JP2003204760A - 氷菓製造器 - Google Patents
氷菓製造器Info
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- JP2003204760A JP2003204760A JP2002007781A JP2002007781A JP2003204760A JP 2003204760 A JP2003204760 A JP 2003204760A JP 2002007781 A JP2002007781 A JP 2002007781A JP 2002007781 A JP2002007781 A JP 2002007781A JP 2003204760 A JP2003204760 A JP 2003204760A
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Abstract
供。 【解決手段】 二重構造の壁の間に蓄冷剤1を封入した
有底筒形の容器体2と、容器体の開口を塞ぐ蓋体3と、
容器体内で回転する撹拌羽根4とを備え、撹拌羽根の回
転軸5が蓋体の中央部に固定してあり、蓋体3を手で回
転させると撹拌羽根4が一緒に回転することを特徴とす
る。
Description
スクリームやシャーベットを作ることのできる氷菓製造
器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】アイスクリームやシャーベットは、材料
を零度以下に冷やしながら撹拌することで製作できる。
従来から家庭用に普及している氷菓製造器は、おおむね
図3に示すように、二重構造の金属製容器の内部に蓄冷
材を封入した冷却ポット90と、外装ケース91と、撹
拌羽根92と、蓋体93と、ハンドル94とからなる構
成となっている。使用方法は、冷却ポット90を一晩以
上冷凍庫に入れて十分冷やし、冷やした冷却ポット90
を外装ケース91にセットし、冷却ポット内にアイスク
リームやシャーベットの材料を入れる。次いで撹拌羽根
92と蓋体93とハンドル94を順に装着し、ハンドル
94を手で回転させれば10分ほどでアイスクリームや
シャーベットができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このように従来の氷菓
製造器は、準備や後始末をするのに際して、冷却ポット
を外装ケースに出し入れしたり、蓋体やハンドルを着脱
する煩わしさがあった。とりわけ冷却ポットを冷凍庫か
ら取り出して外装ケースにセットする際には、冷却ポッ
トの表面が非常に冷たくなっているために素手で直接持
つことができず、取り扱いに注意を要した。おいしいア
イスクリームやシャーベットを作るためには、材料の割
合を変えたりして何度も作ってみる必要があるが、準備
に時間が掛かるし面倒だから、熟練するまで繰り返し使
用する人は稀であった。またこうした氷菓製造器は、ほ
とんど夏場にしか使用されないもので、台所に出してお
くと邪魔になるし、ハンドルを折らす危険性もあるか
ら、使わない時は箱に収めて押し入れの中などに仕舞わ
れる。いったん仕舞ってしまうと、次のシーズンになっ
ても再び使われることは少ない。 【0004】本発明は以上に述べたような実情に鑑み、
とにかく簡便に使用することのできる氷菓製造器の提供
を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに本発明の氷菓製造器は、二重構造の壁の間に蓄冷材
を封入した有底筒形の容器体と、容器体の開口を塞ぐ蓋
体と、容器体内で回転する撹拌羽根とを備え、撹拌羽根
の回転軸が蓋体の中央部に固定してあり、蓋体を手で回
転させると撹拌羽根が一緒に回転することを特徴とす
る。 【0006】以上の構成となった本発明の氷菓製造器
は、ハンドルを設けずに、蓋体とともに撹拌羽根を回転
させることにしたので、部品を組み立てたり分解したり
といったことを一切しなくてよく、いたって簡便に使用
できる。またハンドルが無いと、邪魔になるものがない
から収納がしやすい。アイスクリーム等を作るのに、撹
拌羽根を連続的に回し続けることは必ずしも必要ではな
く、間欠的にでも撹拌できれば問題はないので、本発明
の氷菓製造器によっても確実にアイスクリーム等を作る
ことができる。また、蓋体を手で上から押えながら回す
ことで、材料が固化して撹拌羽根の回転が重くなっても
容易に回転できる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の氷菓製造器の実施
形態を示す縦断面図であり、図2はその分解斜視図であ
る。図に示すようにこの氷菓製造器は、持ち手6の付い
たカップ状の容器体2と、容器体2の上部開口に被せる
蓋体3と、蓋体3の下面から容器体内部に垂下して設け
た撹拌羽根4とからなる。容器体2の容積は200cc
程で、一人分のアイスクリームやシャーベットを作り、
スプーンですくってそのまま食べたり、軟らかい内にス
トローですすって飲んだりするのに好適なものとなって
いる。 【0008】容器体2は、外容器7と内容器8を互いの
ネジ部9で嵌合させて合体し、壁を二重に形成してあ
る。二重になった壁と壁の間の空間には蓄冷剤1を封入
してある。外容器7と内容器8は合成樹脂の成形品であ
り、より詳しく言えば外容器7の材質はポリプロピレ
ン、内容器8の材質はポリエチレンとしてある。内容器
8の肉厚を極力薄くすることで、容器体に入れたアイス
クリーム等の材料が効率良く冷却されるようにしてい
る。また内容器8は、周壁の上部を山形に折り返すとと
もに、その外周に蓋体3が乗っかるツバ状部10を形成
してある。外容器7には、持ち手6と脚11が一体に形
成してある。蓄冷剤は、−15℃〜−5℃で凍結・解凍
するような周知のものから選択して使用している。 【0009】蓋体3は、容器体2に上から被せ、手で軽
く回転できるようになっている。蓋体3の周囲には、滑
り止めのための凸条12が設けてある。蓋体3の上面に
はストローを差すための孔13を空け、ゴム製の栓体1
4で塞いである。また蓋体3の下面側中央部には、円筒
状となった軸固定部15を有する。 【0010】撹拌羽根4は、回転軸5と上下2枚の羽根
16を一体に形成した樹脂製の部品であり、回転軸5の
軸端を蓋体の軸固定部15に差し込んで固着し、蓋体3
と一体になっている。回転軸5は、軸固定部15に図1
に示すように突起と溝を嵌合させて単に差し込んだだけ
でも良いが、ネジを切って螺合させたり、接着剤で接合
しても良い。回転軸5の下端部は、内容器8の底に形成
した凹部17に保持される。2枚の羽根16は、図2に
示すように回転軸5に傾いて付いており、先端が内容器
8の内面に僅かな隙間を空けて近接している。蓋体3を
手で右回りに回すと撹拌羽根も一緒に回転し、内容器8
の壁面に凍って付着したアイスクリーム等の材料18が
羽根16によって掻き取られる。掻き取られた固化物
は、羽根16の上面に乗って上の方に移動し、そうして
材料はすこしずつ凍りながら全体的に撹拌される。材料
が内容器8の壁に凍り付くのには少し時間がかかるの
で、撹拌羽根4を間欠的にゆっくり回転させる方が、連
続的に回転させるよりもかえって効率が良い。撹拌羽根
4は一定の向きに回すばかりでなく、正逆方向に回転さ
せても撹拌できるし、また、容器自体を揺すっても材料
を撹拌できる。 【0011】このような構成となった氷菓製造器の使用
方法を以下に述べる。まず容器体2を冷凍庫に入れ、蓄
冷剤1が凍結するまで十分に冷やす。その後、容器体2
を冷凍庫から取り出し、用意しておいたアイスクリーム
の材料18を容器体2の中に入れる。容器体2は合成樹
脂製で、しかも持ち手6が付いているので、素手で容易
に持つことができる。続いて、撹拌羽根4と一体となっ
た蓋体3を容器体2に上から被せる。あとは蓋体3を時
々手で回して材料18を撹拌させれば、材料が徐々に凍
って10分程でアイスクリームが出来上がる。出来たア
イスクリームは他の容器に移して食べても良いが、容器
体2に入れたままでスプーンですくって食べることもで
きる。また、完全に固まる前のどろどろした状態のもの
をストローで飲んでも良い。 【0012】 【発明の効果】本発明の氷菓製造器は、ハンドルを設け
ずに、蓋体とともに撹拌羽根を回転させることにしたの
で、部品を組み立てたり分解したりといったことを一切
しなくてよく、いたって簡便に使用できる。また、蓋体
を手で上から押えながら回すことで、材料が固化して撹
拌羽根の回転が重くなっても容易に回転できる。またハ
ンドルが無いことで、どこに置いても邪魔にならない
し、携帯にも便利である。
である。 【図2】本発明の氷菓製造器の実施形態を示す分解斜視
図である。 【図3】従来の氷菓製造器を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 蓄冷剤 2 容器体 3 蓋体 4 撹拌羽根 5 回転軸
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 二重構造の壁の間に蓄冷剤(1)を封入
した有底筒形の容器体(2)と、容器体の開口を塞ぐ蓋
体(3)と、容器体内で回転する撹拌羽根(4)とを備
え、撹拌羽根の回転軸(5)が蓋体の中央部に固定して
あり、蓋体(3)を手で回転させると撹拌羽根(4)が
一緒に回転することを特徴とする氷菓製造器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007781A JP3640642B2 (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | 氷菓製造器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007781A JP3640642B2 (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | 氷菓製造器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003204760A true JP2003204760A (ja) | 2003-07-22 |
JP3640642B2 JP3640642B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=27646208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002007781A Expired - Fee Related JP3640642B2 (ja) | 2002-01-16 | 2002-01-16 | 氷菓製造器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3640642B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITUD20090070A1 (it) * | 2009-04-03 | 2010-10-04 | Longhi Appliances S R L Con So Cio Unico De | Macchina di tipo domestico per produrre gelato |
WO2013128708A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 麒麟麦酒株式会社 | 冷却泡立て器 |
GB2578094A (en) * | 2018-10-09 | 2020-04-22 | Par2 Ltd | Manual Milk-Frother |
-
2002
- 2002-01-16 JP JP2002007781A patent/JP3640642B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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ITUD20090070A1 (it) * | 2009-04-03 | 2010-10-04 | Longhi Appliances S R L Con So Cio Unico De | Macchina di tipo domestico per produrre gelato |
WO2013128708A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 麒麟麦酒株式会社 | 冷却泡立て器 |
JP2013176326A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Kirin Brewery Co Ltd | 冷却泡立て器 |
GB2578094A (en) * | 2018-10-09 | 2020-04-22 | Par2 Ltd | Manual Milk-Frother |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3640642B2 (ja) | 2005-04-20 |
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