JP2003207883A - フォトレジスト組成物およびこれを使用したパターンの形成方法 - Google Patents

フォトレジスト組成物およびこれを使用したパターンの形成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度と残膜特性が優れるフォトレジスト組成
物及びこれを使用したパターンの形成方法を提供する。 【解決手段】 組成物は5〜30重量%の高分子樹脂、
2〜10重量%の感光性化合物、0.1〜10重量%の
感度増進剤、0.1〜10重量%の感度抑制剤及び60
〜90重量%の有機溶媒を含むことから成る。パターン
を形成するためには、まず、フォトレジスト組成物を記
載上に塗布し乾燥してフォトレジスト膜12を製造する
ようにする。その後、所定形状のマスク16を介してフ
ォトレジスト層を露光し、これを現像してフォトレジス
トパターン12aを製造するようにする。従って、製造
されたパターンは膜厚さの均一性が良好であり、また、
臨界寸法の均一性が向上されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォトレジスト組成
物及びこれを使用したパターンの形成方法に関するもの
であり、より詳細には、優れる感度と残膜特性を有する
フォトレジスト組成物及びこれを使用することにより、
プロファイルが優れるパターンを容易に形成することが
できるパターンの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、情報化社会において、電子ディス
プレー装置の役割はますます大事になり、各種電子ディ
スプレー装置が多様な産業分野に広範囲に使用されてい
る。このような電子ディスプレー分野は発展を重ねて、
多様化した情報化社会の要求に適合する新しい機能の電
子ディスプレー装置が続けて開発されている。一般的に
電子ディスプレー装置というものは多様な情報などを視
覚を通じて人間に伝達する装置をいう。即ち、電子ディ
スプレー装置とは各種電子機器から出力される電気的な
情報信号を人間の視覚により認識可能である光情報信号
へ変換する電子装置であり、人間と電子機器を連結する
架橋的な役割を担当する装置と言える。
【0003】このような電子ディスプレー装置におい
て、光情報信号が発光現象によって表示される場合には
発光型表示(emissive display)装置
で言われ、反射、散乱、干渉現象などによって光変調で
表示される場合には受光型表示(non−emissi
ve display)装置で言われる。能動型表示装
置とも言われる前記発光型表示装置としては、陰極線管
(CRT)、プラズマディスプレーパネル(PDP)、
発光ダイオード(LED)及びエレクトロルミネセント
(electroluminescent displ
ay:ELD)などを挙げることができる。また、受動
型表示装置である前記受光型表示装置としては、液晶表
示装置(LCD又はelectrochemical
display:ECD)及び電気泳動表示装置(el
ectrophoretic image displ
ay:EPID)などを挙げることができる。
【0004】テレビやコンピュータ用モニターなどのよ
うな画像表示装置に使用される一番長い歴史を有するデ
ィスプレー装置である陰極線管(CRT)は表示品質及
び経済性などの面で一番高い占有率を有しているが、大
きい重量、大きい容積及び高い消費電力などのような多
い短所を有している。しかし、半導体技術の急速な進歩
によって各種電子装置の固体化、低電圧及び低電力化と
共に電子機器の小型及び軽量化に従って新しい環境に適
合する電子ディスプレー装置、即ち薄くて軽くかつ低い
駆動電圧及び低い消費電力の特性を備えた平板パネル型
ディスプレー装置に対する要求が急激に増大している。
【0005】現在開発されたいろいろの平板ディスプレ
ー装置のうちで、液晶表示装置は異なるディスプレー装
置に比べて薄くて軽く、低い消費電力及び低い駆動電圧
を備えていると同時に、陰極線管に近い画像表示が可能
であるので、多様な電子装置に広範囲に使用されてい
る。かつ、液晶表示装置は、製造が容易であるために、
さらにその適用範囲を拡張している。このような液晶表
示装置の製造においては、ガラスの大型化、パネルの高
情勢化趨勢により、ガラス条件と符合された関連工程の
条件に新しく満足するフォトレジスト組成物の開発を必
要とする。特に、微細回路の製造工程中にフォトレジス
ト膜の形成工程は、ライン生産量を決定する重要な工程
として、フォトレジスト膜の感度特性、現像コントラス
ト、解像度、基板との接着力、残膜特性などが後続され
るエッチング工程により製造される微細回路品質が直接
的な影響を及ぼす。フォトレジスト組成物を使用した一
般のフォトリソグラフィ技術によるパターンの形成方法
は次のとおりである。
【0006】まず、絶縁膜又は導電性膜などパターンを
形成しようとする膜の基板上に紫外線とかX線のような
光を照射すると、アルカリ性溶液に対する溶解度変化が
起こる有機層であるフォトレジスト膜を形成する。この
フォトレジスト膜の上部に所定部分のみを選択的に露光
することができるようにパターニングされたマスクパタ
ーンを介して、フォトレジスト膜に選択的に光を照射す
る。その後に、現象して溶解度が大きい部分(ポジ型フ
ォトレジストの場合、露光された部分)は除去し、溶解
度が小さい部分は残してレジストパターンを形成する。
フォトレジストが除去された部分の基板は、エッチング
によりパターンを形成し、以後、残留したレジストを除
去して各種配線、電極などに必要であるパターンを形成
するようにする。
【0007】このような、フォトレジスト組成物の多様
な種類が開示されているが、例えば、クレゾールホルム
アルデヒドのノボラック樹脂とナフトキノンジアジドが
置換された感光性物質を含むフォトレジスト組成物が特
許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許
文献5、特許文献6などに技術されている。また、特許
文献7にはアルカリ可溶性樹脂、0−ナフトキノンジア
ジドスルホン酸エステルとビニルエーテル化合物を含む
フォトレジスト組成物が開示されている。特許文献8に
はキノンジアジド化合物と多価のポリフェノールを利用
して製造したアルカリ可溶性樹脂を含むフォトレジスト
組成物が開示されている。特許文献9にはノボラック樹
脂、キノンジアジド化合物にポリフェノールを含ませて
物性を改善させたフォトレジスト組成物が開示されてい
る。
【0008】フォトレジスト膜に要求されるいろいろな
特性うち、感度特性は、残膜特性と相補的な関係にあ
る。感度特性は露光後のフォトレジストの現像液に対す
る溶解度の変化速度を意味し、残膜特性は現像前のフォ
トレジスト膜の厚さに対する現像後に残留する残膜の厚
さの比を意味である。これにより、感度が向上される場
合、残膜特性は悪くなる。これは現像液に対する溶解速
度を速くするために現像液によく解ける樹脂を適用する
と、非露光部の溶解度もともに増加するためである。
【0009】
【特許文献1】米国特許第3,046,118号明細書
【0010】
【特許文献2】米国特許第3,106,465号明細書
【0011】
【特許文献3】米国特許第3,148,983号明細書
【0012】
【特許文献4】米国特許第4,115,128号明細書
【0013】
【特許文献5】米国特許第4,173,470号明細書
【0014】
【特許文献6】特開昭62−28457号公報
【0015】
【特許文献7】米国特許第5,648,194号明細書
【0016】
【特許文献8】米国特許第5,468,590号明細書
【0017】
【特許文献9】米国特許第5,413,895号明細書
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、残膜
率の低下を防止して残膜率が優れ、また高感度を実現す
ることができるフォトレジスト組成物を提供することに
ある。本発明の他の目的は、フォトレジスト組成物を使
用することにより得られるパターンのプロファイルが優
れるパターンを容易に形成することができる方法を提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では、特定添加剤
の使用、溶媒の組成変更、樹脂の分子量の調節などを通
じて残膜率の低下を防止して残膜率が優れ、また高感度
を実現することができるフォトレジスト組成物を開発す
ることになった。上述した目的を達成するための本発明
は、5〜30重量%の高分子樹脂、2〜10重量%の感
光性化合物、0.1〜10重量%の感度増進剤、0.1
〜10重量%の感度抑制剤及び60〜90重量%の有機
溶媒を含むフォトレジスト組成物を提供する。
【0020】高分子樹脂は分子量が2,000〜12,
000範囲のノボラック樹脂であることが望ましい。本
発明のフォトレジスト組成物は、感光性化合物を含む。
本発明で使用できる感光性化合物としては、ジアジド系
化合物が望ましく使用され、具体的には、ポリヒドロキ
シベンゾフェノンと1,2−ナフトキノンジアジド、2
−ジアゾ−1−ナフトール−5−スルホン酸などのジア
ジド系化合物を反応させ製造することができ、さらに、
望ましくは、2,3,4,4’−テトラヒドロキシベン
ゾフェノンと1、2−ナフトキノンジアジドをエステル
化反応させ製造された2,3,4,4’−テトラヒドロ
キシベンゾフェノン− 1,2−ナフトキノンジアジド
−4−スルホン酸、2,3,4,4’−テトラヒドロキ
シベンゾフェノン−1、2−ナフトキノンジアジド−5
−スルホン酸、2,3,4,4’−テトラヒドロキシベ
ンゾフェノン− 1,2−ナフトキノンジアジド−6−
スルホン酸などが使用される。これらは単独又は2種類
以上混合して使用することができる。
【0021】また、本発明のフォトレジスト組成物にお
いて、感度増進剤は感度を向上させるために使用する。
感度増進剤は2〜7個のフェノール系ヒドロキシグルー
プを有し、分子量が1,000未満であるポリヒドロキ
シ化合物であることが望ましい。本発明に使用されるこ
とができる有用である感度増進剤の代表的な例は、次の
化学式I乃至Vよりなる群から選択された少なくとも一
つが望ましく使用されることができる。
【0022】
【化3】
【0023】前記化学式で、Rは各々独立的に又は同時
に水素、−(CH3)n,−(CH3CH2)n,−(O
H)n又はフェニル基であり、nは0乃至5の整数であ
る。前記感度増進剤としては、2,3,4−トリヒドロ
キシベンゾフェノン、2,3,4,4’−テトラヒドロ
キシベンゾフェノン、2,3,4,3’,4’,5’−
ヘキサトリヒドロキシベンゾフェノン、アセトンピロガ
ロール縮合物、4,4−[1−[4−[1−(1,4−
ヒドロキシフェニル)−1−メチルエチル]フェニル]
エチリデン]ビスフェノール、及び4,4−[2−ヒド
ロキシフェニルメチレン]ビス[2,6−ジメチルフェ
ノール]などを使用することができる。ポリヒドロキシ
化合物は4、4−[1−[4−[1−(1,4−ヒドロ
キシフェニル)−1−メチルエチル]フェニル]エチリ
デン]ビスフェノール、又は2,3,4−トリヒドロキ
シベンゾフェノンを使用することが最も望ましい。
【0024】また、本発明のフォトレジスト組成物は感
度抑制剤を含む。感度抑制剤は、感度を抑制して残膜率
と現像コントラストを向上させる役割を有する。感度抑
制剤は、スルホニルグループを有し、分子量が1,00
0未満である芳香族化合物であることが望ましい。具体
的に、次の化学式VI乃至IXの化合物を例として挙げるこ
とができる。
【0025】
【化4】
【0026】前記化学式で、Rは各々独立的に又は同時
に水素、−(CH3)n,−(CH2CH3)n,−(O
H)n,−SO3(C64)CH3、又はフェニル基であ
り、nは0乃至5の整数である。感度抑制剤は、1,2
−ビス−フェニルパラ−トルエンスルホン酸及びジフェ
ニルスルホンより選択された少なくとも一つであると好
ましい。有機溶媒の具体的な例は、プロピレングリコー
ルメチルエーテルアセテート(PGMEA)、エチルラ
クタート(EL)、2−メトキシエチルアセテート(M
MP)及びプロピレングリコールモノメチルエーテル
(PGME)などを単独に使用し、又は混合して使用す
ることができ、望ましくは、PGMEAを単独に使用
し、又はPGMEA及びELを重量比で9:1〜7:3
の比率で混合し使用するようにする。
【0027】本発明のフォトレジスト組成物は必要に応
じて、着色剤、染料、擦痕防止剤、可塑剤、接着促進剤
及び界面活性剤などの添加剤を追加に添加して基板に覆
うことにより、個別工程の特性による性能向上を図るこ
とができる。また、前記の他の目的を達成するための本
発明は、基板上にフォトレジスト組成物を塗布しドライ
してフォトレジスト膜を製造する段階と、所定形状のマ
スクを介し、前記フォトレジスト層を露光する段階と、
露光されたフォトレジスト膜を現像してフォトレジスト
パターンを製造する段階を含むパターンの形成方法を提
供する。ここで、フォトレジスト組成物は、5〜30重
量%の高分子樹脂、2〜10重量%の感光性化合物、
0.1〜10重量%の感度増進剤、0.1〜10重量%
の感度抑制剤及び60〜90重量%の有機溶媒を含む。
【0028】フォトレジスト組成物は、液晶表示装置ま
たは半導体装置の回路製造用組成物として使用される。
また、このフォトレジスト組成物は、スピンコーティン
グにより塗布することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の望
ましい一実施形態をより詳細に説明する。本発明のフォ
トレジスト組成物は、液晶表示装置または半導体装置の
回路製造用組成物として使用される。本発明のフォトレ
ジスト組成物は高分子樹脂を含む。フォトレジスト組成
物を製造するために、主成分として使用される高分子樹
脂は当業者に広く知られている樹脂を例外なしに使用す
ることができるが、本発明では、特に、ノボラック樹脂
を使用する。ノボラック樹脂はポジ型フォトレジストに
適用可能である樹脂の代表的な例としてアルカリ可溶性
樹脂である。これはメタ及び/又はパラクレゾールなど
の芳香族アルコールとアルデヒド類を酸触媒下で反応さ
せて合成した高分子重合体である。
【0030】使用できる芳香族アルコールは、フェノー
ル、m−クレゾール、p−クレゾール及びo−クレゾー
ルのようなクレゾール類、キシレノール類、アルキルフ
ェノール類、アルコキシフェノール類、イソプロフェニ
ル類、ポリヒドロキシフェノール類などを挙げることが
できる。これらは単独又は2種以上配合して使用するこ
とができる。また、使用されるアルデヒド類としては、
ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、ト
リメチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、テレフタルア
ルデヒド、フェニルアルデヒド、ヒドロキシベンズアル
デヒドなどを挙げることができ、これらは単独又は2種
以上を配合して使用することができる。特に、ホルムア
ルデヒドを使用することが望ましい。
【0031】縮合反応に使用される酸触媒としては、塩
酸、硫酸、燐酸などの無機酸と酢酸、p−トルエンスル
ホン酸、シュウ酸などの有機酸類を挙げることができ
る。そのうち、特にシュウ酸を使用することが望まし
い。縮合反応は60〜120℃の温度で2〜30時間の
間に実施する。基板上にフォトレジスト組成物を塗布
し、露光及び現像工程を実施した後にハードベーク(h
ard−bake)工程を実施すると、フォトレジスト
パターンが熱により流動する現象が示される。このよう
な熱流動(thermal flow)はノボラック樹
脂の場合、メータクレゾールとパラクレゾールの比率を
適切に調節し、又は高分子重合体の分子量を適切に調節
することにより防止することができる。
【0032】ノボラック樹脂の製造時メタ/パラクレゾ
ールの混合比は熱による流動現象の防止のために必要で
あるだけでなく、感光速度と残膜率などの物性の調節の
ためにも適切に選択する必要がある。本発明のフォトレ
ジスト組成物製造に容易に適用するためのノボラック樹
脂はm/p−クレゾールの合量が40〜60:60〜4
0の重量部の比率で製造されることが望ましい。これは
m−クレゾールの合量が前記範囲を超過すると、感光速
度が速くなり、残膜率が急激に低下され、パラクレゾー
ルの合量が前記範囲を超過すると、感光速度が遅くなる
という短所があるためである。
【0033】また、ノボラック樹脂の分子量はゲル透過
クロマトグラフィー法(Gel Permeation
Chromatography)により求めたポリス
チレン換算平均分子量が約2000〜12000である
ことが望ましい。一方、これの分子量が2000未満で
あると、フォトレジストパターンを所望である形状とお
りに得ることが困難であり、12000を超過するとコ
ーティング特性が悪くなって、スピンコーティング方法
により基板上に組成物を塗布する場合、中心部と周辺部
に対する膜の厚さ差異が大きくなって、均一なコーティ
ング効果を得ることが困難であるためである。さらに、
望ましくは、分子量が約3000〜4000範囲の樹脂
を使用するようにする。
【0034】本発明で使用する高分子樹脂の合量は、組
成物総量を基準にする時、5〜30重量%になるように
する。好ましくは、10〜20重量%になるようにす
る。一方、高分子樹脂の合量が5重量%未満であると、
粘度が非常に低いので所望の厚さの塗布において問題が
あり、30重量%を超過すると、粘度が非常に高いので
基板の均一のコーティングが困難であるという問題点が
あるためである。本発明のフォトレジスト組成物は、感
光性化合物を含む。本発明で使用できる感光性化合物と
しては、ジアジド系化合物が望ましく使用され、具体的
には、ポリヒドロキシベンゾフェノンと1,2−ナフト
キノンジアジド、2−ジアゾ−1−ナフトール−5−ス
ルホン酸などのジアジド系化合物を反応させ製造するこ
とができ、さらに、望ましくは、2,3,4,4’−テ
トラヒドロキシベンゾフェノンと1、2−ナフトキノン
ジアジドをエステル化反応させ製造された2,3,4,
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン− 1,2−ナ
フトキノンジアジド−4−スルホン酸、2,3,4,
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン−1、2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホン酸、2,3,4,4’
−テトラヒドロキシベンゾフェノン− 1,2−ナフト
キノンジアジド−6−スルホン酸などが使用される。こ
れらは単独又は2種類以上混合して使用することができ
る。
【0035】また、感光性化合物を利用して感光速度を
調節するための二つ方法としては、感光性化合物の量を
調節する方法と、2,3,4,4’−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノン−1,2−ナフトキノンジアジド−5−
スルホン酸を使用する場合、これの製造時に2,3,
4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンと1,2−
ナフトキノンジアジドのエステル化反応度を調節する方
法がある。感光性化合物の含量は全体組成物の量を基準
にする時、2〜10重量%範囲になるようにする。好ま
しくは、3〜7重量%範囲になるようにする。これは、
含量が2重量%未満であると、感光速度が速まって残膜
率が激しく低下されるという問題点があり、10重量%
を超過すると感光速度が遅くなって適用が容易でないと
いう問題点があるためである。
【0036】感光性化合物のエステル化比率は40〜1
00%範囲になるようにする。一方、これのエステル化
比率が40%より小さいと、感度は増加するが、現像後
の正常的な厚さが減少して望ましくないためである。さ
らに、望ましくは、エステル化比率が60〜90%範囲
になるようにする。また、本発明のフォトレジスト組成
物において、感度増進剤は感度を向上させるために使用
する。感度増進剤は2〜7個のフェノール系ヒドロキシ
グループを有し、分子量が1,000未満であるポリヒ
ドロキシ化合物であることが望ましい。
【0037】本発明に使用されることができる有用であ
る感度増進剤の代表的な例は、次の化学式I乃至Vより
なる群から選択された少なくとも一つが望ましく使用さ
れることができる。
【0038】
【化5】
【0039】前記化学式で、Rは各々独立的に又は同時
に水素、−(CH3)n,−(CH3CH2)n,−(O
H)n又はフェニル基であり、nは0乃至5の整数であ
る。さらに好ましくは、感度増進剤としては、2,3,
4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4,4’
−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4,
3’,4’,5’−ヘキサトリヒドロキシベンゾフェノ
ン、アセトンピロガロール縮合物、4,4−[1−[4
−[1−(1,4−ヒドロキシフェニル)−1−メチル
エチル]フェニル]エチリデン]ビスフェノール、及び
4,4−[2−ヒドロキシフェニルメチレン]ビス
[2,6−ジメチルフェノール]などを使用することが
できる。
【0040】さらに、ポリヒドロキシ化合物は4、4−
[1−[4−[1−(1,4−ヒドロキシフェニル)−
1−メチルエチル]フェニル]エチリデン]ビスフェノ
ール、又は2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン
を使用することが最も望ましい。このような感度増進剤
は、分子量が1000程度に小さく、化合物内のアルコ
ール作用基が樹脂の成分と類似するために、現像時に露
光部の溶解度を向上させてくれる役割を有する。即ち、
サイズが小さい感度増進剤成分が露光されたパターンの
樹脂成分間に入ってパターンとなり、現像時に小さい物
質が容易に溶解される効果によりサイズが大きい樹脂分
子もこれと共に容易に溶解されるためである。
【0041】感度増進剤の合量は0.1〜10重量%で
使用することが望ましい。さらに好ましくは、1〜5重
量%で使用することが望ましい。これは、これの含量が
0.1重量%より小さいと感度増進効果が微々であって
添加された効果を得ることが困難であり、10重量%よ
り多いと、非露光部に対する溶解力が高くなって、残膜
特性を低下するためである。また、本発明のフォトレジ
スト組成物は感度抑制剤を含む。感度抑制剤は、感度を
抑制して残膜率と現像コントラストを向上させる役割を
有する。感度抑制剤は、スルホニルグループを有し、分
子量が1,000未満である芳香族化合物であることが
望ましい。具体的に、次の化学式VI乃至IXの化合物を例
として挙げることができる。
【0042】
【化6】
【0043】前記化学式で、Rは各々独立的に又は同時
に水素、−(CH3)n,−(CH2CH3)n,−(O
H)n,−SO3(C64)CH3、又はフェニル基であ
り、nは0乃至5の整数である。感度抑制剤は、1,2
−ビス−フェニルパラ−トルエンスルホン酸及びジフェ
ニルスルホンより選択された少なくとも一つであると好
ましい。このような感度抑制剤内には、スルホニル作用
基が含まれ、これは感度増進剤の場合とは反対で作用
し、現像時に非露光部の溶解度を減少させる。即ち、非
露光部で感光剤成分に含まれたニトロ基がアゾカップリ
ング反応が起こる隙間にスルホニル基が結合され、現像
液に対して溶解力が優れる物質の生成を抑制し、不溶性
をさらに高めてくれることである。結局、感度増進剤が
現像時に露光部の溶解力を向上させてくれる役割を有す
るとき、感度抑制剤は非露光部の溶解力を低下させる役
割を有することにより、感度の増加と残膜特性の向上と
いう相反される二つ物性を同時に満足させてくれるもの
である。
【0044】感度増進剤の合量は0.1〜10重量%で
使用することが望ましい。さらに好ましくは、1〜3重
量%で使用することが望ましい。これは、一方、これの
含量が0.1重量%より小さいと添加による効果が微々
であり、10重量%より多いと、露光部に対する溶解力
を低下させ、むしろ感度を減少させることになるためで
ある。また、本発明のフォトレジスト組成物は感光剤と
樹脂に反応せずに、十分な溶解力と適当なドライ速度を
有し、溶剤が蒸発した後に均一であり平滑な塗布膜を形
成する能力を有した有機溶媒を含む。本発明で使用する
ことができる望ましい溶剤としては、感光剤とノボラッ
ク樹脂に対する溶解力が優れるアルキルラクタート系列
と、膜形成能力が優れるアセテート系列を例で挙げるこ
とができ、エーテル系列の溶剤また使用することができ
る。これらは、各々使用することができ、2種類以上を
適当な比率で混合して使用することもできる。
【0045】有機溶媒の具体的な例は、プロピレングリ
コールメチルエーテルアセテート(PGMEA)、エチ
ルラクタート(EL)、2−メトキシエチルアセテート
(MMP)及びプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル(PGME)などを単独に使用し、又は混合して使用
することができ、望ましくは、PGMEAを単独に使用
し、又はPGMEA及びELを重量比で9:1〜7:3
の比率で混合し使用するようにする。本発明のフォトレ
ジスト組成物は必要に応じて、着色剤、染料、擦痕防止
剤、可塑剤、接着促進剤及び界面活性剤などの添加剤を
追加に添加して基板に覆うことにより、個別工程の特性
による性能向上を図ることができる。
【0046】図1から図3は本発明のフォトレジスト組
成物を用いたパターン形成方法である。図1に示すよう
に、まず、本発明によるフォトレジスト組成物を浸漬、
噴霧、回転及びスピンコーティングを含む通常の方法に
より基板10上に塗布してフォトレジスト膜12を形成
する。例えば、スピンコーティング方法を利用する場合
にフォトレジスト組成物の固体含量をスピニング装置の
種類と方法により、適切に変化させることにより目的と
する厚さの被覆物を形成することができる。
【0047】前記基板としては、絶縁膜又は導電性膜を
全て使用することができ、例えば、シリコン、アルミニ
ウム、インジウムティンオキサイド(ITO)、インジ
ウムジンクオキサイド(IZO)、モリブデン、二酸化
シリコン、ドーピングされた二酸化シリコン、窒化シリ
コン、タンタル、銅、ポリシリコン、セラミック、アル
ミニウム/銅混合物、各種重合性樹脂などパターンを形
成しようとする全ての基材が例外なしに適用されること
ができる。前記の方法のうち、いずれかの一つの方法に
より、基板上にコーティングされたフォトレジスト組成
物は80〜130℃の温度に加熱処理し、これをソフト
ベーク(soft bake)工程という。このような
熱処理はフォトレジスト組成物のうちの固体成分を熱分
解させずに、溶媒を蒸発させるために実施する。一般
に、ソフトベーク工程を通じて溶媒の濃度を最少化する
ことが望ましく、従って、このような熱処理は大部分の
溶媒が蒸発されるまで実施される。特に、液晶表示装置
回路用フォトレジスト膜の場合、厚さ2μm以下の薄い
被覆膜が基板に残留するまで実施するようにする。
【0048】図2に示すように、フォトレジスト膜12
が形成された基板10を適当なマスク又はフレーム板1
6などを使用して光、特に、紫外線14に選択的に露光
させることにより、露光された部位が光反応により以後
に実施される現像工程で溶解される可溶性樹脂になるよ
うにする。図3に示すように、露光された基板10をア
ルカリ性現像水溶液に浸漬させた後、光に露出された部
位のフォトレジスト膜の露光された部分が全て又は殆ど
大部分溶解されるまで放置する。適合した現像水溶液と
してはアルカリ水酸化物、水酸化アンモニウム又はテト
ラメチル水酸化アンモニウムを含有する水溶液などが使
用され得る。
【0049】露光された部位が溶解され除去された基板
を現像液から取り出した後、再び熱処理してフォトレジ
スト膜の接着性及び耐化学性を増進させることができる
が、これを一般にハードベーク工程と言う。このような
熱処理は、フォトレジスト膜の軟化点以下の温度からな
り、望ましくは90〜140℃の温度で行える。熱処理
を完了すると、目的とする形態のフォトレジストパター
ン12aを形成することになる。このように、フォトレ
ジストパターン12aが製造された基板をエッチング溶
液又は気体プラズマにより処理してフォトレジストパタ
ーン12aにより露出された基板部位を処理するように
する。この時、基板の露出されない部位はフォトレジス
トパターン12aにより保護される。このように、基板
を処理した後、適切なストリッパにフォトレジストパタ
ーン12aを除去することにより、基板上に所望である
デザインを有する微細回路パターンを形成する。
【0050】以下、実施形態及び比較例を通じて本発明
をより詳細に説明する。 〈合成例〉 (m/pノボラック樹脂の合成)オーバヘッド攪拌機に
m−クレゾール45g、パラクレゾール55g、ホルム
アルデヒド65g、シュウ酸0.5gを埋めた後、攪拌
して均質混合物を製造した。反応混合物を95℃に加熱
し、この温度を4時間維持させた。還流凝縮機を蒸留装
置に代替し、反応混合物の温度を110℃で2時間の間
に蒸留させた。真空蒸留を180℃で2時間の間に実施
して残余単量体を蒸留除去し、溶融されたノボラック樹
脂を室温に冷却させた。GPCにより数平均分子量を測
定して分子量3500のノボラック樹脂を得た(ポリス
チレン基準)。
【0051】〈実施例1〉感光剤である2,3,4,
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン−1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホン酸4g、高分子樹脂と
して、前記合成例1から得られたノボラック樹脂20
g、感度増進剤である2,3,4−トリヒドロキシベン
ゾフェノン2g、感度抑制剤である1,2−ビス−フェ
ニルパラ−トルエンスルホン酸1g、有機溶媒としてP
GMEA74gを投入して常温で40rpmに攪拌して
フォトレジスト組成物を製造した。
【0052】製造されたフォトレジスト組成物を0.7
T(Thickness、0.7mm)のガラス基板上
に滴下し、一定な回転速度に回転させた後、基板を11
5℃で90秒間加熱乾燥して1.5μm厚さのフィルム
膜を形成した。フィルム膜上に所定形状のマスクを装着
した後、紫外線を照射した。テトラメチル水酸化アンモ
ニウム2.38%水溶液に60秒間浸漬させ、紫外線に
露光された部分を除去してフォトレジストパターンを形
成した。 〈実施例2〉実施例1と同じ方法により実施し、感度増
進剤として2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン
の代りに、4,4’−[1−[4−[1−(1,4−ヒ
ドロキシフェニル)−1−メチルエチル]フェニル]エ
チリデン]ビスフェノールを使用してフォトレジスト組
成物を製造し、これを使用してフォトレジストパターン
を形成した。
【0053】〈比較例1〉実施例1と同じ方法により実
施し、感度増進剤を添加せずに、フォトレジスト組成物
を製造し、これを使用してフォトレジストパターンを形
成した。 〈比較例2〉実施例1と同じ方法により実施し、感度抑
制剤を添加せずに、フォトレジスト組成物を製造し、こ
れを使用してフォトレジストパターンを形成した。 〈比較例3〉実施例1と同じ方法により実施し、感度増
進剤と感度抑制剤を添加せずに、フォトレジスト組成物
を製造し、これを使用してフォトレジストパターンを形
成した。
【0054】A.感光速度と残膜率の評価 実施例1と2及び比較例1乃至3から製造されたフォト
レジスト組成物に対して、感光速度と残膜率に対する物
性を測定し、その結果を次の表1に示した。残膜率は次
式(1)及び(2)に示した方法により計算した。残膜
率の計算のために、各実施例及び比較例から製造された
フォトレジスト組成物を塗布し、115℃でソフトベー
ク工程を実施した後、露光及び現像して、膜の厚さを測
定し、その結果を示す現像前後の厚さの差異を次(表
1)に示した。 初期フィルムの厚さ=損失厚さ+残膜厚さ ----- (1) 残膜率=(残膜厚さ/初期フィルムの厚さ)----− (2) 感光速度は露光エネルギーにより一定現像条件で膜が完
全に溶けるエネルギーを測定して求めた。
【0055】
【表1】
【0056】前記表1の結果から分かるように、実施例
1及び2から得られたフォトレジスト組成物により製造
されたフォトレジスト膜の感光エネルギーは、比較例に
より製造された従来のフォトレジスト組成物を使用して
製造されたフォトレジスト膜の感光エネルギーと比較す
るとき、殆ど同一の水準であるが、残膜率がより高い値
を有するということを確認できる。また、比較例1の感
光速度及び残膜率は、実施例と比較してより高い。この
ことより、同一水準の性質を有するフォトレジストパタ
ーンを得るためには、比較例では実施例よりも高いエネ
ルギーが必要であることがわかる。つまり、本発明のフ
ォトレジスト組成物により製造されたフォトレジスト膜
では、従来のフォトレジスト組成物により製造されたフ
ォトレジスト膜と比較して、同一の水準の感光速度で残
留膜がさらに多く残留され、フォトレジスト膜としての
物性が従来と比較する時、さらに優れることが分かる。
【0057】B.膜厚さの均一性評価 実施例2で製造されたフォトレジスト組成物を使用して
フォトレジストパターンを形成した。比較例は従来の工
程で使用中である正常速度(高感度フォトレジスト対比
約2倍程度遅い感光速度を有する)のフォトレジスト組
成物であるHKT−6(trade name mau
factured by Clariant Co L
td.)を使用した。前記実施例2で製造されたフォト
レジスト組成物と比較例のフォトレジスト組成物を各々
ガラス基板(550x650mm サイズ基板使用)に
スピニング方法を利用して、実施例2は1.8μm、比
較例は1.5μm厚さにコーティングした。コーティン
グされたガラス基板を96ポイントに分けて膜厚さを測
定して大型ガラス基板での膜厚さの均一性を測定して比
較した結果を(表2)に示した。(表2)の膜厚さは9
6ポイント測定結果の平均値であり、均一性は96ポイ
ント測定値うちの最大厚さ値と最小厚さ値を有して、次
のような式(3)を利用して算出した値である。
【0058】 膜厚さの均一性(%)=[(最大値−最小値)/(最大値+最小値)]x100 ----(3) 膜厚さの均一性は各塗布された膜厚さに対して2%に管
理しており、各膜厚さの管理範囲は(表2)に示した。
【0059】
【表2】
【0060】前記(表2)の結果から分かるように、実
施例2と比較例は各々の厚さで全て管理範囲に入る均一
性を示し、感光速度が遅い従来のフォトレジスト組成物
と比較して大きな差がないことが確認できた。 C.クロム基板に適用するときの臨界寸法の均一性評価 前記実施例2で製造されたフォトレジスト組成物と比較
例のフォトレジスト組成物を各々クロム基板(300x
400サイズ 基板使用)にスピニング方法を利用して
1.8μm厚さにコーティングした。このように、コー
ティングされたフォトレジスト組成物を110℃の温度
で90秒間加熱して、ソフトベーク工程を進行した。そ
の後に、フォトレジスト膜が形成された基板を露光機を
利用して実施例2のフォトレジスト組成物は650ms
ec間、比較例のフォトレジスト組成物は1500ms
ec間露光した。このように露光された基板をテトラメ
チル水酸化アンモニウム2.38wt%水溶液に浸漬し
て現像することにより、パターンを形成した。基板の5
ポイントに対してフォトレジストパターンの臨界寸法
(CD;critical dimension)を測
定して基板内の臨界寸法の均一性を評価した。結果を表
3に示し、これは現像後の臨界寸法(ADICD;af
ter development inspectio
n on CD)値である。
【0061】現像された基板をクロムエッチ溶液に浸漬
しエッチングして、クロムパターンを形成した。フォト
レジストパターンはストリッパを利用して除去した。フ
ォトレジストパターンを除去した後、前記の現像後の臨
界寸法測定時と同一の位置で(5ポイント)クロムパタ
ーンの臨界寸法を測定して基板内の臨界寸法の均一性を
評価した。結果を(表4)に示し、これは洗浄後の臨界
寸法(ACI CD;after cleaning
inspection on CD)値である。
【0062】
【表3】
【0063】*実施例2は、3個の基板に対して評価
し、A、B、C、D、Eは各々基板内の位置を示す。A
は基板の中央、Bは基板の左上、Cは基板の左下、Dは
基板の右下、Eは基板の右上の位置である。 * 臨界寸法のサイズは4μm基準であり、管理範囲は
現像後臨界寸法の場合、3.5〜4μmである。
【0064】
【表4】
【0065】
【表5】
【0066】このような比較は、一つの基板上でのCD
変化の測定のためのものであり、これを通じてフォトレ
ジストパターンが下部膜にある程度良好に転写されるか
否かを確認できる。前記表3乃至表5の結果から分かる
ように、実施例2のフォトレジスト組成物により製造さ
れたフォトレジスト膜の臨界寸法は測定位置による均一
性(範囲)比較時、従来のフォトレジスト組成物より臨
界寸法値の範囲が狭いということを確認できる。これ
は、基板内の均一性が向上されたことを意味する。ま
た、エッチング後の臨界寸法でも、本発明のフォトレジ
スト組成物を使用した場合、従来と比較して均一性の向
上を示し、ADI CDおよびACI CDの二つ臨界
寸法間に差異も少なくて工程上のマージンが広くなった
ことが分かる。
【0067】一般に、感光速度が速まった場合、コーテ
ィング時の膜厚さの均一性及び臨界寸法の均一性がよく
ない。これと逆に、本発明で提供するフォトレジスト組
成物を使用してパターンを形成した場合、コーティング
時の膜厚さの均一性が従来の感光速度が遅いフォトレジ
スト組成物と対比して同等な水準を示し、臨界寸法の均
一性は向上された結果を示して非常に優れる特性を示す
ものである。以上、本発明の実施例によって詳細に説明
したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技
術分野において通常の知識を有するものであれば本発明
の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変
更できるであろう。
【0068】
【発明の効果】本発明によると、フォトレジスト組成物
を使用すると、感度が向上され露光時間を短縮すること
ができるので、生産性が向上される。また、感度が高い
フォトレジスト組成物が有する短所が残膜率低下現象を
改善し、特性が優れるフォトレジスト組成物を製造する
ことができる。このような、フォトレジスト組成物を使
用して液晶表示装置の回路製造用パターンを形成する
と、感光速度と残膜率が優れて実際産業現場に容易に適
用することができ、作業環境を良好に変化させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフォトレジスト組成物を使用して
パターンを形成する方法を示す概略的な断面図である。
【図2】本発明によるフォトレジスト組成物を使用して
パターンを形成する方法を示す概略的な断面図である。
【図3】本発明によるフォトレジスト組成物を使用して
パターンを形成する方法を示す概略的な断面図である。
【符号の説明】
10 基板 12 フォトレジスト膜 12a フォトレジストパターン 14 紫外線 16 マスク又はフレーム板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周 振 豪 大韓民国ソウル市麻浦区桃花1洞麻浦三星 アパート111棟1503号 (72)発明者 李 東 基 大韓民国ソウル市城北区東仙洞3街117番 地 (72)発明者 李 承 ▲ウック▼ 大韓民国ソウル市恩平区驛村洞62−16番地 無窮花アパート202号 (72)発明者 姜 勳 大韓民国ソウル市恩平区鷹岩3洞631−23 番地2層 Fターム(参考) 2H025 AA01 AA04 AB14 AB17 AC01 AD01 BA07 CC03 CC20 2H088 FA16 FA18 HA01 HA02 MA20

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】5〜30重量%の高分子樹脂、2〜10重
    量%の感光性化合物、0.1〜10重量%の感度増進
    剤、0.1〜10重量%の感度抑制剤及び60〜90重
    量%の有機溶媒を含むフォトレジスト組成物。
  2. 【請求項2】前記高分子樹脂は分子量が2,000〜1
    2,000範囲のノボラック樹脂である請求項1に記載
    のフォトレジスト組成物。
  3. 【請求項3】前記感光性化合物はジアジド系化合物であ
    る請求項1に記載のフォトレジスト組成物。
  4. 【請求項4】前記感度増進剤は2〜7個のフェノール系
    ヒドロキシグループを有し、分子量が1,000未満で
    あるポリヒドロキシ化合物である請求項1に記載のフォ
    トレジスト組成物。
  5. 【請求項5】前記感度増進剤は次の化学式I乃至Vより
    なる群から選択された少なくとも一つの化合物である請
    求項4に記載のフォトレジスト組成物。 【化1】 (前記化学式で、Rは各々独立的に又は同時に水素、−
    (CH3)n,−(CH2CH3)n,−(OH)n又は
    フェニル基であり、nは0乃至5の整数である)
  6. 【請求項6】前記感度増進剤は2,3,4−トリヒドロ
    キシベンゾフェノン、2,3,4,4’−テトラヒドロ
    キシベンゾフェノン、2,3,4,3’,4’,5’−
    ヘキサヒドロキシベンゾフェノン、アセトン−ピロガロ
    ール縮合物、4,4−[1−[4−[1−(1,4−ヒ
    ドロキシフェニル)−1−メチルエチル]フェニル]エ
    チリデン]ビスフェノール、及び4,4−[2−ヒドロ
    キシフェニルメチレン]ビス[2,6−ジメチルフェノ
    ール]よりなる群から選択された少なくとも一つである
    請求項5に記載のフォトレジスト組成物。
  7. 【請求項7】前記感度抑制剤がスルホニルグループを有
    し、分子量が1,000未満の芳香族化合物である請求
    項1に記載のフォトレジスト組成物。
  8. 【請求項8】前記感度抑制剤が次の化学式VI乃至IXより
    なる群から選択された少なくとも一つの化合物である請
    求項7に記載のフォトレジスト組成物。 【化2】 (前記化学式で、Rは各々独立的に又は同時に水素、−
    (CH3)n,−(CH2CH3)n,−(OH)n,−
    SO3(C64)CH3、又はフェニル基であり、nは0
    乃至5の整数である)
  9. 【請求項9】前記感度抑制剤が1,2−ビス−フェニル
    パラ−トルエンスルホン酸及びジフェニルスルホンより
    なる群から選択された少なくとも一つである請求項8に
    記載のフォトレジスト組成物。
  10. 【請求項10】前記有機溶媒がプロピレングリコールメ
    チルエーテルアセテート(PGMEA)、エチルラクタ
    ート(EL)、2−メトキシエチルアセテート(MM
    P)及びプロピレングリコールモノメチルエーテル(P
    GME)よりなる群から選択された少なくとも一つであ
    る請求項1に記載のフォトレジスト組成物。
  11. 【請求項11】前記有機溶媒がプロピレングリコールメ
    チルエーテルアセテート(PGMEA)及びエチルラク
    タート(EL)を重量比で9:1〜7:3の比率で混合
    することより得られる請求項10に記載のフォトレジス
    ト組成物。
  12. 【請求項12】前記組成物は着色剤、染料、擦痕防止
    剤、可塑剤、接着促進剤及び界面活性剤を含む添加剤う
    ちの少なくとも一つをさらに含む請求項1に記載のフォ
    トレジスト組成物。
  13. 【請求項13】前記組成物は液晶表示装置の回路製造用
    組成物である請求項1に記載のフォトレジスト組成物。
  14. 【請求項14】請求項1のフォトレジスト組成物を基板
    上に塗布し、ドライしてフォトレジスト膜を製造する段
    階と、 所定形状のマスクを介し、前記フォトレジスト層を露光
    する段階と、 露光されたフォトレジスト膜を現像してフォトレジスト
    パターンを製造する段階を含むパターンの形成方法。
  15. 【請求項15】前記組成物は液晶表示装置の回路製造用
    組成物である請求項14に記載パターンの形成方法。
  16. 【請求項16】前記フォトレジスト組成物はスピンコー
    ティング方式に塗布する請求項14に記載のパターンの
    形成方法。
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