JP2003207007A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JP2003207007A
JP2003207007A JP2002008349A JP2002008349A JP2003207007A JP 2003207007 A JP2003207007 A JP 2003207007A JP 2002008349 A JP2002008349 A JP 2002008349A JP 2002008349 A JP2002008349 A JP 2002008349A JP 2003207007 A JP2003207007 A JP 2003207007A
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shaft
continuously variable
variable transmission
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力伝達の効率の向上を図ることができるト
ロイダル型無段変速機を提供する。 【解決手段】 入力ディスク2および出力ディスク4の
間に挟持されたパワーローラ8と、このパワーローラ8
を支持するトラニオン6とを備えるトロイダル型無段変
速機において、トラニオン6の支持孔23に該支持孔2
3におけるトラニオン6の外周面6a側の開口を塞ぐ底
板部40が設けられているとともに、パワーローラ8の
挿入孔8bに該挿入孔8bの外輪30と反対側の開口を
塞ぐ底板部41が設けられ、且つ変位軸7と外輪30と
が一体に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロイダル型無段
変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】トロイダル型無段変速機として、例え
ば、図3および図4に示すトロイダル型無段変速機があ
る。入力ディスク2と出力ディスク4とは円管状の入力
軸15の周囲に、それぞれニードル軸受16を介して回
転自在に支持されている。また、カム板10は、入力軸
15の端部(図3の左端部)外周面にスプライン係合さ
れ、鍔部17により入力ディスク2から離れる方向への
移動を阻止している。そして、カム板10とローラ12
とにより、入力軸15の回転に基づいて入力ディスク2
を、出力ディスク4に向け押圧しつつ回転させる、ロー
ディングカム式の押圧装置9を構成している。上記出力
ディスク4には出力歯車18を、キー19により結合
し、これら出力ディスク4と出力歯車18とが同期して
回転するようにしている。
【0003】また、入力ディスク2と出力ディスク4と
の間には、パワーローラ8が挟持されており、このパワ
ーローラは、入力軸15に対して捻れの位置にある枢軸
5を中心に揺動する一対のトラニオン6によって支持さ
れている。1対のトラニオン6の両端部は、1対の支持
板20に、揺動並びに軸方向(図3の表裏方向、図4の
左右方向)に亙る変位自在に支持されており、変位軸7
は、各トラニオン6に形成した円形の支持孔23部分に
支持されている。これら各変位軸7は、互いに平行で且
つ偏心した支持軸部21と枢支軸部22とをそれぞれ有
している。このうちの各支持軸部21を各支持孔23の
内側に、第一ラジアル軸受であるラジアルニードル軸受
24を介して、回転自在に支持している。また、各枢支
軸部22は、トラニオン6の内周面6aから突出されて
いるとともに、パワーローラ8に形成された挿入孔8b
に挿入されている。このパワーローラ8は、各枢軸部2
2に第二ラジアル軸受であるラジアルニードル軸受25
を介して回転自在に支持されている。
【0004】1対の変位軸7は、入力軸15に対して1
80度反対側位置に設けられている。また、これら各変
位軸7の各枢支軸部22が各支持軸部21に対し偏心し
ている方向は、入力、出力両ディスク2、4の回転方向
に関し同方向(図4で左右逆方向)としている。また、
偏心方向は、入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する
方向としている。従って各パワーローラ8は、上記入力
軸15の配設方向に亙る若干の変位自在に支持される。
この結果、構成各部品の寸法精度のばらつきや弾性変形
等に起因して、各パワーローラ8が入力軸15の軸方向
(図4の左右方向、図5の表裏方向)に変位する傾向と
なった場合でも、構成各部品に無理な力を加える事な
く、この変位を吸収できる。
【0005】また、各パワーローラ8の外側面と各トラ
ニオン6の内側面6aとの間には、パワーローラ8の外
側面の側から順に、スラスト軸受26と、外輪30に加
わるスラスト荷重を支承するスラストニードル軸受27
とを設けている。このうちのスラスト軸受26は、各パ
ワーローラ8に加わるスラスト方向の荷重を支承しつ
つ、これら各パワーローラ8の回転を許容するものであ
る。スラスト軸受26は,それぞれ複数個ずつの玉(転
動体)29と、各玉29を転動自在に保持する円環状の
保持器28と、円環状の外輪30とから構成されてい
る。各スラスト軸受26の内輪軌道は各パワーローラ8
外側面に、外輪軌道は上記各外輪30の内側面にそれぞ
れ形成されている。
【0006】また、上記各スラストニードル軸受27
は、レース31と保持器32とニードル33とから構成
される。このうちのレース31と保持器32は、回転方
向に亙る若干の変位自在に組み合わせている。このよう
なスラストニードル軸受27は、各レース31を上記各
トラニオン6の内側面に当接させた状態で、この内側面
と上記外輪30の外側面との間に挟持している。これら
スラストニードル軸受27は、上記各パワーローラ8か
ら上記各外輪30に加わるスラスト荷重を支承しつつ、
各枢支軸部22および外輪30が、前記支持軸部21を
中心に揺動する事を許容する。
【0007】さらに、上記各トラニオン6の一端部(図
4の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド36を結合し、こ
れら駆動ロッド36の中間部外周面に駆動ピストン37
を固設している。そして、これら駆動ピストン37を、
それぞれ駆動シリンダ38内に油密に嵌装している。上
記構成のトロイダル型無段変速機は、入力軸15の回転
は押圧装置9を介して入力ディスク2に伝わる。そし
て、この入力ディスク2の回転が、1対のパワーローラ
8を介して出力ディスク4に伝わり、更にこの出力ディ
スク4の回転が、出力歯車18より取り出される。
【0008】入力軸15と出力歯車18との間の回転速
度比を変える場合には、1対の駆動ピストン37を互い
に逆方向に変位させる。これら駆動ピストン37の変位
に伴って1対のトラニオン6が、それぞれ逆方向に変位
し、例えば図4の下側のパワーローラ8が同図の右側
に、同図の上側のパワーローラ8が同図の左側に、それ
ぞれ変位する。この結果、これら各パワーローラ8のト
ラクション面8aと上記入力ディスク2および出力ディ
スク4の内側面2a,4aとの当接部に作用する、接線
方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの変
化に伴って上記各トラニオン6が、支持板20に枢支さ
れた枢軸5を中心として、互いに逆方向に揺動する。こ
の結果、各パワーローラ8のトラクション面8aと上記
各内側面2a、4aとの当接位置が変化し、上記入力軸
15と出力歯車18との間の回転速度比が変化する。
【0009】なお、このように上記入力軸15と出力歯
車18との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部
材の弾性変形に基づいて各パワーローラ8が、入力軸1
5の軸方向に変位し、これら各パワーローラ8を枢支し
ている各変位軸7が各支持軸部21を中心として僅かに
回動する。この回動の結果、各スラスト玉軸受26の外
輪30の外側面と上記各トラニオン6の内側面とが相対
変位する。これら外側面と内側面との間には、前記各ス
ラストニードル軸受27が存在する為、この相対変位に
要する力は小さい。従って、上述のように各変位軸7の
傾斜角度を変化させる為の力が小さくて済む。
【0010】このように、トロイダル型無段変速機の入
力ディスク2および出力ディスク4とパワーローラ8と
の動力伝達は、トラクションドライブによって行われて
いる。このため、入力ディスク2および出力ディスク4
とパワーローラ8とが接触する接触点(当接点)には大
きな押し付け力を与える必要がある。この押し付け力を
発生させるために、入力トルクに比例した押圧力を発生
させる上述のローディングカム式の押圧装置9や、最適
な押し付け力を発生させる油圧式の押圧装置等を用いる
ことが多い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、トロイダル型
無段変速機の駆動時において、押圧装置9により入力デ
ィスク2を出力ディスク4に向けて押圧すると、パワー
ローラ8には入力ディスク2および出力ディスク4との
接触点において押し付け力とトラクション力(接線力)
とが作用し、パワーローラ8に荷重がかかる。この荷重
により、パワーローラ8が図5の破線で示すような変形
を起こし、これに伴ってパワーローラ8の挿入孔8bも
変形する。
【0012】このため、ラジアルニードル軸受25に対
して、パワーローラ8の挿入孔8bの内周面が傾いた状
態、すなわち、ラジアルニードル軸受25が挿入孔8b
に片当たりした状態になる。これにより、挿入孔8bに
対するラジアルニードル軸受25の抵抗(すなわち、ラ
ジアルニードル軸受25の転がり抵抗)が大きくなり、
このラジアルニードル軸受25における動力伝達の損失
が大きくなる。しかも、パワーローラ8の変形により、
パワーローラ8の外周に形成されたスラスト軸受26の
内輪軌道が変形する。このため、スラスト軸受26の玉
29にかかる荷重が不均一となり、スラスト軸受26に
おける動力伝達の損失が大きくなる。
【0013】また、上記トラクション力により、変位軸
7が傾くと、スラスト軸受26の玉29にラジアル方向
の荷重が作用する。このため、玉29の円滑な回転を妨
げてしまい、このスラスト軸受26における動力伝達の
損失が大きくなる。
【0014】さらに、トラニオン6には、上記押し付け
力のスラスト方向の分力が作用し、この分力によってト
ラニオン6が撓む。このため、トラニオン6にスラスト
ニードル軸受27を介して支持されている外輪30が傾
くので、スラスト軸受26の玉29にかかる荷重が不均
一となり、この玉29の円滑な回転を妨げる。しかも、
トラニオン6の撓みに伴って、トラニオン6の支持孔2
3も変形し、トラニオン6の支持孔23内のラジアルニ
ードル軸受24と、変位軸7の支持軸部21との接触が
不均一になり、支持軸部21に対するラジアルニードル
軸受24の抵抗が大きくなる。したがって、トラニオン
6の支持孔23内のラジアルニードル軸受24およびス
ラスト軸受26における動力伝達の損失が大きくなる。
【0015】このように、従来のトロイダル型無段変速
機にあっては、駆動時において、パワーローラ8の変
形、変位軸7の傾きおよびトラニオン6の変形が発生す
るので、上記各軸受24、25、26の円滑な回転運動
が妨げられる。その結果、各軸受24、25、26にお
ける動力伝達の損失が大きくなり、動力伝達の効率が低
下してしまう。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、動力伝達の効率の向上を図ることができるトロイダ
ル型無段変速機を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、入力軸と、互いの内周面
同士を対向させた状態で互いの相対回転を自在として前
記入力軸と同心に配置された入力ディスクおよび出力デ
ィスクと、前記入力軸に対して捻れの位置にある枢軸を
中心として揺動するトラニオンと、互いに偏心した支持
軸部および枢支軸部から成り、このうちの支持軸部が前
記トラニオンに形成された支持孔内に第一ラジアル軸受
により回転自在に支持され、前記枢支軸部が前記トラニ
オンの内周面から突出された変位軸と、この変位軸の枢
支軸部が挿入される挿入孔を有し、この挿入孔に挿入さ
れた前記枢支軸部に第二ラジアル軸受によって回転自在
に支持された状態で、前記入力ディスクおよび出力ディ
スクの間に挟持されたパワーローラと、このパワーロー
ラと前記トラニオンの内周面との間に設けられ且つ前記
パワーローラとともに転動体を挟持する外輪を有し、前
記パワーローラに加わるスラスト方向の荷重を支承する
スラスト軸受とを備えるトロイダル型無段変速機におい
て、前記トラニオンの支持孔に該支持孔における前記ト
ラニオンの外周面側の開口を塞ぐ底板部が設けられてい
るとともに、前記パワーローラの挿入孔に該挿入孔の前
記外輪と反対側の開口を塞ぐ底板部が設けられ、かつ前
記変位軸と前記外輪とが一体に形成されていることを特
徴とする。
【0018】請求項1に記載の発明においては、トラニ
オンの支持孔の開口を塞ぐ底板部を設けることにより、
支持孔を貫通孔にした場合に比べて、駆動時におけるト
ラニオンの変形が抑制されるので、外輪が傾き難くな
る。したがって、スラスト軸受の転動体にかかる荷重が
略均一となるので、スラスト軸受の転動体が円滑に回転
し、スラスト軸受における動力伝達の損失が低減する。
その結果、スラスト軸受による動力の伝達が円滑に行わ
れる。また、トラニオンの変形の抑制に伴って支持孔の
変形も抑制されるので、この支持孔にある第一ラジアル
軸受と、この第一ラジアル軸受に支持される変位軸の支
持軸部とが略平行な状態となり、第一ラジアル軸受と変
位軸の支持軸部とが略均一に接触する。したがって、支
持軸部に対する第一ラジアル軸受の抵抗が小さくなるた
め、第一ラジアル軸受における動力伝達の損失が低減す
る。その結果、第一ラジアル軸受による動力の伝達が円
滑に行われる。
【0019】また、本発明では、パワーローラの挿入孔
の開口を塞ぐ底板部を設けているので、挿入孔を貫通孔
にした従来のパワーローラに比べて、駆動時におけるパ
ワーローラの変形が抑制されるため、外輪とともに挟持
している転動体にかかる荷重が略均一になり、スラスト
軸受における動力伝達の損失が低減する。また、パワー
ローラの変形が抑制されるので、駆動時において、入力
ディスクおよび出力ディスクとパワーローラとの接触点
の位置がずれ難くなるため、入力ディスクから出力ディ
スクへの動力伝達の損失が低減し、入力ディスクから出
力ディスクへの動力伝達が円滑に行われる。さらに、パ
ワーローラの変形の抑制に伴って挿入孔の変形も抑制さ
れるので、第二ラジアル軸受とパワーローラの挿入孔の
内周面とが略平行な状態となり、この挿入孔の内周面に
対する第二ラジアル軸受の抵抗が小さくなる。したがっ
て、第二ラジアル軸受における動力伝達の損失が低減
し、この第二ラジアル軸受による動力伝達が円滑に行わ
れる。
【0020】さらに、本発明では、外輪と変位軸とが一
体に形成されているので、駆動時に外輪がスラスト力を
受けて変位軸の軸線方向に押されるに伴って、変位軸も
その軸線方向に押されるため、変位軸が傾き難くなる。
したがって、スラスト軸受の転動体にラジアル方向の荷
重が作用し難くなるため、スラスト軸受における動力伝
達の損失が低減し、このスラスト軸受による動力の伝達
が円滑に行われる。
【0021】このように、本発明においては、トラニオ
ンの変形に起因するスラスト軸受および第一ラジアル軸
受の動力伝達の損失が低減し、パワーローラの変形に起
因するスラスト軸受、第二ラジアル軸受および入力ディ
スクから出力ディスクへの動力伝達の損失が低減すると
ともに、変位軸の傾きに起因するスラスト軸受の動力伝
達の損失が低減する。したがって、各部位において円滑
な動力伝達が行われるので、トロイダル型無段変速機の
動力伝達の効率が向上する。また、支持孔および挿入孔
がそれぞれ底板部によって塞がれているので、変位軸の
支持軸部および枢支軸部が、各孔から抜けないようにす
るための止め輪などを設ける必要がない。これにより、
部品点数の低減が図れるとともに、組み付けミスが少な
くなる。さらに、変位軸と外輪とを一体に形成している
ので、変位軸と外輪との嵌め合い部の加工を行う必要が
ない。また、トラニオンやパワーローラの変形を抑制す
るために、トラニオンやパワーローラを大型化しなくて
もよいので、トロイダル型無段変速機の小型化が図られ
る。
【0022】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
された発明において、前記トラニオンには、前記パワー
ローラを収納するポケット部を形成するように前記トラ
ニオンの内周側面に折れ曲がる一対の折れ曲がり壁部が
形成され、これら折れ曲がり壁部は、連結部材によって
連結されていることを特徴とする。
【0023】請求項2に記載の発明においては、トラニ
オンの折れ曲がり壁部同士が連結部材によって連結され
ていることにより、トラニオンの内周面側が凹面となる
方向に変形し難くなる。これにより、トラニオンの変形
に起因するスラスト軸受および第一ラジアル軸受におけ
る動力伝達の損失がさらに低減される。
【0024】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載された発明において、前記変位軸の枢支軸部に
は、前記第二ラジアル軸受の前記枢支軸部の軸線方向へ
の移動を規制するストッパ部が前記枢支軸部に一体に形
成されている。
【0025】請求項3に記載の発明においては、第二ラ
ジアル軸受の移動を規制するストッパ部が変位軸に一体
に形成されているので、第二ラジアル軸受の移動を規制
するためのストッパ部材を別途設ける必要がなく、部品
点数の低減がさらに図られる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の各図に
おいて、図3および図4と同様な構成要素には同一符号
を付してその説明を簡略化する。
【0027】図1は、本発明の第1実施の形態を示して
いる。図示のように、変位軸7の支持軸部21を回転自
在に支持するため、トラニオン6には有底の支持孔23
が形成されている。すなわち、支持孔23の外周面6b
側には、底板部40がトラニオン6と一体に設けられて
おり、この底板部40によってトラニオン6の支持孔2
3の開口が塞がれている。
【0028】また、変位軸7の枢支軸部22を挿入する
ため、パワーローラ8には有底の挿入孔8bが形成され
ている。すなわち、挿入孔8bの外輪30と反対側に
は、底板部41がパワーローラ8と一体に設けられてお
り、この底板部41によってパワーローラ8の挿入孔8
bの開口が塞がれている。
【0029】さらに、トラニオン6の内周面6aとパワ
ーローラ8との間には、パワーローラ8とともに玉29
を挟持する外輪30が変位軸7と一体に形成されてい
る。
【0030】また、この変位軸7の枢支軸部22に段差
部(ストッパ部)22aが一体に形成されており、この
段差部22aは、第二ラジアル軸受25が枢支軸部22
の軸線方向に移動することを、パワーローラ8の挿入孔
8bを塞ぐ底板部41とともに規制するようになってい
る。
【0031】上記構成のトロイダル型無段変速機におい
ては、トラニオン6の支持孔23の開口を塞ぐ底板部4
0を設けているので、支持孔23を貫通孔にした場合に
比べて、駆動時におけるトラニオン6の変形が抑制され
るため、外輪30がトラニオン6に対して傾き難くな
り、スラスト軸受26の玉29にかかる荷重が略均一と
なる。これにより、玉29が円滑に回転するため、スラ
スト軸受26における動力伝達の損失が低減し、スラス
ト軸受26による動力の伝達が円滑に行われる。また、
トラニオン6の変形の抑制に伴って支持孔23の変形も
抑制されるので、この支持孔23にある第一ラジアル軸
受24と、この第一ラジアル軸受24に支持される支持
軸部21とが略平行な状態となり、第一ラジアル軸受2
4と支持軸部21とが略均一に接触する。したがって、
支持軸部21に対する第一ラジアル軸受24の抵抗が小
さくなるため、第一ラジアル軸受24における動力伝達
の損失が低減し、第一ラジアル軸受24による動力の伝
達が円滑に行われる。
【0032】また、本実施の形態では、パワーローラ8
の挿入孔6bの開口を塞ぐ底板部41を設けているの
で、挿入孔8bを貫通孔にした場合に比べて、パワーロ
ーラ8の変形が抑制される。したがって、スラスト軸受
26の玉29にかかる荷重が略均一となるため、スラス
ト軸受25における動力伝達の損失が低減し、スラスト
軸受26による動力の伝達が円滑に行われる。また、パ
ワーローラ8の変形が抑制されるので、駆動時に入力デ
ィスク2および出力ディスク4と、パワーローラ8との
接触点の位置がずれ難くなるため、入力ディスク2から
出力ディスク4への動力伝達の損失が低減し、入力ディ
スク2から出力ディスク4への動力伝達が円滑に行われ
る。さらに、パワーローラ8の変形の抑制に伴って挿入
孔8bの変形も抑制されるので、この挿入孔8bの内周
面と第二ラジアル軸受25とが略平行な状態となり、挿
入孔8bの内周面と第二ラジアル軸受25とが略均一に
接触する。したがって、挿入孔8bに対する第二ラジア
ル軸受25の抵抗が小さくなるため、第二ラジアル軸受
25における動力伝達の損失が低減し、第二ラジアル軸
受25による動力伝達が円滑に行われる。
【0033】一方、本実施の形態では、外輪30と変位
軸7とが一体に形成されているので、外輪30と変位軸
7との嵌合部のぐらつきがない。また、駆動時に外輪3
0がスラスト力を受けて変位軸7の軸線方向に押される
に伴って、変位軸7もその軸線方向に押されるため、変
位軸7が傾き難くなる。したがって、スラスト軸受26
の玉29にラジアル方向の荷重が作用し難くなるので、
スラスト軸受26における動力伝達の損失が低減し、ス
ラスト軸受26による動力の伝達が円滑に行われる。
【0034】このように、本実施の形態では、トラニオ
ン6の変形に起因するスラスト軸受26および第一ラジ
アル軸受24の動力伝達の損失を低減することができ
る。また、パワーローラ8の変形に起因するスラスト軸
受26、第二ラジアル軸受25および入力ディスク2か
ら出力ディスク4への動力伝達の損失も低減することが
できる。さらに、7変位軸の傾きに起因するスラスト軸
受26の動力伝達の損失を低減することができる。
【0035】したがって、これら各部位において円滑な
動力伝達を行うことができるので、トロイダル型無段変
速機の動力伝達の効率を向上することができる。しか
も、トラニオン6やパワーローラ8を大型化しなくて
も、トラニオン6やパワーローラ8の変形を抑制できる
ので、トロイダル型無段変速機の小型化を図ることがで
きる。
【0036】また、支持孔23および挿入孔8bがそれ
ぞれ底板部40、41によって塞がれていることによ
り、支持軸部21や枢支軸部22が各孔23、8bから
抜けないようにするための止め輪などを設ける必要がな
いので、部品点数の低減を図ることができるとともに、
組み付けミスを少なくすることができる。さらに、変位
軸7と外輪30とを一体に形成することにより、変位軸
7と外輪30との嵌め合い部の加工を省略することがで
きる。
【0037】また、本実施の形態では、第二ラジアル軸
受25の移動を規制する段差部22aが変位軸7の枢支
軸部22に一体に形成されているので、第二ラジアル軸
受25の移動を規制するためのストッパ部材を別途設け
る必要がなく、部品点数の低減をさらに図ることができ
る。
【0038】図2は、本発明の第2実施の形態を示して
いる。なお、本実施の形態において、第1実施の形態と
同一構成部分には、同一符号を付してその説明を簡略化
する。
【0039】図2に示すように、本実施の形態のトラニ
オン6には、パワーローラ8を収納するポケット部を形
成するようにトラニオン6の内周面6a側に折れ曲がる
一対の折れ曲がり壁部43、45が形成されている。こ
れら折れ曲がり壁部43、45は、連結部材47によっ
て連結されており、トラニオン6の内周面6a側が凹面
となる方向に変形することを防止するようになってい
る。
【0040】このように構成された本実施の形態では、
トラニオン6の変形がさらに抑制されるので、トラニオ
ン6の変形に起因するスラスト軸受26および第一ラジ
アル軸受24における動力伝達の損失をさらに低減する
ことができ、トロイダル型無段変速機の動力伝達の効率
をさらに向上させることができる。
【0041】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が
可能である。例えば、本実施の形態では、トラニオン6
の底板部40は、1つの部材でトラニオン6と一体に形
成されていたが、これに代えて、別体の部材によってト
ラニオン6の支持孔23の開口を塞いで底板部としても
良い。これは、パワーローラ8の底板部41についても
同様である。また、本実施の形態では、変位軸7と外輪
30とを1つの部材で一体に形成するようにしたが、こ
れに代えて、変位軸7にこの変位軸7とは別体の外輪3
0を固定することによって、変位軸7と外輪30とを一
体に形成するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、トラニオンの変形に起因するスラスト軸
受および第一ラジアル軸受の動力伝達の損失を低減でき
る。また、パワーローラの変形に起因するスラスト軸
受、第二ラジアル軸受および入力ディスクから出力ディ
スクへの動力伝達の損失を低減することができる。さら
に、変位軸の傾きに起因するスラスト軸受の動力伝達の
損失を低減することができる。したがって、各部位にお
いて円滑な動力伝達が行われるので、トロイダル型無段
変速機の動力伝達の効率を向上させることができる。し
かも、トラニオンやパワーローラの変形を抑制するため
に、トラニオンやパワーローラを大型化しなくてもよい
ので、トロイダル型無段変速機の小型化を図ることがで
きる。また、支持孔および挿入孔がそれぞれ底板部によ
って塞がれていることにより、変位軸の支持軸部および
枢支軸部が、各孔から抜けないようにするための止め輪
などを設ける必要がない。その結果、部品点数の低減が
図れるとともに、組み付けミスが少なくなる。さらに、
変位軸と外輪とを一体に形成しているので、変位軸と外
輪との嵌め合い部の加工を省略することができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、トラニオ
ンの折れ曲がり壁部同士が連結部材によって連結されて
いるので、トラニオンの変形をさらに抑制することがで
きる。したがって、トラニオンの変形に起因するスラス
ト軸受および第一ラジアル軸受における動力伝達の損失
をさらに低減でき、トロイダル型無段変速機の動力伝達
の効率をさらに向上させることができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、
第二ラジアル軸受の移動を規制するストッパ部が変位軸
に一体に形成されているので、第二ラジアル軸受の移動
を規制するためのストッパ部材を別途設ける必要がな
く、部品点数の低減をさらに図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】本発明に係る第2実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】従来のトロイダル型無段変速機を示す断面図で
ある。
【図4】図9のA−A線矢視断面図である。
【図5】従来のパワーローラが変形している状態を示す
図である。
【符号の説明】
2 入力ディスク 4 出力ディスク 5 枢軸 6 トラニオン 7 変位軸 8 パワーローラ 8b 挿入孔 15 入力軸 21 支持軸部 22 枢支軸部 22a 段差部(ストッパ部) 23 支持孔 24 第一ラジアル軸受 25 第二ラジアル軸受 26 スラスト軸受 29 玉(転動体) 30 外輪 40、41 底板部 43、45 折れ曲がり壁部 47 連結部 材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と、互いの内周面同士を対向させ
    た状態で互いの相対回転を自在として前記入力軸と同心
    に配置された入力ディスクおよび出力ディスクと、前記
    入力軸に対して捻れの位置にある枢軸を中心として揺動
    するトラニオンと、互いに偏心した支持軸部および枢支
    軸部から成り、このうちの支持軸部が前記トラニオンに
    形成された支持孔内に第一ラジアル軸受により回転自在
    に支持され、前記枢支軸部が前記トラニオンの内周面か
    ら突出された変位軸と、この変位軸の枢支軸部が挿入さ
    れる挿入孔を有し、この挿入孔に挿入された前記枢支軸
    部に第二ラジアル軸受によって回転自在に支持された状
    態で、前記入力ディスクおよび出力ディスクの間に挟持
    されたパワーローラと、このパワーローラと前記トラニ
    オンの内周面との間に設けられ且つ前記パワーローラと
    ともに転動体を挟持する外輪を有し、前記パワーローラ
    に加わるスラスト方向の荷重を支承するスラスト軸受と
    を備えるトロイダル型無段変速機において、 前記トラニオンの支持孔に該支持孔における前記トラニ
    オンの外周面側の開口を塞ぐ底板部が設けられていると
    ともに、前記パワーローラの挿入孔に該挿入孔の前記外
    輪と反対側の開口を塞ぐ底板部が設けられ、かつ前記変
    位軸と前記外輪とが一体に形成されていることを特徴と
    するトロイダル型無段変速機。
  2. 【請求項2】 前記トラニオンには、前記パワーローラ
    を収納するポケット部を形成するように前記トラニオン
    の内周側面に折れ曲がる一対の折れ曲がり壁部が形成さ
    れ、これら折れ曲がり壁部は、連結部材によって連結さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル
    型無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記変位軸の枢支軸部には、前記第二ラ
    ジアル軸受の前記枢支軸部の軸線方向への移動を規制す
    るストッパ部が前記枢支軸部に一体に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のトロイダル型
    無段変速機構。
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