JP2003206873A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JP2003206873A
JP2003206873A JP2002006979A JP2002006979A JP2003206873A JP 2003206873 A JP2003206873 A JP 2003206873A JP 2002006979 A JP2002006979 A JP 2002006979A JP 2002006979 A JP2002006979 A JP 2002006979A JP 2003206873 A JP2003206873 A JP 2003206873A
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Japan
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journal bearing
main shaft
compression mechanism
scroll compressor
bearing portion
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Application number
JP2002006979A
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English (en)
Inventor
Fumitoshi Nishiwaki
文俊 西脇
Hidenobu Shintaku
秀信 新宅
Mitsuharu Matsuo
光晴 松尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/42Pumps with cylinders or pistons

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮荷重のラジアル方向力により、主軸がた
わみ変形を生じた場合でも主軸を軸支するジャーナル軸
受の摩耗、焼き付き等の損傷の発生を防止し高い信頼性
を有するとともに、広い運転範囲において性能の低下の
無い高効率なスクロール圧縮機を簡単な構造で提供す
る。 【解決手段】 圧縮機構部3と、圧縮機構部3を駆動す
る主軸7と、主軸7を回転駆動する電動機5と、主軸7
を支えるジャーナル軸受部8、9、11などと、ジャー
ナル軸受部8、9、11などの端部に形成した環状溝2
1、22、23などとを備え、環状溝21、22、23
などの溝底部にR部を設けて、上記のような目的を達成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍冷蔵庫や空調機
等に用いられる冷媒用圧縮機に係わり、詳細にはスクロ
ール圧縮機のジャーナル軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍空調用の電動圧縮機としては、圧縮
部がレシプロ式、ロータリー式およびスクロール式のも
のがあり、いずれの方式も家庭用、業務用の冷凍空調分
野で使用されており、いずれの方式の圧縮機においても
圧縮機構部を駆動する主軸の径方向の力は主としてジャ
ーナル軸受によって支持されている。
【0003】特に、スクロール圧縮機の場合、主軸の圧
縮機構部側の支持が片持ち支持になり、圧縮機構部の圧
縮荷重に置けるラジアル方向力によるモーメントが主軸
に働いてこれをたわませ軸受上問題になる。
【0004】これを、本発明が適用される図5に示すス
クロール圧縮機の基本構成を参照して述べる。スクロー
ル圧縮機は一般に、図5に示すように、固定スクロール
1と可動スクロール2の渦巻き羽根同士を噛み合わせて
圧縮機構部3を構成し、固定、可動両スクロール1、2
間にできる複数の圧縮室4が可動スクロール2を旋回駆
動することにより容積を縮小しながら移動するのを利用
して冷媒を外部サイクルから吸入して圧縮し、圧縮した
冷媒を吐出し外部サイクルに供給することを繰り返す。
【0005】このようなスクロール圧縮機はその低振動
性静音性、高信頼性などの故に広く使用されている。ま
た、多くの場合、圧縮機構部3はそれを駆動する電動機
5とともに容器6に収容されメンテナンスフリーに提供
され、使用される。寿命は概ね10年程度に設計され
る。可動スクロール2は電動機5のロータ5aに連結し
た主軸7によって回転駆動される。この駆動のために主
軸7は電動機5の両側に配した主、副両ジャーナル軸受
部8、9によって主軸部7aを軸受され、電動機5、特
に、主軸部7aと結合されたロータ5aとともにその両
側で支持する。一方、圧縮機構部3側には偏心軸7bを
有しこれが可動スクロール2の偏心ジャーナル軸受部1
1を介して嵌まり合い、可動スクロール2を円軌道運動
させる。
【0006】主、副ジャーナル軸受部8、9は、容器6
の内周に焼き嵌めなどして固定された主、副ジャーナル
軸受部材12、13に設けられ、主ジャーナル軸受部材
12の反電動機5側に固定スクロール1を取り付け、主
ジャーナル軸受部材12と固定スクロール1との間に可
動スクロール2を挟み込んで保持し、主ジャーナル軸受
部材12と可動スクロール2との間に可動スクロール2
の自転を拘束するオリダムリング14などが設けられ、
主軸7が電動機5の容器6内に焼き嵌めなどして固定さ
れたステータ5bからロータ5aへの電磁作用によって
回転駆動されたとき、その偏心軸7bが偏心ジャーナル
軸受部11を介しそれに嵌り合った可動スクロール2を
オルダムリング14などによる自転拘束のもとに円軌道
運動させ、上記吸入、圧縮、吐出を行なわせる。容器6
は冷媒の吸入管15および吐出管16が外部サイクルに
接続されて密閉される。
【0007】一方、圧縮機構部3は容器6の吸入管15
から吸入口16を経て外部サイクルから冷媒を吸入し、
吐出口17から一旦容器6内に吐出して電動機5を冷却
した後、容器6の吐出管18を通じて外部サイクルに冷
媒を供給することを繰り返す。これに併せ、容器6の下
部には冷凍機油19が貯留され、圧縮機構部3の駆動と
ともに主軸7の遠心力などを利用して主軸7内部の給油
通路20を通じて前記冷凍機油19を導入し、前記主、
副ジャーナル軸受部8、9、偏心ジャーナル軸受部11
に供給するとともに、圧縮機構部3の各摺動部にも供給
し、それらを潤滑し、またシールする。冷凍機油19は
冷媒と相溶性のあるものが用いられる。これによって、
冷凍機油19は冷媒に溶けて持ち運ばれ、前記主軸7を
通じた供給によっては及ばない摺動部分の潤滑をも行な
い、前記メンテナンスフリーを実現している。
【0008】ところで、可動スクロール2には冷媒の圧
縮荷重などが働く。そのうち、ラジアル方向力は主軸7
の偏心軸7bを介して主軸7に伝達され、主軸7は主ジ
ャーナル軸受部材12に形成された主ジャーナル軸受部
8と電動機5を挟んで副ジャーナル軸受部材13に形成
された副ジャーナル軸受部9により支持される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなスクロール圧縮機では、主軸7の主軸部7aは電動
機5のロータ5aに対して主、副ジャーナル軸受部8、
9により両持ち支持されるが、圧縮機構部3の可動スク
ロール2を駆動する偏心軸7b側は、主ジャーナル軸受
部8から圧縮機構部3側に突出した片持ち支持となる。
ここに、前記圧縮荷重などにより生じるラジアル方向力
は主軸7の偏心軸7bに作用することから、主軸5は
主、副ジャーナル軸受部8、9間の大きなたわみを伴い
変形する。このため、主ジャーナル軸受部8および副ジ
ャーナル軸受部9の互いに対向し合う軸受端部の軸受面
において片当たり現象が生じる。また、主軸7が前記た
わみによって偏心ジャーナル軸受部11に対しても傾斜
するためその軸受端部の軸受面においても同様に片当た
り現象が生じる。特に、ラジアル方向力の作用位置が最
も近い主ジャーナル軸受部8に最も大きな荷重が作用
し、主ジャーナル軸受部8の圧縮機構部3側の軸受端部
の軸受面で著しい片当りを生じやすい。
【0010】このように、スクロール圧縮機のジャーナ
ル軸受の荷重分布は軸方向に一様ではなく、ジャーナル
軸受端部で荷重が極端に高くなる傾向がある。その結
果、ジャーナル軸受端部近傍が主軸7との直接接触によ
り摩耗など表面損傷を起こしやすい。そして、摺動損失
および摩耗が増大し、圧縮機の効率を低下させるだけで
なく信頼性も損ねている。
【0011】本発明の目的は、上記のような従来の問題
点を解消するもので、圧縮荷重のラジアル方向力によ
り、主軸がたわみ変形を生じた場合でもジャーナル軸受
の摩耗、焼き付き等の損傷の発生を防止し高い信頼性を
有するとともに、広い運転範囲において性能の低下の無
い高効率なスクロール圧縮機を簡単な構造で提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の発明のスクロール圧縮機は、圧縮機構部
と、前記圧縮機構部を駆動する主軸と、前記主軸を回転
駆動する電動機と、前記主軸を支える1または複数のジ
ャーナル軸受部と、前記ジャーナル軸受部の少なくとも
1つの端面に形成した環状溝とを備え、前記環状溝の溝
底部にR部を設けたことを特徴とするものである。
【0013】また、第2の発明のスクロール圧縮機は、
また、圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する主軸
と、前記主軸を回転駆動する電動機と、前記主軸を支え
るジャーナル軸受部と、前記ジャーナル軸受部の互いに
対向し合う端面の少なくとも一方の端面に形成した環状
溝とを備え、前記環状溝を構成する内側環状壁の肉厚を
溝底部から前記端面方向に薄くしたことを特徴とするも
のである。
【0014】また、第3の発明のスクロール圧縮機は、
また、第1、2の発明のいずれか1つにおいて、さら
に、前記ジャーナル軸受部の前記端面側端部の軸受面に
クラウニングをも形成したことを特徴とするものであ
る。
【0015】また、第4の発明のスクロール圧縮機は、
また、第1〜第3の発明のいずれか1つにおいて、さら
に、前記主軸は、前記圧縮機構部の側に圧縮機構部を偏
心ジャーナル軸受部を介して駆動する偏心軸部と前記圧
縮機構部とは反対側に主、副ジャーナル軸受部によって
電動機の両側で支持される主軸部とを有し、前記環状溝
または前記環状溝と前記クラウニングが、前記偏心ジャ
ーナル軸受部、主ジャーナル軸受部、および副ジャーナ
ル軸受部における軸受端部の少なくともいずれか1つに
形成されていることを特徴とするものである。
【0016】また、第5の発明のスクロール圧縮機は、
また、第1〜第4の発明のいずれか1つにおいて、さら
に、前記ジャーナル軸受部には、鋳鉄材、カーボンブッ
シュ材、樹脂ブッシュ材、裏金付き樹脂複合軸受材、あ
るいは裏金付きメタル軸受材が用いられていることを特
徴とするものである。
【0017】また、第6の発明のスクロール圧縮機は、
また、第1〜第5の発明のいずれか1つにおいて、さら
に、前記主軸の表面は、浸硫窒化処理あるいはりん酸塩
処理を少なくとも含む化成処理を施されたことを特徴と
するものである。
【0018】また、第7の発明のスクロール圧縮機は、
また、前記圧縮機構部が圧縮する作動流体は、二酸化炭
素(CO2 )冷媒であることを特徴とするものである。
【0019】また、第8の発明のスクロール圧縮機は、
また、第1〜第7の発明のいずれか1つにおいて、さら
に、前記圧縮機構部および前記ジャーナル軸受部を潤滑
する冷凍機油はポリアルキレングリコール(PAG)油
であることを特徴とするものである。
【0020】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面の記載によって明らかにな
る。本発明の各特徴は、それ単独で、あるいは可能な限
り種々な組合せで複合して採用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスクロール圧
縮機のいくつかの実施の形態について、図面を参照しな
がら詳細に説明し、本発明の理解に供する。以下の説明
は本発明の具体例について述べるものであって、特許請
求の範囲の記載を限定するものではない。
【0022】(実施の形態1)本実施の形態1における
スクロール圧縮機は、図5に示す既述したスクロール圧
縮機の基本構成を有するものであり、既述したところと
重複する説明は省略する。なお、本実施の形態1のスク
ロール圧縮機では、容器6は圧縮機構部3および電動機
5が上下に並ぶ縦型に配置された例となっている。しか
し、本発明はこれに限られることはなく、容器に収容し
ない開放型でもよいし、横型に配置される例にも同様に
適用できる。また、既述したように可動スクロール2の
自転防止はオルダムリング14によって行なっている
が、これ以外の種々な部材、機構を採用することができ
る。
【0023】本実施の形態1は、既述した圧縮荷重のラ
ジアル方向力により、主軸7がたわみ変形を生じ、主ジ
ャーナル軸受部8、あるいは副ジャーナル軸受部9、あ
るいは偏心ジャーナル軸受部11において、あるいはそ
れらの内2つの組、または3つの組において、主軸7と
の片当たりが生じることに対応するものである。
【0024】このため、既述したように、圧縮機構部3
と、この圧縮機構部3を駆動する主軸7と、この主軸7
を回転駆動する電動機5と、前記主軸7を支える少なく
とも1つのジャーナル軸受部8、9、11などとを備
え、特に、このジャーナル軸受部8、9、11などの少
なくとも1つの端部に形成した環状溝21、22、23
などを設けるとともに、前記環状溝21、22、23な
どの溝底部に図1、図2、図5に示すようなR部を設け
てある。
【0025】環状溝21、22、23のいずれを設ける
場合でも、それらを設ける主ジャーナル軸受部8、副ジ
ャーナル軸受部9、および偏心ジャーナル軸受部11の
いずれかにおいて、主軸7の圧縮荷重などのラジアル方
向力が偏心軸7bに働くときに変形し、主、副ジャーナ
ル軸受部8、9間でたわむことによる、それら主ジャー
ナル軸受部8、副ジャーナル軸受部9、および偏心ジャ
ーナル軸受部11のいずれかとの軸受面に対する傾斜に
よる片当たりを生じる軸受端部の剛性を低くすることを
意図するものであり、図1、図2、図5に示すように主
ジャーナル軸受部8に対しては圧縮機構部3側の端面、
副ジャーナル軸受部9に対しては電動機5側の端面とな
り、偏心ジャーナル軸受部11に対しては主ジャーナル
軸受部材12の側または電動機5側の端面になる。
【0026】1つの具体例を示すと、主ジャーナル軸受
部8の圧縮機構部3側、つまり電動機5と反対側の端面
に幅1mm、深さ4mmの一様に連続した環状溝21を
形成し、偏心ジャーナル軸受部11の電動機5側の端面
に幅0.5mm、深さ3mmの一様に連続した環状溝2
3を形成している。また、副ジャーナル軸受部9の電動
機5側の端面に幅1mm、深さ4mmの一様に連続した
環状溝22を形成している。そして、これらの環状溝2
1、22、23の溝底部には図1、図2、図5に示すよ
うに半円弧状のR部21a、22a、23aをそれぞれ
設けている。
【0027】主ジャーナル軸受部材12および副ジャー
ナル軸受部材13には鋳鉄材FC250を用い、中央に
設けた円筒内面を表面粗さRa0.2程度に仕上げ、主
ジャーナル軸受部8および副ジャーナル軸受部9の軸受
面としている。一方、可動スクロール2にはアルミ合金
材を用い、可動スクロール2のボス部2aの中央に設け
た円筒内面を表面粗さRa0.2程度に仕上げ、偏心ジ
ャーナル軸受部11の軸受面としている。主軸7にはS
CM415鋼を用い、表面を浸硫窒化処理している。
【0028】ここで、圧縮室4にて、可動スクロール2
の旋回運動により冷媒が圧縮されるとき、可動スクロー
ル2に反力として作用する冷媒の圧縮荷重などの内の、
軸方向に働くスラスト方向力は、可動スクロール2の鏡
板下面に冷凍機油19の供給圧を絞りなどで制限してこ
の供給圧と圧縮機構部3の吐出圧との中間圧を作用させ
ることにより、可動スクロール2の鏡板上面と固定スク
ロール1の間に設けられたスラスト軸受10で支持され
る。一方、圧縮荷重などの内のラジアル方向力は主軸7
の偏心軸7bに作用し、主軸7は主ジャーナル軸受部材
12に設けられた主ジャーナル軸受部8と電動機5を挟
んで下部に設けられた副ジャーナル軸受部材13の副ジ
ャーナル軸受部9とにより支持される。このように、主
軸7はその偏心軸7bにラジアル方向の片持ち圧縮荷重
を受けることにより、モーメントが生じ、その荷重と軸
の剛性によって決まる主、副ジャーナル軸受部8、9間
でのたわみを伴い変形する。この結果、主ジャーナル軸
受部8の軸受面および副ジャーナル軸受部9の軸受面に
対して主軸7は傾斜して支持されるため、主ジャーナル
軸受部8および副ジャーナル軸受部9の軸受端部の軸受
面において軸受隙間が小さくなり片当り現象が生じやす
くなる。また、主軸7が撓み傾斜するため、偏心ジャー
ナル軸受部11の軸受端部の軸受面においても同様に片
当たり現象が生じやすくなる。
【0029】しかしながら、本実施の形態1では、主軸
7と軸受面との軸受隙間が小さくなる(あるいは直接接
触する)主ジャーナル軸受部8の圧縮機構部3側端部、
図示する例では上端部、副ジャーナル軸受部9の電動機
5側の端部、図示する例では上端部、および偏心ジャー
ナル軸受部11の電動機5側の端部、図示する例では下
端部に環状溝21、22、23を設けた構成としたた
め、それら各ジャーナル軸受部8、9、11における各
端部での剛性が低下している。
【0030】したがって、主軸7にモーメントが加わり
それらの軸受面で主軸7に傾斜が生じ、荷重分布が軸受
端部で大きくなった場合には、軸受端部の軸受面が変形
することによって、主軸7と軸受面の接触応力を減少さ
せることができる。さらに、本実施の形態1では、環状
溝21、22、23の溝底部に半円弧状のR部21a、
22a、23aをそれぞれ設けているため、軸受端部の
軸受内面が変形した場合でも、溝底部近傍に応力が集中
することはなく、環状溝21、22、23の内側にて主
軸7のたわみ変形の影響を受ける内側壁溝底部近傍で環
状部30、31、32に破断あるいは亀裂が入ることが
なくなり、環状溝21、22、23による剛性低減構成
の信頼性が高まる。このため、軸受端部近傍が主軸7と
直接接触して表面損傷するようなことはなく、流体潤滑
状態を保つことができる。したがって、摩擦係数が低
く、摺動損失が小さいジャーナル軸受を実現できる。
【0031】以上のことから、本実施形態によれば、塩
素を含まず潤滑性の乏しい代替冷媒とそれに対応した冷
凍機油を用いた場合でも、摩耗発生により信頼性を損な
うことなく、ジャーナル軸受部8、9、11での摺動損
失を減少させ、圧縮機の効率を著しく高めることが可能
となる。また、軸受の損傷の恐れがないことにより、ス
クロール圧縮機の信頼性を大幅に向上させる効果も奏す
る。
【0032】さらに、主軸7の表面に浸硫窒化処理を施
しているため、運転状態が過渡状態で軸受端部近傍が主
軸7と短時間直接接触した場合でも、耐凝着摩耗性を一
層向上させることができ、ジャーナル軸受部8、9、1
1の信頼性を一層向上できる。なお、主軸7の表面に、
りん酸マンガン処理などのりん酸塩処理を行った場合に
も、同様に主軸の耐摩耗性を向上できることは勿論であ
る。
【0033】また、副ジャーナル軸受部9の軸受面は主
ジャーナル軸受部8の軸受面に対して同軸、平行に組立
てられることが必要であるが、量産組立上、芯だし工程
で幾分誤差が生じる。例えば、主ジャーナル軸受部8の
軸中心と副ジャーナル軸受部9の軸中心がずれている場
合、副ジャーナル軸受部9の軸受面と主軸7の外面が平
行でなくなり、副ジャーナル軸受部9の軸受端部におい
て軸受隙間が小さくなり片当り現象が生じる場合があっ
たが、本実施形態1のジャーナル軸受を採用することに
より、軸受内での主軸7の傾斜が生じた場合にも、軸受
端部の軸受面が変形することによって、主軸と軸受面の
接触応力を減少させることが可能となる。このため、軸
受端部近傍が主軸と直接接触して表面損傷するようなこ
とはなく、流体潤滑状態を保つことができる。したがっ
て、組立の余裕度が大きくなり、容易に組立てを行うこ
とが可能になる。
【0034】さらに、冷媒として地球温暖化防止の観点
から、温暖化係数の低い自然冷媒であるCO2 冷媒の採
用が検討されており、CO2冷媒を用いた場合には、圧
縮後の圧力が高くなり、各ジャーナル軸受部8、9、1
1に作用する荷重が非常に大きくなるためジャーナル軸
受部8、9、11の摺動条件が一層過酷となるが、本実
施の形態1に係る圧縮機用のジャーナル軸受部8、9、
11を採用することにより、耐摩耗性を向上させること
が可能であり、高い信頼性を得ることができる。また、
オイルリターン性の確保の観点から、冷凍機油19とし
てCO2冷媒に対して溶解性を有するポリアルキレング
リコール油(PAG油)を用いた場合、冷凍機油19の
粘度が低下し、ジャーナル軸受の摺動条件が一層過酷と
なるが、本実施の形態1の圧縮機用ジャーナル軸受を採
用することにより、同様の効果が得られる。
【0035】なお、環状溝21、22、23は各ジャー
ナル軸受部8、9、11における軸受端部の剛性を低下
させるものであるが、必ずしも一様に連続している必要
はなく、圧縮荷重の大きさや主軸7の材料、太さ、その
他の条件の違いによっては不連続でもよいし、深さが変
化するようなものでも構わない。また、本実施の形態1
では、環状溝21、22、23の溝底部に半円弧状のR
部21a、22a、23aをそれぞれ設けたが、図2に
示す変形例のように溝21〜23底部の角部のみに円弧
状のR部33を設けてもよいし、また、これとともに、
あるいは個別に各ジャーナル軸受部8、9、11の端部
にクラウニング34を設けた場合、主軸7の偏心軸7b
にモーメントが加わりジャーナル軸受内での主軸のたわ
みあるいは傾斜が生じた場合でも、軸受端部の軸受面に
おいて主軸7と軸受の接触応力をさらに一層減少させる
ことが可能となる。このため、軸受端部近傍の軸受面が
主軸7と直接接触して表面損傷するようなことはなく、
流体潤滑状態を保つことができる。したがって、一層摩
擦係数が低く、摺動損失が小さいジャーナル軸受を実現
できる。クラウニング34は、一例として幅2〜5mm
で、半径RがR>500mmの円弧を形成することによ
って構成している。円弧部の半径RがR<500mmの
場合、軸受面の端部において、主軸7と軸受面の間に形
成される隙間が大きくなりすぎ油膜が形成されにくくな
るため、逆に潤滑性能を低下させる。このため、円弧部
の半径RはR>500mmの場合が望ましい。しかし、
主軸7および主、副ジャーナル軸受部8、9との材質、
寸法関係、圧縮荷重など条件の違いによっては、それ以
上になってもよい。クラウニング34は半径Rが小さく
ても有効であるが、実質的にはこれを設ける幅寸法が最
小限度となり、少なくともこの幅寸法よりも大きく設定
するのが好適である。
【0036】また、本実施形態1では、鋳鉄材を直接主
ジャーナル軸受部8の軸受面に用いたが、カーボンブッ
シュ材、樹脂ブッシュ材、裏金付き樹脂複合軸受材、あ
るいは裏金付きメタル軸受材などのブッシュ材を用いて
も同様の環状溝21、22、23を設けることにより、
同様な効果が得られる。副ジャーナル軸受部9、偏心ジ
ャーナル軸受部11も同様である。さらに個別のブッシ
ュ材を用いた場合には、過渡状態で軸受端部近傍が主軸
と短時間直接接触した場合でも、耐凝着摩耗性を一層向
上させることが可能となり、ジャーナル軸受の信頼性を
一層向上できるという効果が得られる。
【0037】また、副ジャーナル軸受部9の反電動機5
側の端部に、副ジャーナル軸受部9と連続してないしは
近傍に主軸7のスラスト軸受51を一体として形成して
いるため、非常にコンパクトにラジアル方向の荷重およ
びスラスト方向の荷重を支える軸受構成が可能となり、
スクロール圧縮機の小型化を図ることができる。
【0038】(実施の形態2)本実施の形態2は図3、
図4に示すように、主ジャーナル軸受部8の上端部端
面、偏心ジャーナル軸受部11の下端部端面、および副
ジャーナル軸受部9の上端部端面に、実施の形態1にお
けるような環状溝21、22、23を形成するのに、こ
れら環状溝21、22、23の内側に形成される内側環
状壁46、47、48の外周面が底部から端部に向けて
主軸7側に傾斜する溝形状とすることにより、内側環状
壁46、47、48の肉厚を溝21、22、23の底部
から前記端面方向に薄くした点が実施の形態1の場合と
異なっている。他の構造および奏する作用は特に変わら
ないので、共通する部材には同一の符号を付し、重複す
る図示および説明は省略する。
【0039】このように、本実施の形態2では内側環状
壁46、47、48の肉厚を軸受端部方向に薄くしたた
め、主軸7の偏心軸7bにモーメントが加わり軸受内で
の主軸7のたわみあるいは傾斜が生じ、荷重分布が軸受
端部で大きくなり、内側環状壁46、47、48が変形
した場合でも、内側環状壁46、47、48は一様強さ
の梁の様に変形するため、環状溝21、22、23を構
成する内側環状壁46、47、48の変形量は軸方向に
滑らかなものとなる。内側環状壁46、47、48の変
形量が溝21、22、23の底部で急激に変化し、内側
環状壁46、47、48が急激に折れ曲がるようなこと
がないため、ジャーナル軸受部8、9、11の軸受面に
沿った油膜圧力分布も軸方向に滑らかに変化する。した
がって、環状溝21、22、23の溝底部近傍におい
て、油膜圧力分布が急に高くなり、油膜厚さが急減し
て、主軸7とジャーナル軸受部8、9、11とが直接接
触して表面損傷するようなことはなく、流体潤滑状態を
保つことができる。したがって、摩擦係数が低く、摺動
損失が小さいジャーナル軸受を実現できる。
【0040】なお、副ジャーナル軸受部9の内側にカー
ボンブッシュ材、樹脂ブッシュ材、裏金付き樹脂複合軸
受材、あるいは裏金付きメタル軸受材などのブッシュ材
を設置して軸受面を形成した場合、過渡状態で軸受端部
近傍が主軸と短時間直接接触した場合でも、耐凝着摩耗
性を一層向上させることが可能となり、ジャーナル軸受
の信頼性を一層向上できる。
【0041】以上のことから、本実施の形態によれば、
摩耗発生により信頼性を損なうことなく、ジャーナル軸
受での摺動損失を減少させ、圧縮機の効率を著しく高め
ることが可能となる。また、軸受の損傷の恐れがないこ
とにより、スクロール圧縮機の信頼性を大幅に向上させ
る効果も奏する。
【0042】なお、本実施の形態2においても、ジャー
ナル軸受部8、9、11の軸受端部の軸受面にクラウニ
ングを形成した場合にも同様の効果が得られることは勿
論である。
【0043】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、圧縮荷重のラジアル方向力により、主軸がたわ
み変形、傾斜を生じた場合でも、圧縮機のジャーナル軸
受での直接接触による摩耗などの表面損傷を起こすこと
なく摺動損失を低減させることができ、効率および信頼
性が高い構造のスクロール圧縮機を簡単かつ安価なもの
として提供できるという長所を有する。また、塩素を汲
まない冷媒を利用することにも十分に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1のスクロール圧縮機
における主ジャーナル軸受部および偏心ジャーナル軸受
部を持った圧縮機構部の要部断面図である。
【図2】図1の変形例を示す各種軸受部に共通の要部断
面図である。
【図3】本発明に係る実施の形態2のスクロール圧縮機
における主ジャーナル軸受部および偏心ジャーナル軸受
部を持った圧縮機構部の要部断面図である。
【図4】図3のスクロール圧縮機における副ジャーナル
軸受部の要部断面図である。
【図5】本発明が適用されるスクロール圧縮機の全体構
成図を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固定スクロール 2 可動スクロール 3 圧縮機構部 4 圧縮室 5 電動機 7 主軸 7a 主軸部 7b 偏心軸 8 主ジャーナル軸受部 9 副ジャーナル軸受部 11 偏心ジャーナル軸受部 12 主ジャーナル軸受部材 13 副ジャーナル軸受部材 16 吸入口 17 吐出口 21、22、23 環状溝 21a、22a、23a、33 R部 34 クラウニング 46、47、48 内側環状壁
フロントページの続き (72)発明者 松尾 光晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA14 AB03 AB05 BB21 BB42 BB44 CC09 CC17 CC18 CC38 CC39 3H039 AA03 AA06 AA12 BB02 BB04 BB05 BB07 BB28 CC09 CC22 CC33 3J011 AA06 AA20 BA02 BA04 DA01 KA02 KA03 LA04 MA12 MA22 PA03 RA00 SB02 SC01 SE02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動す
    る主軸と、前記主軸を回転駆動する電動機と、前記主軸
    を支える1または複数のジャーナル軸受部と、前記ジャ
    ーナル軸受部の少なくとも1つの端部の端面に形成した
    環状溝とを備え、前記環状溝の溝底部にR部を設けたこ
    とを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動す
    る主軸と、前記主軸を回転駆動する電動機と、前記主軸
    を支えるジャーナル軸受部と、前記ジャーナル軸受部の
    互いに対向し合う端面の少なくとも一方の端面に形成し
    た環状溝とを備え、前記環状溝を構成する内側環状壁の
    肉厚を溝底部から前記端面方向に薄くしたことを特徴と
    するスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記ジャーナル軸受部の前記端面側端部
    の軸受面にクラウニングをも形成したことを特徴とする
    請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記主軸は、前記圧縮機構部の側に圧縮
    機構部を偏心ジャーナル軸受部を介して駆動する偏心軸
    部と前記圧縮機構部とは反対側に主、副ジャーナル軸受
    部によって電動機の両側で支持される主軸部とを有し、
    前記環状溝または前記環状溝と前記クラウニングが、前
    記偏心ジャーナル軸受部、主ジャーナル軸部、および副
    ジャーナル軸受部における軸受端部の少なくともいずれ
    か1つに形成されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記ジャーナル軸受部には、鋳鉄材、カ
    ーボンブッシュ材、樹脂ブッシュ材、裏金付き樹脂複合
    軸受材、あるいは裏金付きメタル軸受材が用いられてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のスクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記主軸の表面は、浸硫窒化処理あるい
    はりん酸塩処理を少なくとも含む化成処理を施されたこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のス
    クロール圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記圧縮機構部が圧縮する作動流体は、
    二酸化炭素(CO2 )冷媒であることを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記圧縮機構部および前記ジャーナル軸
    受部を潤滑する冷凍機油はポリアルキレングリコール
    (PAG)油であることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
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