JP2003211965A - 車両用スライド扉のアーム装置 - Google Patents

車両用スライド扉のアーム装置

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JP2003211965A
JP2003211965A JP2002015928A JP2002015928A JP2003211965A JP 2003211965 A JP2003211965 A JP 2003211965A JP 2002015928 A JP2002015928 A JP 2002015928A JP 2002015928 A JP2002015928 A JP 2002015928A JP 2003211965 A JP2003211965 A JP 2003211965A
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文久 江崎
Tomoaki Yamada
智明 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉部材のスライド移動量を長くとることので
きるスライド扉のアーム装置を提供する。 【解決手段】 アーム装置26は、スライダー部材25
を枢支する第1ベース部材30と、扉部材に設ける第2
ベース部材32と、スイング部材50を含むリンク機構
31とを備えている。第2ベース部材32は、リンク機
構31によって、閉扉側の第1の位置と、開扉側の第2
の位置とにわたって、振出し可能に支持されている。ス
ライダー部材25が全開手前位置まで移動し、第1ラッ
チ部材52がストライカ63と噛合ったとき、第1ラッ
チ部材52と第2ラッチ部材53が回動することによ
り、第2ラッチ部材53とロックピン41との噛合が解
除される。この状態においてスイング部材50が回動可
能となり、第2ベース部材32が閉扉側の第1の位置か
ら開扉側の第2の位置に向かってさらに回動できるよう
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の車両
に装備される車両用スライド扉のアーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車体の側部に形成された開口部を開閉す
るために、スライド扉装置が使用されている。従来のス
ライド扉装置の一例は、車体の上部と、下部と、上下方
向中間部に、それぞれ車体の前後方向に延びるレール部
材を設けるとともに、これらレール部材に沿って前後方
向に移動するスライダー部材を扉部材に設け、各レール
部材に沿って扉部材が開扉位置と閉扉位置とにわたって
移動するように構成されている。
【0003】このようなスライド扉装置において、乗員
の乗降を容易にしたり、車椅子等を車内に搬入あるいは
搬出したりすることを容易にするために、扉部材を全開
にしたときの開口幅をなるべく広くとることが望まれて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記扉部材は、
レール部材に沿って車体の前後方向に移動するため、扉
部材のスライド移動量は、各レール部材のうち最も短い
レール部材の長さに影響される。そして車体の種類によ
っては、例えば車体下部のレール部材(ロアレール)を
長くとることに制約があり、扉部材の全開位置が制約さ
れることにより、全開時の開口幅を充分広くとることが
できない場合がある。
【0005】従ってこの発明の目的は、扉部材のスライ
ド移動量を大きくとることができ、全開時の開口幅を広
げることが可能な車両用スライド扉のアーム装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアーム装置は、
請求項1に記載したように構成され、レール部材に沿っ
て移動するスライダー部材と、このスライダー部材を支
持する第1ベース部材と、扉部材に配設された第2ベー
ス部材と、この第2ベース部材を第1ベース部材に対し
て閉扉側の第1の位置と開扉側の第2の位置とにわたっ
て振出し可能に支持するスイング部材を備えたリンク機
構とを具備している。
【0007】本発明において、扉部材がほぼ全開となる
全開手前位置までスライダー部材が移動したとき、スラ
イダー部材が停止するとともに、上記スイング部材が第
1の位置から第2の位置に振出すことにより、扉部材を
さらに開扉方向に移動させることができる。
【0008】本発明の好ましい形態では、上記リンク機
構がロック機構を備えている。このロック機構は、上記
スライダー部材が全開手前位置まで移動した状態におい
て、上記第2ベース部材が上記第1の位置から上記第2
の位置に向かって移動することを許容し、上記スライダ
ー部材が全開手前位置以外にあるときには、上記第2ベ
ース部材を上記第1の位置に保持する機能を有してい
る。
【0009】上記ロック機構は、例えば、上記第1ベー
ス部材に回動可能に設けられた第1ラッチ部材および第
2ラッチ部材と、これらラッチ部材に掛け渡された弾性
部材とを備えている。第1ラッチ部材は、扉部材が全開
手前位置に移動した状態において車体側のストライカと
噛合することにより回動する。第2ラッチ部材は、上記
第1ラッチ部材と摺接する位置にあり、ロックピンと噛
合することにより、第2ベース部材を上記第1の位置に
保持する機能を有している。上記弾性部材は、上記第1
ラッチ部材とストライカとの噛合が解除される方向に上
記第1ラッチ部材を付勢し、かつ、上記第2ラッチ部材
と上記ロックピンとの噛合が解除される方向に上記第2
ラッチ部材を付勢する機能を有している。
【0010】この発明の好ましい形態では、扉部材に取
付けるガイド部材と、上記第1ベース部材に取付けるア
ーム部材とを有している。ガイド部材は、上記スイング
部材が回動する際の軌跡とほぼ対称形状をなすガイド溝
を有している。上記アーム部材の他端は上記ガイド溝内
に配設され、上記第2ベース部材が上記第1の位置と第
2の位置との間を移動する際の振出し動作に伴なって上
記ガイド部材を前後方向に案内する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図1から図6を参照して説明する。図1に示す車両
用スライド扉装置10は、車体11の側面の開口部12
を開閉可能な扉部材13と、この扉部材13を車体11
の前後方向にスライド移動可能に支持するスライドレー
ル機構14を備えている。
【0012】スライドレール機構14は、車体11の上
部に配設されたアッパレール部材20と、アッパレール
部材20に沿って車体11の前後方向にスライド移動す
る上部側のスライダー部材21と、車体11の上下方向
中間部に配設されたセンタレール部材22と、センタレ
ール部材22に沿って車体11の前後方向にスライド移
動するスライダー部材23と、車体11の下部に配設さ
れたロアレール部材24と、ロアレール部材24に沿っ
て車体11の前後方向にスライド移動する下部側のスラ
イダー部材25を備えたアーム装置26などを含んでい
る。
【0013】本実施形態の場合、スライダー部材21,
23,25はいずれも扉部材13に設けられているが、
センタレール部材22を扉部材13に配設し、スライダ
ー部材23を車体11に設けてもよい。ロアレール部材
24の有効長さは、アッパレール部材20とセンタレー
ル部材22よりも短い。
【0014】本発明に関わるアーム装置26は、以下に
述べるように構成されている。図2と図3に示すように
アーム装置26は、スライダー部材25と、スライダー
部材25を支持する第1ベース部材30と、リンク機構
31と、扉部材13に固定される第2ベース部材32
と、ガイド部材33などを備えている。
【0015】スライダー部材25は、アーム装置26に
加わる上下方向の荷重を支えるためのローラ35(図3
に示す)と、水平方向の荷重を支えるためのローラ36
と、これらローラ35,36を回転自在に支持する支持
体37などを含んでいる。
【0016】支持体37は、上下方向に延びる枢軸38
によって第1ベース部材30に回動可能に取付けられて
いる。このスライダー部材25は、レール部材24の湾
曲部24a等を移動する際に、枢軸38を中心に図2中
の矢印R1方向に回動することができる。
【0017】第2ベース部材32とガイド部材33は、
連結部材40を介して互いに固定された状態で、扉部材
13に取付けられている。このため第2ベース部材32
とガイド部材33は、扉部材13と一体に車体11の前
後方向に移動することができる。第2ベース部材32の
端部に上下方向に延びるロックピン41が設けられてい
る。
【0018】リンク機構31は、リンクの形態をとるス
イング部材50と、アーム部材51と、第1ラッチ部材
52と、第2ラッチ部材53と、弾性部材54などを含
んでいる。スイング部材50の一端55は、上下方向に
延びる第1の軸56によって第1ベース部材30に回動
自在に連結されている。スイング部材50の他端57
は、上下方向に延びる第2の軸58によって、第2ベー
ス部材32に回動自在に連結されている。
【0019】このため第2ベース部材32は、第1ベー
ス部材30に対し、閉扉側の第1の位置(図2に示す位
置)と、開扉側の第2の位置(図6に示す位置)とにわ
たって、水平面内を前後方向に移動することができる。
第2ベース部材32は、上記第1の位置と第2の位置と
の間を移動する途中で、車体11の幅方向(図2に矢印
A1で示す方向)に突き出しながら、円弧状の軌跡(図
2に矢印R2で示す軌跡)を描く。このような動きを、
本明細書では第2ベース部材32の“振出し動作”と称
している。
【0020】リンク機構31はロック機構60を備えて
いる。ロック機構60は、前記ロックピン41と、第1
ラッチ部材52と、第2ラッチ部材53と、弾性部材5
4などによって構成されている。
【0021】このロック機構60は、、扉部材13がほ
ぼ全開となる全開手前位置(図4と図5に示す位置)ま
でスライダー部材25が移動したとき、後述するよう
に、スイング部材50が第1の軸56を中心に、図2に
矢印R2で示す方向に回動することにより、第2ベース
部材32が上記第1の位置から上記第2の位置に向かっ
て移動することを許容する。
【0022】しかもこのロック機構60は、スライダー
部材25が上記全開手前位置以外にあるときには、後述
するように、第2ベース部材32を上記第1の位置に保
持するようになっている。
【0023】第1ラッチ部材52の外周部に第1の円弧
状凹部61と、ストライカ用凹部62が形成されてい
る。ストライカ用凹部62は、スライダー部材25が図
4に示す全開手前位置まで移動したときに、ストライカ
63と噛合う位置に形成されている。ストライカ63は
車体11の下部に固定されている。
【0024】上記第1ラッチ部材52は、軸65によっ
て第1ベース部材30に回動可能に取付けられている。
スライダー部材25が上記全開手前位置まで移動したと
き、ストライカ用凹部62がストライカ63と噛合する
ことにより、第1ラッチ部材52が図4に矢印R3で示
す方向に回動するようになっている。この円弧状凹部6
1は、第2ラッチ部材53の外周部の回動軌跡に沿う円
弧形状となっている。
【0025】第2ラッチ部材53の外周部に第2の円弧
状凹部70と、ロックピン41が噛合可能なロック用凹
部71が形成されている。第2ラッチ部材53は、軸7
2によって第1ベース部材30に回動可能に取付けられ
ている。
【0026】第2ラッチ部材53は、その外周部が第1
ラッチ部材52の外周部と摺接できるように設けられて
おり、図2に示すようにロック用凹部71がロックピン
41と噛合した状態において、第1ラッチ部材52が円
弧状凹部70に嵌合することにより、第2ラッチ部材5
3の回転が拘束されるとともに、第2ベース部材32が
上記第1の位置に保持されるようになっている。第2の
円弧状凹部70は、第1ラッチ部材52の外周部の回動
軌跡に沿う円弧形状となっている。
【0027】弾性部材54は、第1ラッチ部材52と第
2ラッチ部材53との間に張力を与えた状態で掛け渡さ
れている。図4に示されるように第2ラッチ部材53が
ロックピン41と噛合しているとき、弾性部材54が引
き伸ばされることによって、第1ラッチ部材52とスト
ライカ63との噛合が解除される方向に第1ラッチ部材
52が付勢される。またこの弾性部材54は、図4に示
す全開手間位置において、第2ラッチ部材53とロック
ピン41との噛合を解除する方向に第2ラッチ部材53
を付勢する。
【0028】扉部材13に取付けられたガイド部材33
は、スイング部材50が第1の軸56を中心に回動する
際の第2の軸58の軌跡(図2に矢印R2で示す)とほ
ぼ対称形状をなす円弧形のガイド溝75を有している。
【0029】アーム部材51の一端80は、ボルト81
とアンカー部材82などによって、第1ベース部材30
に固定されている。アーム部材51の他端83にローラ
84が設けられている。このローラ84は、ガイド溝7
5内に配設され、第2ベース部材32が上記第1の位置
と第2の位置との間を移動する際に、ガイド部材33の
振出し動作を案内するようになっている。
【0030】次に上記構成のアーム装置26の機能につ
いて説明する。扉部材13を閉扉位置から開扉位置に向
かって移動させるとき、扉部材13が図4に示す全開手
間位置に至るまでは、図2に示すように第2ベース部材
32が第1の位置にあり、ロックピン41が第2ラッチ
部材53のロック用凹部71に噛合っている。また、第
1ラッチ部材52の外周部が第2ラッチ部材53の円弧
状凹部70に嵌合している。このため、扉部材13を開
扉方向に操作する際に、第2ベース部材32が第2の位
置に移動してしまうことを防止できる。
【0031】このように扉部材13が閉扉位置と全開手
前位置との間を移動する際には、スイング部材50とア
ーム部材51とがV状をなすことによって、第2ベース
部材32が3点で支持される。このため、第2ベース部
材32の姿勢が安定し、扉部材13の姿勢も安定する。
【0032】スライダー部材25が図4に示す全開手前
位置まで移動し、スライダー部材25がレール部材24
の端24bに達すると、第1ラッチ部材52のストライ
カ用凹部62にストライカ63が噛合うことにより、第
1ラッチ部材52が矢印R3で示す方向に回転する。こ
のとき弾性部材54が引き伸ばされるとともに、第1ラ
ッチ部材52の円弧状凹部61が第2ラッチ部材53の
方向を向くため、弾性部材54の弾性力により、第2ラ
ッチ部材53が円弧状凹部61に沿って反時計回りに回
転する。
【0033】これにより、図5に示すように、ロックピ
ン41と第2ラッチ部材53との噛合が解除され、第2
ベース部材32が閉扉側の第1の位置から開扉側の第2
の位置に向かって移動できる体勢になる。
【0034】図5に示される状態から扉部材13を全開
方向にさらに移動させると、スイング部材50が第2の
軸58を中心に回動しつつ、第2ベース部材32が図6
に示す第2の位置に向かって移動する。
【0035】第2ベース部材32が第1の位置から第2
の位置に移動するとき、第2ベース部材32は第1の軸
56を中心に、円弧(図2にR2で示す軌跡)を描きつ
つ、全開位置まで移動する。アーム部材51は移動しな
いため、第2ベース部材32の上記振込み動作に伴な
い、アーム部材51のローラ84がガイド溝75に沿っ
て移動することにより、ガイド部材33の開扉方向への
移動が案内される。
【0036】このように、スライダー部材25がレール
部材24の開扉側の端24bまで移動したのちに、リン
ク機構31によって第2ベース部材32が第1の位置か
ら第2位置に移動できるため、扉部材13のスライド移
動量を大きくとることが可能となり、全開時の開口幅を
広くとることができる。
【0037】扉部材13を閉じるときには、アーム装置
26は上記とは逆方向に作動する。すなわち、扉部材1
3を全開位置から閉扉方向に移動させると、第2ベース
部材32が図6に示す全開位置から図5に示す全開手間
位置に戻る。このとき、ロックピン41が第2ラッチ部
材53のロック用凹部71に噛合うとともに、第2ラッ
チ部材53が時計回りに回転することにより、第2ベー
ス部材32が図4に示す第1の位置に戻る。このため、
弾性部材54の弾性力によって第1ラッチ部材52が円
弧状凹部70に沿って時計回りに回転し、第1ラッチ部
材52とストライカ63とが噛合うことになる。
【0038】扉部材13が全閉位置まで移動すると、扉
部材13に設けられている周知のドアロック機構(図示
せず)が車体11側のストライカ(図示せず)に噛合う
ことによって、扉部材13が全閉位置に保持される。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、スラ
イダー部材がレール部材に沿って開扉側のストローク終
端位置までいっぱいに移動したのち、第2ベース部材が
さらに全開位置まで移動できるため、扉部材のスライド
移動量を長くとることができ、全開時の車体の開口幅を
広くとることができる。
【0040】請求項2に記載した発明によれば、ロック
機構を設けたことにより、扉部材を全開にする操作を行
ったときのみスライド移動量を全開位置まで増大させる
ことができ、操作者の意図しないスライド移動量の増大
を防ぐことができる。
【0041】請求項3に記載した発明によれば機械式の
簡便なロック機構を提供できる。請求項4に記載した発
明によれば、扉部材に設ける第2ベース部材とガイド部
材を、スイング部材とアーム部材とで支持することにな
るので、扉部材がスライド移動する際に扉部材の姿勢を
より安定なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すアーム装置を備え
た車両用スライド扉装置の分解斜視図。
【図2】 図1に示されたアーム装置の平面図。
【図3】 図1に示されたアーム装置を車体後方から見
た背面図。
【図4】 図2に示されたアーム装置の第1ラッチ部材
がストライカと噛合した状態を示す平面図。
【図5】 図2に示されたアーム装置の第2ラッチ部材
が回動した状態を示す平面図。
【図6】 図2に示されたアーム装置の第2ベース部材
が第2の位置に移動した状態を示す平面図。
【符号の説明】
11…車体 12…開口部 13…扉部材 24…レール部材 25…スライダー部材 26…アーム装置 30…第1ベース部材 31…リンク機構 32…第2ベース部材 33…ガイド部材 41…ロックピン 50…スイング部材 51…アーム部材 52…第1ラッチ部材 53…第2ラッチ部材 54…弾性部材 60…ロック機構 63…ストライカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 健造 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大庭 浩稔 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 江崎 文久 愛知県西加茂郡藤岡町大字深見字岩花1067 番17 株式会社ティムス内 (72)発明者 山田 智明 愛知県西加茂郡藤岡町大字深見字岩花1067 番17 株式会社ティムス内 Fターム(参考) 2E034 FA01 GA08 GB13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の開口部を開閉可能な扉部材を上記車
    体の前後方向にスライド移動可能に支持するアーム装置
    であって、 上記車体に配設されるレール部材に沿って上記車体の前
    後方向にスライド移動自在に設けられるスライダー部材
    と、 上記スライダー部材を支持する第1ベース部材と、 上記扉部材に配設され上記扉部材とともに上記車体の前
    後方向に移動する第2ベース部材と、 一端が上記第1ベース部材に回動自在に連結され、他端
    が上記第2ベース部材に回動自在に連結されたスイング
    部材を有し、上記第2ベース部材を上記第1ベース部材
    に対して閉扉側の第1の位置と開扉側の第2の位置とに
    わたって振出し可能に支持するリンク機構と、 を具備したことを特徴とする車両用スライド扉のアーム
    装置。
  2. 【請求項2】上記リンク機構は、 上記扉部材がほぼ全開となる全開手前位置まで上記スラ
    イダー部材が移動したときに上記スイング部材が回動す
    ることにより上記第2ベース部材が上記第1の位置から
    上記第2の位置に向かって移動することを許容し、か
    つ、上記スライダー部材が上記全開手前位置以外にある
    ときに上記第2ベース部材を上記第1の位置に保持する
    ロック機構を備えていることを特徴とする請求項1記載
    の車両用スライド扉のアーム装置。
  3. 【請求項3】上記ロック機構は、 上記第1ベース部材に回動可能に設けられ、上記扉部材
    が上記全開手前位置に移動した状態において車体側のス
    トライカと噛合することにより回動する第1ラッチ部材
    と、 上記第1ベース部材に回動可能に設けられ、上記第1ラ
    ッチ部材と摺接可能でかつ上記第2ベース部材に設けら
    れているロックピンと噛合したとき上記第2ベース部材
    を上記第1の位置に保持する第2ラッチ部材と、 上記第1ラッチ部材と上記第2ラッチ部材との間に掛け
    渡され、上記第1ラッチ部材と上記ストライカとの噛合
    が解除される方向に上記第1ラッチ部材を付勢し、か
    つ、上記第2ラッチ部材と上記ロックピンとの噛合が解
    除される方向に上記第2ラッチ部材を付勢する弾性部材
    と、 を具備したことを特徴とする請求項2記載の車両用スラ
    イド扉のアーム装置。
  4. 【請求項4】上記扉部材に取付けられ、上記スイング部
    材が回動する際の軌跡とほぼ対称形状をなすガイド溝を
    有するガイド部材と、 一端が上記第1ベース部材に固定されかつ他端が上記ガ
    イド溝内に配設され、上記第2ベース部材が上記第1の
    位置と第2の位置との間を移動する際の振出し動作に伴
    なって上記ガイド部材を前後方向に案内するアーム部材
    と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載の車両用スラ
    イド扉のアーム装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010036654A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Honda Motor Co Ltd 航空機のスライドドア装置

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