JP2003208065A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003208065A
JP2003208065A JP2002008797A JP2002008797A JP2003208065A JP 2003208065 A JP2003208065 A JP 2003208065A JP 2002008797 A JP2002008797 A JP 2002008797A JP 2002008797 A JP2002008797 A JP 2002008797A JP 2003208065 A JP2003208065 A JP 2003208065A
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JP
Japan
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image forming
exhaust fan
forming station
opening
exhaust
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Application number
JP2002008797A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ino
利昭 井野
Eiichi Kido
栄一 木戸
Kaori Takashita
佳織 嵩下
Takashi Kitagawa
高志 北川
Takayuki Yamanaka
隆幸 山中
Mitsuru Tokuyama
満 徳山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設けられるすべての画像形成ステーションの全
域にわたって排気ファンからの吸引力の均一化を図り、
装置外部に排出すべき物質を効率よく排出することが可
能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】一端に排気ファン15を備えた排気ダクト
14を、各画像形成ステーション10(10BK、10
C、10M、10Y)の主走査方向における略中央に対
向するように配置し、各画像形成ステーション10(1
0BK、10C、10M、10Y)の主走査方向の両端
部や中央を含む任意の位置から、配置ファンまでの距離
の差を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
画像形成を行う複写機、ファクシミリ等の画像形成装置
に関し、特に複数の画像形成ステーションにより多色ま
たはフルカラーの画像を形成する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式のカラー画像の形成
が可能な画像形成装置として、例えば、感光体を含む画
像形成ステーションを複数並設するタンデム方式を採用
するものが知られている。
【0003】このようなタンデム方式の画像形成装置の
なかには、画像形成プロセスで発生する窒素酸化物、オ
ゾン、および現像装置から飛散する現像剤等を装置外部
に排出するための換気を適正に行うべく、換気の制御を
各画像形成ステーションで独立して行うものがあった。
【0004】図17(a)は、従来技術の一例として前
記の換気の制御を各画像形成ステーションで独立して行
う画像形成装置の構成を示している。
【0005】同図に示すように、画像形成装置100a
は、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置、および
清掃装置を備えた画像形成ステーション110(110
BK、110C、110M、110Y)を用紙搬送方向
に並設しており、各画像形成ステーション110(11
0BK、110C、110M、110Y)において、与
えられた画像データにおけるブラック、シアン、マゼン
タ、およびイエローの各色の成分のデータに基づいて、
ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローの各色の
画像を形成する。
【0006】このとき、各画像形成ステーション110
(110BK、110C、110M、110Y)には、
画像形成プロセスで発生する窒素酸化物、オゾン、およ
び現像装置から飛散する現像剤等を画像形成装置100
aから排出させる送風装置111(111BK、111
C、111M、111Y)がそれぞれ設けられている。
送風装置111(111BK、111C、111M、1
11Y)はそれぞれファン、ダクトおよびフィルタを備
えており、例えば、フィルタを用いて清浄した空気を帯
電装置に供給する等の役割を果たしている。
【0007】ところが、図17(a)に示す画像形成装
置100aでは、画像形成ステーション110(110
BK、110C、110M、110Y)のそれぞれに送
風装置111(111BK、111C、111M、11
1Y)を設けているため、送風装置111の排気ファン
の数が多くなり騒音が増大していた。また、排気ファン
の設置位置が露光装置や感光体に近くなることが多く、
これらの露光装置や感光体が排気ファンの振動の影響を
受けることにより、光路振動による画像ムラが発生し易
いという欠点があった。さらに、部品数が増加するに伴
って、画像形成装置100aの製造コストが高くなると
ともに、消費電力が増大するという不都合があった。
【0008】一方、図17(b)は、従来技術の一例と
して、単一の送風装置111を備えた画像形成装置10
0bの構成を示している。同図に示すように、画像形成
装置100bは、用紙搬送方向に複数の画像形成ステー
ション110(110BK、110C、110M、11
0Y)を並設し、装置の背面側板に形成された開口部に
短いダクト112を備えるとともに、ダクト112に排
気ファン114及びフィルタ113が設けられている。
【0009】ところが、上記のような構成においては、
排気ファン114によって吸引される空気が矢印Bに示
されるように各画像形成ステーション110(110B
K、110C、110M、110Y)を横断しながら流
れるため、各画像形成ステーション110(110B
K、110C、110M、110Y)に気流の乱れ等が
生じ、現像装置や清掃装置からの飛散トナーを含む空気
が帯電装置に流入しやすくなる等、帯電工程等の画像形
成プロセスに不都合が生じることがあった。
【0010】つまり、通常、帯電装置においては清浄な
空気が外部より吸入され、これに伴って帯電装置内部の
空気が排出されることにより、帯電装置内に空気を循環
させ、飛散トナーの侵入を妨げることとなっているとこ
ろ、実際には、画像形成装置の奥行き方向、すなわち主
走査方向で空気の排出量に不均一が生じ、これにより、
図17(b)に斜線領域で示すように、トナーの飛散量
に奥行き方向で不均一が生じる。この結果、空気の排出
量の不足により、空気の循環が飛散トナーの侵入を防止
するに充分でない領域が生じてしまうことがあるため、
矢印Bによって示される画像形成ステーションを横切っ
て流れる空気に含まれる飛散トナーが帯電装置に侵入し
帯電線汚れをひき起こすことがあった。
【0011】また、両端にあるブラック、イエローにつ
いての画像形成ステーション110BKおよび110Y
の方が、中央にあるシアン、マゼンタについての画像形
成ステーション110Cおよび110Mよりも排気の経
路が長く、排気経路の周辺の部材と空気とにより大きな
摩擦が生じるため、両端にある画像形成ステーション1
10BK、および110Yからの排出風量の方が中央に
ある画像形成ステーション110C、110Mからの排
出風量よりも風量が少なくなる。
【0012】ここで、排気ファン114の能力が低く両
端にある画像形成ステーション110BKおよび110
Yの排気が充分になされない場合、画像形成ステーショ
ン110BKおよび110Yで生じたオゾン等は排気フ
ァン114に隣接したフィルタ113を介さず画像形成
装置100bの外側に拡散する虞れがあり、人体等の安
全面から好ましくない。一方で、両端にある画像形成ス
テーション110BKおよび110Yの排気を充分に行
なうために排気ファン114の能力を高くすると、中央
にある画像形成ステーション110Cおよび110Mで
の風量及び風速が強くなりすぎ、これにより、現像装置
におけるトナーの飛散がさらに生じ易くなる等の不都合
が生じる。
【0013】そこで、特開平7−20753号公報に記
載の画像形成装置は、背面側に用紙搬送方向に沿って装
置を横に貫通する状態で排気ダクトを設け、この排気ダ
クトの一端部に排気ファンを設け、筐体側方部へ排気す
るようにされている。すなわち、各画像形成ステーショ
ンの背面側から各画像形成ステーションの位置に合致す
るように設けたダクト開口部を介し、それぞれ開口部が
対応する画像形成ステーションの範囲内の空気を排気フ
ァンによって吸引する。
【0014】この構成によれば、必要となる排気ファン
の数を減少させることにより、騒音の低減、低コスト化
を図れるとともに、帯電装置において拡散トナーによる
汚れが発生しにくくできる、とされている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−20753号公報に記載の構成では、ダクト開口部
を介し、それぞれ開口部が対応する画像形成ステーショ
ンの範囲内の空気を排気ファンによって吸引するが、同
じ画像形成ステーションでも主走査方向の位置によっ
て、すなわち、画像形成装置の前面側と背面側とでは、
排気ファンにより作用する吸引力に差が生じる。
【0016】つまり、画像形成装置の背面側では排気フ
ァンとの距離が短いため吸引力が強く排気が促進され易
いのに対し、前面側では排気ファンとの距離が長いため
吸引力が弱くなり排気が行われにくくなるため、感光体
の軸方向において吸引力に差が発生する。
【0017】このため、特開平7−20753号公報に
記載の画像形成装置を含めて従来の画像形成装置では、
各画像形成ステーション毎の、排気ファンにより作用す
る吸引力の差を減少させることは可能であっても、同一
の画像形成ステーションにおける前記吸引力の差を減少
させることができないことから、依然としてトナーの飛
散の発生等を完全には防止できなかった。
【0018】この発明の目的は、設けられるすべての画
像形成ステーションの全域にわたって排気ファンからの
吸引力の均一化を図り、装置外部に排出すべき物質を効
率よく排出することが可能な画像形成装置を提供するこ
とである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は以下の構成を
備えている。
【0020】(1)像担持体、帯電装置、露光装置、現
像装置、転写装置、および清掃装置をそれぞれ備えた電
子写真方式の画像形成ステーションを用紙搬送方向に複
数並設する画像形成装置において、少なくとも一端に排
気ファンを備えるとともに、前記各画像形成ステーショ
ンの主走査方向における略中央に対向する位置に、用紙
搬送方向に沿って配置される排気ダクトと、該排気ダク
トにおける該各画像形成ステーションに対応した位置に
それぞれ設けられる第1の開口部と、該各第1の開口部
と前記帯電装置近傍とを連通するとともに、画像形成ス
テーション内の排出すべき物質を該排気ダクトに案内す
る吸引部と、各画像形成ステーションの帯電装置近傍に
おける、前記排気ファンによって生じる吸引力を均一化
する吸引力均一化手段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】この構成においては、例えば、用紙搬送方
向に複数の画像形成ステーションを並設したタンデム方
式の画像形成装置で、画像形成ステーションの主走査方
向における略中央に沿って排気ダクトが配置されること
から、画像形成ステーション内の主走査方向における装
置前面側、中央、および装置背面側の各位置と排気ファ
ンとの距離の差が減少するため、該排気ダクトに設けら
れた排気ファンによる空気吸引作用が、画像形成ステー
ションの主走査方向の全域において略均等になる。
【0022】また、各画像形成ステーション内の排気フ
ァンにより生じる排気風量は均一であることが望まれる
ところ、吸引力均一化手段により、各画像形成ステーシ
ョンから排気ファンまでの排気経路における摩擦抵抗等
が調整され、各画像形成ステーションにおける排気ファ
ンによる吸引力が均一化するため、各画像形成ステーシ
ョン付近の排気風量の差が低減され、排気風量の差によ
って生じる空気の流量が低減し、画像形成ステーション
におけるトナー飛散や帯電装置へのトナー浸入が防止さ
れる。
【0023】(2)前記排気ファンは、用紙搬送方向の
下流側に配置されることを特徴とする。
【0024】この構成においては、各画像形成ステーシ
ョンの下流側に配置される定着装置に接近するように、
排気ファンが設けられることから、定着装置から放出さ
れる多量の熱が、該排気ファンにより画像形成装置の外
部へと効率的に排出されるため、装置内部の温度の上昇
が防止されるとともに、該定着装置の冷却が有効に行わ
れる。
【0025】(3)前記帯電装置は、放電電極と該放電
電極を覆うように設けられた、前記像担持体に対向する
バックプレートと該バックプレートと直交して配置され
る少なくとも1つのサイドプレートとからなるシールド
部材で構成されるとともに、各シールド部材は、前記吸
引部によって前記第1の開口部と連通される第2の開口
部を有しており、各シールド部材において該第2の開口
部の占める面積が、前記排気ファンとの距離に比例して
大きくなることを特徴とする。
【0026】この構成においては、各画像形成ステーシ
ョンの各シールド部材において各第2の開口部、すなわ
ち各画像形成ステーション帯電装置近傍の空気を吸引す
る吸引部の開口部の面積が、排気ファンからの距離が離
れるにしたがって大きくなることから、簡易な構成で容
易に各画像形成ステーションからの排気量の均一化が図
られる。
【0027】つまり、帯電装置のシールド部材に設ける
開口部の面積が全ての画像形成ステーションについて同
一の場合には、排気ファンに近いほど排気路が短く、空
気摩擦抵抗であるダクト抵抗が小さくなるため、用紙搬
送方向下流側の画像形成ステーションは排気が促進され
る一方で、排気ファンから遠いほど排気路が長く、ダク
ト抵抗が大きくなるため、用紙搬送方向上流側の画像形
成ステーションは排気が促進され難くなるところ、前記
第2の開口部の面積が調整されることにより、排気ファ
ンからの距離の差によって生じるダクト抵抗の差が調整
され排気風量の均一化が図られる。
【0028】(4)前記吸引力均一化手段は、各画像形
成ステーションから前記排気ダクトまでの間に配置さ
れ、その通気抵抗が該排気ファンからの距離に反比例す
る複数のフィルタであることを特徴とする。
【0029】この構成においては、厚さまたは目の粗さ
等の通気抵抗が互いに異なる複数のフィルタを、各画像
形成ステーションからの排気経路上に、排気ファンから
の距離と該通気抵抗とが反比例するように配置すること
により、排気ファンからの距離の差によって生じるダク
ト抵抗の差が低減するため、各画像形成ステーションか
らの排気風量の均一化が図られる。
【0030】(5)前記吸引力均一化手段は、前記シー
ルド部材、および前記吸引部で構成される各画像形成ス
テーションから前記排気ダクトまでの間の所定の位置に
おける断面積を画像形成処理状態および前記排気ファン
からの距離に基づいて調整自在なダンパであることを特
徴とする。
【0031】この構成においては、例えば、各画像形成
ステーション内の換気動作が、各画像形成ステーション
の画像形成処理状態と連動することから、つまり、各画
像形成ステーションの動作時にのみ、各画像形成ステー
ションに対して排気ファンの吸引力が作用するようにダ
ンパの開閉制御等がされるため、各画像形成ステーショ
ンにおいて、画像形成処理が停止しているにも関わらず
空気の流れが存在するトナー飛散が発生し易い状態にな
るのが防止され、トナー飛散が抑制される。
【0032】(6)前記シールド部材は、前記バックプ
レートに直交する面に通気部を有することを特徴とす
る。
【0033】この構成においては、帯電装置を構成する
シールド部材に、シールド部材の内側と外側とを連通す
る通気部を設けたことから、該通気部を介してシールド
部材外部に浮遊する現像剤等の粒子が排気ファンの吸引
力により吸引部へと導かれ装置の外部へと排出されるた
め、現像剤等の粒子が帯電装置の電極や感光体等に付着
することにより、画像形成処理において不都合が生じる
ことが防止される。
【0034】(7)前記吸引力均一化手段は、各画像形
成ステーションごとに前記シールド部材における前記通
気部が占める面積を、画像形成処理状態および前記排気
ファンからの距離に基づいて調整することを特徴とす
る。
【0035】この構成においては、各画像形成ステーシ
ョンのシールド部材において、シールド部材外部からの
空気の流入量が、排気ファンからの吸引力に影響を与え
ることになるところ、各画像形成ステーションごとにシ
ールド部材において通気部が占める面積を調整すること
により、前記空気の流入量が均一化することから、簡易
な構成で容易に各画像形成ステーションからの排気風量
の均一化が図られる。
【0036】さらには、シールド部材における通気部の
占める面積の調整を、それぞれの画像形成処理状態に対
応させることにより、上述と同様に、各画像形成ステー
ションにおいて、画像形成処理が停止しているにも関わ
らず空気の流れが存在してトナー飛散が発生し易い状態
になるのが防止され、トナー飛散が抑制される。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る画像形成装置の構成を示している。画像形成装置
1は、画像形成すべき画像データのうちブラック、シア
ン、マゼンタ、およびイエローの各色成分ごとに電子写
真方式の画像形成処理を行う画像形成ステーション10
(10BK、10C、10M、10Y)を備えている。
また、図外の給紙部から排紙部までの用紙搬送路上にお
ける画像形成ステーション10(10BK、10C、1
0M、10Y)の下流側には、用紙上に形成された未定
着の現像剤像を加熱および加圧により定着する定着装置
16が配置されている。
【0038】さらに、各画像形成ステーション10(1
0BK、10C、10M、10Y)および定着装置16
の上方には、用紙搬送方向に沿って排気ダクト14が配
置されている。なお、図中の一点鎖線の位置に、同図に
は現れていない、後述する吸引部17が設けられてお
り、それぞれの吸引部17は、排気ダクト14に形成さ
れた開口部6(6BK、6C、6M、6Y)と適合する
位置に配置される。
【0039】各画像形成ステーション10(10BK、
10C、10M、10Y)は、それぞれブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローの各色の画像を形成する画像形
成ステーションであり、感光体ドラム11(11BK、
11C、11M、11Y)、帯電装置、露光装置、現像
装置、転写装置、清掃装置を備えている。ただし、同図
においては、便宜上、感光体ドラム11と帯電装置に備
えられたシールド部材12のみを現している。
【0040】ここで、図2は吸引部17の構成を示して
いる。
【0041】なお、本実施形態では、各画像形成ステー
ション10(10BK、10C、10M、10Y)が用
紙搬送方向の上流側からブラック、シアン、マゼンタ、
およびイエローの順に配列されているが、この配列順序
はこれに限られるものではなく、任意の配列にすること
ができる。
【0042】転写搬送ベルト13は矢印C方向に移動す
るものであり、給紙部から画像形成位置に導かれてくる
用紙を保持しつつ用紙搬送方向下流側へと案内する。
【0043】排気ダクト14は、用紙搬送方向下流側に
排気ファン15を備えており、各画像形成ステーション
10(10BK、10C、10M、10Y)における帯
電装置のシールド部材12および定着装置16から排出
される空気等を排気ファン15へと案内する。
【0044】上述のように、排気ダクト14は、図1に
おいて一点鎖線で示す位置に、図2に示す吸引部17を
備えている。この吸引部17は、シールド部材12の内
部と排気ダクト14とを連通している。このため、排気
ファン15の吸引力により、シールド部材12内の空気
が排気ダクト14を通過して、排気ファン15から画像
形成装置1の外部へと排出されることになる。
【0045】また、排気ファン15は、画像形成装置1
の用紙搬送方向の下流側に形成されるため、定着処理に
おいて多量の熱を放出する定着装置16近傍の温められ
た空気を効率よく排気ファン15から画像形成装置1の
外部へと排出することが可能となり、定着装置16近傍
の温度が必要以上に熱くなるのが防止される。
【0046】図3は、シールド部材12の構成を示して
いる。同図に示すようにシールド部材12は、感光体ド
ラム11と対向するバックプレート2aと、該バックプ
レート2aと直交するサイドプレート2bとから構成さ
れている。
【0047】ここで、バックプレート2a上には開口部
3が設けられており、サイドプレート2bには通気孔4
が設けられている。また、シールド部材12の内側の空
間に、網目形状のグリッド電極5がバックプレート2a
と対向するように設けられている。
【0048】この構成において、排気ファン15からの
吸引力により、開口部3へとシールド部材12の内側の
空気が吸引され、通気孔4から新しい空気が入り込む。
このようにして、画像形成ステーション10(10B
K、10C、10M、10Y)における換気を帯電装置
のシールド部材12を通して行うことができる。
【0049】また、各々の画像形成ステーション10
(10BK、10C、10M、10Y)における開口部
3の個数は、排気ファン15からの距離に応じて、画像
形成ステーション10ごとに異なるようにしている。例
えば、排気ファン15から最も遠い位置にある画像形成
ステーション10BKにおける開口部3の個数が最も多
く、排気ファン15に近づくに従って開口部3の個数も
減少する。すなわち、画像形成ステーション10Yにお
ける開口部3の個数が最も少ない。
【0050】これにより、通常、排気ファン15による
吸引力の作用が弱い画像形成ステーション10BKにお
いても、多く空気が流通することになり、すべての画像
形成ステーション10(10BK、10C、10M、1
0Y)に均等に吸引力を作用させることが可能になる。
【0051】このように、タンデム方式の画像形成装置
1で、用紙搬送方向の下流側の画像形成ステーション1
0ほど、帯電装置のシールド部材12のバックプレート
2aおいて開口部3が占める面積を順次縮小して、排気
ファン15からの空気抵抗を調整することにより、排気
風量の均一化を図ることができる。
【0052】なお、ここでは、各々の画像形成ステーシ
ョン10(10BK、10C、10M、10Y)におけ
る個々の開口部3の形状・大きさは同じものとしてその
個数によりバックプレート2aおいて開口部3が占める
面積を調整しているが、これ以外にも、個々の開口孔等
の大きさを変えることにより前記バックプレート2aに
おける開口部3が占める面積を調整してもよい。
【0053】また、図3(b)に示すように、シールド
部材12のサイドプレート2bの一面をグリッド電極5
に置き換えてもかまわない。グリッド電極5は網目形状
であるため、図3(b)の構成によっても帯電装置のシ
ールド部材12を通して換気を行うことができる。
【0054】図4は、本発明の画像形成装置1の第2の
実施形態を示している。この実施形態においては、各画
像形成ステーション10(10BK、10C、10M、
10Y)から排気ファン15までの空気抵抗を調整し、
排気風量の均一化を図るために、同図に示すように、排
気ダクト14の吸引部17との連結部となる開口部6
(6BK、6C、6M、6Y、6T)に、フィルタ50
(50BK、50C、50M、50Y、50T)を設け
ている。
【0055】フィルタ50(50BK、50C、50
M、50Y、50T)は、それぞれブラック、シアン、
マゼンタ、イエローの画像形成ステーション10と、定
着装置16近傍から排気されるべき物質を排気ダクト1
4へと導く吸引部17と、の連結部に配されている。こ
のとき、フィルタ50(50BK、50C、50M、5
0Y、50T)の厚さは、排気ファン15に最も近いフ
ィルタ50Tおよび50Yが最も厚く、フィルタ50
M、フィルタ50C、フィルタ50BKの順に厚みが薄
くなり、通気抵抗が減少する。
【0056】フィルタ50(50BK、50C、50
M、50Y、50T)は活性炭素繊維にTi、V、C
r、Mn、Fo、Co、Ni、Cu等のうちの1種、ま
たはこれらの合金を担持したものであり、これをハニカ
ム状に加工し、オゾンを効率よく分解吸着している。オ
ゾンはフィルタ50(50BK、50C、50M、50
Y、50T)を通過することで、酸素に分解されるか、
または、フィルタ50に吸着されるため、帯電により発
生するオゾンによって画像形成装置1内部の部品の劣化
を防止することができる。
【0057】ここで、上述の開口部3、通気孔4、およ
び開口部6等の排気経路の空気抵抗等のパラメータを決
定する要素がすべての画像形成ステーション10におい
て同じ場合には、排気ファン15に接近するほどダクト
抵抗が小さくなり、用紙搬送方向下流側の画像形成ステ
ーション10Y等は排気が促進される。一方で、排気フ
ァン15から離間するほどダクト抵抗が大きくなり、用
紙搬送方向上流側の画像形成ステーション10BK等は
排気が促進されにくい。
【0058】そこで、本実施形態においては、各画像形
成ステーション10(10BK、10C、10M、10
Y)および定着装置16近傍から排気ファン15に至る
排気経路に設けた、互いに通気抵抗が異なるフィルタ5
0(50BK、50C、50M、50Y、50T)によ
って排気風量が均一化するように調整を行う。
【0059】なお、図5(b)に示すようにフィルタ5
0(50BK、50C、50M、50Y、50T)を配
する位置は排気ダクト14ではなく吸引部17内に設け
てもよい。また、帯電装置のシールド部材12上にフィ
ルタ50(50BK、50C、50M、50Y、50
T)を設けることも可能であり、排気経路上であれば、
任意の位置にフィルタ50(50BK、50C、50
M、50Y、50T)を配して同様の効果を奏すること
ができる。例えば、フィルタ50BK、50C、50
M、50Yを、帯電装置のシールド部材12のバックプ
レート2aの開口部3を塞ぐように取り付け、放電の際
に発生するオゾンがフィルタ50を通過するようにする
ことにより、画像形成装置1内部の部品の劣化を、さら
に効率よく防止することができる。
【0060】このように、フィルタ50(50BK、5
0C、50M、50Y、50T)を同一の材料で形成
し、開孔率(フィルタの目の粗さ)も統一する場合に
は、各画像形成ステーション10(10BK、10C、
10M、10Y)の帯電装置の通気口2bおよび開口部
3に設けるフィルタ(捕捉部材)の厚さを調整すること
により、排気ファン15から各画像形成ステーションま
でのダクト抵抗を揃えて、各部からの排気風量を均一化
することができる。すなわち、用紙搬送方向の上流側ほ
ど、薄手のフィルタ50を使用し、下流側へ移行するに
従って、順次使用するフィルタ50の厚さを増加させる
とよい。
【0061】なお、図5(a)に示すように、フィルタ
50(50BK、50C、50M、50Y、50T)を
同一の材料で形成し、開孔率(目開量、メッシュ粗さ)
をそれぞれ異ならせることにより、排気ファン15から
各画像形成ステーション10までの空気抵抗を調整し、
各画像形成ステーション10からの排気風量を均一化し
てもよい。
【0062】すなわち、用紙搬送方向の上流側ほど、目
開量が大きい、メッシュが粗い等の性質を有する開孔率
の高いフィルタ50を使用し、用紙搬送方向の下流側へ
移行するに従って、順次その開孔率を縮小することによ
り、前記排気風量を均一化を図ることができる。また、
上述と同様に、図5(b)に示すように、フィルタ50
(50BK、50C、50M、50Y)を、吸引部17
に設けることも可能である。
【0063】図6は、本発明の画像形成装置1の第3の
実施形態の構成を示している。図6(a)に示すよう
に、吸引部17において排気ダクト14と帯電装置のシ
ールド部材12との間に、ダンパ90を設ける構成にす
ることができる。
【0064】このダンパ90の絞り量等を調整すること
により、空気が通過できる領域の面積を調整することが
でき、排気流量を調整することができる。ダンパ90
は、これのみで用いてもかまわないが、図6(a)、図
6(b)、図7(a)、および図7(b)に示すよう
に、厚さの異なるフィルタや開孔率の異なるフィルタを
組み合わせて用いることにより、通気抵抗の調整量のバ
リエーションをさらに増加させることが可能になる。な
お、このダンパ90の開閉制御は、後述するモータなど
を用いて行う。
【0065】図8は、本実施例適用時の画像形成装置1
の各画像形成ステーションの画像形成処理及び転写ベル
トの動作タイミングの一例を示すタイミングチャートで
ある。そして、図9は、本実施例における各画像形成ス
テーションの換気動作タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【0066】同図に示すように、画像形成装置1におい
て、各画像形成ステーションの画像形成処理と、ダンパ
90の開閉動作またはシールド部材の部分的な開放等の
換気動作と、を用紙に対する現像剤像の転写の順序に従
って連動させている。
【0067】なお、ここで、図8(a)および図9
(a)と、図8(b)および図9(b)と、図8(c)
および図9(c)と、図8(d)および図9(d)と、
はそれぞれ対応している。
【0068】これらのタイミングチャートが示すよう
に、給紙カセットから給紙された用紙が転写ベルト13
によって搬送を開始され、続いて第1番目の画像形成ス
テーション10BKで画像形成処理が開始される。そし
て、得られたブラック成分の画像データに係る現像剤像
が搬送されて来た用紙P上に転写され、用紙Pはそのま
ま第2番目の画像形成ステーション10Cへ搬送され
る。これと同時に画像形成ステーション10Cで画像形
成処理が開始され、得られたシアン成分の画像データに
係る現像剤像が搬送されてくる用紙P上に転写される。
【0069】以下同様にして、第3番目、第4番目の画
像形成ステーション10M、10Yらでの画像形成及び
得られたマゼンタ成分の画像データに係る現像剤像、お
よびイエロー成分の画像データに係る現像剤像について
の用紙P上への転写が行なわれ、用紙がすべての画像形
成ステーション10を通過することにより、用紙P上に
ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローの4色の
現像剤像を重ね合わされた多色画像が得られる。このよ
うに、各画像形成ステーション10の間には画像形成処
理のタイミングの時間的なずれを生じる。
【0070】なお、各画像形成ステーション10の耐久
性を向上させ、更にトナー飛散を少なくするために、画
像形成に関与しない画像形成ステーション10は、画像
形成処理等にかかわる動作を停止することができる。
【0071】本実施例では、上記のようなタンデム方式
のカラー複写機において、各色の画像形成ステーション
10の画像形成処理に合わせて、各色の画像形成ステー
ション10の換気を連動させて制御している。その結
果、画像形成処理が停止している画像ステーション10
からのトナー飛散を抑えることができる。
【0072】つまり、画像形成処理を停止している画像
形成ステーション10に空気の流れが存在するとかえっ
てトナー飛散の原因となるが、各画像形成ステーション
10の空気は外部の空気の流れに影響を受けないように
構成されており、更に動作が停止している画像形成ステ
ーション10の空気の流れを完全に停止させ、該画像形
成ステーション10からのトナー飛散を抑えることがで
きる。
【0073】図8および図9を用いて具体的に説明する
と、例えば、フルカラーの画像形成を行うに際して用紙
搬送方向に沿って最上流位置の画像形成ステーション1
0BKが画像形成を開始したとき、すなわち図8で画像
形成ステーション10BKがONになったとき、画像形
成ステーション10BKのダンパが開き、同時に画像形
成ステーション10BKの換気動作が開始される。
【0074】この時点では、まだ他の用紙搬送方向下流
側の画像形成ステーション10の換気動作は停止してい
るが、画像形成ステーション10Cが画像形成を開始す
ると同時に、画像形成ステーション10Cの換気動作が
開始され、更に画像形成ステーション10BKの画像形
成が終了すると同時に、又は、画像形成の終了からある
一定の時間後に画像形成ステーション10BKの換気動
作を停止させる。
【0075】そして、シアン、マゼンタ、イエローにつ
いても同様に処理することにより、上述のように、各画
像形成ステーション間には画像形成処理のタイミングの
時間的なずれを生じ、これに連動する換気動作のタイミ
ングに時間的なずれを生じる。
【0076】このように各色の画像形成ステーション1
0の換気動作をそれぞれの画像形成処理に連動させ、画
像形成処理が停止している画像形成ステーション10の
換気動作を停止させることにより、該画像形成ステーシ
ョン10の空気の流れを完全に停止させ、該画像形成ス
テーション10からのトナーの飛散を抑えることが可能
となる。また、必要なダンパのみを開けることにより、
排気ファン15の能力に余裕ができる。すなわち、排気
ファン15が、必要以上に多くの空気を吸引する必要が
なくなる。
【0077】フルカラー画像形成以外の画像形成モー
ド、すなわち画像形成ステーション10BKのみを使用
するモノクロモード、画像形成ステーション10Cおよ
び10Yを使用して合成する2色モード、あるいは画像
形成ステーション10BK、10M、および10Yを合
成する3色モードの場合も同様に、動作させるべき画像
形成ステーション10のみが動作するため、トナーの飛
散の防止等の効果を奏することができる。
【0078】図10は、本発明の画像形成装置の第3の
実施形態を構成を示している。同図を用いて各画像形成
ステーション10の画像形成処理と換気動作とを連動す
る制御、各画像形成ステーション10の動作に合わせ
て、換気風量を調整するために各画像形成ステーション
からの排気路に設けたダンパ90の開閉動作、または後
述する各帯電装置のシールド部材12の部分的開放動作
を行う駆動モータ等の制御について説明する。
【0079】同図に示すように、画像形成装置1は、制
御プログラム等が記憶・格納されたROM、および、制
御に必要な情報等を一時的に記憶・格納するRAMを伴
った制御部60を備えている。ここでは特に図示はしな
いが、この制御部60が電子写真プロセスを実行するた
め、各画像形成装置の露光装置等の動作や印加電圧の制
御を行っている。
【0080】また、画像形成装置1は、操作パネル61
を備えており、操作パネル61を介してオペレータによ
る、フルカラー印刷、単色印刷、2色印刷、または3色
印刷の何れかの印刷の種類の指示、あるいは、画像形成
装置1に接続されたパーソナルコンピュータ等の端末機
を介したフルカラー印刷または単色印刷等の何れかの出
力指示が画像形成装置1の制御部60へ入力される。
【0081】そして、この制御部はモータドライバ63
を介して各画像形成ステーション10の帯電装置に繋が
れた排気路としての吸引部17内のダンパ90を開閉、
または各帯電装置のシールド部材12の部分的開放動作
をする駆動モータの動作を制御している。
【0082】制御部60へ入力される印刷の内容および
種類にしたがって、当該画像形成処理に関与する画像形
成ステーション10と、画像形成処理に関与しない画像
形成ステーション10とが判断され、この結果に応じて
排気路のダンパ90の開閉を行う駆動モータを正逆いず
れかの回転方向に選択的に駆動する。
【0083】すなわち、制御部60へ入力された印刷命
令に対し、当該画像形成処理に関与すると判断された画
像形成ステーション10については、ダンパ90の開閉
をするための駆動モータの回転方向を開放する回転方向
を選択し、当該画像形成処理に関与しないと判断された
画像形成ステーション10については、ダンパ開閉の駆
動モータ回転方向を閉鎖する回転方向を選択する。な
お、ダンパ90の開閉制御は、駆動モータに限られるも
のではなく、アクチュエータや偏心カムを用いて行って
もよい。
【0084】最後に、本発明の画像形成装置の第4の実
施形態として、排気ダクト14や吸引器7を設けずに、
画像形成装置1の側面に設けられた排気ファン15のみ
を用いて画像形成装置内全体の熱気を吸い出すための帯
電装置について説明する。上述の実施形態と同様に、排
気ファン15は、画像形成装置1の側面において主走査
方向の略中央に設けられており、画像形成ステーション
10の主走査方向において空気の排出量の均一化が図ら
れている。
【0085】図11、および図14に示すように、帯電
装置7は、コロナ放電用の放電ワイヤまたは鋸歯電極板
21と、鋸歯電極板21を覆うとともに感光体ドラム1
1と対向する側のみを開口しているシールドケース23
と、で構成されている。
【0086】さらに、この実施形態においては、シール
ドケース23に、放電電極の保護状態を保持した上で一
部を開放可能とする開閉部材24が形成されている。
【0087】帯電工程においてオゾンが発生することか
ら、通常、シールドケース23の内側には、オゾンがた
まりやすい。このオゾンは例えば、空気中の窒素と反応
して窒素酸化物となるが、この窒素酸化物は感光体ドラ
ム11の性能に悪影響を及ぼす。そのため、シールドケ
ース23内で空気の流通をよくする必要がある。
【0088】本実施形態では、開閉部材24を有するこ
とで、鋸歯電極板21(放電電極)を覆って保護する状
態を保持するとともに、シールドケース23の一部を開
放することが可能となる。これにより、意図的にシール
ドケース23の閉塞度合いを低下させることが可能にな
り、シールドケース23の外側へのコロナ風の流通をよ
り起こり易くして、シールドケース23の内側に蓄積さ
れ易いオゾンや窒素酸化物、ケイ素酸化物など感光体ド
ラム11や放電電極に悪影響を及ぼす有害物質を積極的
に排出させることができ、その結果、帯電特性の安定化
と感光体ドラム11の劣化を防止することができる。
【0089】また、図11に示すように、コロナ風がシ
ールドケース23から流出する位置をA点とすると、A
点における風量は、図12(a)のグラフが示すよう
に、グリッド電極25と開放手段(絶縁部材)24との
間隔に応じて変化する。また、図12(b)に示すよう
に、A点における風量が大きい方が、低温低湿(同図に
L/Lで示す。)での白抜画像は良好になる。
【0090】図13(a)は、開閉部材24を閉じた状
態の断面図であり、図13(b)は、帯電装置7におい
て、開閉部材24を開放限度まで移動した状態の断面図
である。開閉部材24の先端部24aは、図13(b)
に示す移動領域T(例えば6mm程度)の間隔を、後述
する開放機構によって移動する。開閉部材24のこの上
下方向の移動により、シールドケース23内側の放電空
間の閉塞/開放が行われる。上下移動を行う開閉部材2
4の先端部24aの位置は、固定しているサイドプレー
ト23bの先端とほぼ同レベル位置であり、開放限度の
位置は鋸歯電極板21のレベルとほぼ同じである。開放
機構は、例えば、図14に示すようにラックとピニオン
を用いて構成することができる。
【0091】ここで、図14(c)は、帯電装置全体の
概略構成を示す斜視図であり、図14(a)は全体構成
を上方から見た平面図であり、図14(b)は図14
(c)の部分拡大図である。開放機構は、ラック部28
a、ピニオン部28b、シャフト部28c、および駆動
源から構成される。シャフト部28cは、感光体ドラム
11の主走査方向(図14(a)中の紙面の左右方向)
に沿って配置され、図示しない軸受により回転可能に支
持されている。駆動源は、シャフト28cを回転駆動す
るモータ28dであり、ピニオン部28bは、シャフト
の長手方向の両端に取り付けられている。ラック部28
aは、ピニオン部28bと噛合するように、サイドプレ
ート23cの外面に一体的に形成されている。
【0092】開閉部材24の両端面には凹溝24aが設
けられ、この凹溝24aがシールドケース23の両端の
折曲部と係合することにより、開閉部材24の上下移動
を確実かつ円滑にガイドするための案内部となる。な
お、ラック部28aをサイドプレート23の略両端部に
設けるようにすると、それぞれに均一に駆動力を掛ける
ことが可能となり、開閉部材の動作をより安定させるこ
とができる。
【0093】これは、ラック部28aとピニオン部28
bとが片側のみで噛合していると、開閉部材24が上下
移動する際に、両端部で傾いたり、捻じれたりする不具
合が発生するおそれがあるが、ラック部28aをサイド
プレート23の略両端部に設けるようにすると、このよ
うな不具合を回避することができるからである。
【0094】また、開閉部材24が待避移動(図中では
上下移動)する際に、移動距離が所定値を超える現象で
あるいわゆるオーバーランやラック部28aとピニオン
部28bとが解除されるなどの不具合を防止するため
に、開閉部材24を上側から垂下する弾性バネSP1お
よびSP2で支持するとともに、図示しないストッパ等
の制限手段を適宜設けるようになっている。開閉部材2
4を用いることで、コロナ風の上流側を開放することに
なるので、シールドケース23内におけるコロナ風の流
通をより効果的に行うことができる。
【0095】なお、開閉部材24の開放機構は上記の構
成に限定されるものではなく、例えば、偏心カムによっ
てサイドプレート23を待避移動させるようになってい
てもよい。
【0096】ここで、開閉部材24の待避移動は、その
先端部が、シールドケース内で固定されている鋸歯電極
板21の位置にほぼ揃った位置を待避移動の限度とする
ようになっている。つまり、最も開閉部材24が下がっ
た状態を初期位置とすると、開閉部材24は、その先端
部24aが放電電極の取付レベルとほぼ並んだ位置を待
避限度の位置としている。
【0097】この構成では、鋸歯電極板21を基準とし
た位置に対して、開閉部材24の先端部の突出量を変化
させることでシールドケース23を開放していることに
なる。そのためシールドケース23による鋸歯電極板2
1の保護効果を損なうことなしに、シールドケース23
を開放することができる。その結果、放電動作と有害物
質の排出動作との双方をさらに一層確実に行うことがで
きる。
【0098】画像形成装置1は、図15(a)および図
15(b)に示すように、開閉部材24におけるシール
ドケース23の開放度合いを変化させる制御、すなわ
ち、例えば上記モータ28dの制御を行う開放制御部7
0を備えているため、この開放制御部70による制御
で、開閉部材24の待避移動の度合いが制御される。
【0099】本発明では、上記開放手段の待避移動動作
は、画像形成装置における非画像形成期間中に行われる
ことが好ましい。例えば、感光体ドラム11の前回転時
や後回転時、あるいは連続画像形成処理における紙の搬
送期間などの非画像形成期間を利用して開放動作を実施
するので、画像形成装置1における画像形成処理に影響
を及ぼすことなく画像形成ステーション10等の装置内
部から有害物質を排出することができる。その結果、本
発明にかかる帯電装置を備えた画像形成装置1の稼働率
の低下を効率的に回避することができる。
【0100】上述のような制御により、各色の画像形成
ステーションごとに、開閉部材24の待避移動の度合い
を変化させることができる。例えば、図16に示すよう
に、排気ファン15から最も近い画像形成ステーション
10Yにおける開閉部材24の待避移動の度合いを小さ
く、排気ファン15から最も遠い画像形成ステーション
10BKにおける開放手段24の待避移動の度合いを大
きくすることにより、画像形成ステーションごとの排気
風量の均一化を図ることができる。
【0101】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、以下
の効果を奏することができる。
【0102】(1)例えば、用紙搬送方向に複数の画像
形成ステーションを並設したタンデム方式の画像形成装
置で、画像形成ステーションの主走査方向における略中
央に沿って排気ダクトを配置することから、画像形成ス
テーション内の主走査方向における装置前面側、中央、
および装置背面側の各位置と排気ファンとの距離の差を
減少させ、該排気ダクトに設けられた排気ファンによる
空気吸引作用を、画像形成ステーションの主走査方向の
全域において略均等にすることができる。
【0103】また、各画像形成ステーション内の排気フ
ァンにより生じる排気風量は均一であることが望まれる
ところ、吸引力均一化手段により、各画像形成ステーシ
ョンから排気ファンまでの排気経路における摩擦抵抗等
を調整し、各画像形成ステーションにおける排気ファン
による吸引力を均一化するため、各画像形成ステーショ
ン付近の排気風量の差を低減し、排気風量の差によって
生じる空気の流量を低減させ、画像形成ステーションに
おけるトナー飛散や帯電装置へのトナー浸入を防止する
ことができる。
【0104】(2)各画像形成ステーションの下流側に
配置される定着装置に接近するように、排気ファンを設
けることから、定着装置から放出される多量の熱を、該
排気ファンにより画像形成装置の外部へと効率的に排出
することができ、装置内部の温度の上昇を防止するとと
もに、該定着装置の冷却を有効に行うことができる。
【0105】(3)各画像形成ステーションの各シール
ド部材において各第2の開口部、すなわち各画像形成ス
テーション帯電装置近傍の空気を吸引する吸引部の開口
部の面積を、排気ファンからの距離が離れるにしたがっ
て大きくすることから、簡易な構成で容易に各画像形成
ステーションからの排気量の均一化を図ることができ
る。
【0106】つまり、帯電装置のシールド部材に設ける
開口部の面積が全ての画像形成ステーションについて同
一の場合には、排気ファンに近いほど排気路が短く、空
気摩擦抵抗であるダクト抵抗が小さくなるため、用紙搬
送方向下流側の画像形成ステーションは排気が促進され
る一方で、排気ファンから遠いほど排気路が長く、ダク
ト抵抗が大きくなるため、用紙搬送方向上流側の画像形
成ステーションは排気が促進され難くなるところ、前記
第2の開口部の面積を調整することにより、排気ファン
からの距離の差によって生じるダクト抵抗の差を調整し
排気風量の均一化を図ることができる。
【0107】(4)厚さまたは目の粗さ等の通気抵抗が
互いに異なる複数のフィルタを、各画像形成ステーショ
ンからの排気経路上に、排気ファンからの距離と該通気
抵抗とが反比例するように配置することにより、排気フ
ァンからの距離の差によって生じるダクト抵抗の差を低
減させ、各画像形成ステーションからの排気風量の均一
化を図ることができる。
【0108】(5)例えば、各画像形成ステーション内
の換気動作が、各画像形成ステーションの画像形成処理
状態と連動することから、つまり、各画像形成ステーシ
ョンの動作時にのみ、各画像形成ステーションに対して
排気ファンの吸引力が作用するようにダンパの開閉制御
等をするため、各画像形成ステーションにおいて、画像
形成処理が停止しているにも関わらず空気の流れが存在
するトナー飛散が発生し易い状態になるのを防止し、ト
ナー飛散を抑制することができる。
【0109】(6)帯電装置を構成するシールド部材
に、シールド部材の内側と外側とを連通する通気部を設
けたことから、該通気部を介してシールド部材外部に浮
遊する現像剤等の粒子を排気ファンの吸引力により吸引
部へと導き装置の外部へと排出するため、現像剤等の粒
子が帯電装置の電極や感光体等に付着することにより、
画像形成処理において不都合が生じることを防止するこ
とができる。
【0110】(7)各画像形成ステーションのシールド
部材において、シールド部材外部からの空気の流入量
が、排気ファンからの吸引力に影響を与えることになる
ところ、各画像形成ステーションごとにシールド部材に
おいて通気部が占める面積を調整することにより、前記
空気の流入量を均一化し、簡易な構成で容易に各画像形
成ステーションからの排気風量の均一化を図ることがで
きる。
【0111】さらには、シールド部材における通気部の
占める面積の調整を、それぞれの画像形成処理状態に対
応させることにより、上述と同様に、各画像形成ステー
ションにおいて、画像形成処理が停止しているにも関わ
らず空気の流れが存在してトナー飛散が発生し易い状態
になるのを防止し、トナー飛散を抑制することができ
る。
【0112】よって、設けられるすべての画像形成ステ
ーションの全域にわたって排気ファンからの吸引力の均
一化を図り、装置外部に排出すべき物質を効率よく排出
することが可能な画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置に適用される吸引部の構
成を示す図である。
【図3】本発明の画像形成装置に適用される帯電装置の
構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】本発明の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図10】本発明の画像形成装置の制御部の構成を示す
図である。
【図11】本発明の第4の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図12】通気部の大きさと画像形成状態との関係を示
すグラフである。
【図13】本発明の第4の実施形態に用いられるシール
ド部材の構成を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図15】本発明の第4の実施形態における制御部の構
成を示す図である。
【図16】本発明のサイドプレートの部分的開放の設定
例を示す図である。
【図17】従来の画像形成装置の構成を示す図である。
【符号の説明】 1−画像形成装置 2(2a、2b)−シールド部材 3−開口部 4−通気孔 5−グリッド電極 6−開口部 7−現像装置 10−画像形成ステーション 11−感光体ドラム 12(12a、12b)−シールド部材 13−転写ベルト 14−排気ダクト 15−排気ファン 16−定着装置 17−吸引部 50−フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嵩下 佳織 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 北川 高志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 山中 隆幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 徳山 満 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DE07 EE02 EF09 JA01 JA02 JA03 JA11 JB02 JB03 JB15 JB27 JB28 JB29 JC01 JC02 JC06 JC08 ZA07 2H030 AA06 AB02 AD02 AD04 AD17 BB02 BB23 BB42 2H200 FA13 FA15 GA12 GA23 GB25 HA12 HB04 HB06 HB11 HB26 HB29 JA02 JB06 JB13 JB17 LB21 LB27 LB29 LB35 LB37 LB39 MA06 MA12 MA20 MC20 PA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体、帯電装置、露光装置、現像装
    置、転写装置、および清掃装置をそれぞれ備えた電子写
    真方式の画像形成ステーションを用紙搬送方向に複数並
    設する画像形成装置において、 少なくとも一端に排気ファンを備えるとともに、前記各
    画像形成ステーションの主走査方向における略中央に対
    向する位置に、用紙搬送方向に沿って配置される排気ダ
    クトと、 該排気ダクトにおける該各画像形成ステーションに対応
    した位置にそれぞれ設けられる第1の開口部と、 該各第1の開口部と前記帯電装置近傍とを連通するとと
    もに、画像形成ステーション内の排出すべき物質を該排
    気ダクトに案内する吸引部と、 各画像形成ステーションの帯電装置近傍における、前記
    排気ファンによって生じる吸引力を均一化する吸引力均
    一化手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記排気ファンは、用紙搬送方向の下流側
    に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】前記帯電装置は、放電電極と該放電電極を
    覆うように設けられた、前記像担持体に対向するバック
    プレートと該バックプレートと直交して配置される少な
    くとも1つのサイドプレートとからなるシールド部材で
    構成されるとともに、各シールド部材は、前記吸引部に
    よって前記第1の開口部と連通される第2の開口部を有
    しており、 各シールド部材において該第2の開口部の占める面積
    が、前記排気ファンとの距離に比例して大きくなること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記吸引力均一化手段は、各画像形成ステ
    ーションから前記排気ダクトまでの間に配置され、その
    通気抵抗が該排気ファンからの距離に反比例する複数の
    フィルタであることを特徴とする請求項3に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】前記吸引力均一化手段は、前記シールド部
    材、および前記吸引部で構成される各画像形成ステーシ
    ョンから前記排気ダクトまでの間の所定の位置における
    断面積を画像形成処理状態および前記排気ファンからの
    距離に基づいて調整自在なダンパであることを特徴とす
    る請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記シールド部材は、前記バックプレート
    に直交する面に通気部を有することを特徴とする請求項
    3〜5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記吸引力均一化手段は、各画像形成ステ
    ーションごとに前記シールド部材における前記通気部が
    占める面積を、画像形成処理状態および前記排気ファン
    からの距離に基づいて調整することを特徴とする請求項
    6に記載の画像形成装置。
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