JP2010038518A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
従来の加熱調理器は、視覚障害者が鍋(被加熱物)を置く場合、平らなトッププレートではどの部分に鍋を置くのか分り難い上、トッププレート上のマークを頼りにして鍋を置く位置を確かめる場合、トッププレートが高温であることもあり、火傷の恐れがあった。また鍋の載置位置目安としてトッププレートの周囲の枠体に刻印を設けても複数ある熱源部から目的のものを特定することが難しかった。
【解決手段】
本発明の加熱調理器は、上面がトッププレート6で覆われた本体部A内部に、トッププレート6上に置かれた被加熱物3を加熱する複数の熱源部9〜11と、トッププレート6の前方及び側方縁部を構成する枠体7とを備え、トッププレート6上面には、各熱源部9〜11により加熱される領域をそれぞれ示すマーク12〜14を設け、枠体7上には、目的とする各熱源部9〜11の加熱領域の中心部と熱源部とを触感で判別可能とする識別部15〜21を設けた。
【選択図】図2
Description
以下、この発明の実施の形態1について図1、2にて説明する。
図1は加熱調理器の全体を示す斜視図で、一部の天面部を破断して内部構造物を示している。図2はその加熱調理器の全体を示す斜視図で、厨房家具に組み込まれる前の調理器単体を示している。
図1において、1は加熱調理器であるIHクッキングヒータで、台所の流し台などの厨房家具に組み込まれて使用されるビルトイン型(組み込み型ともいう)のものである。
Aは加熱調理器の本体部で、この上面にある天面部2に調理鍋等の被加熱物3を載置して加熱調理を行う。
4は、本体部Aの前面1aに配設された前面操作部で、この前面操作部4には、電源用メインスイッチ4aと、後述する各加熱部(以下、「熱源部」という)の火力を調整するプッシュ式火力調整ダイヤル4bとがそれぞれ配設されている。5はロースター部で、本体部Aの内部中央に金属板等で区画された加熱室を備えている。
視覚障害者が平らなトッププレートの上に鍋を置く時、上記した突起状の識別部の位置を指で確認することで、目的とする熱源部の中心の位置を推測でき、その位置を目安として鍋等の被加熱物を載置することができる。例えば、左熱源部9で調理したい場合、まず左手の指で枠体7の左側にある横長の識別部16に触れ、その存在を把握する。次に右手の指で枠体7の手前側にある横長の識別部17に触れてその位置を把握する。これら一対の識別部16、17の位置から視覚障害者には左熱源部9の中心部22のおおよその位置が頭の中でイメージできるので、視覚障害者はそのまま右手で鍋を持ち、イメージした通りの位置に鍋を置けば、トッププレート6上面に全く触れないままで、左熱源部9の加熱エリアの上に鍋を置くことができる。なお、使用者の利き腕が左であっても何ら支障なく上記した被加熱物の載置位置の特定はできる。
図3は本発明の実施形態2の加熱調理器を示す概略図であり、この実施の形態2の特徴は、識別部の近傍に、タッチ式スイッチを配置したところにある。なお、上記実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付して説明を省略する。
図中、7aは枠体7の手前部で、この枠体とトッププレート6との間には耐熱性ゴム等のシール材30を介在させている。17は枠体7の手前部7a表面に一体に形成した識別部、31はこの識別部の直ぐ後方のトッププレート6の表面(上面)に蒸着等の手段で固定した薄い電極部、32はその電極部に対応するようトッププレート6の下面に固定した薄い電極部で、この一対の電極部でコンデンサ33を構成している。このコンデンサ33により静電容量型タッチキースイッチTKが構成される。
視覚障害者が枠体7の手前部7a表面を触り、識別部17を基準に指をわずかに前方にずらせばタッチキースイッチTKを入力することができる。そのタッチキースイッチTKに接触した場合の報知内容(音声と表示手段26への表示例)としては、例えば、以下のように色々なものがある。
左熱源部9の加熱動作中:
(ア)左加熱部 熱いです!
(イ)このキーは左加熱部の識別用です!
左熱源部9の加熱動作を終了して数分以内:
(ア)左加熱部停止していますが、まだ熱いです!
どの熱源部も使用しておらず、かつトッププレート6が安全な温度になっている状態:
(ア)このキーは左加熱部の識別用です! どの加熱部も使用されていません!
使用者に上記のような熱源部の加熱状態又はトッププレート6の温度状況等のような参考情報の他に、あるいはそれに加えて「調理関連情報」を知らせるようにしても良い。
Claims (7)
- 上面がトッププレートで覆われた本体部と、
この本体部の内部に設置され前記トッププレート上に置かれた被加熱物を加熱する複数の熱源部と、
前記トッププレートの前方及び側方縁部を構成する枠体とを備え、
前記トッププレート上面には、前記各熱源部により加熱される領域をそれぞれ示すマークと、
前記枠体上には、前記各熱源の中から目的とする熱源部の加熱領域の中心部と熱源とを触感で判別可能とする識別部を設けたことを特徴とする加熱調理器。 - 前記トッププレートの前方縁部を構成する枠体と側方縁部を構成する枠体に、前記識別部を各熱源部に対応してそれぞれ設け、
この前方の枠体の識別部上から後方に伸びる直線と、側方の識別部上から側方に伸びる直線との交点位置を、前記熱源部の中心部に一致させていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 前記識別部は、突起状に形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至2記載の加熱調理器。
- 前記識別部は、突起状に形成されたものであり、かつ前記熱源部毎に形状を異ならせたことを特徴とする請求項1乃至2記載の加熱調理器。
- 前記識別部は、突起状に形成されたものであり、かつ前記熱源毎に形状を異ならせ、さらに接触したことを前記熱源毎に異なる報知音で報知することを特徴とする請求項1乃至4記載の加熱調理器。
- 前記識別部の近傍で前記トッププレート表面にタッチ式スイッチを設け、前記識別部から所定方向に使用者が指をずらして前記スイッチに接触可能に構成し、当該接触状態で前記熱源部の加熱状態又はトッププレートの温度状況等の参考情報を報知する制御部を具備したことを特徴とする請求項1乃至4記載の加熱調理器。
- 前記制御部は、前記参考情報を音声で報知するための音声発生部を備えていることを特徴とする請求項6記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008205714A JP2010038518A (ja) | 2008-08-08 | 2008-08-08 | 加熱調理器 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010038518A true JP2010038518A (ja) | 2010-02-18 |
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ID=42011262
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JP2008205714A Pending JP2010038518A (ja) | 2008-08-08 | 2008-08-08 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010038518A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101181618B1 (ko) | 2010-08-23 | 2012-09-10 | 인제대학교 산학협력단 | 가열위치 가이드부를 구비한 가열조리기 |
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-
2008
- 2008-08-08 JP JP2008205714A patent/JP2010038518A/ja active Pending
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