JP2002056306A - 広告主に関するユーザの経済的購入価値を評価することによりｅコマースの取引を行うシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のセッション中に特定の顧客により閲覧
されているウェブ・ページの内容および広告を個人化す
ることにより、ｅコマース取引を改善するシステムおよ
び方法を提供すること。 【解決手段】 追跡システムおよび方法が、様々なウェ
ブ・サーバに対する訪問中のユーザの動作を記録する。
ユーザの動作は、例えば、ユーザにより行われた問い合
せ、ユーザにより訪問されたＵＲＬ、ユーザにより購入
された商品および／またはサービス、ユーザにより要求
された相場、ユーザに提供された価格、個々のセッショ
ン・プロファイルを含む。ｅビジネスは、各広告主に関
して、ユーザに対する経済的購入価値を評価することが
できる。この経済的購入価値に基づき、ｅビジネスは、
この特定のユーザおよび進行中の特定のセッションに対
する、対応する広告紹介手数料を割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理の分野に
関する。特に本発明は、インターネットなどの関連する
ネットワークを介してともにリンクされたシステム内で
維持管理されるデータを検索する検索エンジンと共にｅ
コマース広告において使用するソフトウェア・システム
および関連する方法に関する。より詳細には本発明は、
インターネット検索セッション内のユーザに対するイン
ターネット検索および活動履歴を作り出すこと、ならび
にユーザ履歴および活動プロファイルを使用して広告主
に対するユーザの経済的購入価値（economic purchase
value）を評価し、広告主に対するユーザの認識された
購入価値に基づき広告料が支払われるようにすること、
のためのコンピュータ・ソフトウェア・プロダクトに関
する。

【０００２】

【従来の技術】ワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷＷ）
は、世界中の企業、政府、グループ、および個人が、ウ
ェブ・ページとして知られている相互リンクされたコン
ピュータ・ファイルを維持管理する相互接続されたコン
ピュータの拡張的ネットワークからなる。ユーザは、イ
ンターネット・ブラウザとして一般的に知られているコ
ンピュータ・ソフトウェア・プログラムによってこれら
のページを移動する。ＷＷＷサイトが多数あるため、多
くのウェブ・ページは情報の冗長性を有するか、あるい
は機能または題名のいずれかにおいて強い類似性を共有
する。ＷＷＷが多数あるため、情報を取り出し、または
企業を見つけるためにユーザは、基本的にインターネッ
ト検索エンジンに頼ることになる。これらの検索エンジ
ンは、ユーザにより定義された検索と取り出された情報
との関連性を判定するために様々な手段を使用する。

【０００３】ウェブ・ページの作者は、ウェブ・ページ
を定義するハイパーテキスト・マークアップ・ランゲー
ジ（ＨＴＭＬ）文書の本文内にメタデータとして知られ
ている情報を提供する。ウェブ・クローラとして知られ
ているコンピュータ・ソフトウェア・プロダクトは、ペ
ージからページへハイパーテキスト・リンクを順次たど
ることによりウェブ・ページにシステム的にアクセスす
る。クローラは、ウェブ・ページのアドレスまたはユニ
バーサル・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）、メタデー
タ、およびページ内にあるその他の基準、により提供さ
れるウェブ・ページに関する情報を用いて、検索エンジ
ンにより使用するためにページに索引付けする。クロー
ラは、以前に格納されたデータを更新し新たに作成され
たウェブ・ページに関する情報を追加するために定期的
に実行される。クローラにより編集される情報は、メタ
データ・リポジトリまたはデータベース内に格納され
る。検索エンジンは、リアル・タイムで一致を見つけよ
うとするのではなく、このリポジトリを検索して、ユー
ザ定義の検索に対する一致を識別する。

【０００４】典型的検索エンジンは、英数字の検索表現
またはキーワードをユーザが入力する検索ウインドウと
のインタフェースを有する。検索エンジンは、利用可能
なウェブ・サイト中でユーザの検索用語を求めてふるい
にかけ、ＨＴＭＬページの形態で検索結果を戻す。それ
ぞれの検索結果は、検索エンジンによってユーザの検索
表現を満足させると識別された個々のエントリのリスト
を含む。それぞれのエントリまたは「ヒット」は、ユニ
バーサル・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）の位置または
ウェブ・ページを指すハイパーリンクを含むことができ
る。

【０００５】ハイパーリンクに加えて、特定の検索結果
ページは、ＵＲＬ位置の内容を記述する短いサマリまた
は要約を含む。通常、検索エンジンは、この要約をＵＲ
Ｌのファイルから生成し、ＨＴＭＬフォーマット文書を
指すＵＲＬに対する許容可能な結果を提供する。ＨＴＭ
Ｌ文書またはウェブ・ページを指すＵＲＬに関して、典
型的要約は、ＨＴＭＬタグから選択された値の組合わせ
を含む。これらの値は、ウェブ・ページの「題名」タ
グ、「記述」、「キーワード」など「注釈」または「メ
タ・タグ値」とよばれるもの、「ヘディング」タグ値
（例えばＨ１Ｈ２タグ）、またはこれらのタグの内容の
何らかの組合わせのテキストを含むことができる。

【０００６】より詳細には、非常に専門的な情報ソース
に対するゲートウェイとしてふるまうポータル・サイト
の人気は、データの複雑性およびボリュームの両方にお
いて、ＷＷＷと同時に成長して来た。用語「ポータル」
は、一般にゲートウェイと同義であり、ウェブ・ユーザ
のための主要な開始サイトまたはアンカ・サイトと意図
されたＷＷＷサイトを呼ぶために通常使用される。現在
の主要な汎用ポータル・サイトには、Ｙａｈｏｏ！
（Ｒ）、Ｅｘｃｉｔｅ（Ｒ）、Ｎｅｔｓｃａｐｅ
（Ｒ）、Ｌｙｃｏｓ（Ｒ）、Ｃｎｅｔ（Ｒ）、およびＭ
ＳＮ Ｔｈｅ Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｎｅｔｗｏｒｋ
（Ｒ）が含まれる。そのようなポータル・サイトは、多
種多様な汎用情報に対するゲートウェイとして役割を果
たすが、専門的ポータルもまた近年人気を得て来てい
る。

【０００７】ポータル・データベースは、予め収集さ
れ、索引付けされ、要約された情報の巨大なリポジトリ
であり、通常、自動化されたクローリング・ツール（cr
awlingtool）を用いてＷＷＷから収集される。ユーザが
問い合せを入力すると、ポータルの検索エンジンは、ユ
ーザにより指定されたキーワードと、リポジトリ内に格
納された文書から以前に抽出された要約されたメタデー
タとを一致させようと企て、次いでユーザの問い合せに
関連する一致の順序付けられたリストを戻す。

【０００８】多数のウェブ・ページは、ページの上部ま
たは下部を横断するバナー広告など様々な形態を仮定す
る広告を含む。そのような広告は、時間と共に変化する
画像を含むスクロールされた情報を含むことができる。
ユーザをターゲットとするいくつかの企てが提案され、
そのいくつかは、クッキの助けを借りてこれらのユーザ
に関する情報を収集する。例示的広告ターゲット化法
は、次の公表例において一般的に述べられている。 １．米国特許第６０６４９６７号、 ２．米国特許第５９４８０６１号、 ３．米国特許第５５７２６４３号、および ４．米国特許第４８３３３０８号。

【０００９】しかし広告主の見地から不利なことに、ウ
ェブ・ユーザは、ページのメイン作業エリア上に表示さ
れた情報を読み、または対話するとき、広告を精神的に
「切る」傾向がある。さらにウェブ・ページ上の貴重な
「不動産」の一部を広告のために利用することにより、
そのページ上の残りの利用可能な作業エリアが、その最
大全画面機能から減らされる。広告専用の貴重なスペー
スが最適に利用されるためには、情報の流れに過重な負
担をかけることなく、広告が、各ユーザ個々に非常に固
有に作られる必要がある。

【００１０】現在インターネット・ビジネス（またはｅ
ビジネス）は、自分のサイトおよび広告の焦点を顧客の
関心およびニーズに合わせるために、自分自身のウェブ
・サイト上での顧客の活動を用いる。しかしｅビジネス
は、自分のウェブ・ページの前にユーザが訪れたウェブ
・ページからの情報にアクセスを有せず、したがって、
各顧客個々に対する自分のｅビジネスを密接に作りター
ゲットにすることができないために、競争的不利な状態
にある。類推として、商店を訪れる各顧客は、彼または
彼女の個々のニーズを有すると期待されるが、現在のｅ
ビジネスは、顧客の嗜好およびニーズの個別性を完全に
は説明しない。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】したがって、特定のセ
ッション中に特定の顧客により閲覧されているウェブ・
ページの内容および広告を個人化することにより、ｅコ
マース取引を改善するシステムおよび方法に対する必要
がある。そのようなシステムに対する必要は、これまで
不満足のまま残って来た。

【００１２】さらに広告収入は、広告主のバナー広告上
をクリックするユーザ数に基づきｅビジネスに支払われ
ている。現在ｅビジネスに支払われる手数料は、バナー
広告上をクリックするユーザが、偶然そうしようと意図
的にそうしようと、同じ紹介手数料を広告主が支払うと
いう点でおそらく固定されている。ユーザがバナー広告
上をクリックするときに、広告主に対するユーザの価値
を区別する方法は現在ない。

【００１３】したがって、具体的なユーザのニーズをタ
ーゲットにする広告に対してより高い紹介手数料を請求
すること、および潜在的により利益のある顧客基盤に対
するアクセスを提供すること、をｅビジネスができるよ
うにする、検索および活動履歴プロファイルに基づき広
告主に対するユーザの価値を判定するシステムおよび方
法に対する必要がさらにある。そのようなシステムに対
する必要は、これまで不満足のまま残って来た。

【００１４】

【課題を解決するための手段】パス追跡および関連する
方法が、この必要を満足させる。本システムは、ウェブ
・ユーザの履歴および活動を記録し、ウェブ・ページの
トピックおよびウェブ・ページの広告主に対するユーザ
の活動の関連性に基づき、ユーザの「経済的購入価値」
を計算する。広告主によりウェブ・ページに対して支払
われる紹介手数料は、広告主のウェブ・サイトを参照し
たユーザの経済的購入価値に依存するスライド制に基づ
くであろう。例えば、広告主のプロダクトおよび／また
はサービスを購入するより高い可能性を購入履歴が示す
ユーザであれば、より高い経済的購入価値が割り当てら
れ、したがってより低い経済的購入価値を有するユーザ
より高い紹介手数料が対応して割り当てられる。

【００１５】パス追跡システムは、ユーザ、ｅビジネ
ス、および広告主に多数の利点を提供し、その中には次
の点がある。 １．ｅビジネスは今やユーザの認識された個々のニーズ
に対する広告をターゲットにすることができ、バナー広
告の効果を最大化し、その魅力を改善する。 ２．広告主の紹介手数料を、より効率的に割り振り、顧
客の個々の経済的購入価値に対応して顧客の中で変動さ
せることができる。

【００１６】パス追跡システムは、ユーザのセッション
履歴またはユーザのプロファイルなどの情報を現在のウ
ェブ・サーバＢに送る履歴セッション・ロギングを使用
する。この目的のために、プロキシ・サーバは、拡張文
字列またはより大きな拡張文字列の一部として、情報を
現在のウェブ・サイトＢのベース・ドメインに添付す
る。一例として、ウェブ・サイトＢに対するＵＲＬまた
はベース・ドメインは、ｗｗｗ．ＵＲＬＢ．ｃｏｍであ
る。希望する情報を含む拡張文字列は、拡張文字列内に
組み込むことができ、次いで次のようにベース・ドメイ
ンに添付される。ｗｗｗ．ＵＲＬＢ．ｃｏｍ／拡張文字
列。

【００１７】ステップ４４０（図４）の完了時にプロキ
シ・サーバ２２１は、ステップ５１０においてユーザに
経済的購入価値を割り当てる。この経済的購入価値は、
ユーザの購入履歴またはプロファイルの評価に基づき、
ユーザのプロファイルに対応するウェブ・サーバＢによ
って提供される商品またはサービスに基づく。上記例に
おいて、ウェブ・サイトＢを訪れる前にユーザが競合ウ
ェブ・サイトＡを数回訪れ、１つまたは複数の購入を行
った場合、このユーザには、前にいかなる購入も競合サ
イトの訪問も行わなかったユーザより高い経済的購入価
値を割り当てることができる。

【００１８】顧客のプロファイルに基づき、パス追跡シ
ステムは、顧客に対する経済的購入価値を評価し、その
経済的購入価値は、現在のウェブ・サーバＢによって提
案されるプロダクトおよび／またはサービスにより満た
すことができるユーザの認識されたニーズを反映する。
要約すると、ウェブ・ページの内容に密接に一致する認
識されたニーズを有するユーザであれば、ウェブ・サー
バＢとニーズを共有しないユーザより高い経済的購入価
値を受け取る。

【００１９】プロキシ・サーバは、顧客の経済的購入価
値に基づき紹介手数料を評価する。紹介手数料情報は、
経済的購入価値を紹介手数料明細に関連付けるルック・
アップ・テーブルにより生成することができる。この評
価は、ウェブ・ページ・サーバＢ、プロキシ・サーバ２
２１、また別法では独立したプロキシ・サーバにより計
算することができる。

【００２０】

【発明の実施の形態】次の定義および説明は、本発明の
技術分野に属する背景情報を提供し、その範囲を制限す
ることなく本発明の理解を容易にするものである。

【００２１】アプレット：ユーティリティなどのアプリ
ケーションまたは単純なプログラム。

【００２２】クッキ：サーバにより供給され、ユーザ／
サーバ通信のユーザ側に置かれる情報。クッキは通常、
ユーザのハード・ディスク上にあり、ユーザに関する情
報をサーバに提供する。大部分の場合、クッキは有限な
寿命を有する。

【００２３】データ・ストリーム：一箇所から他の箇所
へのデータの流れ。

【００２４】ｅビジネス：インターネットまたは他の通
信ネットワークを用いてオンラインで行われるビジネス
取引。

【００２５】インターネット：グローバル分散ネットワ
ークを形成するために、ルータとともに１組の標準プロ
トコルによりリンクされる、相互接続された公衆／専用
コンピュータ・ネットワークの集まり。

【００２６】イントラドメイン・リンク：特定のインタ
ーネット・サイト内の文書に対するリンク。

【００２７】サーバ：ウェブ文書を戻す（「供給す
る」）ことにより、ウェブ・ブラウザからの要求に応答
するソフトウェア・プログラムまたはコンピュータ。

【００２８】ＵＲＬ（ユニフォーム・リソース・ロケー
タ）：インターネット上のコンテンツ・オブジェクトの
位置を完全に指定するユニーク・アドレス。ＵＲＬの一
般的フォーマットは、プロトコル：／／サーバアドレス
／パス／ファイル名、である。

【００２９】ウェブ・ブラウザ：ユーザがハイパーテキ
スト文書を要求し読取ることを可能にするソフトウェア
・プログラム。ブラウザは、ウェブ文書のコンテンツを
見、１つの文書から他の文書に移動する何らかの手段を
与える。

【００３０】ウェブ文書またはページ：ワールド・ワイ
ド・ウェブ上で提供され、ＵＲＬにより識別されるデー
タの集まり。最も単純で一般的な場合、ウェブ・ページ
はＨＴＭＬで書かれウェブ・サーバ上に格納されたファ
イルである。サーバが、ユーザからの要求に応答して動
的にページを生成することが可能である。ウェブ・ペー
ジは、ブラウザまたはヘルパー・アプリケーション（he
lper application）が表示できる任意のフォーマットで
よい。このフォーマットは、応答のヘッダの一部とし
て、ＭＩＭＥタイプ、例えば「ｔｅｘｔ／ｈｔｍｌ」、
「ｉｍａｇｅ／ｇｉｆ」、として送信される。ＨＴＭＬ
ウェブ・ページは通常、ハイパーテキスト・リンクを含
むことにより他のウェブ・ページおよびインターネット
・リソースを参照する。

【００３１】ウェブ・サイト：相互リンクされたハイパ
ーテキスト文書（「ウェブ文書」または「ウェブ・ペー
ジ」）および関連データ・エンティティのデータベース
またはその他の集まりであり、コンピュータ・ネットワ
ークを介してアクセス可能であり、ＷＷＷなどのより大
きな分散情報システムの一部を形成する。一般にウェブ
・サイトは、特定のインターネット・ドメイン名に対応
し、特定の組織のコンテンツを含む。他のタイプのウェ
ブ・サイトは、例えば会社の「イントラネット」（すな
わち標準インターネット・プロトコルを使用する内部ネ
ットワーク）のハイパーテキスト・データベース、また
はＷＷＷとは別の文書取り出しプロトコルを使用するハ
イパーテキスト・システムのサイトを含むことができ
る。

【００３２】ワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷＷ）：イ
ンターネット・ユーザ−サーバ・ハイパーテキスト分散
情報取り出しシステム。

【００３３】図１は、本発明によるパス追跡システム１
０を使用することができる全体環境を示す。システム１
０は、ホスト・サーバ１５に通常組み込まれるか、また
は少なくとも部分的にはインストールされるソフトウェ
アまたはコンピュータ・プログラム・プロダクトを含
む。あるいは、システム１０は、ディスケット、ＣＤ、
ハード・ドライブ、または同様のデバイスなどの適する
記憶媒体上に保管することができる。システム１０をＷ
ＷＷに関連して述べるが、システム１０は、ＷＷＷおよ
び／または他のソースから得られた用語のスタンドアロ
ン・データベースと共に使用することができる。

【００３４】雲状の通信ネットワーク２０は、サーバ２
５、２７などのサーバをゲートウェイ３０などのゲート
ウェイに接続する通信回線およびスイッチからなる。サ
ーバ２５、２７およびゲートウェイ３０は、ＷＷＷイン
ターネットに対する通信アクセスを提供する。遠隔イン
ターネット・ユーザなどのユーザは、コンピュータ３
５、３７、３９など様々なコンピュータにより表され、
通信ネットワーク２０を介して希望する情報を求めてホ
スト・サーバ１５に問い合せすることができる。

【００３５】ホスト・サーバ１５は、電話、ケーブル、
衛星リンクなどの通信リンクを介してネットワーク２０
に接続される。サーバ２５、２７は、高速インターネッ
ト・ネットワーク回線４４、４６を介して他のコンピュ
ータおよびゲートウェイに接続することができる。サー
バ２５、２７は、一般に５０、５５、６０で示されるハ
イパーテキストまたはウェブ文書などの格納された情報
に対するアクセスを提供する。ハイパーテキスト文書５
０、５５、６０は、他のローカルに格納されたページに
対する組み込まれたハイパーテキスト・リンク、および
他のウェブ・サイト、またはサーバ２７などの様々なウ
ェブ・サーバにより格納された文書５５、６０に対する
ハイパーテキスト・リンク７０、７２、７４、７６をお
そらく含む。

【００３６】図２は、図１のシステム１０を、ユーザま
たはグラフィカル・ユーザ・インタフェース（ＧＵＩ）
１４０、およびＷＷＷ２０に関連して示す。システム１
０は、ブラウザまたはグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェース１４０を介して（コンピュータ３５として示され
る）ユーザにより実行されるすべての動作を記録する。
ユーザの動作は、例えば、問い合せ、検索、イントラド
メイン・リンク上のクリック等でよい。

【００３７】プロキシ・サーバ２２１は、システム１０
と共に使用され、サービス・プロバイダ１００とシステ
ム１０の間のインタフェースとして振る舞う。この例示
において、システム１０はユーザのコンピュータ３５上
に実施されていることが示され、プロキシ・サーバ２２
１は、ユーザの私的情報を権限外のハッキングから保護
するために、サービス・プロバイダ１００により実施さ
れていることが示されている。しかし技術的態様から
は、プロキシ・サーバ２２１とシステム１０が、単一の
アプリケーションまたはソフトウェア・プログラムに統
合でき、ユーザのコンピュータ３５またはサービス・プ
ロバイダ１００のサーバ上のいずれかにあってよいこと
を理解されたい。

【００３８】ＷＷＷ上の検索は、ウェブ・クローラ２０
０、検索エンジン・リポジトリ２１０、索引付けエンジ
ン２２０、問い合せトランスフォーマ（transformer）
２３０、検索エンジン２４０、検索結果トランスフォー
マ２５０、および索引付きデータ・リポジトリ２６０を
一般に備える検索サービス・プロバイダ１００により実
行される。使用の際にクローラ２００は、ＷＷＷ２０を
クロール（ｃｒａｗｌ）し、ウェブ文書を検索エンジン
・リポジトリ２１０にダウンロードし、そのリポジトリ
ではそれらのウェブ文書が格納されシステム的に更新さ
れる。要約／索引付けエンジン２２０は、ウェブ文書に
索引付けし、その文書のための要約を生成する。要約お
よび索引付けされたデータは、後に検索エンジン２４０
により使用するために、要約／索引付きデータ・リポジ
トリ２６０内に適切なものとして格納される。

【００３９】検索エンジン・リポジトリ２１０は、ウェ
ブ・クローラ２００などのウェブ情報ギャザラ（gather
er）により維持管理されるデータ記憶である。検索エン
ジン・リポジトリ２１０は、以前に出会ったウェブ・ペ
ージからの情報またはメタデータを維持管理する。この
メタデータは、索引を準備するために索引付けエンジン
２２０により使用される。検索エンジン・リポジトリ２
１０は、検索サービス・プロバイダ１００により集中的
に維持管理されることが好ましい。あるいは、検索エン
ジン・リポジトリ２１０は、検索サービス・プロバイダ
１００がアクセスを有する独立して提供されるシステム
上に配置し維持管理することができる。索引付けエンジ
ン２２０は、検索エンジン・リポジトリ２１０内に格納
されたメタデータから、各ウェブ文書のための記述を生
成する。問い合せトランスフォーマ２３０は、ブラウザ
１４０により促されて、索引付きデータ・リポジトリ２
６０内に格納された索引付きデータに内部的問い合せ要
求を適用し、そのユーザの問い合せに固有な一致（また
は問い合せ結果）２７０を有する検索結果を生成する。

【００４０】システム１０は、現在のウェブ・サーバＢ
を閲覧する前にユーザが訪れた典型例または諸ウェブ・
サイトであるウェブ・サーバＡを訪れている間のユーザ
の動作を記録する。ユーザの動作は、例えば、ユーザに
よりなされた問い合せ、ユーザが訪れたＵＲＬ、ユーザ
により購入された商品および／またはサービス、ユーザ
により要求された相場、ユーザに提供された価格、個々
のセッション・プロファイル等、を含む。さらにユーザ
は、趣味、概要情報など自分に関する追加情報をマニュ
アル入力することができる。

【００４１】この情報の大部分は、本明細書において
「ユーザ・プロファイル」と呼ばれ、プライバシの理由
でユーザのコンピュータ３５上に保管することができ、
あるいはユーザにより承認されれば、サービス・プロバ
イダ１００により提供される専用リポジトリなどの安全
なサイト、または独立に維持管理されるサーバ上に保管
することができる。ユーザ・プロファイルを形成する情
報は、アクセスを容易にするために索引付けエンジンに
より索引付けされる。ユーザ・プロファイルは、現在の
ウェブ・サーバＢに対するセッションの存続時間などの
短時間、または将来のセッションにおいて使用するため
の延長期間のいずれかの間保管することができる。

【００４２】図４は、図１〜３のシステム１０の動作方
法４００を示す。ステップ４０５においてユーザは、ウ
ェブ・サーバＡにより示される１つまたは複数のウェブ
・サーバにログ・オンする。ステップ４１０においてプ
ロキシ・サーバ２２１は、セッションＡを開き、ウェブ
・サイトＡのＵＲＬ、セッションＡの開始時間などの選
択されたセッション情報のログ記録を開始する。ユーザ
は、本明細書に述べられた動作の任意の１つまたは２つ
以上を実行し、そのような動作により生成されたデータ
・ストリームは、ステップ４１５において、ユーザのコ
ンピュータ３５上でシステム１０により、ユーザ・プロ
ファイルとしてログ記録される。

【００４３】ステップ４２０においてユーザは、インタ
ドメイン・リンク上をクリックするか、またはウェブ・
サーバＢのＵＲＬを明示的に入力して、それによりプロ
キシ・サーバ２２１がセッションＡを閉じ、ウェブ・サ
ーバＢに対する訪問に関連付けられた現在のセッション
Ｂを開く（ステップ４２５）。プロキシ・サーバ２２１
およびシステム１０は、ステップ４１０および４１５に
関連して前に議論したように、前のウェブ・サーバＡに
対する訪問から集められたデータにウェブ・サーバＢか
らのデータ・ストリームを追加する。

【００４４】前に説明したとおり、ステップ４４０にお
いてウェブ・サーバＢは、プロキシ・サーバ２２１によ
り保管されたユーザのセッション履歴、またはシステム
１０により保管された完全なユーザのプロファイルなど
のより詳細な情報を求めてプロキシ・サーバ２２１に明
確に問い合せすることができる。あるいはプロキシ・サ
ーバ２２１および／またはシステム１０は、ウェブ・サ
ーバＢにより問い合せされることなく、ステップ４１０
においてプロキシ・サーバ２２１によりログ記録された
セッションＡからの情報、および／またはシステムによ
りステップ４１５において格納されたユーザのプロファ
イルを自動的に選択することができる。プライバシ予防
対策として、ユーザは、この機能を自由にディセーブル
にすることができ、したがってウェブ・サーバＢがセッ
ション情報またはユーザ・プロファイルにアクセスする
ことを防止する。

【００４５】情報（すなわちユーザのセッション履歴ま
たはユーザのプロファイル）を現在のウェブ・サーバＢ
に送るために、プロキシ・サーバ２２１（またはシステ
ム１０）は、この情報を拡張文字列またはより大きな拡
張文字列の一部として、ウェブ・サイトＢのベース・ド
メインに添付する。一例としてウェブ・サイトＢのため
のＵＲＬまたはベース・ドメインは、ｗｗｗ．ＵＲＬ
Ｂ．ｃｏｍである。希望する情報を含む拡張文字列は、
拡張文字列内に組み込むことができ、次いで次の、ｗｗ
ｗ．ＵＲＬＢ．ｃｏｍ／拡張文字列、のようにベース・
ドメインに添付される。

【００４６】ウェブ・サーバＢは、今度は拡張文字列を
有し、その中に含まれる情報を使用して、ユーザに個人
化されたページ・コンテンツおよび／または広告を提供
する。例えばウェブ・サーバＢは、価格比較を実行し、
競争的に価格設定された商品またはサービスをユーザに
提供する。

【００４７】方法４００を実施する他の方法は、プロキ
シ・サーバ２２１（またはウェブ・サーバＢ）が、アプ
レットまたはクッキをシステム１０に送ることである。
アプレットまたはクッキは、実行されるときにユーザの
プロファイルを求めてシステム１０に問い合せする。あ
るいはウェブ・サーバＢが、アプレットまたはクッキを
プロキシ・サーバ２２１に送ることができ、そのアプレ
ットまたはクッキは、プロキシ・サーバ２２１により認
識されると、ステップ４１０においてログ記録されたセ
ッション情報を求めて問い合せするために実行される。

【００４８】他の代替案は、ウェブ・サーバＢがアプレ
ットまたはクッキをプロキシ・サーバ２２１に送ること
であり、実行されるとそのアプレットまたはクッキによ
り、プロキシ・サーバ２２１がウェブ・サーバＢからシ
ステム１０に実行を求めて問い合せを送信する。ユーザ
のコンピュータ３５上のシステム１０により問い合せを
実行するときに、システム１０は、問い合せ結果をプロ
キシ・サーバ２２１に返信し、そのプロキシ・サーバ
は、そのデータを処理する（例えば索引付けしフィルタ
にかける）か、または生データをウェブ・サーバＢに返
信する。

【００４９】ユーザ関連情報を含むデータ・ストリーム
は、例えば個人化されたバナー広告を生成すること、ま
たはユーザの認識されたニーズに基づきウェブ・ページ
・コンテンツを変更することにより、ユーザによりよく
サービスするために、ウェブ・サーバＢにより処理され
る。一例としてユーザは、ｗｗｗ．ａｍａｚｏｎ．ｃｏ
ｍ（ウェブ・サイトＡ）にログ・オンし、本を求めて問
い合せし、次いでコンパイラ・ソフトウェアの本を求め
て問い合せする。 ｗｗｗ．ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍ 本のセクション コンパイラ・ソフトウェア

【００５０】ユーザは次いで、ｗｗｗ．ｂａｒｎｅｓａ
ｎｄｎｏｂｌｅ．ｃｏｍ（ウェブ・サイトＢ）を訪れ
る。プロキシ・サーバは、ｗｗｗ．ａｍａｚｏｎ．ｃｏ
ｍに関連付けられたセッションＡを閉じ、ｗｗｗ．ａｍ
ａｚｏｎ．ｃｏｍに関連付けられたセッションＢを開
く。ウェブ・サーバＢは、ユーザからのログイン要求を
受け取ると、ユーザのコンピュータ上のクッキを活動化
する。クッキは、ユーザの前の活動に関する情報をシス
テム１０から得、無関係な情報についてはある種のフィ
ルタとなる。

【００５１】クッキは次いで、プロキシ・サーバ２２１
に問い合せし、ユーザ履歴およびプロファイルをウェブ
・サーバＢに送る。ウェブ・サーバＢが履歴およびプロ
ファイル情報を受け取ると、そのウェブ・サーバは、ユ
ーザの認識されたニーズおよび関心に合致するためにウ
ェブページ・コンテンツおよび広告をリフォーマットす
ることができる。例えばウェブ・サーバＢは、ウェブ・
ページが、本のセクションからの情報および本のセクシ
ョンに関する情報を含み、コンパイラ・ソフトウェアの
集められたリストもまた提供するように、そのウェブ・
ページを再設計する。そのサーバは、ユーザが以前に訪
れたウェブ・サイトにおいて提供された商品およびサー
ビスに対して、システム１０により提供された情報に基
づき競争的レートで商品およびサービスを提案すること
もまたできる。

【００５２】ステップ４４０の完了時に、プロキシ・サ
ーバ２２１は、ステップ５１０のユーザに経済的購入価
値を割り当てる。この経済的購入価値は、ユーザの購入
履歴またはプロファイルの評価、およびユーザのプロフ
ァイルに対応するウェブ・サーバＢにより提供される商
品またはサービスに基づく。上記例において、ウェブ・
サイトＢを訪れる前に、ユーザが競合ウェブ・サイトＡ
を数回訪れたことがあり、１つまたは複数の購入をした
ことがあれば、このユーザは、どんな前の購入もしたこ
とがなく競合サイトを訪れたこともないユーザより高い
経済的購入価値が割り当てられる。より具体的には、ユ
ーザが、ミュージックＣＤ販売のためのウェブ・サイト
で、ＣＤの購入手続（この手続内容自体はよく知られて
いる）をした後、商品の広告が表示されるようなポータ
ル・ウェブ・サイトの閲覧をする場合、ＣＤ販売関係の
広告に対して、そのユーザは高い経済的購入価値が付与
される。当該価値は、単一のパラメータでも複数のパラ
メータで表されていても良い。要するにあるユーザの購
買履歴に基づいて、特定の広告とそのユーザとの相関性
が数値化されて記憶されるわけである。履歴の分析や数
値化、記憶はネットワーク上のどのコンピュータが担当
しても良く、例えば当該広告を表示するサーバが全ての
処理を行ってもよいし、別のコンピュータが行ってもよ
い。また、ここで競合ウェブ・サイトとは次のようにし
て決定される。これは、カテゴリに従って行われる。各
サイトは１つまたは複数のカテゴリによって特徴付けら
れる。たとえば、ＣＤ−ＮＯＷは、「音楽の題名」とし
て分類され、Ａｍａｚｏｎは、「本の題名」、「音楽の
題名」、「電子機器」などの複数のカテゴリを有するこ
とになる。さらに、サイトＡの各カテゴリに対し、所与
のカテゴリについてサイトＡが有するビジネスの量また
は評判に関係する数を（パーセンテージ等で）割り当て
ることが可能である。同様の分類情報がサイトＢに対し
ても使用可能であり、（直接でも、または中間サイトを
介しても）サイトＡからサイトＢに切り換えるとき、２
つのサイト間で共有される、または（ＤＶＤプレーヤを
販売するサイトとＤＶＤタイトルを販売する別のサイト
などの）互いに相補的とみなされるカテゴリに従ってス
コアを計算することができる。この情報に基づいてスコ
アを計算するために、様々な数式を用いることが可能で
ある。１つの簡単な例は、広告によりユーザが訪問する
可能性のある、サイトＢで共有されまたはサイトＢのカ
テゴリを補完する、Ａの各カテゴリのパーセンテージ
（カテゴリに関連する数）を累積することとすることが
可能である。スコアに対する「ボーナス」を、ユーザが
それらのカテゴリの１つに関係するサイトＡの商品を実
際に購入する場合に、追加することができる。サイトの
特徴付けは、広告ホスト・サイト（ad-hosting site）自
体によっても、または、この特徴付けを客観的にかつウ
ェブに対して一様に生成し、広告ホスト・サイトに対し
てそのサービスを提供する第三者的会社によっても、提
供することが可能である。

【００５３】経済的購入価値はしたがって、現在のウェ
ブ・サーバＢにより提案される商品および／またはサー
ビスによって満たすことができるユーザの認識されたニ
ーズを反映する。要約すると、そのウェブ・ページのコ
ンテンツに密接に一致する認識されたニーズを有するユ
ーザであれば、ニーズがウェブ・サーバＢと共有されな
いユーザより高い経済的購入価値を受け取る。

【００５４】一例としてユーザは、ポータルｗｗｗ．ｙ
ａｈｏｏ．ｃｏｍを経てｗｗｗ．ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍ
にログ・オンし、音楽を求めて問い合せし、次いでコン
パクト・ディスクを求めて問い合せする。 ｗｗｗ．ｙａｈｏｏ．ｃｏｍ ｗｗｗ．ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍ 音楽カテゴリ コンパクト・ディスク

【００５５】ユーザがｗｗｗ．ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍウ
ェブ・サイトにおいて商品を求めて具体的検索を行う間
に、プロキシ・サーバ２２１はセッション・プロファイ
ルを構築する。この段階において、このユーザは、音楽
および音楽商品を販売する将来のウェブ・サイトＢに関
して、より高い経済的購入価値を享受するが、ガーデニ
ング商品またはスポーツ用品を販売する他のウェブ・サ
イトＢに関しては、享受しない。

【００５６】顧客の経済的購入価値に基づき、プロキシ
・サーバ２２１は、ステップ５２０において対応する紹
介手数料を評価する。紹介手数料情報は、経済的購入価
値を紹介手数料明細に関連付けるルック・アップ・テー
ブルにより生成することができる。この評価は、ウェブ
・ページ・サーバＢ、プロキシ・サーバ２２１、または
独立したプロキシ・サーバにより計算することができ
る。更に上記プロセスを実行するハードウェア環境は例
えば以下の通りである。ユーザが（Ａｍａｚｏｎなど
の）サイトＡで購入を行い、その後別のセッション上ま
たは別のセッション内で（Ｙａｈｏｏなどの）広告ホス
ト・サイトＹに行くことを想定されたい。サイトＹは、
広告の大規模なプールを有している。サイトＹは、ロー
カル・データベース内のサイトＡのカテゴリをチェック
する（別法として、これは別の独立サイト／会社によっ
て提供されるサービスであってよい）。次いで、それ
は、サイトＡのカテゴリに基づいて、サイトＹによって
広告されているサイトのすべてまたはサブセットのいず
れかに対するスコアを計算する。次いで、それは、最も
高いスコアを有するサイトの広告のみをユーザに示すこ
とも、または上位ｎ個のサイトの広告をユーザに示すこ
とも可能である。可能なリソース：インターネット・ア
クセス、（スコア計算用の）ＣＰＵ、（広告と可能なカ
テゴリ・データベースのホストとなる）ディスクスペー
ス（disk-space）、データベース、メモリ。基本的に、
任意のネット接続サーバは上記の手順を実行できる。ま
た、ユーザの以前の購入履歴の検出、保存、評価の一例
は以下の通りである。一実施態様では、これは、業界標
準により、ユーザのハード・ディスク上に常駐する購入
クッキ（purchase cookie）を更新することによって行
うことができる。そのような、標準が存在しなくても、
本質的なスコア（nature score）において同様のもの
を、現行のページの前にユーザが訪れたサイトの履歴の
みに基づいて計算することが可能である（そのような履
歴は、主要なインターネット・ブラウザにより維持され
ている）。第３のオプションでは、「クリアリング・ハ
ウス（clearing house）」エンティティを使用すること
になるが、該エンティティでは、ユーザがサイトＡから
商品を購入する毎に、短かい取引が、取引情報を安全に
保守する独立サイトに送られる（これは、クレジット・
カード会社のサイトとすることが可能であり、それが、
取引に関するユーザのクレジット・カード番号を認証し
てもよい）。その後、サイトＹは、ユーザを識別し、該
クリアリング・ハウスに照会を送り、それが所与の時間
にホストとなることが可能な、多数の広告のそれぞれに
対するスコアを計算することができる。照会でのユーザ
識別は（それが独立の外部クリアリング・ハウスへ送ら
れた場合）、ユーザのログイン名とＰＣのハードディス
クのシリアル番号（またはＣＰＵのシリアル番号）との
組合せとすることができる。この最後のシナリオでは、
ユーザが行った購入の正確な詳細はサイトＹとサイトＢ
の双方から隠蔽されるが、双方は、照会変数およびユー
ザ識別に基づいてスコアを計算する独立の「クリアリン
グ・ハウス」に照会することにより、「競合スコア（co
mpetitive score）」を検証できる。

【００５７】本明細書に記述した本発明の具体的実施形
態が、単に本発明の原理の特定の応用を例示するに過ぎ
ないことを理解されたい。本発明の精神および範囲から
逸脱することなく、本明細書に述べたパス追跡システ
ム、および関連する方法に対する多数の修正を加えるこ
とができる。例えば、互いの商品および／またはサービ
スを販売促進することを望む２つの関連するサイト間の
ビジネス提携は、（ＵＲＬ ＡからＵＲＬ Ｂに対する
リンク上の）ＵＲＬ Ｂのドメインに追加された拡張文
字列の一部が特定の割引または他の特別割引または同様
の販売促進をユーザに付与することを意味する「電子ク
ーポン」になることができる。さらに本発明を例示的目
的でのみＷＷＷに関して述べたが、本発明が索引付けさ
れたエントリを有するデータベースその他のテーブルに
も応用可能であることが明らかであろう。

【００５８】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。

【００５９】（１）ビジネス取引の方法であって、前の
サイトに対する１回または複数回の訪問から収集された
ユーザの活動情報を集めるステップと、前記活動情報か
ら前記ユーザに対する個人プロファイルを生成するステ
ップであって、前記個人プロファイルが、認識されたユ
ーザの関心または認識されたユーザ・ニーズの任意の１
つまたは２つ以上を含むステップと、前記ユーザのプロ
ファイルに基づき、広告主に関して、あるいは広告主の
コア・ビジネスに関して前記ユーザに対する個々の経済
的購入価値を評価するステップとを含む方法。 （２）前記ユーザの経済的購入価値に基づき、前記ユー
ザに対する紹介手数料を割り当てるステップをさらに含
む、上記（１）に記載の方法。 （３）前記ユーザにより訪問されている現在のサイトに
前記ユーザの個人プロファイルを提示するステップをさ
らに含む、上記（２）に記載の方法。 （４）前記ユーザの活動情報を集めるステップが、前記
前のサイトのリンク情報を格納するステップを含む、上
記（３）に記載の方法。 （５）前記ユーザの活動情報を集めるステップが、前記
ユーザにより購入された商品またはサービスの任意の１
つまたは２つ以上に関する情報を格納するステップを含
む、上記（３）に記載の方法。 （６）前記ユーザの活動情報を集めるステップが、前記
ユーザにより要求された相場、または前記前のサイトに
対する訪問中に前記ユーザに提供された価格の任意の１
つまたは２つ以上を格納するステップを含む、上記
（３）に記載の方法。 （７）前記現在のサイトに前記活動情報を提示するステ
ップが、前記現在のサイトのベース・ドメインに対する
拡張文字列として活動情報を組み込むステップを含む、
上記（３）に記載の方法。 （８）紹介手数料を割り当てるステップが、紹介手数料
明細に対する前記ユーザの経済的購入価値の関連付けを
生成するステップを含む、上記（２）に記載の方法。 （９）ビジネス取引を改善するシステムであって、前の
サイトに対する１回または複数回の訪問から収集された
ユーザの活動情報を集めるデータ記憶と、前記活動情報
から前記ユーザに対する個人プロファイルを生成するプ
ロキシ・サーバであって、前記個人プロファイルが、認
識されたユーザの関心または認識されたユーザ・ニーズ
の任意の１つまたは２つ以上を含むプロキシ・サーバ
と、前記ユーザのプロファイルに基づき、広告主に関し
て、前記ユーザに対する個々の経済的購入価値を評価す
る前記プロキシ・サーバとを備えるシステム。 （１０）前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの経済的
購入価値に基づき紹介手数料を割り当てる、上記（９）
に記載のシステム。 （１１）前記プロキシ・サーバが、前記ユーザにより訪
問されている現在のサイトに前記ユーザの個人プロファ
イルを提示する、上記（１０）に記載のシステム。 （１２）前記ユーザの活動情報が、前記前のサイトのリ
ンク情報を含む、上記（１１）に記載のシステム。 （１３）前記ユーザの活動情報が、前記ユーザにより購
入された商品またはサービスの任意の１つまたは２つ以
上に関する情報を含む、上記（１１）に記載のシステ
ム。 （１４）前記ユーザの活動情報が、前記ユーザにより要
求された相場、または前記前のサイトに対する訪問中に
前記ユーザに提供された価格の任意の１つまたは２つ以
上を含む、上記（１１）に記載のシステム。 （１５）前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの経済的
購入価値を紹介手数料明細に関連付けることにより、紹
介手数料を割り当てる、上記（１０）に記載のシステ
ム。 （１６）前のサイトに対する１回または複数回の訪問か
ら収集されたユーザの活動情報を集める追跡モジュール
と、前記活動情報から前記ユーザに対する個人プロファ
イルを生成するプロキシ・サーバであって、前記個人プ
ロファイルが、認識されたユーザの関心または認識され
たユーザ・ニーズの任意の１つまたは２つ以上を含むプ
ロキシ・サーバと、前記ユーザのプロファイルに基づ
き、広告主に関して、前記ユーザに対する個々の経済的
購入価値を評価する前記プロキシ・サーバとを含むソフ
トウェア・プログラム・プロダクト。 （１７）前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの経済的
購入価値に基づき、前記ユーザに対する紹介手数料を割
り当てる、上記（１６）に記載のソフトウェア・プログ
ラム・プロダクト。 （１８）前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの経済的
購入価値を紹介手数料明細に関連付けることにより紹介
手数料を割り当てる、上記（１７）に記載のソフトウェ
ア・プログラム・プロダクト。 （１９）前記プロキシ・サーバが、前記ユーザにより訪
問されている現在のサイトに前記ユーザの個人プロファ
イルを提示する、上記（１６）に記載のソフトウェア・
プログラム・プロダクト。 （２０）前記ユーザの活動情報が、前記前のサイトのリ
ンク情報、前記ユーザにより購入された商品またはサー
ビス、前記ユーザにより要求された相場、または前記前
のサイトに対する訪問中に前記ユーザに提供された価
格、の任意の１つまたは２つ以上を含む、上記（１６）
に記載のソフトウェア・プログラム・プロダクト。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のパス追跡システムを使用することがで
きる例示的オペレーティング環境の略図である。

【図２】ｅビジネス取引の文脈において使用されている
ことを示す、図１のパス追跡システムの高レベル・アー
キテクチャを図示するブロック図である。

【図３】図２のパス追跡システムのアーキテクチャに対
する追加的詳細を提供するブロック図である。

【図４】図１〜３のパス追跡システムの動作を示す流れ
図である。

【符号の説明】

２２０ 索引付けエンジン １０ パス追跡システム １００ サービス・プロバイダ ２０ ＷＷＷ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガル・アシャウア アメリカ合衆国95120 カリフォルニア州 サン・ノゼ タマルペイズ・アベニュー 6382 (72)発明者 ネーラカンタン・スンダレサン アメリカ合衆国95136 カリフォルニア州 サン・ノゼ キャピタル・ビレッジ・サー クル 492

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ビジネス取引の方法であって、 前のサイトに対する１回または複数回の訪問から収集さ
   れたユーザの活動情報を集めるステップと、 前記活動情報から前記ユーザに対する個人プロファイル
   を生成するステップであって、前記個人プロファイル
   が、認識されたユーザの関心または認識されたユーザ・
   ニーズの任意の１つまたは２つ以上を含むステップと、 前記ユーザのプロファイルに基づき、広告主に関して、
   広告主に関して、あるいは広告主のコア・ビジネスに関
   して前記ユーザに対する個々の経済的購入価値を評価す
   るステップとを含む方法。
2. 【請求項２】前記ユーザの経済的購入価値に基づき、前
   記ユーザに対する紹介手数料を割り当てるステップをさ
   らに含む、請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】前記ユーザにより訪問されている現在のサ
   イトに前記ユーザの個人プロファイルを提示するステッ
   プをさらに含む、請求項２に記載の方法。
4. 【請求項４】前記ユーザの活動情報を集めるステップ
   が、前記前のサイトのリンク情報を格納するステップを
   含む、請求項３に記載の方法。
5. 【請求項５】前記ユーザの活動情報を集めるステップ
   が、前記ユーザにより購入された商品またはサービスの
   任意の１つまたは２つ以上に関する情報を格納するステ
   ップを含む、請求項３に記載の方法。
6. 【請求項６】前記ユーザの活動情報を集めるステップ
   が、前記ユーザにより要求された相場、または前記前の
   サイトに対する訪問中に前記ユーザに提供された価格の
   任意の１つまたは２つ以上を格納するステップを含む、
   請求項３に記載の方法。
7. 【請求項７】前記現在のサイトに前記活動情報を提示す
   るステップが、前記現在のサイトのベース・ドメインに
   対する拡張文字列として活動情報を組み込むステップを
   含む、請求項３に記載の方法。
8. 【請求項８】紹介手数料を割り当てるステップが、紹介
   手数料明細に対する前記ユーザの経済的購入価値の関連
   付けを生成するステップを含む、請求項２に記載の方
   法。
9. 【請求項９】ビジネス取引を改善するシステムであっ
   て、 前のサイトに対する１回または複数回の訪問から収集さ
   れたユーザの活動情報を集めるデータ記憶と、 前記活動情報から前記ユーザに対する個人プロファイル
   を生成するプロキシ・サーバであって、前記個人プロフ
   ァイルが、認識されたユーザの関心または認識されたユ
   ーザ・ニーズの任意の１つまたは２つ以上を含むプロキ
   シ・サーバと、 前記ユーザのプロファイルに基づき、広告主に関して、
   前記ユーザに対する個々の経済的購入価値を評価する前
   記プロキシ・サーバとを備えるシステム。
10. 【請求項１０】前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの
    経済的購入価値に基づき紹介手数料を割り当てる、請求
    項９に記載のシステム。
11. 【請求項１１】前記プロキシ・サーバが、前記ユーザに
    より訪問されている現在のサイトに前記ユーザの個人プ
    ロファイルを提示する、請求項１０に記載のシステム。
12. 【請求項１２】前記ユーザの活動情報が、前記前のサイ
    トのリンク情報を含む、請求項１１に記載のシステム。
13. 【請求項１３】前記ユーザの活動情報が、前記ユーザに
    より購入された商品またはサービスの任意の１つまたは
    ２つ以上に関する情報を含む、請求項１１に記載のシス
    テム。
14. 【請求項１４】前記ユーザの活動情報が、前記ユーザに
    より要求された相場、または前記前のサイトに対する訪
    問中に前記ユーザに提供された価格の任意の１つまたは
    ２つ以上を含む、請求項１１に記載のシステム。
15. 【請求項１５】前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの
    経済的購入価値を紹介手数料明細に関連付けることによ
    り、紹介手数料を割り当てる、請求項１０に記載のシス
    テム。
16. 【請求項１６】前のサイトに対する１回または複数回の
    訪問から収集されたユーザの活動情報を集める追跡モジ
    ュールと、 前記活動情報から前記ユーザに対する個人プロファイル
    を生成するプロキシ・サーバであって、前記個人プロフ
    ァイルが、認識されたユーザの関心または認識されたユ
    ーザ・ニーズの任意の１つまたは２つ以上を含むプロキ
    シ・サーバと、 前記ユーザのプロファイルに基づき、広告主に関して、
    前記ユーザに対する個々の経済的購入価値を評価する前
    記プロキシ・サーバとを含むソフトウェア・プログラム
    ・プロダクト。
17. 【請求項１７】前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの
    経済的購入価値に基づき、前記ユーザに対する紹介手数
    料を割り当てる、請求項１６に記載のソフトウェア・プ
    ログラム・プロダクト。
18. 【請求項１８】前記プロキシ・サーバが、前記ユーザの
    経済的購入価値を紹介手数料明細に関連付けることによ
    り紹介手数料を割り当てる、請求項１７に記載のソフト
    ウェア・プログラム・プロダクト。
19. 【請求項１９】前記プロキシ・サーバが、前記ユーザに
    より訪問されている現在のサイトに前記ユーザの個人プ
    ロファイルを提示する、請求項１６に記載のソフトウェ
    ア・プログラム・プロダクト。
20. 【請求項２０】前記ユーザの活動情報が、 前記前のサイトのリンク情報、 前記ユーザにより購入された商品またはサービス、 前記ユーザにより要求された相場、または前記前のサイ
    トに対する訪問中に前記ユーザに提供された価格、 の任意の１つまたは２つ以上を含む、請求項１６に記載
    のソフトウェア・プログラム・プロダクト。