JP2000159279A - 物品取出装置 - Google Patents
物品取出装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/04—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing annular, disc-shaped, or spherical or like small articles, e.g. tablets or pills
- B65D83/0409—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing annular, disc-shaped, or spherical or like small articles, e.g. tablets or pills the dispensing means being adapted for delivering one article, or a single dose, upon each actuation
- B65D83/0418—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing annular, disc-shaped, or spherical or like small articles, e.g. tablets or pills the dispensing means being adapted for delivering one article, or a single dose, upon each actuation the articles being substantially flat and stacked one upon the other and the dispensing-closing device sliding the article to be dispensed along the flat side of the next article
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケース本体内積み重ねられて収容された、飴
菓子等の物品を上から順番に一つずつ持ち上げて取り出
すことができる、従来にない新規な構造の物品取出装置
を提供することを目的とする。 【課題手段】 物品取出装置１は、物品２を積み重ねて
収容するケース本体４を有する。ケース本体４の上部に
は、収容された物品２を上から順番に一つずつ取り出す
ことができる取出口３６が形成され、ケース本体４の下
部には、収容された物品２を取出口３６側に付勢する弾
性部材８１が設けられている。ケース本体４の取出口３
６近傍には、弾性部材８１によって付勢された複数の物
品２の最上部の物品２の両側を係止して、取出口３６か
ら複数の物品２が飛び出るのを防止する一対の係止部材
７０，７０が設けられている。ケース本体４の上部には
回動体５５が回動自在に設けられ、回動体５５には前記
一対の係止部材７０，７０の係止を解除すると共に複数
の物品２の最上部の物品２の両側を挟持する一対の挟持
片５６，５６が設けられている。
菓子等の物品を上から順番に一つずつ持ち上げて取り出
すことができる、従来にない新規な構造の物品取出装置
を提供することを目的とする。 【課題手段】 物品取出装置１は、物品２を積み重ねて
収容するケース本体４を有する。ケース本体４の上部に
は、収容された物品２を上から順番に一つずつ取り出す
ことができる取出口３６が形成され、ケース本体４の下
部には、収容された物品２を取出口３６側に付勢する弾
性部材８１が設けられている。ケース本体４の取出口３
６近傍には、弾性部材８１によって付勢された複数の物
品２の最上部の物品２の両側を係止して、取出口３６か
ら複数の物品２が飛び出るのを防止する一対の係止部材
７０，７０が設けられている。ケース本体４の上部には
回動体５５が回動自在に設けられ、回動体５５には前記
一対の係止部材７０，７０の係止を解除すると共に複数
の物品２の最上部の物品２の両側を挟持する一対の挟持
片５６，５６が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み重ねられてケ
ース本体内に収容された、飴菓子等の物品を上から順番
に取り出すことができる物品取出装置に関するものであ
る。
ース本体内に収容された、飴菓子等の物品を上から順番
に取り出すことができる物品取出装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、積み重ねられてケース本体内に収
容された物品を上から順番に取り出すことが出来る物品
取出装置として、特開平６−９２３７９号公報に開示さ
れているようなものがあった。この公報に開示されてい
る物品取出装置は、板ガム等の扁平な物品を上下方向に
積み重ねて収容するケース本体を有し、ケース本体の上
部に、収容された物品を上から順番に一つずつ押し出し
て取り出すことができる取出装置が設けられていた。取
出装置には、弾性部材によって付勢された複数の物品の
最上部の物品を係止して、前部開口から突出させる摺動
部材が設けられている。
容された物品を上から順番に取り出すことが出来る物品
取出装置として、特開平６−９２３７９号公報に開示さ
れているようなものがあった。この公報に開示されてい
る物品取出装置は、板ガム等の扁平な物品を上下方向に
積み重ねて収容するケース本体を有し、ケース本体の上
部に、収容された物品を上から順番に一つずつ押し出し
て取り出すことができる取出装置が設けられていた。取
出装置には、弾性部材によって付勢された複数の物品の
最上部の物品を係止して、前部開口から突出させる摺動
部材が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の物品取出装
置は、ケース本体内に積み重ねられて収容された物品を
取出装置の摺動部材によって上から順番に一枚ずつ押し
出して取り出せるようにしたものであるが、単に一番上
の物品をずらすだけであり、物品を一つずつ他の物品か
ら分離して取り出すことができないという問題点があっ
た。
置は、ケース本体内に積み重ねられて収容された物品を
取出装置の摺動部材によって上から順番に一枚ずつ押し
出して取り出せるようにしたものであるが、単に一番上
の物品をずらすだけであり、物品を一つずつ他の物品か
ら分離して取り出すことができないという問題点があっ
た。
【０００４】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、ケース本体内積み重ねられて収容された、
飴菓子等の物品を上から順番に一つずつ持ち上げて取り
出すことができる、従来にない新規な構造の物品取出装
置を提供することを目的とする。
のであって、ケース本体内積み重ねられて収容された、
飴菓子等の物品を上から順番に一つずつ持ち上げて取り
出すことができる、従来にない新規な構造の物品取出装
置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明に係
る物品取出装置は、上記目的を達成するため、下記の手
段を有する。 （イ）物品を上下方向に積み重ねて収容するケース本体
を有すること。 （ロ）ケース本体の上部には、収容された物品を上から
順番に一つずつ取り出すことができる取出口が形成さ
れ、ケース本体の下部には、収容された物品を取出口側
に付勢する弾性部材が設けられていること。 （ハ）ケース本体の取出口近傍には、弾性部材によって
付勢された複数の物品の最上部の物品の両側を係止し
て、取出口から複数の物品が飛び出るのを防止する一対
の係止部材が設けられていること。 （ニ）ケース本体の上部には回動体が回動自在に設けら
れ、回動体には前記一対の係止部材の係止を解除すると
共に複数の物品の最上部の物品の両側を挟持する一対の
挟持片が設けられていること。
る物品取出装置は、上記目的を達成するため、下記の手
段を有する。 （イ）物品を上下方向に積み重ねて収容するケース本体
を有すること。 （ロ）ケース本体の上部には、収容された物品を上から
順番に一つずつ取り出すことができる取出口が形成さ
れ、ケース本体の下部には、収容された物品を取出口側
に付勢する弾性部材が設けられていること。 （ハ）ケース本体の取出口近傍には、弾性部材によって
付勢された複数の物品の最上部の物品の両側を係止し
て、取出口から複数の物品が飛び出るのを防止する一対
の係止部材が設けられていること。 （ニ）ケース本体の上部には回動体が回動自在に設けら
れ、回動体には前記一対の係止部材の係止を解除すると
共に複数の物品の最上部の物品の両側を挟持する一対の
挟持片が設けられていること。
【０００６】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を図１乃至
図７に基づいて説明する。図１は、本願発明に係る物品
取出装置の全体斜視図である。図２は、図１の組立斜視
図である。図３は、図２のカバー体をずらした状態を示
す組立斜視図である。図４は、物品を挟持している状態
を示す斜視図である。図５は、図４の要部断面図であ
る。図６は、物品を取り出した状態を示す斜視図であ
る。図７は、図６の要部断面図である。
図７に基づいて説明する。図１は、本願発明に係る物品
取出装置の全体斜視図である。図２は、図１の組立斜視
図である。図３は、図２のカバー体をずらした状態を示
す組立斜視図である。図４は、物品を挟持している状態
を示す斜視図である。図５は、図４の要部断面図であ
る。図６は、物品を取り出した状態を示す斜視図であ
る。図７は、図６の要部断面図である。
【０００７】請求項１記載の物品取出装置１は、物品２
を上下方向に積み重ねて収容するケース本体４を有す
る。ケース本体４の上部には、収容された物品２を上か
ら順番に一つずつ取り出すことができる取出口３６が形
成され、ケース本体４の下部には、収容された物品２を
取出口３６側に付勢する弾性部材８１が設けられてい
る。
を上下方向に積み重ねて収容するケース本体４を有す
る。ケース本体４の上部には、収容された物品２を上か
ら順番に一つずつ取り出すことができる取出口３６が形
成され、ケース本体４の下部には、収容された物品２を
取出口３６側に付勢する弾性部材８１が設けられてい
る。
【０００８】ケース本体４の取出口３６近傍には、弾性
部材８１によって付勢された複数の物品２の最上部の物
品２の両側を係止して、取出口３６から複数の物品２が
飛び出るのを防止する一対の係止部材７０，７０が設け
られている。ケース本体４の上部には回動体５５が回動
自在に設けられ、回動体５５には前記一対の係止部材７
０，７０の係止を解除すると共に複数の物品２の最上部
の物品２の両側を挟持する一対の挟持片５６，５６が設
けられている。
部材８１によって付勢された複数の物品２の最上部の物
品２の両側を係止して、取出口３６から複数の物品２が
飛び出るのを防止する一対の係止部材７０，７０が設け
られている。ケース本体４の上部には回動体５５が回動
自在に設けられ、回動体５５には前記一対の係止部材７
０，７０の係止を解除すると共に複数の物品２の最上部
の物品２の両側を挟持する一対の挟持片５６，５６が設
けられている。
【０００９】物品取出装置１は、ケース本体４内に複数
の物品２を上下方向に積み重ねて収容すると、弾性部材
８１によって複数の物品２が取出口３６側に付勢される
が、複数の物品２の最上部の物品２の両側が一対の係止
部材７０，７０によって係止されるので、取出口３６か
ら複数の物品２が飛び出ないようになっている（図６参
照）。この状態において、図４，５に示すように回動体
５５を前方に倒すように回動すると、一対の挟持片５
６，５６が一つの係止部材７０，７０を押し開いて係止
を解除しながら最上部の物品２の両側を挟持する。ま
た、図６，７に示すように回動体５５を後方に起こすよ
うに回動すると、一対の挟持片５６，５６が最上部の物
品２の両側を挟持して、物品２を他の物品２から分離し
て持ち上げて取り出すことができる。
の物品２を上下方向に積み重ねて収容すると、弾性部材
８１によって複数の物品２が取出口３６側に付勢される
が、複数の物品２の最上部の物品２の両側が一対の係止
部材７０，７０によって係止されるので、取出口３６か
ら複数の物品２が飛び出ないようになっている（図６参
照）。この状態において、図４，５に示すように回動体
５５を前方に倒すように回動すると、一対の挟持片５
６，５６が一つの係止部材７０，７０を押し開いて係止
を解除しながら最上部の物品２の両側を挟持する。ま
た、図６，７に示すように回動体５５を後方に起こすよ
うに回動すると、一対の挟持片５６，５６が最上部の物
品２の両側を挟持して、物品２を他の物品２から分離し
て持ち上げて取り出すことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係る物品取出装置の一実施例
を図面に基づいて説明する。物品取出装置１は、ケース
本体４と取出装置５１とからなる。ケース本体４は、ラ
ムネ菓子、粒ガム、ビー玉等の物品２を上下方向に積み
重ねて収容する収容枠３と、収容枠３を収容するカバー
体８５とからなる。収容枠３は、前面が開放された摺動
枠５と、摺動枠５の上端に取り付けられた取付枠７とで
構成され、合成樹脂によって一体に成形されている。摺
動枠５は、前面が開放された断面略コ字状に形成され、
左側板９と、右側板１０と、後板１１と、底板１２とか
らなり、底板１２近傍に係止片１３が形成されている。
を図面に基づいて説明する。物品取出装置１は、ケース
本体４と取出装置５１とからなる。ケース本体４は、ラ
ムネ菓子、粒ガム、ビー玉等の物品２を上下方向に積み
重ねて収容する収容枠３と、収容枠３を収容するカバー
体８５とからなる。収容枠３は、前面が開放された摺動
枠５と、摺動枠５の上端に取り付けられた取付枠７とで
構成され、合成樹脂によって一体に成形されている。摺
動枠５は、前面が開放された断面略コ字状に形成され、
左側板９と、右側板１０と、後板１１と、底板１２とか
らなり、底板１２近傍に係止片１３が形成されている。
【００１１】左側板９及び右側板１０の上端に形成され
た取付枠７は、上部が開放された形で形成され、下壁１
５と、右側壁１６と、後壁１７と、左側壁１９と、前壁
２０とからなっている。下壁１５には、摺動枠５内と連
通する開口１８が形成されている。前壁２０には、略コ
字状の軸受け凹部２１が形成されている。軸受け凹部２
１の両側には軸受け壁２２，２３が形成され、軸受け壁
２２，２３には半円状の軸受け凹部２４，２５が設けら
れている。
た取付枠７は、上部が開放された形で形成され、下壁１
５と、右側壁１６と、後壁１７と、左側壁１９と、前壁
２０とからなっている。下壁１５には、摺動枠５内と連
通する開口１８が形成されている。前壁２０には、略コ
字状の軸受け凹部２１が形成されている。軸受け凹部２
１の両側には軸受け壁２２，２３が形成され、軸受け壁
２２，２３には半円状の軸受け凹部２４，２５が設けら
れている。
【００１２】前記取付枠７の開放部には、上蓋３１がネ
ジ３０によって一体的に取り付けられている。上蓋３１
は、合成樹脂によって一体成形され、前部３２が開放さ
れた略Ｃ字状の上枠部材３３と、上枠部材３３の下面に
形成された前壁３５とからなり、上枠部材３３と前壁３
５によって略中央に取出口３６が形成されている。取出
口３６の前部に設けられた前壁３５は、湾曲した傾斜面
３７を備えている。
ジ３０によって一体的に取り付けられている。上蓋３１
は、合成樹脂によって一体成形され、前部３２が開放さ
れた略Ｃ字状の上枠部材３３と、上枠部材３３の下面に
形成された前壁３５とからなり、上枠部材３３と前壁３
５によって略中央に取出口３６が形成されている。取出
口３６の前部に設けられた前壁３５は、湾曲した傾斜面
３７を備えている。
【００１３】上蓋３１の前部には、軸受け壁３９，４０
が形成され、軸受け壁３９，４０には半円状の軸受け凹
部４１，４２が設けられている。取付枠７に上蓋３１が
ネジ３０によって一体的に取り付けられると、取付枠７
の軸受け凹部２４，２５と上蓋３１の軸受け凹部４１，
４２が接合して軸受け孔４３，４４が形成される。この
軸受け孔４３，４４に開閉板４６の下部に形成された支
軸５０，５０が回動自在に取り付けられている。
が形成され、軸受け壁３９，４０には半円状の軸受け凹
部４１，４２が設けられている。取付枠７に上蓋３１が
ネジ３０によって一体的に取り付けられると、取付枠７
の軸受け凹部２４，２５と上蓋３１の軸受け凹部４１，
４２が接合して軸受け孔４３，４４が形成される。この
軸受け孔４３，４４に開閉板４６の下部に形成された支
軸５０，５０が回動自在に取り付けられている。
【００１４】開閉板４６は、前部にアーム部材４７が形
成され、さらにアーム部材４７の先端にボス４９が設け
られており、ボス４９の両端に前記支軸５０，５０が突
設されている。開閉板４６は、上枠部材３３内に嵌合さ
れる形状に形成され、アーム部材４７は、軸受け壁３
９，４０間に配置される。開閉板４６は、支軸５０，５
０を中心として回転し、前壁３５に当接すると上枠部材
３３に嵌合し、取出口３６を閉じることになる。なお、
ボス４９には、開閉板４６を開け易くするため、爪を引
っ掛ける引掛突起４８が形成されている。
成され、さらにアーム部材４７の先端にボス４９が設け
られており、ボス４９の両端に前記支軸５０，５０が突
設されている。開閉板４６は、上枠部材３３内に嵌合さ
れる形状に形成され、アーム部材４７は、軸受け壁３
９，４０間に配置される。開閉板４６は、支軸５０，５
０を中心として回転し、前壁３５に当接すると上枠部材
３３に嵌合し、取出口３６を閉じることになる。なお、
ボス４９には、開閉板４６を開け易くするため、爪を引
っ掛ける引掛突起４８が形成されている。
【００１５】上蓋３１には、動物形状の取出装置５１が
設けられている。取出装置５１は、前記ネジ３０，３０
によって上蓋３１に固定される脚部状の支持部材５２，
５２と、一対の支持部材５２，５２間に支軸５３，５３
によって回動自在に取り付けられた胴部形状の回動体５
５とからなっている。回動体５５には、腕部状の一対の
挟持片５６，５６が設けられている。
設けられている。取出装置５１は、前記ネジ３０，３０
によって上蓋３１に固定される脚部状の支持部材５２，
５２と、一対の支持部材５２，５２間に支軸５３，５３
によって回動自在に取り付けられた胴部形状の回動体５
５とからなっている。回動体５５には、腕部状の一対の
挟持片５６，５６が設けられている。
【００１６】前記摺動枠５の左側板９と右側板１０の上
部には、断面が略コ字状の固定枠６０，６０が形成され
ている。固定枠６０，６０は、上端が取付枠７の下壁１
５に接続され、下壁１５に形成された挿入口６１，６１
が固定枠６０，６０の内部と連通するように形成されて
いる。取付枠６０，６０の側壁６２，６２には、開口６
５，６５によって係合縁６３，６３が形成されている。
また、左側板９と右側板１０は、係合縁６３，６３と対
向する位置の上部に係合段部６７、６７が形成されてい
る。
部には、断面が略コ字状の固定枠６０，６０が形成され
ている。固定枠６０，６０は、上端が取付枠７の下壁１
５に接続され、下壁１５に形成された挿入口６１，６１
が固定枠６０，６０の内部と連通するように形成されて
いる。取付枠６０，６０の側壁６２，６２には、開口６
５，６５によって係合縁６３，６３が形成されている。
また、左側板９と右側板１０は、係合縁６３，６３と対
向する位置の上部に係合段部６７、６７が形成されてい
る。
【００１７】上記固定枠６０，６０には、係止部材７
０，７０が挿入口６１，６１から挿入されて着脱自在に
取り付けられている。係止部材７０は、合成樹脂等の弾
性素材によって形成され、挿入口６１から差し込まれる
扁平な差込片７１を有している。差込片７１の下端に
は、固定枠６０の図示しない係止部に係止される一対の
係止爪７２、７２が形成されている。差込片７１の下部
には、係合縁６３に係合する係合突起７３が突設されて
いる。差込片７１の略中央部には、係合段部６７に係合
する屈曲段部７５が形成されている。差込片７１の上部
には、前部に傾斜面７６が形成され、後部に係止突起７
７が突設されたストッパー片７９が設けられている。
０，７０が挿入口６１，６１から挿入されて着脱自在に
取り付けられている。係止部材７０は、合成樹脂等の弾
性素材によって形成され、挿入口６１から差し込まれる
扁平な差込片７１を有している。差込片７１の下端に
は、固定枠６０の図示しない係止部に係止される一対の
係止爪７２、７２が形成されている。差込片７１の下部
には、係合縁６３に係合する係合突起７３が突設されて
いる。差込片７１の略中央部には、係合段部６７に係合
する屈曲段部７５が形成されている。差込片７１の上部
には、前部に傾斜面７６が形成され、後部に係止突起７
７が突設されたストッパー片７９が設けられている。
【００１８】摺動枠５内には、コイルスプリング８１の
一端に取り付けられ、コイルスプリング８１によって開
口１８側に付勢される押し上げ部材８２が上下方向に摺
動自在に設けられている。コイルスプリング８１の他端
は、係止片１３に係止固定されている。押し上げ部材８
２の前面には、ガイド突起８３が形成されている。
一端に取り付けられ、コイルスプリング８１によって開
口１８側に付勢される押し上げ部材８２が上下方向に摺
動自在に設けられている。コイルスプリング８１の他端
は、係止片１３に係止固定されている。押し上げ部材８
２の前面には、ガイド突起８３が形成されている。
【００１９】摺動枠５は、矩形筒状のカバー体８５に収
納されている。カバー体８５は、合成樹脂によって一体
成形されている。カバー体８５の前壁８６には、前記押
し上げ部材８２のガイド突起８３をガイドするガイド溝
８７が形成されている。カバー体８５の両側壁８９，９
０には、前記固定枠６０，６０を覆う補助カバー部９
１，９２が形成されている。カバー体８５の後壁９３上
部には、取付枠７の下壁１５に形成された係止穴１４に
係止される係止爪９５が形成されている。
納されている。カバー体８５は、合成樹脂によって一体
成形されている。カバー体８５の前壁８６には、前記押
し上げ部材８２のガイド突起８３をガイドするガイド溝
８７が形成されている。カバー体８５の両側壁８９，９
０には、前記固定枠６０，６０を覆う補助カバー部９
１，９２が形成されている。カバー体８５の後壁９３上
部には、取付枠７の下壁１５に形成された係止穴１４に
係止される係止爪９５が形成されている。
【００２０】上記構成の物品取出装置１は、図２に示す
通常の状態から、係止爪９５を取付枠７の係止穴１４か
ら外し、図３に示すようにカバー体８５を下方に摺動さ
せると、ガイド溝８７の上端８８がガイド突起８３に係
合して、押し上げ部材８２をコイルスプリング８１の弾
性に抗して押し下げる。
通常の状態から、係止爪９５を取付枠７の係止穴１４か
ら外し、図３に示すようにカバー体８５を下方に摺動さ
せると、ガイド溝８７の上端８８がガイド突起８３に係
合して、押し上げ部材８２をコイルスプリング８１の弾
性に抗して押し下げる。
【００２１】摺動枠５内に物品２を上下方向に積み重ね
るようにして収容し、カバー体８５を上方に摺動させ
て、係止爪９５を取付枠７の係止穴１４に係止させる
と、図７に示すように、複数の物品２がコイルスプリン
グ８１の弾性によって付勢された押し上げ部材８２によ
って、上方に押し上げられ、複数の物品２の最上部の物
品２が係止部材７０，７０の係止突起７７，７７に係止
される。なお、物品２は、取出口３６からも収容するこ
とができる。
るようにして収容し、カバー体８５を上方に摺動させ
て、係止爪９５を取付枠７の係止穴１４に係止させる
と、図７に示すように、複数の物品２がコイルスプリン
グ８１の弾性によって付勢された押し上げ部材８２によ
って、上方に押し上げられ、複数の物品２の最上部の物
品２が係止部材７０，７０の係止突起７７，７７に係止
される。なお、物品２は、取出口３６からも収容するこ
とができる。
【００２２】開閉板４６を回転させて取出口３６を開
き、回動体５５を前方に倒すように回動すると、図４，
５に示すように、一対の挟持片５６，５６が係止部材７
０，７０の傾斜面７６，７６に接触し、係止部材７０，
７０のストッパー片７９，７９を素材の弾性に抗して押
し広げながら回動して最上部の物品２を挟持する。一対
の挟持片５６，５６が最上部の物品２を挟持すると、ス
トッパー片７９，７９が完全に広げられ、ストッパー片
７９，７９に設けられた係止突起７７，７７の物品２に
対する係止が解除される。
き、回動体５５を前方に倒すように回動すると、図４，
５に示すように、一対の挟持片５６，５６が係止部材７
０，７０の傾斜面７６，７６に接触し、係止部材７０，
７０のストッパー片７９，７９を素材の弾性に抗して押
し広げながら回動して最上部の物品２を挟持する。一対
の挟持片５６，５６が最上部の物品２を挟持すると、ス
トッパー片７９，７９が完全に広げられ、ストッパー片
７９，７９に設けられた係止突起７７，７７の物品２に
対する係止が解除される。
【００２３】回動体５５を後方に起こすように回動する
と、図６，７に示すように、一対の挟持片５６，５６が
最上部の物品２を挟持して収容枠３から持ち上げて取り
出す。最上部の物品２の次の物品２は、カバー体８５の
前壁８６に当接するため、最上部の物品２が取り出され
ても、一緒に引きずり出されることがなく、素材の弾性
によって元の状態に復帰した係止部材７０，７０の係止
突起７７，７７に係止されて、最上部の物品２になる。
と、図６，７に示すように、一対の挟持片５６，５６が
最上部の物品２を挟持して収容枠３から持ち上げて取り
出す。最上部の物品２の次の物品２は、カバー体８５の
前壁８６に当接するため、最上部の物品２が取り出され
ても、一緒に引きずり出されることがなく、素材の弾性
によって元の状態に復帰した係止部材７０，７０の係止
突起７７，７７に係止されて、最上部の物品２になる。
【００２４】このように、物品取出装置１は、回動体５
５を前方に倒し、次に後方に起こすと、一対の挟持片５
６，５６が物品２を１個持ち上げて取り出す。支持部材
５２，５２を動物の脚部とし、回動体５５を動物の胴体
とし、一対の挟持片５６，５６を腕部とすると、あたか
も動物玩具が物品２を持ち上げて取り出してくれるよう
な動作にさせることができる。また、回動体５５をバネ
等の弾性部材によって後方に付勢しておくと、前方に倒
すときは押し下げなければならないが、後方に起きると
きは弾性部材の弾性復元力によるので、回動体５５を後
方に起こす煩わしさがなくなる。
５を前方に倒し、次に後方に起こすと、一対の挟持片５
６，５６が物品２を１個持ち上げて取り出す。支持部材
５２，５２を動物の脚部とし、回動体５５を動物の胴体
とし、一対の挟持片５６，５６を腕部とすると、あたか
も動物玩具が物品２を持ち上げて取り出してくれるよう
な動作にさせることができる。また、回動体５５をバネ
等の弾性部材によって後方に付勢しておくと、前方に倒
すときは押し下げなければならないが、後方に起きると
きは弾性部材の弾性復元力によるので、回動体５５を後
方に起こす煩わしさがなくなる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項１記載の
発明は、ケース本体内に積み重ねられて収容された、飴
菓子等の物品を上から順番に一つずつ持ち上げて取り出
すことができる、従来にない新規な構造の物品取出装置
を提供することができるという効果がある。この物品取
出装置は、従来のように、最上部の物品をずらして取る
のではなく、最上部の物品を他の物品から完全に離して
持ち上げるように取り出せるので、取り出し動作が極め
て面白いという効果がある。この物品を取り出す回動体
を動物形状にすると、動物玩具が物品を持ち上げて取り
出してくれる動きをするので、極めて斬新で、ユニーク
な物品取出装置にすることができる。また、物品を挟持
して持ち上げるので、従来のように扁平な物品に限定さ
れず、球状の物品であっても構わないという効果があ
る。
発明は、ケース本体内に積み重ねられて収容された、飴
菓子等の物品を上から順番に一つずつ持ち上げて取り出
すことができる、従来にない新規な構造の物品取出装置
を提供することができるという効果がある。この物品取
出装置は、従来のように、最上部の物品をずらして取る
のではなく、最上部の物品を他の物品から完全に離して
持ち上げるように取り出せるので、取り出し動作が極め
て面白いという効果がある。この物品を取り出す回動体
を動物形状にすると、動物玩具が物品を持ち上げて取り
出してくれる動きをするので、極めて斬新で、ユニーク
な物品取出装置にすることができる。また、物品を挟持
して持ち上げるので、従来のように扁平な物品に限定さ
れず、球状の物品であっても構わないという効果があ
る。
【図１】本願発明に係る物品取出装置の全体斜視図であ
る。
る。
【図２】図１の組立斜視図である。
【図３】図２のカバー体をずらした状態を示す組立斜視
図である。
図である。
【図４】物品を挟持している状態を示す斜視図である。
【図５】図４の要部断面図である。
【図６】物品を取り出した状態を示す斜視図である。
【図７】図６の要部断面図である。
１ 物品取出装置 ２ 物品 ３ 収容枠 ４ ケース本体 ５ 摺動枠 ７ 取付枠 ９ 左側板 １０ 右側板 １１ 後板 １２ 底板 １３ 係止片 １４ 係止穴 １５ 下壁 １６ 右側壁 １７ 後壁 １８ 開口 １９ 左側壁 ２０ 前壁 ２１ 軸受け凹部 ２２ 軸受け壁 ２３ 軸受け壁 ２４ 軸受け凹部 ２５ 軸受け凹部 ３０ ネジ ３１ 上蓋 ３２ 前部 ３３ 上枠部材 ３５ 前壁 ３６ 取出口 ３７ 傾斜面 ３９ 軸受け壁 ４０ 軸受け壁 ４１ 軸受け凹部 ４２ 軸受け凹部 ４３ 軸受け孔 ４４ 軸受け孔 ４６ 開閉板 ４７ アーム部材 ４８ 引掛突起 ４９ ボス ５０ 支軸 ５１ 取出装置 ５２ 支持部材 ５３ 支軸 ５５ 回動体 ５６ 挟持片 ６０ 固定枠 ６１ 挿入口 ６２ 側壁 ６３ 係合縁 ６５ 開口 ６７ 係合段部 ７０ 係止部材 ７１ 差込片 ７２ 係止爪 ７３ 係合突起 ７５ 屈曲段部 ７６ 傾斜面 ７７ 係止突起 ７９ ストッパー片 ８１ コイルスプリング ８２ 押し上げ部材 ８３ ガイド突起 ８５ カバー体 ８６ 前壁 ８７ ガイド溝 ８８ 上端 ８９ 側壁 ９０ 側壁 ９１ 補助カバー部 ９２ 補助カバー部 ９３ 後壁 ９５ 係止爪
Claims (1)
- 【請求項１】 下記の要件を備えたことを特徴とする物
品取出装置。 （イ）物品を上下方向に積み重ねて収容するケース本体
を有すること。 （ロ）ケース本体の上部には、収容された物品を上から
順番に一つずつ取り出すことができる取出口が形成さ
れ、ケース本体の下部には、収容された物品を取出口側
に付勢する弾性部材が設けられていること。 （ハ）ケース本体の取出口近傍には、弾性部材によって
付勢された複数の物品の最上部の物品の両側を係止し
て、取出口から複数の物品が飛び出るのを防止する一対
の係止部材が設けられていること。 （ニ）ケース本体の上部には回動体が回動自在に設けら
れ、回動体には前記一対の係止部材の係止を解除すると
共に複数の物品の最上部の物品の両側を挟持する一対の
挟持片が設けられていること。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33932698A JP3459882B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 物品取出装置 |
| US10/007,544 US6425495B1 (en) | 1998-11-30 | 2001-11-06 | Article dispensing apparatus |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33932698A JP3459882B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 物品取出装置 |
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|---|---|
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ID=18326404
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|---|---|---|---|
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1998
- 1998-11-30 JP JP33932698A patent/JP3459882B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-11-06 US US10/007,544 patent/US6425495B1/en not_active Expired - Fee Related
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