JPH05158292A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05158292A
JPH05158292A JP3350132A JP35013291A JPH05158292A JP H05158292 A JPH05158292 A JP H05158292A JP 3350132 A JP3350132 A JP 3350132A JP 35013291 A JP35013291 A JP 35013291A JP H05158292 A JPH05158292 A JP H05158292A
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JP
Japan
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toner
station
image
developing
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JP3350132A
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Inventor
Ikuo Kuribayashi
栗林  郁夫
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体と一次帯電器等の画像形成手段とか
らなる画像形成ステーションを複数個持つ画像形成装置
において、各ステーションの現像器等からのトナー飛散
を抑制して、転写材担持部材上への飛散トナーの落下に
よる転写材の裏汚れや転写不良の発生等を防止すること
を目的とする。 【構成】 画像形成ステーションPaの感光ドラム1
Y、一次帯電器2Y、走光学装置3Y、現像器4Y及び
クリーナ5Yを下端開放のフードFaで覆うというよう
にして各ステーションPa〜Pdをユニット化し、その
フードFa〜Fdの各々に吸排気手段を設けて、各ユニ
ット内の吸排気を独立に制御可能にした。 【効果】 画像形成を行なっていないステーションの吸
排気を減少又は停止することにより、そのステーション
での現像器等からのトナー飛散を抑制できるので、目的
が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスによ
る複写機やプリンター等の画像形成装置に関し、特に複
数の画像形成ステーションを備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスによる複写機やプリン
ター等の画像形成装置は、像担持体としてドラム状の感
光体からなる感光ドラムを用い、その周囲に各種画像形
成手段や転写手段等を配置してなっている。
【0003】電子写真複写機では、例えば図5に示すよ
うに、感光ドラム1の周囲に、画像形成手段としての一
次帯電器2、露光手段3、現像器4及びクリーナ5を備
えており、感光ドラム1の表面を一次帯電器2で均一な
電位に帯電し、感光ドラム1上に画像露光手段3で露光
することにより静電潜像を形成し、その潜像を現像器4
で現像して、現像剤のトナーを付着することにより潜像
をトナー像として可視化している。そしてそのトナー像
を転写手段構成する転写帯電器6及び転写ベルト6aと
で転写材P上に転写して、転写材P上に画像を得てい
る。感光ドラム1はトナー像の転写が終了すると、その
上の残留トナーをクリーナ5で除去して次の画像形成に
備えられる。
【0004】4ドラム方式のカラー複写機では、上記の
感光ドラム1並びに一次帯電器2、画像露光手段3、現
像器4及びクリーナ5からなる画像形成手段を、図1に
示すように4個持ち、4個の画像形成ステーションが形
成されている。そしてこの4個の画像形成ステーション
の下方に、転写手段の一部を構成する転写ベルト6aが
共通に1個配置された構成を有している。
【0005】上記の4ドラム方式のカラー複写機の内部
では、主に機内温度の上昇を抑えるために、各種ファン
を用いて強制的に空気を循環している。この循環による
空気の流れは、一次帯電器2で発生して感光ドラム1上
の均一な帯電を乱すNOxやO3 等を複写機外へ排出し
たり、現像器から飛散する現像剤のトナーを捕集したり
するためにも用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
複写機内の空気流は、逆に現像器回りの空気を乱し、現
像器4からのトナーの飛散が増加してしまうという問題
があった。例えば現像器4に比較的近い位置にある一次
帯電器2への空気の流れが余り大きいと、その空気が感
光ドラム1に沿って現像器4の周辺に流れ込み、現像器
4からのトナー飛散を引き起こすという事実が観測され
ている。
【0007】特に4ドラム方式のカラー複写機の場合に
は、4個の画像形成ステーションを備えているため、各
ステーションの現像器4からのトナー飛散があるとその
影響は大きく、飛散したトナーの転写ベルト6a上への
落下により、転写材Pの裏汚れや転写不良を引き起こす
という問題が生じていた。
【0008】本発明の目的は、上述の現状に鑑み、像担
持体と一次帯電器等の画像形成手段とからなる画像形成
ステーションを複数個持つ画像形成装置において、各画
像形成ステーションの現像器等からのトナー飛散を抑制
して、転写材担持部材上への飛散トナーの落下による転
写材の裏汚れや転写不良の発生、更には画像形成装置内
のトナー汚れを防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、像
担持体と該像担持体に対して設けられた画像形成手段と
からなる画像形成ステーションを複数個備えた画像形成
装置に置いて、前記画像形成ステーションの各々をユニ
ット化し、それぞれのユニット内の吸排気を独立に制御
可能としたことを特徴とする画像形成装置である。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。本実施例は4ドラム方式のカラー複写機に適用
した場合について示す。4ドラム方式のカラー複写機
は、カラー画像形成を高速化するために、感光ドラムと
その画像形成手段からなる画像形成ステーションを4個
持ち、4個の画像形成ステーションの下方に転写手段を
構成する共通の転写ベルトを配置したものである。
【0011】更に説明すると、図1に示すように、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各画像形成ステー
ションPa、Pb、Pc、Pd毎に、像担持体の感光ド
ラム1Y、1M、1C、1Bがあり、その周囲にそれぞ
れ帯電手段としての帯電器2Y、2M、2C、2B、光
走査手段としての走光学装置3Y、3M、3C、3B、
現像手段としての現像器4Y、4M、4C、4B、クリ
ーニング手段としてのクリーナ5Y、5M、5C、5B
からなる画像形成手段が配置されている。
【0012】各画像形成ステーションPa、Pb、P
c、Pdの下方を貫く態様で転写材担持部材として無端
の誘電体ベルト等からなる転写ベルト6aが設置され、
該転写ベルト6aは、その内側に各感光ドラム1Y、1
M、1C、1Bと対向するように配置された転写帯電器
6Y、6M、6C、6Bと共に、各画像形成ステーショ
ンPa、Pb、Pc、Pdの画像転写部を構成してい
る。
【0013】各画像形成ステーションPa〜Pdでは、
帯電手段2Y〜2Bで感光ドラム1Y〜1Bの表面を均
一な電位に帯電し、感光ドラム1Y〜1B上に走光学装
置3Y、3M、3C、3Bで露光することによりイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック色の静電潜像を形成
し、その潜像を現像器4Y、4M、4C、4Bで現像し
てイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像と
して可視化する。各画像形成ステーションPa〜Pdの
画像転写部へは、給紙カセット7から給紙された転写材
Pが転写ベルト6a上に担持して搬送され、それぞれの
帯電器6Y〜6Bで転写ベルト6aの裏面から転写電界
を付与することにより、感光ドラム1Y〜1B上に形成
されたトナー像が転写材P上に順次重ねて転写される。
【0014】このようにしてイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのトナー像を重ね合わせて転写された転写
材Pは、転写ベルト6aの転写材搬送方向下流端で分離
帯電器8により転写ベルト6a上から分離され、次いで
定着器9でトナー像の混色と転写材Pへの定着を行なわ
れてフルカラーの永久像とされた後、複写機の外に排出
される。
【0015】さて、従来であると、上記のような4ドラ
ム方式のカラー複写機では単色の複写モード時に、画像
形成を行なっていない画像形成ステーションでも、画像
形成を行なっているステーションと同様に空気流の吸排
気が行なわれており、この空気流が画像形成を行なって
いないステーションからのトナー飛散を引き起こす結果
になっていた。
【0016】そこで本発明では、各画像形成ステーショ
ンPa、Pb、Pc、Pdのそれぞれをユニット化し
て、各ユニット内の空気の吸排気を独立に制御できるよ
うにした。本実施例によれば、それぞれ感光ドラム1
Y、一次帯電器2Y、走光学装置3Y、現像器4Y及び
クリーナ5Yを下端開放のフードFaで、感光ドラム1
M、一次帯電器2M、走光学装置3M、現像器4M及び
クリーナ5Mを下端開放のフードFbで、感光ドラム1
C、一次帯電器2C、走光学装置3C、現像器4C及び
クリーナ5Cを下端開放のフードFcで、感光ドラム1
B、一次帯電器2B、走光学装置3B、現像器4B及び
クリーナ5Bを下端開放のフードFdで覆うことによ
り、各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdが
それぞれユニット化されている。そしてそれぞれのユニ
ット内の空気の吸排気を独立に制御可能にするために、
各フードFa〜Fdに図示しない吸排気手段が設置され
ている。これにより単色複写モード時に、画像形成を行
なっているステーション以外のステーションではユニッ
ト内の吸排気を減少又は停止させるようにした。例えば
シアンの画像形成ステーションPcのみ画像形成を行な
っている場合には、画像形成を行なっていないイエロ
ー、マゼンタ、ブラックの画像形成ステーションPa、
Pb、Pdでユニット内の吸排気を減少又は停止させる
ことである。
【0017】即ち、単色複写モード時には、1つのステ
ーションのみ画像形成が行なわれるので、他の3つの画
像形成を行なっていないステーションからは本来トナー
飛散は余り多くないので、その非画像形成ステーション
のユニット内の吸排気を減少又は停止させることができ
る。更に非画像形成ステーションでは、一次帯電器等に
印加する電流を減少又は停止させることもでき、この場
合には非画像形成ステーションではO3 、NOxの量も
大幅に減少する。
【0018】本発明では、以上のように、各ユニット内
の吸排気を独立に変化させるように構成し、画像形成を
行なっているステーションは吸排気を強め、画像形成を
行なっていないステーションでは吸排気量を弱めるか停
止させることにより、効率よく吸排気を行なえるように
なり、且つ各ステーションの現像器からのトナー飛散を
減少させることができる。
【0019】実施例2 本発明の画像形成装置の他の実施例について説明する。
本実施例は、図1の画像形成装置において、各画像形成
ステーションのユニット内の吸排気の動作を連動させた
ことが特徴である。図2は、本実施例適用時の画像形成
装置の各画像形成ステーションの画像形成動作及び転写
ベルト動作のタイミングの一例を示すタイミングチャー
トである。図3は、本実施例における各画像形成ステー
ションの吸排気の動作タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【0020】図2のタイミングチャートから明らかなよ
うに、給紙カセット7から給紙された転写材Pが転写ベ
ルト6aによって搬送開始され、続いて第1番目のイエ
ローの画像形成ステーションPaで画像形成動作が開始
される。次いで得られたイエロートナー像が搬送された
来た転写材P上に転写され、転写材Pはそのまま第2番
目のマゼンタの画像形成ステーションPbへ搬送され
る。これと同時にマゼンタのステーションPaで画像形
成動作が開始され、得られたマゼンタトナー像が搬送さ
れた来た転写材P上に転写される。
【0021】以下同様にして、第3番目、第4番目のシ
アン、ブラックの画像形成ステーションPc、Pdでの
画像形成及び得られたシアントナー像、ブラックトナー
像の転写材P上への転写が行なわれ、転写材P上にイエ
ロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー像
を重ね合わされれた多色画像が得られる。
【0022】各画像形成ステーションの耐久性を向上さ
せ、更にトナーの複写機内飛散を少なくするために、画
像形成を行なっていないステーションは、図3に示すよ
うに動作を停止することが良く、各ステーション間には
動作タイミングの時間的なずれを生じる。
【0023】本実施例では、上記のような4ドラム方式
のカラー複写機において、各色の画像形成ステーション
の動作時に、各色のステーションのユニット内の吸排気
を連動させて制御するようにしたことが特徴であり、そ
の結果、動作が停止しているステーションからのトナー
飛散を抑えることができる。つまり、動作が停止してい
る画像形成ステーションに空気の流れが存在するとかえ
ってトナー飛散の原因となるが、本発明では、各ステー
ションのユニット内の空気は外部の空気の流れに影響を
受けないように構成されており、更に動作が停止してい
るステーションのユニット内の空気の流れを完全に停止
させ、該ステーションからのトナー飛散を抑えることが
できる。
【0024】図2及び図3に基づき更に具体的に説明す
ると、例えばイエローの画像形成ステーションが画像形
成を開始したとき、同時にイエローの画像形成ステーシ
ョンのユニット内の吸排気が開始する。この時点では、
まだ他の画像形成ステーションのユニット内の吸排気は
停止しているが、マゼンタの画像形成ステーションが画
像形成を開始すると同時に、該マゼンタのステーション
のユニット内の吸排気が開始され、更にイエローの画像
形成が終了すると同時に又はある一定の時間後に該イエ
ローのステーションのユニット内の吸排気を停止させ
る。マゼンタ、シアン、ブラックについても同様とされ
る。
【0025】このように各色の画像形成ステーションの
ユニット内の吸排気をそれぞれの画像形成動作に連動さ
せ、画像形成動作が停止しているステーションのユニッ
ト内の吸排気を停止させることにより、該ステーション
のユニット内の空気の流れを完全に停止させ、該ステー
ションからのトナーの飛散を抑えることが可能となる。
【0026】実施例3 本発明の画像形成装置の更に他の実施例について説明す
る。本実施例では、画像形成装置の各画像形成ステーシ
ョンに、図4に示すような二成分現像剤を使用する現像
装置を用いている。本実施例においても、先の実施例の
ときと同様、現像装置を含む画像形成手段及び感光ドラ
ムは各画像形成ステーション毎にユニット化され、各ス
テーション毎にユニット内の吸排気を独立に制御できる
ようになっている。
【0027】上記の現像装置の現像容器10内には、ポ
リエステル系樹脂を主成分とする非磁性トナー11と磁
性粒子(キャリア)12とからなる二成分現像剤13が
収容されており、この現像剤13は撹拌ローラ14、1
5で撹拌されながら現像スリーブ16に供給される。現
像スリーブ16は回転自在に軸支され、矢印A方向に回
転する感光ドラム1に対して図示しない駆動手段により
矢印B方向に回転される。現像剤13は、この現像スリ
ーブ16上に担持されて感光ドラム1と対向した現像領
域Eへと搬送され、そこで現像剤13中からトナー11
が感光ドラム1上の静電潜像に向けて飛翔、付着して、
静電潜像を現像してトナー像として可視化する。
【0028】上記の現像スリーブ16内には、現像スリ
ーブ16上に現像剤13を担持して搬送させるための固
定磁石19が設置され、又現像スリーブ16の上側に
は、現像スリーブ16上に担持した現像剤13の量を規
制する規制ブレード18が設置されている。上記の磁石
19の磁極N1 は規制用磁極、S1 は搬送用磁極、N2
は現像用磁極、S2 、S3 は現像剤剥ぎ取り用磁極であ
る。
【0029】現像容器10内の二成分現像剤13中のト
ナー11の濃度は、トナー濃度センサー17により検出
して一定値になるように制御されている。即ちトナー濃
度センサー17の検知出力の結果から現像剤13の現在
のトナー濃度が小さいと判断された場合、現在のトナー
濃度と設定されたトナー濃度の差からトナー補給量を計
算して、図示しないトナー補給路から現像容器10内へ
トナー11を必要量供給し、供給されたトナー11を現
像剤13と撹拌ローラ14、15で撹拌することによっ
て、現像剤13のトナー濃度が一定値に制御される。
【0030】しかしながら、以上のトナー濃度制御法を
用いても、現像剤13のキャリア12に対するトナー1
1の比であるT/C比を正確に一定にすることは難し
く、T/C比には常に多少の変動が存在する。特に現像
容器10内の現像剤13の容量が極端に少ない場合や、
一度に多量の現像を行なうような場合には、上記の図示
しないトナー補給路からの現像容器10内へのトナー1
1の補給が間に合わず、T/C比の変動が非常に大きく
なることがある。T/C比が小さくなると、現像スリー
ブ16上のトナー11の量が減るので、現像容器10か
らのトナー飛散が減少し、逆にT/C比が大きくなる
と、現像スリーブ16上のトナー11の量が増すので、
現像容器10からのトナー飛散が増加する。
【0031】そこで本実施例では、単に画像形成ステー
ション毎にユニット内の吸排気を独立に行なえるように
するだけでなく、現像容器10回りの空気の流れを可変
にして飛散トナーを吸収できるようにしておき、現像剤
13のT/C比を検出してその値の変動に応じ、例えば
T/C比が小さいときは現像容器10からのトナー飛散
量が減ると判断して、現像容器10回りの空気流の吸引
を弱め、逆にT/C比が大きいときは現像容器10から
のトナー飛散量が増すと判断して、現像容器10回りの
空気流の吸引を強めるようにした。これにより各画像形
成ステーションにおいて、現像容器10から飛散したト
ナーを効率よく回収して、トナーが画像形成装置内に飛
散するのを防止することができる。
【0032】実施例4 上記の実施例では、現像容器10内現像剤13のT/C
比を検出し、その結果により現像容器10からのトナー
飛散量を判断して、それに応じて現像容器10回りの空
気流の吸引を変化させたが、現像剤13のT/C比が同
じでも現像容器10回りの環境、例えば温度や湿度が変
化すると現像容器10からのトナー飛散量が変化する。
【0033】そこで本実施例の画像形成装置では、先の
図4に示した現像装置において、現像容器10内に温度
や湿度の検知センサー20設置して、トナー飛散の影響
因子として現像容器10内の温度や湿度を検出し、その
検出結果から現像容器10からのトナー飛散量を求め、
飛散トナー量に応じて現像容器10回りの空気流の吸引
を変化させ、飛散トナーを吸引、吸収するようにしたこ
とが特徴である。例えば現像容器10内の湿度が高い場
合、現像剤13の摩擦帯電電荷量が低下するため、現像
容器10からのトナー飛散量が大きくなる。よって湿度
が高くなるにつれて飛散トナーを吸引、吸収するための
現像容器10回りの空気の吸排気量を増加させるのであ
る。
【0034】本実施例によれば、画像形成装置が置かれ
ている環境の変化等にも対応して、各画像形成ステーシ
ョンで現像容器10からの飛散トナーを効率よく吸収し
て、トナーが画像形成装置内に飛散するのを防止でき
る。特に図1に示した4ドラム方式のカラー複写機の場
合、例えば定着器8に最も近いブラックの画像形成ステ
ーションPdでは、定着器8からの熱と転写材Pから発
する水蒸気とで、他の画像形成ステーションよりも高
温、高湿になっていることがあり、この他にも複写機の
設置されている具体的状況により、各色の画像形成ステ
ーションの環境が異なることがあるので、このような場
合に本実施例は特に有効である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、複数の画像形成ステーションの各々をユニッ
ト化し、それぞれのステーションのユニット内の吸排気
をユニット外の空気流の影響を受けることなく独立に制
御できるようにしたので、各ステーションの動作、環境
が変化しても、これに応じて各ステーションの吸排気を
制御することにより、各ステーションからのトナー飛散
を大幅に減少することができる。従って飛散したトナー
が転写材担持部材上へ落下して、転写材の裏汚れや転写
不良を発生したり、更には画像形成装置内のトナー汚れ
を発生したりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】本発明の画像形成装置の他の実施例における各
画像形成ステーションの画像形成動作等を示すタイミン
グチャートである。
【図3】同じく各画像形成ステーションのユニット内の
吸排気動作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の画像形成装置の更に他の実施例におけ
る現像装置を示す構成図である。
【図5】従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1、1Y〜1B 感光ドラム 2Y〜2B 一次帯電器 3Y〜3B 走光学装置 4Y〜4B 現像器 5Y〜5B クリーナ 6a 転写ベルト 6Y〜6B 転写帯電器 10 現像容器 16 現像スリーブ 20 検知センサー Fa〜Fd フード Pa〜Pd 画像形成ステーション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と該像担持体に対して設けられ
    た画像形成手段とからなる画像形成ステーションを複数
    個備えた画像形成装置に置いて、前記画像形成ステーシ
    ョンの各々をユニット化し、それぞれのユニット内の吸
    排気を独立に制御可能としたことを特徴とする画像形成
    装置。
JP3350132A 1991-12-10 1991-12-10 画像形成装置 Pending JPH05158292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003280496A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Ricoh Co Ltd 通気装置、およびカラー画像形成装置
JP2006139219A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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