JP2003208972A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JP2003208972A
JP2003208972A JP2002006901A JP2002006901A JP2003208972A JP 2003208972 A JP2003208972 A JP 2003208972A JP 2002006901 A JP2002006901 A JP 2002006901A JP 2002006901 A JP2002006901 A JP 2002006901A JP 2003208972 A JP2003208972 A JP 2003208972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
cooking
section
top plate
input operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002006901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3620502B2 (ja
Inventor
Kiyoyoshi Takada
清義 高田
Tamotsu Izumitani
保 泉谷
Sadatoshi Tabuchi
貞敏 田縁
Shinichi Ito
眞一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002006901A priority Critical patent/JP3620502B2/ja
Publication of JP2003208972A publication Critical patent/JP2003208972A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3620502B2 publication Critical patent/JP3620502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性が高く、操作性の良い加熱調理器を提
供すること。 【解決手段】 本体11の上面に設けたトッププレート
12と、トッププレート12上に設けた加熱部15と、
加熱部15に対応して設けた加熱手段14と、トッププ
レート12上に設け加熱調理を行うための条件を入力す
る上操作部18と、本体11の前面に設け、揚げ物調理
もしくは高火力調理の加熱調理を入力する前操作部16
と、上操作部18の入力操作を検知する検知手段20
と、加熱手段14を制御する制御手段21とを備え、前
操作部16において揚げ物調理もしくは高火力調理を入
力操作することにより、上操作部16の入力操作を無効
とするもので、これにより安全性が高く、操作性の良い
加熱調理器が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理容器が載置さ
れるトッププレートの上面に操作部を設ける構成とした
加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱調理器としては図3
に示すようなものがある。図は日本の一般家庭の台所で
用いられている加熱部を3個有する、いわゆる3口の加
熱調理器である。狭い台所で使用するためにその寸法
は、約巾600mm、奥行520mm位に制約されてい
た。
【0003】加熱調理器の外郭を構成する本体1の上面
は、耐熱性ガラス製のトッププレート2がトップフレー
ム3により外周部を覆われて配設されている。本体1内
のトッププレート2の下面には、誘導加熱を行う誘導加
熱コイル、あるいは電気ヒーター、ハロゲンヒーターな
どからなる加熱手段4が配置され、トッププレート2の
表面上には、加熱手段4が配設されている位置に対応し
て加熱部5が設けられている。本体1の前面部にはダイ
アル型、押しボタン型などの固定式あるいは図に示すよ
うな開閉収納式の前操作部6と、操作に応じて各種状態
を表示する表示部7が設けられている。
【0004】このように従来の構成では、調理中は加熱
によってトッププレート2の表面、特に調理容器と接す
る加熱部5は高温になるため、前操作部6は離れた位置
に設けられていた。
【0005】また、操作の利便性を良くしたものとして
は、図4に記載された加熱調理器がある。この加熱調理
器では、トッププレート8上の手前側左右と、中央奥側
に加熱部9を配している。そして、これらの加熱部9を
トッププレート8の手前側に夫々の加熱部9に対応して
設けた操作部10によって操作するというものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来の構成では、前面部に設けられた前操作部6と
調理を行うトッププレート2が離れた位置関係にあるた
め、調理者は、調理中の操作において調理容器から離れ
た前操作部6に目線を移し、加熱手段4の火力調整を行
う必要があった。また前操作部6は低い位置にあるため
姿勢を変えて操作しなければならないなど操作性に問題
があった。
【0007】また、図4に示すトッププレート8の前面
に操作部10を設ける従来の構成では、加熱部9と操作
部10の距離を確保するために、操作部10はトッププ
レート8の前方、すなわち調理者が立つ位置に極力近い
場所に配置するのが好ましいが、この位置は調理台に支
持される部位であり、また、下部にロースタのような他
の調理器が設置される部位であるため、操作部構成を内
蔵するだけの高さスペースがなく、必然的に加熱手段等
を内蔵する位置、つまり加熱部9に近い位置に配置せざ
るを得ず、操作部10が熱の影響を受けやすくなるとい
う問題があった。
【0008】そのため、揚げ物調理もしくは3kW(一
般的には2kWで加熱調理は十分な出力であるが、湯沸
かしなど調理時間を短縮したい場合に有利となる)のよ
うな高火力調理を行う場合、調理中の火力調整を怠ると
油や湯が操作部10の近傍に飛散し、操作時に不安感が
あるという課題があった。
【0009】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、操作性が良く、かつ安全性の高い加熱調理器を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の加熱調理器は、操作部をトッププレートの
面上と本体の前面とに配し、本体の前面に配した前操作
部において揚げ物調理もしくは高火力調理の少なくとも
一方を入力操作することにより、トッププレートの面上
に配した上操作部の入力操作を無効とする構成とした。
【0011】この構成により、初期設定などの調理前に
行う操作を本体の前面に設けた前操作部で行い、調理中
に操作する火力調整などの操作キーをトッププレートの
上面に設けた上操作部で行うようにすることができる
上、前操作部において揚げ物調理もしくは高火力調理を
入力操作した場合には、上操作部の入力操作が無効にな
るため上操作部での操作における安全性を高めることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、外郭を
構成する本体と、前記本体の上面に設けたトッププレー
トと、前記トッププレート上に設けた少なくとも1つの
加熱部と、前記トッププレートの下方に前記加熱部に対
応して設けた加熱手段と、前記トッププレート上に前記
加熱手段に対応して設けた加熱調理条件を入力する上操
作部と、前記本体の前面に設けた揚げ物調理もしくは高
火力調理の少なくとも1つの加熱調理を入力する前操作
部と、前記上操作部の入力操作を検知する検知手段と、
前記上操作部と前記前操作部からの入力信号により前記
加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記前操作部に
おいて揚げ物調理もしくは高火力調理の少なくとも一方
を入力操作することにより、前記上操作部の入力操作を
無効とする加熱調理器とした。これにより、初期設定な
どの調理前に行う操作を前操作部で行い、調理中に操作
する火力調整などの操作キーを上操作部で行うようにす
ることができる上、前操作部において揚げ物調理もしく
は高火力調理を入力操作した場合には、上操作部の入力
操作が無効になるため上操作部における安全性を高める
ことができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、トッププレート
の下方に上操作部の入力操作可否状態を示す発光手段を
設けた加熱調理器とすることにより、調理者は、調理中
の操作において調理容器から近い目線位置で上操作部の
入力操作の有効、無効を明確に認識できるため使用性を
高めることができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、発光手段を入力
操作の無効状態を消灯もしくは点滅で表示する加熱調理
器とすることにより、調理を行う場所の照明環境が良く
ない場合においても、上操作部の入力操作の有効、無効
を明確に認識でき、使用性をより高めることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、発光手段を入力
操作の無効状態を有効状態と異なる発光色で点灯もしく
は点滅させて表示する加熱調理器とすることにより、入
力操作の無効状態をより明確に認識でき、使用性をさら
に高めることができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、トッププレート
に設けた上操作部は少なくとも加熱手段の電源の開閉を
行う電源開閉手段と、加熱出力の調節を行う火力調節手
段とを有する加熱調理器とすることにより、キーの数を
少なくすることができるので、上操作部と発光手段を加
熱部から離して設けられ、操作性を損なわず熱の影響を
少なくすることができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、検知手段の検知
部を上操作部より外れた位置に設けた加熱調理器とする
ことにより、検知部の取付け空間と発光手段の取付け空
間を確保することができるので、上操作部と発光手段を
加熱部から離して設けることができ、発光手段の熱的影
響を少なくすることができる。
【0018】請求項7に記載の発明は、トッププレート
の裏面に印刷多雨した導電性材料により上操作部の下面
と検知部とを電気的に接続し、かつ検知部に弾性体を圧
接した加熱調理器とすることにより、検知部を上操作部
から離して任意の位置に設け、かつ確実に電気的に結合
できる上、発光手段の取付けを容易にすることができ
る。
【0019】請求項8に記載の発明は、加熱手段は、1
個の電気抵抗発熱式加熱手段と2個の誘導加熱式加熱手
段からなり、上操作部は前記2個の誘導加熱式加熱手段
のみ操作するようにした加熱調理器とすることにより、
信頼性、安全性が向上するとともに、利便性がよく実用
的効果が大きい。
【0020】請求項9に記載の発明は、加熱手段は、少
なくとも2つを有し、それぞれの加熱手段に対する上操
作部に対応して発光手段を独立して備え、前操作部によ
り揚げ物調理もしくは高火力調理の入力操作を行った加
熱手段に対応する上操作部のみ入力操作を無効とし、そ
の他の加熱手段に対応する上操作部は入力操作を有効と
する加熱調理器とすることにより、揚げ物調理もしくは
高火力調理を入力操作していない加熱手段は、通常の加
熱調理において上操作部での操作が可能になり、操作可
能が可能であることを独立させた発光手段で表示するこ
とができ、安全性を高めつつ使用性を高めることができ
る。
【0021】請求項10に記載の発明は、前操作部にお
いて揚げ物調理もしくは高火力調理中の加熱手段を入力
解除操作した後、所定時間経過後に上操作部の入力操作
を可能とする加熱調理器とすることにより、調理中に上
昇した上操作部の温度が低下してから操作が可能となる
ので安全性を向上できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0023】(実施例1)図1、図2は本発明の実施例
1における加熱調理器をシステムキッチンに取付けた状
態を示すものである。
【0024】図1に示すとおり、加熱調理器の外郭を構
成する本体11の上面には、耐熱性ガラス製のトッププ
レート12がトップフレーム13により外周部を覆われ
て配設されている。本体11内のトッププレート12の
下面には加熱手段14が配置されている。本実施例で
は、この加熱手段14は誘導加熱によって鍋を加熱し被
調理物を加熱する誘導加熱コイル14a、14bと、誘
導加熱では使えない鍋を用いて加熱するラジエントヒー
タ14cとより構成されている。すなわち2個の誘導加
熱式加熱手段と、1個の電気抵抗発熱式加熱手段からな
っており、いわゆる3口の加熱調理器を構成している。
また、トッププレート12の表面上には、加熱手段14
が配設されている位置に対応して加熱部15が設けられ
ている。すなわち、本実施例における誘導加熱部15
a、15bおよびラジエント加熱部15cである。さら
に、本体11の前面部には開閉収納式の前操作部16
と、操作に応じて各種状態を表示する表示部17を設け
ている。また、前操作部16には、高火力調理16aも
しくは揚げ物調理16bの少なくとも1つの加熱調理を
入力開始する選択キーを備えている。また、トッププレ
ート12上には、加熱手段14に対応して上操作部18
を設け、加熱調理を行うための条件を入力するようにな
っている。
【0025】また、図2に示すように、トッププレート
12の下方には上操作部18の入力操作可否状態を示す
発光手段19を設け、上操作部18が入力操作可能であ
る場合には、例えば橙、赤、緑、黄色などの発光LED
により点灯表示し、無効状態である場合には、消灯もし
くは点滅で表示する構成としている。これに限らず例え
ば、入力操作の無効状態を有効状態と異なる発光色で点
灯もしくは点滅させて表示する構成としても良い。
【0026】以下、本発明の実施例では、操作手段とし
て操作キーを用いた場合の説明をする。トッププレート
12の表面上には、加熱部15の電源開閉、火力調節な
どの使用頻度の高い操作手段としての操作キーを有する
上操作部18が設けられている。なお、本実施例では、
上操作部18は使用頻度の多い誘導加熱部15a、15
bに対応して操作部18a、18bが設けられている。
さらに、操作部18a、18bはおのおの加熱部15
a、15bの電源の開閉を行う電源開閉手段、および火
力のアップダウンによる加熱出力の調節を行う火力調節
手段とを少なくとも有する構成としている。
【0027】また、図2に示すように、トッププレート
12の下面には、上操作部18による入力操作を検知す
る検知手段20と、上操作部18と前操作部16からの
入力信号により加熱手段14を制御する制御手段21と
が設けられている。検知手段20は検知部20aと導電
性弾性体20bとより構成されている。また、上操作部
18はトッププレート12の表面上の調理者側、すなわ
ち、トッププレート12の手前側でかつ検知手段20の
検知部20aから外れた位置に設けられている。そし
て、導電性材料22として金、白金、銀、カーボン、パ
ラジウムなどの導電性金属を含む印刷塗料などを用い、
トッププレート12の裏面に印刷することにより上操作
部18の下面と検知部20aとを電気的に結合する。さ
らに、検知部20aには本体11側に設けた導電性の弾
性体20bが圧接され電気的に導通する構成となってい
る。このようにして静電容量方式の上操作部18を構成
している。弾性体20bとしては、例えばリン青銅やベ
リリュウム銅で成形された板ばね、あるいはコイルば
ね、または導電性粒子を含む導電性ゴムなどを用いるこ
とができる。上操作部18の表面は導電性材料が印刷さ
れていても良い。なお、静電容量方式の構成理論につい
てはよく知られているので説明を省略する。
【0028】以上のように構成された上操作部18の構
成について、以下その動作、作用を説明する。
【0029】まず、上操作部18を接触操作することに
よって起こる容量変化を、トッププレート12の裏面に
印刷された導電性材料22を介して検知部20aと圧接
取付けた弾性体20bが検知し、検知手段20から制御
手段21へと電気的信号が送られ、操作に対応した加熱
手段14によって調理容器への加熱が実行される。ただ
し、上操作部18には、揚げ物調理もしくは高火力調理
の選択キーは設けられていないので、これら揚げ物調理
もしくは高火力調理を行う場合には、図1に示す前操作
部16に設けられた高火力調理16aもしくは揚げ物調
理16bの操作キーを入力操作することとなる。
【0030】このように高火力調理16aもしくは揚げ
物調理16bの操作キーを入力操作した場合には、上操
作部18の入力操作は無効になるように構成されてい
る。本実施例によれば、発光手段19は消灯もしくは点
滅し、入力操作無効である状態を表示する。これに限ら
ず例えば、入力操作の無効状態を有効状態と異なる発光
色で点灯もしくは点滅させて表示する構成としても良
い。
【0031】以上のように、本実施例においては、前操
作部16において揚げ物調理もしくは高火力調理を入力
操作した場合に、上操作部18の入力操作が無効になる
ため上操作部18における安全性を高めることができ
る。
【0032】さらに、調理者は、調理中の操作において
調理容器から近い目線位置で上操作部18の入力操作の
有効、無効を発光手段19により明確に認識できるた
め、使用性を高めることができる。それに加えて、入力
操作の無効状態を消灯もしくは点滅で表示する構成ある
いは、有効状態と異なる発光色で点灯もしくは点滅させ
て表示することにより、調理を行う場所の照明環境が良
くない場合においても、上操作部18の入力操作の有
効、無効をより明確に認識でき、使用性を高めることが
できる。
【0033】また、上操作部18は使用頻度の多い加熱
手段14の電源の開閉を行う電源開閉手段と、加熱出力
の調節を行う火力調節手段を選択する操作キーのみをト
ッププレート12の手前表面に設けたので、操作キーが
少ないため、図1に示すように加熱部15より比較的離
れた加熱部14間に上操作部18と発光手段19を設け
ることができる。したがって、上操作部18および発光
手段19は加熱部14に載置する調理容器の熱の影響を
受けにくくなり信頼性が向上する。
【0034】また、本実施例では誘導加熱部15a、1
5bをトッププレート12の前面に設けている。これは
使用頻度が多いということ以外に、誘導加熱の場合はト
ッププレート12が直接加熱されないため、上操作部1
8および発光手段19が熱の影響を受け難くすることが
できるためである。すなわち、本実施例の方法は少なく
とも1つの誘導加熱手段により加熱する調理器に用いる
とその効果は大きい。
【0035】なお、前操作部16はスペースに余裕があ
るため操作に必要なすべてのキーを設けてもよいし、上
操作部18に設けたキーを除いて設けてもよい。
【0036】また、検知手段20の検知部20aを上操
作部18より外れた高さスペースの制限がない位置に設
ける構成とすることにより、検知部20aの取付け空間
と発光手段19の取付け空間を確保することができる
上、上操作部18と発光手段18を加熱部15から離し
て設けることができるため、発光手段19の熱的影響を
少なくすることができる。
【0037】また、導電性材料22をトッププレート1
2の裏面に印刷することにより、上操作部18の下面と
離れた位置にある検知部20aを電気的に導通し、検知
部20aに弾性体20bを設けた構成としているので、
トッププレート12に設けた上操作部18と本体11側
の検知手段20および発光手段19が着脱自在に構成さ
れ組み立て性も格段に向上する。
【0038】なお、本実施例の説明にあたって加熱部1
4として、いわゆる3口の加熱部を有する加熱調理器に
ついて主に説明したが、加熱部は1口であっても、それ
以上であってもほぼ同様の効果が得られるのは勿論であ
る。
【0039】また、加熱部14として誘導加熱手段14
a、14bを用いると、誘導加熱手段はトッププレート
12を直接加熱しないため、上操作部18と発光手段1
9の温度の影響を少なくし効果的であるが、適当な断熱
処理または構成を用いることにより、加熱手段としてハ
ロゲンランプやシーズヒータなどの電気抵抗による加熱
手段を用いても良い。
【0040】(実施例2)本発明の実施例2における加
熱調理器について説明する。なお、実施例1と基本構成
は同じなので異なる点を中心に説明する。
【0041】本実施例が実施例1と異なる点は、図2に
示すように、加熱手段14a、14bそれぞれに対する
操作部18a、18bに対応して、発光手段19を19
a、19bとに独立して設けた点である。この構成によ
り、前操作部16により高火力調理(前操作部16a)
もしくは揚げ物調理(前操作部16b)の入力操作を行
った加熱手段14に対応する上操作部18(18aもし
くは18b)のみ入力操作を無効とし、その他の加熱手
段14に対応する上操作部18は入力操作を有効とする
構成とした。
【0042】例えば、前操作部16bで揚げ物調理の入
力操作をした場合、揚げ物調理を行う加熱手段14bに
対応する上操作部18bは入力操作無効になると共に発
光手段19bは消灯(あるいは点滅など)し無効状態で
あることを示す。しかしながら本実施例の構成によれ
ば、高火力調理を行わない加熱手段14aは、それに対
応する上操作部18aの入力操作は有効であり、上操作
部18aに対応する発光手段19aは点灯状態で入力操
作が有効状態であることを示す。
【0043】これにより、高火力調理もしくは揚げ物調
理を入力操作していない加熱手段14a,14bは、通
常の加熱調理において操作部18a、18bでの操作が
可能になり、操作可能が可能であることを独立させた発
光手段19a、19bで表示することができるため、安
全性を高めつつ使用性を高めることができる。
【0044】また、前操作部16において揚げ物調理も
しくは高火力調理中の加熱手段14を入力解除操作した
後、所定時間経過後に上操作部18の入力操作を可能と
する構成とすることにより、調理中に上昇した上操作部
18の温度が低下してから操作が可能となるので安全性
をさらに向上できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜10に記載の
発明によれば、安全性が高く、操作性の良い加熱調理器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器をシステ
ムキッチンに取付けた状態を示す斜視図
【図2】同加熱調理器の上操作部の要部を示す分解斜視
【図3】従来の加熱調理器を示す分解斜視図
【図4】従来の他の加熱調理器を示す平面図
【符号の説明】
11 本体 12 トッププレート 13 トップフレーム 14 加熱手段 15 加熱部 16 前操作部 17 表示部 18 上操作部 19 発光手段 20 検知手段 20a 検知部 20b 導電性の弾性体 21 制御手段 22 導電性材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 15/00 F24C 15/00 M (72)発明者 田縁 貞敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 眞一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AB01 AB14 AC52 AD10 CD43 3L087 AA20 AB03 AC30 BA03 BA09 BC14 CA12 DA01 DA24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭を構成する本体と、前記本体の上面
    に設けたトッププレートと、前記トッププレート上に設
    けた少なくとも1つの加熱部と、前記トッププレートの
    下方に前記加熱部に対応して設けた加熱手段と、前記ト
    ッププレート上に前記加熱手段に対応して設けた加熱調
    理条件を入力する上操作部と、前記本体の前面に設けた
    揚げ物調理もしくは高火力調理の少なくとも1つの加熱
    調理を入力する前操作部と、前記上操作部の入力操作を
    検知する検知手段と、前記上操作部と前記前操作部から
    の入力信号により前記加熱手段を制御する制御手段とを
    備え、前記前操作部において揚げ物調理もしくは高火力
    調理の少なくとも一方を入力操作することにより、前記
    上操作部の入力操作を無効とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 トッププレートの下方に上操作部の入力
    操作可否状態を示す発光手段を設けた請求項1に記載の
    加熱調理器。
  3. 【請求項3】 発光手段は入力操作の無効状態を消灯も
    しくは点滅で表示する構成とした請求項2に記載の加熱
    調理器。
  4. 【請求項4】 発光手段は入力操作の無効状態を有効状
    態と異なる発光色で点灯もしくは点滅させて表示する請
    求項2に記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 トッププレートに設けた上操作部は、少
    なくとも加熱手段の電源の開閉を行う電源開閉手段と、
    加熱出力の調節を行う火力調節手段とを有する請求項1
    に記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 検知手段の検知部を上操作部より外れた
    位置に設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 トッププレートの裏面に印刷した導電性
    材料により上操作部の下面と検知部とを電気的に接続
    し、かつ前記検知部に弾性体を圧接した請求項6に記載
    の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 加熱手段は、1個の電気抵抗発熱式加熱
    手段と2個の誘導加熱式加熱手段からなり、上操作部は
    前記2個の誘導加熱式加熱手段のみを操作するようにし
    た請求項1に記載の加熱調理器。
  9. 【請求項9】 加熱手段は、少なくとも2つを有し、そ
    れぞれの加熱手段に対する上操作部に対応して発光手段
    を独立して備え、前操作部により揚げ物調理もしくは高
    火力調理の入力操作を行った加熱手段に対応する上操作
    部のみ入力操作を無効とし、その他の加熱手段に対応す
    る上操作部は入力操作を有効とする請求項1に記載の加
    熱調理器。
  10. 【請求項10】 前操作部において揚げ物調理もしくは
    高火力調理の少なくとも一方を入力解除操作した後、所
    定時間経過後に上操作部の入力操作を可能とする請求項
    1〜9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
JP2002006901A 2002-01-16 2002-01-16 加熱調理器 Expired - Fee Related JP3620502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002006901A JP3620502B2 (ja) 2002-01-16 2002-01-16 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002006901A JP3620502B2 (ja) 2002-01-16 2002-01-16 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003208972A true JP2003208972A (ja) 2003-07-25
JP3620502B2 JP3620502B2 (ja) 2005-02-16

Family

ID=27645532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002006901A Expired - Fee Related JP3620502B2 (ja) 2002-01-16 2002-01-16 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3620502B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294432A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
WO2008013220A1 (fr) * 2006-07-27 2008-01-31 Panasonic Corporation Appareil de cuisson
WO2008062683A1 (en) * 2006-11-22 2008-05-29 Panasonic Corporation Heating cooker
JP2008177119A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
JP2008218280A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱機器
JP2008264073A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Zojirushi Corp 調理器の表示装置
WO2008149561A1 (ja) 2007-06-07 2008-12-11 Panasonic Corporation 加熱調理器
WO2009011130A1 (ja) 2007-07-19 2009-01-22 Panasonic Corporation 加熱調理器
JP2009238575A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
WO2009125453A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 パナソニック株式会社 誘導加熱調理器
JP2011153822A (ja) * 2011-05-20 2011-08-11 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2012023063A (ja) * 2011-11-04 2012-02-02 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
US8794227B2 (en) 2007-12-10 2014-08-05 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Top plate for cooking appliance
JP5661109B2 (ja) * 2010-06-25 2015-01-28 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP2015219951A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 アイリスオーヤマ株式会社 電磁調理器

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294432A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
JP4613675B2 (ja) * 2005-04-12 2011-01-19 パナソニック株式会社 誘導加熱調理器
WO2008013220A1 (fr) * 2006-07-27 2008-01-31 Panasonic Corporation Appareil de cuisson
CN102384504A (zh) * 2006-07-27 2012-03-21 松下电器产业株式会社 加热烹调器
JPWO2008013220A1 (ja) * 2006-07-27 2009-12-17 パナソニック株式会社 加熱調理器
US8164030B2 (en) 2006-07-27 2012-04-24 Panasonic Corporation Heating cooker with touch panel having user guiding illumination function
JP4992899B2 (ja) * 2006-07-27 2012-08-08 パナソニック株式会社 加熱調理器
EP2085701A1 (en) * 2006-11-22 2009-08-05 Panasonic Corporation Heating cooker
JP5163496B2 (ja) * 2006-11-22 2013-03-13 パナソニック株式会社 加熱調理器
EP2085701A4 (en) * 2006-11-22 2011-11-30 Panasonic Corp HEATING COOKING APPARATUS
US8772684B2 (en) 2006-11-22 2014-07-08 Panasonic Corporation Heating cooker having touch control
WO2008062683A1 (en) * 2006-11-22 2008-05-29 Panasonic Corporation Heating cooker
JP2008177119A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
JP2008218280A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱機器
JP2008264073A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Zojirushi Corp 調理器の表示装置
US8383989B2 (en) 2007-06-07 2013-02-26 Panasonic Corporation Cooking device
US8389905B2 (en) 2007-06-07 2013-03-05 Panasonic Corporation Heating appliance for cooking
WO2008149560A1 (ja) * 2007-06-07 2008-12-11 Panasonic Corporation 加熱調理器
WO2008149561A1 (ja) 2007-06-07 2008-12-11 Panasonic Corporation 加熱調理器
US8338757B2 (en) 2007-07-19 2012-12-25 Panasonic Corporation Cooking device
WO2009011130A1 (ja) 2007-07-19 2009-01-22 Panasonic Corporation 加熱調理器
US8794227B2 (en) 2007-12-10 2014-08-05 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Top plate for cooking appliance
JP2009238575A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
WO2009125453A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 パナソニック株式会社 誘導加熱調理器
JP5661109B2 (ja) * 2010-06-25 2015-01-28 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP2011153822A (ja) * 2011-05-20 2011-08-11 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2012023063A (ja) * 2011-11-04 2012-02-02 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2015219951A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 アイリスオーヤマ株式会社 電磁調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3620502B2 (ja) 2005-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4665701B2 (ja) 加熱調理器
JP2003208972A (ja) 加熱調理器
KR20080068775A (ko) 용기센서와 이를 갖는 발열유닛 및 그 발열유닛을 갖는조리장치와 그 제어방법
JP2002175874A (ja) 加熱調理器
JP3815349B2 (ja) 加熱調理器
JP4392865B2 (ja) 加熱調理器
JP2006228585A (ja) 誘導加熱調理器
TWI232921B (en) Gas stove
JP2011029203A (ja) 加熱調理器
JP5270848B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2008218280A (ja) 加熱機器
JP6761749B2 (ja) 加熱調理器
JP2005063747A (ja) 加熱調理器
JP2012038458A (ja) 加熱調理器
JP2003303674A (ja) 加熱調理器
JP3661628B2 (ja) 加熱調理器
JP3830735B2 (ja) 加熱調理器
JPWO2015190130A1 (ja) 加熱調理器
JP4989165B2 (ja) 加熱調理器
JP2004055200A (ja) 加熱調理器
JP3904014B2 (ja) 加熱調理器
JP2010038518A (ja) 加熱調理器
JP2006004630A (ja) 加熱調理器
JP4343099B2 (ja) 加熱調理器
JP6060041B2 (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20041026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041108

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees