JP2011199857A - 画像表示装置およびオンスクリーン表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】OSDの元の画像データが使用している色数によらず高速でパレットアニメーションを実現することができる、高解像度でメモリ効率の良い、OSDの表現が可能な画像表示装置およびオンスクリーン表示方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像表示装置であるテレビ受像機は、EPG/OSD/予約処理部24に、CLUT適用部1と、CLUT更新部2とを備えている。CLUT適用部1によって、1つのOSD領域は複数の分割領域に分割されて分割領域ごとにCLUTが適用され、CLUT更新部2によって、或る分割領域のパレットアニメーションを実現するために適用されていたCLUTから別のCLUTにCLUTの更新がおこなわれる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る画像表示装置であるテレビ受像機は、EPG/OSD/予約処理部24に、CLUT適用部1と、CLUT更新部2とを備えている。CLUT適用部1によって、1つのOSD領域は複数の分割領域に分割されて分割領域ごとにCLUTが適用され、CLUT更新部2によって、或る分割領域のパレットアニメーションを実現するために適用されていたCLUTから別のCLUTにCLUTの更新がおこなわれる。
【選択図】図2
Description
本発明は、オンスクリーン表示をおこなう画像表示装置およびオンスクリーン表示方法に関する。
テレビジョン信号などの映像フレームに文字や図形などの制御情報もしくはサービス情報などの画像信号を重ねて表示するオンスクリーン表示(OSD)機能を有する画像表示装置において、当該制御情報もしくはサービス情報などの画像信号の生成には、一般に画像を構成する画素を表示走査順に並べた色情報が必要であるが、ある画素位置に表示する色情報を指定するために、この色情報の代わりに、表示すべき色情報に番号を付与した色情報番号を指定する方法(以下、インデックスカラー方式と称する)が知られている。インデックスカラーの色番号と実際の色の対応を定義する表は、カラーマップ、カラールックアップテーブル(CLUT)、または、カラーパレットと呼ばれる。
このようなインデックスカラー方式は、画像の発色数が少ない場合、処理に必要な総データ量を効率的に抑えることができる利点がある。
近年、テレビ受像機の薄型化・大型化に伴い、表示画面に多くの表示アイコンや操作アイコン、操作メニュー等をオンスクリーン表示する際にその表示品質、解像度が問題となってきている。また美しい自然色の高解像度オンスクリーン表示を実現しようとした場合、例えば、1920×1080画素、1画素あたり32ビットの高画質オンスクリーン表示を実現しようとした場合、1画面あたり、1920×1080×32/8=8294400バイトのメモリが必要となる。さらに、各操作アイコンや操作メニュー等をカーソル移動して選択する際に表示領域間の時間差があるとカーソル移動時の表示品位のなめらかさが損なわれる課題がある。
従って、単一のプレーン構成で、フレームバッファ用メモリを制限しようとした場合、色数か、解像度かのいずれかを重視した構成となり、色数と解像度の両立は不可能であった。
また、複数プレーンを重畳する構成の場合、例えば32ビットフルカラープレーンと8ビットインデックスカラープレーンを重畳するとして、各プレーンは全画面に渡って確保されているため、フルカラープレーン8294400バイト+インデックスカラープレーン2073600バイト=10368000バイトの膨大なメモリを必要とする。
そこで、メモリ効率の良いオンスクリーン表示を実現した技術として、特許文献1に記載されているものがある。特許文献1の技術は、オンスクリーン表示領域を複数の領域に分け、それぞれに独立したフレームバッファを割り当て、それらをオンスクリーン表示制御装置によって、一枚の全画面領域に、アナログ的あるいはデジタル的に合成するというものである。
また、インデックスカラー方式のOSDに関する別の技術として、インデックスカラー方式のOSDにおいて、ハードウェアによるカラーマップ変換機能を有する場合には、画素データ自体を変更せずにカラーマップだけを動的に変更することで、表示色を高速に調整することができることが知られている(非特許文献1)。
また、画像データを表示している間にライン毎にカラールックアップテーブルの全領域を書き換えることができるようにするものが知られている(特許文献2)。具体的には、背景画像、ウィンドウA、ウィンドウBそれぞれのルックアップテーブルを備え、それぞれの領域でライン毎にカラールックアップテーブルの全域を書き換える構成となっている。
フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)(検索用語「インデックスカラー」)URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC
ところが、非特許文献1のようにカラーマップだけを動的に変更する技術の場合、例えば、図16のように同一OSD領域内に同じ色(インデックスカラー)を使用した領域がある場合、カラーマップを変更した際に本来意図しない領域の色まで変更されてしまう問題点がある。図16の場合、「メニュー」と「映像設定」の文字色に同じ黒色が使用されているため、例えば選択部分を「映像設定」から「音声設定」に移動させるために「映像設定」の文字色を黒から白に変更すると、「メニュー」の文字色まで白に変更されてしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、OSDの元の画像データが使用している色数によらず高速でパレットアニメーションを実現することができる、高解像度でメモリ効率の良い、OSDの表現が可能な画像表示装置およびオンスクリーン表示方法を提供することにある。
すなわち、上記の課題を解決するために、本発明に係る画像表示装置は、
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用させる適用手段と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換手段とを備えていることを特徴としている。
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用させる適用手段と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の画像表示装置は、1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用することから、1つのオンスクリーン表示領域全体に対して、ただ1つのカラールックアップテーブル(CLUT)を適用するインデックスカラー方式の構成に比べて、高い解像度を有する表示品位を、メモリバンド幅を増やすことなく実現することができる。
また上記の構成によれば、本発明の画像表示装置は、これまで適用していたCLUTを別のCLUTに代えるためのテーブル変換手段を備えている。これにより、元の画像データを変更する必要がないため、描画の高速化を図ることができる。
特に、このテーブル変換手段が、個々の上記分割領域に対してそのようなCLUT更新機能を有していることから、OSDにおけるカーソル移動をパレットアニメーションによって表現することができる。
また、個々の上記分割領域に対してそのようなCLUT更新機能を有していれば、OSDにおいて例えば背景色にグラデーションを用いる場合であっても、メモリハンド幅を増やすことなく、フルカラー方式と同等の色表現が可能となる。
なお、上述した特許文献2では、背景画像、ウィンドウA、ウィンドウBそれぞれのルックアップテーブルを備え、それぞれの領域でライン毎にカラールックアップテーブルの全域を書き換えているが、本発明の上記構成であれば、複数の領域に分割した分割領域毎にカラールックアップテーブルを適用させるが、少なくとも1つの分割領域で、ルックアップテーブルの種類を変換することができる。
また、本発明に係る画像表示装置は、上記の構成に加えて、
上記画像表示装置は、カラールックアップテーブルを構成するデータを格納する格納手段を更に備えており、
上記適用手段には、上記格納手段におけるカラールックアップテーブルの上記データの格納場所を示すアドレス情報が格納されており、
上記テーブル変換手段は、上記適用手段に格納された上記アドレス情報を変更するように構成されていることが好ましい。
上記画像表示装置は、カラールックアップテーブルを構成するデータを格納する格納手段を更に備えており、
上記適用手段には、上記格納手段におけるカラールックアップテーブルの上記データの格納場所を示すアドレス情報が格納されており、
上記テーブル変換手段は、上記適用手段に格納された上記アドレス情報を変更するように構成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、CLUTを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報のみを変更することによって、CLUTの変更(更新)を実現することから、表示データそのもののデータを書き換える場合と比較して、処理時間の短縮化を図ることができ、また、CLUTデータそのものを書き換える場合と比較しても、処理時間の短縮化を図ることができる。
しかしながら、本発明に係る画像表示装置は、上記の構成に限定されるものでなく、
上記テーブル変換手段は、上記第2のカラールックアップテーブルに代えるまでの過程で、上記第1のカラールックアップテーブルおよび上記第2のカラールックアップテーブルとは異なる1つ以上のカラールックアップテーブルに代えるように構成されていてもよい。
上記テーブル変換手段は、上記第2のカラールックアップテーブルに代えるまでの過程で、上記第1のカラールックアップテーブルおよび上記第2のカラールックアップテーブルとは異なる1つ以上のカラールックアップテーブルに代えるように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、本発明の画像表示装置は、OSDにおけるカーソル移動をパレットアニメーションによって表現することができるだけでなく、カーソルが当たっているところのカーソルの色を変化させることができる。これにより、ユーザーにとって、カーソルがどこに当たっているかが分かり易いという利点がある。
また、本発明に係る画像表示装置は、上記の構成に加えて、
上記適用手段は、部分カラールックアップテーブルを複数組み合わせてなるカラールックアップテーブルを適用させるものであり、
上記テーブル変換手段は、上記分割領域のうちの少なくとも2つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを、当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するものであって、
上記画像表示装置は、カラールックアップテーブルを構成するデータを格納する格納手段を更に備えており、
上記適用手段には、上記格納手段におけるカラールックアップテーブルの上記データの格納場所を示すアドレス情報が格納されており、且つ、
上記適用手段には、少なくとも2つの分割領域に共通に適用する部分カラールックアップテーブルのデータの格納場所を示す同一のアドレス情報が格納されており、
上記テーブル変換手段は、上記適用手段に格納された上記同一のアドレス情報を変更するように構成されていてもよい。
上記適用手段は、部分カラールックアップテーブルを複数組み合わせてなるカラールックアップテーブルを適用させるものであり、
上記テーブル変換手段は、上記分割領域のうちの少なくとも2つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを、当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するものであって、
上記画像表示装置は、カラールックアップテーブルを構成するデータを格納する格納手段を更に備えており、
上記適用手段には、上記格納手段におけるカラールックアップテーブルの上記データの格納場所を示すアドレス情報が格納されており、且つ、
上記適用手段には、少なくとも2つの分割領域に共通に適用する部分カラールックアップテーブルのデータの格納場所を示す同一のアドレス情報が格納されており、
上記テーブル変換手段は、上記適用手段に格納された上記同一のアドレス情報を変更するように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブルを共通化することができるので、メモリ使用量を削減することが可能となる。
また、例えば、(分割領域同士で共通するカラールックアップテーブルがあるにもかかわらず)分割領域ごとに異なるカラールックアップテーブルが適用される場合、分割領域ごとにテーブル変換を行なうため、分割領域間で時間差が生じて視覚的に違和感があったり、変換されない分割領域が生じたりして、表示品位に影響を与えかねない。しかし、本発明が上記の構成を具備すれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブルを同一の上記アドレス情報で管理することができる。これにより、テーブル変換手段によって上記アドレス情報を変更されれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブル(第1のカラールックアップテーブル)が一括して別の部分カラールックアップテーブル(第2のカラールックアップテーブル)に変換されるので、上述のような時間差がなく、短時間での変換を実現することができる。また、上述のような未変換も生じなくため、表示品位を向上させることができる。このため、各操作アイコンや操作メニュー等をカーソル移動して選択する際に表示領域間の時間差を抑制でき表示品位を向上することができる。
また、本発明に係るオンスクリーン表示方法は、上記の課題を解決するために、
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置を用いたオンスクリーン表示方法であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用して表示をおこなう適用工程と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換工程とを含むことを特徴としている。
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置を用いたオンスクリーン表示方法であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用して表示をおこなう適用工程と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換工程とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明のオンスクリーン表示方法は、1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用することから、1つのオンスクリーン表示領域全体に対して、ただ1つのカラールックアップテーブル(CLUT)を適用するインデックスカラー方式の構成に比べて、高い解像度を有する表示品位を、メモリバンド幅を増やすことなく実現することができる。
また上記の構成によれば、本発明のオンスクリーン表示方法は、これまで適用していたCLUTを別のCLUTに代えるためのテーブル変換工程を含んでいる。これにより、元の画像データを変更する必要がないため、描画の高速化を図ることができる。
特に、このテーブル変換工程において、個々の上記分割領域に対してそのようなCLUT更新機能を有していることから、OSDにおけるカーソル移動を例えばパレットアニメーションの方式によって表現することができる。
また、個々の上記分割領域に対してそのようなCLUT更新機能を有していれば、OSDにおいて例えば背景色にグラデーションを用いる場合であっても、メモリハンド幅を増やすことなく、フルカラー方式と同等の色表現が可能となる。
また、本発明に係るオンスクリーン表示方法は、上記の構成に加えて、
上記適用工程では、カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報に基づいて、特定のカラールックアップテーブルの適用をおこない、
上記テーブル変換工程では、上記適用工程において用いる上記アドレス情報を変更することが好ましい。
上記適用工程では、カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報に基づいて、特定のカラールックアップテーブルの適用をおこない、
上記テーブル変換工程では、上記適用工程において用いる上記アドレス情報を変更することが好ましい。
上記の構成によれば、CLUTを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報のみを変更することによって、CLUTの変更(更新)を実現することから、表示データそのもののデータを書き換える場合と比較して、処理時間の短縮化を図ることができ、また、CLUTデータそのものを書き換える場合と比較しても、処理時間の短縮化を図ることができる。
しかしながら、本発明に係るオンスクリーン表示方法は、上記の構成に限定されるものでなく、
上記テーブル変換工程では、上記第2のカラールックアップテーブルに変換するまでの過程で、上記第1のカラールックアップテーブルおよび上記第2のカラールックアップテーブルとは異なる1つ以上のカラールックアップテーブルに変換してもよい。
上記テーブル変換工程では、上記第2のカラールックアップテーブルに変換するまでの過程で、上記第1のカラールックアップテーブルおよび上記第2のカラールックアップテーブルとは異なる1つ以上のカラールックアップテーブルに変換してもよい。
上記の構成によれば、本発明のオンスクリーン表示方法は、OSDにおけるカーソル移動をパレットアニメーションによって表現することができるだけでなく、カーソルが当たっているところのカーソルの色を変化させることができる。これにより、ユーザーにとって、カーソルがどこに当たっているかが分かり易いという利点がある。
また本発明に係るオンスクリーン表示方法は、更に、
上記適用工程では、部分カラールックアップテーブルを複数組み合わせてなるカラールックアップテーブルを適用させ、且つ、カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報に基づいて、特定のカラールックアップテーブルの適用をおこない、
上記テーブル変換工程では、上記分割領域のうちの少なくとも2つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを、当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換し、
少なくとも2つの上記分割領域に共通する上記部分カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報は、同一であり、
上記テーブル変換工程では、上記適用工程において用いる上記同一の上記アドレス情報を変更するように構成してもよい。
上記適用工程では、部分カラールックアップテーブルを複数組み合わせてなるカラールックアップテーブルを適用させ、且つ、カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報に基づいて、特定のカラールックアップテーブルの適用をおこない、
上記テーブル変換工程では、上記分割領域のうちの少なくとも2つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを、当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換し、
少なくとも2つの上記分割領域に共通する上記部分カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報は、同一であり、
上記テーブル変換工程では、上記適用工程において用いる上記同一の上記アドレス情報を変更するように構成してもよい。
上記の構成によれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブルを共通化することができるので、メモリ使用量を削減することが可能となる。
また、例えば、(分割領域同士で共通するカラールックアップテーブルがあるにもかかわらず)分割領域ごとに異なるカラールックアップテーブルが適用される場合、分割領域ごとにテーブル変換を行なうため、分割領域間で時間差が生じて視覚的に違和感があったり、変換されない分割領域が生じたりして、表示品位に影響を与えかねない。しかし、本発明が上記の構成を具備すれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブルを同一の上記アドレス情報で管理することができる。これにより、テーブル変換工程によって上記アドレス情報を変更されれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブル(第1のカラールックアップテーブル)が一括して別の部分カラールックアップテーブル(第2のカラールックアップテーブル)に変換されるので、上述のような時間差がなく、短時間での変換を実現することができる。また、上述のような未変換も生じなくため、表示品位を向上させることができる。
また本発明に係る画像表示装置は、テレビ受像機であってもよい。
また、上記の課題を解決するため、本願の発明は、上記の画像表示装置の各手段としてコンピュータを動作させるためのプログラムであること及び該プログラムが記録された、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体であることを特徴としている。
これによれば、操作性の向上したインターフェースを有するプログラムおよび当該プログラムが記録された記憶媒体を提供することができる。
以上のように、本発明に係る画像表示装置は、
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用させる適用手段と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換手段とを備えていることを特徴としている。
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用させる適用手段と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明に係るオンスクリーン表示方法は、以上のように、
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置を用いたオンスクリーン表示方法であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用して表示をおこなう適用工程と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換工程とを含むことを特徴としている。
オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置を用いたオンスクリーン表示方法であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用して表示をおこなう適用工程と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換工程とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、OSDの元の画像データが使用している色数によらず高速でパレットアニメーションを実現することができる、高解像度でメモリ効率の良い、OSDの表現が可能な画像表示装置およびオンスクリーン表示方法を提供することが可能となる。
本発明に係る一実施形態について、図1から図12を参照して以下に説明する。本発明に係る画像表示装置は、テレビ受像機として使用することができる。また本発明は、特に、当該画像表示装置におけるオンスクリーン表示機構に特徴を有する。
そこで、まずは全体構成として画像表示装置の一例であるテレビ受像機を説明し、続いて、オンスクリーン表示機構の詳細について説明する。
(テレビ受像機の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るテレビ受像機(画像表示装置)の構成を示したブロック図である。本実施形態におけるテレビ受像機は、オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式のテレビ受像機である。
図1は、本発明の一実施形態に係るテレビ受像機(画像表示装置)の構成を示したブロック図である。本実施形態におけるテレビ受像機は、オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式のテレビ受像機である。
図1において、10は、例えば、画面サイズ16:9(1920×1080ドット)の液晶表示装置22を有するテレビ受像機の全体を示している。このテレビ受像機10は、バス51に接続されたCPU50、メモリ7を有しており、このテレビ受像機10の動作は、CPU50及びメモリ7に記憶された各種の制御プログラムにより制御される。すなわち、この図1に示されたテレビ受像機10では、CPU50を含むコンピュータ・システムによって制御されており、テレビ受像機をコンピュータ・システムによって動作させるためのプログラムはメモリ7に記憶されている。
メモリ7は、通常、RAMによって構成されるが、一部にROMを含んでいても良い。また、書き換え可能なフラッシュメモリ等を含んでいても良い。メモリ7には、CPUを動作させるためのOSや各種の制御ソフト等が記憶され、放送波を介して受信したEPGデータ等の番組情報に関するデータ、電子番組表や操作に関する情報等をオンスクリーン表示(OSD)する際に必要となるOSD用画像データ等が記憶されている。また、メモリ7は、各種制御動作に必要なワークメモリとして働くワーク領域を有している。
テレビ受像機10には、デジタルチューナー部14(受信手段)のほかに、アナログチューナー部12が設けられており、アナログ放送も受信可能とされている。また、外部入力部31には、HDD、SDカード等の固体メモリ、BD(ブルーレイディスク)、DVD、CD等のディスク装置等、種々の外部機器30が接続可能とされており、更に、テレビ受像機10の本体内にもBD/DVD/CDの記録/再生部32が内蔵されている。更に、IP放送チューナー部23が備えられており、IP放送の受信も可能とされている。
テレビ受像機10は、このほか、AVスイッチ部13、デジタル復調部15、分離部(DMUX)16、ビデオデコード/キャプチャ部17、ビデオセレクタ部18、映像処理部19、加算回路20、映像出力変換部21、液晶表示装置22、EPG/OSD/予約処理部24、オーディオデコード部25、オーディオセレクタ部26、音声出力変換部27、スピーカ28、選局部33、通信制御部34、リモコン受光部35を有している。テレビ受像機10には、更に、周囲の明るさを検出するための光センサ(OPCセンサ)38が設けられている。
アナログチューナー部12は、アナログ放送受信用のアンテナ11を介して受信するアナログテレビ放送信号を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて選局をおこなう。アナログチューナー部12からの受信信号は、AVスイッチ部13において、音声信号と映像信号とに分離され、映像信号はビデオセレクタ部18に入力され、音声信号はオーディオセレクタ部26に入力される。
デジタルチューナー部14は、デジタル放送受信用アンテナ40を介して受信するデジタルテレビ放送信号を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて受信するチャンネルの選局をおこなう。デジタルチューナー部14からの受信信号は、デジタル復調部15にて復調され、分離部(DMUX)16に送られる。
IP放送チューナー部23は、電話回線・LAN等に接続された通信制御部34を介して受信するIP放送を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて受信する特定のIP放送を選局し、出力を分離部(DMUX)16に送る。
分離部(DMUX)16は、デジタル復調部15またはIP放送チューナー部23から入力された、多重化された映像データ、音声データを分離し、映像データをビデオデコード/キャプチャ部17に送り、音声データをオーディオデコード部25に送る。さらに、分離部(DMUX)16は、放送信号に含まれるEPGデータ等のデータを抽出し、EPG/OSD/予約処理部24に送る。なお、分離部(DMUX)16によって抽出された放送波信号は、必要に応じてCPU6による書き込み制御によりメモリ7に記録される。
ビデオデコード/キャプチャ部17は、分離部(DMUX)16によって分離された映像データをデコードしたり、映像データに含まれるビデオ情報を静止画としてキャプチャしたりする。上記ビデオデコード/キャプチャ部17によってデコードされた映像信号は、ビデオセレクタ部18に送られる。
ビデオセレクタ部18には、既に説明したとおり、アナログチューナー部12からの映像信号が入力されており、また、外部入力部31からの映像信号も入力されている。ビデオセレクタ部18は、CPU6からの制御信号により、これらの入力映像信号から1つの映像信号を選んで出力し、映像処理部19に送る。
映像処理部19では、入力された映像信号に対して各種の映像処理をおこなう。本発明では、この映像処理部19に特徴があるため、映像処理部19の詳細については後述することにする。例えば、ノイズリダクションの処理、シャープネスの調整、コントラストの調整等の映像処理をおこない、液晶表示装置22に対して最適な映像信号となるように映像データを変換する。
映像出力変換部21は、受信した映像データを液晶表示装置22に表示させるための駆動回路を含む部分であり、加算回路20によって加算された、EPG/OSD/予約処理部24からの電子番組表(EPG;Electronic Program Guide)データ、或いは、OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)データを、映像処理部19からの映像データに加えて液晶表示装置22に送る。液晶表示装置22では、送られてきた映像データを画面上に表示する。
オーディオデコード部25は、分離部(DMUX)16によって分離された音声データをデコードするものである。オーディオデコード部25は、デコードした音声信号をオーディオセレクタ部26に送る。
オーディオセレクタ部26では、AVスイッチ部13からの音声信号、外部入力部31からの音声信号、および、オーディオデコード部25からの音声信号を受け、CPU6からの制御によってビデオセレクタ部18で選択された映像信号に対応した音声信号を選択し、音声出力変換部27を介して音声信号をスピーカ28に送る。音声出力変換部27は、受信した音声信号をスピーカ28での再生に最適な信号に変換してスピーカ28に供給する。
リモコン受光部35は、リモートコントローラ36(以下リモコン36という)からの光信号を受信して、前記リモコン36からの制御信号を受け付けるためのものである。後から説明するスケーリング表示への移行、スケーリング表示時の各種ボタンの選択と決定等、視聴者からの指示は、このリモコン36を介しておこなわれる。
EPG/OSD/予約処理部24は、定期的に更新保存されたEPGデータに基づき電子番組表を作成し、また、予め決められたレイアウト情報等に基づき、画像データ、文字データ、基本図形等を組み合わせてOSDのデータを作成する。本発明の特徴的構成であるOSD表示機構は、主に、このEPG/OSD/予約処理部24において実現されている。OSDデータとは、例えば、予めメモリ7に記憶された設定メニュー画面、音量ケージ、現在時刻、選局チャンネル等の各種情報を描画するためのデータである。また、EPG/OSD/予約処理部24は、前記の電子番組表を利用して番組の予約処理等をおこなう。
通信制御部34は、電話回線、LAN、インターネット等のネットワーク網を介して通信を確立させるように制御をおこなう。
以上の説明では、特に、テレビ受像機を例にして述べているが、その他にも、携帯機器、例えば、携帯電話、カーナビゲーションシステム、携帯ゲーム端末機等においてテレビを受信する場合にも本発明を適用できることは明らかである。
続いて、本発明の特徴的構成である上記EPG/OSD/予約処理部24におけるOSD処理(オンスクリーン表示方法)について説明する。
(EPG/OSD/予約処理部におけるOSD機構)
図1に示したEPG/OSD/予約処理部24の具体的構成を、図2を用いて説明する。なお、図2に示すブロック図では、OSDに関係する構成のみを示し、EPGおよび予約に関する構成については省略する。
図1に示したEPG/OSD/予約処理部24の具体的構成を、図2を用いて説明する。なお、図2に示すブロック図では、OSDに関係する構成のみを示し、EPGおよび予約に関する構成については省略する。
図2に示すように、EPG/OSD/予約処理部24において、OSD処理は、カラールックアップテーブル適用部1(適用手段)と、カラールックアップテーブル制御部2(テーブル変換手段)と、OSD描画制御部3とを用いて行なわれる。
カラールックアップテーブル(以下、CLUTと称する)適用部1は、1つのOSD領域を予め定められた複数の分割領域に分割し、分割領域ごとにCLUTを適用させる(適用工程)。図3は、分割領域ごとにCLUTを適用させている状態を示した図である。図3に示す例では、1つのOSD領域を4つに分割して、分割領域A、B、C、Dを生成する。1つのOSD領域をどのように分割するのかについては、メモリ7(図1)に予め記憶されている。
そして、CLUT適用部1は、分割領域AにはCLUT設定例(1)を適用し、分割領域BにはCLUT設定例(2)を適用し、分割領域CにはCLUT設定例(3)を適用し、分割領域Dには分割領域Cと同じCLUT設定例(3)を適用する。CLUTは、メモリ7に保存された8ビット画素値を表す256個の要素(図4〜8には256個のうちの一部を省略して示している)をRGBフォーマットでピクチャーのR、G、B成分に対応する赤(R)、緑(G)、青(B)で構成された24ビット値に変換するテーブルである。CLUT設定例(1)については図4に、CLUT設定例(2)については図5に、CLUT設定例(3)については図6に、それぞれCLUTの内容を示している。
なお、CLUT内のαは、OSD画像にかかるブレンド値を表す。OSD画像をテレビジョン、VTRなどの画像フレーム(以下、ビデオ画像と呼ぶ)に重ねて表示する手段として最も単純な方法は、OSD画像の表示位置においてビデオ画像の画素をOSD画像の画素に置き換えることである。この際、単純な置き換えでなく、ビデオ画素とOSD画素の色情報に対して各々或る係数(この係数をブレンド値と呼ぶ)を乗じて和をとることにより、より多彩な表示をおこなうことができる。αは、0≦α≦1の範囲である。
ちなみに図3の分割領域A内の「Menu」部分は48色のアイコンデータで構成されており、それ以外の部分は黒になっている。このため、CLUT設定例(1)では、図4に示すように、インデックス番号1〜48に「Menu」アイコンで使用している色を割り当てている。
また、分割領域B、C、Dの色設定については、各領域の文字「映像設定」、「音声設定」、「環境設定」の部分は32階調のグレースケールフォントで構成されており、それぞれの階調に異なる色を割り当てることができる。図3に示す例では、分割領域Bをカーソルで選択した状態にあり、分割領域Bの「映像設定」の文字色を白、背景色を黒としているため、白〜黒を32等分した色をそれぞれの階調色に割り当てている。この32色を図5に示すCLUTではインデックス番号1〜32に割り当てている。
また、本実施形態では分割領域B、C、Dそれぞれ高さが80画素になっている。そのため、図3のような紙面縦方向のグラデーションパターンの場合は、80色を使用すれば各ラインに異なる色を割り当てることができる。そのため、フルカラー(24ビットカラー)と同等の色表現が可能になる。このグラデーション用の80色をインデックス番号41〜120に割り当てている。
以下、CLUT適用部1を用いた具体的なCLUT適用処理を説明する。
上記CLUT適用部1は、図2に示すように、OSD表示設定部1aと、OSD変換処理部1bと、OSD合成処理部1cとを備えている。
分割領域ごとにCLUTを適用させるにあたり、まず、メモリ7(内部記憶装置もしくはRAM)に格納されている画像データ、および、CPU6もしくはOSD描画制御部3からの制御命令によって、OSDに表示するための画面をメモリ7(RAM)上に作成する。ここで、OSD描画制御部3で行う処理としては、コピー処理や矩形等の図形描画処理、αブレンド処理等が存在するが、これらの処理はCPU6を介したソフトウェア処理でも実現可能であるため、ハードウェア構成上は存在しない場合がある。
次に、OSD表示設定部1aは、各領域でどのCLUTを適用するかを設定する。具体的には、OSD表示設定部1aは、メモリ7(RAM)上のあるアドレスを表示開始位置としてその領域に格納されているデータを、設定されている表示形式(RGB形式、YCbCr形式、CLUT形式等)およびサイズに従って解釈し、出力画像を作成する。表示開始位置は、常に特定のアドレスに固定されている場合もあれば、任意のアドレスを設定できるようにOSD表示領域設定手段を備えている場合もある。ここで本実施形態のようにテレビ受像機である場合、GUI画面と字幕画面、データ放送画面等、複数の異なるOSD画面を同時に表示する必要が生じる場合がある。このような場合に備え、OSD表示設定部1aをn個(nはハードウェアの構成によって異なる整数値)備えており、これらのOSD表示設定部(1)〜(n)のそれぞれに設定されたOSD画面情報をOSD合成処理部1cで設定値(重なり順序等)に応じて1つの画面に合成して出力する機能を有する。なお、OSD合成処理部1cでは各ピクセルに格納されたα値を参照し、その割合に応じて合成する(いわゆるαブレンド機能を有する)場合もある。
ここで、OSDの表現形式はRGB形式、YCbCr形式、CLUT形式等様々な形式が存在するため、例えばOSD表示設定部1aのOSD表示設定部(1)がRGB形式、OSD表示設定部(n)がCLUT形式のような場合は単純に合成することができない。このような場合に備え、様々な形式のOSDを共通の形式に変換するOSD変換処理部1bを備える。CLUT形式のOSDの場合は、OSD変換処理部1bにて、メモリ7(RAM)に格納されている各ピクセルのデータ(CLUTのインデックス値)とCLUTのデータを照合し、RGB形式のデータに変換する。仮に映像データとの合成の際にYCbCr形式での出力が必要な場合は、ここでさらにRGB形式からYCbCr形式への変換を行ってもよい。
最終的にOSD合成処理部1cから出力された信号は、映像データに重畳される。これらの合成された映像の情報は映像出力変換部21で出力装置が認識可能な電気信号に変換され、液晶ディスプレイ等の液晶表示装置22(図1)に表示される。
なお、1つのOSD画像を複数の領域に分割するといった方法は、OSD表示設定部1aにて各々の設定領域が互いに重ならないようにすれば実現可能である。
次に、図3に示した設定の場合に、分割領域B「映像設定」から分割領域C「音声設定」へのカーソル移動を、パレットアニメーションによって実現する方法を説明する。これは、図2に示す上記カラールックアップテーブル制御部2によって実現される(テーブル変換工程)。
まず、分割領域Bに適用しているCLUTをCLUT設定例(2)(第1のカラールックアップテーブル)からCLUT設定例(3)(第2のカラールックアップテーブル)に変更する。次いで、分割領域Cに適用しているCLUTをCLUT設定例(3)(第1のカラールックアップテーブル)からCLUT設定例(2)(第2のカラールックアップテーブル)に変更する。このように簡易な手法によってパレットアニメーションを実現して、図7に示すようなカーソル移動を実現させることができる。
CLUT設定例の変更(更新)方法としては、CLUTのデータがメモリ7に格納されている場合は、メモリ7内のCLUT用に割り当てられているデータ領域のデータを書き換えることによって実現することができる。
しかしながら、これに限定されるものではなく、また、CLUTの開始アドレス設定を自由に変更できる手段がある場合は、開始アドレスのみを動的に更新することによってもCLUTの更新が可能である。図8のように、CLUTのアドレス情報がOSD表示設定部1aに格納されていれば、このアドレス情報を動的に更新する手段があれば、CLUT設定例の変更(更新)が可能である。このような場合、図8および図9に示すように、予めCLUT設定例を各々別の領域に保存しておき、CLUTの更新が必要になった場合にはOSD表示設定部のCLUT開始アドレス情報のみを書き換えれば、表示データそのものだけでなくCLUTのデータ領域も一切変更することなく高速に表示の更新が可能になる。
なお、CLUTのデータの格納場所は、メインメモリに限定されるわけではなく、例えばICに内蔵されたキャッシュ等に格納されている場合もある。
なお、どのCLUT設定例に変換するのかについては、CPU6(図1)の制御による。
また、CLUT制御部2による処理は、CPU6(テーブル変換手段)を介したソフトウェア処理でも実現可能であるため、ハードウェア構成上は存在しない場合がある。
(本実施形態の作用効果)
以上のように本実施形態の構成によれば、CLUT適用部1を備えることによって、1つのOSD領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにCLUTを適用することができる。これにより、1つのOSD領域全体に対して、ただ1つのCLUTを適用するインデックスカラー方式の構成に比べて、高い解像度を有する表示品位を、メモリバンド幅を増やすことなく実現することができる。
以上のように本実施形態の構成によれば、CLUT適用部1を備えることによって、1つのOSD領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにCLUTを適用することができる。これにより、1つのOSD領域全体に対して、ただ1つのCLUTを適用するインデックスカラー方式の構成に比べて、高い解像度を有する表示品位を、メモリバンド幅を増やすことなく実現することができる。
また、本実施形態の構成によれば、これまで適用していたCLUTを別のCLUTに変換するためのCLUT更新部2を備えている。これにより、元の画像データを変更する必要がないため、描画の高速化を図ることができる。特に、このテーブル更新部2が、個々の分割領域A〜Dに対してそのようなCLUT更新機能を有していることから、OSDにおけるカーソル移動をパレットアニメーションによって表現することができる。また、個々の分割領域A〜Dに対してそのようなCLUT更新機能を有していれば、OSDにおいて例えば背景色にグラデーションを用いる場合であっても、メモリハンド幅を増やすことなく、フルカラー方式と同等の色表現が可能となる。
表示を更新する手法として、少なくとも下記の3種類の方法;
(方法A)表示データそのもののデータを書き換える
(方法B)CLUTのデータのみを書き換える(パレットアニメーション)
(方法C)CLUTの開始アドレスのみを書き換える
が想定されるが、いずれのデータの書き換え速度も一定という条件下でみれば、下記の3種類のうち、(方法C)が最も処理時間が短く、次いで(方法B)の順となり、本発明に含まれる(方法C)および(方法B)は、表示データそのもののデータを書き換える手法に対して、処理時間の短縮化を図ることができる。
(方法A)表示データそのもののデータを書き換える
(方法B)CLUTのデータのみを書き換える(パレットアニメーション)
(方法C)CLUTの開始アドレスのみを書き換える
が想定されるが、いずれのデータの書き換え速度も一定という条件下でみれば、下記の3種類のうち、(方法C)が最も処理時間が短く、次いで(方法B)の順となり、本発明に含まれる(方法C)および(方法B)は、表示データそのもののデータを書き換える手法に対して、処理時間の短縮化を図ることができる。
なお、本実施形態では、或るCLUT設定例から別のCLUT設定例に変換しているが、本発明はこれに限定するものではなく、或るCLUTを構成する内容の一部分を変更したものを上記「別のCLUT」としてもよい。
また、本発明では、インデックスカラー方式のOSDについて説明したが、領域分割されたOSDとは別の(CLUT方式やRGB形式の)OSDと併用し、同時に表示させることも可能である。例えばメニュー画面を今回の領域分割したOSDで実現し、Webブラウザ表示をRGB形式のフルカラープレーンで実現し、これら2つを重ねて表示することも可能であり、この態様も本発明に含まれる。
(OSD機構の変形例<1>)
上述した本実施形態では、カーソル移動をパレットアニメーションによりおこなう手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図10に示すように、分割領域B「映像設定」にカーソルが当たっている場合に、当該分割領域Bのカーソルの色を動的に変化させてもよい。
上述した本実施形態では、カーソル移動をパレットアニメーションによりおこなう手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図10に示すように、分割領域B「映像設定」にカーソルが当たっている場合に、当該分割領域Bのカーソルの色を動的に変化させてもよい。
具体的には、図10では、分割領域Bのグラデーション部分をCLUT設定例(2)からCLUT設定例(4)を経由してCLUT設定例(5)へ、また、CLUT設定例(5)からCLUT設定例(4)を経由してCLUT設定例(2)へと動的に変化させている。すなわち、或るCLUT設定例から別のCLUT設定例に変換されるその過程の間に、1つまたは複数の更に別のCLUT設定例に変換するように構成されている。CLUT設定例(4)については図11に、CLUT設定例(5)については図12にそれぞれCLUTの内容を示している。
このように構成することにより、ユーザーがどこにカーソルが当たっているのかをより分かりやすくすることが可能となる。
なお、本変形例では、変化をCLUT設定例(2)、(4)、(5)の3パターンとしているが、これに限定されるものではなく、例えば、上記した設定例の間に更に中間の状態を追加して、より滑らかに変化させてもよい。
(OSD機構の変形例<2>)
上述した本実施形態および変形例<1>では、1つの分割領域に対して1つのCLUT設定例が適用されており、当該CLUT設定例を、これとは異なるCLUT設定例に変更する態様について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、本変形例<2>を説明する。
(OSD機構の変形例<2>)
上述した本実施形態および変形例<1>では、1つの分割領域に対して1つのCLUT設定例が適用されており、当該CLUT設定例を、これとは異なるCLUT設定例に変更する態様について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、本変形例<2>を説明する。
本変形例<2>では、部分カラールックアップテーブルを複数組み合わせてなるカラールックアップテーブルを少なくとも2つの分割領域の各々に適用させる。この少なくとも2つの分割領域の各々に適用されるカラールックアップテーブルには、共通の部分カラールックアップテーブルが含まれている。
具体的には、図13に示すように、分割領域Cには、インデックス番号1〜51に対応したCLUT設定例(3)、および、インデックス番号52〜255に対応したCLUT設定例(3−2)を組み合わせたカラールックアップテーブルが適用され、分割領域Dには、インデックス番号1〜51に対応したCLUT設定例(3)、および、インデックス番号52〜255に対応したCLUT設定例(4−2)を組み合わせたカラールックアップテーブルが適用される(適用工程)。
分割領域Cと分割領域Dとに共通するCLUT設定例(3)は、表示画像の背景を構成する部分であり、分割領域Cおよび分割領域Dはともに、CLUT設定例(3)のCLUTの開始アドレスが、図14に示すように、同一(3000番地)となるように設定されている。
このCLUT設定例(3)が、分割領域Cおよび分割領域Dにおいて同一の開始アドレスに設定されていることにより、上述した本実施形態および変形例<1>と同様に図2に示すカラールックアップテーブル制御部2によって、CLUT設定例(3)を図15に示すようにCLUT設定例(3´)に変更すれば(テーブル変換工程)、分割領域Cおよび分割領域Dの共通部分である表示画像の背景の色情報を同時に変換することができる。
なお、共通化する部分カラールックアップテーブルは、ボタンの背景色に適用される部分カラールックアップテーブルに限定されるものではない。すなわち、例えば、ボタンの文字色に適用される部分カラールックアップテーブルを共通化してもよいし、ボタン以外のUI要素(ウインドウのタイトルバー、ポップアップメニュー、ダイアログボックスなど)の背景色や文字色に適用される部分カラールックアップテーブルを共通化してもよい。
カラールックアップテーブルを変更するタイミングについては、ユーザがカラースキームの変更を指示したタイミングなどが想定されるが、これに限定されるものではない。例えば、放送局から放送される放送波に含まれるカラールックアップテーブルの変更指示に応じて、テレビ受像機10がカラールックアップテーブルを変更する構成を採用してもよい。このような構成は、例えば、データ放送の文字情報等をOSD表示する際に利用するUI要素の色合いを放送局側からコントロールする場合などに有効である。また、HDMI接続された外部機器(レコーダ、スマートフォン、携帯情報端末、電子ブックリーダーなど)から供給されたCECコマンド(カラールックアップテーブルの変更を指示するベンダーコマンド)に応じて、テレビ受像機10がカラールックアップテーブルを更新する構成を採用してもよい。このような構成は、テレビ受像機10が独自に表示するUI要素の色合いを、HDMI接続された外部機器がテレビ受像機10に表示させるUI要素の色合いに一致させる場合などに有効である。なお、これらの構成は、上述の実施形態および変形例<1>におけるカラールックアップテーブルの変更タイミングにも適用することが可能である。
本変形例<2>の構成によれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブルを共通化することができるので、メモリ使用量を削減することが可能となる。
また、例えば、(分割領域同士で共通するカラールックアップテーブルがあるにもかかわらず)分割領域ごとに異なるカラールックアップテーブルが適用される場合、分割領域ごとにテーブル変換を行なうため、分割領域間で時間差が生じて視覚的に違和感があったり、変換されない分割領域が生じたりして、表示品位に影響を与えかねないが、本変形例<2>の構成とすれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブルを同一のアドレス情報で管理することができる。これにより、テーブル変換工程によってアドレス情報を変更されれば、分割領域同士に共通する部分カラールックアップテーブルが一括して別の部分カラールックアップテーブルに変換されるので、上述のような時間差がなく、短時間での変換を実現することができる。また、上述のような未変換も生じなくため、表示品位を向上させることができる。また、一ヶ所だけを更新し忘れる等の問題も起きない。
(プログラム及び記録媒体)
最後に、テレビ受像機10に含まれている映像処理部19は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
最後に、テレビ受像機10に含まれている映像処理部19は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわちテレビ受像機10は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、及び、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても、達成できる。
この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアであるテレビ受像機10のプログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。テレビ受像機10に、この記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしてのテレビ受像機10(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードをテレビ受像機10に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、テレビ受像機10を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介してテレビ受像機10に供給する。この通信ネットワークはテレビ受像機10にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、多機能化したテレビ受像機等の表示装置として最適に使用できる等、産業上の利用可能性は高い。
1 カラールックアップテーブル適用部(適用手段)
1a OSD表示設定部
1b OSD変換処理部
1c OSD合成処理部
2 カラールックアップテーブル制御部(テーブル変換手段)
3 OSD描画制御部
6 CPU(テーブル変換手段)
7 メモリ(格納手段)
10 テレビ受像機(画像表示装置)
11 アンテナ
12 アナログチューナー部
13 AVスイッチ部
14 デジタルチューナー部
15 デジタル復調部
16 分離部
17 ビデオデコード/キャプチャ部
18 ビデオセレクタ部
19 映像処理部
20 加算回路
21 映像出力変換部
22 液晶表示装置
23 IP放送チューナー部
24 EPG/OSD/予約処理部
25 オーディオデコード部
26 オーディオセレクタ部
27 音声出力変換部
28 スピーカ
30 外部機器
31 外部入力部
32 記録/再生部
33 選局部
34 通信制御部
35 リモコン受光部
36 リモートコントローラ
36 リモコン
38 光センサ
40 デジタル放送受信用アンテナ
50 CPU
51 バス
A〜D 分割領域
1a OSD表示設定部
1b OSD変換処理部
1c OSD合成処理部
2 カラールックアップテーブル制御部(テーブル変換手段)
3 OSD描画制御部
6 CPU(テーブル変換手段)
7 メモリ(格納手段)
10 テレビ受像機(画像表示装置)
11 アンテナ
12 アナログチューナー部
13 AVスイッチ部
14 デジタルチューナー部
15 デジタル復調部
16 分離部
17 ビデオデコード/キャプチャ部
18 ビデオセレクタ部
19 映像処理部
20 加算回路
21 映像出力変換部
22 液晶表示装置
23 IP放送チューナー部
24 EPG/OSD/予約処理部
25 オーディオデコード部
26 オーディオセレクタ部
27 音声出力変換部
28 スピーカ
30 外部機器
31 外部入力部
32 記録/再生部
33 選局部
34 通信制御部
35 リモコン受光部
36 リモートコントローラ
36 リモコン
38 光センサ
40 デジタル放送受信用アンテナ
50 CPU
51 バス
A〜D 分割領域
Claims (11)
- オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用させる適用手段と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換手段とを備えていることを特徴とする画像表示装置。 - 上記画像表示装置は、カラールックアップテーブルを構成するデータを格納する格納手段を更に備えており、
上記適用手段には、上記格納手段におけるカラールックアップテーブルの上記データの格納場所を示すアドレス情報が格納されており、
上記テーブル変換手段は、上記適用手段に格納された上記アドレス情報を変更するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 上記テーブル変換手段は、上記第2のカラールックアップテーブルに変換するまでの過程で、上記第1のカラールックアップテーブルおよび上記第2のカラールックアップテーブルとは異なる1つ以上のカラールックアップテーブルに変換するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
- 上記適用手段は、部分カラールックアップテーブルを複数組み合わせてなるカラールックアップテーブルを複数の分割領域の各々に適用させるものであり、
上記複数の分割領域の各々に適用されるカラールックアップテーブルには、共通の部分カラールックアップテーブルが含まれており、
テーブル変換手段は、上記共通の部分カラールックアップテーブルを第1の部分カラールックアップテーブルから第2の部分カラールックアップテーブルに変換する際に、上記適用手段に格納されたアドレス情報のうち、当該共通の部分カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示す同一のアドレス情報を変更するように構成されている、ことを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の画像表示装置。 - オンスクリーン表示機能を有したインデックスカラー方式の画像表示装置を用いたオンスクリーン表示方法であって、
1つのオンスクリーン表示領域を複数の領域に分割した分割領域ごとにカラールックアップテーブルを適用する適用工程と、
上記分割領域のうちの少なくとも1つの分割領域において、適用させている第1のカラールックアップテーブルを当該第1のカラールックアップテーブルとは異なる第2のカラールックアップテーブルに変換するテーブル変換工程とを含むことを特徴とするオンスクリーン表示方法。 - 上記適用工程では、カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示すアドレス情報に基づいて、特定のカラールックアップテーブルの適用をおこない、
上記テーブル変換工程では、上記適用工程において用いる上記アドレス情報を変更することを特徴とする請求項5に記載のオンスクリーン表示方法。 - 上記テーブル変換工程では、上記第2のカラールックアップテーブルに変換するまでの過程で、上記第1のカラールックアップテーブルおよび上記第2のカラールックアップテーブルとは異なる1つ以上のカラールックアップテーブルに変換することを特徴とする請求項5また6に記載のオンスクリーン表示方法。
- 上記適用工程は、部分カラールックアップテーブルを複数組み合わせてなるカラールックアップテーブルを複数の分割領域の各々に適用させるものであり、
上記複数の分割領域の各々に適用されるカラールックアップテーブルには、共通の部分カラールックアップテーブルが含まれており、
テーブル変換工程では、上記共通の部分カラールックアップテーブルを第1の部分カラールックアップテーブルから第2の部分カラールックアップテーブルに変換する際に、当該共通の部分カラールックアップテーブルを構成するデータの格納場所を示す同一のアドレス情報を変更する、ことを特徴とする請求項5から7までの何れか1項に記載のオンスクリーン表示方法。 - テレビジョン受像機であることを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の画像表示装置。
- 請求項1から4までの何れか1項に記載の画像表示装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項10に記載のプログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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