JP2003216277A - ドライブ装置の保持部材、該保持部材を含む記憶装置ユニットおよびコンピュータ・システム - Google Patents

ドライブ装置の保持部材、該保持部材を含む記憶装置ユニットおよびコンピュータ・システム

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JP2003216277A
JP2003216277A JP2002014770A JP2002014770A JP2003216277A JP 2003216277 A JP2003216277 A JP 2003216277A JP 2002014770 A JP2002014770 A JP 2002014770A JP 2002014770 A JP2002014770 A JP 2002014770A JP 2003216277 A JP2003216277 A JP 2003216277A
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Shigeki Mori
森  茂樹
Kenji Hamahata
健次 濱畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持手段の損傷を防止し、かつメンテナンス
性を改善するための手段を含むドライブ装置の保持部
材、該保持部材を含んで構成された記憶装置ユニット、
および該記憶装置ユニットを含んで構成されたコンピュ
ータ・システムを提供する。 【解決手段】 本発明の保持部材14は、フレーム20
と、フレーム20と一体化されたフロント部材22と、
フロント部材22にピボット軸30を中心として回動可
能に取付けられた把持部材24とを含んで構成されてい
る。把持部材24は、ユニット化部材に収容されている
場合には、保持部材14のユニット化部材に対する相対
的な移動を伴わずに常に回動できる構成とされていて、
保守性が高められている。回動防止部材は、把持部材2
4の所定の回動の後に行われる例えば取出し操作といっ
た保持部材14をユニット化部材22から離間させる操
作により形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライブ装置を保
持させると共に、取扱性、メンテナンス性を改善したド
ライブ装置の保持部材、記憶装置ユニットおよびコンピ
ュータ・システムに関し、より詳細には、保持手段の損
傷を防止し、かつメンテナンス性を改善するための手段
を含むドライブ装置の保持部材、該保持部材を含んで構
成された記憶装置ユニット、および該記憶装置ユニット
を含んで構成されたコンピュータ・システムに関する。
【0002】
【従来技術】近年、パーソナル・コンピュータ、サーバ
といったコンピュータ・システムにおいては、記憶容量
の増加および記憶された情報の冗長性を確保するなどの
点から、ディスク状の記憶媒体を互いに連係させ、いわ
ゆるディスク・アレイとなった一体の記憶装置ユニット
を使用する場合が多い。上述したディスク・アレイは、
例えばハードディスクといった記憶媒体を所定の保持部
材に保持させ、この保持部材を収容ラックといったユニ
ット化部材に固定することにより、記憶ユニットとして
の一体性が高められ、コンパクト性、メンテナンス性が
高められている。
【0003】上述した記憶媒体を収容するための保持部
材は、ユニット化部材に対して固定され、多くの場合は
複数隣接して配置される。このため、保持部材の着脱を
容易にするために通常では、保持部材の前面にレバー、
ハンドルといった把持部材が配設されている。コンピュ
ータ・システムを使用するものやメンテナンスを行うも
のといったユーザは、上述した把持部材を握り、保持部
材をユニット化するための部材に対して保持部材の装着
または取外し操作を行うことができる構成とされてい
る。また上述した把持部材には、把持部材を保持部材に
対して堅固に固定するロック機構も付与されていて、ロ
ック機構により把持部材の一体性が向上できる構成とさ
れている。
【0004】上述したハンドルまたはレバーとして構成
される把持部材は、保持部材をユニット化部材から取出
す場合の取扱性を向上させるべく、ユーザの手によりユ
ニット化部材とのロックが解除されて回動自在とされた
後、略水平に近い取扱位置へと回動されることになる。
ここで、把持部材を回動自在な状態としたままユーザが
保持部材の点検や交換、保持部材の再度の装着といった
後続の動作に移ると、保持部材のドライブを保持した部
分が、その重量により把持部材の側に回動してしまうこ
とがある。このような不意の回動が発生すると、保持部
材のドライブ装置を保持させた部分を、ユニット化する
ための部材や、コンピュータ・システムの他の構成要素
にぶつけることにより、ハードディスク装置自体に損傷
を与えたり、保持部材の変形を生じさせることもあるな
どの不都合が生じる。
【0005】保持部材や、記憶装置ユニットを提供する
者は、ユーザに対して、このような不都合を防止するた
めにマニュアルを配布したり、技術指導を行うことがで
きる。しかしながら、上述した保持部材は、本質的には
把持部材をユーザの必要に応じて回動させ、または回動
不能とすることができ、さらには複雑な回動防止機構を
追加してコストを不必要に高めることのない回動防止手
段を備えていることが好ましい。
【0006】上述した不都合を改善するべく、これまで
種々の機構が提案されている。例えば、特開平8−12
4374号公報においては、把持部材に対してアーム部
材を含むリンク機構を連結し、ハンドルの回動動作と連
動してユニット化部材に設けたラッチ部とアーム部材に
設けられたラッチ部との係合により、保持部材をユニッ
ト化部材に対して着脱させる取付け装置が開示されてい
る。図17は、特開平8−124374号公報において
提案された取付け装置を示す。
【0007】図17に示すように、特開平8−1243
74号公報に開示の取付け装置は、把持部材200の操
作により、保持部材202のユニット化部材204に対
する着脱性を向上させている。しかしながら、特開平8
−124374号公報に開示の取出し装置では、把持部
材200の回動を生じさせると同時に、保持部材202
のユニット化部材204からの取出し動作が生じてしま
うので、把持部材200の回動と取出し動作を分離する
ことができず、ユーザが記憶装置ユニットを動作させた
まま、把持部材をよけて把持部材周囲のメンテナンスを
行うといった要求に応えることができない。また、特開
平8−124374号に開示された取付け装置は、保持
部材の変更と同時にユニット化部材の構造を変更するこ
とが必要とされ、かつ複雑な動作機構も要求されるな
ど、コストを高めてしまうことにもなる。さらには、同
従来技術ではリンク機構のために、横方向のスペースを
消費することにより、並設される保持部材の数が制限を
受けてしまうという不都合も生じていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、本発明は、
ハードディスクといった記憶媒体をユニット化部材に収
容されるための保持部材がユニット化部材から取外され
た場合にでも、保持部材に取付けられた把持部材の回転
防止手段を含む保持部材を提供することを目的とする。
【0009】また本発明は、ユニット化部材に対して保
持部材を収容させると同時にハンドルまたはレバーとい
った把持部材を回動可能に復旧させ、把持部材の容易な
固定を可能とすると共に、複雑な機構の追加によるコス
ト・アップを伴うことのない回動防止手段を含む保持部
材を提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、把持部材の回動動作
と、保持部材の取出し操作とを分離してユーザが行うこ
とを可能とし、さらに保守性を向上させた保持部材を提
供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、上述した保持部材に保持
された記憶媒体を並置してユニットとして構成される記
憶装置ユニットおよび該記憶装置ユニットを含み、取扱
性・メンテナンス性の向上したコンピュータ・システム
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、把持部材の回
動を保持部材のユニット化部材との相対位置を変化させ
ずに可能としつつ、ユニット化するための部材からの保
持部材の取出しに関連した操作に関連して構成され、再
度ユニット化するための部材に装着されるまで機能する
把持部材の回動防止手段を設けることにより、上述した
不都合を回避することができるという着想の下になされ
たものである。
【0013】すなわち、本発明は、保持部材のユニット
化部材に対する相対的移動を生じさせることなく、把持
部材の回動を可能とする。また、ユーザが回動を防止さ
せたい場合には、回動操作の後にユーザにより行われる
取出し操作に関連した操作を行うことにより構成される
回動防止手段を採用する。この把持部材の回動防止手段
により、ユニット化部材から取外された保持部材は、確
実に把持部材により保持され、把持部材と、保持部材の
ドライブ装置を保持する部分との間の不用意な回動を防
止することが可能となる。さらに、本発明は、複雑な機
構を用いることなく低コストで把持部材の回動を確実に
防止することを可能ととすると共に、容易に回動防止手
段による把持部材の固定を解放することを可能とし、著
しく操作性・保守性を向上させることを可能とする。
【0014】すなわち、本発明によれば、ユニット化部
材に着脱可能に取り付けられ、記憶媒体を含むドライブ
装置を保持させるための保持部材であって、前記保持部
材は、前記ドライブ装置を保持するためのフレームと、
該フレームと一体化されて前記ドライブ装置を保持する
ためのフロント部材と、前記フロント部材にピボット軸
を中心として回動可能に取付けられた把持部材と、前記
把持部材の所定の回動の後、前記保持部を材取出し操作
に関連した操作により構成される回動防止手段とを含む
ドライブ装置の保持部材が提供される。
【0015】本発明においては、前記回動防止手段は、
前記保持部材の前記ユニット化部材との相対位置を変化
させずに構成されることが好ましい。前記回動防止手段
は、前記フロント部材に配置された突出部と前記把持部
材に配置された突起部とを含んで構成されることが好ま
しい。
【0016】本発明の保持部材においては、前記把持部
材には、前記ピボット軸が挿通される長穴が形成されて
いることが好ましい。
【0017】前記回動防止手段は、前記ピボット軸に形
成されたノッチまたは突起と、前記長穴に形成された前
記ノッチまたは突起に嵌合する突起またはノッチとによ
り形成されることが好ましい。
【0018】本発明においては、前記回転防止手段は、
前記把持部材と共に回動する前記ピボッ軸の切欠部と、
前記切欠部に係合する部分を含み、かつ前記フロント部
材に対して回動するフック部材とから形成されることが
好ましい。本発明においては、前記回転防止手段は、前
記把持部材と共に回動する前記ピボット軸の切欠部と、
前記切欠部に係合する部分を含むフック部材と、前記フ
ック部材を変位させる手段とを含み、前記把持部材の回
動と前記保持部材と前記ユニット化部材との相対位置の
変化により前記フック部材変位手段を変位させ、前記切
欠部に前記フック部材を係合させることにより形成され
ることが好ましい。
【0019】本発明においては、前記回転防止手段は、
前記フロント部材内に配置されたガイド機構と、前記把
持部材と前記ガイド機構とを連結させるリンクとを含む
ことができる。前記ガイド機構は、ガイド溝と、前記ガ
イド溝の内部に可動に配置されたチップと、前記ガイド
溝の端部に形成された前記チップをラッチするためのラ
ッチ部とを含み前記リンクは、前記把持部材の回動に関
連して前記チップを移動させることが好ましい。
【0020】本発明においては、さらに前記保持部材と
前記ユニット化部材との相対位置の変化に関連して前記
チップを押圧する部材とを含み、前記把持部材の回動お
よび前記保持部材と前記ユニット化部材との相対位置に
関連して前記チップを前記ラッチ部にラッチ可能とさせ
ることができる。
【0021】本発明における前記回転防止手段は、前記
ユニット化部材により押圧されて枢軸回転するプレート
部材を含んで構成されていてもよい。また前記プレート
部材は、前記把持部材に近接して前記フロント部材の上
端に配置されており、前記保持部材と前記ユニット化部
材との相対位置の変化に関連して前記プレート部材をピ
ボット軸を中心として回転させる突起を含むことができ
る。本発明における前記突起は、前記ユニット化部材に
より押圧されて、前記プレート部材に対して前記ピボッ
ト軸を中心としたトルクを生成することが好ましい。
【0022】本発明の前記記憶媒体は、ハードディス
ク、DVD、光磁気ディスク、CD−RWから選択さ
れ、前記ユニット化部材に並設されたディスク・アレイ
を構成することが好ましい。
【0023】本発明によれば、上記いずれかに記載の保
持部材をユニット化部材に複数並設して構成される記憶
装置ユニットが提供される。
【0024】また本発明によれば、上述した記憶装置ユ
ニットを含んで構成されるコンピュータ・システムを提
供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記憶装置ユニッ
ト10の斜視図である。図1に示した記憶装置ユニット
10は、ユニット化部材12と、このユニット化部材1
2の内部に相互に並設される保持部材14とを含んで構
成されている。本発明においては、ユニット化部材12
は、保持部材14を並置することで一体性を高めるユニ
ットのことを意味するものであって、図1に示すように
収容ラックとは別体の部材として構成することができ
る。また、本発明において収容ラックにユニット化部材
12の機能を含ませることが可能な場合には、特に図1
に示した別体となったユニット化部材12を使用する必
要はなく、収容ラックをユニット化部材として使用する
こともできる。
【0026】保持部材14には、本発明の特定の実施の
形態においては、ハードディスクといった記憶媒体が収
容されていて、保持部材14がユニット化部材12へと
装着されることにより、ディスク・アレイとして構成さ
れている。本発明においては、上述したハードディスク
の他にも、DVD(ディジタル・バーサタイル・ディス
ク)、光磁気ディスク、CD−RWといった記憶媒体を
使用することもできる。図1においては、保持部材14
のうちの1つ14aが、例えばメンテナンスまたは交換
といった目的のために引出されているところが示されて
いる。
【0027】図1に示された保持部材14aにおいて
は、把持部材14bが、ユーザによる把持が容易となる
ように概ね水平な位置まで回動されて、取出し動作を容
易にさせているのが示されている。なお、本発明におい
ては、把持部材14bの取扱い位置は、水平に近い角度
ばかりではなく、操作性に影響を与えることのない範囲
で、適宜設定することができる。
【0028】保持部材14のフレームには、ハードディ
スク・ドライブといった記憶媒体を収容したドライブ装
置18が保持されていて、保持部材14がユニット化部
材12から引出されることにより、ドライブ装置18が
保持部材14と同時に引出される構成とされている。本
発明の保持部材14aの把持部材14bは、図1に示さ
れた状態においてはすでに把持部材14bの回動防止手
段によりロックされていて、自由に回動しないようにさ
れている。このため、保持部材14aがさらに引出され
てユニット化部材12から完全に引き出された瞬間にハ
ードディスク・ドライブの重量が急に加えられることに
より、ユーザが意図せずに保持部材14またはドライブ
装置18をユニット化部材12またはそれ以外のコンピ
ュータ・システムの構成要素にぶつけることによる損傷
を回避することが可能とされている。
【0029】図2は、図1に示した本発明の保持部材1
4の第1の実施の形態の詳細な斜視図である。説明の便
宜上、および本発明の構成をより詳細に説明する目的の
ため、ドライブ装置については省略して示している。図
2に示されるように、本発明の保持部材14は、ドライ
ブ装置を収容するためのフレーム20と、このフレーム
20に固定されたフロント部材22とを含んで構成され
ている。フレーム20の端部は、図示しないユニット化
部材のへの装着を容易にするべく、テーパが設けられて
いてもよい。また、図2に示した保持部材14には、図
示しないコンピュータ・システムに対して接続を行うた
めのコネクタなどが設けられているが、説明の便宜上省
略して示している。
【0030】図2に示されるように、フロント部材22
には、把持部材24が回動可能に取付けられており、ユ
ーザが保持部材14を図示しないユニット化部材12に
対して着脱させる際の利便性を向上させる構成とされて
いる。さらに、図2に示したフロント部材22および把
持部材24には、それぞれ突出部22aと、突起部24
aとが設けられていて、本発明の特定の実施の形態にお
いては、把持部材24が概ね水平位置にまで回動され、
かつ回動動作とは別の例えば取り出し操作に関連した操
作が行われた場合、本発明において使用する回動防止手
段を形成することが可能となる。また、図2に示すよう
に、フロント部材22には、ユニット化部材との一体性
を向上させるための取付フック26が取付けられている
のが示されている。
【0031】図2に示されるように、把持部材24のフ
ロント部材22に取付けられた端部の反対側の端部に
は、フロント部材22に対して把持部材14を堅固に固
定するための固定フック28が設けられている。この固
定フック28は、フロント部材22の前面に形成された
係止部に係合して把持部材24のフロント部材22に対
する一体性を向上させていて、必要でない場合に把持部
材24が回動してしまうことで生じる不都合を防止する
構成とされている。
【0032】図3は、本発明の第1の実施の形態の保持
部材14において、ユーザにより把持部材24が回動さ
れた状態を示した図である。図示しないユニット化部材
から取出されたところを示した図である。図3において
は、図2と同様に説明の都合上、ドライブ装置を省略し
て示している。図3に示すように、本発明の保持部材1
4に取付けられた把持部材24は、概ね水平位置まで回
動されているものの、ユーザにより矢線Aに沿った方向
への力が加えられていないので突出部22aと、突起部
24aとは係合可能とされていない。図3においては、
突出部22aは、フロント部材22に隠されているので
図示されてはいない。また、図3には示されていないも
のの、把持部材24は、フロント部材22に対して、ピ
ボット軸を中心として回動可能に取付けられている。
【0033】ここで、把持部材24は、把持部材24に
設けられた図示しない長穴に沿って矢線Aの方向に移動
自在に取付けられており、突出部22aと、突起部24
aとが、保持部材14の引出し動作といった回動動作と
は別に行われる取出し操作に関連した操作により、互い
に係合可能な位置へと変位する構成とされている。な
お、本発明においては、取出し操作に関連した操作と
は、保持部材をユニット化部材から取出す操作の他、把
持部材に対してユニット化部材の配置される方向から離
れる方向へと力が加えられる操作を総称するものであ
る。
【0034】図4は、図2の状態における本発明の保持
部材14の側面図である。図4に示すように、本発明の
保持部材14は、フレーム20と、フロント部材22
と、把持部材24とを含んで構成されている。図2にお
いて説明したように、把持部材24は、把持部材24を
取扱う必要が生じない場合には、把持部材24が固定フ
ック28によりフロント部材22に固定された状態とさ
れている。図4では、フロント部材22のハッチングで
示された突出部22aと、把持部材24の突起部24a
とは、係合可能な位置とはされておらず、把持部材24
は、ピボット軸30を中心として自由に回動可能な構成
となっている。また、図4には、把持部材24とフロン
ト部材22との間の相対位置を変化させるためのピボッ
ト軸30と、長穴32とが破線で示されている。
【0035】さらに図4を用いて本発明について説明す
ると、ピボット軸30は、図4に示されるように、保持
部材14がユニット化部材に対して挿入・収容されてい
る場合には、長穴32の端部32aの側に位置決めされ
ている。この場合には、突起部24aと突出部22aと
は、矢線A方向に沿ってずれているので、把持部材24
は、例えば水平に近い位置まで回動されただけでは固定
されず、自由に回動することができる構成となってい
る。
【0036】図5は、図および図4に示したに示した突
出部22aと、突起部24aとの係合の状態を概略的に
示した斜視図である。吐出部22aと突起部24aとの
係合部は、フロント部材22により隠されているので、
図5においては破線で示されている。本発明において
は、把持部材24の所定の回動の後、ユーザにより加え
られる取出し操作に関連した操作が加えられることで図
5に示した回動防止手段が構成され、把持部材24の回
動を防止することが可能とされる。
【0037】図6は、保持部材14の紙面手前側のカバ
ーを取去って、ユニット化部材から保持部材14を引出
す場合に、ユーザが把持部材24を手に持つことができ
る状態とされ、矢線A方向に力が加えられた状態で、把
持部材24の回動が防止された状態でののフロント部材
22と、把持部材24との相対的な位置を示した分解側
面図である。図6に示されるように、ピボット軸30
は、矢線Aの方向に加えられるユーザの力により、把持
部材24が矢線Aの方向へと移動するため、長穴32の
端部32bに隣接する位置とされている。なお図6にお
いては、カバーに配置された突出部22aの位置がハッ
チングにより示されている。
【0038】この位置までピボット軸30が移動する
と、突起部24aは、突出部22aと係合する位置にま
で移動する。図6に示した状態において把持部材24が
ユニット化部材から引出されてしまった場合、把持部材
24は、ドライブ装置を保持するフロント部材22およ
びフレーム20の重量により、矢線Bの方向へと回動し
ようとする。この場合に、本発明において採用する回動
防止手段は、把持部材24の矢線B方向への回動を防止
することで、急に加えられる荷重の手によるサポートが
遅れた場合にでも、保持部材を含むドライブ装置の損傷
を防止することが可能となる。
【0039】図7は、本発明の第1の実施の形態の保持
部材24の上面図である。図7(a)が把持部材24が
回動可能となっている状態、具体的には例えばユーザが
まさにユニット化部材から保持部材14を引出そうとし
て把持部材24に対して回動動作を行った場合に相当す
る。図7(b)は、ユーザにより行われる取出し操作に
関連した操作による矢線A方向への力が加えられた状態
を示す。
【0040】図7(a)に示されるピボット軸30は、
フロント部材22に保持されていて、把持部材24に形
成された長穴32を通して延ばされている。図7(a)
に示した状態では、ピボット軸30は、長穴32の端部
32に隣接した位置となっている。この状態では、突起
部24aと、突出部22aとは、互いに係合する配置と
はされていない。
【0041】一方、ユーザが矢線A方向へと力を加えて
図7(b)に示す係合位置となると、把持部材24が矢
線Aで示される方向へと移動されると共に、破線で示し
た突起部24aが突出部22aの下側まで移動して互い
に係合可能となる。図7(b)ではこれと同時に、ピボ
ット軸30が長穴32の端部32b側へと移動している
のが示されている。上述したように本発明は、きわめて
単純な構成により確実に把持部材の不用意な回動を防止
することが可能としている。
【0042】また、保持部材24をユニット化部材に装
着する場合には、把持部材24には矢線Aと反対の方向
へと力が加えられるので、把持部材24が突起部24a
と突出部22aとの係合が生じない位置まで長穴32沿
って移動して、把持部材24の自由な回動を可能とさ
せ、その後に把持部材24が回動されてフロント部材2
2へとロックされることにより、把持部材24を含めた
保持部材24の操作性を高めることができる。
【0043】図8は、本発明の第2の実施の形態の保持
部材34を示した分解側面図である。図8に示した第2
の実施の形態の保持部材34では、突起部と突出部の相
対的位置関係が、第1の実施の形態とは異なって形成さ
れている。より詳細に本発明の第2の実施の形態の保持
部材を図8を参照して説明すると、第2の実施の形態の
保持部材34は、概ね第1の実施の形態と同様の構成と
されており、フレーム36と、フロント部材38と、把
持部材40とを含んでいる。
【0044】把持部材40には、突起部40aが長穴4
2に隣接して形成されており、フロント部材38には、
突出部38aが配置されている。ユーザが保持部材34
をユニット化部材から引出そうとして、矢線Aの方向へ
と力を加えると、把持部材40は、図8に示す矢線Aの
方向へと長穴42に沿って、突出部38aと突起部40
aとが係合可能な位置まで移動する。このため、突出部
38aと突起部40aとは係合し、フレーム部材38と
把持部材40との間の相対回動が防止できる。本発明に
おいては、上述した長穴は、把持部材24と、フロント
部材22との相対的内地を変化させることができる限
り、いかなる形状とされていてもよい。また、本発明に
おいては、突起部24aについてもいかなる形状とされ
ていてもよく、例えば係合状態を保持させるため係合状
態においては矢線Aに沿った方向に突起部24aと突出
部22aとがずれないように係止爪を突起部24aまた
は突出部22aに形成しておくこともできる。
【0045】図9は、本発明の第3の実施の形態の保持
部材44を示した図である。図9(a)は、本発明の第
3の実施の形態の保持部材44の分解側面図であり、図
9(b)および図9(c)が、本発明において採用する
回動防止手段を詳細に示した拡大図である。
【0046】図9(a)に示された側面図を参照して本
発明の第3の実施の形態の保持部材44を説明すると、
図9(a)に示した保持部材44は、図2〜図8に示し
たと概ね同様の構成を有しており、フレーム46と、フ
ロント部材48と、このフロント部材48に回動可能に
取付けられた把持部材50とを含んで構成されている。
また、ピボット軸52は、フロント部材48に固定され
ており、把持部材50は、ピボット軸52を中心として
回動すると共に、長穴54に沿った方向に移動すること
ができる構成となっている。
【0047】図9(a)に示すように、ユーザが保持部
材44をユニット化部材から引出そうとする場合には、
把持部材50を手で握って回動させ、その後、取出し操
作に関連した操作により矢線Aで示される方向へと力を
加える。この際、把持部材50は、長穴54の端部54
aにピボット軸52が当接するまで矢線A方向に移動す
る。一方、本発明の第3の実施の形態の保持部材44に
おいては、ピボット軸52には、長穴54の端部54a
の側にノッチ56が形成されている。さらに長穴54の
端部54aには、長穴54に向かって突出した概ね断面
矩形の突起58が形成されていて、この突起58がピボ
ット軸52に形成されたノッチ56と嵌合することによ
り、把持部材50の自由な回動を防止する構成とされて
いる。
【0048】図9(b)は、図9(a)に説明したノッ
チ56と、突起58とにより構成される回動防止手段を
詳細に示した拡大図である。図9(b)に示すように、
ピボット軸52には、ノッチ56が形成されており、長
穴54は、このノッチ56の内部に突出する方向に延び
た突起58が形成されている。ユーザの動作に応じて保
持部材44が取出される場合には、ピボット軸52は、
端部54aまで移動してノッチ56と突起58とが嵌合
し、把持部材50の自由な回動が防止される。また、ユ
ーザが把持部材50を回動させたい場合には、ユーザ
は、矢線Aとは反対方向へと向かった力を加えることに
より、把持部材44を、長穴54内を図9(c)中の矢
線Dの方向に移動させ、ピボット軸52のノッチ56か
ら突起58を解放する。ユーザによる把持部材50の自
由な回動が可能とされる構成となっている。本発明の第
3の実施の形態の保持部材44は、上述したように簡単
な構成で、ユーザの動作に追従して把持部材50の回動
防止手段を確実に構成することを可能とする。
【0049】また、図9に示した本発明の第3の実施の
形態においては、ノッチ56を長穴54の端部54a側
に形成させ、回動を妨げない範囲でピボット軸52に突
起58を形成することもできる。さらに、ノッチ56お
よび突起58には、互いに嵌合を容易にするために、ノ
ッチと突起による回動防止手段に悪影響を与えない範囲
で、テーパを設けることも可能である。
【0050】図10は、図9に示した第3の実施の形態
の保持部材44において、ユーザの動作に応じて回動防
止手段が形成されるところを示した上面図である。図1
0(a)に示すように、把持部材50がが回動された直
後では、ノッチ56と、突起58とは離間していて、把
持部材44は自由に回動する。ここでユーザが把持部材
50を握り、矢線Aの方向へと力を加えると、把持部材
44に形成された長穴54に沿って把持部材50が移
動、すなわち相対的には長穴54の開口へと延びた突起
58に近接してゆき、図10(b)に示すように互いに
嵌合して回動防止手段を構成し、把持部材50の自由な
回動を防止させている。
【0051】上述した本発明の第1〜第3の実施の形態
の保持部材は、きわめて簡単な構成で確実に把持部材の
自由な回動を防止することができる。また、本発明の第
1〜第3の実施の形態は、さらに射出成型といった方法
により形成される把持部材と、フロント部材とに対して
わずかな変更を加える最小のコストで、本発明が採用す
る回動防止手段を提供することを可能としている。
【0052】図11は、本発明の第4の実施の形態の保
持部材64を示した図である。図11に示した本発明の
第4の実施の形態では、把持部材60には、ピボット軸
62が取付けられており、このピボット軸62は、把持
部材60と共に回動する構成としてフロント部材66に
より回動可能に保持されている。図11(a)は、把持
部材60の回動が防止された状態での分解側面図であ
り、図11(b)および図11(c)は、第4の実施の
形態において採用される回動防止手段の詳細な拡大図で
ある。
【0053】図11を参照して本発明の第4の実施の形
態の保持部材64を説明すると、図11(a)に示され
たピボット軸62には、切欠部68が形成されている。
また、フロント部材66には、フック部材70が枢着さ
れていて、フック部材70の先端部が切欠部68に係合
する構成とされている。このフック部材70の先端部
は、図示しないユニット化部材によりフック部材70の
上端部70aが矢線Eの方向に移動されると、切欠部6
8から離間して把持部材60の自由な回動を可能とする
構成とされている。すなわち、本発明の第4の実施の形
態においては、保持部材64がユニット化部材に保持さ
れている限り、把持部材60の回動は自由とされてい
て、把持部材60の回動と、保持部材64の取出し操作
とは完全に分離して可能とされている。
【0054】図11(b)を用いてさらに本発明の第4
の実施の形態を説明すると、フック部材70は、ピボッ
ト軸70cによりフロント部材66に枢軸回転可能に取
り付けられている。また、フック部材70は、例えば弦
巻バネ、板バネ、スプリングといった弾性部材70bに
より常時時計周りの方向に回動するような押圧力が加え
られている。図11に示した実施の形態においては、弾
性部材70bとして、板バネが使用されており、一端が
フック部材70に対して係合され、他端が例えばフロン
ト部材66に保持されて、フック部材70に対して時計
回りに押圧力を加えているのが示されている。このた
め、例えば保持部材64がユニット化部材から取出され
た状態では、常に切欠部68とフック部材70の先端部
とが係合する状態となり、把持部材60の回動が防止で
きることになる。
【0055】さらに本発明の第4の実施の形態における
回動防止手段を図11(c)を参照して説明する。本発
明の第4の実施の形態における回動防止手段は、図11
(c)に示すように、ユニット化部材に保持部材60が
挿入されることにより、把持部材60を回動可能とす
る。具体的には、フック部材70の上端部70aが、ユ
ニット化部材の適切な部分により矢線Eの方向に押され
る。この段階で、フック部材70の先端部は、紙面下側
へと移動し、切欠部68とフック部材70とが離間し
て、把持部材60が自由に回動する状態とされる。図1
1に示した切欠部68の形状およびこの切欠部68と係
合するフック部材70の部分の形状は、図11に示した
形状のみに限定されるものではなく、把持部材60がユ
ニット化部材から離脱した状態の下で、把持部材60の
回動を確実に防止することができ、係合状態からの解放
が容易に行われる限り、いかなる形状としても構成する
ことができる。
【0056】図12は、本発明の第5の実施の形態の保
持部材72を示した図である。図12(a)は、保持部
材72がユニット化部材から離脱して把持部材が固定さ
れた状態を示した分解側面図であり、図12(b)およ
び図12(c)が本発明の第5の実施の形態において採
用する回動防止手段の詳細な拡大図である。
【0057】本発明の第5の実施の形態について図12
(a)を参照して詳細に説明すると、本発明の保持部材
72は、フレーム74と、フロント部材76と、このフ
ロント部材76に回動可能に取付けられた把持部材78
とを含んで構成されている。把持部材78には、ピボッ
ト軸80が固定されていて、このピボット軸80は、把
持部材78と共に回動し、フレーム74に対して回転可
能に保持されている。図11に示した実施の形態と同様
に、図12に示すピボット軸80には、切欠部80aが
形成されている。
【0058】図12(b)は、図12(a)に示した状
態を詳細に示した拡大図である。ピボット軸80に形成
された切欠部80aには、フロント部材76に形成され
た取付部82から延ばされたフック部材84の先端が係
合していて、把持部材78の回動を防止する構成とされ
ている。図12(a)〜図12(c)に示したフック部
材84としては、例えば板バネといった弾性部材を挙げ
ることができる。本発明において板バネをフック部材8
4として使用する場合には、板バネの弾性変形を使用し
て一端を切欠部80aに係合させ、他端を取付部82に
保持させることにより、回動防止手段を構成させること
ができる。さらに本発明の別の態様においては、フック
部材84を取付部82と一体として構成させ、取付部8
2を枢軸回転可能にフロント部材76に取付けて、フッ
ク部材84の回動により回動防止手段を形成させること
もできる。
【0059】図12(b)参照して本発明の第5の実施
の形態についてさらに説明する。図12(b)に示すよ
うに、フック部材84は、図12(a)紙面上側に向か
って反発するように取付部82に対して取付けられてい
る。また、フック部材84に隣接して、フック部材変位
手段として機能するピン86が配置されている。ピン8
6は、上端部がフレーム74の上端部から突出した頭部
86aとバネ部材84に接触した先端部86bと、頭部
86aと先端部86bとの間に延びた連結部86cとか
ら構成されている。
【0060】ピン86の頭部86aは、フレーム74に
形成された開口部88に収容されており、また開口部8
8の底部と頭部86aとの間には、スプリング90が挿
入されていて、頭部86aが押圧されていない場合に
は、ピン86を紙面上側に弾発して、フック部材84を
変位させないようにされている。さらに、図12(b)
に示すように、頭部86aは、ユニット化部材に対する
着脱を容易にするように、略円形とされている。また、
凹部88の上端部は、ピン86が抜け落ちてしまわない
ように頭部86aの最大径よりも小径に形成されてい
る。この状態においては、頭部86aは、スプリング9
0によりフレーム端部に当接するように押圧されてい
て、フック部材84をピボット軸80に形成された切欠
部80aに係合させている。
【0061】図12(c)は、図12(a)、図12
(b)において説明した本発明の保持部材72が採用す
る回動防止手段について詳細に説明した拡大図である。
本発明においてピン86の頭部86aへの押圧力は、保
持部材72が、図示しないユニット化部材に収容され
て、ユニット化部材の適切な部分により頭部86aが押
圧されることにより与えられる。図12(c)を使用し
てさらに本発明が採用する回動防止機構の解除を説明す
る。図12(c)に示されるように、本発明の第5の実
施の形態の保持部材72がユニット化部材に収容される
場合に矢線Gの方向から接近してくるユニット化部材の
適切な部分は、まず頭部86aに当接する。
【0062】さらに矢線Gの方向へとユニット化部材が
進んでくると、ピンの頭部86aを押圧して、矢線Hで
示される方向へと、フレームの上端部のレベルまでピン
の頭部86aを押し下げる。これに対応してピン86の
先端部86bは、矢線Hの方向に変位してフック部材8
4を下側に変位させることにより、切欠部80aとフッ
ク部材84の先端部とを離間させ、把持部材76の自由
な回動を可能とさせる。フック部材84の変位は、上述
した板バネの弾性変形またはフック部材84の取付部8
2を中心とした回動により与えることができる。したが
って、本発明の第5の実施の形態においては、把持部材
78は、ユニット化部材がピン86を押圧している限
り、保持部材72の取出操作とは完全に分離して自由に
回動可能とされる。
【0063】図13は、本発明の保持部材の第6の実施
の形態を示した図である。図13において実線で示され
ている状態は、ユーザが保持部材をユニット化部材から
取出そうとして把持部材を握り、把持部材96を回動さ
せた後、矢線Aに示される方向に力を加えて、把持部材
96を回動不能とした状態に対応する。また図13に
は、ユニット化部材に収容され、把持部材を回動可能と
させて、例えばフロント部材に対して把持部材をロック
した状態を破線で示している。
【0064】図13に示すように、本発明の第6の実施
の形態の保持部材92は、フロント部材94と、フロン
ト部材94に回動可能に取付けられた把持部材96とを
含んで構成されている。把持部材96には、リンク98
が回動可能に連結されており、このリンク98は、フロ
ント部材94の内部に形成されたガイド溝100に沿っ
て移動可能に配設されたチップ102に回動可能に連結
されている。このリンク98は、例えば把持部材96の
幅方向中央からフロント部材94の厚さ方向中央に向か
って1つだけ設けることもできるし、把持部材96の幅
方向両端部に対として設けることもできる。
【0065】図13を参照してより詳細に本発明の第6
の実施の形態を説明すると、図13の破線で示された状
態では、チップ102は、ガイド溝100の下側に位置
決めされている。ユーザが把持部材96をつかんで図1
3の矢線Iの方向へと把持部材96を回動させると、リ
ンク98は、チップ102をガイド溝100に沿って紙
面上方向へと移動させる。ガイド溝100の上端部に
は、チップ102を収容するラッチ104が設けられて
おり、把持部材96は、チップ102がラッチ104に
隣接する位置まで移動する範囲で略水平位置にまで回動
可能とされている。すなわち、本発明の第6の実施の形
態においても、ユニット化部材に保持されている間は、
把持部材96の回動は、保持部材92の取出し操作とは
独立して自由に行うことができる構成とされている。
【0066】また、図13に示した第6の実施の形態に
おけては、ラッチ104に隣接してラッチ解除機構が形
成されている。このラッチ解除機構は、後述するよう
に、保持部材92がユニット化部材に再度取付けられた
段階で、チップ102をラッチ104から開放するため
に使用される。図13を使用して上述したラッチ解除機
構を説明すると、図13に示されたラッチ解除機構は、
チップ押圧部材106と、棒部材108とを含んで構成
されている。チップ押圧部材106は、一端がラッチ状
態とされたチップ104に当接し、他端が傾斜面として
構成されていて、棒部材108の下端部に形成された傾
斜面と移動可能に接触する構成とされている。
【0067】また、図13に示された棒部材108の上
端部は、フロント部材94の端部から突出するまで延び
ていて、図示しないユニット化部材の適切な部分に当接
して矢線Jの方向へと移動可能にフロント部材94に保
持されている。
【0068】さらに、本発明の回動防止手段の機能につ
いて説明すると、図13に示した保持部材92が図示し
ないユニット化部材に収容された状態では、棒部材10
8がチップ押圧部材106をラッチ側へと押圧して、チ
ップ102がラッチされて把持部材96が固定されてし
まうのを防止して、把持部材96の回動を可能としてい
る。チップ押圧部材106の移動は、まず棒部材108
がユニット化部材の適切な部分により押圧されて、フロ
ント部材94の上側端面の位置にまで押し下げられ、棒
部材108の下端において接触したチップ押圧部材10
6を水平方向にラッチ機構104へと押し出すことによ
り、棒部材108の移動に際する逃げを確保すると同時
に行われる。
【0069】一方、ユーザが保持部材92をユニット化
部材から引出す場合には、ユーザはまず、把持部材96
をチップ102がラッチ104に隣接する状態まで回動
させる。その後、保持部材92がユニット化部材から引
出されるにつれ棒部材108が図示しないスプリングな
どの弾性により、紙面上側へと移動する。さらにこの動
作につれてチップ押圧部材106は、棒部材108側へ
と変位し、チップ102を収容する空間をラッチ104
に形成させる。さらにユーザが保持部材96に対して力
を加えることにより、それまでチップ押圧部材106に
よりラッチ104への係合が防止されていたチップ10
2は、ラッチ104を超えてさらに上方向へと移動し、
その後チップ押圧部材106が後退することによりラッ
チ104に確保された空間へと収容される。
【0070】すなわち、図13に示した本発明の第6の
実施の形態においては、把持部材96の回動は、回動動
作の後に矢線A方向の力を加えて保持部材96とユニッ
ト化部材との相対的移動を行なうまで、可能とされてい
る。また本発明においては、リンク98、チップ押圧部
材106が適切にチップをラッチまたはラッチ開放する
ことができるように、適宜バネといった弾性部材により
各部材を付勢することもできるし、各部材のスムーズな
運動を確保するためこれまで知られたいかなるジョイン
トでも使用することができる。
【0071】本発明の第6の実施の形態における変更例
では、例えばチップ押圧部材106と、棒部材108と
の間の当接する傾斜面に互いに嵌合する連結機構を設け
たチップ押圧機構を採用することができる。具体的には
上述した変更例では、チップ押圧部材106の傾斜面に
拡頭部が形成された突起を設け、棒部材108の傾斜面
に、この拡頭部を収容し、かつこの拡頭部を直線的に移
動させることができる連結溝を形成して、拡頭部と連結
溝とを嵌合させる連結機構を設けて、チップ押圧部材1
06と、棒部材108との間の一体性を確保することも
できる。
【0072】図14は、本発明の保持部材の第7の実施
の形態の保持部材を示した上面図である。図14に示し
た実施の形態では、回動防止手段は、保持部材110の
上端部に配置されるので、上面図のみを用いて示されて
いる。本発明の第7の実施の形態の保持部材110は、
図2〜図12で示したと概ね同様の構成とされており、
把持部材112と、フロント部材114とを含んで構成
されている。
【0073】把持部材112には、ピボット軸116が
取付けられており、このピボット軸116は、フロント
部材114に対して、ピボット軸116を介して回動可
能に連結されていて、ユーザの動作に応じて、回動する
ことができる構成とされている。図14においては、
(a)で示した状態が、本発明の保持部材110におい
て把持部材112が回動自在となっている状態を示した
図であり、(b)で示された状態が把持部材112の回
動が防止された状態を示した図である。
【0074】さらに本発明の第7の実施の形態において
は、図14(a)に示すように、本発明の第7の実施の
形態においては、プレート部材120がフロント部材1
14の上端部においてピボット軸122に回動可能に取
付けられている。このプレート部材120は、保持部材
110がユニット化部材118に収容されている状態で
は、フロント部材114の上端面に沿ってピボット軸1
22を中心として回動されることで、把持部材112の
回動を妨げない位置とされている。また、図14におい
ては、プレート部材124には、ピボット軸122から
離間したプレート部材122の端縁近傍に、ユニット化
部材118により押圧されてプレート部材122を回動
させるための突起124が設けられている。
【0075】本発明の第7の実施の形態においては、プ
レート部材120の回動は、プレート部材120の端縁
近傍に形成された突起124がユニット化部材118の
当接部118aに押圧され、ピボット軸122を中心と
してプレート部材120に対してトルクを与えることに
より行われる。
【0076】また図14(a)に示されるように、ピボ
ット軸122には、図14において示した実施の形態に
おいてはバネ部材126が取付けられており、バネ部材
の一端は、プレート部材120を押圧しており、他端
は、例えばフロント部材114の上端面に固定されてい
る。このバネ部材126は、保持部材110がユニット
化部材118から脱離され突起124に対する押圧力が
除去された後には、プレート部材120を、把持部材1
12の回動を防止することができる位置へと回動させて
いる。
【0077】また、本発明の第7の実施の形態における
変更例では、フロント部材114のプレート部材120
が移動する領域に対応してフロント部材114の上端部
に収容溝を形成させてユニット化部材118とプレート
部材120との一体性を向上させることもできる。ま
た、図14では、バネ部材126としてつる巻きバネを
用いた実施の形態を説明しているものの、本発明におい
ては、つる巻きバネ以外にも、板バネ、スプリングな
ど、いかなる弾性部材でも用いることができる。
【0078】図14(b)は、上述したようにユーザが
メンテナンスなどのために保持部材110を、ユニット
化部材118から取出そうとして把持部材112を握っ
て、図14(b)の矢線Aの方向へと保持部材110を
変位させたところが示されている。図14(b)に示さ
れた状態においてはすでに、当接部118aによる突起
124への押圧力が開放されているので、プレート部材
120は、バネ部材126の弾性力により矢線Kで示さ
れる方向へと回動して把持部材112の回動を防止す
る。
【0079】図15は、本発明の第8の実施の形態を示
した図である。図15に示された本発明の第8の実施の
形態においては、ユニット化部材118の突起124に
当接する部分には、当接部118aの代わりにガイド溝
118bが形成されていて、突起124をスムースにユ
ニット化部材118に収容させると共に、保持部材11
0の装着に対して不都合が生じないようにされている。
本発明においては、さらにガイド溝118bの先端部に
適切なテーパを設けておき、突起124のガイド溝11
8bへの挿入を容易にする構成とすることもできる。
【0080】図16は、本発明の保持部材をユニット化
部材に並置して装着して構成される記憶装置ユニットを
含むコンピュータ・システム128の概略斜視図であ
る。本発明のコンピュータ・システム128は、電源ユ
ニット130、中央処理ユニット132、記憶装置ユニ
ット134といったそれぞれのユニットが、例えば収容
ラック136などに収容されることにより構成されてい
る。図16においては、上述した各ユニットが1つの収
納ラック136に保持されているものとして示している
が、本発明においては、必要に応じて電源ユニットと、
中央処理ユニットと、記憶装置ユニットとを別々の収納
ラックに収容して作業性を向上すると共に、性能の改善
に容易に対応することができる構成とすることができ
る。
【0081】記憶装置ユニット134には、ハードディ
スクといった記憶媒体を含むドライブ装置を収容した複
数の本発明の保持部材138が、ユニット化部材140
に並置された状態で装着されて構成されている。なお、
本発明においては、図16に示すように、収容ラック1
36と別体としてユニット化部材140を構成すること
もできるし、収容ラック136の対応する位置にユニッ
ト化部材140の機能を設け、ユニット化部材140と
収容ラック136との機能を一体化させることもでき
る。
【0082】記憶装置ユニット134は、中央処理ユニ
ット132に含まれる中央処理装置(CPU)により指
令されて、互いに連係して記憶容量の増大に対応するこ
とを可能としていると共に、通常ではディスク・アレイ
を構成し、CPUにより処理される情報の記録に際して
冗長性を付与する構成とされている。図16において
は、上述した本発明の保持部材のうちの1つ138a
が、ユーザによりユニット化部材140から取外されよ
うとしているところが示されている。
【0083】図2〜図15にまで説明したように、本発
明においては、図16に示した保持部材138aがユニ
ット化部材140から離脱する場合には、確実に把持部
材142の回動を防止することを可能とし、ユーザなど
が把持部材142をつかんで保持部材138aを取扱う
場合に、手によるサポートが遅れて保持部材138aを
ユニット化部材140にぶつけて保持部材138aを損
傷させたり、内部に収容されたドライブ装置を損傷した
りする不都合を確実に防止することができる。
【0084】さらに、本発明の保持部材138は、ユニ
ット化部材140に対する保持部材の相対的な移動を生
じさせずに把持部材142の回動を行うことを可能とす
るので、例えばクリーニング、把持部材に隠された部分
についての保持部材の補修など、本質的にはドライブ装
置をユニット化装置140から取外す必要のない操作を
容易に行うことを可能とする。
【0085】これまで説明したように、本発明の保持部
材は、保持部材がユニット化部材から完全に引出された
後にでも、確実に把持部材の回動を防止することを可能
とする。また、本発明の回動防止手段は、複雑なリンク
機構、ラッチ機構を同時に保持部材およびユニット化部
材に形成する必要がなく、極めて単純な機構により確実
な動作を低コストで提供することを可能とする。さら
に、本発明の保持部材は、保持部材のユニット化部材か
らの取出し操作とは完全に分離された把持部材の回動を
可能とすることで、ユーザの必要に応じて把持部材の回
動を防止するための手段を構成させることが可能とな
り、取付作業、メンテナンスといったユーザ操作をより
効率的とすることを可能とする。
【0086】これまで本発明を図面に示した特定の実施
の形態により説明してきたが、本発明は、上述した特定
の実施の形態に限定されるものではなく、これまで知ら
れたいかなる変更および別の実施の形態であっても、当
業者によれば本発明の趣旨を逸脱することなく本発明を
適用することができるものである。また、本発明の保持
部材は、ディスク・アレイを構成する記憶装置ユニット
に適用するものとして説明してきたが、本発明は、例え
ばパーソナル・コンピュータといったコンピュータ・シ
ステムの記憶媒体についても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の記憶装置ユニットの分解斜視図。
【図2】 本発明の保持部材の第1の実施の形態の斜視
図。
【図3】 本発明の保持部材の第1の実施の形態の斜視
図。
【図4】 本発明の保持部材の第1の実施の形態の側面
図。
【図5】 本発明の保持部材の第1の実施の形態におけ
る回動防止手段を示した斜視図。
【図6】 本発明の保持部材の第1の実施の形態の分解
側面図。
【図7】 本発明の保持部材の第1の実施の形態の上面
図。
【図8】 本発明の保持部材の第2の実施の形態を示し
た図。
【図9】 本発明の保持部材の第3の実施の形態を示し
た図。
【図10】 本発明の保持部材の第3の実施の形態の上
面図。
【図11】 本発明の保持部材の第4の実施の形態を示
した図。
【図12】 本発明の保持部材の第5の実施の形態を示
した図。
【図13】 本発明の第6の実施の形態を示した図。
【図14】 本発明の第7の実施の形態を示した図。
【図15】 本発明の第8の実施の形態の変更例を示し
た図。
【図16】 本発明のコンピュータ・システムを示した
概略斜視図。
【図17】 従来の取出し装置を示した図。
【符号の説明】
10…記憶装置ユニット 12…ユニット化装置 14…保持部材 18…ドライブ装置 20…フレーム 22…フロント部材 24…把持部材 26…取付フック 28…固定フック 30…ピボット軸 32…長穴 34…保持部材 36…フレーム 38…フロント部材 40…把持部材 42…長穴 44…保持部材 46…フレーム 48…フロント部材 50…把持部材 52…ピボット軸 54…長穴 56…ノッチ 58…突起 60…把持部材 62…ピボット軸 64…把持部材 66…フロント部材 68…切欠部 70…フック部材 72…保持部材 74…フレーム74 76…フロント部材76 78…把持部材 80…ピボット軸 82…取付部 84…フック部材 86…ピン 88…開口部 90…スプリング 92…保持部材 94…フロント部材 96…把持部材 98…リンク 100…ガイド溝 102…チップ 104…ラッチ 106…チップ押圧部材 108…棒部材 110…保持部材 112…把持部材 114…フロント部材 116…ピボット軸 118…ユニット化部材 120…プレート部材 122…ピボット軸 124…突起 126…バネ部材 128…コンピュータ・システム 130…電源ユニット 132…中央処理ユニット 134…記憶装置ユニット 136…収容ラック 138…保持部材 140…ユニット化部材 142…把持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 茂樹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 濱畑 健次 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット化部材に着脱可能に取り付けら
    れ、記憶媒体を含むドライブ装置を保持させるための保
    持部材であって、前記保持部材は、 前記ドライブ装置を保持するためのフレームと、 該フレームと一体化されて前記ドライブ装置を保持する
    ためのフロント部材と、 前記フロント部材にピボット軸を中心として回動可能に
    取付けられた把持部材と、 前記把持部材の所定の回動操作の後、前記保持部材の取
    出し操作に関連した操作により構成される回動防止手段
    とを含むドライブ装置の保持部材。
  2. 【請求項2】 前記回動防止手段は、前記保持部材の前
    記ユニット化部材との相対位置を変化させずに構成され
    る請求項1に記載の保持部材。
  3. 【請求項3】 前記回動防止手段は、前記フロント部材
    に配置された突出部と前記把持部材に配置された突起部
    とを含んで構成される請求項2に記載の保持部材。
  4. 【請求項4】 前記把持部材には、前記ピボット軸が挿
    通される長穴が形成される請求項2または3に記載の保
    持部材。
  5. 【請求項5】 前記回動防止手段は、前記ピボット軸に
    形成されたノッチまたは突起と、前記長穴に形成された
    前記ノッチまたは突起に嵌合する突起またはノッチとに
    より構成される請求項4に記載の保持部材。
  6. 【請求項6】 前記回転防止手段は、前記把持部材と共
    に回動する前記ピボッ軸の切欠部と、前記切欠部に係合
    する部分を含み、かつ前記フロント部材に対して回動す
    るフック部材とから形成される請求項1に記載の保持部
    材。
  7. 【請求項7】 前記回転防止手段は、前記把持部材と共
    に回動する前記ピボット軸の切欠部と、前記切欠部に係
    合する部分を含むフック部材と、前記フック部材を変位
    させる手段とを含み、前記把持部材の回動と前記保持部
    材と前記ユニット化部材との相対位置の変化により前記
    フック部材変位手段を変位させ、前記切欠部に前記フッ
    ク部材を係合させることにより形成される請求項1に記
    載の保持部材。
  8. 【請求項8】 前記回転防止手段は、前記フロント部材
    内に配置されたガイド機構と、前記把持部材と前記ガイ
    ド機構とを連結させるリンクとを含む請求項1に記載の
    保持部材。
  9. 【請求項9】 前記ガイド機構は、ガイド溝と、前記ガ
    イド溝の内部に可動に配置されたチップと、前記ガイド
    溝の端部に形成された前記チップに係合するラッチとを
    含み前記リンクは、前記把持部材の回動に関連して前記
    チップを移動させる請求項8に記載の保持部材。
  10. 【請求項10】 さらに前記保持部材と前記ユニット化
    部材との相対位置の変化に関連して前記チップを押圧す
    る部材とを含み、前記把持部材の回動および前記保持部
    材と前記ユニット化部材との相対位置に関連して前記チ
    ップを前記ラッチにラッチ可能とさせる請求項8または
    9に記載の保持部材。
  11. 【請求項11】 前記回転防止手段は、前記ユニット化
    部材により押圧されて枢軸回転するプレート部材を含ん
    で構成される請求項1に記載の保持部材。
  12. 【請求項12】 前記プレート部材は、前記把持部材に
    近接して前記フロント部材の上端に配置されており、前
    記保持部材と前記ユニット化部材との相対位置の変化に
    関連して前記プレート部材をピボット軸を中心として回
    転させる突起を含む請求項11に記載の保持部材。
  13. 【請求項13】 前記突起は、前記ユニット化部材によ
    り押圧されて、前記プレート部材に対して前記ピボット
    軸を中心としたトルクを生成する請求項11または12
    に記載の保持部材。
  14. 【請求項14】 前記記憶媒体は、ハードディスク、D
    VD、光磁気ディスク、CD−RWから選択され、前記
    ユニット化部材に並設されたディスク・アレイを構成す
    る請求項1〜13のいずれか1項に記載の保持部材。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項に記載
    の保持部材をユニット化部材に複数並設して構成される
    記憶装置ユニット。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の記憶装置ユニット
    を含んで構成されるコンピュータ・システム。
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