JP2003216608A - 情報収集/分析方法及びシステム - Google Patents

情報収集/分析方法及びシステム

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JP2003216608A
JP2003216608A JP2002014517A JP2002014517A JP2003216608A JP 2003216608 A JP2003216608 A JP 2003216608A JP 2002014517 A JP2002014517 A JP 2002014517A JP 2002014517 A JP2002014517 A JP 2002014517A JP 2003216608 A JP2003216608 A JP 2003216608A
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Yoshihisa Fujiwara
敬久 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、顧客開拓や販売促進のために通信ネ
ットワークに接続されたサイトのホームページ等の画面
構成を最適化するための情報収集/分析方法及びシステ
ムを提供することを目的とする。 【解決手段】広告毎に異なるコード番号が付与されたU
RLデータを含む第1の送信データをブラウザから受信
して第1の送信データを含む第1のデータを収集する第
1のゲートウエイ装置2と、第2の送信データを前記ブ
ラウザから受信して第2の送信データを含む第2のデー
タを収集する第2のゲートウエイ装置4と、収集された
第1及び第2のデータに基づいて、複数のトップページ
のいずれが閲覧者の嗜好に合うかを分析し、分析結果に
基づいて閲覧者の嗜好に合うトップページの表示頻度を
高めるように画面遷移確率テーブルを調整する情報管理
サーバ22とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客開拓や販売促
進のために通信ネットワークに接続されたサイトのホー
ムページ等の画面構成を最適化するための情報収集/分
析方法及びシステムに関する。
【従来の技術】近年、インターネット等の通信ネットワ
ーク上に構築された仮想店舗(サイバーショッピングサ
イト)での商品の販売や、各種情報提供主体(情報提供
サイト)による情報提供サービスが活発になってきてい
る。図29は、通信ネットワーク構成の一例を示してい
る。通信ネットワーク40には、多数の仮想店舗42と
共に、種々の情報を提供する多数の情報提供主体44が
接続されている。情報提供主体44としては、あらゆる
業態の企業と共に、通信ネットワーク40への接続業者
(ネットワーク・サービス・プロバイダ)や個人も含ま
れる。また、通信ネットワーク40には、仮想店舗42
にアクセスして電子商取引をしたり、情報提供主体44
にアクセスして所望の情報を閲覧したりするネットワー
ク利用者46が接続されている。
【0001】通信ネットワーク40は、国内あるいは国
際付加価値通信放送網(VAN)のいずれか、あるいは
それらを複合したネットワークである。国内及び国際付
加価値通信放送網の複合例としていわゆるインターネッ
トがある。また例えば、携帯電話機等でのデータ転送に
利用されるパケット通信網やISDN等のデジタル公衆
電話回線をネットワークの構成要素として含む通信ネッ
トワークも含まれる。また、デジタルテレビジョン放送
網(無線あるいはケーブルテレビ等の有線の双方を含
む)と公衆電話回線等とをリンクさせた通信ネットワー
クも含まれる。通信ネットワーク40は、これら種々の
形態の通信放送網及びその複合体のいずれかを含む広い
概念のものである。
【0002】例えば、通信ネットワーク40がインター
ネットであると仮定する。この場合、ネットワーク利用
者46は、電子メールの送受信機能やウエブ(Web)
ブラウザ機能を有するワークステーションあるいはパー
ソナルコンピュータ(以下、PCという)等を有し、イ
ンターネットを介して所望の仮想店舗42や情報提供主
体44にアクセスして、電子メールやウエブブラウザを
駆使して電子商取引や情報の閲覧をすることができる。
ここで、ウエブブラウザ機能とは、インターネット上の
所定URL(ユニフォーム・リソース・ローケイタ)に
アクセスしてホームページを表示する機能である。さら
にここでウエブブラウザ機能は、FTP(ファイル転送
プロトコル)をサポートしており、通信ネットワーク4
0に接続された各種サーバからデータをダウンロードし
たりアップロードしたりする機能も有しているものとす
る。
【0003】また例えば、通信ネットワーク40が、パ
ケット通信網とISDN等のデジタル公衆電話回線とを
さらに含むネットワークであると仮定する。この場合、
ネットワーク利用者46は、例えば、電子メールの送受
信機能やウエブブラウザ機能を備えた携帯電話機から、
パケット通信網を介して所望の仮想店舗42や情報提供
主体44にアクセスしてデータの送受信が行えるように
なっている。
【0004】近年の情報技術(IT)の飛躍的発展によ
りPCを用いた通信ネットワークの利用が容易になって
きたが、さらに、移動体通信機(携帯電話機やパーソナ
ル・ハンディ・ホン(PHS(登録商標))、携帯情報
端末等を含むものとする)を用いた情報伝達や情報提供
も頻繁に広範囲に行われるようになってきており、既
に、携帯電話機をインターネットの接続端末として用い
るサービスが開始されている。
【0005】例えば、株式会社NTTドコモが提供する
iモード(NTTドコモの商標)では、ウエブブラウザ
機能を有する携帯電話機を、iモードセンタを介してイ
ンターネットに接続して、必要なデータをパケット通信
で送受信できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような通信ネット
ワーク40上の各種ネットワーク機器のウエブブラウザ
に表示される仮想店舗42や情報提供主体44のホーム
ページは、仮想店舗42や情報提供主体44にとって顧
客開拓や販売促進の上で極めて重要な機能を求められて
いる。以下、情報提供主体44としての損害保険会社が
自動車保険に関するホームページを開設している場合を
例にとって説明する。
【0007】自動車保険に関するホームページのトップ
ページには、自動車保険とは如何なるものかを解説する
コーナや自社自動車保険の特徴を紹介するコーナ、ある
いは会社情報や採用情報等を開示するコーナ等があり、
それらと共に、新規顧客開拓のためのユーザ登録コーナ
が設けられている。
【0008】ユーザ登録コーナには、当該トップページ
を閲覧しているネットワーク利用者46を新規顧客とし
て取り込むため、ユーザ登録を勧める説明と共に、ユー
ザ登録画面に移行(遷移)するボタンが設けられてい
る。当該トップページを閲覧しているネットワーク利用
者46が、マウス等のポインティングデバイスを用いて
ブラウザに表示された当該トップページ上のボタンをク
リック(選択)すると、ブラウザの表示がユーザ登録画
面に遷移する。
【0009】ユーザ登録画面には、ユーザ登録すること
により享受できる利益の説明と共に、閲覧者であるネッ
トワーク利用者46の氏名、年齢、職業、及び電子メー
ルアドレス等の個人情報を入力するフォームが設けられ
ている。ネットワーク利用者46がこれらのフォームに
入力して送信ボタンをクリックすることによりユーザ登
録が完了する。このようにして獲得したユーザに対し
て、損害保険会社は、自動車保険に関する種々の情報を
定期的に電子メールで送信したり、自動車保険の見積の
作成依頼を促したりして、将来的に保険成約に結びつく
ための種々のイベントをユーザに対して実施することが
できる。
【0010】以上説明したように、顧客獲得や販売促進
のためにユーザ登録は極めて重要である。このユーザ登
録数を増加させるには、第1に、できるだけ多くのネッ
トワーク利用者46に損害保険会社のサイトを訪れても
らい、当該トップページをブラウザ上に表示してもらう
施策が必要である。第2として、当該トップページを閲
覧したネットワーク利用者46の多数が、当該トップペ
ージ上に配置されたユーザ登録画面への遷移ボタンをク
リックしてくれるための施策が必要である。
【0011】上記第1の施策としては、まず、他のイン
ターネットサイト(例えば、ニュースサイト、金融関連
サイト、懸賞サイト等)や検索サイトのホームページ
に、損害保険会社のURLをリンクさせたバナー広告を
表示することが挙げられる。ネットワーク利用者46の
多くが興味を示すバナー広告を他のインターネットサイ
トのホームページに表示できれば、それらのネットワー
ク利用者46がバナーをクリックする件数が増加して損
害保険会社の自動車保険に関するホームページの閲覧件
数を増加させることができる。
【0012】同様にして、定期又は不定期に発行される
いわゆる電子メール(メールマガジンやオプトインメー
ルを含む)に広告を掲載して、当該広告内に自動車保険
に関するホームページに遷移するためのURLを表示す
ることが挙げられる。この場合も、当該メールマガジン
等を購読するネットワーク利用者46の多くが興味を示
す広告を掲載できれば、それらのネットワーク利用者4
6がURLの表示をクリックする件数が増加して損害保
険会社の自動車保険に関するホームページを閲覧する件
数を増加させることができる。
【0013】また、雑誌や新聞等の現実の出版/印刷物
に広告を掲載して、当該広告内に自動車保険に関するホ
ームページのURLを呈示することが挙げられる。この
場合も、当該出版物の読者の多くが興味を示す広告を掲
載できれば、それら読者がネットワーク利用者46とし
てブラウザ上から直接URLを入力して損害保険会社の
自動車保険に関するホームページを閲覧する件数を増加
させることができる。
【0014】上記第2の施策としては、自動車保険に関
するホームページのトップページを、それを閲覧してい
るネットワーク利用者46の各人の嗜好や興味に合う画
面構成に作り上げることが挙げられる。この場合も、閲
覧者の好みに合う画面構成になればなるほど、各ネット
ワーク利用者46が次ページのユーザ登録画面に遷移す
るボタンをクリックする可能性は高くなり、全体として
当該ボタンのクリック数を増加させることができる。
【0015】以上の第1及び第2の施策に引き続いて、
さらにユーザ登録画面の最適化を図ることにより、ユー
ザ登録数の増加が期待でき、ひいては見積件数や成約件
数の増加に結びつけることができる。
【0016】しかしながら現状では、不特定多数の閲覧
者の興味や好みに合わせたバナーやトップページの画面
構成を作成するのは困難である。このため、仮想店舗4
2や情報提供主体44側の主観的な憶測に基づいてバナ
ーやトップページの画面構成がなされており、本来的に
はユーザ登録可能な閲覧者から見て、つまらないか、興
味の湧かない画面構成となってしまっている可能性があ
る。これでは、折角高額の広告費を支払っても、それに
見合う効果を得ることは困難である。従って、顧客開拓
や販売促進のために通信ネットワークに接続されたサイ
トのホームページ等の画面構成を最適化して活用する情
報収集方法及び情報分析方法及びシステムが必要とな
る。
【0017】本発明の目的は、顧客開拓や販売促進のた
めに通信ネットワークに接続されたサイトのホームペー
ジ等の画面構成を最適化するための情報収集/分析方法
及びシステムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、通信ネット
ワークに接続されたサイトのホームページの画面構成を
閲覧者の嗜好に合うように最適化する情報収集/分析方
法であって、前記ホームページに遷移させるために、所
定の広告媒体に所定の広告形態で掲載した広告毎に、異
なるコード番号が付与されたURLのリンクを設け、前
記コード番号付きURLデータを含む第1の送信データ
をブラウザから受信する度に、前記コード番号に対応し
た画面遷移確率テーブルに基づいて、異なる画面レイア
ウトを有する複数のトップページのいずれかを選択して
前記ホームページのトップページとして前記ブラウザに
表示させると共に、前記第1の送信データを含む第1の
データを収集し、次ページに遷移する遷移URLデータ
を含む第2の送信データを前記ブラウザから受信する度
に、前記次ページを前記ブラウザに表示させると共に、
前記第2の送信データを含む第2のデータを収集し、前
記収集された第1及び第2のデータに基づいて、前記複
数のトップページのいずれが前記閲覧者の嗜好に合うか
を分析し、分析結果に基づいて前記画面遷移確率テーブ
ルを調整して、閲覧者の嗜好に合うトップページの表示
頻度を高めることを特徴とする情報収集/分析方法によ
って達成される。
【0019】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記広告は、バナー広告であることを特徴とする。
あるいは、上記本発明の情報収集/分析方法において、
前記広告は、電子メール広告であることを特徴とする。
【0020】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記第1のデータは、前記第1の送信データを受信
した第1の受信時刻データを有し、前記第2のデータ
は、前記第2の送信データを受信した第2の受信時刻デ
ータを有しており、前記第1の受信時刻データの数に対
する前記第2の受信時刻データの数の割合を前記複数の
トップページ毎に算出して、前記割合が高いトップペー
ジの表示頻度が高くなるように前記画面遷移確率テーブ
ルを調整することを特徴とする。
【0021】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、所定の期間毎に前記第1の受信時刻データの数に対
する前記第2の受信時刻データの数の割合を前記複数の
トップページ毎に算出して、前記割合が高いトップペー
ジの表示頻度が高くなるように前記所定期間毎に前記画
面遷移確率テーブルを調整することを特徴とする。
【0022】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記所定期間は、時間を基準としていることを特徴
とする。
【0023】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記所定期間は、1日を不等時間間隔で数段階に区
切っていることを特徴とする。
【0024】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記所定期間は、1日を単位として1週間を7段階
に区切っていることを特徴とする。
【0025】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記分析結果に基づいて前記画面遷移確率テーブル
を調整する前に、前記広告に要した費用に対する効果
が、所定の閾値を越えたか否かを判断することを特徴と
する。
【0026】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記広告に要した費用に対する効果が前記所定の閾
値を越えたら広告掲載の継続を決定して、前記画面遷移
確率テーブルを調整することを特徴とする。
【0027】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記第1の受信時刻データと前記第2の受信時刻デ
ータとに基づいて前記ブラウザ上に前記トップページが
表示されていた時間を算出し、前記時間の長さに基づい
て、前記次ページの画面レイアウトやコンテンツを変化
させることを特徴とする。
【0028】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記第1のデータは、前記ブラウザの情報及び前記
ブラウザが動作するOSの情報を有しており、前記ブラ
ウザ情報及び前記OS情報に基づいて、前記ブラウザの
画面構成に合わせた画面構成の前記トップページを前記
ブラウザに表示させることを特徴とする。
【0029】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記第1のデータは、アクセス元のIPアドレスの
情報を有しており、前記IPアドレス情報に基づいて前
記アクセス元を特定し、前記アクセス元の前記ブラウザ
の画面構成に合わせた画面構成の前記トップページを前
記ブラウザに表示させることを特徴とする。
【0030】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記第1のデータに基づいて前記閲覧者の嗜好を推
定し、前記嗜好に合わせた複数のサイトのリンクを設け
た電子メールを前記閲覧者に送信し、前記複数のサイト
のリンクに対する前記閲覧者のアクセス状況に基づい
て、前記閲覧者の嗜好をさらに明確化することを特徴と
する。
【0031】上記本発明の情報収集/分析方法におい
て、前記第1のデータに基づいて前記閲覧者の嗜好を推
定し、前記嗜好に合わせた文面と共に前記閲覧者を識別
するIDを付与したURLのリンクが設けられた電子メ
ールを前記閲覧者に送信し、前記ID付きURLデータ
を前記閲覧者から受信したら、予め用意した複数のトッ
プページの中から前記閲覧者の嗜好に合致するトップペ
ージを選択して前記ブラウザに表示させることを特徴と
する。
【0032】また、上記目的は、通信ネットワークに接
続されたサイトのホームページの画面構成を閲覧者の嗜
好に合うように最適化する情報収集/分析システムであ
って、前記ホームページに遷移させるために、所定の広
告媒体に所定の広告形態で掲載した広告毎に異なるコー
ド番号が付与されたURLデータを含む第1の送信デー
タをブラウザから受信し、前記コード番号に対応した画
面遷移確率テーブルに基づいて、異なる画面レイアウト
を有する複数のトップページのいずれかが選択されて前
記ホームページのトップページとして前記ブラウザに表
示される際に、前記第1の送信データを含む第1のデー
タを収集する第1のゲートウエイ装置と、次ページに遷
移する遷移URLデータを含む第2の送信データを前記
ブラウザから受信し、前記次ページが前記ブラウザに表
示される際に、前記第2の送信データを含む第2のデー
タを収集する第2のゲートウエイ装置と、前記収集され
た第1及び第2のデータに基づいて、前記複数のトップ
ページのいずれが前記閲覧者の嗜好に合うかを分析し、
分析結果に基づいて閲覧者の嗜好に合うトップページの
表示頻度を高めるように前記画面遷移確率テーブルを調
整する情報管理サーバとを有することを特徴とする情報
収集/分析システムによって達成される。
【0033】上記本発明の情報収集/分析システムにお
いて、前記第1のデータ及び前記第2のデータを格納す
るデータベース装置を有することを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
情報収集/分析方法及びシステムについて図1乃至図2
8を用いて説明する。本実施の形態による情報収集/分
析方法及びシステムは、トップページの記載内容、記載
形式、レイアウトなどを閲覧者の性格や好みあるいは興
味の対象に合うようにできるだけ工夫して修正すること
により、ユーザ登録率を向上させて、顧客獲得や販売促
進の効率を向上させている点に特徴を有している。そし
て、トップページの修正のためのデータ収集の仕組みに
本実施の形態の情報収集方法の特徴がある。また、収集
されたデータを分析し、ユーザ登録率(あるいは成約
率)が高くなるように、閲覧者から送信されたURLを
リダイレクトして閲覧者にとって最適なトップページを
表示させることに特徴を有している。
【0035】まず、本実施の形態による情報収集/分析
方法及びシステムの概略の構成について図1を用いて説
明する。図1は、本実施の形態における情報収集/分析
システムの内部構成を示している。本実施の形態による
情報収集/分析システム1は、図29に示す通信ネット
ワーク40に接続された情報提供主体44内に設けられ
ている。本実施の形態では、これ以降、情報提供主体4
4として損害保険会社Sを例に挙げ、自動車保険に関す
るホームページPを開設している場合について説明す
る。
【0036】なお、通信ネットワーク40は、パケット
通信網とISDN等のデジタル公衆電話回線若しくはア
ナログ公衆電話回線、あるいは専用線から接続可能なイ
ンターネットである。ネットワーク利用者46は、電子
メールの送受信機能やウエブブラウザ機能を有するPC
等から、通信ネットワーク40を介して情報提供主体4
4の一つである損害保険会社SのホームページPを閲覧
して自動車保険に関する情報を取得できるようになって
いる。また、ネットワーク利用者46は、例えば、ウエ
ブブラウザ機能を備えた携帯電話機からパケット通信網
を介して損害保険会社SのホームページPを閲覧できる
ようになっている。
【0037】さて、図1に示す情報収集/分析システム
1は、通信ネットワーク40上のネットワーク利用者4
6からの種々のリクエストを受け付けて処理する情報管
理サーバ22を有している。情報管理サーバ22は、不
図示の通信モジュールを介して通信ネットワーク40に
接続されると共に、通信ネットワーク40を介して入力
される各種リクエストを処理するコンピュータを有して
いる。
【0038】また、情報収集/分析システム1は、第1
のゲートウエイ装置2及び第2のゲートウエイ装置4を
有している。第1のゲートウエイ装置2は、ネットワー
ク利用者46から通信ネットワーク40を介して損害保
険会社SのホームページPへのアクセスがあると、受信
したURLデータから後程詳述するコード番号等の所定
データを抽出すると共に、ネットワーク利用者46のブ
ラウザに表示させるトップページの画面番号等のデータ
を情報管理サーバ22に送出するようになっている。第
1のゲートウエイ装置2は、損害保険会社Sのホームペ
ージPへのアクセスを要求しているネットワーク利用者
46のブラウザに、画面レイアウトやコンテンツが異な
る複数種類のトップページ6、8、10、12、14の
いずれかが表示されるように、所定の画面番号に基づい
てURLのリダイレクションを行う。
【0039】第1のゲートウエイ装置2には、各種の広
告媒体、例えば、ニュースサイトや検索サイト、あるい
は懸賞サイトのホームページに貼り付けられた損害保険
会社Sのバナー広告16をクリックしたネットワーク利
用者46からのURL送信データが入力される。
【0040】また、別の広告媒体としてのメールマガジ
ン(あるいはオプトインメール)18に掲載した広告に
設けられたホームページPへのURL(リンク)をクリ
ックしたネットワーク利用者46からのURL送信デー
タが第1のゲートウエイ装置2に入力される。
【0041】さらに、第1のゲートウエイ装置2には、
ネットワーク利用者46が、雑誌等の現実の出版物に損
害保険会社Sが掲載した広告を見て、そこに記述された
ホームページPのURLをブラウザ上で直接入力した送
信データ20も受信される。第1のゲートウエイ装置2
は、これらのURL送信データから上記所定データを抽
出して情報管理サーバ22に送出するとともに、トップ
ページ6〜14のうち決めておいたいずれか1つが表示
されるように、閲覧者の送信したURLをリダイレクシ
ョンする。
【0042】第2のゲートウエイ装置4は、トップペー
ジ6〜14のいずれかが閲覧者のブラウザに表示された
後、当該トップページ6〜14上に設けられたユーザ登
録画面への遷移ボタン28がクリックされると、後程説
明する所定データを情報管理サーバ22に出力するよう
になっている。
【0043】情報管理サーバ22には、種々の情報が蓄
積された複数のデータベースからなるデータベース部2
4が接続されている。さらに情報管理サーバ22には、
データベース部24とは別に、コンピュータで実行され
るプログラムやデータを格納する記憶装置26が接続さ
れている。データベース部24及び記憶装置26には、
磁気ディスクや光ディスクあるいは光磁気ディスク等の
媒体を回転させてデータの読み出し/書き込みを行うデ
ィスク装置や半導体記憶装置を用いた固体メモリ等が用
いられている。
【0044】情報管理サーバ22は、不図示の管理用ク
ライアントに接続されている。管理用クライアントは、
各種処理に用いるコンピュータと、当該コンピュータを
操作するためのキーボードやマウス等の情報入力装置と
を有している。
【0045】次に、データベース部24の概略構成及び
記憶装置26内に格納された各種ソフトウエアについて
簡単に説明する。データベース部24は、ユーザデータ
蓄積用の第1及び第2のデータベースDB1、DB2を
有している。第1のデータベースDB1には、第1のゲ
ートウエイ装置2から情報管理サーバ22に送出された
所定データが図4(a)に示すデータ構造で格納されて
いる。
【0046】第2のデータベースDB2には、第2のゲ
ートウエイ装置4から情報管理サーバ22に送出された
所定データが図4(b)に示すデータ構造で格納されて
いる。図4に示すこれらのデータ構造については後述の
情報収集/分析方法の手順において説明する。
【0047】データベース部24はさらに、広告媒体や
広告形態、あるいは広告費などの情報が格納された広告
データベース(図3参照)を有している。また、データ
ベース部24は、複数の画面のいずれをホームページP
のトップページとしてネットワーク利用者46のブラウ
ザに表示させるかを決める画面遷移確率データベース
(図6参照)や、ユーザ登録したネットワーク利用者4
6を管理するユーザ登録データベース(図7参照)を有
している。これら図3、図6及び図7についても後述の
情報収集/分析方法の手順において詳細に説明する。
【0048】記憶装置26内には、データベース管理ソ
フトウエアや情報サイト管理ソフトウエア、広告管理ソ
フトウエア、データベース検索エンジン等の種々のプロ
グラム及びデータが格納されている。
【0049】さて次に、上記の構成を有する本実施の形
態の情報収集/分析システム1での情報収集方法及び情
報分析方法について、図2乃至図28を用いて説明す
る。図2は、情報収集/分析システム1での情報収集方
法の概略の手順を示すフローチャートである。当該手順
を説明する前に、まず、損害保険会社Sがバナー広告に
リンクを設定したURLや、オプトインメール、あるい
はメールマガジンの広告欄にリンクさせたURLの構造
について説明する。
【0050】例えば、あるニュースサイトA1のホーム
ページにバナー広告を掲載する場合、バナーにリンクさ
せるURLは、通常の例えば「http://www.
s−ring.com/index.cgi(損害保険
会社SのホームページのURLとする)」までは他の広
告にリンクさせたURLと共通である。そして、このU
RLに続けて、広告毎に異なるコード番号、例えば「?
code=12345678」等が付加されている。従
って、ニュースサイトA1のホームページに所定期間掲
載したバナーにリンクさせたURLは「http://
www.s−ring.com/index.cgi?
code=12345678」となる。なお、上記UR
Lのリンクは、WWW(ワールドワイドウエブ)のペー
ジを記述するhtml等の言語でニュースサイトA1の
ホームページのスクリプト内に記述される。
【0051】図3は、データベース部24に設けられた
広告データベースに格納されているデータのデータ構造
を例示している。広告データベースには、少なくとも
「コード番号」、「広告媒体」、「広告形態」、「ター
ゲット等」、「広告費」、「広告開始日」、及び「広告
終了日」等の広告情報が記録されている。
【0052】ここで、「コード番号」とは、広告を特定
するために設けられ、広告毎に異なる複数桁の連続番号
(符号も含む)が付与されている。「広告媒体」には、
ニュースサイト各社、検索サイト各社、その他懸賞サイ
ト各社等、さらに、メールマガジン発行各社、オプトイ
ンメール発行各社等が含まれる。「広告形態」には、バ
ナー、メールマガジン、オプトインメール等の形態があ
り、広告媒体が雑誌等の紙媒体の場合の「広告形態」は
「印刷」である。「ターゲット等」とは、掲載広告によ
り獲得したい潜在的需要者層を特定するための項目であ
り、図示のように「20歳代男性」のように具体的に年
齢や性別を特定してもよいし「特になし」として特定し
ないようにすることもできる。「広告費」には、広告掲
載に要した費用が記録されている。
【0053】さて、以上説明したような広告毎に異なる
コード番号が付与されたURLをリンクした広告を掲載
している損害保険会社Sにおいて、情報収集/分析シス
テム1を用いた情報収集方法の概略の手順を図2を用い
て説明する。まず、いずれかの広告媒体に掲載した広告
を見たネットワーク利用者46が、損害保険会社Sのホ
ームページPにアクセスしてきたら(ステップS1)、
第1のゲートウエイ装置2は、URL送信データからコ
ード番号等を抽出し、URL送信データ毎にID符号I
D1を付与して情報管理サーバ22に送出する(ステッ
プS2)。それと共に、第1のゲートウエイ装置2は、
決められた画面番号に対応したトップページ6〜14の
いずれか1つが表示されるように閲覧者の送信したUR
Lを所定のURLに変更するリダイレクションを行う。
【0054】第1のゲートウエイ装置2から送出された
データは、情報管理サーバ22を介して、データベース
部24に設けられたユーザデータ蓄積用の第1のデータ
ベースDB1に格納される。図4(a)は、第1のデー
タベースDB1に格納されているデータ(すなわち、第
1のゲートウエイ装置2が閲覧者のURL送信データに
基づいて抽出/付加したデータ)のデータ構造を例示し
ている。
【0055】図4(a)に示すように、第1のデータベ
ースDB1に格納されたデータは、第1のゲートウエイ
装置2から情報管理サーバ22に送出された所定データ
とID符号ID1とで構成されている。第1のデータベ
ースDB1には、少なくとも「コード番号」、「アクセ
ス開始日」、「アクセス開始時刻」、「ブラウザ情
報」、「OS(オペレーティングシステム)情報」、
「アクセス元のIP(インターネットプロトコル)アド
レス」、「プロキシサーバのIPアドレス」、「アクセ
ス元のURL」、「画面番号」、及び「第1のゲートウ
エイ装置2で付与されたID1」等のユーザ情報が記録
されている。
【0056】ここで、「コード番号」は、図3に示すデ
ータ構造の広告データベースに用いられているコード番
号に対応している。従って、コード番号をキーとしてデ
ータベースDB1と広告データベースとのリレーション
を形成することにより、ホームページPを閲覧しようと
するネットワーク利用者46がいずれの広告を見てアク
セスしてきたのかが分かるようになっている。
【0057】広告媒体が雑誌等の場合には、広告中には
コード番号の付与されない通常のURLが記載される。
このため、雑誌の広告を見てホームページPを閲覧しよ
うとする場合はコード番号のないURL送信データが第
1のゲートウエイ装置2で受信される。この場合には、
第1のゲートウエイ装置2で特別なコード番号が付与さ
れる。
【0058】「アクセス開始日」と「アクセス開始時
刻」は、ホームページPを閲覧しようとするネットワー
ク利用者46の送信したURLデータを第1のゲートウ
エイ装置2で受信した日時が記録されている。
【0059】「ブラウザ情報」とは、広告にリンクされ
たURLを送信してきたネットワーク利用者46が使用
しているブラウザの種類を示している。図示の「Moz
illa」は、ブラウザの種類がネットスケープ社のネ
ットスケープナビゲータ(商標)やマイクロソフト社の
インターネットエクスプローラ(商標)であることを示
している。
【0060】「OS情報」には、広告にリンクされたU
RLを送信してきたネットワーク利用者46が使用して
いるPCのOSの種類や携帯電話機の種類等のデータが
示されている。図中「win」はマイクロソフト社のO
Sである「Windows(商標)」を表し、「ma
c」は、アップルコンピュータ社のPC「マッキントッ
シュ(商標)」に搭載されているOSを表している。
【0061】「アクセス元のIPアドレス」は、広告に
リンクされたURLを送信してきたネットワーク利用者
46のIPアドレスを示し、「プロキシサーバのIPア
ドレス」は、経由してきたプロキシサーバのIPアドレ
スを示している。「アクセス元のURL」は、広告にリ
ンクされたURLを送信してきたネットワーク利用者4
6側のURLを示している。
【0062】「画面番号」は、図5に示すように、例え
ば画面レイアウトやコンテンツの異なる5つのトップペ
ージ6、8、10、12、14を識別するために付与さ
れた番号である。画面番号に基づいてトップページ6〜
14のいずれかが選択され、当該トップページのURL
にリダイレクションされてネットワーク利用者46のブ
ラウザに画面番号に対応したトップページデータが出力
される。
【0063】画面番号01〜05に対応したトップペー
ジ6〜14のいずれをどの程度の頻度でネットワーク利
用者46のブラウザ毎に表示させるかを決める画面遷移
確率データは、データベース部24にある画面遷移確率
データベース内に「コード番号」に関連付けて格納され
ている。図6(a)は、画面遷移確率データベース内の
データ構造の例を示している。図示の例では、コード番
号が「12345678」の広告には選択可能な画面パ
ターンが5つ存在し画面番号01〜05が付与されてお
り、それらの画面遷移確率(表示確率)は全て均等の2
5%となっている。図6(a)に示すデータ構造例で
は、初期状態として各画面の表示確率を等しくしている
が、広告開始当初から予め偏った表示確率を与えておい
てももちろんよい。
【0064】「第1のゲートウエイ装置2で付与された
ID1」は、広告を見たネットワーク利用者46からの
URL送信を受信する毎に第1のゲートウエイ装置2に
より新規ID1が付与されるようになっている。
【0065】第1のゲートウエイ装置2が、上記データ
を情報管理サーバ22に送出すると共に、ブラウザから
のURL送信データを画面番号に基づいて所定のURL
にリダイレクションさせると、ホームページPの閲覧を
希望するネットワーク利用者46のブラウザに当該画面
データが送信される(ステップS3)。なお、送信され
てブラウザに表示されたトップページ6〜14のいずれ
にも、図1及び図5に示すように、次ページのユーザ登
録画面30に遷移するためのユーザ登録ボタン28が配
置されている。
【0066】情報管理サーバ22は、図4(a)に示す
項目のデータを第1のゲートウエイ装置2から受け取る
とそれらを第1のデータベースDB1に格納する(ステ
ップS4)。
【0067】ホームページPの閲覧を希望するネットワ
ーク利用者46のブラウザに所定の画面番号の画面デー
タが送信された後、閲覧者がトップページに配置された
ユーザ登録ボタン(遷移ボタン)28をクリックすると
(ステップS5)、次ページのURLデータが送信され
て第2のゲートウエイ装置4に受信される。第2のゲー
トウエイ装置4は、ネットワーク利用者46のブラウザ
を次ページのURL先にリンクさせる。これにより、ユ
ーザ登録画面30の画面データがユーザ登録ボタン28
をクリックした閲覧者のブラウザに送信される(ステッ
プS6)。図5に示すように、ユーザ登録画面30に
は、ユーザ登録フォームに入力した各種個人情報を送信
するための送信ボタンが配置されている。
【0068】次に、情報管理サーバ22は、第2のゲー
トウエイ装置4から図4(b)に示すデータを受け取る
(ステップS7)。第2のゲートウエイ装置4から送出
されたデータは、情報管理サーバ22を介して、データ
ベース部24に設けられたユーザデータ蓄積用の第2の
データベースDB2に格納される。図4(b)は、第2
のデータベースDB2に格納されているデータのデータ
構造を例示している。
【0069】図4(b)に示すように、第2のデータベ
ースDB2に格納されたデータは、第2のゲートウエイ
装置4から情報管理サーバ22に送出された所定データ
とID符号ID2とで構成されている。第2のデータベ
ースDB2には、少なくとも「第1のゲートウエイ装置
2で付与されたID1」、「アクセス終了日」、「アク
セス終了時刻」、及び「第2のゲートウエイ装置4で付
与されたID2」等のユーザ情報が記録されている。
【0070】ここで、当該データ構造は、第1のゲート
ウエイ装置2で付与された「ID1」と関連付けられて
いる。このため、項目「ID1」をキーとして、第1の
データベースDB1に格納されたデータと第2のデータ
ベースDB2に格納されたデータとをリンクさせること
が可能となる。
【0071】「アクセス終了日」と「アクセス終了時
刻」には、次ページを閲覧しようとするネットワーク利
用者46の送信したURLデータを第2のゲートウエイ
装置2で受信した日時が記録される。この日時は、閲覧
者がトップページに配置されたユーザ登録ボタン28を
クリックして、ホームページPのトップページを閲覧し
終わって次ページのユーザ登録画面30に切り替わる時
点の時刻にほぼ等しい。
【0072】「第2のゲートウエイ装置4で付与された
ID2」について、個々のネットワーク利用者46がユ
ーザ登録ボタン28をクリックした情報が入力される毎
に第2のゲートウエイ装置4により新規ID2が付与さ
れるようになっている。
【0073】以上説明したデータが第2のゲートウエイ
装置4から情報管理サーバ22に送出された後、ユーザ
登録画面30からユーザ登録が行われると、情報管理サ
ーバ22は、ユーザ登録をしたネットワーク利用者46
の個人情報等をユーザ登録データベースに書き込む(ス
テップS8)。ユーザ登録データベースは、図7に示す
データ構造を有する。図7に示すように、ユーザ登録デ
ータベースに格納されたデータは、例えば、「ユーザI
D」、「氏名」、「職業」、「電子メールアドレス」、
及び「第2のゲートウエイ装置4で付与されたID
2」、さらに、「保険満期日」、「見積作成依頼」、及
び「成約保険料」等のユーザ登録情報が記録されてい
る。
【0074】ここで、「ユーザID」とは、新規登録毎
に異なる符号で付与され、登録後は当該ユーザIDに基
づいて情報管理サーバ22によるユーザ管理が行われ
る。「氏名」とは、ユーザ登録希望者の氏名であり、
「職業」とは、ユーザ登録希望者の現在の職業である。
「電子メールアドレス」とは、ユーザ登録後に損害保険
会社Sから登録ユーザに発信する連絡事項等が記載され
たメールの送付場所である。
【0075】ユーザ登録データベースに格納されたデー
タは、「第2のゲートウエイ装置4で付与されたID
2」をキーとして、第2のデータベースDB2に格納さ
れたデータとリンクさせることができるようになってい
る。「保険満期日」とは、ユーザ登録画面30に表示さ
れた登録フォームにおいて、所有車の任意保険の満期日
を記入する欄に記載されたデータが入力される。
【0076】「見積作成依頼」と「成約保険料」の情報
収集は、図2に示す情報収集方法の手順とは別の手順に
より、情報収集方法の終了後に引き続いて一定期間実施
される。「見積作成依頼」とは、ユーザ登録後に見積依
頼があった場合を「1」、ない場合を「0」として数値
化している。「成約保険料」は、成約した自動車保険の
保険料の金額データが書き込まれている。金額データが
「0」の場合は未成約であることを示している。「0」
以外の数値の場合には、ユーザ登録をした人が損害保険
会社Sの自動車保険の被保険者として契約が成立したこ
とも示している。
【0077】以上図2を用いて説明した情報収集方法に
より、損害保険会社Sの掲載した広告を見てホームペー
ジPにアクセスした閲覧者が、当該ホームページPのト
ップページに配置されたユーザ登録画面30への遷移ボ
タン28をクリックしたか否か、クリックしたのであれ
ばユーザ登録したか否かまでを把握できるデータが得ら
れる。
【0078】なお、情報収集のための期間としては、バ
ナー広告においては、バナーの掲載期間中であって、当
該期間と同じかそれより短い日数が割り当てられ、メー
ルや雑誌については、広告掲載日またはそれ以降の数日
から1週間程度が情報収集期間に割り当てられる。そし
て、当該情報収集期間以降の所定期間にわたって、ユー
ザ登録データベース内の「見積作成依頼」と「成約保険
料」の情報収集が行われる。
【0079】さて、以上説明したような自動車保険のホ
ームページPについての情報収集ルーチンが終了した
ら、次に、損害保険会社Sの情報収集/分析システム1
を用いて収集した情報を分析する情報分析方法に移る。
本実施の形態による情報分析方法の手順について図8を
用いて説明する。本例の情報分析方法を実施する前提と
して、上記情報収集方法における情報収集期間が経過し
ており、且つ、ユーザ登録データベース内の「見積作成
依頼」と「成約保険料」の情報収集も終了しているもの
とする。
【0080】まず、第1のデータベースDB1及び第2
のデータベースDB2のデータをデータ項目「ID1」
をキーにしてマッチングさせる(ステップS10)。同
様にして、第1のデータベースDB1と広告データベー
スのデータを「コード番号」をキーにしてマッチングさ
せ(ステップS11)、第2のデータベースDB2とユ
ーザ登録データベースのデータとをデータ項目「ID
2」をキーとしてマッチングさせる(ステップS1
2)。
【0081】次に、マッチングされたデータを用いて、
情報管理サーバ22は、図9に示すような成功率算出表
を作成する(ステップS13)。成功率算出表は、図9
に示すように左から右に向かって「コード番号」、「広
告媒体」、「広告形態」、「画面番号」、「ページ・ビ
ュー回数(PV)」、「クリック数(E)」、「ユーザ
登録数(E2)」、「見積数(ES)」、「成約保険
料」、「成約件数」、「E/PV」、「E2/PV」、
及び「ES/PV」の項目が割り当てられている。
【0082】ここで、「ページ・ビュー回数(PV)」
とは、当該広告に興味や関心を持ったネットワーク利用
者46がホームページPを閲覧した回数であって、同一
コード番号の広告において、画面番号毎に分類して表示
している。ページ・ビュー回数(PV)は、第1のデー
タベースDB1に蓄積されたデータのうち同一コード番
号で同一画面番号を持つ項目「ID1」の個数をカウン
トして求められる。
【0083】「クリック数(E)」は、ページ・ビュー
回数(PV)の集計でカウントされた閲覧者のうち、次
ページのユーザ登録画面30に遷移するための画面遷移
ボタン28をクリックした閲覧者の数を示している。こ
れは、同一コード番号及び同一画面番号を持つ「ID
1」の集合のうち、項目「ID2」を有している数をカ
ウントして求められる。
【0084】「ユーザ登録数(E2)」は、ページ・ビ
ュー回数(PV)にカウントされた閲覧者が次ページの
ユーザ登録画面30に遷移するための画面遷移ボタン2
8をクリックし、さらに実際にユーザ登録された件数を
示している。これは、同一コード番号及び同一画面番号
を持つ「ID2」の集合から「ユーザID」を有してい
る数をカウントして求められる。
【0085】「見積数(ES)」は、ページ・ビュー回
数(PV)にカウントされた閲覧者が次ページのユーザ
登録画面30に遷移するための画面遷移ボタン28をク
リックしてユーザ登録を行い、さらに見積を依頼した人
の数を表している。これは、同一コード番号及び同一画
面番号を持つ「ユーザID」の集合から、ユーザ登録デ
ータベースの「見積作成依頼件数」が「1」となってい
る数をカウントして求められる。
【0086】「成約保険料」は、ページ・ビュー回数
(PV)にカウントされた閲覧者が次ページのユーザ登
録画面30に遷移するための画面遷移ボタン28をクリ
ックしてユーザ登録を行い、さらに保険契約が成約した
場合の成約保険料の合計金額を表している。これは、同
一コード番号及び同一画面番号を持つ「ユーザID」の
集合から、ユーザ登録データベースの「成約保険料」の
金額を合計して求められる。
【0087】「成約件数」は、ページ・ビュー回数(P
V)にカウントされた閲覧者が次ページのユーザ登録画
面30に遷移するための画面遷移ボタン28をクリック
してユーザ登録を行い、さらに、保険契約をした人の数
を表している。これは、同一コード番号及び同一画面番
号を持つ「ユーザID」の集合から、ユーザ登録データ
ベースのユーザ登録データベースの「成約保険料」が
「0」でない数をカウントして求められる。
【0088】「E/PV」は、コード番号毎のページ・
ビュー回数(PV)に対するクリック数(E)の割合を
表す指標であり、当該指標の値が大きいほど、用いられ
たトップページの画面レイアウトやコンテンツが閲覧者
の興味や好みに沿ったものである可能性が高いと推定さ
れる。また、逆の場合には、用いられたトップページの
画面レイアウトやコンテンツが閲覧者の興味や好みに合
わないものである可能性が高いと推定される。
【0089】「E2/PV」は、コード番号毎のページ
・ビュー回数(PV)に対するユーザ登録数(E2)の
割合を表す指標であり、当該指標の値が大きいほど、ユ
ーザ登録画面30の画面レイアウトやコンテンツが閲覧
者の興味や好みに沿ったものである可能性が高いと推定
される。
【0090】「ES/PV」は、コード番号毎のページ
・ビュー回数(PV)に対する見積数(ES)の割合を
表す指標であり、当該指標の値が大きいほど、成約件数
が増加する可能性が高いと推定される。
【0091】図9に示す成功率算出表は、「広告媒体」
が“ニュースサイトA1”で「広告形態」が“バナー”
という同一の「広告媒体」及び「広告形態」に対して、
図5に示すような画面番号01〜05で識別される5種
類の画面パターンやコンテンツの異なるトップページ6
〜12を図6(a)に示した均等な画面遷移確率で自動
車保険のホームページPに使用した場合を示している。
【0092】図9に示す成功率算出表の例からは、ニュ
ースサイトA1のホームページにバナー広告を掲載する
場合には、例えば、指標「E/PV」等の値が高い画面
番号01や04のトップページ6、12の表示頻度を高
くした方がさらに顧客開拓や販売促進に寄与する可能性
が高いと推定できる。この場合、図6(a)に示すデー
タ構造の画面遷移確率データベース内のコード番号「1
2345678」の画面遷移確率テーブルを変更して、
例えば画面番号01と04の表示頻度を他より高くする
ように調整してから、再度、図2を用いて説明した情報
収集方法に移行してデータ収集をやり直すこともでき
る。
【0093】また、少しずつ画面レイアウトやコンテン
ツを変化させた新たな画面を作成して、上記図2に示し
た情報収集方法を実施し、次いで、上記のような成功率
算出表を作成して上記指標を算出して評価することによ
り、ニュースサイトA1のホームページに頻繁にアクセ
スする人達に好感や興味を持たれるトップページを作成
することができるようになる。
【0094】図3に示した広告データベース内で上記以
外のコード番号が付与された他の広告についても、図9
に示す成功率算出表を作成して同様の分析をすることに
より、当該他の広告が掲載されたホームページやメール
を利用している利用者に好感や興味を持ってもらえるト
ップページを作り上げることができるようになる。
【0095】さて、図8に戻り、ステップS13で成功
率算出表を作成したら、次に、当該広告に対する費用対
効果の把握に移る(ステップS14)。費用対効果の把
握は、当該コード番号の広告に要した広告費に対する当
該コード番号の広告で得られた成約保険料の合計金額の
割合が、閾値αを超えているか否かで判断される。広告
費は広告データベースから抽出され、成約保険料の合計
はユーザ登録データベースから抽出される。
【0096】ステップS14において、当該広告に対す
る費用対効果が閾値αを越えていればステップS15に
移行して、情報管理サーバ22は当該広告の掲載を継続
する決定をする。さらに、図6(b)に示すように、情
報管理サーバ22は画面遷移確率データベース内のコー
ド番号「12345678」の画面遷移確率テーブルを
変更して、例えば、画面番号01だけが100%、つま
り常時表示されるように調整して情報分析方法を終了す
る。
【0097】ステップS14において、費用対効果が閾
値αを越えていなければステップS17に移行して、情
報管理サーバ22は対策案を検討してその結果を不図示
の表示画面上に表示する。表示内容は、例えば、広告の
掲載を中止する勧告であったり、広告の掲載は継続する
が費用を削減する方法の提供であったり、あるいは新た
な画面レイアウト等を備えた新規トップページの作成を
促す提案であったりする(ステップS18)。
【0098】次に、図2を用いて説明した情報収集方法
のステップS3の画面選択における変形例について図1
0乃至図12を用いて説明する。図2のステップS3で
は、画面番号01〜05のいずれかのトップページを選
択して閲覧者のブラウザ上に表示させるようにしてい
る。本例ではこれをさらに拡張して、ホームページPに
アクセスするネットワーク利用者46のPCや携帯電話
機のOSやブラウザの種類に応じて最適な画面レイアウ
トを備えたトップページデータを送信することを特徴と
する。
【0099】図2のステップS3で画面番号01〜05
のいずれかのトップページが選択されると、次に、第1
のゲートウエイ装置2は、図10に示すように、収集し
たデータのうち、「ブラウザ情報」と「OS情報」とを
環境変数として用い、アクセスしているブラウザの種類
と、当該ブラウザを搭載している機器のOSの種類とを
特定する(ステップS3−1)。
【0100】例えばNTTドコモ社のiモードでのアク
セスがあると、「ブラウザ情報」にはiモードに対応し
たブラウザコードが付与されている。これにより、ブラ
ウザ搭載機器が携帯電話機であって、iモードに対応す
るブラウザが使われていることが分かる。この情報に基
づき、第1のゲートウエイ装置2は、画面番号01〜0
5のいずれかのトップページの下層にさらに分岐して、
各社の携帯電話機に搭載されたブラウザに合わせて複数
作成されたトップページのうち所定のトップページが表
示されるように、iモードでのアクセスを所定のURL
にリダイレクションする(ステップS3−2)。これに
より、携帯電話機各社のブラウザに、より合致した画面
構成でユーザフレンドリーな画面構成のトップページを
表示させることができるようになる。
【0101】また従来、各種携帯電話機のブラウザに対
応するトップページを表示させるために、携帯電話機の
URL入力では、URLの文字列の末尾に「/i」、
「/j」、あるいは「/a」等の文字列をユーザが一々
入力する必要があった。これに対し本実施の形態によれ
ば、「ブラウザ情報」を利用することにより、携帯電話
機の使用者が上記追加の文字列を入力しなくても、携帯
電話機のブラウザを特定して自動的に所定のトップペー
ジを表示させることができるようになる。これにより、
携帯電話機の使用者は、URL末尾の入力に神経を使っ
たり入力の煩わしさから開放される。
【0102】また、「OS情報」のデータから、例え
ば、WindowsユーザやMacユーザを判別するこ
とができる(ステップS3−1)。この情報に基づき、
第1のゲートウエイ装置2は、画面番号01〜05のい
ずれかのトップページの下層にさらに分岐して、各社の
PCに搭載されたOSに合わせて複数作成されたトップ
ページのうち所定のトップページが表示されるように、
アクセス先のURLを所定のURLにリダイレクション
する(ステップS3−2)。これにより、Window
sユーザの場合にはWindows特有の画面構成に合
わせたトップページが表示され、MacユーザにはMa
cOS特有の画面構成に合わせたユーザフレンドリーな
トップページが表示される。こうすることにより、それ
ぞれのPCユーザはホームページPに大きな親近感を覚
えるため、ひいてはユーザ登録画面に遷移するボタン2
8をクリックする可能性を高めることができる。
【0103】同様に、PCに搭載されたブラウザの場合
も、OSがWindowsの場合のIE(インターネッ
トエクスプローラ(マイクロソフト社の商標))やNS
(ネットスケープナビゲータ(ネットスケープ社の商
標)、あるいはMAC−OSでのIEやNS等でそれぞ
れ少しずつ画面構成に変化がある。これに対しても本実
施形態によれば、きめ細かに各ブラウザになじむトップ
ページ画面を提供することができるので、それぞれのP
CユーザはホームページPに大きな親近感を覚えるた
め、ひいてはユーザ登録画面に遷移するボタン28をク
リックする可能性を高めることができるようになる(ス
テップS3−2)。
【0104】次に、図11を用いて画面選択のさらに他
の変形例について説明する。図4(a)に示すように、
第1のゲートウエイ装置2では、ホームページPにアク
セスするネットワーク利用者46のアクセス元のIPア
ドレスや、プロキシサーバのIPアドレスもデータとし
て収集している。そこで、図11のステップS3−3に
示すように、これらのIPアドレスからURLを逆引き
できる外部DB(例えばJPNIC((社)日本ネット
ワークインフォーメーションセンター))等を利用し
て、閲覧者の属するイントラネットアドレスを特定して
(ステップS3−4)、当該イントラネット画面に調和
する最適な画面レイアウトを備えたトップページデータ
を送信するようにしてもよい。
【0105】例えば、第1のゲートウエイ装置2は、画
面番号01〜05のいずれかのトップページの下層にさ
らに分岐して、各社のイントラネット画面に合わせて複
数作成されたトップページのうち所定のトップページが
表示されるように、アクセス先のURLを所定のURL
にリダイレクションさせる(ステップS3−5)。
【0106】あるいは、個人ユーザの場合には、ISP
経由でインターネットに接続している場合が多いので、
上記IPアドレスの逆引き(ステップS3−3)により
ISPを特定し、個人ユーザのブラウザに表示させるト
ップページにISPと関連のある画像や音声あるいは記
事を載せるようにすることもできる。例えば、第1のゲ
ートウエイ装置2は、画面番号01〜05のいずれかの
トップページの下層にさらに分岐して、各ISP社のホ
ームページ画面に合わせて複数作成されたトップページ
のうち所定のトップページが表示されるように、アクセ
ス先のURLを所定のURLにリダイレクションする
(ステップS3−5)。これによっても、きめ細かに各
ブラウザになじむトップページ画面を提供してビジネス
チャンスを拡大することが可能になる。
【0107】次に、図12を用いて画面選択のさらに他
の変形例について説明する。図4(a)、(b)に示す
ように、第1のゲートウエイ装置2では、ホームページ
Pにアクセスするネットワーク利用者46のアクセス開
始日及びアクセス開始時刻が取得されている。また、第
2のゲートウエイ装置4では、ホームページPのトップ
ページにある遷移ボタン28をクリックした結果のトッ
プページのアクセス終了日とアクセス終了時刻とが取得
されている。
【0108】そこで、図12のステップS3−10に示
すようにブラウザ上にトップページが表示されていた時
間を算出し、トップページを表示させていた時間の長さ
を判断基準にして(ステップS3−11)、次ページの
画面レイアウトやコンテンツを変化させるようにする。
具体的には予め用意してある複数の異なるページのいず
れかに分岐させる(ステップS3−12)。
【0109】例えば、滞在時間が10秒以下でトップペ
ージの遷移ボタン28が押された場合には、既にユーザ
登録が済んでいる閲覧者であると推定して、ユーザ登録
画面30の次ページのユーザ認証画面(図示せず)にジ
ャンプさせる(ステップS3−13)。滞在時間が10
秒以上5分以下で遷移ボタン28が押された場合には、
初めての閲覧者であると推定して、通常通りユーザ登録
画面30を表示させる(ステップS3−14)。滞在時
間が5分から10分で遷移ボタン28が押された場合に
は、ホームページPのさらに詳しい情報を望んでいると
推定して、ユーザ登録画面30をスキップして会社情報
や商品情報ページ(不図示)にジャンプさせる(ステッ
プS3−15)。滞在時間が1時間以上で遷移ボタン2
8が押された場合には、一旦何らかのメッセージを表示
させてからユーザ登録画面30にジャンプさせる(ステ
ップS3−16)。
【0110】このような形式で表示画面を変更すること
もユーザフレンドリーなページ表示として閲覧者の賛同
が得られ、ひいては顧客開拓や販売促進に大きく寄与す
ることができる。
【0111】次に、複数のトップページの画面遷移確率
テーブルを時間毎によりきめ細かく調整する方法につい
て図13乃至図16を用いて説明する。図13は、画面
遷移確率テーブルの調整手順を示すフローチャートであ
る。まず、例えば1日を0−1時、1−2時、・・・、
22−23時、23−24時の1時間刻みの24段階に
分割し、それぞれの時間帯について、図9の成功率算出
表の各指標「E/PV」、「E2/PV」、及び「ES
/PV」を求める(ステップS20)。
【0112】情報管理サーバ22は、図4(a)、
(b)に示すデータ構造の第1及び第2のデータベース
DB1、DB2から、「アクセス開始日」と「アクセス
開始時刻」、及び「アクセス終了日」と「アクセス終了
時刻」を参照して、時間帯(例えば1時間刻み)毎の
「ページ・ビュー回数(PV)」や、「クリック数
(E)」、「ユーザ登録数(E2)」、及び「見積数
(ES)」、「成約保険料」、「成約件数」をカウント
する。こうすることにより、図14に示すような時間帯
毎の成功率算出表が作成される。図14は同一コード番
号に対する画面番号毎の成功率算出表であり、時間帯毎
によりきめ細かに各指標「E/PV」、「E2/P
V」、及び「ES/PV」を算出できる。
【0113】次に、情報管理サーバ22は、作成された
成功率算出表を用いて、時間帯毎の最適トップページの
画面番号を推定するための特徴時間帯の抽出及び分析を
行う(ステップS21)。この処理は、例えば、時間帯
毎に指標「E/PV」等が高い画面番号毎を抽出する。
図14に示す例では、0−1時では画面番号01が最も
指標「E/PV」が高く、1−2時では画面番号02の
指標「E/PV」が高く、また、22−23時及び23
−24時では画面番号04の指標「E/PV」が高くな
っている。
【0114】次に、情報管理サーバ22は、図14に示
す成功率算出表を不図示の印字装置に出力し(ステップ
S22)、次いで、画面遷移確率データベース内の当該
コード番号に対応する画面遷移確率テーブル内の数値を
調整する(ステップS23)。図15は、図6に示した
画面遷移確率テーブルに代えて、画面遷移確率データベ
ース内に格納した時間帯毎の画面遷移確率テーブルを示
している。図6に示した画面遷移確率テーブルに対し
て、図15に示す画面遷移確率テーブルは、時間帯毎に
画面遷移の確率が調整されている。図15に示す画面遷
移確率テーブルを用いることにより、アクセスする時間
帯に応じて閲覧者の年齢や性別が変化して興味や好みの
対象が変化しても、それに合わせたきめの細かいトップ
ページの表示をすることができるようになる。
【0115】上記例では、画面番号毎の特徴時間帯の抽
出をしたが、これ以外に例えば、図16に示すように、
広告形態毎の特徴時間帯を抽出するようにしてもよい。
情報管理サーバ22は、図4(a)、(b)に示すデー
タ構造の第1及び第2のデータベースDB1、DB2か
ら、「アクセス開始日」と「アクセス開始時刻」、及び
「アクセス終了日」と「アクセス終了時刻」を参照し
て、広告形態毎に、時間帯(例えば1時間刻み)毎の
「ページ・ビュー回数(PV)」や、「クリック数
(E)」、「ユーザ登録数(E2)」、及び「見積数
(ES)」、「成約保険料」、「成約件数」をカウント
する。こうすることにより、図16に示す成功率算出表
が作成される。図16は、広告形態毎に、時間帯毎の各
指標「E/PV」、「E2/PV」、及び「ES/P
V」を算出している。この場合には、指標「E/PV」
が高くなる時間帯に所定の広告形態での広告を掲載すれ
ば、顧客獲得や販売促進に効果があると推定される。
【0116】なお、上記例では、1時間を単位として1
日を24段階に区切っているが、例えば、朝、昼、夕
方、夜、深夜等のように1日を不等間隔で5段階に区切
るようにしてももちろんよい。また、1日を単位として
1週間を7段階に区切って、曜日毎の評価をするように
データ収集及び分析評価をすることも可能である。
【0117】以上説明したように、本実施の形態による
情報収集/分析方法及びシステムによれば、トップペー
ジの記載内容、記載形式、レイアウトなどを閲覧者の性
格や好みあるいは興味の対象に合うようにできるだけ工
夫して修正することができるので、ユーザ登録率を向上
させて、顧客獲得や販売促進の効率を向上させることが
できる。上記本実施形態の情報収集方法によりトップペ
ージの修正のためのデータ収集を行い、さらに、上記情
報分析方法により収集されたデータを分析することによ
り、ユーザ登録率(あるいは成約率)が高くなるように
閲覧者にとって最適なトップページを表示させることが
できる。
【0118】次に、上記実施形態による情報収集/分析
方法でデータ収集及び分析の対象となったサンプル数の
うち、ユーザ登録をした登録ユーザに対してされる追跡
調査について説明する。この追跡調査は、電子メールを
登録ユーザに送信することにより行われ、登録ユーザを
自動車保険契約の成約に導くための調査の意味をもちろ
ん有しているが、それだけでなく、上記情報収集/分析
方法の精度を向上させるための、情報収集/分析方法に
対する調査も企図している。
【0119】以下、図17乃至図23を用いて登録ユー
ザに対する追跡調査の手順について説明する。まず、予
め広告媒体毎に登録ユーザの属性を推定しておいてデー
タベース部24に設けられた広告媒体毎ユーザ属性デー
タベースに格納しておく。図17は、広告媒体毎ユーザ
属性データベースのデータ構造を示している。広告媒体
毎ユーザ属性データベースには、広告毎に割り振られた
「コード番号」と、当該広告が掲載される「広告媒体」
と「広告形態」、及び当該広告での「ターゲット」層の
データが格納されている。これらのデータは、広告デー
タベース内のデータと重複している。さらに、広告媒体
毎ユーザ属性データベースには、「ユーザ属性」のデー
タ項目として「価格重視」と「性能重視」とを用い、そ
れら2つの項目毎に1〜5の5段階に分類した数値が記
録されている。ここで、「価格重視」とは、例えば、自
動車保険の場合において保険料の高低にどれだけこだわ
るかを示しており、保険料の高低にこだわる可能性が高
い方から順に5〜1の数値データが付されている。ま
た、「性能重視」とは、例えば、自動車保険の場合にお
いて補償範囲の広狭にどれだけこだわるかを示してお
り、補償範囲の広狭にこだわる可能性が高い方から順に
5〜1の数値データが付されている。
【0120】図17では、例えば、ニュースサイトA1
のホームページに掲載された損害保険会社Sのバナー広
告を見て、ブラウザ上で当該バナーをクリックして損害
保険会社SのホームページPにアクセスする人達のユー
ザ属性は、現時点において「価格重視」=2、「補償重
視」=4であると推定している。これは、ニュースサイ
トA1のホームページを好むネットワーク利用者46
は、ニュースサイトA1のホームページの趣旨や内容か
ら判断して、商品の購入やサービスの提供に対して、
「価格」より「補償」の方をやや重視する傾向にあると
いう推定に基づいている。
【0121】同様に例えば、懸賞サイトC1のホームペ
ージに掲載された損害保険会社Sのバナー広告を見て、
ブラウザ上で当該バナーをクリックして損害保険会社S
のホームページPにアクセスする人達のユーザ属性は、
現時点において「価格重視」=5、「補償重視」=1で
あると推定している。これは、懸賞サイトC1のホーム
ページを好むネットワーク利用者46は、懸賞サイトC
1のホームページの趣旨や内容から判断して、商品の購
入やサービスの提供に対して、「価格」を最も重視し、
「補償」はあまり重視しない傾向にあるという推定に基
づいている。
【0122】なお、データ未収集の当初においては、
「ユーザ属性」における2つの項目の5段階分類は、全
広告媒体で中間の「3」を付与しておいてもよいし、一
定期間だけ本実施の形態による情報収集/分析方法を予
備的に実施してその結果から推定したり、他の情報を参
酌して決めたりすることができる。
【0123】さて、図18は例示として、ユーザ登録デ
ータベース(図7参照)に登録されているユーザID=
1003の登録ユーザに対して追跡調査として送信され
る電子メールの内容の一例を示している。図18に示す
文面例は、文節あるいは段落毎に予め文書データベース
(不図示)に格納されている。図18に示す電子メール
は、懸賞サイトC1のホームページに掲載されたバナー
広告(コード番号「12345680」とする)をクリ
ックして、損害保険会社SのホームページPにアクセス
してユーザ登録したユーザ登録者に対して送信すること
を意図している。
【0124】情報管理サーバ22は、図17に示す広告
媒体毎のユーザ属性データベースを検索して、コード番
号「12345680」のバナー広告のユーザ属性が
「価格重視」=5、「補償重視」=1であることを読み
出し、図18に示す文面例を文書データベースから読み
出して文書を作成する。作成された文書には、図18に
示すように、ユーザ登録に対するお礼の言葉と共に、懸
賞サイトにジャンプする懸賞コーナを設けており、当該
懸賞コーナには、懸賞商品の紹介と共に当該懸賞サイト
にリンクするURLが記載されている。
【0125】文書中において、懸賞商品が高性能ノート
型パソコンである懸賞サイトのURLは、例えば「ht
tp://www.ad.co.jp/index.c
gi?UID=1003&ID3=1」となっている。
このURL末尾の「UID=1003&ID3=1」に
おいて、「UID=1003」は、ユーザ登録データベ
ースに登録された登録ユーザのユーザIDが「100
3」であることを示している。「ID3=1」は、「w
ww.ad.co.jp」から、後程説明するID3デ
ータベース(図21参照)内のID3=1に格納された
URLへリダイレクションさせることを意味している。
【0126】同様にして、図18の例示では、懸賞商品
が廉価版ノート型パソコンである2番目の懸賞サイトの
URLは、例えば「http://www.ad.c
o.jp/index.cgi?UID=1003&I
D3=2」、懸賞商品が高性能ノート型パソコンである
4番目の懸賞サイトのURLは、例えば「http:/
/www.ad.co.jp/index.cgi?U
ID=1003&ID3=4」となっている。
【0127】図19は、本実施の形態による情報収集/
分析方法における上記追跡調査による電子メール送信後
の情報収集方法の概略の手順を示すフローチャートであ
る。まず、図18に示した送信メール内に記載された懸
賞サイトにジャンプするいずれかのURLを送信メール
受信者のネットワーク利用者(登録ユーザ)46がクリ
ックして、ブラウザから当該URL送信データが送信さ
れると(ステップS30)、第1のゲートウエイ装置2
は、URL送信データから項目「UID」を抽出し(ス
テップS31)、次いで項目「ID3」を抽出して(ス
テップS32)、これらを情報管理サーバ22に送出す
る。
【0128】データベース部24は図20に示すデータ
構造を有する登録ユーザ毎のユーザ属性履歴データベー
スを有している。当該データ構造は、項目「UID」と
「ID3」とが一組となって順に格納されている。第1
のゲートウエイ装置2から項目「UID」と項目「ID
3」とを受け取る毎に情報管理サーバ22は、ユーザ属
性履歴データベースに「UID」と「ID3」のデータ
を書き込む(ステップS33)。
【0129】また、データベース部24は図21に示す
データ構造を有するID3データベースを有している。
当該データ構造は、項目「ID3」をキーとして、リダ
イレクション先の「URL」とその「URL属性」とが
格納されている。「URL属性」は、当該URLのホー
ムページの特徴を示す情報が格納されており、例えば、
URL先が懸賞サイトの場合には懸賞商品の商品情報が
格納されている。
【0130】第1のゲートウエイ装置2は、URL送信
データから抽出した項目「UID」と項目「ID3」と
を情報管理サーバ22に送出すると、抽出した「ID
3」の数値をキーとして、ID3データベース内に格納
された「URL」を読み出して、登録ユーザのブラウザ
を抽出した「ID3」に関連付けられたURLにリンク
させるリダイレクションを行う(ステップS34)。
【0131】なお、図18に示す電子メールの内容は、
懸賞サイトC1のホームページに掲載されたバナー広告
をクリックしてユーザ登録した、「価格重視」=5で
「補償重視」=1と推定される登録ユーザ向けであるた
め、メール中に懸賞サイトへの案内を豊富に入れるよう
にしている。これが例えば、ニュースサイトA1のホー
ムページに掲載したバナー広告をクリックしてユーザ登
録した、「価格重視」=2で「補償重視」=4と推定さ
れる登録ユーザ向けの場合は、懸賞サイトへの案内に代
えて、例えば、自動車保険契約に付随する各種サービス
(例えば、車両故障時の素早い対応等)を案内するサイ
トへジャンプするURLを豊富に入れるようにする。
【0132】以上説明した方法により、電子メールを登
録ユーザに送信し、図19に示した手順でそれら電子メ
ールからのアクセスデータを収集したら、次に、収集し
たデータを分析して登録ユーザ毎のユーザ属性データベ
ースを更新する。登録ユーザ毎のユーザ属性データベー
スはデータベース部24内に設けられ、図23に示すデ
ータ構造を有している。登録ユーザ毎のユーザ属性デー
タベースのデータ構造は、図17に示した広告媒体毎の
ユーザ属性データベースに格納された「ユーザ属性」と
同様の基準による5段階分類の「価格重視」と「性能重
視」と登録ユーザのユーザID(UID)に基づいて記
録されている。図23(a)は、ユーザID=1003
の登録ユーザのユーザ属性が、「価格重視」=5で「補
償重視」=1と記録されている。
【0133】さて、収集したデータを分析して登録ユー
ザ毎のユーザ属性データベースを更新する手順について
図22を用いて説明する。まず、情報管理サーバ22
は、ユーザ登録ごとのユーザ属性履歴データベース(図
20参照)を参照して(ステップS40)、追跡調査用
の電子メールに対する登録ユーザのアクセス履歴を分析
し(ステップS41)、ユーザ属性データの修正の要否
を判断する(ステップS42)。
【0134】例えば、図20に示す例では、ユーザID
=1003の登録ユーザは懸賞サイトに4回アクセスし
ている。そのうち3回は懸賞商品が高性能のノート型パ
ソコンである懸賞サイトへのアクセスである。この事実
に基づき、例えば、ユーザID=1003の登録ユーザ
は、「価格」よりも「補償(性能)」を重視する傾向に
あるとしたほうが当該登録ユーザの実態に合う可能性が
ある。そこで、図23(b)に示すように「価格重視」
=2、「補償(性能)重視」=4にユーザ属性データの
修正を行う(ステップS43)。
【0135】また、例えば、ユーザID=1003の登
録ユーザが懸賞サイトに全くアクセスしなかった場合に
は、「価格」も「補償(性能)」も程々に重視する傾向
にあるとしたほうが当該登録ユーザの実態に合う可能性
がある。その場合には、例えば「価格重視」=3、「補
償(性能)重視」=3にユーザ属性データの修正を行う
(ステップS43)。このようにして、追跡調査を登録
ユーザ毎に行うことにより、各登録ユーザのユーザ属性
をより正確なものにしてゆくことができる。
【0136】次に、上記実施形態による情報収集/分析
方法でデータ収集及び分析の対象となったサンプル数の
うち、ユーザ登録をした登録ユーザに対する自動車保険
成約のためのアプローチの手順について図24を用いて
説明する。
【0137】まず、情報管理サーバ22は、ユーザ登録
データベースにアクセスして、所望の「ユーザID」か
ら「氏名」、「電子メールアドレス」、及び「保険満期
日」を抽出する(ステップS50)。次に、情報管理サ
ーバ22は、登録ユーザ毎のユーザ属性データベース
(図23)を参照し、当該「ユーザID」の「ユーザ属
性」を読み込む(ステップS51)。
【0138】次に、「保険満期日」データに基づいて、
現時点から満期日までの期間を計算し、計算された期間
が「1ヶ月前」、「1〜2ヶ月前」、「それ以外」のい
ずれに該当するか判断する(ステップS52)。期間が
「1ヶ月前」であればステップS53に移行し、「1〜
2ヶ月前」であればステップS54に移行し、「それ以
外」であればステップS55に移行する。
【0139】ステップS53では、保険満期日が近々到
来するので、当該ユーザIDの登録ユーザ宛に送信する
電子メールは、「ユーザ属性」等を考慮しつつ積極的な
販売促進(売り込み)姿勢を示す文面で構成する。文面
は不図示の文面データベースに蓄積されている。ステッ
プS54では、保険満期日が近づきつつあるので、「ユ
ーザ属性」等を考慮しつつ緩やかな販売促進姿勢を示す
文面で構成する。また、ステップS55では、保険満期
日は当分到来しないので、「ユーザ属性」等を考慮しつ
つ登録ユーザにとって有益な情報を提供するに留め、例
えば、上記追跡調査を兼ねた内容の文面で構成する。
【0140】文面の構成が決まったら、情報管理サーバ
22は電子メール文書を作成して(ステップS56)、
所定の「電子メールアドレス」宛に送信する(ステップ
S57)。
【0141】図25は、図24に示した手順のうち、ス
テップS53の積極的な販売促進姿勢を示す文面を作成
して電子メール送信する手順の変形例を示している。図
25において、まず、情報管理サーバ22は、ユーザ登
録データベースにアクセスして所望の「ユーザID」か
ら「氏名」、「電子メールアドレス」、及び「保険満期
日」を抽出する(ステップS60)。次に、情報管理サ
ーバ22は、登録ユーザ毎のユーザ属性履歴データベー
ス(図20)を参照して(ステップS61)、追跡調査
用の電子メールに対する登録ユーザのアクセス履歴を分
析して、当該電子メールの内容に対する登録ユーザの反
応を「反応情報」として抽出する。反応情報としては、
例えば、当該電子メールに掲示した複数の懸賞サイトへ
のURLをクリックした回数や、クリックしたURLの
サイトの特徴の偏り等がある。
【0142】次に、当該「ユーザID」の登録ユーザの
「保険満期日」が1ヶ月前か否かを判断し(ステップS
62)、1ヶ月前より長い期間であれば、次の所望の
「ユーザID」のレコードに移行して(ステップS6
3)、再び、ステップS60から処理を開始する。「保
険満期日」が1ヶ月前であれば(ステップS62)、ス
テップS64に移行して、情報管理サーバ22は、登録
ユーザ毎のユーザ属性データベース(図23)を参照
し、当該「ユーザID」の「ユーザ属性」を読み込む
(ステップS64)。
【0143】次いで、情報管理サーバ22は、読み込ん
だ「ユーザ属性」に見合う電子メール用文面を作成す
る。さらに、情報管理サーバ22は、登録ユーザ毎のユ
ーザ属性履歴データベースから抽出した「反応情報」に
基づいて販売促進用品を決定し、当該販売促進用品を電
子メール文面に反映させる(ステップS65)。
【0144】電子メール文面が決まったら、情報管理サ
ーバ22は電子メール文書を所定の「電子メールアドレ
ス」宛に送信する(ステップS66)。次いで、次の所
望の「ユーザID」のレコードがあるか否か判断し(ス
テップS67)、次のレコードがなければ処理を終了
し、次のレコードがあれば、再びステップS60から処
理を開始する。
【0145】図26及び図27は、上述の図25に示す
手順により作成した販売促進用メールの文面例(1)、
(2)を示している。図26の文面例(1)は、「ユー
ザ属性」が「価格重視」=5で「補償(性能)重視」=
1の登録ユーザ(UID=1003)であり、登録ユー
ザ毎のユーザ属性履歴データベースから抽出した「反応
情報」からも「価格重視」=5で「補償(性能)重視」
=1が推定される場合の文面例である。当該文面例で
は、保険料の安さを強調すると共に、「無料」、「20
00円割引」等の文言を明記して「価格重視」に対処し
ている。また、販売促進用品として1000円分のプリ
ペイドカードを採用し、当該プリペイドカードは見積依
頼をした人全員に配られるというキャンペーンにしてい
る。販売促進用品として決定したプリペイドカードは、
当該登録ユーザの「反応情報」等に基づいて決めてい
る。なお、見積依頼の方法は、メール中に記載したUR
Lをクリックして、所定の見積依頼用のサイトのホーム
ページをブラウザ上に表示させて行う。
【0146】図27文面例(2)は、「ユーザ属性」が
「価格重視」=2で「補償(性能)重視」=4の登録ユ
ーザであり、登録ユーザ毎のユーザ属性履歴データベー
スから抽出した「反応情報」からも「価格重視」=2で
「補償(性能)重視」=4が推定される場合の文面例で
ある。当該文面例では、「さらに充実した補償」にする
ことが可能でそのための必要な保険料を明記して「補償
(性能)重視」に対処している。また、販売促進用品と
してノート型パソコンを採用し、当該ノート型パソコン
は見積保存をした人から抽選で当たるというキャンペー
ンにしている。販売促進用品として決定したノート型パ
ソコンは、当該登録ユーザの「反応情報」等に基づいて
決めている。なお、見積保存の方法は、メール中に記載
したURLをクリックして、所定の見積保存用のホーム
ページをブラウザ上に表示させて行う。
【0147】上記図26及び図27に示す文面例の下方
に示した見積依頼/保存用のサイトのURLは、例えば
「http://www.a-sonpo.co.jp/in
dex.cgi?UID=1003」となっている。こ
のURL末尾の「UID=1003」は、ユーザ登録デ
ータベースに登録された登録ユーザのユーザIDが「1
003」であることを示している。
【0148】図28は、情報収集/分析システム1にお
ける上記ユーザ登録をした登録ユーザに対する自動車保
険成約のための積極的アプローチによる電子メール送信
後の情報収集方法の概略の手順を示すフローチャートで
ある。まず、図26または図27に示した送信メール内
に記載された見積依頼/保存用のサイトにジャンプする
URLを送信メール受信者のネットワーク利用者(登録
ユーザ)46がクリックして、ブラウザから当該URL
送信データが送信されると(ステップS70)、第1の
ゲートウエイ装置2は、URL送信データから項目「U
ID」を抽出して(ステップS71)、情報管理サーバ
22に送出する。
【0149】情報管理サーバ22は、データベース部2
4にある登録ユーザ毎のユーザ属性データベース(図2
3)を参照し、当該「ユーザID」の「ユーザ属性」を
読み込む(ステップS72)。
【0150】次に、情報管理サーバ22は、見積依頼/
保存用サイトのホームページとして、「ユーザ属性」毎
に予め用意しておいた複数のトップページの中から、当
該「ユーザ属性」に合うトップページの画面番号を選択
する(ステップS73)。この動作は、既に説明した図
2を用いた動作手順におけるステップS3と同様であ
る。
【0151】次に、ステップS73でいずれかの画面番
号のトップページが選択されると、次に、第1のゲート
ウエイ装置2は、図10を用いて説明したのと同様にし
て、収集したデータのうち、「ブラウザ情報」と「OS
情報」とを環境変数として用い、アクセスしているブラ
ウザの種類と、当該ブラウザを搭載している機器のOS
の種類とを特定する。
【0152】この情報に基づき、第1のゲートウエイ装
置2は、いずれかの画面番号のトップページの下層にさ
らに分岐して、各社のPCに搭載されたOS等に合わせ
て複数作成されたトップページのうち所定のトップペー
ジが表示されるように、アクセス先のURLを所定のU
RLにリダイレクションする(ステップS74)。
【0153】情報管理サーバ22は、対応するhtml
ソースを当該登録ユーザのブラウザに送信する(ステッ
プS75)。これにより、Windowsユーザの場合
にはWindows特有の画面構成に合わせたトップペ
ージが表示され、MacユーザにはMacOS特有の画
面構成に合わせたユーザフレンドリーなトップページが
表示される。こうすることにより、それぞれのPCユー
ザは見積依頼/保存用のホームページに大きな親近感を
覚えるため、ひいては自動車保険契約の成約の可能性を
高めることができる。
【0154】従来、サイトのホームページのトップペー
ジは、当該サイトを代表するという認識が強いため、サ
イト運用者の方針としてはトップページ画面を頻繁に変
えようという意識にはならない。しかしながら、目的を
持ってホームページを閲覧してくれる閲覧者に対してよ
りユーザフレンドリであるためには、閲覧者各人が好む
トップページをそれぞれ用意して閲覧者毎に画面構成を
変える方が好ましい。最適なトップページを表示させて
閲覧者の心を如何につかむかが極めて大切である。以上
説明した本実施の形態による情報収集/分析方法及びシ
ステムによれば、閲覧者各人に対して最適なトップペー
ジを容易かつ確実に提供することができるようになる。
【0155】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、ユー
ザ登録画面30は1種類だけ用意しているが、本発明は
これに限らず、図2のステップS3で説明したトップペ
ージ6〜14のように、異なる画面レイアウトやコンテ
ンツの複数の画面パターンを用意して、ユーザ登録画面
30の最適化を図るようにすることももちろん可能であ
る。
【0156】同様に、バナー広告の画面レイアウトやコ
ンテンツを改良するために、本発明を適用することもも
ちろん可能である。
【0157】上記実施の形態では、情報提供主体44と
して損害保険会社Sを例にとり、自動車保険に関するホ
ームページPのトップページを最適化する方法について
説明しているが、本発明はこれに限らず、あらゆる業態
の情報提供主体44や仮想店舗42のサイトのホームペ
ージを閲覧者毎に最適化するために本発明を適用するこ
とができる。
【0158】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、顧客開拓
や販売促進のために通信ネットワークに接続されたサイ
トのホームページ等の画面構成を最適化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による情報収集/分析方
法及びシステムの概略の構成について説明する図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態による情報収集方法の概
略の手順について説明する図である。
【図3】本発明の一実施の形態による情報収集/分析シ
ステムにおける広告データベースのデータ構造を示す図
である。
【図4】本発明の一実施の形態による情報収集/分析シ
ステムにおける第1及び第2のデータベースDB1、D
B2のデータ構造を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態による情報収集/分析シ
ステムにおけるホームページ画面例を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態による情報収集/分析シ
ステムにおける画面遷移確率データベースのデータ構造
を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態による情報収集/分析シ
ステムにおけるユーザ登録データベースのデータ構造を
示す図である。
【図8】本発明の一実施の形態による情報分析方法の概
略の手順について説明する図である。
【図9】本発明の一実施の形態による情報分析方法で用
いられる成功率算出表を示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態において、図2を用い
て説明した情報収集方法のステップS3の画面選択の変
形例について説明する図である。
【図11】本発明の一実施の形態において、図2を用い
て説明した情報収集方法のステップS3の画面選択の他
の変形例について説明する図である。
【図12】本発明の一実施の形態において、図2を用い
て説明した情報収集方法のステップS3の画面選択のさ
らに他の変形例について説明する図である。
【図13】本発明の一実施の形態において、図2を用い
て説明した情報収集方法のステップS3の画面選択のま
たさらに他の変形例について説明する図である。
【図14】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、時間帯毎の成功率算出表であって、同一
コード番号に対する画面番号毎の成功率算出表を示す図
である。
【図15】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、画面遷移確率データベース内に格納した
時間帯毎の画面遷移確率テーブルを示す図である。
【図16】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、時間帯毎の成功率算出表であって、広告
形態毎の成功率算出表を示す図である。
【図17】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、広告形態毎のユーザ属性データベースの
データ構造を示す図である。
【図18】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、送信メールの一例を示す図である。
【図19】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、追跡調査による電子メール送信後の情報
収集方法の概略の手順を示すフローチャートを示す図で
ある。
【図20】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、登録ユーザ毎のユーザ属性履歴データベ
ースのデータ構造を示す図である。
【図21】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、ID3データベースのデータ構造を示す
図である。
【図22】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、収集したデータを分析して登録ユーザ毎
のユーザ属性データベースを更新する手順を説明するフ
ローチャートを示す図である。
【図23】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、ユーザ属性データベースのデータ構造を
示す図である。
【図24】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法における、登録ユーザに対する自動車保険成約のた
めのアプローチの手順を示すフローチャートである。
【図25】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、図24に示した手順のうち、ステップS
53の積極的な販売促進姿勢を示す文面を作成して電子
メール送信する手順の変形例を示すフローチャートであ
る。
【図26】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、図25に示す手順により作成した販売促
進用メールの文面例(1)を示す図である。
【図27】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法において、図25に示す手順により作成した販売促
進用メールの文面例(2)を示す図である。
【図28】本発明の一実施の形態による情報収集/分析
方法における、登録ユーザに対する自動車保険成約のた
めの積極的アプローチによる電子メール送信後の情報収
集方法の概略の手順を示すフローチャートである。
【図29】通信ネットワークの概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 情報収集/分析システム 2 第1のゲートウエイ装置 4 第2のゲートウエイ装置 6、8、10、12、14 トップページ 16 バナー広告 18 メールマガジン 20 送信データ 22 情報管理サーバ 24 データベース部 26 記憶装置 28 ユーザ登録画面への遷移ボタン 30 ユーザ登録画面 40 通信ネットワーク 42 仮想店舗 44 情報提供主体 46 ネットワーク利用者

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークに接続されたサイトのホ
    ームページの画面構成を閲覧者の嗜好に合うように最適
    化する情報収集/分析方法であって、 前記ホームページに遷移させるために、所定の広告媒体
    に所定の広告形態で掲載した広告毎に、異なるコード番
    号が付与されたURLのリンクを設け、 前記コード番号付きURLデータを含む第1の送信デー
    タをブラウザから受信する度に、前記コード番号に対応
    した画面遷移確率テーブルに基づいて、異なる画面レイ
    アウトを有する複数のトップページのいずれかを選択し
    て前記ホームページのトップページとして前記ブラウザ
    に表示させると共に、前記第1の送信データを含む第1
    のデータを収集し、 次ページに遷移する遷移URLデータを含む第2の送信
    データを前記ブラウザから受信する度に、前記次ページ
    を前記ブラウザに表示させると共に、前記第2の送信デ
    ータを含む第2のデータを収集し、 前記収集された第1及び第2のデータに基づいて、前記
    複数のトップページのいずれが前記閲覧者の嗜好に合う
    かを分析し、 分析結果に基づいて前記画面遷移確率テーブルを調整し
    て、閲覧者の嗜好に合うトップページの表示頻度を高め
    ることを特徴とする情報収集/分析方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報収集/分析方法におい
    て、 前記広告は、バナー広告であることを特徴とする情報収
    集/分析方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の情報収集/分析方法におい
    て、 前記広告は、電子メール広告であることを特徴とする情
    報収集/分析方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情
    報収集/分析方法において、 前記第1のデータは、前記第1の送信データを受信した
    第1の受信時刻データを有し、 前記第2のデータは、前記第2の送信データを受信した
    第2の受信時刻データを有しており、 前記第1の受信時刻データの数に対する前記第2の受信
    時刻データの数の割合を前記複数のトップページ毎に算
    出して、 前記割合が高いトップページの表示頻度が高くなるよう
    に前記画面遷移確率テーブルを調整することを特徴とす
    る情報収集/分析方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の情報収集/分析方法におい
    て、 所定の期間毎に前記第1の受信時刻データの数に対する
    前記第2の受信時刻データの数の割合を前記複数のトッ
    プページ毎に算出して、 前記割合が高いトップページの表示頻度が高くなるよう
    に前記所定期間毎に前記画面遷移確率テーブルを調整す
    ることを特徴とする情報収集/分析方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の情報収集/分析方法におい
    て、 前記所定期間は、時間を基準としていることを特徴とす
    る情報収集/分析方法。
  7. 【請求項7】請求項5記載の情報収集/分析方法におい
    て、 前記所定期間は、1日を不等時間間隔で数段階に区切っ
    ていることを特徴とする情報収集/分析方法。
  8. 【請求項8】請求項5記載の情報収集/分析方法におい
    て、 前記所定期間は、1日を単位として1週間を7段階に区
    切っていることを特徴とする情報収集/分析方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情
    報収集/分析方法において、 前記分析結果に基づいて前記画面遷移確率テーブルを調
    整する前に、 前記広告に要した費用に対する効果が、所定の閾値を越
    えたか否かを判断することを特徴とする情報収集/分析
    方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の情報収集/分析方法にお
    いて、 前記広告に要した費用に対する効果が前記所定の閾値を
    越えたら広告掲載の継続を決定して、前記画面遷移確率
    テーブルを調整することを特徴とする情報収集/分析方
    法。
  11. 【請求項11】請求項4乃至10のいずれか1項に記載
    の情報収集/分析方法において、 前記第1の受信時刻データと前記第2の受信時刻データ
    とに基づいて前記ブラウザ上に前記トップページが表示
    されていた時間を算出し、 前記時間の長さに基づいて、前記次ページの画面レイア
    ウトやコンテンツを変化させることを特徴とする情報収
    集/分析方法。
  12. 【請求項12】請求項4乃至11のいずれか1項に記載
    の情報収集/分析方法において、 前記第1のデータは、前記ブラウザの情報及び前記ブラ
    ウザが動作するOSの情報を有しており、 前記ブラウザ情報及び前記OS情報に基づいて、前記ブ
    ラウザの画面構成に合わせた画面構成の前記トップペー
    ジを前記ブラウザに表示させることを特徴とする情報収
    集/分析方法。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のいずれか1項に記載
    の情報収集/分析方法において、 前記第1のデータは、アクセス元のIPアドレスの情報
    を有しており、 前記IPアドレス情報に基づいて前記アクセス元を特定
    し、前記アクセス元の前記ブラウザの画面構成に合わせ
    た画面構成の前記トップページを前記ブラウザに表示さ
    せることを特徴とする情報収集/分析方法。
  14. 【請求項14】請求項1乃至13のいずれか1項に記載
    の情報収集/分析方法において、 前記第1のデータに基づいて前記閲覧者の嗜好を推定
    し、 前記嗜好に合わせた複数のサイトのリンクを設けた電子
    メールを前記閲覧者に送信し、 前記複数のサイトのリンクに対する前記閲覧者のアクセ
    ス状況に基づいて、前記閲覧者の嗜好をさらに明確化す
    ることを特徴とする情報収集/分析方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の情報収集/分析方法に
    おいて、 前記第1のデータに基づいて前記閲覧者の嗜好を推定
    し、 前記嗜好に合わせた文面と共に前記閲覧者を識別するI
    Dを付与したURLのリンクが設けられた電子メールを
    前記閲覧者に送信し、 前記ID付きURLデータを前記閲覧者から受信した
    ら、予め用意した複数のトップページの中から前記閲覧
    者の嗜好に合致するトップページを選択して前記ブラウ
    ザに表示させることを特徴とする情報収集/分析方法。
  16. 【請求項16】通信ネットワークに接続されたサイトの
    ホームページの画面構成を閲覧者の嗜好に合うように最
    適化する情報収集/分析システムであって、 前記ホームページに遷移させるために、所定の広告媒体
    に所定の広告形態で掲載した広告毎に異なるコード番号
    が付与されたURLデータを含む第1の送信データをブ
    ラウザから受信し、前記コード番号に対応した画面遷移
    確率テーブルに基づいて、異なる画面レイアウトを有す
    る複数のトップページのいずれかが選択されて前記ホー
    ムページのトップページとして前記ブラウザに表示され
    る際に、前記第1の送信データを含む第1のデータを収
    集する第1のゲートウエイ装置と、 次ページに遷移する遷移URLデータを含む第2の送信
    データを前記ブラウザから受信し、前記次ページが前記
    ブラウザに表示される際に、前記第2の送信データを含
    む第2のデータを収集する第2のゲートウエイ装置と、 前記収集された第1及び第2のデータに基づいて、前記
    複数のトップページのいずれが前記閲覧者の嗜好に合う
    かを分析し、分析結果に基づいて閲覧者の嗜好に合うト
    ップページの表示頻度を高めるように前記画面遷移確率
    テーブルを調整する情報管理サーバとを有することを特
    徴とする情報収集/分析システム。
  17. 【請求項17】請求項16記載の情報収集/分析システ
    ムにおいて、 前記第1のデータ及び前記第2のデータを格納するデー
    タベース装置を有することを特徴とする情報収集/分析
    システム。
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