流の制限レベルを低下する請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 【請求項7】 コイル電流リミッタ手段は、スイッチン
    グ素子のオン時間のしきい値を火力設定手段での設定に
    応じて変更する請求項6に記載の誘導加熱調理器。
  8. 【請求項8】 コイル電流リミッタ手段は、コイル電流
    の制限レベルを低下する際にスイッチング素子のオン時
    間のしきい値を変更しないようにした請求項6に記載の
    誘導加熱調理器。
  9. 【請求項9】 コイル電流リミッタ手段は、コイル電流
    の制限レベルを低下した後、コイル電流が所定電流以下
    となるとスイッチング素子のオン時間のしきい値を変更
    する請求項8に記載の誘導加熱調理器。
  10. 【請求項10】 コイル電流リミッタ手段は、コイル電
    流の制限レベルを低下した後、スイッチング素子のオン
    時間が所定時間以下となるとスイッチング素子のオン時
    間のしきい値を変更する請求項8に記載の誘導加熱調理
    器。
  11. 【請求項11】 インバータ回路の発振周波数を検知す
    る周波数検知手段を備え、コイル電流リミッタ手段はイ
    ンバータ回路の発振周波数に応じて制限レベルを変更す
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010009957A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
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JP2010043755A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2010067385A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器、誘導加熱調理器の修理方法
JP2016207544A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

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