JP2003216139A - 表示装置および表示装置のパレット指定方法 - Google Patents

表示装置および表示装置のパレット指定方法

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JP2003216139A
JP2003216139A JP2002011736A JP2002011736A JP2003216139A JP 2003216139 A JP2003216139 A JP 2003216139A JP 2002011736 A JP2002011736 A JP 2002011736A JP 2002011736 A JP2002011736 A JP 2002011736A JP 2003216139 A JP2003216139 A JP 2003216139A
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Takashi Ozawa
孝 小沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーパレット方式の表示方法を採用しつ
つ、各表示画像に応じたパレット情報のロード時間を短
縮して高速化を図ることができる表示装置および表示装
置のパレット指定方法を提供する。 【解決手段】 共通する使用色を有する任意の複数のカ
ラーパレットのそれぞれを共通可カラーパレットとし
て、これらに共通する使用色を規定した共通部パレット
と、共通可カラーパレットのそれぞれについて、共通す
る使用色の分を除いて規定したそれぞれの独自パレット
と、を記憶して、それぞれを、共通部パレットおよびそ
れぞれの独自パレットの組合せにより指定し、共通可カ
ラーパレットのそれぞれが指定された場合、その共通部
パレットがロード済みの共通部パレットと同一のときに
は、それぞれの独自パレットのみをロードし、そうでな
いときには、共通部パレットおよびそれぞれの独自パレ
ットをロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機などの
遊技機や懸賞(当たり)付きの自動販売機などで利用さ
れ、特にカラーパレット方式の画像データフォーマット
の画像を扱う表示装置および表示装置のパレット指定方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】表示用の画像の画像データにおいて、1
画素当たりRGBの3原色のそれぞれについて例えば2
56階調が可能(解像度)であるとすれば、1画素を表
現するには、原理的に各色8ビットの計24ビットを要
する反面、256×256×256(すなわち256の
3乗)の約1678万色を表現できる。ただし、通常は
これらの全色を表現するためには1ピクセル当たり24
bit=3byteのデータが必要で膨大になってしま
うので、所望の仕様に応じてRGBの組合せのうちの一
部の色(例えば256色程度)を選択し、各色(各組合
せ)とそのインデックスとなる番号(色番号)とを対応
させて規定したテーブル、すなわちいわゆるカラーパレ
ット、を用意する。
【0003】また、この種のカラーパレットを使用する
方式(カラーパレット方式)では、一般に複数種類のカ
ラーパレットを用意してそれぞれに番号(パレット番
号)を付し、図5に示すように、各画像データのヘッダ
中にパレット番号を含め、画像表示に先だってパレット
番号により指定されたカラーパレットのパレット情報を
ワーク領域(カラーパレットテーブル:図1参照)にロ
ードする。この場合、同じパレット番号を指定した画像
(データ)を表示する期間では、そのパレット情報(カ
ラーパレットテーブル)を参照して表示処理が行われ
る。また、続いて、異なるパレット番号を指定した画像
を表示する際には、その画像表示に先立って同様に、指
定されたパレット番号のパレット情報をロードし(参照
し)て利用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラーパレット方式では、使用色の全てが同じでない限
り異なるパレット番号(のカラーパレット)を指定する
ことになる。言い換えると、先行して表示する画像と使
用色の全てが同一の色番号でない限り、次の画像の表示
に先立ってその使用色の全てを規定したカラーパレット
のパレット情報のロードが必要になる。すなわち、カラ
ーパレット方式の採用により画像データの規模が小さく
なり処理時間が短縮しているものの、そのためのパレッ
ト情報のロード(処理)時間が、さらなる高速化(処理
時間の短縮化)の障害(妨げ)に成りつつある。
【0005】本発明は、カラーパレット方式の表示方法
を採用しつつ、各表示画像に応じたパレット情報のロー
ド時間を短縮して高速化を図ることができる表示装置お
よび表示装置のパレット指定方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の表示
装置は、カラー3原色の混色として表現された複数種類
の使用色とそれらのインデックスとなる色番号とを対応
づけたカラーパレットを、前記使用色の組合せが異なる
複数種類規定し、表示画像に対応してそのうちの1種を
指定して、指定されたカラーパレットのパレット情報を
ロードし、ロードされたパレット情報に基づいて、前記
表示画像の画像表示を行う表示装置であって、前記複数
種類のカラーパレットのうちの共通する使用色を有する
任意の複数のカラーパレットのそれぞれを共通可カラー
パレットとして、複数の共通可カラーパレットに共通す
る使用色を規定した共通部パレットを記憶する共通部パ
レット記憶手段と、前記共通可カラーパレットのそれぞ
れについて、使用色のうちの前記共通する使用色の分を
除いて規定したそれぞれの独自パレットを記憶する独自
パレット記憶手段と、前記共通可カラーパレットのそれ
ぞれを、前記共通部パレットおよびそれぞれの独自パレ
ットの組合せにより指定するパレット指定手段と、前記
共通可カラーパレットのそれぞれが指定された場合、そ
の共通部パレットがロード済みの共通部パレットと同一
のときには、それぞれの独自パレットのみをロードし、
そうでないときには、共通部パレットおよびそれぞれの
独自パレットをロードするパレットロード手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0007】この表示装置では、共通する使用色を有す
る任意の複数のカラーパレットのそれぞれを共通可カラ
ーパレットとして、複数の共通可カラーパレットに共通
する使用色を規定した共通部パレットと、共通可カラー
パレットのそれぞれについて、共通する使用色の分を除
いて規定したそれぞれの独自パレットと、を記憶して、
共通可カラーパレットのそれぞれを、共通部パレットお
よびそれぞれの独自パレットの組合せにより指定する。
また、このため、共通可カラーパレットのそれぞれが指
定された場合、その共通部パレットがロード済みの共通
部パレットと同一のときには、それぞれの独自パレット
のみをロードし、そうでないときには、共通部パレット
およびそれぞれの独自パレットをロードする。すなわ
ち、カラーパレット方式の表示方法を採用しつつ、共通
部パレットのロードが不要になるケースが出現する分だ
け、各表示画像に応じたパレット情報のロード時間を短
縮して高速化を図ることができる。なお、カラーパレッ
トの記憶容量も、共通部を抽出して記憶する分だけ、個
別に記憶(共通部相当を重複して記憶)するより小さく
(少なく)て済む利点もある。
【0008】また、請求項2のパレット指定方法は、カ
ラー3原色の混色として表現された複数種類の使用色と
それらのインデックスとなる色番号とを対応づけたカラ
ーパレットを、前記使用色の組合せが異なる複数種類規
定し、表示画像に対応してそのうちの1種を指定して、
指定されたカラーパレットに基づいて、前記表示画像の
画像表示を行う表示装置のパレット指定方法であって、
前記複数種類のカラーパレットのうちの共通する使用色
を有する任意の複数のカラーパレットのそれぞれを、前
記共通する使用色について規定した共通部パレットを指
定する共通部指定と、使用色のうちの前記共通する使用
色の分を除いて規定したそれぞれの独自パレットを指定
する独自部指定と、の組合せにより指定することを特徴
とする。
【0009】このパレット指定方法では、共通する使用
色を有する任意の複数のカラーパレットのそれぞれを、
共通部パレットとそれぞれの独自パレットの組合せによ
り指定する。このため、共通する使用色を有する任意の
複数のカラーパレットの間で互いに指定を切り換えると
きには、共通部パレットはそのままにして、独自部(独
自パレット)のみを切り換えることにより指定できる。
この結果、このパレット指定方法を適用した表示装置で
は、カラーパレット方式を採用しつつ、共通部パレット
のロードが不要になるケースが出現する分だけ、パレッ
ト情報のロード時間を短縮して高速化を図ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
表示装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0011】図1および図2に示すように、まず、本実
施形態の表示装置1は、図外の制御装置からコマンドポ
ートCPを介してコマンド(図2のCMD参照)を受信
し(S2)、その受信コマンドに従って、その後の表示
処理の展開(新ストーリー展開)のための次(回)の表
示画像を決定して(S3)、表示器(表示手段)20の
表示タイミングに同期した表示処理を行うものである。
【0012】この表示装置1は、図示のように、表示装
置1全体を制御する制御部10と、液晶等から成る表示
パネル(表示画面)を有する表示器20と、制御部10
からの指令に従って表示画像の作成(描画)や表示のた
めの処理(図2の表示画像送出処理(S5))を司るビ
デオ表示用プロセッサ(Video Display Processor:以下
「VDP」)30と、を備えている。VDP30には、
表示画像を構成する要素画像を表示器20の表示画面に
合わせて配置するためのRAM(いわゆるビデオRAM
(VRAM))等から成るスクリーンバッファ21と、
その他の処理のための作業領域となる画像展開管理用R
AM300が接続されている。
【0013】また、制御部10は、CPU等から成り、
この制御部10には、ユーザの操作などの不確定要素に
よる外乱(イベント)等を含むコマンドを受信するため
のコマンドポートCPの他、乱数発生(図2の乱数発生
処理(RDM))などに基づいて選択される各種の表示
展開ストーリー(シナリオ)を記憶するアニメーション
シナリオデータROM11と、各種コマンドや各種シナ
リオにより表示候補となる複数の要素画像の表示画像デ
ータを記憶容量節約のため圧縮画像(データ)として記
憶する表示画像データ用ROM(Computer-Graphics RO
M:以下「CG−ROM」)12と、その他の処理のため
の作業領域となる制御管理用RAM100が接続されて
いる。
【0014】CG−ROM12には、RGBのカラー3
原色の混色として表現された複数種類の使用色とそれら
のインデックスとなる色番号とを対応づけたいわゆるカ
ラーパレットを集めたカラーパレット群121と、各要
素画像の圧縮画像を集めた画像ビットマップデータ群1
22と、が記憶され(それらのための領域が確保され)
ている。
【0015】また、VDP30に接続された画像展開管
理用RAM300には、CG−ROM12の内容と対応
するように、表示に必要なカラーパレットのデータをそ
の表示に先行してロードするためのカラーパレットのロ
ード領域(カラーパレットテーブル)31と、同様に、
表示に必要な要素画像をその表示に先行して圧縮画像か
ら展開(デコード)して(展開された画像にデコードし
て)準備するための展開バッファ(デコードバッファ)
32などの領域が確保されている。
【0016】なお、表示装置1では、このデコードバッ
ファ32を利用して、いわゆるキャッシュ処理による管
理(キャッシュ制御)を行うので、デコードバッファ3
2はデコードキャッシュ領域を兼ねている。このため、
制御部10に接続された制御管理用RAM100には、
このキャッシュ領域の管理を含みキャッシュ制御のため
の作業領域として、キャッシュ管理ワーク領域13など
の領域が確保されている。
【0017】図2に示すように、電源ONにより起動さ
れると、表示装置1では、まず、初期設定を行い(S
1)、次いで、受信コマンド処理を行い(S2)、コマ
ンド受信による割込(CMD)が発生しているときに
は、そのコマンドCMDに従って、かつ、アニメーショ
ンシナリオデータROM11のシナリオを参照して、そ
れらによる新ストーリー展開のための次回の表示画像を
決定する一方、新たなコマンドを受信していないときに
は、元のストーリー展開(旧ストーリー展開)のための
次回の表示画像を決定する(S3)。
【0018】ただし、この場合、次回の表示画像の決定
のために、必要に応じて乱数発生関数(を利用した乱数
発生機能)により乱数を発生させ(RDM)、その乱数
に基づいて、表示画像の複数の候補の中から、次回の表
示画像を選択して決定する。また、時刻管理(S52)
の結果(時刻制御信号Ct)を参照する(図示一点鎖
線)。すなわち、次回の表示画像は、受信コマンドの有
無と、発生させた乱数(数値)と、時刻管理の結果と、
それらにより選択されたシナリオと、に基づいて決定さ
れる。なお、この場合、表示器20に対しては、前回の
表示画像による表示画像の送出が行われているので、こ
こでは次回の表示画像の決定のみ行って(S3)、表示
器20の表示パネル(表示画面)の表示タイミング、す
なわち表示画像データ送出のトリガとなる垂直同期信号
(以下「Vsync信号」)VSの入力(割込)を待つ
(S4)。
【0019】次に、Vsync信号の入力があった時点
で、次の表示画像送出処理に移行する(S5)。スクリ
ーンバッファ21は、それぞれ少なくとも1画面分の表
示画像を格納できる領域を各1個のバッファとして、互
いに切換可能な複数個のバッファを有していて、ここで
は、そのうちの1個内に用意(作成、描画、配置)して
あった表示画像(データ)の送出(表示)と並行して、
次回の(新または旧ストーリー展開に従った)表示画像
を他(次)のバッファ内に作成(描画)する(S5
1)。また、描画(画像の作成)に時間が掛かり、次の
Vsync信号までに作成が間に合わないときには、そ
の次の表示画像作成(描画)は行わない旨を、(図示一
点鎖線の時刻制御信号Ctを受け取ることにより)次回
の表示画像決定処理(S3)において参照するために、
時刻管理を行う(S52)。
【0020】そして、表示画像送出処理によりその回の
表示が終了すると(S5)、同様に、次回の受信コマン
ド処理(S2)〜表示画像送出処理(S5)のループ処
理を行う。
【0021】ところで、本実施形態の表示装置1では、
カラーパレット方式の表示方法を採用しつつ、各表示画
像に応じたパレット情報のロード時間を短縮して高速化
を図っているので、以下、その点について詳述する。
【0022】まず、表示装置1では、図1および図3に
示すように、表示に使用する要素画像のカラーパレット
を調べ(図3(a)のイメージ参照)、複数のカラーパ
レットに共通に規定された使用色とそれらに付した色番
号とを対応づけて規定した部分(共通部パレット)を、
カラーパレット群121の共通部1211にまとめて格
納し、その他の部分を各カラーパレットに独自の部分
(独自部パレット)として、独自部1212に格納し
て、共通部パレット用のパレット番号(共通部パレット
番号)と独自部パレット用のパレット番号(独自部パレ
ット)とを、別々に規定する。
【0023】例えば図3(a)に示すように、220色
の『画像1』と240色の『画像2』のカラーパレット
の共通部を調べ、80色が共通とすると、同図(b)の
『画像1』のカラーパレット(220色)は、その共通
部の80色に独自部として残りの140色を組み合わせ
たものとなり、『画像2』のカラーパレット(240
色)は、共通部80色と独自部160色の組合せで表現
できる。このため、本実施形態の表示装置1では、各画
像データのヘッダ中に、同図(c)のように、共通部パ
レット番号と独自部パレット番号を順次並べて含ませ
る。
【0024】これらの形態の画像データを表示に用いる
場合のカラーパレットのロードの様子、すなわちカラー
パレットテーブルの状態遷移を、図4に例示する。この
例では、まず、図3で上述の『画像1』を展開するのに
先行して、その(画像1の)カラーパレットのパレット
情報として、共通部パレット番号00で指定される80
色の共通部パレット情報(以下「共通00(80色)」
のように示す)と、独自部パレット番号00で指定され
る140色の独自部パレット情報(以下「独自00(1
40色)」のように示す)とを、カラーパレットテーブ
ルとしてロードする(図4の(1))。
【0025】次に、同じく図3で上述の『画像2』をロ
ードする際には、それに先行するパレット情報のロード
として、本来(従来)であれば、240色分のパレット
情報のロードが必要となるが、ここでは、図4の(2)
に点網掛けで示す160色分の独自部パレット情報(す
なわち「独自01(160色)」)だけで良く、共通の
パレット(「共通00(80色)」)は、そのまま継続
して利用される。
【0026】その後、共通部が異なる220色の『画像
3』をロードするときには、図4(3)に(点網掛け
で)示すように、「共通01(130色)」および「独
自02(90色)」の220色分の全てのパレット情報
のロードを必要とするが、次いで、『画像4』に対する
パレット情報をロードするときには、「共通01(13
0色)」のロードは不要なので、「独自03(100
色)」をロードすれば、230色の『画像4』に対応で
きる。また、その次の『画像5』は、『画像4』の「独
自03(100色)」のうちの90色を示す「独自03
(90色)」を利用するだけなので、パレット情報のロ
ードは不要となる。
【0027】上述のように、本実施形態の表示装置1で
は、複数種類のカラーパレットの2個以上のカラーパレ
ットに共通の共通部パレットを共通部1211に記憶
し、それぞれに独自の各独自パレットを独自部1212
に記憶して、共通部パレットのいずれかとそれぞれの独
自パレットの組合せにより、従来のカラーパレットと同
様の指定を行うことができる。このため、共通部(共通
パレットのパレット情報)が同じカラーパレットの(指
定がされた)画像を先行画像表示し、その後、独自部
(独自パレットのパレット情報)のみ異なる指定がされ
た画像を(後続)表示するときには、独自部のみロード
して、共通部を残留させて利用できる。
【0028】すなわち、カラーパレット方式の表示方法
を採用しつつ、共通部パレットのロードが不要になるケ
ースが出現する分だけ、各表示画像に応じたパレット情
報のロード時間を短縮して高速化を図ることができる。
なお、カラーパレットの記憶容量も、共通部を抽出して
記憶する分だけ、個別に記憶(共通部相当を重複して記
憶)するより小さく(少なく)て済む利点もある。ま
た、表示画像の作成(描画)時間も短縮できるので、表
示用のVsync周期(画面切換周期)などに合わせて
表示すべき正規(予定)のタイミングまでに完成する可
能性が高まり、この結果、コマ落ちの可能性(頻度)を
低減できる。
【0029】また、パレット指定の点から見ても、本実
施形態の表示装置1のパレット指定方法では、共通部パ
レットと例えば第1の独自パレットの組合せにより、第
1のカラーパレットを指定でき、同じ共通部パレットと
第2の独自パレットの組合せにより、第2のカラーパレ
ットを指定できるため、一方のカラーパレットの指定か
ら他方の指定に切り換えるときには、共通部パレットは
そのままにして、独自部のみを切り換えれば良い。
【0030】すなわち、カラーパレットの切換が容易で
ある点から見ても、このパレット指定方法を適用した表
示装置1では、カラーパレット方式の採用しつつ、その
パレット情報のロード時間を短縮して高速化を図ること
ができる。なお、図4で上述の例における「共通00
(80色)」と「共通01(130色)」等からも明ら
かなように、共通部や独自部のサイズは固定する必要は
なく、また、共通部と独自部の割合も様々に設定でき
る。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明の表示装置および
表示装置の表示制御方法によれば、カラーパレット方式
の表示方法を採用しつつ、各表示画像に応じたパレット
情報のロード時間を短縮して高速化を図ることができ
る、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示装置のブロック
図である。
【図2】図1の表示装置における表示処理の概略フロー
チャートである。
【図3】カラーパレットの共通部の抽出、共通部と独自
部との関係、および、画像データのヘッダ部のデータ形
式を示す説明図である。
【図4】カラーパレットをロードしたカラーパレットテ
ーブルの状態遷移の例を示す説明図である。
【図5】従来における、図3と同様の説明図である。
【符号の説明】
1 表示装置 10 制御部 11 アニメーションシナリオデータROM 12 CG−ROM(表示画像データ用ROM) 13 キャッシュ管理ワーク領域 20 表示器(表示パネル) 21 スクリーンバッファ(表示バッファ) 30 VDP(ビデオ表示用プロセッサ) 31 カラーパレット 32 デコードバッファ(展開バッファ、デコードキ
ャッシュ領域) 100 制御管理用RAM 121 カラーパレット群 122 画像ビットマップデータ群 300 画像展開管理用RAM 1211 共通部カラーパレット群 1212 独自部カラーパレット群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー3原色の混色として表現された複
    数種類の使用色とそれらのインデックスとなる色番号と
    を対応づけたカラーパレットを、前記使用色の組合せが
    異なる複数種類規定し、表示画像に対応してそのうちの
    1種を指定して、指定されたカラーパレットのパレット
    情報をロードし、ロードされたパレット情報に基づい
    て、前記表示画像の画像表示を行う表示装置であって、 前記複数種類のカラーパレットのうちの共通する使用色
    を有する任意の複数のカラーパレットのそれぞれを共通
    可カラーパレットとして、複数の共通可カラーパレット
    に共通する使用色を規定した共通部パレットを記憶する
    共通部パレット記憶手段と、 前記共通可カラーパレットのそれぞれについて、使用色
    のうちの前記共通する使用色の分を除いて規定したそれ
    ぞれの独自パレットを記憶する独自パレット記憶手段
    と、 前記共通可カラーパレットのそれぞれを、前記共通部パ
    レットおよびそれぞれの独自パレットの組合せにより指
    定するパレット指定手段と、 前記共通可カラーパレットのそれぞれが指定された場
    合、その共通部パレットがロード済みの共通部パレット
    と同一のときには、それぞれの独自パレットのみをロー
    ドし、そうでないときには、共通部パレットおよびそれ
    ぞれの独自パレットをロードするパレットロード手段
    と、を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 カラー3原色の混色として表現された複
    数種類の使用色とそれらのインデックスとなる色番号と
    を対応づけたカラーパレットを、前記使用色の組合せが
    異なる複数種類規定し、表示画像に対応してそのうちの
    1種を指定して、指定されたカラーパレットに基づい
    て、前記表示画像の画像表示を行う表示装置のパレット
    指定方法であって、 前記複数種類のカラーパレットのうちの共通する使用色
    を有する任意の複数のカラーパレットのそれぞれを、前
    記共通する使用色について規定した共通部パレットを指
    定する共通部指定と、使用色のうちの前記共通する使用
    色の分を除いて規定したそれぞれの独自パレットを指定
    する独自部指定と、の組合せにより指定することを特徴
    とする表示装置のパレット指定方法。
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