JP3063826U - 冷菓製造器 - Google Patents

冷菓製造器

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JP3063826U JP1999003565U JP356599U JP3063826U JP 3063826 U JP3063826 U JP 3063826U JP 1999003565 U JP1999003565 U JP 1999003565U JP 356599 U JP356599 U JP 356599U JP 3063826 U JP3063826 U JP 3063826U
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cold storage
container
storage container
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frozen dessert
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JP1999003565U
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▲昇▼ 高見沢
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Fuji Bellows Co Ltd
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Fuji Bellows Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷菓製造器において、保冷持続性を高める為
の改良に係わる冷菓製造器を提供する。 【構成】 2層の間隙に畜冷剤1aの充填封印した筒状
の有底で、その対向側が開口する畜冷容器1と、それに
連係する取っ手2を具備したリング体3に接合する蓋5
と、前記畜冷容器1の内部空間で回動自在でなる攪拌羽
根6が設けられ、この攪拌羽根6が蓋5の軸受部4を介
在して手回し可能なハンドル7で畜冷容器1に注がれる
冷菓材料を攪拌する冷菓製造器において、前記畜冷容器
1を巻装する外装容器8を設けて、それは2層で層間に
所定の間隙を設けて、その間隙には底体9で対向面が開
口する断熱部材10が詰め込まれた外装容器8の開口底
を密封する底蓋11を設けて、冷凍室で冷やした畜冷容
器1が外装容器8にセットした後に畜冷容器1の保冷効
果の持続を高める構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は家庭でアイスクリームやシャーベットをつくる冷菓製造器の改良に 関する。詳しくは、冷菓製造器に使われる蓄冷容器を断熱用の外装容器に差込み 自在にし保冷持続性を高めた冷菓製造器に関する。
【0002】
【従来の技術】
此の種の従来の技術として、実開昭58−158688号公報によって開示さ れるが、図4にて説明するに、即ち、金属製加工の2層の間隙に蓄冷剤1a封印 密閉した筒状の有底でその対向側が開口する蓄冷容器1と、それに連係するリン グ体3’と中央部に軸受部4の孔を開口した前記リング体3’に接合自在でなる 蓋5’と、前記蓄冷容器1の内部空間に冷菓材料を詰込んだ中で回動自在でなる 撹拌羽根6が蓋5’の軸受部4を介在して手回しの出来るハンドル7かせ連係し ていることで、外装容器8’に差込んだ後に、前記蓄冷容器1に攪拌羽根6をセ ットした後に、リング体3’わ外装容器8’に係合して固定し、このリング体3 ’前記蓄冷容器1を移動しない程度に固定し、更に、このリング体3’は攪拌羽 根6の軸部を貫通させた蓋5’と嵌着自在にセッティングされて、手回し用のハ ンドル7が蓋5’の外部に露出して、攪拌羽根6と一体的に回動可能に構成して いる。
【0003】 このように、上記する冷菓製造器は、蓄冷剤1aの入った蓄冷容器1の単体を 冷凍室で冷凍後に、冷凍材料を適当に入れて、外装容器8’の中で攪拌羽根6を 手回しすることで、冷凍材料を徐々冷結させて全体を適当な硬さを見計らってア イスクリームやシャーベットを作っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述する従来技術の場合は、利用者はアイスクリームやシャーベ ットを手回しで冷結させる時に、片手で外装容器を動かないように押さえて、他 の片手でハンドルを回す作業のため、短時間に冷結させてアイスクリームやシャ ーベットを作るのが望まれるが、長時間手回しを適当なスピードで回さなければ ならないという課題がある。
【0005】 また、特に夏場での常温が高いため、折角冷凍した蓄冷容器1の熱の発散が早 くなり、ハンドルの回す時間が必要以上に伸びることで、労力をいるばかりでな くアイスクリームの出来損ないが出来るなどの失敗で終わるなどの不具合が課題 として残る。
【0006】 このように、手回しの労力を軽減し、冷菓の生成時間を短縮の出来る冷菓製造 器を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上述する欠点ともなる課題を解決するため、図1、図3で述べる ように、蓄冷剤1aを充填封入して成るアルミ製の2層で出来た蓄冷容器1を二 重容器1を二重容器空間内に例えば発泡スチロールなどの断熱性のすぐれた断熱 部材10を詰め込んで構成した外装容器8に嵌着している。
【0008】 このように、蓄冷剤1aを充填封入した蓄冷容器1を断熱性をかねた外装容器 8と組合せることで、蓄冷容器1の放熱を防止することで、初期の冷凍温度を持 続させる構成にしたものである。
【0009】 そしてまた、図2で述べるように、ハンドル7と攪拌羽根6を取り除いて夏場 の氷を長時間保持出来るペールやビールやワインなどの夏場での飲み物を冷たい おいしい状態でキープするテーブルで使用の出来るボトルクーラーなどの効果的 な利用方法に拡大している。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下に図示の実施例に基づいて、本考案を更に詳細に説明する。 図1、図3で示すようにアルミ製の材質で内外の2層の間隙に蓄冷剤1aを充填 するが、例えば本実施例では蓄冷剤1aは、チルファスト液体を使っているが、 炭酸水素カリウム水溶液に対して、エチルアルコールを添加混合して、蓄冷剤1 aを作っているのが一般的である。
【0011】 上記する蓄冷剤1aの充填した密閉された蓄冷容器1は有底でコップ状でその 有底の対向側は冷菓材料を投入、冷菓を取出し、冷菓材料を攪拌羽根6の出し入 れする開口部を構成し、それ自体の蓄冷容器1は持ち運びして家庭の冷凍室にい れて空容器の状態で数時間冷却し冷凍後は外装容器8にセッティングされる。
【0012】 このように、蓄冷剤1をセッティングする外装容器8は二重の構造からなる成 形品で一体構成され、上記する蓄冷容器1が収納出し入れ自在な開口部を持ち、 外装容器8の蓄冷容器1が接合する外装内側8aと所定の間隙を持って外装内側 8aと一体構成して外装外側8bからなる。
【0013】 そして、外装内側8aの有底部の対向面は開口部でそれに二重外装外側8bの 底面は開放され、この開放部から例えば発泡スチロール製のコップ形状の断熱部 材10がつめ込まれる。
【0014】 このように前記断熱材10は本実施例では発泡スチロールをコップ形状に成形 して外装容器8に詰め込んでいるが、他の断熱材でもよい。
【0015】 上記する断熱材は、詰め込んだ外装容器8からはみ出さないように外装外側8 bの開口部を封印するための底蓋11によって密閉される。
【0016】 この密閉構造は本実施例では、底蓋11の中央部に設けた止めネジによって外 装内側に一体構成で設けたボス8cにネジ止め固定される。
【0017】 そしてまた、上記のように構成する二重構造は蓄冷容器1と外装容器8は、夫 々の上部に開口する側面につきあてるリング体3を結合される。この場合リング 体3は着脱自在に外装容器8に係合されることで、利用者が取っ手2を持って、 冷菓製造器本体を移動することが出来る。
【0018】 また、上記するリング体3は、そのリング体3の開口部を封印する円体の蓋5 が嵌合して取り外し自在に出来、その蓋5の中央には、軸受部4が開口しその孔 に攪拌羽根6の先端部の軸部6aが回動自在に係合する。
【0019】 このように冷菓材料を攪拌するための2枚羽根付の攪拌羽根6は蓄冷容器1の 内部にセッティングされることで、蓋5の申央に回動自在に係合する攪拌羽根6 の軸部6aに外部から差込んで利用者が手でまわすためのハンドル7が具備され る。
【0020】 次に、他の実施例を図2で示すに、前記する蓄冷容器1に冷凍材料を入れて、 その材料をアイスクリームにするために攪拌する2枚羽根付の攪拌羽根6とそれ に嵌合して利用者が回動させるハンドル7を本考案での冷菓製造器から取り除く ことで他の利用方法としての容器に変身するが、この場合蓋5の中央部に開口し た孔を蓋するための摘み5aが接合する。
【0021】 このように、上記する容器は、ワインやビールなどをひやしておいしく飲む為 に冷やした蓄冷容器1の空間部に保管しておくことが出来るボトルクーラーとし て利用することが出来る。
【0022】 また、冷やした蓄冷容器1の空間部に冷蔵庫などでつくられた氷を保管してお まことの出来るアイスペールとして利用することが出来る。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成、作用するもので次の優れた効果を奏する。 図1、図3で述べるように、冷凍室で冷凍する蓄冷剤の封入密閉された蓄冷容器 を断熱材の詰め込まれた外装容器に嵌着接合しているため蓄冷容器は真夏の室温 の高い場所での使用時でもさめにくいため、短時間にアイスクリームやシャーベ ット作りの出来る冷菓製造器を提供出来る。
【0024】 また、アイスクリーム作りやシャーベット作りをしていない場合は、ワインや ビールなどの飲みものを蓄冷容器を冷凍室で冷却した後に長時間にわたって収納 して冷やしておくことの出来るボトルクーラーとしての利用が出来、且つまた、 蓄冷容器の空間部に氷の塊を収納して長時間にわたって解けることのないアイス ペールの容器として利用の出来る冷菓製造器を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案での第1実施例に係わる全体斜視図であ
る。
【図2】本考案での第2実施例での一部断面を示す全体
図である。
【図3】本考案での第1実施例での一部断面を示す全体
図である。
【図4】従来技術での一部断面を示す全体図である。
【符号の説明】
1. 蓄冷容器 1a. 蓄冷剤 2.2’.取っ手 3.3’.リング体 4. 軸受部 5.5’.蓋 5a. 摘み 6. 攪拌羽根 6a. 軸部 7. ハンドル 8.8’.外装容器 8a. 外装内側 8b. 外装外側 8c. ボス 9. 底体 10. 断熱部材 11. 底蓋 11a. 止めネジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2層の間隙に蓄冷剤(1a)を充填封印
    した筒状の有底でその対向側が開口する蓄冷容器(1)
    と、それに連係する取っ手(2)を具備したリング体
    (3)と、中央部に軸受部(4)を開口した前記リング
    体(3)と、に接合する蓋(5)と、前記畜冷容器
    (1)の内部空間で回転自在でなる攪拌羽根(6)が設
    けられ、この攪拌羽根(6)が蓋(5)の軸受部(4)
    を介在して手回し可能なハンドル(7)で蓄冷容器
    (1)に注がれる冷菓材料を攪拌する冷菓製造器におい
    て、前記蓄冷容器(1)を巻装する外装容器(8)を設
    けて、それは2層で層間に所定の間隙を設けて、その間
    隙には、底体(9)で対向面が開口する断熱部材▲10
    ▼がつめ込まれた外装容器(8)の開口底を密封する底
    蓋▲11▼を設けて、冷凍室で冷やした蓄冷容器(1)
    が外装容器(8)にセットした後に蓄冷容器(1)の保
    冷効果の持続を高めることを特徴とする冷菓製造器。
  2. 【請求項2】 上記において、蓄冷容器(1)の内部空
    間で回動自在でなる攪拌羽根(6)を除外し、蓋(5)
    の軸受部(4)を介在して、手回し可能なハンドル
    (7)を除外し、蓋(5)の中央部に開口する軸受部
    (4)に、摘み(5a)を圧入して保冷器としての機能
    に転用可能にしたことを特徴とする請求項1記載の冷菓
    製造器。
JP1999003565U 1999-04-14 1999-04-14 冷菓製造器 Expired - Lifetime JP3063826U (ja)

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