JP2006139219A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置内部が高密度化された構成において、熱のこもり易い装置奥側で作像ユニットを有効に冷却する。
【解決手段】 作像ユニット101a〜dの直上にあるフレーム105に排熱穴110a〜dを設け、排熱ダクト111及び集合ダクト115を介して排気ファン116により現像部での発熱を装置奥側で機外に排出する。排熱穴110は、定着装置109に近い作像ユニットほど、穴の面積を大きく設定している。これにより、定着装置に近い作像ユニットで多く排熱することができ、定着装置の影響を考慮した効率良い冷却を行なうことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、さらに詳しく言えば、現像部の熱を排出する技術に関するものである。
特開2004−205999号公報
近年、電子写真方式による画像形成装置においては、市場からの要求に伴いカラー複写機やカラープリンタなど、カラー画像を形成できるものが増えている。カラー画像形成装置には、1つの像担持体(感光体)の周りに複数の現像器を備える、いわゆる1ドラム型のものと、複数の作像ユニットを並設した、いわゆるタンデム型のものがある。
上記1ドラム型とタンデム型を比較すると、前者は像担持体が1つであるため小型化が容易でコストも低減できるという利点があるものの、1つの像担持体を用いて複数回(通常は4回)の画像形成によりフルカラー画像を作成するため、画像形成の高速化は困難であるという性質がある。一方、後者は、複数の作像ユニットを備えるため大型・高コストになりがちなものの、画像形成の高速化が容易であるという利点がある。最近は、フルカラー画像の形成においてもモノクロ装置並みのスピードが望まれることから、タンデム型の装置が注目されている。
また、近年は装置サイズの小型化の要求に伴い、装置内部の高密度化が進み、特に、複数の作像ユニットを有するタンデム型のカラー画像形成装置は部品密度が高く、装置内部からの排熱が非常に大きな課題となっている。作像ユニットにおける熱源としては、現像装置の現像剤の自己発熱がある。現像剤の自己発熱は、現像装置内部で攪拌される現像剤の摩擦によるものである。
現像部での発熱対策としては、現像装置自身に冷却構造を搭載したものが特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載のものは、現像剤規制部材の開口を介して流れ込む気流により冷却が可能であるというものである。
しかしながら、タンデム型のカラー画像形成装置においては、装置内部が高密度化されて排熱経路も少なく、作像ユニット(現像装置)の有効な冷却が困難である。特に、装置奥側では熱がこもり易く、有効な冷却ができないという問題があった。
本発明は、従来の画像形成装置における上述の問題を解決し、装置内部が高密度化された構成であっても作像ユニットを有効に冷却することのできる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、少なくとも像担持体と現像装置とを含み装置本体に脱着可能に設けられたプロセスカートリッジを複数備える画像形成装置において、前記各プロセスカートリッジの上部に排熱ダクトを設け、前記プロセスカートリッジを脱着する側と反対側に排気ファンを配置し、該排気ファンにより前記排熱ダクトを介して前記プロセスカートリッジからの熱気を機外に排出することにより解決される。
また、前記各プロセスカートリッジ上部の前記排熱ダクトを、前記プロセスカートリッジを脱着する側と反対側で共通の集合ダクトに接続し、該集合ダクトに配置した1つの排気ファンにより前記プロセスカートリッジからの熱気を機外に排出すると好ましい。
また、装置本体内の熱源に近い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトに熱気を導入させる排熱穴の大きさが、前記熱源から遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの前記排熱穴より大きくなっていると好ましい。
また、装置本体内の熱源に近い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積が、前記熱源から遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積より大きくなっていると好ましい。
また、前記熱源が定着装置であると好ましい。
また、前記1つの排気ファンから遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトに熱気を導入させる排熱穴の大きさが、前記1つの排気ファンからの距離が近いプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの前記排熱穴より大きくなっていると好ましい。
また、前記1つの排気ファンから遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積が、前記1つの排気ファンからの距離が近いプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積より大きくなっていると好ましい。
本発明の画像形成装置によれば、プロセスカートリッジを脱着する側と反対側に排気ファンを配置し、該排気ファンにより排熱ダクトを介してプロセスカートリッジからの熱気を機外に排出するので、熱のこもり易い側で効率良く排熱することができ、プロセスカートリッジ特に現像部を有効に冷却することができる。
請求項2の構成により、1つの排気ファンにより部品点数及び部品コストを抑え、低コスト省スペースで効率的にプロセスカートリッジの冷却を行なうことができる。
請求項3及び請求項4の構成により、熱源に近い位置に配置されたプロセスカートリッジからより多く排熱することができ、効率の良いプロセスカートリッジ冷却を行なうことができる。
請求項5の構成により、定着装置近傍のプロセスカートリッジを効率良く冷却することができる。
請求項6及び請求項7の構成により、共通の排気ファンからの距離が遠いプロセスカートリッジで効率的に排熱することができ、各プロセスカートリッジにおける冷却を均等に行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるカラープリンタの概略を示す断面構成図である。本例のカラープリンタは間接転写方式によるもので、給紙バンク(給紙部)200の上に装置本体100を搭載している。
本例の画像形成装置は4色分の作像ユニット101を備えるタンデム型のフルカラープリンタであり、装置本体100のほぼ中央に配設した中間転写ベルト102の上部走行辺に沿って4つの作像ユニット101a〜dを並設している。各作像ユニット101は、従来周知の電子写真方式によるもので、像担持体としての感光体ドラムの周囲に帯電手段や現像器、クリーニング手段等を備えている。各作像ユニット101の構成は同一であるが、扱う色剤としてのトナーの色が異なっている。本例では、作像ユニット101a〜dを例えばシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックとしているが、色順はこの例に限定されるものではない。
各作像ユニット101のすぐ上に位置して光書き込み装置103が設けられている。この光書き込み装置103は、レーザ等の光源やポリゴンミラー、あるいは光路変更用ミラー等を有しており、埃等による影響を防ぐために構成部品がハウジングケース104内に収納されている。
装置本体100の下部に配置された給紙部200は、本例では2段の給紙カセット201,202を備えており、転写紙やOHPシート等の記録媒体を装置本体に向けて給送する。
上記のように構成された本例のカラープリンタにおける画像形成動作について簡単に説明する。
作像ユニット101の感光体ドラムの表面が帯電手段によって所定の電位に均一に帯電される。露光装置103においては、パソコン等のホストマシーンより送られた画像データに基づいて図示しないLD(レーザダイオード)を駆動してレーザ光をポリゴンミラーに照射し、シリンダーレンズ等を介して反射光を感光体ドラム上に導き、感光体ドラム上に各色トナーで現像すべき静電潜像を形成する。この潜像に現像装置の現像ロール(図2参照)からトナーが付与され、トナー象として可視化される。
パソコン等のホストマシーンより送られた画像情報を処理した各色毎の画像信号に基づいて変調されたレーザ光が光書き込み装置103より各作像ユニット101a〜dの感光体ドラムに照射され、感光体上に各色に対応した静電潜像が形成される。各作像ユニットにおいて感光体上の静電潜像に各色トナーが付与されて可視像である各色トナー像が形成される。そして、図中時計回りに回動する中間転写ベルト102上に、各作像ユニット101a〜dから各色トナー像が重ね転写(一次転写)され、中間転写ベルト102上にフルカラー画像が担持される。
一方、給紙部200の給紙カセット201または202から記録媒体が装置本体100に向けて給送され、中間転写ベルト102上に担持されたトナー像とタイミングを合わせて、レジストローラ107により二次転写部に向けて送出される。二次転写部においてトナー像が転写された記録媒体は、転写搬送ベルト108により搬送され定着装置109に送られる。定着装置109においてトナー像の定着が行われた記録媒体は、機外に排出されてトレイ117上にスタックされる。ここではフルカラー画像を形成する場合について説明したが、もちろんモノクロ画像の形成も可能である。その場合は、画像形成を行なう作像ユニット101として、ブラック色のユニットのみ使用すれば良い。
図2は、本例のカラープリンタにおける作像ユニット101の冷却機構を説明するための斜視図である。また、図3は、装置奥側から見た作像ユニット部の詳細を示す部分斜視図である。作像ユニット101は像担持体としての感光体ドラム1や現像器および電子写真プロセスに必要な他の機器を備え、プロセスカートリッジとして装置本体の前面側に脱着可能に構成されている。なお、図には、現像器を表すものとして現像ロール2を図示している。
図中の符号105は、光書き込み装置103を搭載するためのユニットフレームである。各作像ユニット101はそのユニットフレーム105の直下に並置されている。装置小型化のために、作像ユニット101とユニットフレーム105の間隔は殆ど無い(当接しない程度の隙間がある)。また、装置幅方向においても、隣のユニット同士の間隔は僅か数mm程度であり、作像ユニット(現像部)で発生した熱が装置内、特に装置奥側にこもり易い。
そこで、本実施の形態においては、各作像ユニット101の現像器上部に対応するユニットフレーム105に、熱気を抜くための排熱穴110(図3)を設けている。なお、ここでは作像ユニット101を四角い箱状に模式的に図示しているが、必ずしも作像ユニット101は感光体ドラムや現像器等をケースに収めたものである必要は無く、感光体の周囲に電子写真プロセスに必要な各機器を配置したもの(各機器が露出したもの)で構わない。また、図で示すように各機器をプロセスケース(形状は任意である)に納めても構わない。ケースに収めた作像ユニットの場合は、そのケースの現像器上部に対応する部分に排熱用の穴を設ければよい。
上記排熱穴110は、作像ユニットの現像器の軸(現像ロール2の軸)方向に延びるもので、光書き込み装置103からの書き込み光を感光体に導くためにユニットフレーム105に開けられた穴(書込み孔)120と平行に装置前後方向に延設されている。
そして、排熱穴110を覆う排熱ダクト111がユニットフレーム105の上面に取り付けられている。排熱ダクト111は、底面及び装置奥側の側面が開放され、残りの4面が閉鎖された箱蓋形状をしており、排熱穴110を通って上がってきた作像ユニット101の熱気を装置奥側に設けた排気ファン113により排出する。なお、排熱ダクト111と排気ファン113は、連絡ダクト112により接続されている。また、排気ファン113はモータ114により回転駆動される。本例では、各排気ファン113を個別のモータ114により駆動している。
図2に示すように、排気ファン113を設けた位置は、作像ユニットを脱着する側と反対側、すなわち、脱着のために開放された側ではなく、反対側(装置奥側)の閉じられた空間で熱のこもり易い側に配置している。そのため、熱のこもり易い側でより多く熱を排気することができ、現像器を効率よく冷却することができる。なお、本例の場合、作像ユニット101で発生する熱は、主に、現像部での自己発熱(現像器内にてトナーの摩擦により発生する熱)である。
図示例では、二次転写装置を転写搬送ベルト108として構成しているが、転写ロール等任意の構成の転写手段を採用可能である。その場合は、二次転写部と定着装置109間を別途搬送ベルトで連絡してやればよい。なお、図2には、記録媒体としての転写紙Pが、二次転写部から定着装置へ搬送され、定着後に排出される様子が図示されている。図2における符号106は、感光体ドラム1を駆動するモータである。また、符号118は、転写搬送ベルト108(の駆動ローラ)を駆動するモータである。
図4は、冷却機構の第2実施例を採用した作像部を示す斜視図である。図2の第1実施例と異なる点は、各排熱ダクト111を装置奥側で集合ダクト115に接続して合流させ、1つの排気ファン116により熱気を排出する構成である。他の構成は第1実施例と同様である。
本第2実施例においても、熱のこもり易い装置奥側に集合ダクト115を設け、装置奥側で排気を行うため、熱のこもり易い側でより多く熱を排気することができ、現像器を効率よく冷却することができる。なお、第1実施例の場合より通風抵抗が増すため、排気ファン116としては静圧の高いシロッコファンを用いるのが望ましい。本例では、共通の1つの排気ファン116により熱気を排出するので、低コストにもかかわらず効率的に現像部の冷却を行うことができる。
図5は、冷却機構の第3実施例を採用した作像部を示す斜視図である。図4の第2実施例と異なる点は、定着装置に近い作像ユニットの排熱穴を定着装置から遠い作像ユニットの排熱穴より大きくしたことである。他の構成は第2実施例と同様である。
本第3実施例では、作像ユニット101a〜dに対応して設けた排熱穴110a〜dの面積は各作像ユニット毎に異なっており、a>b>c>dの関係に設定されている。すなわち、各作像ユニットはユニット内の現像器の自己発熱のほかに、定着装置109に近い作像ユニットほど定着装置の熱の影響を大きく受けることになるため、定着装置109に近い作像ユニットほど排熱穴110の面積を大きく(幅:wを広く)したものである。これにより、定着装置に近い作像ユニットで多く排熱することができ、定着装置の影響を考慮した効率良い冷却を行なうことができる。なお、排熱ダクト111の大きさは、各作像ユニットとも同じである。
各排熱穴110a〜dの面積設定は一例であり、適宜変更することが可能である。例えば、定着装置109から遠い2つの作像ユニットの排熱穴(110c、d)の面積を同じにし、定着装置109に近い2つの作像ユニットの排熱穴(110a,b)の面積をそれより(110c,dより)大きく(a=b>c=d)しても良い。
図6は、冷却機構の第4実施例を採用した作像部を示す斜視図である。図4の第2実施例と異なる点は、定着装置に近い作像ユニットの排熱ダクトを定着装置から遠い作像ユニットの排熱ダクトより大きくしたことである。他の構成は第2実施例と同様である。
本第4実施例では、作像ユニット101a〜dに対応して設けた排熱穴110を覆う排熱ダクト111a〜dの大きさは各作像ユニット毎に異なっており、a>b>c>dの関係に設定されている。すなわち、各作像ユニットはユニット内の現像器の自己発熱のほかに、定着装置109に近い作像ユニットほど定着装置の熱の影響を大きく受けることになるため、定着装置109に近い作像ユニットほど排熱ダクト111を大きく(高さ:hを大きく)して断面積を大きくしたものである。これにより、定着装置に近い作像ユニットで多く排熱することができ、定着装置の影響を考慮した効率良い冷却を行なうことができる。なお、排熱穴110の大きさは、各作像ユニットで同じにしても良いし、第3実施例と同様に、定着装置に近い作像ユニットの排熱穴を定着装置から遠い作像ユニットの排熱穴より大きくしても良い。
また、各排熱ダクト111a〜dの大きさの設定は一例であり、適宜変更することが可能である。例えば、定着装置109から遠い2つの作像ユニットの排熱ダクト(111c、d)の断面積を同じにし、定着装置109に近い2つの作像ユニットの排熱ダクト(111a,b)の断面積をそれより(111c,dより)大きく(a=b>c=d)しても良い。
図7は、冷却機構の第5実施例を採用した作像部を示す斜視図である。図4の第2実施例と異なる点は、排気ファンから遠い作像ユニットの排熱穴を排気ファンに近い作像ユニットの排熱穴より大きくしたことである。他の構成は第2実施例と同様である。
本第5実施例では、作像ユニット101a〜dに対応して設けた排熱穴110a〜dの面積は各作像ユニット毎に異なっており、a<b<c<dの関係に設定されている。すなわち、排気ファン116から遠くなるにしたがい流路の通風抵抗も大きくなるため、排気ファン116から遠い作像ユニットほど排熱穴110の面積を大きく(幅:wを広く)したものである。これにより、各作像ユニットにおける冷却を均等に行なうことができる。なお、排熱ダクト111の大きさは、各作像ユニットで同じである。
各排熱穴110a〜dの面積設定は一例であり、適宜変更することが可能である。例えば、排気ファン116から遠い2つの作像ユニットの排熱穴(110c、d)の面積を同じにし、排気ファン116に近い2つの作像ユニットの排熱穴(110a,b)の面積をそれより(110c,dより)小さく(a=b<c=d)しても良い。
図8は、冷却機構の第6実施例を採用した作像部を示す斜視図である。図4の第2実施例と異なる点は、排気ファンから遠い作像ユニットの排熱ダクトを排気ファンに近い作像ユニットの排熱ダクトより大きくしたことである。他の構成は第2実施例と同様である。
本第6実施例では、作像ユニット101a〜dに対応して設けた排熱穴110を覆う排熱ダクト111a〜dの大きさは各作像ユニット毎に異なっており、a<b<c<dの関係に設定されている。すなわち、排気ファン116から遠くなるにしたがい流路の通風抵抗も大きくなるため、排気ファン116から遠い作像ユニットほど排熱ダクト111を大きく(高さ:hを大きく)して断面積を大きくしたものである。これにより、各作像ユニットにおける冷却を均等に行なうことができる。なお、排熱穴110の大きさは、各作像ユニットで同じにしても良いし、第5実施例と同様に、排気ファン116から遠い作像ユニットの排熱穴を排気ファン116に近い作像ユニットの排熱穴より大きくしても良い。
また、各排熱ダクト111a〜dの大きさの設定は一例であり、適宜変更することが可能である。例えば、排気ファン116から遠い2つの作像ユニットの排熱ダクト(111c、d)の断面積を同じにし、排気ファン116に近い2つの作像ユニットの排熱ダクト(111a,b)の断面積をそれより(111c,dより)小さく(a=b<c=d)しても良い。
図9は、本発明の第2実施形態の画像形成装置であるカラープリンタの概略を示す断面構成図である。本例のカラープリンタは、直接転写方式によるタンデム型のフルカラープリンタであり、給紙部200から給送し転写搬送ベルト128により搬送される記録媒体上に、各作像ユニット101a〜dから直接に、各色トナー象を順次重ね転写してフルカラー画像を形成するものである。
本第2実施形態においても、各作像ユニット101で発生する、特に現像器における自己発熱した熱を排気するため、作像ユニットの冷却機構を各作像ユニット101ごとに設けている。その作像ユニットの冷却機構としては、上記第1実施形態において図2〜8で説明した第1〜第6実施例の構成を採用可能であり、重複する説明を省略する。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図5,6の各実施例において、図2の実施例のように、各排熱ダクトに個別の排気ファンを用いることもできる。また、排熱ダクトの形状や引き回し等は適宜設定することができる。また、排気ファンの設置位置や個数等も任意である。作像ユニットの数も4つに限らず、さらに作像ユニットの構成も任意である。画像形成装置としては複写機に限らず、ファクシミリやプリンタであっても良いし、複数の機能を備えた複合機でも良い。
本発明に係る画像形成装置の一例であるカラープリンタの概略を示す断面構成図である。 そのプリンタにおける作像ユニットの冷却機構を説明するための部分斜視図である。 装置奥側から見た作像ユニット部の詳細を示す部分斜視図である。 冷却機構の第2実施例を採用した作像部を示す斜視図である。 冷却機構の第3実施例を採用した作像部を示す斜視図である。 冷却機構の第4実施例を採用した作像部を示す斜視図である。 冷却機構の第5実施例を採用した作像部を示す斜視図である。 冷却機構の第6実施例を採用した作像部を示す斜視図である。 直接転写方式による第2実施形態のカラープリンタの概略を示す断面構成図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
2 現像ロール
101 作像ユニット
102 中間転写ベルト
103 光書き込み装置
109 定着装置
110 排熱穴
111 排熱ダクト
113 排気ファン
115 集合ダクト
116 排気ファン

Claims (7)

  1. 少なくとも像担持体と現像装置とを含み装置本体に脱着可能に設けられたプロセスカートリッジを複数備える画像形成装置において、
    前記各プロセスカートリッジの上部に排熱ダクトを設け、前記プロセスカートリッジを脱着する側と反対側に排気ファンを配置し、該排気ファンにより前記排熱ダクトを介して前記プロセスカートリッジからの熱気を機外に排出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記各プロセスカートリッジ上部の前記排熱ダクトを、前記プロセスカートリッジを脱着する側と反対側で共通の集合ダクトに接続し、該集合ダクトに配置した1つの排気ファンにより前記プロセスカートリッジからの熱気を機外に排出することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 装置本体内の熱源に近い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトに熱気を導入させる排熱穴の大きさが、前記熱源から遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの前記排熱穴より大きくなっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 装置本体内の熱源に近い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積が、前記熱源から遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積より大きくなっていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記熱源が定着装置であることを特徴とする、請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記1つの排気ファンから遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトに熱気を導入させる排熱穴の大きさが、前記1つの排気ファンからの距離が近いプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの前記排熱穴より大きくなっていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記1つの排気ファンから遠い位置に配置されたプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積が、前記1つの排気ファンからの距離が近いプロセスカートリッジに対応する前記排熱ダクトの断面積より大きくなっていることを特徴とする、請求項2又は6に記載の画像形成装置。
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