JP2013215381A - 炊飯器 - Google Patents

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宏和 山地
Hideki Morozumi
英樹 両角
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Abstract

【課題】電源電圧の変動許容範囲を拡大し、電源電圧の不安定な地域においても確実な鍋有無判定ができる炊飯器を提供すること。
【解決手段】加熱コイル6と共振コンデンサ7とパワー素子8で構成されたインバータ回路14と、インバータ電圧検知手段5と商用電源1の電圧を検知する電源電圧検知手段12と、インバータ電圧検知手段5の出力が入力電流検知手段2の出力よりあらかじめ決められた閾値電圧以上に大きくなった時に、鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされていると判断する鍋検知手段9を有している。鍋検知手段は電源電圧検知手段の出力により所定の電圧より低いと判断した時に、鍋検知手段の閾値電圧をあらかじめ設定された閾値電圧より低くなるようにすることにより、電源電圧の変動に応じて鍋検知手段の判定レベルを変えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭あるいは業務用に使用する炊飯器の鍋有無判定に関するものである。
従来、この種の炊飯器は入力電流とインバータ電圧それぞれ検出する検知手段を有し、それぞれの検知手段の出力を比較し、インバータ電圧検知手段の出力が入力電流検知手段の出力より大きくなった場合、鍋なしや不適正な鍋がセットされていると判断するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の炊飯器を示すものである。図4に示すように、加熱コイル6と、共振コンデンサ7と、パワー素子8とで構成されるインバータ回路と、入力電流検知手段2と、インバータ電圧検知手段5と、鍋検知手段9と、インバータ制御回路10とで構成されている。
特開平2−95315号公報
しかしながら、前記従来の構成では、インバータ電圧検知手段の出力が入力電流検知手段の出力より大きくなった場合に、鍋なしやアルミ鍋や正規鍋より小型の鍋等の不適正な鍋がセットされていると判断するため、商用電源電圧が変動した場合、特に商用電源電圧が低くなる場合は入力電流よりインバータ電圧が相対的に低くなり、鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされている場合にも関わらず鍋ありと判断する可能性がある。すなわち、鍋なしでも、鍋ありと判断されるため通常炊飯が始まり、不適正な鍋でも炊飯する。状況も想定される。
一般的な設計においては、ある程度の電圧変動を考慮して鍋検知手段の判定レベルを考慮しているが、想定を超える電圧変動の場合、特に海外などの商用電源が不安定な地域においては、一時的に想定を超える過小電圧が印加されることは少なくないので、鍋検知手段が誤判定するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電源電圧の変動許容範囲を拡大し、電源電圧の不安定な地域においても確実な鍋有無判定ができる炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、入力電流検知手段と、インバータ電圧検知手段と、商用電源の電圧を検知する電源電圧検知手段と、前記インバータ電圧検知手段の出力が前記入力電流検知手段の出力よりあらかじめ決められた閾値電圧以上に大きくなった時に鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされていると判断する鍋検知手段とを有し、前記鍋検知手段は前記電源電圧検知手段の出力が所定の電圧より低いと判断した時に、鍋検知手段の閾値電圧をあらかじめ設定された閾値電圧より低くなるように変更するものである。
これによって、電源電圧の変動に応じて鍋検知手段の判定レベルを変えることができ、電源電圧の変動許容範囲を拡大し、電源電圧の不安定な地域においても確実な鍋有無判定が可能となる。
本発明の炊飯器は、電源電圧の変動許容範囲を拡大し、電源電圧の不安定な地域においても確実な鍋有無判定ができる。
本発明の実施の形態1における炊飯器のブロック図 本発明の実施の形態1における鍋なし判定の例を示す図 本発明の実施の形態1における他のインバータ利用のブロック図 従来の炊飯器のブロック図
第1の発明は、商用電源を全波整流するダイオードブリッジと、鍋に高周波磁界を供給する加熱コイルと、前記加熱コイルと共振コンデンサとパワー素子で構成されたインバータ回路と、前記ダイオードブリッジに流れる交流電流を検出する入力電流検知手段と、前記インバータ回路内の電圧を検知するインバータ電圧検知手段と、商用電源の電圧を検知する電源電圧検知手段と、前記インバータ電圧検知手段の出力が前記入力電流検知手段の出力よりあらかじめ決められた閾値電圧以上に大きくなった時に鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされていると判断する鍋検知手段とを有し、前記鍋検知手段は前記電源電圧検知手段の出力が所定の電圧より低いと判断した時に、鍋検知手段の閾値電圧をあらかじめ設定された閾値電圧より低くなるように変更することにより、電源電圧の変動に応じて鍋検知手段の判定レベルを変えることができ、電源電圧の変動許容範囲を拡大し、電源電圧の不安定な地域においても確実な鍋有無判定が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における炊飯器の構成図を示すものである。
図1において、本実施の形態の炊飯器は、商用電源1をダイオードブリッジ3で全波整流し、加熱コイル6と、共振コンデンサ7と、パワー素子8とで構成されたインバータ回路14により発生させた高周波電力を加熱コイル6の上部に配置した炊飯鍋13に高周波磁界として供給し、炊飯鍋13に渦電流を発生させ、そのジュール熱によって炊飯鍋13を加熱する構成としている。
コイル4aとコンデンサ4bとでフィルタ回路4を構成されている。インバータ回路14は動作時に平滑されずコンデンサ4bの電圧はほぼ全波整流した波形と同じになる。その理由は、コンデンサ4bの容量が4〜10μFと小さいためである。
カレントトランス2aと電流−電圧変換回路2bで構成される入力電流検知手段2は、ダイオードブリッジ3に流入する交流電流値に比例した電圧を発生させるものである。
インバータ電圧検知手段5はインバータ回路14で発生する電圧を検知するものであり、図1ではパワー素子8にかかる電圧に抵抗を直列接続し、その分圧した電圧をエミッタフォロア回路でピークホールドして、検知するようにしている。
電源電圧検知手段12は、商用電源電圧の所定の電圧に対する変動幅を検知するものである。
鍋検知手段9は比較回路9aと鍋有無判定回路9bで構成されている。いずれもマイコンで構成されている。
鍋検知手段9は、インバータ電圧検知手段5の出力と入力電流検知手段2の出力をマイコンのADポート等でAD値に変換し、このAD値を比較回路9aに入力してインバータ電圧のAD値と入力電流のAD値を比較し、この比較した結果を鍋有無判定回路9bに出力し、鍋有無判定回路9bの結果に基づいて鍋ありか鍋なしや不適正な鍋であるかを判定する。
更に、本実施の形態では、入力電流検知手段2とインバータ電圧検知手段5の出力は、鍋検知手段9を構成する比較回路9aで比較され、その比較結果を鍋有無判定回路9bに出力する。鍋有無判定回路9bでは電源電圧検知手段12の出力から補正値を算出し、インバータ電圧検知手段5の出力が入力電流検知手段2の出力に補正値を加えた値より大きい場合に鍋なしや炊飯に不適正な鍋がセットされていると判定する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における鍋なし判定の例を示す図であり、鍋検知手段9の判定の考え方を示し、鍋ありや鍋なしの入力電流とインバータ電圧のグラフである。
鍋検知手段9は電源電圧検知手段12の出力から、補正値Aを設定し、入力電流検知手段2の出力に補正値を加えた値とインバータ電圧検知手段5の出力を比較し、図2に示した鍋なし判定レベルを超えてインバータ電圧が上昇した場合に鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされていると判断するものである。
補正値は所定の電圧(例えば定格電圧)の補正値をA1、低い時の補正値をA2とした場合、A1>A2となるように設定されるものとする。本実施の形態ではA1を0と設定する。
まず、鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされた状態では所定の電圧時の入力電流の検知値をIin1、インバータ電圧の検知値をVin1とすると、動作点は31に示す位置にある。電源電圧が所定の電圧より下がり減少すると、インバータ電圧が減少するため動作点は32に移行する。
この時の動作点はIin1、Vin2の位置にある。入力電流に対し補正がされていない場合、動作点32が鍋あり判定レベルに到達し、鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされるなどの状態であっても、鍋ありと判定する恐れがある。
本実施の形態では、過小電圧時の補正値A2をIin1に足してIin2を算出し、Iin2と電源電圧検知手段12の出力により補正値を設定し、Vin2と比較するものである。
補正値分引くことにより、鍋検知手段9は動作点33として判断し、鍋なし判定レベルに対し十分な余裕を取ることができ、電源電圧の変動許容範囲を拡大し、電源電圧の不安定な地域においても確実な鍋有無判定が可能となる。
鍋検知手段9の閾値を本実施の形態では補正値をA2としているが、電源電圧の値によりA3やA4などの補正値を有し、これらの値は所定の電圧時の補正値A1より低い値である。
本実施の形態では、入力電流に対して補正する考え方を示しているが、インバータ電圧に対する補正や、鍋なし判定レベルに対する補正を行った場合でも同様の効果を得ることができる。
なお、パワー素子8の両端電圧を検知するということは、加熱コイル6の電圧やコンデンサ4bの電圧を検知しているということであり、加熱コイル6の両端電圧に相当する電圧を検知していることを意味する。
本実施の形態では、補正値で閾値を再計算し変更する方式を説明したが、変更する方法はこれに限定するものではなく、例えば複数の閾値をあらかじめ鍋有無判定回路9bに記憶し、電源電圧検知手段12の出力に応じて変更する方法などを使用しても良い。
図3は本発明の第1の実施の形態における他のインバータ利用のブロック図であり、2石式のインバータに応用した例である。インバータ回路は、共振コンデンサ7a、7b、パワー素子8a、8b、加熱コイル6で構成している。
インバータの動作に応じて電圧が上昇する部分をインバータ電圧の検知電圧として応用すれば同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる炊飯器は、電源電圧の変動許容範囲を拡大し、電源電圧の不安定な地域においても確実な鍋有無判定が可能となるので、電源事情の安定しない海外向け炊飯器、調理器等の用途に有効であきる。
1 商用電源
2 入力電流検知手段
2a カレントトランス
2b 電流−電圧変換回路
3、3b ダイオードブリッジ
4 フィルタ回路
4a コイル
4b コンデンサ
5 インバータ電圧検知手段
6 加熱コイル
7 共振コンデンサ
7a,7b 共振コンデンサ
8 パワー素子
8a、8b パワー素子
9 鍋検知手段
9a 比較回路
9b 鍋有無判定回路
10 インバータ制御回路
11 パワー素子駆動回路
12 電源電圧検知手段
13 炊飯鍋(鍋)
14 インバータ回路

Claims (3)

  1. 商用電源を全波整流するダイオードブリッジと、鍋に高周波磁界を供給する加熱コイルと、前記加熱コイルと共振コンデンサとパワー素子で構成されたインバータ回路と、前記ダイオードブリッジに流れる交流電流を検出する入力電流検知手段と、前記インバータ回路内の電圧を検知するインバータ電圧検知手段と、商用電源の電圧を検知する電源電圧検知手段と、前記インバータ電圧検知手段の出力が前記入力電流検知手段の出力よりあらかじめ決められた閾値電圧以上に大きくなった時に鍋なしやアルミ鍋等の不適正な鍋がセットされていると判断する鍋検知手段とを有し、前記鍋検知手段は前記電源電圧検知手段の出力が所定の電圧より低いと判断した時に、鍋検知手段の閾値電圧をあらかじめ設定された閾値電圧より低くなるように変更する鍋検知手段を有する炊飯器。
  2. インバータ電圧検知手段は加熱コイルの両端電圧に相当する電圧を検知する請求項1に記載の炊飯器。
  3. 鍋検知手段の閾値はあらかじめ設定された閾値の他に少なくとも1つの閾値を有し、この閾値はあらかじめ設定された閾値より低く、電源電圧検知手段の出力が所定の電圧より低いと判断したときに、低い方の閾値に変更する請求項1または2に記載の炊飯器。
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